JP2004350489A - 多層電極スタックを有する静電駆動器 - Google Patents

多層電極スタックを有する静電駆動器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、静電間隔を調節する静電駆動器を提供する。
【解決手段】第1本体は導電性表面を有し、第2本体は、間隔によって導電性表面から隔置された本体表面を有する。導体層および駆動器電極は第2本体の窪みにあり、電極面は、間隔を挟んで導電性表面に面する。駆動器電極は、間隔の絶縁破壊による導体層と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する半絶縁性材料を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は概ね静電駆動器に、特にディスク・ドライブの浮上高を制御する静電駆動器に関するが、それに制限されない。
ディスク・ドライブの浮上高が減少するにつれ、記録ヘッドとディスクの間の浮上インタフェースを維持することが益々困難になる。製造誤差、温度や標高などの環境的条件、ディスクの微細構造および他の要素により、機械的間隔損を引き起こすことがある。これらの間隔損を補償する一つの方法は、静電気力を使用して浮上高さを制御することである。スライダとディスクの間に静電気引力を生成するため、制御電圧をスライダ本体全体(または専用スライダ電極へ)とディスクの間に印加することができる。専用電極が好ましい。というのは、ディスクとの接触を回避するよう設計し、「スナップ・オーバー」によって生じるインタフェースの壊滅的故障を防止することができるからである。スナップ・オーバーは、間隔が突然減少し、静電気力が突然、空気支承部揚力より大きくなった場合に発生し、ヘッドクラッシュを引き起こす。静電気力は、ヘッド・ディスク間隔が減少した場合に突然増加することがある。というのは、静電気力は間隔の二乗に逆比例するからである。専用電極は、スライダ本体を接地して、読み書きトランスデューサへの静電放電による損傷を防止できるという利点も有する。
先行技術の静電間隔制御の問題は、導電表面上の凹凸、時折導電表面と電極の間を通過する遊動粒子、またはヘッドをクラッシュさせる他の絶縁破壊のため、電極と導電表面間で時々生じる空気絶縁破壊を完全に解消するのが不可能なことである。クラッシュせずに絶縁破壊、凹凸または遊動粒子との一瞬の接触を許容することができる静電駆動器の構成が必要である。
本発明の実施形態は、以上およびその他の問題に対する解決法を提供し、先行技術に対する他の利点を提供する。
間隔を調節する静電駆動器を開示する。静電駆動器は、導電性表面を含む第1本体、および間隔によって導電性表面から隔置された本体表面を有する第2本体を備える。
導体面を備えた導体層が、第2本体の本体表面から絶縁状態で窪みにある。駆動器電極が導体面に配置され、間隔を挟んで導電性表面と対面する電極面を有する。駆動器電極は、半絶縁性材料を備える。半絶縁性材料は、間隔の絶縁破壊を通して導体層と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する。
本発明の実施形態を特徴付ける他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読み、添付図面を検討することにより明白になる。
(発明の実施の形態)
本出願は、導電性層の半絶縁性電極コーティングについて開示する。半絶縁性電極コーティングと導電性層は、一緒になって多層電極スタックを構成する。導電性層は、通常は金属であり、半絶縁性層の長さおよび幅にわたって均一の電圧が印加されることを保証する。半絶縁性電極コーティングは、凹凸、遊動粒子または他の原因から生じるような空気絶縁破壊により接触した場合に、電極とディスク間の破壊的放電を制限する厚さと電気抵抗との組合せを有する。多層電極スタックを絶縁されていない本体上に配置する場合、多層電極スタックは、導体層を本体から絶縁する絶縁層も含むことができる。
