JP2004349853A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電構造が簡単で、しかも高利得、広帯域でインピーダンス調整が容易なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】3つのループ素子31−1〜31−3,37−1〜37−3を直列に接続してループアンテナ35,36を形成し、各ループアンテナ35,36に並列給電することで、給電構造が簡単になり、しかも高利得、広帯域となり、かつインピーダンス調整も容易となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、6個のループ素子を同一反射板上に配列したアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄塔等の高所に設置され、放送に使用されるアンテナとして、二つのループ素子を有する双ループアンテナが知られている。この双ループアンテナは、ループ素子を二つ有することから2L双ループアンテナと呼ばれている。
【0003】
放送サービスエリアを広くするか、あるいはサービスエリア内の放送品質を高めるために、アンテナの利得を制御する必要があるが、双ループアンテナの利得をあげるために、ループ素子数を増やすことが行われている。
【0004】
その方法として、ループ素子を四つあるいは六つ直列に平衡給電線により接続し、その中央の平衡給電線に給電する、4L双ループアンテナや6L双ループアンテナが知られている。
【0005】
図7は、非特許文献1に示された直列給電方式の6L双ループアンテナからなる従来のアンテナ装置の外観斜視図である。
【0006】
図7に示すようにアンテナ装置は、導体の一箇所に開口部が形成された二つのループ素子2,3と導体の対向する二箇所に開口部が形成された四つのループ素子4,5,6,7とを同一平面上で各開口部同士が対向するように一列に配置すると共に各ループ素子2〜7の開口部間同士を平行な導体線路からなる平衡給電線8,9,10,11,12により接続し、これを一個の反射板14上に設けて6Lループアンテナ1で構成される。
【0007】
この6Lループアンテナ1への給電は、反射板14の給電点15から、バルン13を介して中央の平衡給電線10に給電し、その平衡給電線10から中央のループ素子6,7へ、さらに平衡給電線9,11からその隣のループ素子4,7へ、またさらに平衡給電線8,12から最外側のループ素子2,3に給電する直列給電方式となっている。
【0008】
6L双ループアンテナには、図7で示した直列給電方式の6Lループアンテナの他に、2L双ループアンテナを同一の反射板上に三組配列し、並列に給電する、並列給電6L双ループアンテナも挙げられる。
【0009】
図8は、特願2001−325263号に示された、並列給電方式の6L双ループアンテナからなる従来のアンテナ装置の外観斜視図である。
【0010】
図8に示すように、アンテナ装置は、導体の一箇所に開口部が形成された二つのループ素子17−1〜17−3,18−1〜18−3の開口部間同士を平行な導体線路からなる平衡給電線19−1〜19−3により接続した三組の2L双ループアンテナ20−1〜20−3を、同一平面上に一列に反射板23上に配置した6Lループアンテナ16で構成される。
【0011】
この6Lループアンテナ16への給電は、反射板23上の給電点24より、中央の双ループアンテナ20−2へは、バルン21−2、平衡給電線19−2を介して、両側の双ループアンテナ20−1、20−3へは、マイクロストリップライン22、バルン21−1,21−3、各平衡給電線19−1,19−3を介して給電する並列給電方式である。
【0012】
並列給電線として図示のマイクロストリップラインの他に反射板の上或いは裏面(ループ素子が設けられていない面)に同軸給電線を設ける方法がある。
【0013】
【非特許文献1】
遠藤敬二著「放送技術選書 TV・FM放送アンテナ」日本放送出版協会、1966年11月15日、p.111〜112
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術は、アンテナであるループ素子を複数並べて給電することで双ループアンテナの長手方向の半値幅を狭くし、利得を高くするようにしているが、第1の方式である直列給電6L双ループアンテナ1では六つのループ素子2〜7を直列に給電するために、アンテナ装置1の周波数帯域が2L双ループアンテナに比べて狭くなり、一つのアンテナ装置で広い周波数帯域をカバーすることが難しくなる。また、広帯域化するために余分な労力が必要となり、コスト高、量産性の低下につながる。
【0015】
また、第2の方式は、2L双ループアンテナ20−1〜20−3を複数配置し、並列に給電する方法であるので、2L双ループアンテナ20−1〜20−3の周波数帯域と同等の周波数帯域を保持したまま、利得を高くすることが可能である。その一方で、並列給電するため給電構造が複雑になる問題がある。
【0016】
特に、アンテナ装置を高利得化するために図8に示すように2L双ループアンテナ20−1〜20−3を三つ並べ6L双ループアンテナとした場合には、並列給電するための給電線(マイクロストリップライン22)の配置が複雑になってしまうという問題があった。
【0017】
