JP2004353357A - 二重管削孔装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アウタケーシング、二重管スイベル間の分離の際における、拡径ビット、アウタケーシング先端の安全性確保、およびその作業性向上をはかる。
【解決手段】本体ロッド34、およびスライドロッド36を有した、伸縮可能な管状体としてなるインナ用のジョイントユニット38と、このジョイントユニットの短縮時の長さに対応した、このジョイントユニットを離間包囲可能なアウタ用の管状アダプタ40との組み合わせとしてなる補設二重管42が、二重管スイベル22と既設二重管16との間に介在されている。そして、本体ロッド34、スライドロッド36間をその係合のもとで伸縮移動不能とするロック手段のロックのもとで、その短縮状態からのジョイントユニット38の伸長を規制可能とするとともに、このロック手段のロック解除により、ジョイントユニットの伸長を保障可能としている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、拡径ビットをその先端に有する流体式ハンマを、アウタケーシング内に配設するとともに、この流体式ハンマを支持するインナロッドに、回転駆動機構部からの回転力を付与する、拡径ビット方式での二重管削孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地盤、あるいは岩盤等(地盤等)に対する削孔方法の一つとして、たとえば、ケーシングパイプと中空のインナロッドとによる、いわゆる二重管削孔があり、この二重管削孔を行う二重管削孔装置として、たとえば、回転駆動機構部による回転力に加え、アウタケーシング内に配設した流体式ハンマによる打撃力をその先端のビットに付与可能としたものが知られている。そして、その回転方向によって拡径、縮径の切換えられる、いわゆる拡径ビットを流体式ハンマの先端に配した構成が、たとえば特開平5−231085号公報等において開示されている。
【0003】
なお、この流体式ハンマとしては、エア式のダウンザホールハンマが一般的に使用され、このハンマの駆動源となる圧縮空気の供給路として、インナロッドが兼用されている。
【0004】
この拡径ビットの縮径時の外径は、アウタケーシングの内径より小径とされ、この縮径時に、アウタケーシング内でのダウンザホールハンマの挿通、あるいはアウタケーシングに対するインナロッドの引き上げに伴うアウタケーシング内への拡径ビットの収容等が行われる。そして、回転駆動機構部による、その掘削方向への回転駆動のもとで、拡径ビットは拡径され、この拡径ビットの回転外径がアウタケーシングの外径よりも大きく設定されることで、この拡径ビットの掘削進行に追従したアウタケーシングの進行が確保可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、二重管による削孔時においては、その削孔の進行に合わせて、単体の二重管がその都度増設される。通常は、既設二重管と回転駆動機構部側に設けられた二重管スイベルとの間を一旦切り離し、その間に単体の二重管、つまりインナロッド、およびアウタケーシングをそれぞれ介在、接続することによって、既設二重管に対する増設二重管の継ぎ足しは行われる。
【0006】
ここで、この既設二重管、二重管スイベル間の切り離し作業は、通常、以下の手順によって行われる。
【0007】
この既設二重管、二重管スイベル間の切り離しに当たっては、通常、アウタケーシング、二重管スイベル間の切り離しが先行して行われる。そして、アウタケーシング、二重管スイベル間の接続は、対応するねじ部間の螺合接続であるため、この間の切り離しは、このねじ部間の螺退分離のもとで行われる。
【0008】
このアウタケーシング、二重管スイベル間の螺退分離に当たっては、二重管スイベルが、アウタケーシングに対して螺退されるため、未だ二重管スイベルに接続されているインナロッドは、この二重管スイベルの螺退に伴ってその螺退対応量だけ引き上げられることになる。つまり、このアウタケーシング、二重管スイベル間の螺退分離に当たっては、この螺退分離に伴うインナロッドの引き上げを考慮することが要求される。