通常の動作中に、半絶縁性電極コーティングは、導体層に印加されるのと同じ電位を維持し、したがってコーティングは有効静電気力を減少させない。コーティング表面とディスク間の間隔は、安全な状態で裸の金属電極とディスク間の間隔より小さくすることができるので、半絶縁性電極コーティングで使用可能な静電気力が大きくなる。
図1は、間隔142を調節する静電駆動器140の第1実施形態の断面図を示す。静電駆動器140は、概ね平坦であることが好ましい導電性表面146を含む第1本体144を備える。静電駆動器140は、間隔142によって導電性表面146から隔置される本体表面150を有する第2本体148も備える。表面146、150は、概ね相互に対して平行であることが好ましい。導体層152は、第2本体表面150から引込んで絶縁性を与える。導体層152は、好ましくは平坦で、導電性表面146に対面する導体面154を有する。
駆動器電極156は、導体面154上に配置され、間隔142を挟んで導電性表面146に対面する電極面158を有する。駆動器電極156は、間隔142の絶縁破壊を通した導体層152と導電性表面146との短絡を防止する電気抵抗および厚さTの組合せを有する半絶縁性材料を備える。絶縁破壊は、遊動破片粒子によって、または導電性表面146に取り付けられた表面の凹凸や粒子などによって、または他の原因によって生じることがある。表面146、150は、相互に対して滑動することが好ましく、凹凸、破片粒子または他の絶縁破壊は持続期間が一時的である。
好ましい構成では、静電駆動器140が荷電されて、間隔142を制御しながら、第1および第2本体144、148が間隔142に対して横断する方向で相互に対して滑動または動作するよう静電引力を発生する。このような構成では、空気絶縁物が破壊するか、遊動粒子が一時的にギャップまたは間隔142に入ることが可能となり、導電性表面146上の表面突起または凹凸が一時的にギャップ142内へと移動することができる。一つの好ましい構成では、第1本体144がデータ記憶媒体を備え、第2本体148がデータ・アクセス・デバイスを備え、これは導電性表面の選択された位置に配置され、データ記憶媒体に記憶されたデータの選択された部分にアクセスする。データは、光学的、磁気的、磁気光学的、または他の知られているデータ記憶媒体に記憶することができる。
別の好ましい構成では、第2本体148は絶縁性材料で形成され、導体層152は、第2本体148上に直接配置される。間隔142は非常に小さく、間隔142にある空気または他の気体の絶縁耐力を超えずに十分な駆動器力を提供するため、約250オングストローム(1マイクロインチ)以下であることが好ましい。
図2は、静電駆動器回路170の線図を示す。静電駆動器回路170は、導体174、176によって電位源178に電気的に接続された静電駆動器172(図1に示した静電駆動器140と同様)を含む。図示のように、電位源178は、電源抵抗182と直列の電圧源180としてモデル化される。電位源178は、導体174と176の間に電位Pを与える。電圧源178は、間隔184を制御するために調節可能な制御電圧を提供することが好ましく、制御電圧は、間隔184によって決定されるパラメータのフィードバックの関数であることが好ましい。電位源178は、導電性表面188に対して導体層179に荷電する。
間隔184は、粒子186による一過性汚染をするか、空気絶縁が破壊する。粒子186は、図示のように遊動粒子か、表面凹凸の形態で導電性表面188に付着することがある。半絶縁性材料190は、粒子186によって電極面194と導電性表面188との短絡が生じると、導体層179の放電を制限する電気抵抗192を有する。
半絶縁性材料190は、抵抗192およびキャパシタンス196のRC時定数に関連する緩和時間を有する。キャパシタンス196は、駆動器電極190内のキャパシタンスと浮遊容量との組合せである。好ましい構成では、粒子186による短絡などの一時的絶縁破壊を除去した後、粒子接触点に近い電極面が、50マイクロ秒以内に導体層179に電位の63%を再荷電する。高速再荷電により、容量性駆動器が迅速に回復することができ、したがって間隔184の安定した制御が維持される。抵抗192は、電位源178の短絡も防止する。駆動器電極172は、絶縁破壊による短絡抵抗192を有し、短絡抵抗は電源抵抗182の少なくとも10倍である。
