JP2004351333A - 除湿装置 - Google Patents

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知央 島崎
Yasuki Fujii
泰樹 藤井
Yoshimasa Katsumi
佳正 勝見
Shinya Takehana
真也 竹花
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Abstract

【課題】吸着材を用いて除湿した水分を凝縮器で凝縮して液体として回収する際に、凝縮器より発生した熱分が除湿空気に乗らず、比較的温度の低い除湿空気を供給し得る除湿装置を提供する。
【解決手段】本体109に、吸い込み口110と吹き出し口111とを開口し、本体109内に、吸い込み口110から吹き出し口111に至る主風路112を形成し、主風路112内の、送風ファンの下流側から吹き出し口111に至る途中に、吸着材101と凝縮器108を風向に対して並列に配置し、吸着材101及び凝縮器108から吹き出し口111に至る下流隔壁1を設けることにより、冷却下流風路2と除湿下流風路3が形成され、吹き出し口111の近傍に吹き出し風向指示手段4を設ければ、除湿空気と冷却後空気の風向を機器外に分離して供給することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着材を利用する除湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の除湿装置について、図12を参照しながら説明する。
【0003】
図12は従来の一般的な除湿装置の構成を示す簡易的な断面図である。図12に示すように、ヒーター箱を吸着材101に接して設ける。ヒーター箱は吸着材101側が開口していて、電熱線102を内包している。吸着材101をはさんでヒーター箱に相対し、チャンバーを形成する。吸着材101うちヒーター箱とチャンバーによってはさまれている部分を再生部103と、吸着材101のうち再生部103以外の部分である吸湿部104とは、吸着材101が駆動手段105によって駆動されるので、連続的に入れ替わる。再生ファンモーター106を備えた再生ファン107の下流開口をヒーター箱に連通するように設ける。チャンバーと凝縮器108入口とを連絡風路▲1▼によって連通し、凝縮器108出口と再生ファン107の上流開口とを連絡風路▲2▼によって連通する。これにより、再生ファンモーター106を駆動すれば、再生ファン107からヒーター箱、再生部103、チャンバー、連絡風路▲1▼、凝縮器108、連絡風路▲2▼を介して再生ファン107に戻るという循環気流が送気される。
【0004】
本体109に、吸い込み口110と吹き出し口111を開口し、吸い込み口110から吹き出し口111に至る主風路112を設ける。主風路112内に、送風ファンモーターを備えた送風ファンを内包する。主風路112内に、凝縮器108と、吸湿部104とを配置する。これにより、送風ファンモーターを駆動すれば、吸い込み口110から凝縮器108を介して吹き出し口111に至る気流と、吸い込み口110から吸湿部104を介して吹き出し口111に至る気流が送気される。
【0005】
以上より、吸い込み口110から吸い込まれて吸湿部104を貫通する空気は、吸湿部104によって吸湿されて除湿され、吹き出し口111から吹き出される。また、吸着材101が吸湿できる量は有限なので、吸湿した吸湿部104は、駆動手段105の駆動によって再生部103に送られ、再生ファン107から電熱線102を介して送気される熱風で湿分を脱着される。脱着した湿分は、熱風と混合して凝縮器108に送られ、吸い込み口110から吸い込まれて凝縮器108を貫通し、吹き出し口111から吹き出される空気によって冷却された凝縮器108内で冷却されて結露水として回収される。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−126498号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、吸湿部を貫通して除湿された除湿空気と、凝縮器を貫通して冷却した冷却後空気を機器内で混合し、同一の吹き出し口から吹き出している。この場合、吹き出し空気は凝縮器から放熱される熱量により温度が上昇する。これは、吹き出し口から吹き出す空気を何らかの対象物の乾燥に使う場合には有用だが、例えば居室の湿度を低下させることにより快適性を得たい場合等、単に除湿した空気を得たい場合であっても、必要以上に温度が高くなった空気しか得ることができないという課題があった。
【0008】
