JP2004349153A - カードコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プッシュプッシュ操作によってカードの挿入と排出とを行うカードコネクタにおいて、配線基板に実装する場合の基板専有スペースを少なくする。コンタクトを備えるヘッドを小形にして耐熱性樹脂材料の使用量を少なくする。カード排出時のスライダの後退移動速度を調節することができるようにする。
【解決手段】カード100を挿入する筐体1を、板金製のカバー3と半田耐熱性を有する樹脂成形体でなる縦幅の短いヘッド2とにより形成し、ヘッド2にコンタクト4を組み付ける。スライダ5を付勢するカード排出用のばね体6を、スライダ5の下側に配備する。スライダ5の初期位置と押込み位置とを規制するカム機構7のカム溝71をスライダ5の側面に形成し、カムピン79をカバーの側板部に設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所謂プッシュプッシュ操作(2段階押込み操作)によってカードの挿入と排出とを行うようになっているカードコネクタ、特に、配線基板の板面に搭載する場合の基板占有スペースが少なくて済むような工夫を講じたカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プッシュプッシュ操作によってカードの挿入と排出とを行うようになっているカードコネクタにおいて、カードによって押し込まれたスライダ(カードプッシャ)をコイルばねによってカード排出方向に常時弾発付勢しておくと共に、カードの押込み位置での位置規制をカム溝とそのカム溝に嵌合したカムピンとを有してカード挿入空間の側部に配備されたカム機構によって行い、1回目のカードの押込み操作によって押込み位置に位置規制されたスライダが、2回目のカードの押込み操作によって押込み位置での位置規制を解除された後、コイルばねの付勢によって後退することによりカードを排出するようにしたものが知られていた(たとえば特許文献1参照)。
これに対し、他の従来例として、カード挿入空間の略全幅に亘る横幅を備えた板金製のスライダの下側に配備したコイルばねによってスライダをカード排出方向に付勢し、カード挿入空間を形成しているインシュレータの下板部分にカム機構のカム溝を形成し、そのカム溝に嵌合するカムピンを上記スライダに打抜き形成してスライダの押込み位置を規制するようにしたプッシュプッシュ式カードコネクタがある(たとえば特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−251024号公報
【特許文献2】
特開2000−260524号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された従来例では、コイルばねやカム機構がカード挿入空間の側部に配備されているため、配線基板の板面に搭載する場合に、コイルばねやカム機構の設置部位を配置するスペースが余分に必要になって、それだけ基板占有スペースが拡がり、そのことが配線基板の小形化やセット機器の小形化を阻害する要因になる。これに対し、特許文献2に記載された従来例では、コイルばねやカム機構がスライダの下側に配備されているので、配線基板の板面上でのカードコネクタの基板占有スペースが特許文献1に記載された従来例に比べて少なくて済む。
【0005】
しかしながら、特許文献2に記載された従来例は、カム機構のカム溝をインシュレータの下板部分に形成してあるので、そのインシュレータをカム溝の長さよりも短くすることができず、そのために、インシュレータをカードの縦幅と同程度の縦幅を有するものとして形成せざるを得ない。また、インシュレータの下板部分に、カード挿入空間に挿入されるカードを案内する機能を具備させてある。
【0006】
一方、配線基板に実装されるカードコネクタでは、コンタクトに具備されている半田付け用の端子が配線基板の半田ランドに半田付けされ、しかも、その端子はインシュレータに近接して配置されているために、そのインシュレータを半田耐熱性に優れた合成樹脂成形体で形成する必要があって、成形材料として高価な耐熱性に富む樹脂を使用せざるを得ない。
【0007】
ところが、特許文献2に記載された従来例では、カム機構のカム溝をインシュレータの下板部分に形成していることや、その下板部分にカード案内機能を具備させてあることなどにより、カム溝の長さを短くしてインシュレータを小形化することが困難であって、インシュレータを成形するための耐熱性に富む樹脂材料の使用量が多くなってコストダウンを図りにくいという問題がある。
