JP2004349544A - 基板表裏面マーク位置測定方法、基板表裏面マーク位置測定装置及び電子線投影露光用レチクルの製造方法 - Google Patents

基板表裏面マーク位置測定方法、基板表裏面マーク位置測定装置及び電子線投影露光用レチクルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レチクルの表面と裏面の位置合わせ誤差を容易に測定することのできる基板表裏面マーク位置測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】レチクルステージ100を図の上下方向に動かして、顕微鏡104の対物レンズ104aのフォーカスを、マスク10の裏面50bのマーク106に合わせ、マーク106の画像を画像取得装置108で取得し、メモリ109に記憶する。次に、レチクルステージ100を図の上下方向に動かして、顕微鏡104の対物レンズ104aのフォーカスを、マスク10の表面50aのマーク105に合わせ、マーク105の画像を画像取得装置108で取得し、メモリ109に記憶する。そして、S2で得たマーク106の画像とS4で得たマーク105の画像とを重ね合わせて比較して、両マークの位置関係を計測する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷電粒子線露光に用いるレチクルの表裏面の位置の基準となるマークの位置ずれを測定する方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路の高集積化に伴い、長年、微細なパターンを形成する手段の主流であった光を用いたフォトリソグラフィ技術に代わって、電子線やイオンビームのような荷電粒子線やX線を利用する新しい露光方式が検討され、実用化されつつある。これらのうち、電子線を利用してパターンを形成する電子線露光は、電子線そのものを数nmにまで絞ることができるため、0.1μmあるいはそれ以下の微細なパターンを形成できる点に大きな特徴を有している。
【0003】
しかし、従来からある電子線露光方式は一筆書き方式を採っているので、パターンが微細になればなるほど、描画時間が長くなり、スループットを上げられない。
【0004】
そこで、レチクルを利用してウェハ上で数百μm角のパターンを一括して露光する方式(分割転写方式)が提案されている。
図6は、電子線露光において用いられるレチクルの一例を模式的に示す図である。図6(A)は、全体の平面図であり、図6(B)は、一部の斜視図であり、図6(C)は、一つの小メンブレン領域の平面図である。レチクル材としては、シリコンが用いられている。
【0005】
図6(A)に示すレチクル10には、デバイスパターンが分割配置されている。図6(A)中に示す多数の正方形41は、各々1つのサブフィールドに対応したデバイスパターンを含む小メンブレン領域である。この小メンブレン領域41は、シリコンメンブレンで、一例でおよそ2μm厚さを有している。
【0006】
図6(C)に示すように、小メンブレン領域41は、中央のサブフィールド42と、その周囲を額縁状に囲むスカート43とからなる。
サブフィールド42は、一例で1辺が0.5〜5mmの正方形である。投影の際の縮小率を1/5とすると、ウェハ上に投影されるサブフィールド42の像は、1辺が0.1〜1mmの正方形となる。
このようなサブフィールドのパターンを形成する形態としては、電子線が散乱しながら透過する膜に孔の開いた部分を設ける散乱ステンシルタイプと、電子線をよく散乱する高散乱体からなるパターン層を膜(メンブレン)上に形成する散乱メンブレンタイプとがある。
【0007】
スカート43はパターンの形成されていない額縁状(一例で幅が0.05mm)の部分であり、照明ビームの縁が当たる。
【0008】
図6(A)及び図6(B)の小メンブレン領域41周囲の格子状の部分は、マイナーストラット45である。マイナーストラット45は、レチクル10の機械強度を保つための梁(一例で厚さ0.5〜1mm、幅0.1mm)である。なお、小メンブレン領域41の部分は、ストラット45に囲まれた凹状になっているので、この凹状の部分46をストラット間凹部という。
【0009】
図6(A)に示すように、図のX方向に多数の小メンブレン領域41が並んで1つのグループ(エレクトリカルストライプ44)を形成し、エレクトリカルストライプ44が図6のY方向に多数並んで1つのメカニカルストライプ49を形成している。
エレクトリカルストライプ44の長さ(メカニカルストライプ49の幅)は、光学系の偏向によってカバー可能な視野の広さによって制限される。
なお、1つのエレクトリカルストライプ44内において、隣り合うサブフィールドの間に、スカートやマイナーストラットのような非パターン領域を設けない方式も検討されている。
