JP2004352175A - 情報端末、管理サーバ及び管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】近年実用化されつつある電子ナンバープレートを用いて適切に牽引車及び被牽引車を管理することができる管理システム等を提供する。
【解決手段】牽引車11に搭載された情報端末15が、牽引車11の電子ナンバープレート11aと被牽引車13の電子ナンバープレート13aとからそれぞれの電子ナンバー情報を取得し、アンテナ19を介して管理サーバ17に送信する。管理サーバ17は、受信した電子ナンバー情報を用いることにより、牽引車11と被牽引車13とを対応づけて表示部に表示する。
【選択図】図1
【解決手段】牽引車11に搭載された情報端末15が、牽引車11の電子ナンバープレート11aと被牽引車13の電子ナンバープレート13aとからそれぞれの電子ナンバー情報を取得し、アンテナ19を介して管理サーバ17に送信する。管理サーバ17は、受信した電子ナンバー情報を用いることにより、牽引車11と被牽引車13とを対応づけて表示部に表示する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、牽引車及び被牽引車を管理する管理システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
牽引車(トラクタ)が、様々な被牽引車(トレーラ)を牽引輸送することによって被牽引車に積載された様々な荷物を運ぶことが広く一般的に行われている。近年、牽引車又は被牽引車に車両運行管理装置(車両の識別情報等を送信する装置)を搭載させて車両運行管理者がそれらの車両の状態を把握できるようにし、適切な運行がなされるようにする仕組みが実現されている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の技術のように、被牽引車両に位置情報発信手段を搭載しておき、正規の牽引車以外に牽引された場合に位置情報発信手段が位置情報をサーバに送信するようにして被牽引車両を管理する技術も考えられている。
ところが、牽引車の所有業者と被牽引車の所有業者とが異なる場合も多い。そのような場合はすべての牽引車と被牽引車とに車両運行管理装置のようなものを搭載させることは難しい。そのため多くの場合、牽引車にのみ車両運行管理装置を搭載させて車両運行管理者が牽引車のみを管理し、被牽引車の管理は牽引車の運転者に任されていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−197595号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車両運行管理者が牽引車のみを管理し、被牽引車の管理は牽引車の運転者に任されていると、牽引車の運転者が間違った被牽引車を牽引車に連結させて牽引してしまい、荷物の誤配を招いたり到着の遅延を招いたりするといった問題があった。また、牽引車の運転者が正しい被牽引車を牽引車に連結したとしても、間違った場所で被牽引車を牽引車から切り離してしまい、被牽引車が行方不明になってしまうといった問題もあった。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、近年実用化されつつある電子ナンバープレートを用いて適切に牽引車及び被牽引車を管理することができる管理システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた請求項10に記載の管理システムは、請求項1又は請求項2に記載の情報端末と請求項6に記載の管理サーバとを備える。
請求項1に記載の情報端末は、牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する牽引車電子ナンバー情報取得手段と、被牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する被牽引車電子ナンバー情報取得手段と、管理サーバと通信を行う通信手段と、牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した被牽引車の電子ナンバー情報とを通信手段を介して管理サーバに送信する制御手段と、を備える。なお、電子ナンバー情報というのは、近年実用化が進められている電子ナンバープレートに備わる車両固有のIDのことである。また、被牽引車というのは、直接牽引車に連結されて牽引される車両であってもよいが、台車に乗せられて牽引される車両も含む。具体的には、例えば牽引タイプのキャリアカーに運ばれる車両が考えられる。この場合の牽引車は複数台であってもよい。
【0008】
請求項6に記載の管理サーバは、情報端末と通信を行う通信手段と、種々の情報を報知する報知手段と、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とを対応させて報知手段に報知させる制御手段と、を備える。
【0009】
このような請求項1に記載の情報端末と請求項6に記載の管理サーバとを組み合わせると、管理サーバの管理者はどの牽引車がどの被牽引車と連結されているかを把握することができる。つまり、被牽引車の管理が牽引車の運転者に任されていた従来と異なり、管理サーバの管理者が被牽引車も直接管理することができる。このため、牽引車の運転者が間違った被牽引車を牽引車に連結して牽引しているような場合には、管理サーバの管理者がその牽引車の運転者と何らかの方法で連絡をとること(例えば携帯電話に電話する等)によって間違っている旨を伝えて正しい被牽引車を牽引車に連結するように指示することができる。したがって、荷物の誤配や到着の遅延を減らすことができる。
【0010】
ところで、情報端末が牽引車と被牽引車の電子ナンバー情報を管理サーバに送信するタイミングは、例えば一定間隔毎に定期的に送信するようになっていてもよいが、請求項2に記載のようになっていてもよい。つまり、牽引車と被牽引車との連結状態を判定するする連結状態判定手段を備えるようにし、制御手段は、連結状態判定手段が牽引車と被牽引車との連結を判定すると、牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とを通信手段を介して管理サーバに送信するようになっているとよい。
【0011】
牽引車は、連結作業なくして被牽引車を取り替えることは不可能であるため、このように連結されたときに牽引車と被牽引車の電子ナンバー情報を送信するようになっていれば、最小限の通信によって牽引車と被牽引車との組み合わせを管理サーバ側では把握することができる。なお、被牽引車を牽引車から切り離した際にもその旨を管理サーバに送信するようになっているとよい。このようになっていれば連結されたタイミングだけでなく、切り離したタイミングも管理サーバ側で把握することができ、管理サーバの管理者はより詳しく被牽引車を管理することができる。
【0012】
また、請求項11に記載の管理システムのように、請求項3に記載の情報端末と請求項7に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項3に記載の情報端末というのは、当該情報端末の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段を備えており、制御手段が、牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とに加え、位置情報取得手段が取得した位置情報を前記通信手段を介して管理サーバに送信するようになっている。一方、請求項7に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した情報端末の位置情報を牽引車の電子ナンバー情報に対応させて報知手段に報知させるようになっている。