図3は、空気絶縁破壊、または凹凸の粒子との接触による電極面の局所的な短絡を示す。図3では、縦軸200は、(図2の電極表面194などの)電極表面における電極表面電位を表す。横軸202は、電極表面幅204にまたがる電極表面に沿った長さを表す。垂直の点線206は、(図2の粒子186による接触などの)絶縁破壊点を表す。水平の点線208は、(図2の駆動器電極190などの)駆動器電極と接触する引込んだ(図2の導体層179などの)導体層上の電位を表す。実線210は、電極表面電位の変動を概略的に表す。実線210の形状は、駆動器電極の電気抵抗および厚さを選択することにより、調節することができる。絶縁破壊による短絡は、絶縁破壊の周囲の電極表面の局所的部分212に局所化され、絶縁破壊から遠い電極面の部分214は短絡しない。特定用途の幾何学的形状では、厚さおよび電気抵抗が、局所的部分212の直径を制御するため、駆動器の静電界をコンピュータ・モデリングすることにより確認される。絶縁破壊が発生すると、絶縁破壊点から遠い電極面の表面区域の大きい部分が、駆動を提供するため普通に機能することができる。
図4は、静電駆動器220の第2の実施形態を示す。図4の駆動器220は、図1から図2に示した駆動器140、172と同様であり、図1から図2の参照番号と同じ図4の参照番号は、同じまたは同様の構成を示すものである。
図4では、サスペンション222が第1本体144と第2本体148間を結合し、第1本体144から名目間隔224にて第2本体148を弾性状態で懸架する。電位源178が、導体層152と導電性表面146の間の調節電位Pを与えて、電極面158と導電性表面146の間に静電引力を生成する。静電引力は、名目間隔224から調節された間隔226まで、間隔を調節する。
好ましい構成では、サスペンション222は、静電気力に抗して、静電気力が除去されると、第2本体を名目間隔224へと復帰させる弾性力を提供するばね要素230を備える。ばね要素230は、機械的ばね、空力的揚力、機械的ばねと空力的揚力の組合せ、または他の知られている弾性力を含むことができる。サスペンション222は、第2本体148を導電性表面146上で所定のパターンにて移動させる1つまたは複数の並進運動要素232、234も備えることが好ましい。並進運動要素232、234は、例えば音声コイル・モータ、ディスク・ドライブ・モータ、圧電アクチュエータまたは他の知られている運動制御デバイスを備えることができる。
電位源178は電源抵抗182を有し、駆動器電極は、破片粒子186を通る経路に沿った短絡抵抗を有し、短絡抵抗は、電源抵抗の少なくとも10倍で、破片粒子186が導体層152を第1本体144に短絡できないことを保証する。
図5は、静電駆動器240の第2の実施形態を示す。駆動器240は図1の駆動器140と同様であり、図1で使用した参照番号と同じ図5の参照番号は、同じまたは同様の構成を示す。
図5では、絶縁層242を第2本体148と導体層152の間に配置する。導体層は、本体148の溝に沿って延在し、接続リード線246を形成する。接触パッド244を接続リード線246上に配置する。接続リード線246は、導体層152と接触パッド244間を結合する。間隔の変化を妨げない融通性のある方法で、接触パッド244を電位源178に接続するため、軟質リード線248が接触パッド244に結合される。図5の第2本体148は、導電性材料で作成することができ、共通の導体250で第1本体244に接続することが好ましい。第2本体148が静電気力を発生しないよう、第2本体148が第1本体144と同じ電位である図5に示したような構成を、「専用」電極構成と呼ぶ。静電気力を発生しないよう第2本体148を絶縁性材料で形成する構成も、専用電極構成と呼ぶ。
図6は、ディスク・ドライブ(例えば図7に関連して以下で説明するディスク・ドライブ100)のディスク262に記憶されたデータにアクセスするスライダ260の第1の実施形態を示す。ディスク262は導電性表面263を有する。