また上記従来の構成では、吸湿部を貫通させて除湿する除湿対象空気と、凝縮器を冷却するための冷却空気を、同一の吸い込み口から吸い込んでいる。この場合、凝縮器はより低温の空気で冷却するほど冷却効率が改善するにもかかわらず、冷却空気を除湿対象空気と同じ空間からしか吸い込むことができず、例えば除湿空気を供給したい室と異なる空間に温度の低い空気が存在するような場合に、それを凝縮器の冷却に活用できないという課題があった。
【0009】
本発明はこのような従来の構成の課題を解決するものであり、除湿空気と冷却後空気とを機器内で分離するとともに機器外にも分離して供給し、凝縮器で発生した熱量を含まない比較的低い温度の除湿空気を得ることができる除湿装置、或いは除湿空気と冷却後空気の分離と混合を機器外で自在に行うことができるようにし、より多彩な温湿度状態の空気を供給する除湿装置、或いは冷却空気を、除湿空気を供給したい室とは異なる温度の低い空間から得ることによって凝縮器の冷却効率を改善し、より除湿効率の高い除湿装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の除湿装置は上記目的を達成するために、凝縮器から熱量を受け温度が上昇した冷却後空気と、吸着材によって除湿された除湿空気とを機器内で分離し、機器外の異なる方向に吹き出すことができるように構成したものである。
【0011】
そしてこの構成は、除湿空気を冷却後空気と混合することなく取り出すことにより、比較的温度の低い除湿空気を供給することができ、例えば居室の湿度を低下させることにより爽快感を得たい場合等には、冷却後空気を居室外に放出するようにすれば室温が必要以上に上昇することを防止することができるし、除湿空気と冷却後空気を同一の室に吹き出すように配置した場合であっても、比較的温度の低い除湿空気のみを体に当てることにより、爽快感を得ることができる。
【0012】
また他の手段は、冷却後空気と除湿空気の吹き出し方向を指示する吹き出し風向指示手段を可動となるように構成したものである。
【0013】
そしてこの構成は、冷却後空気と除湿空気を供給する際に、機器外での混合分離を自在に行うことを可能にする。冷却後空気と除湿空気を分離して得られる比較的温度の低い除湿空気は、前述のように爽快感を得るのに有用であり、冷却後空気と除湿空気を混合して得られる比較的温度の高い除湿空気は、何らかの対象物を乾燥させたい場合には、効率よく乾燥させることができる。
【0014】
また他の手段は、凝縮器を冷却するための冷却空気と、除湿対象空気を機器内で分離し、機器外の異なる方向から吸込めるように構成したものである。
【0015】
そしてこの構成は、例えば除湿空気を供給したい室よりも気温の低い空間が存在する場合に、そこから冷却空気のみを得ることができ、凝縮器の冷却効率を改善することによって除湿効率を改善することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、吸着材と加熱手段と駆動手段と再生ファンと凝縮器を備え、前記吸着材は吸湿部と再生部を備え、前記吸湿部は除湿対象空気を除湿して除湿空気として供給し、前記再生部は前記加熱手段により加熱されて脱湿して再生し、前記駆動手段は前記吸湿部と前記再生部が入れ替わるように前記吸着材を駆動し、前記再生ファンは前記加熱手段を介して前記再生部に高温の再生空気を供給し、前記吸着材からの脱湿分を前記再生空気に混合して前記凝縮器に導入し冷却空気を用いて冷却し結露水として回収し、冷却されて飽和した再生空気を前記再生部に戻して循環する循環風路を形成する除湿装置において、前記吸着材によって除湿された除湿空気と前記凝縮器を冷却した冷却後空気が除湿装置内で混合しないように前記吸着材と前記凝縮器を配置するとともに、前記除湿空気と前記冷却後空気を前記除湿装置外に混合することなく供給するよう構成したものである。また本発明は、除湿対象空気及び冷却空気を除湿装置内に吸い込む吸い込み口と、除湿空気及び冷却後空気を前記除湿装置外に吹き出す吹出し口と、前記吸い込み口から吸い込んだ空気を前記吹出し口に導く主風路を備え、吸着材と凝縮器を前記主風路内に風向に対して並列に配置し、前記主風路内の前記吸着材および前記凝縮器と前記吹き出し口との間に下流隔壁を設け、前記下流隔壁は前記主風路を前記除湿空気を前記吸着材から前記吹き出し口に導く除湿下流風路と前記冷却後空気を前記凝縮器から前記吹き出し口に導く冷却下流風路とに分割し、前記吹き出し口に前記除湿空気と前記冷却後空気が非同一方向に吹き出すように吹き出し風向指示手段を設けたものである。また本発明は、冷却後空気を除湿装置外に吹き出す冷却後空気吹出し口と除湿空気を前記除湿装置外に吹き出す除湿空気吹き出し口とを非同一方向に開口し、前記除湿空気を吸着材から前記除湿空気吹き出し口に導く除湿下流風路と、前記冷却後空気を凝縮器から前記冷却後空気吹き出し口に導く冷却下流風路とを設けたものである。