また、給電線路として、平衡給電線19−1〜19−3の代わりに同軸給電線を採用した場合、ループ素子17−1〜17−3,18−1〜18−3側から見て反射板23の裏面に給電線を設けると、反射板23の裏面に構造物が多くなり、アンテナ装置16を鉄塔等の高所に設置するのが容易ではなくなる。さらに、同軸線路で、給電を行う場合には、インピーダンスの調整は、内部導体の内径と外径の比により行うため、製作コストが増大する。
【0018】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、簡単な給電構造で、高利得、広帯域でインピーダンスの調整が容易なアンテナ装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、同一平面上に三つのループ素子を配置すると共にこれらループ素子を平衡給電線で直列接続したループアンテナを形成し、該ループアンテナをループ素子の配列方向に所定の間隔を隔て2個配置し、各ループアンテナのいずれかの平衡給電線の中点から垂直に延出された給電導入部を設け、その両給電導入部に電力分配回路を接続したアンテナ装置である。
【0020】
請求項2の発明は、平衡給電線は、中央のループ素子とその両側に配置されるループ素子をそれぞれ接続する平行導体線路からなり、該平行導体線路のインピーダンスを異ならせた請求項1に記載のアンテナ装置である。
【0021】
請求項3の発明は、平衡給電線を折り曲げた請求項1または2に記載のアンテナ装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0023】
図1は本発明のアンテナ装置の一実施の形態を示す外観斜視図である。
【0024】
反射板30の一方の面には、三つのループ素子31−1〜31−3、37−1〜37−3からなる2個のループアンテナ(3Lループアンテナ)35,36が、そのループ素子31−1〜31−3,37−1〜37−3の配列方向に、所定の間隔を隔てて設けられる。
【0025】
第1のループアンテナ35は、具体的には、導体の一箇所に開口部が形成された二つのループ素子31−1,31−3と、導体の対向する二箇所に開口部が形成された一つのループ素子31−2とが同一平面上に配置され、各ループ素子31−1〜31−3の開口部間同士が平行な導体線路からなる平衡給電線34−1,34−2により接続されて形成される。
【0026】
同様に第2のループアンテナ36は、三つのループ素子37−1〜37−3及び二組の平衡給電線38−1,38−2で構成されている。
【0027】
第1のループアンテナ35は、ループ素子31−2とループ素子31−3とを接続する平衡給電線34−2の中点において、ループアンテナ35のループ面と垂直な方向(図では下方)に延長した給電導入部としてのバルン39−1によって反射板30に、反射板30と平行になるように支持されている。
【0028】
第2のループアンテナ36は、ループ素子37−1とループ素子37−2とを接続する平衡給電線38−1の中点において、ループアンテナ36のループ面と垂直な方向(図では下方)に延長した給電導入部としてのバルン39−2によって反射板30に、反射板30と平行になるように支持されている。
【0029】
バルン39−1,39−2は、給電信号のモードを変換するための部品であり、同軸給電線(図示せず)と、各平衡給電線34−1,34−2,38−1,38−2とを接続するためのものである。バルン39−1は、ループアンテナ35を支持するバルン側支持部材39−1a,39−1bと、バルン側支持部材39−1a,39−1bの近傍に配置され、かつ外部に接続される給電線路39−1cとで構成されている。
【0030】
両バルン39−1,39−2の給電線路39−1c,39−2cは、反射板30の上に配置された複数(図では四つ示されているが限定されない)の碍子40によって支持された電力分配回路としてのマイクロストリップライン41−1に接続されている。
【0031】
尚、図1においてバルン39−2とマイクロストリップライン41−1の接続構造を分かりやすくするため、平衡給電線38−1の一部を破断して示している。
【0032】
マイクロストリップライン41−1の中央には給電点42が設けられている。このマイクロストリップライン41−1と給電点42とでT型電力分配回路が構成されている。
【0033】
これら反射板30、ループアンテナ35,36、バルン39−1,39−2、マイクロストリップライン41−1及び給電点42でアンテナ装置43が構成されている。
【0034】
反射板30、ループアンテナ35,36、バルン39−1,39−2の給電線路39−1c,39−2c及びマイクロストリップライン41−1には、金めっき銅板、銀めっき銅板、銅板等の導電性の金属板が用いられる。
【0035】
本アンテナ装置43への外部からの給電は、例えば、同軸給電線路を反射板30の裏面(ループアンテナ35,36から見て反射板30の反対側)から反射板30を貫通させ、同軸給電線路の中心導体を反射板30上のマイクロストリップライン41−1に給電点42で接続することで可能となる。
【0036】
次に本アンテナ装置の作用について説明する。
【0037】
