JP2004350079A - 検波回路 - Google Patents

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Yoshikuni Fujihashi
芳邦 藤橋
Hiroki Iwamiya
裕樹 岩宮
Yuuji Oosumi
勇二 大炭
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】検波回路においては、ダイナミックレンジを拡大するために外部制御回路を用いており、回路構成が複雑化していた。
【解決手段】本発明の検波回路は、入力端子4から入力された信号が可変減衰器1において減衰され、増幅器2において増幅されて検波器3に入力され、そして検波器3において検波されて出力電圧が出力端子5に出力すると共に、可変減衰器1にフィードバックする回路構成とした。以上のように検波器の出力を検波回路の入力に設けた可変減衰器へフィードバックして検波器の出力が大きくなるにつれて可変減衰器の減衰量が大きくなる構成としたことによって可変減衰器への外部制御無しにダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動体通信用無線機器に用いる検波回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の検波回路ブロック図を図7に示す。入力端子110から入力される入力信号を減衰する第1の可変減衰器101と、この第1の可変減衰器101の出力信号を増幅する増幅器102と、この増幅器102の出力信号を検波する検波器103と、この検波器103の出力信号を平滑化する平滑回路104と、この平滑回路104からの出力値と基準値を比較して前記第1の可変減衰器101に減衰量をコントロールする電圧を出力する比較器106とを備える自動出力制御装置において、前記増幅器102と検波器103の間に第2の可変減衰器107を配置し、この第2の可変減衰器107に出力レベル制御入力112から出力レベル制御信号を与えることにより、出力端子111への出力を制御してダイナミックレンジを大きくした検波回路を構成していた。
【0003】
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−125471号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイナミックレンジを大きくした上記従来の検波回路は可変減衰器の減衰量を外部から制御するための制御回路が必要であり、回路構成が複雑化していた。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ダイナミックレンジが大きく回路構成の簡略な検波回路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、可変減衰器と、その出力を増幅する増幅器と、その出力に接続された検波器とからなる検波回路において、検波器の出力を可変減衰器にフィードバックする構成とした検波回路であり、可変減衰器への外部制御が不要なためダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、検波器としてダイオードを用いた平均値検波器で構成した請求項1に記載の検波回路であり、ダイオードを用いて平均値検波器を構成することにより、符号多重信号の検波回路においてもダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、可変減衰器の入出力インピーダンスのリターンロスが共に10dB以上である請求項1に記載の検波回路であり、ダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、検波器と可変減衰器の間に電流供給用デバイスを接続した請求項1に記載の検波回路であり、可変減衰器への供給電流が大きくなっても検波器出力への影響が少ないので、ダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【0011】
本発明の請求項5に記載の発明は、検波器の出力端子に電流供給用デバイスを接続し、この電流供給用デバイスの出力を可変減衰器にフィードバックする構成とした請求項1に記載の検波回路であり、可変減衰器や検波回路外部への供給電流が大きくなっても検波器出力への影響が少ないので、ダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における検波回路の回路ブロック図である。
【0014】
入力端子4から入力された信号は、可変減衰器1において減衰され、増幅器2において増幅されて検波器3に入力される。そして検波器3において検波されて出力電圧が出力端子5に出力すると共に、可変減衰器1にフィードバックされて検波回路を構成する。
【0015】
検波器3はダイオードを用いて時々刻々変化する信号レベルの平均値を検出しピーク電力と平均値電力のレベル差に関わらず、検波器3への入力レベルを正確に検出することができる平均値検波器として構成している。
【0016】
また、この平均値検波器を用いたことによって符号多重信号が入力された場合にも精度の高い検波が可能である。
【0017】
図2に出力最大電圧を5Vとした場合の検波回路の入出力特性を示す。横軸は入力端子4へ入力される入力信号レベルであり、縦軸は出力端子5への出力電圧である。
【0018】
フィードバックを行わない場合は特性21に示すように、入力レベルが大きくなるにつれて出力電圧が大きくなり検波回路の入力信号のダイナミックレンジは、−30dBmから−10dBmの間の20dBとなる。
【0019】