【0017】
これは、吸着材によって除湿された除湿空気と、凝縮器から熱量を受けた冷却後空気とが機器内で混合することなく、しかも機器外には異なる方向に吹き出されるので機器外でも混合されることなく供給できるという作用を有する。
【0018】
また本発明は、吹き出し風向指示手段を可動としたものである。また本発明は、冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれをも可動としたものである。また本発明は、冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれをも複数個とし、少なくとも一対の冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口とを同一方向に向けて開口し、前記冷却後空気吹き出し口及び前記除湿空気吹き出し口の一部または全部に、前記冷却後空気吹き出し口及び前記除湿空気吹き出し口の開閉を自在とする開閉手段を設けたものである。
【0019】
これは、冷却後空気と除湿空気の機器外での混合分離を、任意に行うことができるという作用を有する。
【0020】
また本発明は、冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれにも、空気を搬送するダクトを接続したものである。
【0021】
これは、冷却後空気の供給先、除湿空気の供給先及び除湿対象空気と冷却空気の供給元となる空間を、より自由に設定しうるという作用を有する。
【0022】
また本発明は、吸着材と加熱手段と駆動手段と再生ファンと凝縮器を備え、前記吸着材は吸湿部と再生部を備え、前記吸湿部は除湿対象空気を除湿して除湿空気として供給し、前記再生部は前記加熱手段により加熱されて脱湿して再生し、前記駆動手段は前記吸湿部と前記再生部が入れ替わるように前記吸着材を駆動し、前記再生ファンは前記加熱手段を介して前記再生部に高温の再生空気を供給し、前記吸着材からの脱湿分を前記再生空気に混合して前記凝縮器に導入し冷却空気を用いて冷却し結露水として回収し、冷却されて飽和した再生空気を前記再生部に戻して循環する循環風路を形成する除湿装置において、前記吸着材によって除湿する除湿対象空気と前記凝縮器を冷却する冷却空気が除湿装置内で混合しないように前記吸着材と前記凝縮器を配置するとともに、前記除湿対象空気と前記冷却空気を前記除湿装置外から混合することなく供給されるよう構成したものである。また本発明は、除湿対象空気及び冷却空気を除湿装置内に吸い込む吸い込み口と、除湿空気及び冷却後空気を前記除湿装置外に吹き出す吹出し口と、前記吸い込み口から吸い込んだ空気を前記吹出し口に導く主風路を備え、吸着材と凝縮器を前記主風路内に風向に対して並列に配置し、前記主風路内の前記吸い込み口と前記吸着材および前記凝縮器との間に上流隔壁を設け、前記上流隔壁は前記主風路を前記除湿対象空気を前記吸い込み口から前記吸着材に導く除湿上流風路と前記冷却空気を前記吸い込み口から前記凝縮器に導く冷却上流風路とに分割し、前記吸い込み口に前記除湿対象空気と前記冷却空気が非同一方向から吸い込まれるように吸い込み風向指示手段を設けたものである。また本発明は、冷却空気を除湿装置内に吸い込む冷却空気吸い込み口と、除湿対象空気を除湿装置内に吸い込む除湿対象空気吸い込み口とを備え、前記冷却空気を前記冷却空気吸い込み口から凝縮器に導く冷却上流風路と、前記除湿対象空気を前記除湿対象空気吸い込み口から吸着材に導く除湿上流風路とを設けたものである。
【0023】
これは、冷却空気と除湿対象空気を機器内で分離し、しかもそれぞれ異なる空間から吸い込み得るという作用を有する。
【0024】
また本発明は、冷却空気吸い込み口と除湿対象空気吸い込み口のいずれか一方またはいずれにも、空気を搬送するダクトを接続したものである。
【0025】
これは、冷却空気と除湿空気の供給先、除湿対象空気の供給元及び冷却空気の供給元となる空間を、より自由に設定しうるという作用を有する。
【0026】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0027】
図1は、以後の実施例1〜3に示すの除湿装置の、吸着材101及び凝縮器108近傍の詳細を示す分解図である。
【0028】