【0008】
また、上掲の2つの従来例では、カード排出時にコイルばねの付勢によってスライダが押込み位置から初期位置に復帰するときに、コイルばねの付勢力がそのままスライダに加わるようになっているので、スライダが押込み位置から初期位置まで復帰する際の勢いが非常に大きくなる。そのため、カード排出時にスライダからカードが飛び出すことを防ぐためには、スライダにカードを保持する機能を具備させ、しかも、その保持力を比較的大きく定めておかねばならない。しかし、そのようにすると、カード挿入空間に挿入したカードをスライダに保持させる際の操作性が犠牲になって、カードの挿入操作性が阻害されるという問題がある。
【0009】
本発明は以上の状況の下でなされたものである。すなわち、カム機構のカム溝の形成箇所をスライダの側面に定め、かつ、スライダを初期位置に復帰させるためのばね体をスライダの下側に配備することにより、上記したインシュレータに相当する部分を小形化されたヘッドにより形成し、そのヘッドを半田耐熱性に富む樹脂材料の成形体で形成するようにして高価の樹脂材料の必要量を少なくし、併せて、配線基板に搭載する際の基板占有スペースが少なくて済むカードコネクタを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、ヘッドを上記のように小形化しても、カード挿入空間内でのスライダの前後移動が円滑に行われるカードコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
さらに、本発明は、カード排出時にばね体の付勢力で押込み位置から初期位置に復帰するスライダの後退移動速度を、簡易な構造で調節することができるようにして、カード挿抜時の操作性を改善することのできるカードコネクタを提供することを目的とする。
【0012】
さらに、本発明は、カード挿入空間に挿入されたカードの電極が上記ヘッドに具備されたコンタクトに無理なく確実に接触するようにして両者の接触信頼性を高めることのできるカードコネクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカードコネクタは、カード挿入空間を形成しかつカード挿入空間に挿入されたカードの電極に接触するコンタクトを備えた筐体と、上記カード挿入空間内に前後移動可能に収容されてそのカード挿入空間に挿入されたカードにより初期位置からその前方へ押し込まれるスライダと、このスライダをカード排出方向に向けて常時弾発付勢するばね体と、上記スライダを初期位置に規制する第1ロック手段と、カードの電極が上記コンタクトに接触するカードセット位置に当該カードが挿入されているときにそのカードによって押し込まれた上記スライダの押込み位置を規制する第2ロック手段とを有している。また、第2ロック手段が、上記スライダに設けられたカム溝の溝壁面によって形成された凹形係止部と上記カム溝に嵌合されてその凹形係止部に係合可能なカムピンとを備えていて、カードに対する1回目の押込み操作によって第2ロック手段によりスライダが押込み位置に規制され、カードに対する2回目の押込み操作によって第2ロック手段による規制が解除されたスライダが上記ばね体の付勢によって初期位置に復帰するようになっている。
【0014】
そして、上記筐体が、上板部とその上板部に曲成された左右の側板部とを備えて下面が開放した板金製のカバーとこのカバーの前端部に配備された半田耐熱性を持つ合成樹脂でなるヘッドとを有し、これらのカバーとヘッドとにより囲まれた空間によって、下面が開放した上記カード挿入空間が形成されていると共に、そのカード挿入空間の前部に位置する上記コンタクトが上記ヘッドに備わっているす。さらに、上記ばね体は、上記スライダの下側に配備されて、その一端が上記カバーの後端部に具備されたばね掛け部に、その他端が上記スライダの下面に設けられたばね掛け部にそれぞれ連結されており、上記カム溝が上記スライダの側面に形成され、かつ、上記カムピンが上記カバーの側板部に設けられてその全体が上記カム溝に常時嵌合されている突起によって形成されている。
【0015】
以上の構成であると、プッシュプッシュ操作によってカードの挿入と排出とが行われるカードコネクタでありながら、コンタクトを備えたヘッドが小形化されてその縦幅が短くなるので、半田耐熱性に富む高価な樹脂材料の使用量を少なくしてコストダウンを図りやすくなる。また、スライダを初期位置に向けて付勢するカード排出用の上記ばね体が、スライダの下側に配備されており、併せて、カム機構がスライダの側面に形成されたカム溝と板金製のカバーの側板部に設けられた突起でなるカムピンとによって形成されていて、カムピンを形成している突起の全体がカム溝に常時嵌合されるようになっているので、当該カードコネクタを配線基板に搭載する場合に、ばね体やカム機構の設置部位を配置するスペースが余分に必要になるという事態が起こらなくなって基板占有スペースが少なくて済む。