【0009】
通常は、孔底に拡径ビットを押し付けた状態における、この拡径ビットの回転(逆転)による縮径の後、つまり、アウタケーシング内への拡径ビットの引き込みを保障可能とした後に、このアウタケーシング、二重管スイベル間の螺退分離は行われる。しかし、孔底に滞留した削孔スライム等によってこの拡径ビットの縮径が阻害された場合、拡径状態の拡径ビットがケーシング先端に係合し、二重管スイベル螺退時における引張トルクのもとで、拡径ビットがアウタケーシングの先端に圧接されるため、アウタケーシングの損傷、および拡径ビットの損傷等が発生することは避けられない。
【0010】
また、拡径ビットがアウタケーシングの先端に係合すると、それ以上のインナロッドの引き上げ、つまりアウタケーシングに対する二重管スイベルの螺退が阻害されるため、その切り離し作業自体が困難となる。
【0011】
しかしながら、公知の構成においては、拡径ビットが確実に縮径されたか否かを外部から判断することは容易でなく、通常は、アウタケーシングからの二重管スイベルの螺退分離ができたか否かの結果によって判断するしかないのが現状であることから、公知の構成では、その安全性、および作業性等の点において劣るといわざるを得ない。
【0012】
この発明は、アウタケーシング、二重管スイベル間の分離の際における、拡径ビット、アウタケーシング先端の安全性確保、およびその作業性向上をはかる二重管削孔装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明の請求項1に係る二重管削孔装置によれば、貫通路を有する中空の本体ロッド、および回転規制を伴ってこの本体ロッド内に部分的に遊挿されたスライドロッドを有した、伸縮可能な管状体としてなるインナ用のジョイントユニットと、このジョイントユニットの短縮時の長さに対応した、このジョイントユニットを離間包囲可能なアウタ用の管状アダプタとの組み合わせとしてなる補設二重管が、二重管スイベルと既設二重管との間に、インナロッド、およびアウタケーシングと二重管スイベルとに対する各対向ねじ部間の螺合接続のもとで介在されている。そして、本体ロッド、スライドロッド間をその係合のもとで伸縮移動不能とするロック手段のロックのもとで、その短縮状態からのジョイントユニットの伸長を規制可能とするとともに、このロック手段のロック解除により、ジョイントユニットの伸長を保障可能としている。
【0014】
また、この発明の請求項2においては、ジョイントユニットのスライドロッドのうちの、本体ロッド内に遊挿される二重管スイベル側の細軸部分を、その軸線方向に延びた放射状の線状突起をその周面に有してなるスプライン軸とし、このスプライン軸に対応するスプライン溝をその内周面に有したアダプタを、本体ロッドのインナロッド側端部に固定的に配することにより、本体ロッドに対するスライドロッドの回転規制を確保可能としている。
【0015】
さらに、この発明の請求項3においては、スライドロッドのスプライン軸が、その一円周方向に部分的に突出した円周突起を有して形成されるとともに、本体ロッドのアダプタが、このスプライン軸の円周突起の嵌入可能な嵌合凹部を、そのスプライン溝に連続して有してなり、この円周突起と嵌合凹部との組み合わせが、そのロック手段として具体化されている。そして、このロック手段のロック方向を、拡径ビットの拡径回転方向に一致させることにより、拡径ビットの縮径に伴ったロック手段のロック解除を確保可能とするものとしている。
【0016】
また、この発明の請求項4においては、アウタ用の管状アダプタに設けられた、軸線に対する直交方向での貫通孔と、スライドロッドの周面に設けられたその円周方向でのロック溝と、管状アダプタ外方からの貫通孔を介した貫通により、スライドロッドのロック溝に挿通、係合されるロックピンとの組み合わせをロック手段として具体化している。
【0017】
そして、この発明の請求項5においては、スライドロッドの、二重管スイベル側端部に、その周りを封止するシール部材を固定的に配することにより、本体ロッド内における、スライドロッド周りからの流体の漏出を防止可能としている。