図1に示すように、支持枠は、凝縮器108用開口と吸着材101用開口を備えている。吸着材101用開口は円形で、中心には桟によって支持された円柱状のボスを設ける。吸着材101は円筒形で、外周にギア歯を持つ輪状の吸着材枠に圧入する。吸着材101の中心に、ボスよりもやや直径の大きな円形の孔を設ける。吸着材101を、ボスが孔に挿入されるように、吸着材枠ごと吸着材101用開口に嵌め込む。これにより、吸着材101が支持枠に回転自在の状態で保持される。
【0029】
支持枠に、扇型をしたヒーター箱を吸着材101に接して締着する。ヒーター箱は吸着材101側が開口していて、電熱線102を内包している。支持枠の、吸着材101をはさんでヒーター箱に相対した部分に、扇型のチャンバーを形成する。このとき、吸着材101うちヒーター箱とチャンバーによってはさまれている扇型部分が再生部103であり、その他の部分が吸湿部104である。支持枠に、軸に駆動ギアを装着した駆動手段105を、吸着材枠のギア歯と駆動ギアがかみ合うように締着する。これにより、駆動手段105を駆動すれば吸着材101が回転し、再生部103と吸湿部104が連続的に入れ替わるよう運転する。
【0030】
支持枠に1、凝縮器108を凝縮器108用開口に嵌め込んで締着する。支持枠に1、再生ファンモーター106を備えた再生ファン107を締着し、再生ファン107の下流開口をヒーター箱に連通するように設ける。チャンバーと凝縮器108入口とを連絡風路▲1▼によって連通し、凝縮器108出口と再生ファン107の上流開口とを連絡風路▲2▼によって連通する。これにより、再生ファンモーター106を駆動すれば、再生ファン107からヒーター箱、再生部103、チャンバー、連絡風路▲1▼、凝縮器108、連絡風路▲2▼を介して再生ファン107に戻るという循環気流が送気される。
【0031】
こうして形成されたシステムに対し、例えば送風ファンなどを用いてA面からB面へ、或いはB面からA面へシステムを貫通するような気流を与えれば、冷却空気は凝縮器108を貫通して冷却し、冷却後空気となる。また、除湿対象空気は吸湿部104を貫通して除湿され、除湿空気となる。また、除湿対象空気から除湿された湿分は、吸着材101の吸湿部104に吸着される。吸湿部104は駆動手段105の駆動によって再生部103に送られ、再生ファン107から電熱線102を介して送気される熱風で再生される。再生により脱着した湿分は、熱風と混合して凝縮器108に送られ、凝縮器108によって冷却されて結露水として回収される。この際吸湿部104と凝縮器108とは、互いに上流下流の関係にはない。
【0032】
なお、本図で示した支持枠は凝縮器108と吸着材101を同一平面状に支持しているが、凝縮器108と吸着材101が互いに上流下流の関係にならなければ良いのであって、例えば、凝縮器108と吸着材101が角度をなすように構成されていたり、段差を持つように構成されていたり、凝縮器108と吸着材101がそれぞれ異なる支持枠に締着されていても構わない。
【0033】
(実施例1)
図2は、実施例1の除湿装置の概略構造を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0034】
図2に示すように、本体109に、吸い込み口110と吹き出し口111とを開口する。本体109内には、吸い込み口110から吹き出し口111に至る主風路112を形成する。主風路112内には、吸い込み口110側を上流側、吹き出し口111側を下流側とし、送風ファンモーターによって駆動される送風ファンを内包する。これにより、主風路112内に吸い込み口110から吹き出し口111に至る気流が送気される。
【0035】
主風路112内の、送風ファンの下流側から吹き出し口111に至る途中に、支持枠を配置する。支持枠から吹き出し口111に向け、下流隔壁1を設ける。これにより、主風路112の支持枠より下流の部分は、冷却後空気のみを吹き出し口111に導く冷却下流風路2と、除湿空気のみを吹き出し口111に導く除湿下流風路3に二分される。
【0036】
吹き出し口111の近傍に、冷却後空気と除湿空気の非混合供給手段の一つである、可動式の吹き出し風向指示手段4を設ける。これにより、除湿空気と冷却後空気の風向を各々自在に変更することができ、機器外での混合分離を自在に行うことができる。なお吹き出し風向指示手段4は、除湿空気と冷却後空気の風向を各々自在に設定できれば良いのであって、手動であっても電動であっても構わない。
【0037】
図3(a)(b)は、送風ファンの、図2で示す以外の概略配置例を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0038】
図3(a)に示すように、下流隔壁1に開口した送風ファンモーター用開口に、片方の軸を冷却下流風路2に、もう一方の軸を除湿下流風路3に突出するように、両軸の送風ファンモーターを固定し、各々の軸に、支持枠側を上流、吹き出し口111側を下流とする送風ファンを締結しても、図2と同様に除湿空気と冷却後空気を機器内で分離することができる。