【0010】
メカニカルストライプ49は、図のX方向に複数並んでいる。隣り合うメカニカルストライプ49の間の部分は、メジャーストラット47である。メジャーストラット47は、マイナーストラット45よりもやや太い梁であって、レチクル10のたわみを低減する。メジャーストラット47とマイナーストラット45とは一体となっている。マイナーストラット45、メジャーストラット47及び周辺部50をまとめて支持基板部という。
【0011】
次に、上記のようなレチクルの製造方法について説明する。
図7は、レチクルの作製プロセスを示す断面図である。
まず、図7(A)に示すように、シリコンからなるシリコン支持基板301の一面(図中上面)に、貼り付け基板306を貼り付ける。この貼り付け基板306は、酸化シリコン層303とシリコン層301’とからなっており、酸化シリコン層303の側の面がシリコン基板301の一面に貼り付けられる。
【0012】
次に、貼り付け基板306の外側の面(図中上面)のシリコン層301’を所望の厚さに研削する。これにより、シリコン層301、酸化シリコン層303及びシリコン層301’からなるSOI(Silicon on Insulator)構造を有するSOIウェハ302(図7(B)参照。)が作製される。
このSOIウェハ302のシリコン層301’にリン(P)を適当量ドープして、基板全体の残留応力が約5MPaとなるように調整する。これにより、酸化シリコン層303の上に、リンがドープされ、低応力となったシリコンメンブレン304が形成される。
そして、シリコン層304の上面(以下、表面ともいう。)と、下面(以下、裏面ともいう。)にそれぞれ位置合わせマーク308及び309を形成する。マーク308及び309は、レチクル上の必要な個所に必要数だけ形成されるが、簡単のため、図中にはマーク308及び309が1対だけ示されている。
【0013】
次に、図7(C)に示すように、SOIウェハ302のシリコン層301の下面にレジスト305を塗布する。裏面の位置合わせマーク309を基準として、リソグラフィを施してパターニングを行う。なお、マーク308と309の位置合わせは、両面マスクアライナー(図示されていない)を用いて行う。そして、レジスト305をマスクとし、酸化シリコン層303をエッチングストップ層として、ICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合プラズマ)ドライエッチング法等を用いて、図の下側からシリコン層301のエッチングを行う。これにより、図6で説明したような井桁状のストラット45、47、及び、ストラット間の凹部46が形成される。なお、図7では、ストラット間凹部46を2個のみとして簡略化して示してある。
【0014】
次に、図7(E)に示すように、ストラット間凹部46内の酸化シリコン層303をフッ酸を用いて除去して、シリコンメンブレン304を完成させる。その後、レジスト305を除去する。この状態のもの(シリコンメンブレン304にパターニングがなされていないもの)をレチクルブランクスと呼ぶ。
【0015】
次に、図7(F)に示すように、このレチクルブランクス310の表面(図中上面)にEBレジスト307を塗布し、表面の位置合わせマーク308を基準として位置合わせを行い、EB直接描画でレジスト307にパターンを形成する。そして、ドライエッチングにより、EBレジスト307のパターンをシリコンメンブレン304に転写してステンシルパターンを形成し、EBレジスト307を除去する(図7(G))。これによりレチクル300が完成する。
【0016】
【非特許文献1】
カタクラ・ノリヒロ(N. Katakura)、外4名、「イーピーエル・レチクル・テクノロジー(EPL Reticle Technology)」、「国際光工学会会報(Proceedings of SPIE)」、(米国)、国際光工学会(SPIE, The International Society for Optical Engineering)、2002年3月、第4562巻、p.893
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
レチクルの作製に当たっては、表面と裏面の位置合わせ誤差の大きさが問題となる。特に、上述のように、シリコンメンブレンのパターニングは、表面のマーク308を基準として行い、ストラット間凹部46の形成(すなわち、小メンブレン領域41の形成)は、裏面のマーク309を基準として行う場合においては、パターニングの基準となる表面の位置合わせマークに対して、裏面のマイナーストラット等がどの程度の位置精度で配置されているかを検出することが困難であった。なお、上述の方法のように、両面マスクアライナーで表面の位置合わせマークを検出して、両者の誤差を把握して位置合わせを行った場合でも、ミクロンのオーダーでの誤差が生じることがあった。