スライダ260は、後側266、ディスク262に対面する底側268、および底側268から突出する隆起表面270を有するスライダ基板264を含む。隆起表面270は、ディスク262が回転するにつれ、空気支承層に載って空力学的揚力を発生する空気支承表面の第1部分を形成する。
スライダ260は、後側に読み書きヘッド272も含む。読み書きヘッド272は記憶されたデータにアクセスし、空気支承表面の第2部分を形成するヘッド表面275を有する。
導体層274は、空気支承表面に開いた空隙276内に、絶縁状態で窪みにある。導体層274は、絶縁層278上に配置され、絶縁を提供する。導体層274は、ディスク262に面する導体面280を有する。
駆動器電極282は、導体面280に配置され、空気支承層の静電気荷電部分286を挟んでディスク262に面する電極面284を有する。駆動器電極282は、静電気荷電部分286(間隔)にある破片粒子を通じた導体層280と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する半絶縁性材料を備える。スライダ260は、例えば図7に関連して以下で説明するディスク100などのディスクに使用することができる。
図7は、図8に示すスライダを使用することができるディスク・ドライブ100の斜視図である。ディスク・ドライブ100は、ベース102およびトップ・カバー(図示せず)を備えたハウジングを含む。ディスク・ドライブはさらにディスク・パック106を含み、これはディスク・クランプ108によってスピンドル・モータ(図示せず)に装着される。ディスク・パック106は複数の個別ディスクを含み、これは中心軸線109の周囲で同時回転するよう装着される。各ディスク表面は、ディスク表面と連絡するためディスク・ドライブ100に装着される関連のディスク・ヘッド・スライダ110を有する。図1に示す例では、スライダ110はサスペンション112によって支持され、サスペンション112は駆動器116のトラック・アクセス・アーム114に取り付けられる。図1に示す駆動器は、回転運動コイル駆動器として知られているタイプで、概ね118で示す音声コイル・モータ(VCM)を含む。音声コイル・モータ118は、駆動器116をそれに取り付けたヘッド110とともに旋回シャフト120の周囲で回転させ、ディスク内径124とディスク外径126の間のアーチ形路122に沿った所望のデータ・トラック上にヘッド110を配置する。音声コイル・モータ118は、ヘッド110およびホスト・コンピュータ(図示せず)によって生成された信号に基づき、サーボ・エレクトロニクス130によって駆動される。
図8から図11は、スライダ300の第2の実施形態を示す。図8は、スライダ300の底面図を示す。図9は、図8の線9−9’に沿った部分断面図を示す。図10は、図8の領域10の拡大底面図を示す。図11は、スライダ300の後縁図を示す。図9から図11に示した様々な層は極めて薄いが、層および相互接続をさらによく示すよう拡大されている。したがって、図9から図11に使用する縮尺は一定でない。
図300は、後側304、ディスク(図示せず)に面する底側306、および底側306から突出して空気支承表面の様々な部分を形成する様々な隆起表面308、310、312、314を有する基板302を含む。読み書きヘッド316が後側304に配置される。読み書きヘッド316は、後縁の様々な絶縁層318に配置される。導体層320は、図9から図10で最もよく分かるように、隆起表面308の空隙内にある絶縁層322上に沈積される。導体層320は、図10で最もよく分かるように、絶縁層318上に延在するリード線324を含む。ボンディング・パッド332、334、336、338、340が、絶縁層318(図11)の後側に配置される。ボンディング・パッドの一つであるボンディング・パッド332は、静電駆動器に使用され、リード線324と接触するリード線342を含む。駆動器電極330が、導体層320(図9)上に配置される。駆動器電極330は、空気流内で読み書きヘッド316を案内する。駆動器電極330および導体層320は、空気支承表面308(図9)内に引込んでいる。駆動器電極330は、読み書きヘッドまたはトランスデューサ316の前に直接配置され、したがって駆動器電極がトランスデューサ316付近で、さらにディスク付近でも浮上する。空気支承層の一部は、トランスデューサ316の浮上高さを制御するため、最大の静電気力を生成できる箇所で、静電荷電される。本構成は、2つの電極ではなく1つの電極を使用して、印加電圧または区域がトランスデューサ316の対向する側でわずかに異なった場合、スライダの意図しない回転を防止する。
