JP2004349118A - 電子ビーム加工機の終点検出方法とその機能を備えた装置 - Google Patents

電子ビーム加工機の終点検出方法とその機能を備えた装置 Download PDF

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修 高岡
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Abstract

【課題】本発明の課題は、電子ビームを用いたエッチング加工において、熟練したスキルを必要とすることなく、チャージアップの影響を受けることなく、低加速電圧でも加工の終点を確実に検出することができる方法並びにその機能を備えた装置を提供することにある。
【解決手段】電子ビーム加工機において、電子ビームが照射される試料面近傍に加工に、低加速電圧の電子ビーム照射でも発生するX線を検出可能なTransition Edge X−ray Senor(TES)を配置し、電子ビームの走査に同期してX線を検出し、注目した元素の信号の有無または該信号の大小で二次元的に終点検出を行う方法を採用した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子ビーム加工機におけるエッチング加工の終点を検出する方法、特にマスク修正に適した方法とその機能を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今までリソグラフに用いられるマスクの修正や半導体デバイス等、試料の特定領域を微細加工する際には、エッチングレートやデポジションレートの大きいイオンビーム加工機(特に液体金属Gaをイオン源とした集束イオンビーム[FIB]装置)が用いられてきたが、イオン照射による試料面のダメージや試料内へのイオンの注入を嫌うアプリケーション(例えば、F ront Endの配線変更、F2(露光波長が157nm)用フォトマスクの欠陥修正やEUVL(極短紫外光)用のマスクの欠陥修正)にはイオンビームを使用しない電子ビームによる加工に対する要望が高まっている。この電子ビームをエネルギービームとして用いたCVDやガスアシストエッチング技術は、特許文献1(特開平4−125642号公報)に記載され、位相シフト用フォトマスクの透明膜に生じた欠陥を精度よく修正することを目的として、フォトマスクの主面にCVD用のガスを吸着せしめた後、欠陥領域にエネルギービームを選択的に照射することによって欠陥領域に修正膜を堆積する技術が示されている。また、フォトマスクの主面にエッチング用のガスを吸着せしめた後、欠陥領域にエネルギービームを選択的に照射することによって欠陥領域をエッチングすることが示され、位相シフト用フォトマスクの主面に透明膜を形成することを目的として、フォトマスク主面の透過領域の一部にエネルギービームを選択的に照射することによって透明膜を堆積させることが開示されている。
【0003】
ところで、エッチング加工においてその終点検出は高品位な加工を実現するためには必要不可欠な情報である。FIBを用いた加工の場合は二次イオンの検出が可能であり、その場合にはイオンの種類を判別することによって容易に終点検知ができるのであるが、二次電子の場合には照射された材質の識別ができない。例えばガラス基板上にパターンが形成されたマスクにおける黒欠陥を除去する修正加工において、それがFIB加工である場合にはガラス面が露出したときには検出二次イオン中にクロムのようなマスク材が存在しなくなることをもって欠陥が除去されたことが判別できる。しかし、電子ビームを用いたエッチングの場合には検出するものが二次電子であることからその判別ができない。電子ビームを用いたエッチングにおける終点検出には二次電子の材質コントラスト差を利用する方法が採られているが、材料選択性に乏しい材料の二次電子検出情報からこれを判別することはなかなか困難であり、特に未修練者には難しい作業である。また、導電性の低い試料の場合には電子照射によるチャージアップの影響を受けるため終点検出を困難にしている。
また、電子ビーム加工機では、加速電圧が低い方が加工効率も良く、また導電性の低い試料にも適応できるため、1kV程度の低加速電圧で使われている。1kV程度の低加速電圧でも良好な結果が得られる終点検出方法が求められているところである。
【0004】
特許文献2(特開2002−367121)には、薄膜ヘッドGMR素子両側に微細なトラック幅寸法で電気的分割されたリードを形成するに当たり、微細トラック部限定で電子ビーム描画、エッチングし、リードの外形部は通常露光、エッチングする方法を用い、電子ビーム描画部のエッチング終点確認のため、GMR素子以外の部分に下地がAlTiC基板上の終点検出ランドを設け、微細トラック部エッチングの際、終点検出ランドの下地AlTiC基板の露出で終点を検出する技術が開示されている。具体的には図4に示すようにGMR素子両側に電子ビーム描画とエッチングにて微細なトラック幅寸法で電気的分割されたリード電極▲4▼を形成する際に、GMR層▲2▼以外の部分に下地AlTiC基板▲1▼の終点検出ランド▲6▼を設け、光学顕微鏡にて下地AlTiC基板1の露出を確認することでエッチングの終点を検出するものである。すなわち光学顕微鏡を用いてオペレータの目で確認しながら終点検知をするものであるから、作業には熟練したスキルが求められる上、終点の判定にも時間がかかるため効率的ではなかった。なお、図中1aはシールド層、1bはギャップ層、▲3▼は永久磁区制御層、▲5▼はエッチングマスクとなるレジストマスクである。