上記の点に鑑み、本発明は、レチクルの表面と裏面の位置合わせ誤差を容易に測定することのできる基板表裏面マーク位置測定方法及び装置を提供することを目的とする。また、シリコンメンブレン上のパターンとストラット間凹部との位置ずれの少ない電子線露光用レチクルの製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明の基板表裏面マーク位置測定方法は、シリコン(Si)基板の表面及び裏面に形成された一対の位置合わせマークの相対的な位置の差を測定する方法であって、前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当て、該照明光が前記基板を透過した光を前記基板の他の面(第二面)の側で画像取得装置に導いて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、両マークの像を合成した上で両者の位置の差を測定することを特徴とする。
本発明によれば、レチクルの表裏面のマークの位置ずれを、高精度に、簡易な方法で測定することができる。
【0019】
上記の基板表裏面マーク位置測定方法においては、前記近赤外光の波長が0.9〜2μmであるものとすることができる。
【0020】
本発明の基板表裏面マーク位置測定装置は、シリコン(Si)基板の表面及び裏面に形成された一対の位置合わせマークの相対的な位置の差を測定する装置であって、前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当てる照明系と、前記基板の他の面(第二面)の側に配置されており、前記照明光が前記基板を透過した透過光を受けて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、両マークの像を合成した上で両者の位置の差を測定する画像取得装置と、を備えることを特徴とする。
【0021】
本発明の電子線投影露光用レチクルの製造方法は、デバイスパターンが分割されて形成されており、行列状に配置された複数のメンブレン部と、該メンブレン部の片面(裏面)に接続された、該メンブレン部を支持する格子状のストラット(支柱)を含む支持基板部と、を備える電子線投影露光用のレチクルの製造方法であって、前記支持基板部の表面及び裏面に、パターン形成用の位置合わせマーク及びストラット間凹部形成用の位置合わせマークがそれぞれ形成されており、前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当て、該照明光が前記基板を透過した透過光を前記基板の他面(第二面)の側で画像取得装置に導いて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、両マークの像を合成した上で両者の相対位置差を測定し、該マークの相対的位置差を考慮した上でパターンとストラット間凹部の位置を整合させることを特徴とする。
本発明によれば、レチクルの作製時にレチクルの表面及び裏面に形成した位置基準となるマークの位置ずれを高精度で測定・評価できるので、レチクルの表面から加工する部分であるシリコンメンブレン上のパターンと、裏面から加工する部分(ストラット間凹部)の位置ずれを低減できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定装置を示す図である。
この基板表裏面マーク位置測定装置は、レチクル上に形成された位置合わせマークを照明する照明光学系(光源101、ミラー102及びコンデンサレンズ103)、顕微鏡104、画像取得装置108などを備える。
【0023】
照明光学系の光源101、ミラー102及びコンデンサレンズ103は、レチクルステージ100の下方に配置されており、レチクル10の表面及び裏面に形成された位置合わせマーク105及び106を照明する。光源101としては、例えば波長0.98μm程度のLED(light−emitting diode)が用いられる。
【0024】
顕微鏡104は、レチクル10上の位置合わせマーク105及び106の方向(図中下方)に対物レンズ104aが対向するように配置されている。レチクルステージ100は、図の上下方向に移動可能となっており、対物レンズ104aの各マークに対するフォーカスを調整する。顕微鏡104は、ミラー107を介して位置合わせマーク105及び106の画像を画像取得装置108に送る。画像取得装置108としては、CCD(charge−coupled device)が用いられる。画像取得装置108が取得した位置合わせマーク105及び106の画像は、メモリ109に記録される。
【0025】