【0016】
本発明では、上記カバーの側板部に、そのカバーの上板部に対向する板状の支え片が切起し形成されていて、その支え片と上記上板部との間に上記スライダが前後移動可能及び上下移動可能に保持されていると共に、その支え片と上記上板部とによって上記スライダの上下動範囲が規制されるようになっていることが望ましい。この構成であれば、ヘッドを上記のように小形化されているとしても、カバーの上板部と支え片との間でスライダが前後移動するので、部品を追加することなくスライダの前後移動が円滑に行われるようになる。その上、スライダは、上板部と支え片との間で上下移動可能に保持されているので、スライダ側のカム溝に嵌合しているカバー側のカムピンによりそのスライダを上下方向に案内させることができるようになり、このことを利用して、カード側の電極をコンタクトセット位置でコンクトに上方から下降させて弾接させることができるようになる。そのため、カード挿入空間に挿入したカードの前端がコンタクトに突き合ったりしてコンタクトが損傷するというような事態を防ぐことが可能になる。
【0017】
本発明では、上記カバーの後端部に具備されたばね掛け部が、そのカバーの左右の側板部のそれぞれに折曲げ形成された係止片によって形成され、上記スライダが、上記カード挿入空間の略全幅に亘る横幅を備えていて、そのスライダの下面に設けられたばね掛け部が、そのスライダの下面の左右方向中央部に一体成形された係止突起でなり、上記ばね体が、左右の上記係止片のそれぞれと上記係止突起との間に亘って各別に張設された一対のばね部材でなることが望ましい。これによれば、上記のようにスライダがカバーの上板部と支え片との間で前後移動可能及び上下移動可能に保持されてある程度の遊びが形成されているとしても、一対のばね部材によってスライダに加えられる力を左右でバランスさせやすくなり、そのために、スライダを正確にカード排出方向に付勢することが容易に可能になる。また、ばね体を一対のばね部材で形成したことにより、それぞれのばね部材をコイルばねで形成する場合には、それらのコイルばねの径を小さくしてそれらの占有スペースを少なくすることができる。その結果、ばね体をスライダの下側に配備しても、当該カードコネクタの厚さがそれほど厚くならないという利点がある。
【0018】
本発明では、上記ヘッドが配線基板の板面に載架されるヘッド本体を有し、このヘッド本体に上記コンタクトが組み付けられていると共に、そのコンタクトに具備されて上記配線基板の半田ランドに半田付けされる端子が、上記ヘッド本体の後側に突出して上記カード挿入空間の下面の開放箇所に位置していることが望ましい。これによれば、コンタクトの端子がヘッドの外側に突出しないので、その端子によって基板占有スペースが拡がるということがない。
【0019】
本発明では、上記スライダに、上記カバーの側板部の内面に弾接して摺動する弾性体が備わっていることが望ましい。これによれば、ばね体によってスライダに加えられている付勢力が、カバーの側板部の内面に弾接する弾性体によって軽減されので、その付勢力がそのままスライダに加わることがない。そのため、カード排出時にばね体の付勢力で押込み位置から初期位置に復帰するスライダの後退移動速度を調節することが可能になる。そのため、スライダによるカード保持力を小さくしても、カード排出時にカードが飛び出したりすることがなくなり、併せて、カードの挿抜時の操作性が改善される。
【0020】
本発明において、上記弾性体は、上記カバーの側板部の内面に弾接して摺動する箇所が湾曲した板ばねでなり、上記カバーの側板部に、その板ばねを当接させて上記ばね体の付勢によるスライダの後退移動速度を調整する傾斜面が備わり、その傾斜面が、上記側板部を内向きに切り起こして形成された山形部の内面によって形成されている、という構成を採用することができる。これによれば、板ばねの湾曲箇所が、山形部の内面によって形成されている傾斜面に当たることによって、ばね体によるスライダの付勢力が無理なく減じられるため、カード排出時にばね体の付勢力で押込み位置から初期位置に復帰するスライダの後退移動速度の調節が容易に可能になる。
【0021】