【0018】
さらに、この発明の請求項6においては、シール部材が、スライドロッドに環装可能な略筒状の本体と、この本体周りに装着されたOリングとの組み合わせとして具体化されている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
図1、図2に示すように、この発明に係る二重管削孔装置10においては、中空のインナロッド12、およびその周りを離間包囲するアウタケーシング14の組み合わせとして既設二重管16が、削孔装置本体18の回転駆動機構部20に設けられた二重管スイベル22に対して連結、支持されている。そして、アウタケーシング14内の流体式ハンマ24に拡径ビット26を設けた、いわゆる拡径ビット方式によるものとして、この二重管削孔装置10は具体化されている。
【0021】
削孔装置本体の回転駆動機構部20は、たとえば、二重管スイベル22の中空回転体28を回転駆動可能に形成されており、この回転駆動機構部からの回転力の付与により、インナロッド12はその駆動方向に回転される。
【0022】
なお、この種の削孔装置本体18としては、二重管削孔用の一般的なロータリー式ボーリングマシン等が例示できる。
【0023】
そして、この発明の二重管削孔装置10においては、回転駆動機構部20からの回転力に加え、インナロッド12の先端部に配された流体式ハンマ24による打撃力を拡径ビット26に付与することにより、その回転、および打撃の双方による削孔推進が確保されている。
【0024】
アウタケーシング14内に配設されるこの流体式ハンマ24としては、たとえば、圧縮空気、あるいは高圧水等の流体を駆動源とするダウンザホールハンマが利用でき、これらの流体は、コンプレッサー、あるいは高圧ポンプ等の流体供給源30から二重管スイベル22を介し、この二重管スイベルの中空回転体28からインナロッド12内の流路を通って、その先端部の流体式ハンマに供給される。
【0025】
なお、アウタケーシング内の流体式ハンマによる打撃力を回転駆動機構部による回転力に加えてビットに付与することで、そのビットによる削孔をはかる二重管削孔装置の基本的な構成自体は、たとえば特開平5−231085号公報等に開示された通り公知であるため、この基本的な構成に対する詳細な説明は、ここでは省略するものとする。
【0026】
この、流体式ハンマ24に設けられる拡径ビット26は、図1に示すようにアウタケーシング14の先端外方に突出して設けられる。そして、この拡径ビット26は、その回転方向によって拡径、縮径を切換えるものとして構成されている。
【0027】
この拡径ビット26は、アウタケーシング14の内径より小さい、図1に一点鎖線で示すような縮径状態からの特定方向、たとえば実線矢印方向での回転によって、図1に実線で示す、アウタケーシングの外径より大きい回転外径に拡径するものであり、その拡径回転方向は、回転駆動機構部20(図2参照)から二重管スイベル22を介してインナロッド12に付与される削孔回転方向として規定される。
【0028】
そして、この拡径ビット26においては、インナロッド12が、拡径回転方向とは逆の方向(図1中の一点鎖線矢印方向)に回転(逆転)すれば、その外径は、アウタケーシング14の内径より小さく縮径される(図1の一点鎖線参照)。
【0029】
なお、この種の拡径ビット26自体はこの発明の趣旨でなく、また、この拡径ビットとしては市販の公知のものが利用できるにすぎないため、この拡径ビットの詳細は、ここでは説明しない。
【0030】
ところで、この種の二重管削孔装置10において使用される二重管、つまりインナロッド12、およびアウタケーシング14は、特定長の単体としていずれも形成され、これら単体を削孔32の掘削深度に合わせて適宜継ぎ足すことで、掘削深度に対応した長さの二重管の構築がはかられる。
【0031】
この二重管の増設、つまり削孔内に挿入された既設二重管16に対する増設二重管の継ぎ足しは、通常、既設二重管から二重管スイベル22を一旦切り離した後に、この既設二重管と二重管スイベルとの間に対して行われる。
【0032】