【0005】
【特許文献1】特開平4−125642号公報「フォトマスク欠陥修正方法」平成4年4月27日公開 公報2頁右上欄13行〜右下欄5行
【特許文献2】特開2002−367121号公報「薄膜磁気ヘッド及びその製造方法」平成14年12月20日公開,要約書,図1
【非特許文献1】「陽極接合ウエハーを用いたTransition Edge X−ray Sensor」電気学会論文誌E 日本電気学会 平成14年11月発行 Vol.122−E 517−522頁
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、電子ビームを用いたエッチング加工において、熟練したスキルを必要とすることなく、チャージアップの影響を受けることなく、低加速電圧でも加工の終点を確実に検出することができる方法並びにその機能を備えた装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
電子ビーム加工機において、電子ビームが照射される試料面近傍に、低加速電圧の電子ビーム照射でも、発生するX線を検出可能なTransition Edge X−ray Senor(TES)を配置し、電子ビームの走査に同期してX線を検出し、注目した元素の信号の有無または該信号の大小で二次元的に終点検出を行う方法を採用した。
また、その機能を備える装置は、電子ビームが照射される試料面近傍に配置したTESと、電子ビームの走査に同期して前記TESの検出信号を二次元情報として取り込む手段と、注目した元素に対応した信号の有無またはレベルから加工の終点を判定する手段とからなる電子ビーム加工機とし、更に必要に応じて走査位置に対応させて終点に達したところはビーム照射せず、達していない部分の加工を続ける機能を備えるようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は前述したように、電子ビームを用いたエッチング加工において、複雑な検出手段を備えることなく、チャージアップの影響を受けることなく、低加速電圧でも加工の終点を確実に検出することができる方法並びにその機能を備えた装置を提供することにある。前述した従来の方法の他に、例えばオージェ電子を検出する方法や蛍光X線分光分析法の一つであるEnergy dispersive spectrometer(EDS;EDXともいう)といった手法の採用が考えられる。前者の場合、大きな分析器を使用する必要があるので、スペースが限られている装置における配置が問題になる。また、感度が低いため長時間の測定か大プローブ電流の測定が必要になる。大電流を使うと導電性の低い試料だとチャージアップやそれに起因してクーロン力が作用しビームの照射位置がずれる所謂ドリフトが発生するといった問題を伴う。また後者を採用した場合、測定に10kV程度の高加速電圧が必要となること。加速電圧変更時に軸ずれが発生し調整が必要となること。また、加速電圧が高いときにはX線の広がりが大きいため、微小領域の分析ができないことと、導電性の低い試料だとこの方式でもチャージアップやドリフトの問題が発生する等の短所がある。
【0009】
そこで本発明者が提案する検出方法は、近年検出器1個で広エネルギー帯を測定することができ、かつ蛍光X線分光分析法の一つであるWavelength dispersive spectrometer(WDS)と同程度のエネルギー分解能を有するX線検出器として注目されているTransition Edge Sensor(TES)を採用するものである。
このTESについては非特許文献1に示されており、その従来TESの構造は、図2に示すように厚さが0.2μm〜1μmのSiNx薄膜(メンブレン)の上に、X線を吸収するための吸収体21と、吸収体21内の発熱に伴う温度変化により抵抗値を変化させる温度計22と、吸収体21と温度計22で発生した熱がヒートシンクヘ流れる熱量を制限するために用いられるメンブレン24から構成されている。メンブレン24は、シリコン基板を裏面からエッチングして作製されており、メンブレン下部は空洞となっている。
【0010】