【0039】
図3(b)に示すように、冷却下流風路2と除湿下流風路3に、各々送風ファンモーターを持つ送風ファンを内包しても、図2と同様に除湿空気と冷却後空気を機器内で分離することができ、特にこの場合は冷却後空気の風量と除湿空気の風量を各々自在に増減させることができるので、除湿量をより細かく制御することができるようになる。
【0040】
図4(a)(b)は、支持枠より下流の風路の、図2で示す以外の概略構成例を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0041】
図4(a)に示すように、本体109に冷却後空気吹き出し口5と除湿空気吹き出し口6とを各々1個ずつ開口し、冷却後空気を支持枠から冷却後空気吹き出し口5に送気する冷却下流風路2と、除湿空気を支持枠から除湿空気吹き出し口6に送気する除湿下流風路3とを備えても、図2と同様に除湿空気と冷却後空気を機器内で分離することができる。この場合、除湿空気吹き出し口6の方向を変更することにより、除湿空気の風向を変更することができるようにすれば、冷却後空気吹き出し口5と除湿空気吹き出し口6が同じ方向を向いた場合には除湿空気と冷却空気を機器外で混合して供給することができ、異なる方向を向いた場合には除湿空気と冷却後空気を機器外に分離して供給することができる。
【0042】
なお図4(a)では、位置を変更できるものを除湿空気吹き出し口6としたが、冷却後空気吹き出し口5であっても構わないし、除湿空気吹き出し口6と冷却後空気吹き出し口5の両方であっても構わない。
【0043】
また、図4(b)に示すように、除湿空気吹き出し口6a、6bを開口し、除湿空気吹き出し口6bを冷却後空気吹き出し口5と隣接するようにし、除湿空気吹き出し口6a、6bにそれぞれ開閉手段7a、7bを設ければ、例えば除湿空気吹き出し口6aを開、除湿空気吹き出し口6bを閉とすれば、除湿空気と冷却後空気を分離して供給できるし、除湿空気吹き出し口6aを閉、除湿後空気吹き出し口14bを開とすれば、除湿空気と冷却後空気を機器外で混合して供給することができる。なお図4(b)では、2個開口して開閉手段を設けるものを除湿空気吹き出し口としたが、冷却後空気吹き出し口であっても、除湿空気吹き出し口と冷却後空気吹き出し口の両方であっても構わない。また個数は2個としたが、3個以上であっても構わない。
【0044】
図5および図6は、実施例1の除湿装置利用時の配置例を示す。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0045】
図5に示すように除湿空気を居室側に、冷却後空気を居室外側に供給するように配置すれば、居室側には凝縮器108の冷却によって発生する熱量の放出がないので、居室内の温度上昇を緩和することができる。図6に示すように配置すれば、凝縮器108の冷却によって発生する熱量で温度が上昇した冷却後空気と、除湿空気とが混合して温度が上昇し、より乾燥度の高い空気を供給することができるので、洗濯物などを効率よく乾燥させることができる。
【0046】
なお本実施例では、本体109内に送風ファンを内包することにより、本体109内に吸い込み口110から吹き出し口111へ、或いは吸い込み口110から冷却後空気吹き出し口5及び除湿空気吹き出し口6、6a、6bへ向かう気流を送気することとしたが、例えばこの機器を吸い込み口110を正圧の室に、吹き出し口111或いは冷却後空気吹き出し口5及び除湿空気吹き出し口6、6a、6bを各々負圧の室に連通するように配置すれば前述の気流が送気されるので、送風ファンはなくても構わない。
【0047】
(実施例2)
図7は、実施例2の除湿装置の概略構造を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0048】
図7に示すように、本体109に、吸い込み口110と吹き出し口111とを開口する。本体109内には、吸い込み側から吹き出し側に至る主風路112を形成する。主風路112内には、吸い込み口110側を上流側、吹き出し口111側を下流側とし、送風ファンモーターによって駆動される送風ファンを内包する。これにより、主風路112内に吸い込み口110から吹き出し口111に至る気流が送気される。
【0049】
主風路112内の、吸い込み口110から送風ファンの上流側に至る途中に、支持枠を配置する。吸い込み口110から支持枠に向け、上流隔壁8を設ける。これにより、支持枠より上流の風路は、冷却空気のみを吸い込み口110から凝縮器108に導く冷却上流風路9と、除湿対象空気のみを吸い込み口110から吸着材101に導く除湿上流風路10に二分される。