【0013】
このような管理システムであり、例えば一定間隔毎に牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっていれば、牽引車及び被牽引車の移動をトレースすることができる。また、被牽引車が牽引車に連結されたタイミングで牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっているのであれば、連結時の位置情報(すなわち被牽引車の出発地点)を管理サーバ側で把握することができる。また、被牽引車が牽引車から切り離されたタイミングで牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっているのであれば、切り離し時の位置情報(すなわち被牽引車の到着地点)を管理サーバ側で把握することができる。
【0014】
また、請求項12に記載の管理システムのように、請求項4に記載の情報端末と請求項8に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項4に記載の情報端末というのは、種々の情報を報知する報知手段を備えており、制御手段が、牽引車に連結されている被牽引車が正しい被牽引車であるか否かの情報を通信手段を介して管理サーバから受信し、その情報を報知手段に報知させるようになっている。一方、請求項8に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報との組み合わせが正しいか否かを判定し、その判定結果を通信手段を介して情報端末に送信するようになっている。
【0015】
このようになっていれば、牽引車の運転者は管理サーバの管理者から例えば携帯電話等によって連絡をもらうことなく、牽引車に連結された被牽引車の間違いを知ることができるため、迅速な車両運行を行うことができる。
また、請求項13に記載の管理システムのように、請求項5に記載の情報端末と請求項9に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項5に記載の情報端末というのは、種々の情報を報知する報知手段を備えており、制御手段が、牽引車が連結すべき被牽引車の電子ナンバー情報を通信手段を介して管理サーバから受信し、その受信した電子ナンバー情報に基づいて牽引車が連結している被牽引車が正しいか否かを判定し、その判定結果を報知手段に報知させるようになっている。一方、請求項9に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報に対応する、牽引車が牽引すべき被牽引車の電子ナンバー情報を通信手段を介して情報端末に送信するようになっている。
【0016】
このようになっていても、牽引車の運転者は管理サーバの管理者から例えば携帯電話等で連絡をもらうことなく、牽引車に連結された被牽引車の間違いを知ることができるため、迅速な車両運行を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0018】
図1は、本実施例の管理システムの構成例である。そのうち図1(a)に示す構成例は、トラクタタイプの牽引車11とトレーラタイプの被牽引車13と管理サーバ13とを備える。
牽引車11は、電子ナンバープレート11aを備えるとともに情報端末15が搭載されたトラクタである。この電子ナンバープレート11aは、外部からの要求にしたがって車両に固有のID(電子ナンバー情報)や車検証情報等の車両に関する情報を外部に送信する仕組みを有するものである。
【0019】
被牽引車13は、電子ナンバープレート13aを備え、その電子ナンバープレート13aが有する電子ナンバー情報を牽引車11に搭載された情報端末15に有線にて送信可能に構成されたトレーラーである。この電子ナンバープレート13aも牽引車11の電子ナンバープレート11aと同様に、外部からの要求にしたがって車両に固有のID(電子ナンバー情報)や車検証情報等の車両に関する情報を外部に送信する仕組みを有するものである。
【0020】
情報端末15は、牽引車11の電子ナンバープレート11aから電子ナンバー情報、被牽引車13の電子ナンバープレート13aから電子ナンバー情報をそれぞれ有線にて取得可能に構成されている。そして、情報端末15は、アンテナ19を介してこれらの電子ナンバー情報を管理サーバ17に送信可能に構成されている。情報端末15は、アンテナ19を介して管理サーバ17から情報を受信することもできる。なお、情報端末15と被牽引車13の電子ナンバープレート13aとを結ぶ有線は、牽引車11と被牽引車13とが連結されると結線され、牽引車11と被牽引車13とが切り離されると切線されるように構成されている。
【0021】
管理サーバ17は、情報端末15と通信し、情報端末15からの情報に基づいて牽引車11や被牽引車13の情報を把握することができる。
一方、図1(b)に示す構成例は、レッカー車タイプの牽引車21と普通乗用車である被牽引車23と管理サーバ17とを備える。
【0022】
牽引車21は、電子ナンバープレート21aを備えるとともに情報端末15が搭載されたレッカー車である。また、牽引車21は被牽引車23が備える電子ナンバープレート23aから電子ナンバー情報を取得する被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35を車両後端に備える。
【0023】
被牽引車23は、電子ナンバープレート23aを備えた普通乗用車である。
情報端末15は、牽引車21の電子ナンバープレート21aと被牽引車23の電子ナンバープレート23aとからそれぞれの電子ナンバー情報を無線にて取得し、アンテナ19を介して管理サーバ17に送信することができる。また、情報端末15はアンテナ19を介して管理サーバ17から情報を受信することもできる。なお、情報端末15は牽引車21の電子ナンバープレート21aから有線にて電子ナンバー情報を取得するようになっていてもよい。
【0024】
なお、図1(a)では、牽引車として牽引車11の1台だけ記したが、管理できる牽引車は1台に限らず、複数台あってもよい。その場合には、各牽引車に1台ずつ情報端末15が搭載されることが前提である。図1(b)についても同様である。
【0025】
次に、図2のブロック図を用いて情報端末15の構成を説明する。情報端末15は、制御部31、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35、連結センサ37、通信部39、表示部41及び位置情報取得部43を備える。
【0026】
牽引車電子ナンバー情報読み取り部33は、有線又は無線によって牽引車の電子ナンバープレート11a,21aから電子ナンバー情報を読み取り、読み取った電子ナンバー情報を制御部31に渡す。
被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35は、被牽引車13,23の電子ナンバープレート13a,23aから有線又は無線によって電子ナンバー情報を読み取り、読み取った電子ナンバー情報を制御部31に渡す。