図3は、TESの動作原理を示した模式図である。温度計22とヒートシンク25はメンブレンで熱的に接続され、熱コンダクタンスはGで与えられる。温度計22は、転移温度(常伝導から超伝導へ転移する温度)で急峻な抵抗変化を示す超伝導体が用いられる。ヒートシンク25の温度はTESの転移温度より十分低く設定される。TESの温度を転移温度(T)に調整するために、温度計には常に一定の電圧(Vb)が印加され、温度計22で発生するジュール熱(Pj)が、メンブレンを伝わりヒートシンクヘ25と逃げる熱と平衡状態に保たれている。転移温度にTESの動作点を保持させた状態で、外部からX線が照射されると吸収体21で熱が発生する。吸収体21で発生した熱により、温度計22の温度が増加する。微小温度の増加がTESで発生すると、TESの抵抗値が増加する。TESは定電圧で駆動されており、抵抗の増加によりTESに流れる電流が減少し、温度計に発生するジュール熱が減少する。電流変化の大きさが入射したX線のエネルギーに比例する。X線の吸収により発生した熱は、ジュール熱の回復に用いられ、急速にもとの定常状態へと回復する(電熱フィードバック)。温度に対する抵抗変化は感度α≡dlnR/dlnTで与えられ、温度計22に半導体を用いた場合(α=−3)と比較し、例えばα=100へと改善可能である。X線スペクトラムのエネルギー分解能は、式(1)で与えられる。
(数1)
ΔE=2.355√4kC(1/α)√n/2) ………………(1)
ここで、kはボルツマン定数、CはTESの比熱、nは熱的抵抗に起因する因子であり、100mKの場合n=4で与えられる。TESで用いられる吸収体や温度計は金属であり、極低温(100mK)では比熱は1pJ/K程度にすることができる。感度αが100の場合式(1)から、エネルギー分解能を1eV程度に設計することが可能である。この値はシリコン検出器の130eVに対して2桁優れている。また、X線パルスの時定数:τeffは式(2)で与えられ、電熱フィードバックがない(α=0)場合と比較し時定数が小さくなる。
(数2)
τeff = τ /(1+α/n)……………… (2)
ここで τ=C/Gであり、Gはメンブレンの熱伝導度を表す。
また、計数率は1秒あたりにカウントできるパルス数(count per sec.;cps)であり、1/6τeffで定義される。
【0011】
本発明では、このようなTESを図1に示すように電子ビーム加工機の電子ビームが照射される試料面近傍に配置し、電子ビームを受けて放射されるX線を検出し、X線を放出した物質を判別する。図中1は電子源、2は電子ビーム、3はコンデンサレンズ、4は対物レンズ、5は偏向系、16は二次電子17を検出する二次電子検出器である。6は試料7を載置するステージで、図示されていない駆動機構によって三次元位置姿勢が調整される。8はエッチングまたはデポジション用のガス導入系で、9はエッチング用ガス、10はデポジション用ガスの容器である。以上の構成は従来の電子ビーム加工機の構成と異なるところはない。本発明に特異の構成は電子ビームが照射される試料面近傍に配置されたTransition Edge X−ray Sensor(TES)11であり、12の冷凍機と13の熱シールドそして14の窓材という構成である。
ガスアシストエッチングによって加工を行う途中、ガス噴射を止めて作業を中断し、加工部分に加工時より走査速度を落として電子ビーム2を照射して試料から蛍光X線15を放射させる。放射された蛍光X線15は試料に向けられた窓材14を通してTES11に吸収され、そのエネルギーを電流値の変化として検出する。電子ビームによって放射されるX線のエネルギーレベルはその物質によって異なるため、加工すべき物質(例えばマスク黒欠陥の場合のクロム等)ではなくその下地の物質(基盤ガラス)からの蛍光X線であるときはすでに加工が終了していることを検知できる。TESはエネルギー分解能が高いのでピークが重なって定量できないことも少なく、加工する膜と下地の組み合わせの適用範囲が広い利点がある。また、加速電圧を低くした状態で検出できるため、X線の広がりを狭く抑えられ微小領域の分析が可能である。導電性の低い試料でもチャージアップやドリフトの問題はほとんど起こらない。検出感度は試料からの距離が短い程よいので、TESはできるだけ試料近傍に配置することが望ましい。
【0012】
TESの環境として1K以下の低温が必要なので、12の冷凍機と13の熱シールド装置を配置するものとした。熱シールド板で覆うのは真空保持と熱を流入を防ぐためである。検出されたX線のエネルギーレベルからそのX線を放出した物質が分かるが、その位置、すなわちその時点の電子ビームの照射位置と対応されることにより、加工が終了した領域を二次元的に把握することが可能である。本発明の実施例においては加工を中断して注目する領域のみ電子ビームの選択走査を行わせ、電子ビームの走査すなわち偏向系5に印加されるXY走査信号に同期してTESによりX線を検出する手段を備えるようにすることで二次元的に加工の進捗を把握できる機能を備えるようにした。注目した元素の信号の有無または設定した閾値と比較する手段を備えるようにし、その結果で二次元的に終点検出を行う。その結果は走査位置と対応させ、終点と判断されたところは次回の加工用の走査では電子ビームを照射せず、終点に達していない個所のみ電子ビームを照射して加工する。この加工は不連続の飛び越し走査制御によって行う方法と、連続走査をしながらビームブランキング制御によって行う方法とがある。本発明の終点検知は加工実施時にプログラム設定をして自動的に行わせることが可能である。加工部分の状態に応じて適宜の時点(例えば加工走査回数で指定)で加工を中断し、エッチングガスの噴射を停止させると共に電子ビームの走査速度や必要に応じて加速電圧を設定しておき、終点検知動作を実行させる。加工が進むに従い測定間隔を短くして実行させるのが合理的である。この測定のための加工中断は加工領域についてTES検出情報がとれればよいわけで原理的には1回の走査でよい。しかし、データの信頼性を上げるため数回の走査による検出値を平均して得てもよい。いずれにしても加工の中断は数秒乃至1分以内で行うことができ、従来の終点検出と比べ加工能率の点でも優れている。