【0050】
吸い込み口110に、冷却空気と除湿対象空気の非混合吸気手段の一つである、吸い込み風向指示手段11を設ける。これにより、除湿対象空気と冷却空気を各々機器外の別の方向から吸入することができる。
【0051】
図8(a)(b)は、送風ファンの、図7で示す以外の配置例を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0052】
図8(a)に示すように、上流隔壁8に開口した送風ファンモーター用開口に、片方の軸を冷却上流風路9に、もう一方の軸を除湿上流風路10に突出するように、両軸の送風ファンモーターを固定し、各々の軸に吸い込み口110側を上流、支持枠側を下流とする送風ファンを締結しても、図7と同様に機器内で除湿対象空気と冷却空気を分離することができる。
【0053】
また、図8(b)に示すように、冷却上流風路9と除湿上流風路10に、各々送風ファンモーターを持つ送風ファンを内包するようにしても、図7と同様に機器内で除湿対象空気と冷却空気を分離することができる。この場合には冷却空気の風量と除湿対象空気の風量を各々自在に増減させることができ、除湿量をより細かく制御することができるようになる。
【0054】
図9は、支持枠より下流の風路の、図7で示す以外の概略構成例を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0055】
図9に示すように、本体109に冷却空気吸い込み口12と除湿対象空気吸い込み口24とを各々1個ずつ開口し、冷却空気を冷却空気吸い込み口12から支持枠に送気する冷却上流流風路20と、除湿対象空気を除湿対象空気吸い込み口24から支持枠に送気する除湿上流風路10とを備えても、図7と同様に冷却空気と除湿対象空気を機器内で分離するとともに、機器外の異なる方向から吸込むことができる。
【0056】
図10は、実施例2の除湿装置利用時の配置例を示す。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0057】
居室外の気温が、居室に比べて低い場合には、図10に示すように配置すれば、冷却空気として居室外の温度の低い空気を供給することができ、凝縮器の冷却効率を高め、除湿効率を改善することができる。
【0058】
なお本実施例では、本体109内に送風ファンを内包することにより、本体109内に吸い込み口110から吹き出し口111へ、或いは冷却空気吸い込み口12及び除湿対象空気吸い込み口24から吹き出し口111へ向かう気流を送気することとしたが、例えばこの機器を吸い込み口110或いは冷却空気吸い込み口12及び除湿対象空気吸い込み口24を各々正圧の室に、吹き出し口111を負圧の室に連通するように配置すれば前述の気流が送気されるので、送風ファンはなくても構わない。
【0059】
(実施例3)
図11は、実施例3の除湿装置の概略構造を示している。なお、これまでの図と同じ構成要素については同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0060】
本体109に、冷却空気吸い込み口12と、除湿対象空気吸い込み口24と、冷却後空気吹き出し口5と、除湿空気吹き出し口6とを開口する。本体109内に支持枠を締着し、冷却空気吸い込み口12から支持枠に至る冷却上流風路9と、除湿対象空気吸い込み口24から支持枠に至る除湿上流風路10と、支持枠から冷却後空気吹き出し口5に至る冷却下流風路2と、支持枠から除湿空気吹き出し口6に至る除湿下流風路3とを設ける。除湿下流風路3には、支持枠を上流、除湿空気吹き出し口6を下流とする送風ファンを、冷却下流風路2には、支持枠を上流、除湿空気吹き出し口6を下流とする送風ファンを内包する。冷却空気吸い込み口12、除湿対象空気吸い込み口24、冷却後空気吹き出し口5、除湿空気吹き出し口6には、それぞれダクト14a、14b、14c、14dを接続する。これにより、本体109内に吸入される冷却空気と除湿対象空気とを、各々異なる空間から吸入しうるし、本体109外へ吹き出される冷却後空気と除湿空気とを、各々異なる空間へ供給しうる。
【0061】
【発明の効果】
上記実施例から明らかのように、請求項1或いは請求項2或いは請求項4記載の発明によれば、吸着材によって除湿された除湿空気と、凝縮器を冷却した冷却後空気とが機器内で混合されず、機器外でも混合されずに供給されるので、単に空気の除湿をしたい室に必要以上に温度が上昇していない除湿空気のみを供給したり、必要以上に温度が上昇していない除湿空気のみを体に当てたりすることにより、爽快感を得られるという効果を奏する。