ここで、図1を見るとわかるように、この発明においては、中空の本体ロッド34、および回転規制を伴ってこの本体ロッド内に部分的に遊挿されたスライドロッド36を有した、伸縮可能な管状体としてなるインナ用のジョイントユニット38と、このジョイントユニットの短縮時の長さに対応した、このジョイントユニットを離間包囲可能なアウタ用の管状アダプタ40との組み合わせとしてなる補設二重管42が、二重管スイベル22と既設二重管16との間に、インナロッド12、およびアウタケーシング14と二重管スイベルとに対する各対向ねじ部間の螺合接続のもとで介在されている。
【0033】
図3に加えて図4を見るとよくわかるように、このジョイントユニットの本体ロッド34は、貫通路44を有した中空体としてなり、その二重管スイベル側の端部(図中右端部)が、二重管スイベルの中空回転体28に設けられためねじ部28aに対応するおねじ部34aとして形成されている。そして、この本体ロッド34に部分的に遊挿されるスライドロッド36が、既設二重管のインナロッド12のおねじ部12aに対応するめねじ部36aを、そのインナロッド側の端部(図中左端部)に有することで、この本体ロッド34とスライドロッドとの組み合わせを有するジョイントユニット38が、インナロッド、二重管スイベル間に、そのねじ部間の螺合接続のもとで介在される、伸縮可能な管状体として形成されている。
【0034】
ここで、この発明においては、ジョイントユニットのスライドロッド36のうちの、本体ロッド34内に遊挿される二重管スイベル側の細軸部分36bが、その軸線方向に延びた放射状の線状突起46をその周面に有してなるスプライン軸として形成されている。そして、このスプライン軸(細軸部分)36bの線状突起46に対応するスプライン溝48をその内周面に有したアダプタ50が、本体ロッド34のインナロッド側端部(図中左端部)に固定的に配されている。
【0035】
なお、本体ロッド34に対するアダプタ50の固定的な配設は、たとえば、本体ロッドに設けられためねじ部34bに対するおねじ部50aの螺合接続のもとで行われる。
【0036】
このような構成によれば、本体ロッド34に対するスライドロッド36の進退移動は容易に確保される。つまり、ジョイントユニット38としての伸縮性能が、これによれば容易に確保可能となる。
【0037】
そして、スプライン軸の線状突起46とスプライン溝48との係合のもとで、たとえば本体ロッド34に対するスライドロッド36の回転が確実に規制可能となる。つまり、この構成によれば、伸縮可能な管状体としてなるジョイントユニット38における、本体ロッド34、およびスライドロッド36の一体回転が容易に確保可能となる。
【0038】
ここで、図3を見るとわかるように、このジョイントユニット38においては、本体ロッド内でのスライドロッド周りを封止するシール部材51が、スライド36のスプライン軸36aの端部(二重管スイベル側端部)36bに固定的に配されている。
【0039】
このシール部材51として、たとえば、スライドロッド36の二重管スイベル側端部に環装可能な略筒状の本体52と、環状凹部52aへの嵌着のもとで、この本体周りに装着されたOリング54との組み合わせが例示でき、このOリングを本体ロッドの貫通路44に摺接させることによって、本体ロッド内における、スライドロッド周りからの流体の漏出が防止可能となる。
【0040】
なお、このシール部材51は、たとえば、スライドロッドの細軸部分36bの端部に対する、その外端側でのストッパリング56の螺着のもとで、このスライドロッド36に固定される。
【0041】
このような構成によれば、ジョイントユニット38が本体ロッド34とスライドロッド36との組み合わせを有する伸縮可能な管状体であるにも拘らず、その内部を流動する流体の漏出は確実に防止可能となる。
【0042】
なお、この実施の形態においては、略筒状の本体52とOリング54との組み合わせをシール部材51として具体化しているが、本体ロッドの貫通路44内でのスライドロッド36周りを、流体の漏出を防止可能に封止すれば足りるため、これに限定されるものではない。
【0043】