【0013】
【発明の効果】
本発明の電子ビーム加工機の終点を検知する方法は、電子ビームが照射される試料面近傍にTESを配置した電子ビーム加工機を用い、エッチングガスの噴射を停止してエッチング加工を中断し、加工領域に電子ビームを照射してそこから放出されるX線を前記TESによって検出し、注目した元素の信号の有無または該信号の大小で加工が終了したか否かを自動判定するものであるから、熟練したスキルを必要とすることなく加工の終点を確実に検出することができる。また、この方法は低加速電圧下で測定できるため、X線の広がりを抑えて位置分解能が高く、試料が導電性の低い材質であってもチャージアップの影響を受けることなく、ドリフトの問題もない。
【0014】
本発明の電子ビーム加工機は、電子ビームが照射される試料面近傍に配置したTESと、電子ビームの走査に同期して前記TESの検出信号を二次元情報として取り込む手段と、前記TESの検出信号を基に注目した元素に対応した信号の有無またはレベルから加工の終点を判定する手段とからなるものであるから、熟練したスキルを必要とすることなくこの装置の使用により加工の終点を確実に検出して所望の加工を実行することができる。また、この装置によれば低加速電圧下で測定できるため、X線の広がりを抑えて位置分解能が高く、試料が導電性の低い材質であってもチャージアップの影響を受けることなく、ドリフトの問題もない。そして、TESの背面に熱シールドを介して冷却器を設置した構成を採用した本発明の電子ビーム加工機は、TESのX線検出動作を安定確実なものとすることができる。
【0015】
更に、二次元情報として得たTEM検出情報に基づき終点に達した部分は電子ビームを飛び越し走査またはブランキング手段によって加工しないようにして終点に達していない部分のみを次回の加工領域として加工する手段を備えた本発明の電子ビーム加工機は、終点検出測定の結果を装置自体が自動的に把握して必要な加工を続けるので、未修練者にも容易にエッチング加工を行うことができる。また、加工途中に加工を中断して終点検出動作を設定プログラムに従って自動的に行う機能を備えた電子ビーム加工機は、加工の中断や終点検出をオペレータの操作で行う必要が無く、スキルを持たない未修練者にも容易に加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ビーム加工機の基本構成を示す図である。
【図2】本発明に使用されるTESの基本構造を示す図である。
【図3】TESによるX線分光分析の原理を説明する図である。
【図4】従来の電子ビーム加工機における加工終点検知技術を説明する図である。
【符号の説明】
1 電子源
2 電子ビーム
3 コンデンサレンズ
4 対物レンズ
5 偏向系
6 ステージ
7 試料
8 エッチングまたはデポジション用のガス導入系
9 エッチング用ガス
10 デポジション用ガス
11 Transition Edge X−ray Sensor
12 冷凍機
13 熱シールド
14 窓材
15 試料から発生したX線
16 二次電子検出器
17 二次電子

Claims (6)

  1. 電子ビームが照射される試料面近傍にTESを配置した電子ビーム加工機において、エッチングガスの噴射を停止して加工を中断し、加工領域に電子ビームを照射してそこから放出されるX線を前記TESによって検出し、注目した元素の信号の有無または該信号の大小でエッチング加工の終点を検知する方法。
  2. 電子ビームが照射される試料面近傍に配置したTESと、電子ビームの走査に同期して前記TESの検出信号を二次元情報として取り込む手段と、前記TESの検出信号を基に注目した元素に対応した信号の有無またはレベルから加工の終点を判定する手段とからなる電子ビーム加工機。
  3. TESの背面には熱シールドを介して冷却器が設置されている請求項2に記載の電子ビーム加工機。
  4. 二次元情報として得たTES検出情報に基づき終点に達していない部分のみを次回の加工領域として加工する手段を備えた請求項2または3に記載の電子ビーム加工機。
  5. 終点に達した部分は電子ビームを飛び越し走査またはブランキング手段によって加工しないようにしたものである請求項4に記載の電子ビーム加工機。
  6. 加工途中に加工を中断して終点検出動作を設定プログラムに従って自動的に行う機能を備えた請求項2乃至5のいずれかに記載の電子ビーム加工機。
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