本発明では、上記第1ロック手段が、上記カム溝の前端部の溝壁面によって形成された前端係止部と上記カムピンとを備えている、という構成を採用することができ、これによれば、カム機構を活用して第1ロック手段を形成することができるので、第1ロック手段を構成するための余分な部品を用いる必要がない。
【0022】
本発明では、上記カム溝により、上記前端係止部を始点として後方へ直線状に延びる往路と、この往路の終部から上方へ延び出てその終部を上記凹形係止部に連続させる転向路と、上記凹形係止部を始点として延び出し、かつ、上記転向路よりも後位を通過して上記往路に合流する復路とが形成され、かつ、そのカム溝の溝底に、上記カムピンを往路、転向路、復路の順に通過させてその逆行を阻止する段差が備わっていると共に、上記コンタクトが上記カードの電極に下側から弾接するようになっていることが望ましい。これによれば、カード側の電極がコンタクトセット位置でコンクトに上方から下降して弾接するようになって接触信頼性が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1はカード未挿入状態での本発明に係るカードコネクタの概略縦断側面図、図2はカード挿入状態での同カードコネクタの概略縦断側面図、図3は図1の状態での概略底面図、図4は図2の状態での概略底面図、図5はスライダ5の概略斜視図、図6(A)はカム溝形状の説明図、同(B)はカム溝71の底面形状の説明図、図7はカバー3の要部の概略斜視図、図8(A)は第2ロック手段の説明図、同(B)は第1ロック手段の説明図、図9はカード保持ばねの作用説明図、図10は板ばね58の作用を説明するための横断面図である。
【0024】
図1〜図4において、カードコネクタの筐体1は、合成樹脂成形体でなる半田耐熱性を備えたヘッド2と板金製のカバー3とによって偏平な矩形箱形に形作られていて、ヘッド2とカバー3とにより囲まれた空間によってカード挿入空間Sが形成されている
【0025】
ヘッド2は、多数の縦長スリット状の開口22を備えた横長のヘッド本体21とそのヘッド本体21の前端部に立ち上げられた前壁23とを有している。そして、ヘッド本体2の後端部の複数箇所に薄肉のばね板でなるコンタクト4が組み付けられていて、それらのコンタクト4のそれぞれの先端部が、個々の開口22に各別に対応してそれらの開口22の開設箇所の上方へ延び出ていると共に、それぞれのコンタクト4に備わっている半田付け用の端子41が、ヘッド本体21の後側に突出して、後述するカード挿入空間Sの下面の開放箇所に位置している。
【0026】
これに対し、板金製のカバー3は、上板部31とその上板部31に曲成された左右の側板部32,32とを備えていて、その下面は開放している。そして、上板部21と左右の側板部32,32の前端が、ヘッド2の前壁23の上端縁と左右の側端縁とに突き当てられた状態でヘッド2に結合されている。カバー3とヘッド2との結合は、係合爪と係合孔との係合や接着剤による接合などの公知の手段で行い得る。
【0027】
このように構成された筐体1において、ヘッド2はカバーの前端部だけに配備されていて、ヘッド2の後方ではカード挿入空間Sの下面が開放している。また、ヘッド2の縦幅(前後幅)は、コンタクト4の長さに見合う短い長さに定められているため、そのヘッド2を成形するための樹脂材料の使用量は少ない。このことから、ヘッド2が高価な半田耐熱性に富む樹脂材料で成形されるとしても、冒頭で説明した特許文献1や同文献2に見られるような縦幅の長いインシュレータを半田耐熱性に富む樹脂材料で成形する場合に比べて価格が安くつき、そのことが、当該カードコネクタのコストダウンを図る上で顕著に役立っている。
【0028】
筐体1のカード挿入空間Sに、合成樹脂成形体でなるスライダ5が前後移動可能に収容されている。図5に示したように、スライダ5は、後端側が開放した中空の箱形に形成されていて、その下板部51が前端部分で欠除されてその欠除箇所が横長開口52とされていると共に、上板部53は中央部分が矩形に欠除されてその欠除箇所が大きな矩形開口54とされている。図3又は図4のように、このスライダ5はカード挿入空間Sの略全幅に亘る横幅を備えていて、スライダ5とカバー3の左右の側板部32,32との間にはわずかな隙間が存在しているだけである。そのため、スライダ5は、前後移動するときに大きく横振れするような事態は起こらない。このスライダ5において、左右の側板部55,55の間の空間は後述するカード100が挿入される空間S1であり、その空間S1の左右両側には、左右の側板部55,55に組み付けられた板ばね56の湾曲した自由端部57が張り出している。