しかしながら、このようなシール部材51であれば、構成の複雑化を伴うことなく、その確実な封止が容易に確保可能となる。そして、このような、スライドロッドの細軸部分36b周りに略筒状の本体52を配する構成であれば、ストッパリング56により固定されたこの本体が、本体ロッド端部のアダプタ50に係合されるストッパとして機能するため、この本体ロッドからのスライドロッド36の脱落も十分に防止可能となる。
【0044】
ところで、ジョイントユニット38が常に伸縮自在であると、アウタケーシング14に対するインナロッド12の進退時、その円滑、かつ確実な進退移動が得られなくなる虞がある。そこで、この発明においては、ジョイントユニット38にロック手段58を設け、このロック手段のロック、ロック解除の切換えのもとで、ジョイントユニットに対する伸縮の制御を行うものとしている。
【0045】
図3、図4に示すように、このロック手段58としては、たとえば、スライドロッドのスプライン軸(細軸部分)36bに設けられたその一円周方向に部分的に突出した線状突起46の円周突起60と、円周突起の嵌入可能な、本体ロッドのアダプタ50に設けられた嵌合凹部62との組み合わせが例示できる。そして、この構成においては、この円周突起60と嵌合凹部62との係合方向、つまりロック手段58のロック方向が、拡径ビット26(図1参照)の拡径回転方向に一致するものとして具体化されている。
【0046】
なお、このロック手段58によるロック位置は、本体ロッド34に対するスライドロッド36の挿入限度位置、つまりジョイントユニット38の短縮状態として具体化できる。
【0047】
つまり、この構成においては、スライドロッド36の回転を規制した状態で、拡径ビット26の拡径回転方向への回転力を本体ロッド34に付与することにより、ロック手段58はロックされ、ジョイントユニット38は、このロック手段のロックのもとで伸長規制される。そして、拡径ビット26の拡径回転方向とは逆方向に本体ロッド34を回転(逆転)させれば、このロック手段58のロック解除により、ジョイントユニット38の伸長規制は解除され、そのスライドロッド36のフリーなスライドが確保可能となる。
【0048】
なお、この構成においては、このロック手段58のロック、ロック解除に要するストローク分だけの、本体ロッド34、スライドロッド36の相互間での回動が要求されることから、スプライン軸の線状突起46、およびスプライン溝48の幅は、これに応じた幅としてそれぞれ設定される。
【0049】
この構成のロック手段58を有するジョイントユニット38、およびそれに対応する管状アダプタ40を補設二重管42として設けた二重管削孔装置10における、二重管スイベル22からの既設二重管16の切り離し手順の概略を、以下に説明する。
【0050】
この切り離し作業に当たっては、まず、削孔の孔底に対する拡径ビット26の押し付けを伴った状態における、図5に示すような、本体ロッド34への、拡径ビットの拡径回転方向とは逆方向の回転力の付与のもとで、ジョイントユニットのロック手段58をロック解除させ、それによって、このジョイントユニット38のフリースライド状態を確保する。そして、この状態でアウタ用の管状アダプタ40をその螺退方向に回転させれば、図6に示すように、この管状アダプタは、既設二重管のアウタケーシング14から螺退分離される。
【0051】
このとき、フリースライド状態におけるジョイントユニット38は、スライドロッド36に対する本体ロッド34の移動のもとで伸長し、この伸長によって、アウタケーシング14からの管状アダプタ40の螺退移動を保障している。
【0052】
つまり、この構成においては、インナロッド12の引き上げを伴うことのないアウタケーシング14、管状アダプタ40間の螺退分離、ひいてはアウタケーシング、二重管スイベル22間の分離が容易に確保可能となる。
【0053】
そして、このようなアウタケーシング14からの管状アダプタ40の螺退分離後、逆回転方向への回転力をジョイントユニット38からインナロッド、つまりは拡径ビット26に付与しつつ、回転駆動機構部20のスライドのもとでの二重管スイベル22の後退により(図2参照)、管状アダプタ40、および本体ロッド34を、図7に示すようにさらに引き上げれば、ジョイントユニット38における伸長限度への到達後、既設二重管のインナロッド12は、そのアウタケーシング14から対応量だけ引き上げられることになる(図8参照)。