電極スタックを生成するための例示的ステップは、図9で最もよく図示されている。最初に、「ネスト」または空隙309を、基板302、好ましくはAlTiCの空気支承表面308にエッチングする。次に、絶縁層322、好ましくはアルミナをAlTiC基板302上に沈積し、好ましくはCrの金属層320、および抵抗性材料の電極(キャップ)層330、好ましくはダイアモンド状炭素(DLC)が次々と積層される。DLC層の厚さは、特定の用途で所望の電流制限を提供するよう、その抵抗を考慮して調節される。ダイアモンド状炭素は層330にも好ましい。なぜなら絶縁破壊に抵抗する機能を有する所望の滑らかな表面特徴を提供するよう処理できるからである。キャップ層は金属層を保護する働きをし、電極スタックの表面に電荷を伝えながら、ディスクの放電を防止する。電極320はリード線342を介してスライダの後縁上のボンディング・パッド332に接続し、このパッド332に軟質リード線によって外部制御電圧が印加される。一つの好ましい構成では、空隙309は深さ約900オングストロームであり、厚さ150オングストロームのアルミナ絶縁体、厚さ200オングストロームのCr電極、および厚さ450オングストロームのDLCキャップを含む。異なる電極材料を使用する場合は、厚さが変化し、空隙309の深さを調節して、所望の厚さに対応することができる。
図12は、スライダ350の第2の実施形態を示す。図12に示す構成は、図8から図11に示す構成と同様であり、図8から図11で使用した参照番号と同じで、図12で使用する参照番号は、同じまたは同様の構成を示す。図12では、駆動器電極330の前に深いトレンチ352をエッチングする。トレンチ332は、図13から図14に関して以下で説明するように、電極窪みおよび磁極端浮上高さ(PTFH)を空力的に分離するのに役立つ。
図13は、図8から図11に示した構成の電極面の様々な引込み深さについて、電極電圧の関数として磁極とディスクとの間隔のグラフを示す。縦軸340は、磁極とディスクとの間隔(PTFH)をナノメートル単位で表し、横軸342は、駆動器電極とディスク間に印加される制御電圧を表す。(凡例344で示すように)様々な引込み深さを有する4つの形状を比較する。図13に示すように、電極引込み深さとPTFTは、PTFHの大きな広がり346で示すように、スライダ300内で強力に結合される。これは望ましくない。というのは、スライダ製造プロセスでは通常、電極引込み深さに多少の変動を生じ、これによって初期浮上高さが変動し、所望の浮上高さの変化を生成するために必要な電圧が変動するからである。
図14は、図12に示した構成の電極面の様々な引込み深さについて、電極電圧の関数として磁極とディスク間隔のグラフを示す。縦軸351は、磁極とディスクとの間隔をナノメートル単位で表し、横軸353は、印加電圧をボルト単位で表す。図14では、モデリングにより、深さ1μm、幅15μmのトレンチが十分な分離(電極窪み1nm当たり0.1nmのPTFHの変化)を提供することが示される。356で示すように、図13に示した大きい変動346と比較して、引込み深さによる変動の減少が獲得される。