以下に、上記の装置を用いてレチクル上のマークを検出して位置合わせを行う方法について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定方法を示すフローチャートである。
まず、レチクルステージ100を図の上下方向に動かして、顕微鏡104の対物レンズ104aのフォーカスを、マスク10の裏面(図中下面)50bの位置合わせマーク106に合わせる(S1)。そして、位置合わせマーク106の画像を画像取得装置(CCD)108で取得し、メモリ109に記憶する(S2)。
次に、レチクルステージ100を図の上下方向に動かして、顕微鏡104の対物レンズ104aのフォーカスを、マスク10の表面(図中上面)50aの位置合わせマーク105に合わせる(S3)。そして、位置合わせマーク105の画像を画像取得装置(CCD)108で取得し、メモリ109に記憶する(S4)。
そして、S2で得たマーク106の画像とS4で得たマーク105の画像とを重ね合わせて比較して、両マークの位置関係を計測する(S5)。
【0026】
次に、両マークの位置関係の計測方法について説明する。
図3は、位置合わせマークを示す図である。
図3(A)に示す位置合わせマーク105は、レチクル10の表面(図中上面)50aに形成されており(図1参照。)、1辺の長さ(D105)が20μmの正方形であり、各辺の線幅は1μm程度である。図3(B)に示すマーク106は、レチクル10の裏面(図中下面)50bに形成されており(図1参照。)、1辺の長さ(D106)が10μmの正方形であり、各辺の線幅は1μm程度である。
このような位置合わせマークは、レチクル10上に段差を刻むことによって形成することができる。この場合は、段差のエッジ部で照明光が散乱されることによりマークを検出する。あるいは、レチクル10上に金属等の照明光を透過しない材料(例えば、金(Au)やアルミニウム(Al)など)を付して、マークを形成してもよい。
なお、両マークの形状は、正方形に限るものではなく、レチクル10の表裏面で相対的な位置合わせができるような形状であれば、なんでもよい。
【0027】
図4は、表裏面の位置合わせマークを重ね合わせた例を示す図である。
上述のように、本実施形態においては、両位置合わせマークの検出画像105i及び106iは、メモリ109に記録され、これらの画像を重ね合わせることにより、表裏面の位置関係の計測を行う。
図4(A)に示すように、位置ずれのない状態では、マーク105の画像105iとマーク106の画像106iとの互いの中心位置が一致する。しかし、実際には、図4(B)に示すように、両マークの位置は微妙にずれる。そこで、図4(B)における各マークの中心位置105c及び106cの位置や、縦中心線105v及び106v(横中心線105h及び106h)のなす角や距離等を計測することにより、マスクの表裏面のパターンの位置ずれを測定・評価する。
【0028】
本実施形態によれば、レチクルを作製するときにレチクルの表面及び裏面に形成した位置基準となるマークの位置ずれを高精度で測定・評価できるので、レチクルの表面から加工する部分であるシリコンメンブレン上のパターンと、裏面から加工する部分(ストラット間凹部)の位置ずれを低減できる。
【0029】
なお、上記の実施形態においては、レチクルステージ100を図の上下方向に動かして、フォーカスを合わせる際(S1、S3)に、両マークの位置がずれる可能性がある。レチクルステージ100の移動に伴うマークの位置ずれについては、あらかじめ同じマークを付したものを測定時と同様にレチクルステージ100に載せて上下させて計測しておくことで、補正することができる。
【0030】
また、上記の実施形態においては、透過照明を用いたが、同軸(光源の光軸と顕微鏡の光軸が同じ)の落射照明とすることもできる。
図5は、本発明の別の実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定装置を示す図である。
図5に示す基板表裏面マーク位置測定装置においては、レチクル上のマークを照明する光学系(光源101’及びレンズ103’)が図の上方に配置されており、ハーフミラー107’を介してマークを照明するようになっている。その他の構成要素については、図1に示した例と同様であるため、説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によると、従来困難とされてきた、レチクルの作製時にレチクルの表面及び裏面に形成した位置基準となるマークの位置ずれの測定・評価を高精度で行うことができるので、レチクルの表面から加工する部分であるシリコンメンブレン上のパターンと、裏面から加工する部分(ストラット間凹部)の位置ずれを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定装置を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定方法を示すフローチャートである。