そのため、この空間S1に挿入されたカード100には、図9のように板ばね56の自由端部57が弾接する。ここで、板ばね56は左右に設けられているため、空間S1に挿入されたカード100が左右両側から板ばね56によって挟み付けられ、その挟圧力に見合う力でスライダ5に保持される。また、左右の側板部55,55のそれぞれには、自由端部が外向きに張り出す湾曲部59として形成された金属製の板ばね58が組み付けられていて、それらの板ばね58の湾曲部59が、図3又は図4などに示したカバー3の左右の側板部32,32の内面にそれぞれ常時弾接するようになっている。また、左右の板ばね58がカバー3の左右の側板部32,32にそれぞれ弾接していることにより、スライダ5が左右の側板部32,32のいずれかの側に偏ることが防止されている。この板ばね58は、カバーの側板部の内面に弾接して摺動する弾性体の一例であり、この弾性体としては、金属製の板ばね58の代わりに、合成樹脂製のスライダ5と一体成形した樹脂製のばね片を用いてもよい。
【0029】
図1〜図4のように、スライダ5の下側にばね体6が配備されている。このばね体6は、スライダ5をカード排出方向に向けて常時弾発付勢するために設けられているもので、図例ではこのばね体6を一対のコイルばね61,61によって形成している。すなわち、図1〜図4又は図7に示したように、カバー3の左右の側板部32,32のそれぞれの後端部には、それらの側板部32,32の下端に折曲げ形成された係止片33がばね掛け部として備わっているのに対し、スライダ5の下面の左右方向中央部にはスライダ5と一体に形成された下向きの係止突起5aがばね掛け部として備わっていて、一対のコイルばね61,61が、左右の係止片33,33と係止突起5aとの間に亘って左右対象な後拡がり状態に張設されている。具体的には、一対のコイルばね61,61の一端が、左右の上記係止片33,33に各別に連結され、かつ、それらのコイルばね61,61の他端が上記係止突起5aに連結されている。こうしておくと、一対のコイルばね61,61によってスライダ5に加わる付勢力が左右でバランスするので、スライダ5の前後移動が円滑に行われる。また、ばね体6を1本のコイルばねでなく、一対で1組となる2本のコイルばね61,61に分割してあることにより、それぞれのコイルばね61を形成している線材の線径やコイル部の径を細くしても十分に大きな付勢力をスライダ5に加えられるようになる。その結果、一対のコイルばね61,61のコイル部の径を小さくして当該カードコネクタの厚さ方向でのばね体6の占有スペースを少なくすることが可能になって、当該カードコネクタの厚さが厚くなることを最少限度にとどめることができる。なお、図示例の一対のコイルばね61,61を1本のコイルばねに置き換えることも可能であり、その場合には、1本のコイルばねのコイル部を長手方向中央部で分割し、その分割箇所の線材を上記係止突起5aに引っかけて連結するようにすることが可能である。また、一対のコイルばね61,61をシリコン樹脂製の輪ゴムなどによって置き換えることも可能であり、そのようにすると、当該カードコネクタの厚さの増加をさらに小さくとどめることが可能になって、当該カードコネクタを薄形化しやすくなる。
【0030】
図1〜図4又は図7のように、カバー3の左右の側板部32,32のそれぞれには、当該カバー3の上板部31に対向する板状の支え片35が直角内向きに切起し形成されていて、それら左右の支え片35,35と上板部31との間に上記スライダ5が保持されている。ここで、図1又は図2に示したように、支え片35,35と上板部31との垂直間隔は、スライダ5の厚さよりもやゝ広くなっていて、支え片35,35と上板部31との間でスライダ5が前後移動可能及び上下移動可能に保持されている。しかも、支え片35,35と上板部31とによってスライダ5の上下動範囲が規制されるようになっている。なお、スライダ5の上下動範囲は、後述するカム機構7の作用によって定まる。
【0031】
さらに、図7のように、カバー3の側板部32には、内向きに切り起こされた山形部36が備わっていて、その山形部36の前側の傾斜面37に上記した弾性体としてのばね体58の湾曲部59が当接するようになっている。
【0032】