【0062】
また、請求項3或いはは請求項5或いは請求項6記載の発明によれば、冷却後空気と除湿空気との機器外での混合分離を自在に行うことができるので、物を乾燥する場合に有効な比較的高温な除湿空気と、単に除湿したい場合に有効な比較的低温な除湿空気の両方を任意に作り出すことができ、対象物を効率よく乾燥させるための装置としても、爽快感を得られる除湿装置としても利用し得るようにするという効果を奏する。
【0063】
また、請求項8或いは請求項9或いは請求項10記載の発明によれば、冷却空気と除湿対象空気を各々機器外の異なる方向から吸い込むことができるので、除湿したい室以外に気温が低い室がある場合等にはそこから冷却空気を得ることにより、凝縮器の冷却効率が改善され、除湿効率を改善できるという効果を奏する。
【0064】
また、請求項7或いは請求項11記載の発明によれば、冷却空気や除湿対象空気の供給元、或いは冷却後空気や除湿空気の供給先を機器の設置場所に関わらず自由に選択する事ができるので、より多彩な設置状態を実現したり、より多彩な温湿度状態の空気を作り得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1または2または3に含まれる支持枠近傍の分解斜視図
【図2】本発明の実施例1を示す除湿装置の構成を示す概略図
【図3】(a)(b)本発明の実施例1を示す除湿装置の送風ファンの、図2以外の配置例を示す概略図
【図4】(a)(b)本発明の実施例1を示す除湿装置の支持枠より下流の風路の、図2以外の構成例を示す概略図
【図5】本発明の実施例1を示す除湿装置の配置の一例を示す概略図
【図6】本発明の実施例1を示す除湿装置の配置の一例を示す概略図
【図7】本発明の実施例2を示す除湿装置の構成を示す概略図
【図8】(a)(b)本発明の実施例2を示す除湿装置の送風ファンの、図6以外の配置例を示す概略図
【図9】本発明の実施例2を示す除湿装置の支持枠より下流の風路の、図6以外の構成例を示す概略図
【図10】本発明の実施例2を示す除湿装置の配置例を示す概略図
【図11】本発明の実施例3を示す除湿装置の構成を示す概略図
【図12】従来の除湿装置の構成を示す概略図
【符号の説明】
1 下流隔壁
2 冷却下流風路
3 除湿下流風路
4 吹き出し風向指示手段
5 冷却後空気吹き出し口
6 除湿空気吹き出し口
6a 除湿空気吹き出し口
6b 除湿空気吹き出し口
7a 開閉手段
7b 開閉手段
8 上流隔壁
9 冷却上流風路
10 除湿上流風路
11 吸い込み風向指示手段
12 冷却空気吸い込み口
13 除湿対象空気吸い込み口
14a ダクト
14b ダクト
14c ダクト
14d ダクト
101 吸着材
102 電熱線
103 再生部
104 吸湿部
105 駆動手段
106 再生ファンモーター
107 再生ファン
108 凝縮器
109 本体
110 吸い込み口
111 吹き出し口
112 主風路

Claims (11)

  1. 吸着材と加熱手段と駆動手段と再生ファンと凝縮器を備え、前記吸着材は吸湿部と再生部を備え、前記吸湿部は除湿対象空気を除湿して除湿空気として供給し、前記再生部は前記加熱手段により加熱されて脱湿して再生し、前記駆動手段は前記吸湿部と前記再生部が入れ替わるように前記吸着材を駆動し、前記再生ファンは前記加熱手段を介して前記再生部に高温の再生空気を供給し、前記吸着材からの脱湿分を前記再生空気に混合して前記凝縮器に導入し冷却空気を用いて冷却し結露水として回収し、冷却されて飽和した再生空気を前記再生部に戻して循環する循環風路を形成する除湿装置において、前記吸着材によって除湿された除湿空気と前記凝縮器を冷却した冷却後空気が除湿装置内で混合しないように前記吸着材と前記凝縮器を配置するとともに、前記除湿空気と前記冷却後空気を前記除湿装置外に混合することなく供給するよう構成したことを特徴とする除湿装置。
  2. 除湿対象空気及び冷却空気を除湿装置内に吸い込む吸い込み口と、除湿空気及び冷却後空気を前記除湿装置外に吹き出す吹出し口と、前記吸い込み口から吸い込んだ空気を前記吹出し口に導く主風路を備え、吸着材と凝縮器を前記主風路内に風向に対して並列に配置し、前記主風路内の前記吸着材および前記凝縮器と前記吹き出し口との間に下流隔壁を設け、前記下流隔壁は前記主風路を前記除湿空気を前記吸着材から前記吹き出し口に導く除湿下流風路と前記冷却後空気を前記凝縮器から前記吹き出し口に導く冷却下流風路とに分割し、前記吹き出し口に前記除湿空気と前記冷却後空気が非同一方向に吹き出すように吹き出し風向指示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の除湿装置。