図15は、スライダ370の第4の実施形態を示す。図15のスライダ370は図8のスライダ300と同様であり、図8で使用した参照番号と同じで、図15に使用する参照番号は、同じまたは同様の構成を示す。図15では、駆動器電極372を、スライダの後側にある絶縁層318に設ける。駆動器電極372は読み書きヘッド316の後を追う。この構成は、2相AlTiCスライダ基板302のフライス加工が回避され、図8に示すように荷電電極をスライダ本体から絶縁するための絶縁層の付着が(AlTiCが導電性なので)回避される。図15では、導電層および駆動器電極372が、既に読み書きヘッド構造の一部として所定の位置にある絶縁層318の上に配置される。この利点は2つある。アルミナは単相材料なので、電極を付着させる前の初期フライス加工が、さらに均一になる。第2に、アルミナは非導電性なので、導電層の下に絶縁体層を付着させる必要がない。絶縁体層がないのでフライス加工した電極ネストが浅くなり、アルミナが単相なので、全体的なフライス加工の変動が減少する。これによって、電極深さがさらに予測可能になり、したがって専用静電駆動器システムがさらに予測可能になる。また、電極構造を受けるためにAlTiC基板を準備する複雑なプロセスがなくなる。
図16は、図15に示した構成について、電極電圧の関数として磁極とディスク間隔のグラフを示す。縦軸382は、磁極とディスクとの間隔をナノメートル単位で表し、横軸382は、駆動器電極372とディスクの間に印加された電位をボルト単位で表す。曲線384は、印加電位の関数として磁極とディスクとの間隔を表す。0ボルトと約6ボルトの間で、制御を向上させる良好に定義された関係があることが分かる。図16は、アルミナ上に電極がある設計について、FHの変化と静電電圧とを示す。
要するに、(140などの)静電駆動器を使用して、(142などの)間隔を調節する。静電駆動器は、(146などの)導電性表面を含む(144などの)第1本体と、間隔によって導電性表面から隔置された(150などの)本体表面を有する(148などの)第2本体とを備える。(154などの)導体面を備えた(152などの)導体層が、第2本体の本体表面から絶縁状態で引込んでいる。(156などの)駆動器電極は、導体面に配置され、間隔を挟んで導電性表面に面する(158などの)電極面を有する。駆動器電極は半絶縁性材料を備える。半絶縁性材料は、間隔の絶縁破壊による導体層と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さTとの組合せを有する。
本発明の様々な実施形態の多くの特徴および利点を、本発明の様々な実施形態の構造および機能の詳細とともに、以上の説明で述べて来たが、この開示は例示的なものにすぎず、請求の範囲で表明されている条件の一般的な広い意味により示される全範囲まで、本発明の原理内で、細部に、特に部品の構造および構成に関して変更できることを理解されたい。例えば、静電駆動器システムの特定の用途に応じて、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、ほぼ同じ機能を維持しながら、特定の要素を変化させることができる。また、本明細書で説明した好ましい実施形態は、2つの物体間の間隔を制御する静電駆動器システムを指向するが、本発明の教示は、本発明の範囲から逸脱することなく、さらに複雑な位置決め構成にて複数の物体間の複数の間隔を制御する複数の静電駆動器に適用できることが、当業者には認識される。
静電駆動器の第1の実施形態を示す。 静電駆動器回路の線図を示す。 電極面の局所的短絡を示す。 静電駆動器の第2の実施形態を示す。 静電駆動器の第3の実施形態を示す。 ディスク・ドライブのスライダおよびディスクの第1の実施形態を示す。 ディスク・ドライブの斜視図を示す。 スライダの第2の実施形態を示す。 図8の線9−9’に沿って見た部分断面図を示す。 図8の一部の拡大図を示す。 スライダの接触パッドおよび接続リード線を示す。 スライダの第3の実施形態を示す。 図8から図11に示した構成の電極面の様々な窪み深さについて、電極電圧の関数として磁極とディスク間隔のグラフを示す。 図2に示した構成の電極面の様々な窪み深さについて、電極電圧の関数として磁極とディスク間隔のグラフを示す。 スライダの第4の実施形態を示す。 図5に示した構成について、電極電圧の関数として極とディスク間隔のグラフを示す。
符号の説明
100 ディスク・ドライブ
102 ベース
106 ディスク・パック
108 ディスク・クランプ
110 スライダ
112 サスペンション
114 アーム
116 駆動器
118 音声コイル・モータ
120 旋回シャフト
122 アーチ形路