【0054】
なお、拡径ビット26は、その逆回転によって縮径されるため、この逆回転状態を維持しながらのインナロッド12の引き上げによれば、アウタケーシング14先端への拡径ビットの係合のないインナロッドの引き上げが容易に可能となる。
【0055】
そして、図8のようなアウタケーシング14からのインナロッド12の突出状態で、このインナロッドの切欠き64に把持手段、たとえばシングルレンチ66を掛け、これでこのインナロッドを把持した状態で、このインナロッドに対してジョイントユニット38、つまりはスライドロッド36をその螺退方向に回転させることによって、図9に示すような、インナロッドからのスライドロッド、つまりジョイントユニットの分離がはかられる。
【0056】
このような、既設二重管16からの補設二重管42の分離状態において、たとえば、次の増設二重管の継ぎ足しは行われる。
【0057】
なお、増設二重管の継ぎ足し作業は、上述した切り離し作業のほぼ逆手順として行えば足りるため、この、増設二重管の継ぎ足し作業に対するここでの詳細な説明は省略するものとする。
【0058】
上記のように、この発明の二重管削孔装置10においては、既設二重管のインナロッド12と二重管スイベル22との間に、伸縮可能なジョイントユニット38が介在されているため、インナロッドの引き上げを伴うことのない、アウタケーシング14、アウタ用の管状アダプタ40間の螺退分離、つまりはアウタケーシング、二重管スイベル間の分離が可能となる。
【0059】
つまり、このアウタケーシング14、二重管スイベル22間の分離の際には、流体式ハンマ24の先端に配された拡径ビット26の拡径、縮径は問われないため、アウタケーシング先端への拡径ビットの係合等を伴うことのない螺退作業が容易に確保可能となる。
【0060】
そして、このアウタケーシング14、二重管スイベル22間の分離の後、その引き上げの可否を確認しながらインナロッド12を引き上げれば足りるため、その作業の確実性が容易に確保可能となる。
【0061】
つまり、この発明によれば、アウタケーシング14、二重管スイベル22間の分離作業時における、拡径ビット26とアウタケーシング先端との安全性の確保、およびアウタケーシングに対するインナロッド12の引き上げ作業の作業性向上が容易にはかられる。
【0062】
そして、この発明においては、伸縮可能なジョイントユニット38を、ロック手段58のもとで伸縮規制可能としているため、アウタケーシング14に対するインナロッド12の円滑、かつ確実な進退移動も容易に確保可能となり、この点においてもその作業性は向上される。
【0063】
ここで、上述したこの実施の形態においては、円周突起60と嵌合凹部62との組み合わせとして、ロック手段58が具体化されている。しかし、本体ロッド34、スライドロッド36間での相互の伸縮を規制可能とすれば足りるため、これに限定されず、たとえば、図10に示すような別体のロックピン66を有する構成を、ここでいうロック手段158として設けてもよい。
【0064】
図10に加えて図11を見るとわかるように、このロック手段158は、アウタ用の管状アダプタ40に設けられた、軸線に対する直交方向での貫通孔68と、スライドロッド36の周面に設けられたその円周方向でのロック溝70と、管状アダプタ外方からの貫通孔を介した貫通により、スライドロッドのロック溝に挿通、係合されるロックピン66との組み合わせとしてなり、ロック溝に対する挿通、係合を伴った貫通孔へのロックピンの挿通により、管状アダプタに対するスライドロッドのスライド規制を可能に構成されている。
【0065】
なお、図10に示すように、貫通孔68へのロックピン66の挿通後、その延出端の挿通孔66aに脱落防止用の係止ピン72を着脱可能に係着することにより、管状アダプタ40からのロックピンの脱落は容易に防止可能となる。
【0066】