給電信号は、図示しない同軸線路から給電点42、マイクロストリップライン41−1を介して両バルン39−1,39−2にそれぞれ給電される。バルン39−1により給電された給電信号は、平衡給電線34−2で二方向(図では左右)に分かれ、第1のループアンテナ35に入力される。バルン39−2により給電された給電信号は、平衡給電線38−1で二方向(この場合、左右)に分かれ、第2のループアンテナ36に入力される。
【0038】
このように3つのループ素子31−1〜31−3、37−1〜37−3で、6Lのループアンテナ35,36を形成し、その両ループアンテナ35,36に並列給電することで、6L双ループアンテナと同等の利得を得ることが可能となると共に給電構造が簡単となり、かつループアンテナ35,36の各ループ素子31,37は直列給電のため指向性の調整も容易となる。
【0039】
また、ループ素子31−1〜31−3、37−1〜37−3を接続する平衡給電線34−1,34−2,38−1,38−2を折り曲げることが可能となるため、ループ素子31,37の間隔を変えずに励振位相を制御することができる。
【0040】
以下、この理由を説明する。
【0041】
第1のループアンテナ35の一方(この場合、右側)のループ素子31−3に入力された給電信号は電波として放射され、他方(この場合、左側)のループ素子31−2に入力された給電信号は一部が電波として放射され、残りの一部はループ素子31−2とループ素子31−1とを接続している平衡給電線34−1によりループ素子31−1に入力されて電波として放射される。
【0042】
同様に、第2のループアンテナ36の一方(この場合、左側)のループ素子37−1に入力された給電信号は電波として放射され、他方(この場合、右側)のループ素子37−2に入力された給電信号は一部が電波として放射され、残りの一部はループ素子37−2とループ素子37−3とを接続している平衡給電線38−2によりループ素子37−3に入力されて電波として放射される。
【0043】
この際、各平衡給電線34−1,34−2,38−1,38−2のインピーダンスが最適になるように設計することにより、各ループ素子31−1〜31−3,37−1〜37−3への給電信号の強度を変更することが可能となる。例えば、ループ素子31−1,37−3に入力される信号強度を他のループ素子31−2,31−3,37−1,37−2に入力される信号強度に比べて小さくすることにより、指向性を調整することができる。
【0044】
また、本アンテナ装置43は、ループ素子31−2(37−1)とループ素子31−3(37−2)とを接続する平衡給電線34−2(38−1)の中点にバルン39−1(39−2)が接続されているので、ループ素子31−2,31−3(37−1,37−2)に比較してループ素子31−1(37−3)からの電波の放射は減衰して小さくなり、サイドローブの小さい良好な放射パターンが得られる。
【0045】
従って、本アンテナ装置43は、マイクロストリップライン41−1を用いた並列給電が行われるので、六つのループ素子2〜7に直列給電を行う従来の第1の方法を適用した6L双ループアンテナ1(図7参照)と比較して、周波数帯域を広くすることができる。
【0046】
また、三つの2L双ループアンテナ20−1〜20−3に並列給電を行う従来の第2の方法を適用した6L双ループアンテナ16(図8参照)と比較して、並列給電するための給電線の配置を簡素にすることができる。
【0047】
また、マイクロストリップライン41−1は導電性を有する帯状の線路で構成されており、反射板30との間隔、あるいは帯の幅、帯の厚さを調整することにより、インピーダンスの調整を容易に行うことができる。
【0048】
図2は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【0049】
以下、図1に示した部材と同様の部材には共通の符号を用いた。
【0050】
図2に示したアンテナ装置50と図1に示したアンテナ装置43との相違点は、図1に示したアンテナ装置43の両バルン39−1,39−2が、第1のループアンテナ35及び第2のループアンテナ36の反射板30の中央寄りの平衡給電線34−2,38−1にそれぞれ接続されているのに対し、図2に示したアンテナ装置50の両バルン39−1,39−2が最も離れた位置にある平衡給電線34−1,38−2に接続されている点である。尚、41−2はマイクロストリップラインである。
【0051】
図2に示したアンテナ装置50は、ループ素子31−1(37−2)とループ素子31−2(37−3)とを接続する平衡給電線34−1(38−2)の中央にバルン39−1(39−2)が接続されているので、両端のループ素子31−1,37−3から放射される電波の減衰量が小さくてすむので、実質的にアンテナ開口面積を大きくすることができ、より高利得な放射パターンが得られる。
【0052】
図3は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【0053】
図3に示したアンテナ装置60と図1に示したアンテナ装置43との相違点は、一方(図では左側)のバルン39−1が第1のループアンテナ35の第2のループアンテナ36寄りの平衡給電線34−2に接続され、他方(この場合、右側)のバルン39−2が第2のループアンテナ36の第1のループアンテナ35から遠い方の平衡給電線38−2に接続されている点である。尚、41−3はマイクロストリップラインである。
【0054】