124 ディスク内径
126 ディスク外径
130 サーボ・エレクトロニクス
140 静電駆動器
142 間隔
144 第1本体
146 導電性表面
148 第2本体
150 本体表面
152 導体層
154 導体面
156 駆動器電極
158 電極面
170 静電駆動器回路
172 静電駆動器
174、176 導体
178 電位源
180 電圧源
182 電気抵抗
184 間隔
186 粒子
188 導電性表面
190 半絶縁性材料
192 電気抵抗
194 電極面
196 キャパシタンス
200 縦軸
202 横軸
204 電極表面幅
206 垂直点線
208 水平点線
210 実線
212 局所的部分
220 駆動器
222 サスペンション
224 名目間隔
226 調節した間隔
230 ばね要素
232、234 並進運動要素
240 駆動器
242 電気絶縁層
244 接触パッド
246 接続リード線
248 軟質リード線
250 共通導体
260 スライダ
262 ディスク
263 導電性表面
264 スライダ表面
266 後側
268 底側
270 隆起表面
272 読み書きヘッド
274 導体層
275 ヘッド表面
276 空隙
278 絶縁層
280 導体面
282 駆動器電極
284 電極面
286 静電荷電部分
300 スライダ
302 基板
304 後側
306 底側
308、310、312、314 隆起表面
309 空隙
316 読み書きヘッド
318、320、322 絶縁層
324 リード線
330 駆動器電極
332、334、336、338 ボンディング・パッド
340 ボンディング・パッド/縦軸
350 スライダ
352 トレンチ
370 スライダ
372 駆動器電極

Claims (30)

  1. 間隔を調節する静電駆動器で、
    導電性表面を含む第1本体と、
    間隔によって導電性表面から隔置された本体表面を有する第2本体と、
    第2本体表面から絶縁状態で引込んだ導体層とを備え、導体層は導体面を有し、さらに、
    導体面に配置され、間隔を挟んで導電性表面に面する電極面を有する駆動器電極を備え、駆動器電極が、間隔を通した導体層と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する半絶縁性材料を備える静電駆動器。
  2. 第2本体が電気的に絶縁され、導体層が第2本体上に配置される、請求項1に記載の静電駆動器。
  3. 間隔が250オングストローム以内である、請求項1に記載の静電駆動器。
  4. 間隔が一過性の絶縁破壊を経験し、半絶縁性材料は、空気絶縁破壊によって電極面と導電性表面とが短絡すると、導体層の放電を制限する電気抵抗を有する、請求項1に記載の静電駆動器。
  5. 半絶縁性材料は、一時的短絡を除去した後、電極面が、50マイクロ秒以内で導体層に電位の63%を再荷電するよう緩和時間を有する、請求項1に記載の静電駆動器。
  6. 間隔が一過性の絶縁破壊を経験し、半絶縁性材料は、破壊による短絡が破壊周辺の電極面の部分に局所化され、破壊から遠い電極面の部分は短絡しないような電気抵抗と厚さとを有する、請求項1に記載の静電駆動器。
  7. さらに、
    第1本体と第2本体との間に結合され、第1本体からの名目的間隔にて第2本体を弾性的に懸架するサスペンションと、
    電極面と導電性表面との間に、名目間隔から調節した間隔へと間隔を調節する引力を生成するため、導体層と導電性表面との間に調節電位を印加する電位源とを備える、請求項1に記載の静電駆動器。
  8. 電位源が電源抵抗を有し、駆動器電極が、絶縁破壊による短絡抵抗を有し、短絡抵抗が電源抵抗の少なくとも10倍である、請求項7に記載の静電駆動器。
  9. さらに、第2本体と導体層の間に配置された電気絶縁層を備える、請求項1に記載の静電駆動器。
  10. さらに、第2本体上の接触パッド、および導体層と接触パッドの間に結合された接続リード線を備える、請求項1に記載の静電駆動器。
  11. さらに、接触パッドに結合された軟質リード線を備える、請求項10に記載の静電駆動器。