このカードコネクタは、カム溝71とカムピン79とによって形成されるカム機構7を備えていて、カム溝71,71がスライダ5の左右の側面にそれぞれ形成され、カムピン79が、カバー3の左右の側板部32,32にそれぞれ設けられている。図6(A)のように、カム溝71は、スライダ5の側面の前端近傍箇所に定められた後述する前端係止部72から後方へ直線状に延びる往路aと、この往路aの終部a’から湾曲状に上方へ延び出てその終部a’を後述する凹形係止部73に連続させる転向路bと、凹形係止部73を始点として後方へ延び出し、かつ、上記転向路bよりも後位を通過して上記往路aにその下側から合流する復路c,dとを形成していて、カム溝71の溝底には、図6(A)又は同(B)のように、上記カムピン79を往路a、転向路b、復路c,dの順に通過させてその逆行を阻止する段差74,75,76が備わっている。図6(A)には矢印でカムピン79の移動方向を示している。また、カム溝71の深さは、その最も浅い箇所であっても、カムピン79の全体が嵌合し得る深さを有していて、カムピン79はその全体が常時カム溝71に嵌合するようになっている。このように、スライダ5の側面に具備させたカム溝71に、カバー3の側板32に内向きに突出させたカムピン79の全体が常時嵌合しているカム機構7を採用したことによって、当該カードコネクタの横幅がカバー3の横幅に一致するようになるので、カム機構7を設けたことによって当該カードコネクタの横幅が増加するようなことはない。
【0033】
以上の構成を備えているカードコネクタにおいて、カード100が挿入されていないときには、スライダ5がばね体6によって後方に引張られているので、図8(B)のように、カバー5側の突起でなるカムピン79が、カム溝71の前端部の溝壁面でなる前端係止部72を係止してスライダ5を図1(A)に示した初期位置に位置規制している。したがって、カム溝71の前端係止部72とその前端係止部72を係止しているカムピン79とが、スライダ5を初期位置に規制する第1ロック手段を構成している。
【0034】
カード100を筐体1のカード挿入空間Sに挿入すると、そのカード100が初期位置で待機しているスライダ5の空間S1に挿入されて、そのカード100の前端がスライダ5に具備されている前壁部5bに突き当たる。このため、1回目のプッシュ操作によってカード100をさらに挿入すると、スライダ5が、ばね体6の付勢に抗し、初期位置から図2矢印Pのように前方へ押し込まれる。このようなスライダ5の前進移動によって、カムピン79はカム溝71の往路aを移動して湾曲して後方へ迫り出している転向路bの最も後方位置に達するので、それを越えてカード100を押し込むことはできなくなる。この時点で、カード100を押す力を緩めて押込み力を解除すると、ばね体6の付勢によってスライダ5が後退するので、図8(A)のように、カム溝71の転向路bの終端に位置する溝壁面によって形成されている凹形係止部73にカムピン79が係合し、この係合によって、スライダ5が押込み位置に位置規制される。また、カムピン79がカム溝71の転向路bの始点から凹形係止部73に係合するまでの段階で、スライダ5が、図8(B)に示した初期位置での高さ(初期高さ)よりも同図(A)に符号Hで示した幅だけ下降する。このときの下降幅Hは、カム溝71の往路aの位置と凹形係止部73の位置との中心間隔に相当している。このようなスライダ5の下降動作により、カード100の前端下面に形成されている電極110が、コンタクト4の先端の上方位置から下降するので、カード挿入空間S内の下位に位置しているコンタクト4が、スライダ5の横長開口52を経てカード100の電極110に下側から弾接する。したがって、カード100の前端がコンタクト4に突き当たってコンタクト4を損傷させたりすることがなくなって、コンタクト4とカード100の電極110との接触信頼性が向上する。なお、上記したカバー3の上板部31と支え片35とによって規制されるスライダ5の上下動範囲は、少なくとも上記架構幅Hよりも小さくない範囲に定められている。
【0035】
次に、2回目のプッシュ操作を行ってスライダ5を少し押し込むと、カムピン79が凹形係止部73から離れてスライダ5の押込み位置での位置規制が解除される。また、この2回目のプッシュ操作によって、カムピン79が復路cを通過して復路dに入るので、その時点でプッシュ操作を解除すると、スライダ5がばね体6の付勢によって後退し、それに伴ってカムピン79が復路dを通過して前端係止部72に係合する。これによって、スライダ5が初期位置に復帰し、カード100がスライダ5に保持されたまま排出される。
【0036】