図3に示したアンテナ装置60は、一方(この場合、左側)のバルン39−1がループ素子31−2とループ素子31−3とを接続する平衡給電線34−2の中央に接続され、他方(この場合、右側)のバルン39−2がループ素子37−2とループ素子37−3とを接続する平衡給電線38−2の中央に接続されているので、バルン39−1,39−2から遠い方のループ素子31−1,37−1への給電信号の位相が遅れ、六つのループ素子31−1〜31−3,37−1〜37−3から放射される電波の方向が変化する。このため、本アンテナ装置60は反射板30の設置角度を変更することなくビーム方向を変更することが可能である。
【0055】
図4は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【0056】
図4に示したアンテナ装置70と図1に示したアンテナ装置43との相違点は、電力分配回路のマイクロストリップライン41−4の両側に遮蔽板71−1が設けられている点である。
【0057】
図4に示したアンテナ装置70は、マイクロストリップライン42−4の両側に遮蔽板71−1が設けられているので、マイクロストリップライン42−4からの不要放射が抑圧され、指向性への影響が小さくなる。
【0058】
図5は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【0059】
図5に示したアンテナ装置80と図1に示したアンテナ装置43との相違点は、電力分配回路のマイクロストリップライン41−5の両側のバルン39−1,39−2近傍にのみ遮蔽板71−2が設けられている点である。
【0060】
図5に示したアンテナ装置80は、遮蔽板71−2がマイクロストリップライン41−5の両側のバルン39−1,39−2の近傍にのみ設けられているので、アンテナ装置80の製造時における取付作業性が向上し、コストを削減することができる。
【0061】
図6は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【0062】
図6に示したアンテナ装置90と図1に示したアンテナ装置43との相違点は、遮蔽板71−3が電力分配回路のマイクロストリップライン42−6の全長にわたり断続的に設けられている点である。
【0063】
図6に示したアンテナ装置90は、遮蔽板71−3が電力分配回路のマイクロストリップライン41−6の全長にわたり断続的に設けられているので、マイクロストリップライン41−6の長さが長くなったり、曲線状であっても効率的に遮蔽板71−3を設けることができ、作業性が向上するので、その分だけコストを削減することができる。
【0064】
ここで、図4から図6に示したアンテナ装置70,80,90の遮蔽板71−1〜71−3の上部は覆う必要はないが、塵芥がマイクロストリップライン41−4〜41−6と反射板30との間に入り込むのを防止するため、マイクロストリップライン41−4〜41−6を図示しない蓋等で覆ってもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、給電構造が簡単で、しかも高利得、広帯域でインピーダンスの調整が容易なアンテナ装置の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図4】本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図5】本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図6】本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す外観斜視図である。
【図7】アンテナ装置の従来例を示す外観斜視図である。
【図8】アンテナ装置の他の従来例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
30 反射板
31−1〜31−3,37−1〜37−3 ループ素子
34−1,34−2,38−1,38−2 平衡給電線
35 第1のループアンテナ
36 第2のループアンテナ
39−1,39−2 バルン(給電導入部)
40 碍子
41−1 マイクロストリップライン(電力分配回路)
42 給電点
43 アンテナ装置

Claims (3)

  1. 同一平面上に三つのループ素子を配置すると共にこれらループ素子を平衡給電線で直列接続したループアンテナを形成し、該ループアンテナをループ素子の配列方向に所定の間隔を隔て2個配置し、各ループアンテナのいずれかの平衡給電線の中点から垂直に延出された給電導入部を設け、その両給電導入部に電力分配回路を接続したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 平衡給電線は、中央のループ素子とその両側に配置されるループ素子をそれぞれ接続する平行導体線路からなり、該平行導体線路のインピーダンスを異ならせたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 平衡給電線を折り曲げたことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
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