【0027】
連結センサ37は、牽引車11に被牽引車13が連結されたことあるいは、牽引車21に被牽引車23が連結されたことを検知するセンサである。連結センサ37は、連結されたことだけでなく切り離しされたことも検知することができる。
【0028】
通信部39は、プロトコル処理等の通信機能を担い、通信部39に接続されたアンテナ19(図1参照)を介して管理サーバ17と通信を行う。
表示部41は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等から構成される表示装置である。
【0029】
位置情報取得部43は、一般的に知られたナビゲーション装置のような現在の位置を特定することができる装置から現在位置情報を取得する。位置情報取得部43自体がGPS(Global Positioning System)衛星から信号を受信して現在位置を算出するようになっていたり、地磁気センサやジャイロスコープ等から現在位置を算出するようになっていてもよい。
【0030】
制御部31は、CPU、RAM、ROM及びそれらを結ぶバス等から構成され、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33や被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35や連結センサ37や通信部39や位置情報取得部43から受け取る情報に基づいて処理を行い、通信部39や表示部41に指令を送る。この制御部31で行う処理については後述する。
【0031】
次に、図3のブロック図を用いて管理サーバ17の構成を説明する。管理サーバ17は、制御部51、表示部53、記憶部55及び通信部57を備える。
表示部53は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等から構成される表示装置である。
【0032】
記憶部55は、牽引車と被牽引車との適切な組み合わせ情報を記憶する。この組み合わせ情報は、管理サーバ17の図示しないキーボード等を用いて入力することによって生成してもよいし、外部のコンピュータ等から取得するようになっていてもよい。また、記憶部55は、牽引車と被牽引車とが切り離される予定位置の情報(つまり到着地点の位置情報)を記憶している。この位置情報も、管理サーバ17の図示しないキーボード等を用いて入力することによって生成してもよいし、外部のコンピュータ等から取得するようになっていてもよい。
【0033】
通信部57は、プロトコル処理等の通信機能を担い、図示しないアンテナを介して複数の情報端末15と通信を行う。
制御部51は、CPU、RAM、ROM及びそれらを結ぶバス等から構成され、通信部57や記憶部55から受け取った情報に基づいて処理を行い、表示部53や通信部57に指令を送る。この制御部51で行う処理については後述する。
【0034】
ここまでで、実施例の通信システムの概略構成を説明したが、実施例の通信システムの各部と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。まず、情報端末15については、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33が牽引車電子ナンバー情報取得手段に相当し、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35が被牽引車電子ナンバー情報取得手段に相当し、通信部39が通信手段に相当し、制御部31が制御手段に相当し、連結センサ37が連結状態検知手段に相当し、位置情報取得部43が位置情報取得手段に相当し、表示部41が報知手段に相当する。次に、管理サーバ17については、通信部57が通信手段に相当し、表示部53が報知手段に相当し、制御部51が制御手段に相当する。
【0035】
次に、情報端末15(より正確には制御部31)で実行される電子ナンバー情報送信処理及び判定結果受信処理と、管理サーバ17(より正確には制御部51)で実行される判定処理とを説明する。なお、これらの説明については、図1(a)の牽引車11と被牽引車13とを取り上げて説明し、図1(b)の牽引車21と被牽引車23については図1(a)の場合と同様であるため説明を省略する。
【0036】
(1)電子ナンバー情報送信処理
図4は情報端末15の制御部31で実行される電子ナンバー情報送信処理を説明するためのフローチャートである。電子ナンバー情報送信処理は、連結センサ37からの情報に基づいて牽引車11と被牽引車13とが連結された際や切り離された際に実行される。また、定期的にも実行される。
【0037】
制御部31が電子ナンバー情報送信処理の実行を開始すると、まず牽引車電子ナンバー情報読み取り部33を介して牽引車11の電子ナンバー情報を取得する(S105)。また、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35を介して被牽引車13の電子ナンバー情報を取得する(S110)。
【0038】
続いて、位置情報取得部43から牽引車13の現在の位置情報を取得する(S115)。
そして、牽引車11及び被牽引車13の電子ナンバー情報と、位置情報と、後述する制御情報とを通信部39を介して管理サーバ17に送信する(S120)。ここで言う制御情報というのは、電子ナンバー情報送信処理について、牽引車11と被牽引車13とが連結されたことによって実行されたのか、切り離されたことによって実行されたのか、定期的な処理によって実行されたのかを示す情報である。送信が完了すると本処理(電子ナンバー情報送信処理)を終了する。
【0039】
(2)判定処理
図5は管理サーバ17の制御部51で実行される判定処理を説明するためのフローチャートである。判定処理は、上述した電子ナンバー情報送信処理によって情報端末15から情報が送信(図4のS120の処理)されると実行が開始される。実行が開始されるとまず、情報端末15から送信されてきた情報を受信する(S205)。続いて、受信した情報は、牽引車11と被牽引車13とが連結された際に送信された情報なのか否かを判定する(S210)。この判定は、前述した制御情報(図4のS120の処理を参照)によって判定する。連結された際に送信された情報であればS215に進み、連結された際に送信された情報でなければS230に進む。
【0040】
S215では、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かを判定する。この判定は、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在するか否かによって判定する。存在しないのであればS220に進み、存在するのであればS225に進む。
【0041】
S220では、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在しない旨(つまり連結が正しくない旨)を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
【0042】
S225では、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在する旨(つまり連結が正しい旨)を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