スライダ5がばね体6の付勢によって後退するときには、カバー5の側板部32の内面にスライダ5側の弾性体としての板ばね58が弾接しており、しかも、スライダ5が初期位置に到達するときには、その板ばね58が図10のようにカバー3側の傾斜面37に乗り上がった状態で弾接する。そのため、ばね体6によってスライダ5に加えられている付勢力が、板ばね58とカバー3の側板部32又は傾斜面37との弾接によって軽減されるようになり、ばね体6の付勢力がそのままスライダ5に加わることはない。その結果、板ばね58のばね定数を適切に選定することによって、カード排出時にばね体6の付勢力で押込み位置から初期位置に復帰するスライダ5の後退移動速度を容易に調節することが可能になり、そのような調節を行うことによって、初期位置に復帰したスライダ5からカードが飛び出したりするようなことを無くすることが可能である。この作用は、特に、板ばね58とカバー3の傾斜面37とを弾接させるようにしたことにより顕著に発揮される。
【0037】
ところで、この実施形態では、スライダ5を初期位置に向けて付勢するカード排出用のばね体6が、スライダの下側に配備されており、併せて、カム機構7がスライダ5の側面に形成されたカム溝71と板金製のカバー3の側板部32に設けられた突起でなるカムピン79とによって形成されていて、カムピン72を形成している突起の全体がカム溝71に常時嵌合されるようになっており、さらに、コンタクト4の端子41がヘッド2の後方に突き出ているので、当該カードコネクタを図1(A)(B)のように配線基板200に搭載した場合に、ばね体6やカム機構7、端子41の設置部位を配置するスペースが余分に必要になるという事態が起こらなくなって基板占有スペースが少なくて済む。
【0038】
また、カバー3の上板部31と支え片35との間でスライダ5が前後移動するので、ヘッド2の縦幅を長くしなくても、スライダ5の前後移動が円滑に行われる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、カム機構のカム溝の形成箇所をスライダの側面に定め、かつ、スライダを初期位置に復帰させるためのばね体をスライダの下側に配備したので、配線基板に実装する場合の当該カードコネクタの基板専有スペースが少なくて済む。しかも、カバーにスライダの前後移動を案内する作用を担わせ、コンタクトを縦幅の短い小形のヘッドに組み付け、かつ、そのヘッドからスライダの前後移動を案内する作用を排除したので、ヘッドを半田耐熱性に富む樹脂材料の成形体で形成しても高価な樹脂材料の必要量が少なくなって、カードコネクタを安価に提供することができるようになる。また、カード排出時にばね体の付勢力で押込み位置から初期位置に復帰するスライダの後退移動速度を簡易な構造で調節することができるようになるので、カード排出時にカードが筐体から飛び出すという事態が防止される。さらに、カードの電極がコンタクトに無理なく確実に接触するようになってその接触信頼性を高めることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード未挿入状態での本発明に係るカードコネクタの概略縦断側面図である。
【図2】カード挿入状態でのカードコネクタの概略縦断側面図である。
【図3】図1の状態での概略底面図である。
【図4】図2の状態での概略底面図である。
【図5】スライダの概略斜視図である。
【図6】(A)はカム溝形状の説明図、(B)はカム溝の底面形状の説明図である。
【図7】カバーの要部の概略斜視図である。
【図8】(A)は第2ロック手段の説明図、(B)は第1ロック手段の説明図である。
【図9】カード保持ばねの作用説明図である。
【図10】板ばねの作用を説明するための横断面図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 ヘッド
3 カバー
4 コンタクト
5 スライダ
5a 係止突起(ばね掛け部)
6 ばね体
21 ヘッド本体
31 上板部
32 側板部
33 係止片(ばね掛け部)
35 支え片
36 山形部
37 傾斜面
41 端子
58 板ばね(弾性体)
61 コイルばね(ばね部材)
71 カム溝
72 前端係止部
73 凹形係止部
74,75,76 段差
79 カムピン
200 配線基板
100 カード
110 カードの電極
S カード挿入空間
a 往路
b 転向路
c,d 復路

Claims (8)