このロック手段158によるロック、ロック解除の時期は、前述の実施の形態におけるロック手段58のロック、ロック解除と同じに行われる。つまり、アウタケーシング14に対するインナロッド12の挿通時等においては、ロックピン66の挿着によるロックが、また、アウタケーシング、二重管スイベル22間の切り離し時にはこのロックピンの取り外しによるロック解除が、それぞれ選択される。
【0067】
なお、このロックピン66を有するロック手段158を利用した場合における、アウタケーシング、二重管スイベル22間の分離作業は、貫通孔68からのこのロックピンの取り外しによるロック解除以外、前述の実施の形態と何等変わらないため、この分離作業に対する説明は、前述の説明を援用するものとして、ここでの説明は省略する。
【0068】
このロック手段158によれば、ジョイントユニット38のロック状態、およびロック解除状態が、ロックピン66の有無のもとで目視により確認できるため、その状態の明確化がはかられる。従って、その作業性、および作業の確実性が一層向上される。
【0069】
上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】
上記のように、この発明に係る二重管削孔装置によれば、既設二重管のインナロッドと二重管スイベルとの間に、伸縮可能なジョイントユニットが介在されているため、インナロッドの引き上げを伴うことのない、アウタケーシング、二重管スイベル間の分離が可能となる。つまり、このアウタケーシング、二重管スイベル間の分離の際には、流体式ハンマの先端に配された拡径ビットの拡径、縮径は問われないため、アウタケーシング先端への拡径ビットの係合等を伴うことのない螺退作業が容易に確保可能となる。
【0071】
そして、このアウタケーシング、二重管スイベル間の分離の後、その引き上げの可否を確認しながらインナロッドを引き上げれば足りるため、その作業の確実性が容易に確保可能となる。
【0072】
従って、この発明によれば、アウタケーシング、二重管スイベル間の分離作業時における、拡径ビットとアウタケーシング先端との安全性の確保、およびアウタケーシングに対するインナロッドの引き上げ作業の作業性向上が容易にはかられる。
【0073】
そして、この発明においては、伸縮可能なジョイントユニットを、ロック手段のもとで伸縮規制可能としているため、アウタケーシングに対するインナロッドの円滑、かつ確実な進退移動も容易に確保可能となり、この点においてもその作業性は向上される。
【0074】
また、スプライン軸とスプライン溝との組み合わせにより本体ロッド、スライドロッド間の回動規制を行えば、その構成の複雑化が確実に防止可能となる。
【0075】
さらに、スプライン軸の円周突起とスプライン溝の嵌合凹部との組み合わせをロック手段とすれば、この点においても、その構成の簡素化が十分にはかられる。
【0076】
そして、ロック手段を、別体のロックピンを有する構成とすれば、ジョイントユニットのロック状態、およびロック解除状態が目視により確認できるため、その状態の明確化がはかられる。従って、その作業性、および作業の確実性が一層向上される。
【0077】
また、スライドロッドの、二重管スイベル側端部に、その周りを封止するシール部材を固定的に配すれば、本体ロッド内における、スライドロッド周りからの流体の漏出が確実に防止可能となる。
【0078】
さらに、シール部材を、スライドロッドに環装可能な略筒状の本体と、この本体周りに装着されたOリングとの組み合わせとすれば、構成の複雑化を伴うことなく、その確実な封止が容易に確保可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る二重管削孔装置の、一部破断の概略側面図である。
【図2】二重管削孔装置における、削孔装置本体の概略側面図である。
【図3】二重管削孔装置における、ジョイントロッドの概略断面図である。
【図4】ジョイントロッドの、一部破断の概略分解斜視図である。
【図5】二重管削孔装置における、切り離し作業手順を示す一作業図である。
【図6】二重管削孔装置における、切り離し作業手順を示す一作業図である。