情報端末15から受信した情報が、牽引車11と被牽引車13とが連結された際に送信された情報でなかった場合(S210:N)に進むS230では、その受信した情報が、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際に送信された情報か否かを判定する。この判定は、前述した制御情報(図4のS120の処理を参照)によって判定する。切り離された際に送信された情報であればS235に進み、切り離された際に送信された情報でなければS250に進む。
【0043】
S235では、切り離された位置が正しいか否かを判定する。この判定は、情報端末15から送信された位置情報が、記憶部55に記憶されている、牽引車11と被牽引車13とが切り離されるべき位置の情報と一致しているか否かによって判定する。記憶部55に記憶されている位置の情報と一致していない場合にはS240に進み、記憶部55に記憶されている位置の情報と一致している場合はS245に進む。
【0044】
S240では、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際の位置が正しくない旨と、切り離すべき正しい位置の情報とを通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
S245では、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際の位置が正しい旨を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
【0045】
S250では、情報端末15から受信した情報のうち、牽引車11と被牽引車13の電子ナンバー情報及びそれらの位置情報を表示部53に表示させる。また、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しくないという判定をしているのであればその情報も表示部53に表示させる。また、牽引車11と被牽引車13とが切り離された位置が正しくないという判定をしているのであればその情報も表示部53に表示させる。これらの情報を表示部53に表示させると本処理(判定処理)は終了する。
【0046】
(3)判定結果受信処理
図6は情報端末15の制御部31で実行される判定結果受信処理を説明するためのフローチャートである。判定結果受信処理は、上述した判定処理によって管理サーバ17から情報が送信(図5のS220、S225、S240、S245の各処理参照)されると実行が開始される。実行が開始されるとまず、管理サーバ17から送信されてきた情報を受信する(S305)。
【0047】
そして受信を完了するとその受信した情報に基づき表示部41に牽引車11及び被牽引車13に関する情報を表示する(S310)。具体的には、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かの情報を表示させたり、牽引車11と被牽引車13とが切り離された位置が正しいか否かの情報を表示させたりする。
【0048】
これまで本実施例の管理システムについて説明したが、本実施例の管理システムによれば、牽引車11の運転者は、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かの情報や、牽引車11と被牽引車13とを切り離した位置が正しいか否かの情報を容易に知ることができる。そのため、間違った被牽引車13を接続して荷物を配達してしまったり、間違った場所で被牽引車13を切り離してしまうといったことを防止することができる。
【0049】
また、管理サーバ17の管理者も、これらの情報を把握することができるため、物流システム全体の管理を正確に行うことができて管理効率が向上する。
以下、他の実施例について述べる。
上記実施例では、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かを管理サーバ17が判定するようになっていたが、情報端末15が判定するようになっていてもよい。つまり、管理サーバ17が、情報端末15から受信した牽引車11に対応する正しい被牽引車の電子ナンバー情報を情報端末15に送信する。そして、情報端末15が、管理サーバ17から受信した牽引車11が牽引すべき被牽引車の電子ナンバー情報と、現在牽引車11に連結されている被牽引車の電子ナンバー情報とが一致するか否かを判定し、その判定結果を表示部41に表示させるようになっていてもよい。
【0050】
このようになっていても、牽引車11と被牽引車13の組み合わせが正しいかを牽引車11の運転者は知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の管理システムの構成例を説明するための説明図である。
【図2】情報端末の構成を示すブロック図である。
【図3】管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】電子ナンバー情報送信処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】判定結果受信処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11,21…牽引車、11a,13a,21a,23a…電子ナンバープレート、13,23…被牽引車、15…情報端末、17…管理サーバ、19…アンテナ、31…制御部、33…牽引車電子ナンバー情報読み取り部、35…被牽引車電子ナンバー情報読み取り部、37…連結センサ、39…通信部、41…表示部、43…位置情報取得部、51…制御部、53…表示部、55…記憶部、57…通信部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、牽引車及び被牽引車を管理する管理システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
牽引車(トラクタ)が、様々な被牽引車(トレーラ)を牽引輸送することによって被牽引車に積載された様々な荷物を運ぶことが広く一般的に行われている。近年、牽引車又は被牽引車に車両運行管理装置(車両の識別情報等を送信する装置)を搭載させて車両運行管理者がそれらの車両の状態を把握できるようにし、適切な運行がなされるようにする仕組みが実現されている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の技術のように、被牽引車両に位置情報発信手段を搭載しておき、正規の牽引車以外に牽引された場合に位置情報発信手段が位置情報をサーバに送信するようにして被牽引車両を管理する技術も考えられている。