一方、可変減衰器1にフィードバックする構成を用いる場合の特性22に示すように、出力電圧が可変減衰器1にフィードバックされて可変減衰器1の減衰量を変化させるので、入力端子4への入力レベルが小さい時には出力端子5の出力電圧が小さいので、可変減衰器1へフィードバックされる電圧も小さくなり、可変減衰器1の減衰量が小さくなるが、入力端子4への入力が大きくなるにつれて出力端子5の出力電圧が大きくなり、可変減衰器1へフィードバックされる電圧も大きくなるので可変減衰器1の減衰量も大きくなって、検波器3への入力信号が下がり出力端子5の出力電圧の増加が抑制される。
【0020】
この回路構成を用いることによって検波回路のダイナミックレンジは、−30dBmから0dBmの間の30dBとなり、可変減衰器1を用いない場合よりも更に10dB拡大することができる。
【0021】
しかし、図3に示すように可変減衰器1には減衰量が大きくなるにつれて入力および出力インピーダンスのリターンロスが小さくなる。
【0022】
可変減衰器1を用いると増幅器2の入力インピーダンスのリターンロスが小さくなる。
【0023】
図4は増幅器2の入力インピーダンスのリターンロスが変化した時の増幅器利得を示している。入力端子4への入力レベルが0dBmよりも大きくなると入力インピーダンスのリターンロスが10dB未満になり増幅器2の利得が低下し、検波器3の入力電圧が正確に検出できなくなり出力端子5の出力電圧が低下する。
【0024】
そこで、可変減衰器1に減衰量が変化しても入出力インピーダンスのリターンロスが共に10dB以上である可変減衰器1を用いることによって、入力端子4への入力レベルが0dBmより大きくなってもリターンロスが10dB以上でも増幅器2の利得が維持できるので図2に示す特性23のように、検波回路のダイナミックレンジは、−30dBmから5dBmの35dBとなり、15dB拡大することができる。
【0025】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における検波回路の回路ブロック図である。実施の形態1の回路ブロック図と同様の部分は同一番号を付して説明をする。
【0026】
入力端子4から入力された信号は、可変減衰器1において減衰され、増幅器2において増幅されて検波器3に入力される。そして検波器3で検波された出力電圧が出力端子5に出力すると共に、電流供給用デバイス31に入力されて可変減衰器1にフィードバックし検波回路を構成する。
【0027】
可変減衰器1の減衰量が大きくなるにつれて検波器3からの出力電流が大きくなり検波器3の検波出力電流にバラツキが発生する。このため、検波器3から検波出力電流の精度を保ち供給可能な電流を供給するために、電流供給用デバイス31は検波回路の検波出力精度を実用上問題ない範囲に収める機能を有している。
【0028】
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3における検波回路の回路ブロック図である。実施の形態1の回路ブロック図と同様の部分は同一番号を付して説明する。
【0029】
入力端子4から入力された信号は、可変減衰器1において減衰され、増幅器2において増幅されて検波器3に入力される。そして検波器3で検波された出力電圧を電流供給用デバイス41に入力し、この電流供給用デバイス41から出力端子5に出力すると共に可変減衰器1にフィードバックして検波回路を構成する。
【0030】
この電流供給用デバイス41を可変減衰器1と検波回路3の出力端子5へ電流を供給するように接続することで検波器3からの出力電圧を電流供給用デバイス41でコントロールし常に適正な電流を可変減衰器1に供給することにより、検波回路の検波出力精度を安定させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように検波器の出力を検波回路の入力に設けた可変減衰器へフィードバックして検波器の出力が大きくなるにつれて可変減衰器の減衰量が大きくなる構成としたことによって可変減衰器への外部制御無しにダイナミックレンジが大きく簡略な検波回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における検波回路の回路ブロック図
【図2】検波回路の入出力特性図
【図3】可変減衰器の特性図
【図4】増幅器利得の入力インピーダンスのリターンロス依存特性図
【図5】本発明の実施の形態2における検波回路の回路ブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における検波回路の回路ブロック図
【図7】従来の検波回路ブロック図
【符号の説明】
1 可変減衰器
2 増幅器
3 検波器
4 入力端子
5 出力端子
21 フィードバック回路を用いない場合の特性
22 フィードバック回路を用いる場合の特性
23 入力インピーダンスのリターンロスが10dB以上の可変減衰器を用いる場合の特性
31,41 電流供給用デバイス
101 第1の可変減衰器
102 増幅器
103 検波器
104 平滑回路
106 比較器
107 第2の可変減衰器
110 入力端子
111 出力端子
112 出力レベル制御入力

Claims (5)

  1. 可変減衰器と、その出力を増幅する増幅器と、その出力に接続された検波器とからなる検波回路において、検波器の出力を可変減衰器にフィードバックする構成とした検波回路。
  2. 検波器としてダイオードを用いた平均値検波器で構成した請求項1に記載の検波回路。
  3. 可変減衰器の入出力インピーダンスのリターンロスが共に10dB以上である請求項1に記載の検波回路。
  4. 検波器と可変減衰器の間に電流供給用デバイスを接続した請求項1に記載の検波回路。
  5. 検波器の出力端子に電流供給用デバイスを接続し、この電流供給用デバイスの出力を可変減衰器にフィードバックする構成とした請求項1に記載の検波回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028258A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sony Corp 復調回路

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