  1. カード挿入空間を形成しかつカード挿入空間に挿入されたカードの電極に接触するコンタクトを備えた筐体と、上記カード挿入空間内に前後移動可能に収容されてそのカード挿入空間に挿入されたカードにより初期位置からその前方へ押し込まれるスライダと、このスライダをカード排出方向に向けて常時弾発付勢するばね体と、上記スライダを初期位置に規制する第1ロック手段と、カードの電極が上記コンタクトに接触するカードセット位置に当該カードが挿入されているときにそのカードによって押し込まれた上記スライダの押込み位置を規制する第2ロック手段とを有し、第2ロック手段が、上記スライダに設けられたカム溝の溝壁面によって形成された凹形係止部と上記カム溝に嵌合されてその凹形係止部に係合可能なカムピンとを備えていて、カードに対する1回目の押込み操作によって第2ロック手段によりスライダが押込み位置に規制され、カードに対する2回目の押込み操作によって第2ロック手段による規制が解除されたスライダが上記ばね体の付勢によって初期位置に復帰するようになっているカードコネクタにおいて、
    上記筐体が、上板部とその上板部に曲成された左右の側板部とを備えて下面が開放した板金製のカバーとこのカバーの前端部に配備された半田耐熱性を持つ合成樹脂でなるヘッドとを有し、これらのカバーとヘッドとにより囲まれた空間によって、下面が開放した上記カード挿入空間が形成されていると共に、そのカード挿入空間の前部に位置する上記コンタクトが上記ヘッドに備わり、
    上記ばね体は、上記スライダの下側に配備されて、その一端が上記カバーの後端部に具備されたばね掛け部に、その他端が上記スライダの下面に設けられたばね掛け部にそれぞれ連結されており、
    上記カム溝が上記スライダの側面に形成され、かつ、上記カムピンが上記カバーの側板部に設けられてその全体が上記カム溝に常時嵌合されている突起によって形成されていることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 上記カバーの側板部に、そのカバーの上板部に対向する板状の支え片が切起し形成されていて、その支え片と上記上板部との間に上記スライダが前後移動可能及び上下移動可能に保持されていると共に、その支え片と上記上板部とによって上記スライダの上下動範囲が規制されるようになっている請求項1に記載したカードコネクタ。
  3. 上記カバーの後端部に具備されたばね掛け部が、そのカバーの左右の側板部のそれぞれに折曲げ形成された係止片によって形成され、上記スライダが、上記カード挿入空間の略全幅に亘る横幅を備えていて、そのスライダの下面に設けられたばね掛け部が、そのスライダの下面の左右方向中央部に一体成形された係止突起でなり、上記ばね体が、左右の上記係止片のそれぞれと上記係止突起との間に亘って各別に張設された一対のばね部材でなる請求項2に記載したカードコネクタ。
  4. 上記ヘッドが配線基板の板面に載架されるヘッド本体を有し、このヘッド本体に上記コンタクトが組み付けられていると共に、そのコンタクトに具備されて上記配線基板の半田ランドに半田付けされる端子が、上記ヘッド本体の後側に突出して上記カード挿入空間の下面の開放箇所に位置している請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載したカードコネクタ。
  5. 上記スライダに、上記カバーの側板部の内面に弾接して摺動する弾性体が備わっている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載したカードコネクタ。
  6. 上記弾性体は、上記カバーの側板部の内面に弾接して摺動する箇所が湾曲した板ばねでなり、上記カバーの側板部に、その板ばねを当接させて上記ばね体の付勢によるスライダの後退移動速度を調整する傾斜面が備わり、その傾斜面が、上記側板部を内向きに切り起こして形成された山形部の内面によって形成されている請求項5に記載したカードコネクタ。
  7. 上記第1ロック手段が、上記カム溝の前端部の溝壁面によって形成された前端係止部と上記カムピンとを備えている請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載したカードコネクタ。
  8. 上記カム溝により、上記前端係止部を始点として後方へ直線状に延びる往路と、この往路の終部から上方へ延び出てその終部を上記凹形係止部に連続させる転向路と、上記凹形係止部を始点として延び出し、かつ、上記転向路よりも後位を通過して上記往路に合流する復路とが形成され、かつ、そのカム溝の溝底に、上記カムピンを往路、転向路、復路の順に通過させてその逆行を阻止する段差が備わっていると共に、上記コンタクトが上記カードの電極に下側から弾接するようになっている請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載したカードコネクタ。
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