ところが、牽引車の所有業者と被牽引車の所有業者とが異なる場合も多い。そのような場合はすべての牽引車と被牽引車とに車両運行管理装置のようなものを搭載させることは難しい。そのため多くの場合、牽引車にのみ車両運行管理装置を搭載させて車両運行管理者が牽引車のみを管理し、被牽引車の管理は牽引車の運転者に任されていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−197595号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車両運行管理者が牽引車のみを管理し、被牽引車の管理は牽引車の運転者に任されていると、牽引車の運転者が間違った被牽引車を牽引車に連結させて牽引してしまい、荷物の誤配を招いたり到着の遅延を招いたりするといった問題があった。また、牽引車の運転者が正しい被牽引車を牽引車に連結したとしても、間違った場所で被牽引車を牽引車から切り離してしまい、被牽引車が行方不明になってしまうといった問題もあった。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、近年実用化されつつある電子ナンバープレートを用いて適切に牽引車及び被牽引車を管理することができる管理システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた請求項10に記載の管理システムは、請求項1又は請求項2に記載の情報端末と請求項6に記載の管理サーバとを備える。
請求項1に記載の情報端末は、牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する牽引車電子ナンバー情報取得手段と、被牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する被牽引車電子ナンバー情報取得手段と、管理サーバと通信を行う通信手段と、牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した被牽引車の電子ナンバー情報とを通信手段を介して管理サーバに送信する制御手段と、を備える。なお、電子ナンバー情報というのは、近年実用化が進められている電子ナンバープレートに備わる車両固有のIDのことである。また、被牽引車というのは、直接牽引車に連結されて牽引される車両であってもよいが、台車に乗せられて牽引される車両も含む。具体的には、例えば牽引タイプのキャリアカーに運ばれる車両が考えられる。この場合の牽引車は複数台であってもよい。
【0008】
請求項6に記載の管理サーバは、情報端末と通信を行う通信手段と、種々の情報を報知する報知手段と、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とを対応させて報知手段に報知させる制御手段と、を備える。
【0009】
このような請求項1に記載の情報端末と請求項6に記載の管理サーバとを組み合わせると、管理サーバの管理者はどの牽引車がどの被牽引車と連結されているかを把握することができる。つまり、被牽引車の管理が牽引車の運転者に任されていた従来と異なり、管理サーバの管理者が被牽引車も直接管理することができる。このため、牽引車の運転者が間違った被牽引車を牽引車に連結して牽引しているような場合には、管理サーバの管理者がその牽引車の運転者と何らかの方法で連絡をとること(例えば携帯電話に電話する等)によって間違っている旨を伝えて正しい被牽引車を牽引車に連結するように指示することができる。したがって、荷物の誤配や到着の遅延を減らすことができる。
【0010】
ところで、情報端末が牽引車と被牽引車の電子ナンバー情報を管理サーバに送信するタイミングは、例えば一定間隔毎に定期的に送信するようになっていてもよいが、請求項2に記載のようになっていてもよい。つまり、牽引車と被牽引車との連結状態を判定するする連結状態判定手段を備えるようにし、制御手段は、連結状態判定手段が牽引車と被牽引車との連結を判定すると、牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とを通信手段を介して管理サーバに送信するようになっているとよい。
【0011】
牽引車は、連結作業なくして被牽引車を取り替えることは不可能であるため、このように連結されたときに牽引車と被牽引車の電子ナンバー情報を送信するようになっていれば、最小限の通信によって牽引車と被牽引車との組み合わせを管理サーバ側では把握することができる。なお、被牽引車を牽引車から切り離した際にもその旨を管理サーバに送信するようになっているとよい。このようになっていれば連結されたタイミングだけでなく、切り離したタイミングも管理サーバ側で把握することができ、管理サーバの管理者はより詳しく被牽引車を管理することができる。
【0012】
また、請求項11に記載の管理システムのように、請求項3に記載の情報端末と請求項7に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項3に記載の情報端末というのは、当該情報端末の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段を備えており、制御手段が、牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とに加え、位置情報取得手段が取得した位置情報を前記通信手段を介して管理サーバに送信するようになっている。一方、請求項7に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した情報端末の位置情報を牽引車の電子ナンバー情報に対応させて報知手段に報知させるようになっている。
【0013】
このような管理システムであり、例えば一定間隔毎に牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっていれば、牽引車及び被牽引車の移動をトレースすることができる。また、被牽引車が牽引車に連結されたタイミングで牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっているのであれば、連結時の位置情報(すなわち被牽引車の出発地点)を管理サーバ側で把握することができる。また、被牽引車が牽引車から切り離されたタイミングで牽引車及び被牽引車の電子ナンバー情報と位置情報とを管理サーバに送信するようになっているのであれば、切り離し時の位置情報(すなわち被牽引車の到着地点)を管理サーバ側で把握することができる。
【0014】
また、請求項12に記載の管理システムのように、請求項4に記載の情報端末と請求項8に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項4に記載の情報端末というのは、種々の情報を報知する報知手段を備えており、制御手段が、牽引車に連結されている被牽引車が正しい被牽引車であるか否かの情報を通信手段を介して管理サーバから受信し、その情報を報知手段に報知させるようになっている。一方、請求項8に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報との組み合わせが正しいか否かを判定し、その判定結果を通信手段を介して情報端末に送信するようになっている。
【0015】
このようになっていれば、牽引車の運転者は管理サーバの管理者から例えば携帯電話等によって連絡をもらうことなく、牽引車に連結された被牽引車の間違いを知ることができるため、迅速な車両運行を行うことができる。
また、請求項13に記載の管理システムのように、請求項5に記載の情報端末と請求項9に記載の管理サーバとを備えるようになっていてもよい。この請求項5に記載の情報端末というのは、種々の情報を報知する報知手段を備えており、制御手段が、牽引車が連結すべき被牽引車の電子ナンバー情報を通信手段を介して管理サーバから受信し、その受信した電子ナンバー情報に基づいて牽引車が連結している被牽引車が正しいか否かを判定し、その判定結果を報知手段に報知させるようになっている。一方、請求項9に記載の管理サーバは、制御手段が、通信手段を介して情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報に対応する、牽引車が牽引すべき被牽引車の電子ナンバー情報を通信手段を介して情報端末に送信するようになっている。