【図7】二重管削孔装置における、切り離し作業手順を示す一作業図である。
【図8】二重管削孔装置における、切り離し作業手順を示す一作業図である。
【図9】二重管削孔装置における、切り離し作業手順を示す一作業図である。
【図10】この発明の二重管削孔装置における、その一部の変形例を示す部分分解斜視図である。
【図11】この発明の変形例における、一部破断の部分平面図である。
【符号の説明】
10 二重管削孔装置
12 インナロッド
14 アウタロッド
16 既設二重管
22 二重管スイベル
24 流体式ハンマ
26 拡径ビット
34 本体ロッド
36 スライドロッド
38 ジョイントユニット
40 管状アダプタ
42 補設二重管
50 アダプタ
51 シール部材
58 ロック手段
60 円周突起
62 嵌合凹部
158 連結治具(ロック手段)

Claims (6)

  1. 中空のインナロッド、およびその周りを離間包囲するアウタケーシングの組み合わせとしてなる既設二重管が、削孔装置本体の回転駆動機構部に対し、インナロッド内への流体の供給口となる二重管スイベルを介して接続されるとともに、その回転方向によって拡径、縮径の切換えられる拡径ビットを有した流体式ハンマが、インナロッドによる支持のもとでアウタケーシング内に配設されてなる、拡径ビット方式での二重管削孔装置であり、
    貫通路を有する中空の本体ロッド、および回転規制を伴ってこの本体ロッド内に部分的に遊挿されたスライドロッドを有した、伸縮可能な管状体としてなるインナ用のジョイントユニットと;このジョイントユニットの短縮時の長さに対応した、このジョイントユニットを離間包囲可能なアウタ用の管状アダプタと;の組み合わせとしてなる補設二重管が、二重管スイベルと既設二重管との間に、インナロッド、およびアウタケーシングと二重管スイベルとに対する各対向ねじ部間の螺合接続のもとで介在され、
    本体ロッド、スライドロッド間をその係合のもとで伸縮移動不能とするロック手段のロックのもとで、その短縮状態からのジョイントユニットの伸長を規制可能とするとともに、このロック手段のロック解除により、ジョイントユニットの伸長を保障可能とした二重管削孔装置。
  2. ジョイントユニットのスライドロッドのうちの、本体ロッド内に遊挿される二重管スイベル側の細軸部分を、その軸線方向に延びた放射状の線状突起をその周面に有してなるスプライン軸とし、このスプライン軸に対応するスプライン溝をその内周面に有したアダプタを、本体ロッドのインナロッド側端部に固定的に配することにより、本体ロッドに対するスライドロッドの回転規制をはかる請求項1記載の二重管削孔装置。
  3. スライドロッドのスプライン軸が、その一円周方向に部分的に突出した円周突起を有して形成されるとともに、本体ロッドのアダプタが、このスプライン軸の円周突起の嵌入可能な嵌合凹部を、そのスプライン溝に連続して有し、
    この円周突起と嵌合凹部との組み合わせをロック手段とし、このロック手段のロック方向を、拡径ビットの拡径回転方向に一致させることにより、拡径ビットの縮径に伴ったロック手段のロック解除を確保可能とした請求項2記載の二重管削孔装置。
  4. アウタ用の管状アダプタに設けられた、軸線に対する直交方向での貫通孔と;
    スライドロッドの周面に設けられたその円周方向でのロック溝と;
    管状アダプタ外方からの貫通孔を介した貫通により、スライドロッドのロック溝に挿通、係合されるロックピンと;
    の組み合わせをロック手段とした請求項1または2記載の二重管削孔装置。
  5. スライドロッドの、二重管スイベル側端部に、その周りを封止するシール部材を固定的に配することにより、本体ロッド内における、スライドロッド周りからの流体の漏出を防止可能とした請求項1ないし4のいずれか記載の二重管削孔装置。
  6. シール部材が、スライドロッドに環装可能な略筒状の本体と;この本体周りに装着されたOリングと;の組み合わせとして形成された請求項5記載の二重管削孔装置。
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