  12. 第1本体が、第2本体の電位と等しい電位を有する、請求項1に記載の静電駆動器。
  13. ディスクに記憶されたデータにアクセスするスライダで、
    後側、ディスクに面する底側、および底側から突出した隆起表面を有するスライダ基板を備え、隆起表面が空気支承表面の第1部分を形成し、さらに、
    後側上の読み書きヘッドを備え、読み書きヘッドは、データにアクセスし、空気支承表面の第2部分を形成するヘッド表面を有し、さらに、
    空気支承表面にて開いた空隙内に絶縁状態で引込んだ導体層を備え、導体層が導体面を有し、さらに、
    導体面に配置され、空気支承層の導電性間隔を挟んでディスクに面する電極面を有する駆動器電極を備え、駆動器電極は、導体層からディスクへの短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する半絶縁性材料を備えるスライダ。
  14. 駆動部電極と空気支承表面との間にトレンチ・カットを含み、トレンチが、電極面と空気支承表面との間に空力的分離を提供する、請求項13に記載のスライダ。
  15. 駆動器電極が読み書きヘッドの後を追う、請求項13に記載のスライダ。
  16. 駆動器電極が読み書きヘッドを案内する、請求項13に記載のスライダ。
  17. 間隔が250オングストローム以内である、請求項13に記載のスライダ。
  18. 間隔が一過性の絶縁破壊を経験し、半絶縁性材料は、電極面とディスクとが短絡すると、導体層の放電を制限する電気抵抗を有する、請求項13に記載のスライダ。
  19. 半絶縁性材料は、一時的短絡を除去した後、電極面が、50マイクロ秒以内で導体層に電位の63%を再荷電するような緩和時間を有する、請求項13に記載のスライダ。
  20. 間隔が絶縁破壊を経験し、半絶縁性材料は、破壊による短絡が破壊周辺の電極面の部分に局所化し、破壊から遠い電極面の部分は短絡しないような電気抵抗および厚さを有する、請求項19に記載のスライダ。
  21. さらに、
    スライダとディスクの間に結合され、ディスクからの名目的間隔にてスライダを弾性的に懸架するサスペンションと、
    電極面とディスクの間に、名目間隔から調節した間隔へと間隔を調節する引力を生成するため、導体層とディスクの間に調節電位を印加する電位源とを備える、請求項13に記載のスライダ。
  22. 電位源が電源抵抗を有し、駆動器電極が絶縁破壊による短絡抵抗を有し、短絡抵抗が電源抵抗の少なくとも10倍である、請求項13に記載のスライダ。
  23. さらに、スライダ基板と導体層の間に配置された電気絶縁層を備える、請求項13に記載のスライダ。
  24. さらに、スライダ基板上の接触パッド、および導体層と接触パッドの間に結合された接続リード線を備える、請求項13に記載のスライダ。
  25. さらに、接触パッドに結合された軟質リード線を備える、請求項13に記載のスライダ。
  26. スライダ基板が、ディスクの電位と等しい電位を有する、請求項13に記載のスライダ。
  27. 間隔を調節する静電駆動器で、
    間隔によって分離された第1および第2本体を備え、静電駆動器の電極手段を受けるため、導体面が第2本体の窪みにあり、さらに、
    間隔の絶縁破壊による導体層と導電性表面との短絡を防止する電気抵抗と厚さとの組合せを有する静電駆動器電極手段とを備える静電駆動器。
  28. 間隔が一過性の絶縁破壊を経験し、静電駆動器電極手段は、絶縁破壊による電極面とディスクとが短絡すると、導体層の放電を制限する電気抵抗を有する、請求項27に記載の静電駆動器。
  29. 静電駆動器電極手段は、一時的短絡を除去した後、電極面が、50マイクロ秒以内で導体層に電位の63%を再荷電するような緩和時間を有する、請求項27に記載の静電駆動器。
  30. 間隔が一過性の絶縁破壊を経験し、静電駆動器電極手段は、絶縁破壊による短絡が粒子周辺の電極面の部分に局所化され、粒子から遠い電極面の部分は短絡しないような電気抵抗と厚さとを有する、請求項27に記載の静電駆動器。
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