【0016】
このようになっていても、牽引車の運転者は管理サーバの管理者から例えば携帯電話等で連絡をもらうことなく、牽引車に連結された被牽引車の間違いを知ることができるため、迅速な車両運行を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0018】
図1は、本実施例の管理システムの構成例である。そのうち図1(a)に示す構成例は、トラクタタイプの牽引車11とトレーラタイプの被牽引車13と管理サーバ13とを備える。
牽引車11は、電子ナンバープレート11aを備えるとともに情報端末15が搭載されたトラクタである。この電子ナンバープレート11aは、外部からの要求にしたがって車両に固有のID(電子ナンバー情報)や車検証情報等の車両に関する情報を外部に送信する仕組みを有するものである。
【0019】
被牽引車13は、電子ナンバープレート13aを備え、その電子ナンバープレート13aが有する電子ナンバー情報を牽引車11に搭載された情報端末15に有線にて送信可能に構成されたトレーラーである。この電子ナンバープレート13aも牽引車11の電子ナンバープレート11aと同様に、外部からの要求にしたがって車両に固有のID(電子ナンバー情報)や車検証情報等の車両に関する情報を外部に送信する仕組みを有するものである。
【0020】
情報端末15は、牽引車11の電子ナンバープレート11aから電子ナンバー情報、被牽引車13の電子ナンバープレート13aから電子ナンバー情報をそれぞれ有線にて取得可能に構成されている。そして、情報端末15は、アンテナ19を介してこれらの電子ナンバー情報を管理サーバ17に送信可能に構成されている。情報端末15は、アンテナ19を介して管理サーバ17から情報を受信することもできる。なお、情報端末15と被牽引車13の電子ナンバープレート13aとを結ぶ有線は、牽引車11と被牽引車13とが連結されると結線され、牽引車11と被牽引車13とが切り離されると切線されるように構成されている。
【0021】
管理サーバ17は、情報端末15と通信し、情報端末15からの情報に基づいて牽引車11や被牽引車13の情報を把握することができる。
一方、図1(b)に示す構成例は、レッカー車タイプの牽引車21と普通乗用車である被牽引車23と管理サーバ17とを備える。
【0022】
牽引車21は、電子ナンバープレート21aを備えるとともに情報端末15が搭載されたレッカー車である。また、牽引車21は被牽引車23が備える電子ナンバープレート23aから電子ナンバー情報を取得する被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35を車両後端に備える。
【0023】
被牽引車23は、電子ナンバープレート23aを備えた普通乗用車である。
情報端末15は、牽引車21の電子ナンバープレート21aと被牽引車23の電子ナンバープレート23aとからそれぞれの電子ナンバー情報を無線にて取得し、アンテナ19を介して管理サーバ17に送信することができる。また、情報端末15はアンテナ19を介して管理サーバ17から情報を受信することもできる。なお、情報端末15は牽引車21の電子ナンバープレート21aから有線にて電子ナンバー情報を取得するようになっていてもよい。
【0024】
なお、図1(a)では、牽引車として牽引車11の1台だけ記したが、管理できる牽引車は1台に限らず、複数台あってもよい。その場合には、各牽引車に1台ずつ情報端末15が搭載されることが前提である。図1(b)についても同様である。
【0025】
次に、図2のブロック図を用いて情報端末15の構成を説明する。情報端末15は、制御部31、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35、連結センサ37、通信部39、表示部41及び位置情報取得部43を備える。
【0026】
牽引車電子ナンバー情報読み取り部33は、有線又は無線によって牽引車の電子ナンバープレート11a,21aから電子ナンバー情報を読み取り、読み取った電子ナンバー情報を制御部31に渡す。
被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35は、被牽引車13,23の電子ナンバープレート13a,23aから有線又は無線によって電子ナンバー情報を読み取り、読み取った電子ナンバー情報を制御部31に渡す。
【0027】
連結センサ37は、牽引車11に被牽引車13が連結されたことあるいは、牽引車21に被牽引車23が連結されたことを検知するセンサである。連結センサ37は、連結されたことだけでなく切り離しされたことも検知することができる。
【0028】
通信部39は、プロトコル処理等の通信機能を担い、通信部39に接続されたアンテナ19(図1参照)を介して管理サーバ17と通信を行う。
表示部41は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等から構成される表示装置である。
【0029】
位置情報取得部43は、一般的に知られたナビゲーション装置のような現在の位置を特定することができる装置から現在位置情報を取得する。位置情報取得部43自体がGPS(Global Positioning System)衛星から信号を受信して現在位置を算出するようになっていたり、地磁気センサやジャイロスコープ等から現在位置を算出するようになっていてもよい。
【0030】
制御部31は、CPU、RAM、ROM及びそれらを結ぶバス等から構成され、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33や被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35や連結センサ37や通信部39や位置情報取得部43から受け取る情報に基づいて処理を行い、通信部39や表示部41に指令を送る。この制御部31で行う処理については後述する。
【0031】
次に、図3のブロック図を用いて管理サーバ17の構成を説明する。管理サーバ17は、制御部51、表示部53、記憶部55及び通信部57を備える。
表示部53は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等から構成される表示装置である。
【0032】
記憶部55は、牽引車と被牽引車との適切な組み合わせ情報を記憶する。この組み合わせ情報は、管理サーバ17の図示しないキーボード等を用いて入力することによって生成してもよいし、外部のコンピュータ等から取得するようになっていてもよい。また、記憶部55は、牽引車と被牽引車とが切り離される予定位置の情報(つまり到着地点の位置情報)を記憶している。この位置情報も、管理サーバ17の図示しないキーボード等を用いて入力することによって生成してもよいし、外部のコンピュータ等から取得するようになっていてもよい。
【0033】
通信部57は、プロトコル処理等の通信機能を担い、図示しないアンテナを介して複数の情報端末15と通信を行う。