【図3】位置合わせマークを示す図である。
【図4】表裏面の位置合わせマークを重ね合わせた例を示す図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係る基板表裏面マーク位置測定装置を示す図である。
【図6】電子線露光において用いられるレチクルの一例を模式的に示す図である。
(A) 全体の平面図である。
(B) 一部の斜視図である。
(C) 一つの小メンブレン領域の平面図である。
【図7】レチクルの作製プロセスを示す断面図である。
【符号の説明】
100 レチクルステージ
101 光源
102、107 ミラー
103 コンデンサレンズ
104 顕微鏡
105 表面の位置合わせマーク
106 裏面の位置合わせマーク
108 画像取得装置
109 メモリ
105i 表面の位置合わせマークの画像
105c 表面の位置合わせマークの画像の中心
105v 表面の位置合わせマークの画像の縦中心線
105h 表面の位置合わせマークの画像の横中心線
106i 裏面の位置合わせマークの画像
106c 裏面の位置合わせマークの画像の中心
106v 裏面の位置合わせマークの画像の縦中心線
106h 裏面の位置合わせマークの画像の横中心線
101’ 光源
102’ ミラー
103’ レンズ
107’ ハーフミラー

Claims (4)

  1. シリコン(Si)基板の表面及び裏面に形成された一対の位置合わせマークの相対的な位置の差を測定する方法であって、
    前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当て、
    該照明光が前記基板を透過した光を前記基板の他の面(第二面)の側で画像取得装置に導いて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、
    両マークの像を合成した上で両者の位置の差を測定することを特徴とする基板表裏面マーク位置測定方法。
  2. 前記近赤外光の波長が0.9〜2μmであることを特徴とする請求項1記載の基板表裏面マーク位置測定方法。
  3. シリコン(Si)基板の表面及び裏面に形成された一対の位置合わせマークの相対的な位置の差を測定する装置であって、
    前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当てる照明光学系と、
    前記基板の他の面(第二面)の側に配置されており、前記照明光が前記基板を透過した透過光を受けて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、両マークの像を合成した上で両者の位置の差を測定する画像取得装置と、
    を備えることを特徴とする基板表裏面マーク位置測定装置。
  4. デバイスパターンが分割されて形成されており、行列状に配置された複数のメンブレン部と、
    該メンブレン部の片面(裏面)に接続された、該メンブレン部を支持する格子状のストラット(支柱)を含む支持基板部と、
    を備える電子線投影露光用のレチクルの製造方法であって、
    前記支持基板部の表面及び裏面に、パターン形成用の位置合わせマーク及びストラット間凹部形成用の位置合わせマークがそれぞれ形成されており、
    前記基板の表面又は裏面(第一面)から前記マークの周辺に近赤外光の照明光を当て、該照明光が前記基板を透過した透過光を前記基板の他面(第二面)の側で画像取得装置に導いて、前記第一面上の第一のマークの像及び前記第二面上の第二マークの像を得、
    両マークの像を合成した上で両者の相対位置差を測定し、該マークの相対位置差を考慮した上でパターンとストラット間凹部の位置を整合させることを特徴とする電子線投影露光用レチクルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102375329A (zh) * 2010-08-20 2012-03-14 上海微电子装备有限公司 一种测试掩模和利用该掩模进行曝光系统参数测量的方法
US9146458B2 (en) 2013-01-09 2015-09-29 Kabushiki Kaisha Toshiba EUV mask
JP2021150750A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 株式会社リコー 画像形成装置、及び、画像形成方法

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