  3. 吹き出し風向指示手段を可動としたことを特徴とする請求項2記載の除湿装置。
  4. 冷却後空気を除湿装置外に吹き出す冷却後空気吹出し口と除湿空気を前記除湿装置外に吹き出す除湿空気吹き出し口とを非同一方向に開口し、前記除湿空気を吸着材から前記除湿空気吹き出し口に導く除湿下流風路と、前記冷却後空気を凝縮器から前記冷却後空気吹き出し口に導く冷却下流風路とを設けたことを特徴とする請求項1記載の除湿装置。
  5. 冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれをも可動としたことを特徴とする請求項4記載の除湿装置。
  6. 冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれをも複数個とし、少なくとも一対の冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口とを同一方向に向けて開口し、前記冷却後空気吹き出し口及び前記除湿空気吹き出し口の一部または全部に、前記冷却後空気吹き出し口及び前記除湿空気吹き出し口の開閉を自在とする開閉手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の除湿装置。
  7. 冷却後空気吹き出し口と除湿空気吹き出し口のいずれか一方またはいずれにも、空気を搬送するダクトを接続したことを特徴とする請求項4、5または6記載の除湿装置。
  8. 吸着材と加熱手段と駆動手段と再生ファンと凝縮器を備え、前記吸着材は吸湿部と再生部を備え、前記吸湿部は除湿対象空気を除湿して除湿空気として供給し、前記再生部は前記加熱手段により加熱されて脱湿して再生し、前記駆動手段は前記吸湿部と前記再生部が入れ替わるように前記吸着材を駆動し、前記再生ファンは前記加熱手段を介して前記再生部に高温の再生空気を供給し、前記吸着材からの脱湿分を前記再生空気に混合して前記凝縮器に導入し冷却空気を用いて冷却し結露水として回収し、冷却されて飽和した再生空気を前記再生部に戻して循環する循環風路を形成する除湿装置において、前記吸着材によって除湿する除湿対象空気と前記凝縮器を冷却する冷却空気が除湿装置内で混合しないように前記吸着材と前記凝縮器を配置するとともに、前記除湿対象空気と前記冷却空気を前記除湿装置外から混合することなく供給されるよう構成したことを特徴とする除湿装置。
  9. 除湿対象空気及び冷却空気を除湿装置内に吸い込む吸い込み口と、除湿空気及び冷却後空気を前記除湿装置外に吹き出す吹出し口と、前記吸い込み口から吸い込んだ空気を前記吹出し口に導く主風路を備え、吸着材と凝縮器を前記主風路内に風向に対して並列に配置し、前記主風路内の前記吸い込み口と前記吸着材および前記凝縮器との間に上流隔壁を設け、前記上流隔壁は前記主風路を前記除湿対象空気を前記吸い込み口から前記吸着材に導く除湿上流風路と前記冷却空気を前記吸い込み口から前記凝縮器に導く冷却上流風路とに分割し、前記吸い込み口に前記除湿対象空気と前記冷却空気が非同一方向から吸い込まれるように吸い込み風向指示手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、3または8記載の除湿装置。
  10. 冷却空気を除湿装置内に吸い込む冷却空気吸い込み口と、除湿対象空気を除湿装置内に吸い込む除湿対象空気吸い込み口とを備え、前記冷却空気を前記冷却空気吸い込み口から凝縮器に導く冷却上流風路と、前記除湿対象空気を前記除湿対象空気吸い込み口から吸着材に導く除湿上流風路とを設けたことを特徴とする請求項1、4、5、6、7または8記載の除湿装置。
  11. 冷却空気吸い込み口と除湿対象空気吸い込み口のいずれか一方またはいずれにも、空気を搬送するダクトを接続したことを特徴とする請求項10記載の除湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008259964A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 除湿装置
JP2016172227A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 象印マホービン株式会社 除湿機
EP3495748A1 (fr) * 2017-12-05 2019-06-12 Astato Caisson de ventilation muni d'une chicane en amont

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