制御部51は、CPU、RAM、ROM及びそれらを結ぶバス等から構成され、通信部57や記憶部55から受け取った情報に基づいて処理を行い、表示部53や通信部57に指令を送る。この制御部51で行う処理については後述する。
【0034】
ここまでで、実施例の通信システムの概略構成を説明したが、実施例の通信システムの各部と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。まず、情報端末15については、牽引車電子ナンバー情報読み取り部33が牽引車電子ナンバー情報取得手段に相当し、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35が被牽引車電子ナンバー情報取得手段に相当し、通信部39が通信手段に相当し、制御部31が制御手段に相当し、連結センサ37が連結状態検知手段に相当し、位置情報取得部43が位置情報取得手段に相当し、表示部41が報知手段に相当する。次に、管理サーバ17については、通信部57が通信手段に相当し、表示部53が報知手段に相当し、制御部51が制御手段に相当する。
【0035】
次に、情報端末15(より正確には制御部31)で実行される電子ナンバー情報送信処理及び判定結果受信処理と、管理サーバ17(より正確には制御部51)で実行される判定処理とを説明する。なお、これらの説明については、図1(a)の牽引車11と被牽引車13とを取り上げて説明し、図1(b)の牽引車21と被牽引車23については図1(a)の場合と同様であるため説明を省略する。
【0036】
(1)電子ナンバー情報送信処理
図4は情報端末15の制御部31で実行される電子ナンバー情報送信処理を説明するためのフローチャートである。電子ナンバー情報送信処理は、連結センサ37からの情報に基づいて牽引車11と被牽引車13とが連結された際や切り離された際に実行される。また、定期的にも実行される。
【0037】
制御部31が電子ナンバー情報送信処理の実行を開始すると、まず牽引車電子ナンバー情報読み取り部33を介して牽引車11の電子ナンバー情報を取得する(S105)。また、被牽引車電子ナンバー情報読み取り部35を介して被牽引車13の電子ナンバー情報を取得する(S110)。
【0038】
続いて、位置情報取得部43から牽引車13の現在の位置情報を取得する(S115)。
そして、牽引車11及び被牽引車13の電子ナンバー情報と、位置情報と、後述する制御情報とを通信部39を介して管理サーバ17に送信する(S120)。ここで言う制御情報というのは、電子ナンバー情報送信処理について、牽引車11と被牽引車13とが連結されたことによって実行されたのか、切り離されたことによって実行されたのか、定期的な処理によって実行されたのかを示す情報である。送信が完了すると本処理(電子ナンバー情報送信処理)を終了する。
【0039】
(2)判定処理
図5は管理サーバ17の制御部51で実行される判定処理を説明するためのフローチャートである。判定処理は、上述した電子ナンバー情報送信処理によって情報端末15から情報が送信(図4のS120の処理)されると実行が開始される。実行が開始されるとまず、情報端末15から送信されてきた情報を受信する(S205)。続いて、受信した情報は、牽引車11と被牽引車13とが連結された際に送信された情報なのか否かを判定する(S210)。この判定は、前述した制御情報(図4のS120の処理を参照)によって判定する。連結された際に送信された情報であればS215に進み、連結された際に送信された情報でなければS230に進む。
【0040】
S215では、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かを判定する。この判定は、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在するか否かによって判定する。存在しないのであればS220に進み、存在するのであればS225に進む。
【0041】
S220では、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在しない旨(つまり連結が正しくない旨)を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
【0042】
S225では、記憶部55に予め記憶されている牽引車と被牽引車の組み合わせ情報の中に、受信した電子ナンバー情報の組み合わせが存在する旨(つまり連結が正しい旨)を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
情報端末15から受信した情報が、牽引車11と被牽引車13とが連結された際に送信された情報でなかった場合(S210:N)に進むS230では、その受信した情報が、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際に送信された情報か否かを判定する。この判定は、前述した制御情報(図4のS120の処理を参照)によって判定する。切り離された際に送信された情報であればS235に進み、切り離された際に送信された情報でなければS250に進む。
【0043】
S235では、切り離された位置が正しいか否かを判定する。この判定は、情報端末15から送信された位置情報が、記憶部55に記憶されている、牽引車11と被牽引車13とが切り離されるべき位置の情報と一致しているか否かによって判定する。記憶部55に記憶されている位置の情報と一致していない場合にはS240に進み、記憶部55に記憶されている位置の情報と一致している場合はS245に進む。
【0044】
S240では、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際の位置が正しくない旨と、切り離すべき正しい位置の情報とを通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
S245では、牽引車11と被牽引車13とが切り離された際の位置が正しい旨を通信部57を介して情報端末15に送信し、S250に進む。
【0045】
S250では、情報端末15から受信した情報のうち、牽引車11と被牽引車13の電子ナンバー情報及びそれらの位置情報を表示部53に表示させる。また、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しくないという判定をしているのであればその情報も表示部53に表示させる。また、牽引車11と被牽引車13とが切り離された位置が正しくないという判定をしているのであればその情報も表示部53に表示させる。これらの情報を表示部53に表示させると本処理(判定処理)は終了する。
【0046】
(3)判定結果受信処理
図6は情報端末15の制御部31で実行される判定結果受信処理を説明するためのフローチャートである。判定結果受信処理は、上述した判定処理によって管理サーバ17から情報が送信(図5のS220、S225、S240、S245の各処理参照)されると実行が開始される。実行が開始されるとまず、管理サーバ17から送信されてきた情報を受信する(S305)。
【0047】
そして受信を完了するとその受信した情報に基づき表示部41に牽引車11及び被牽引車13に関する情報を表示する(S310)。具体的には、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かの情報を表示させたり、牽引車11と被牽引車13とが切り離された位置が正しいか否かの情報を表示させたりする。
【0048】
これまで本実施例の管理システムについて説明したが、本実施例の管理システムによれば、牽引車11の運転者は、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かの情報や、牽引車11と被牽引車13とを切り離した位置が正しいか否かの情報を容易に知ることができる。そのため、間違った被牽引車13を接続して荷物を配達してしまったり、間違った場所で被牽引車13を切り離してしまうといったことを防止することができる。
【0049】
また、管理サーバ17の管理者も、これらの情報を把握することができるため、物流システム全体の管理を正確に行うことができて管理効率が向上する。
以下、他の実施例について述べる。
上記実施例では、牽引車11と被牽引車13との組み合わせが正しいか否かを管理サーバ17が判定するようになっていたが、情報端末15が判定するようになっていてもよい。つまり、管理サーバ17が、情報端末15から受信した牽引車11に対応する正しい被牽引車の電子ナンバー情報を情報端末15に送信する。そして、情報端末15が、管理サーバ17から受信した牽引車11が牽引すべき被牽引車の電子ナンバー情報と、現在牽引車11に連結されている被牽引車の電子ナンバー情報とが一致するか否かを判定し、その判定結果を表示部41に表示させるようになっていてもよい。
【0050】
このようになっていても、牽引車11と被牽引車13の組み合わせが正しいかを牽引車11の運転者は知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の管理システムの構成例を説明するための説明図である。
【図2】情報端末の構成を示すブロック図である。
【図3】管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】電子ナンバー情報送信処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】判定結果受信処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11,21…牽引車、11a,13a,21a,23a…電子ナンバープレート、13,23…被牽引車、15…情報端末、17…管理サーバ、19…アンテナ、31…制御部、33…牽引車電子ナンバー情報読み取り部、35…被牽引車電子ナンバー情報読み取り部、37…連結センサ、39…通信部、41…表示部、43…位置情報取得部、51…制御部、53…表示部、55…記憶部、57…通信部。
Claims (13)
- 牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する牽引車電子ナンバー情報取得手段と、
被牽引車の電子ナンバープレートから電子ナンバー情報を取得する被牽引車電子ナンバー情報取得手段と、
管理サーバと通信を行う通信手段と、
前記牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した前記牽引車の電子ナンバー情報と前記被牽引車電子ナンバー情報取得手段が取得した前記被牽引車の電子ナンバー情報とを前記通信手段を介して前記管理サーバに送信する制御手段と、
を備え、前記牽引車に搭載されて用いられることを特徴とする情報端末。 - 請求項1に記載の情報端末において、
更に、前記牽引車と前記被牽引車との連結状態を検知する連結状態検知手段を備え、
前記制御手段は、前記連結状態検知手段が前記牽引車と前記被牽引車との連結を検知すると、前記牽引車の電子ナンバー情報と前記被牽引車の電子ナンバー情報とを前記通信手段を介して前記管理サーバに送信することを特徴とする情報端末。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報端末において、
更に、当該情報端末の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
前記制御手段は、前記牽引車の電子ナンバー情報と前記被牽引車の電子ナンバー情報とに加え、前記位置情報取得手段が取得した前記位置情報を前記通信手段を介して前記管理サーバに送信することを特徴とする情報端末。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の情報端末において、
更に、種々の情報を報知する報知手段を備え、
前記制御手段は、前記牽引車に連結されている前記被牽引車が正しい被牽引車であるか否かの情報を前記通信手段を介して前記管理サーバから受信し、その情報を前記報知手段に報知させることを特徴とする情報端末。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の情報端末において、
更に、種々の情報を報知する報知手段を備え、
前記制御手段は、前記牽引車が連結すべき被牽引車の電子ナンバー情報を前記通信手段を介して前記管理サーバから受信し、その受信した電子ナンバー情報に基づいて前記牽引車が連結している前記被牽引車が正しいか否かを判定し、その判定結果を前記報知手段に報知させることを特徴とする情報端末。 - 情報端末と通信を行う通信手段と、
種々の情報を報知する報知手段と、
前記通信手段を介して前記情報端末から受信した牽引車の電子ナンバー情報と被牽引車の電子ナンバー情報とを対応させて前記報知手段に報知させる制御手段と、
を備えることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項6に記載の管理サーバにおいて、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報端末から受信した前記情報端末の位置情報を前記牽引車の電子ナンバー情報に対応させて前記報知手段に報知させることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項6又は請求項7に記載の管理サーバにおいて、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報端末から受信した前記牽引車の電子ナンバー情報と前記被牽引車の電子ナンバー情報との組み合わせが正しいか否かを判定し、その判定結果を前記通信手段を介して前記情報端末に送信することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項6又は請求項7に記載の管理サーバにおいて、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報端末から受信した前記牽引車の電子ナンバー情報に対応する、前記牽引車が牽引すべき被牽引車の電子ナンバー情報を前記通信手段を介して前記情報端末に送信することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報端末と請求項6に記載の管理サーバとを備える管理システム。
- 請求項3に記載の情報端末と請求項7に記載の管理サーバとを備える管理システム。
- 請求項4に記載の情報端末と請求項8に記載の管理サーバとを備える管理システム。
- 請求項5に記載の情報端末と請求項9に記載の管理サーバとを備える管理システム。
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