JP2004349077A - 電線及びケーブル - Google Patents

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Hiroshi Kishino
寛 岸野
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Abstract

【目的】電線やケーブルの装飾的観点から、従来の製品では存在しない暗闇や薄明かりで発光する電線やケーブルを提供しようとするものである。
【構成】単数または互いに離間した複数の導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆して構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電線及びケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの分野では、最近特に個人使用を目的としたパソコンに関する技術進歩が目覚しく、USB(ユニバーサル シリアル バス)等の新技術も開発され、これに伴って、パソコンやその周辺機器に使用されるUSBケーブル等のケーブルの需要が増大している。これらのケーブルはパソコンやその周辺機器に限らず、一般的に機器や装置相互間の接続に用いられるものであり、その電気的特性が重要であることはいうまでもないが、自宅における個人使用等を目的とした場合には、その配線における装飾的観点からの美観も無視できない要素となっている。電線やケーブルは、導体を絶縁体で被覆したものであり、その外観は、この絶縁体の外観で決まる。従来の電線やケーブルでは、その外観は、絶縁体として使用する材料の色そのままか、電線やケーブルが複数使用される場合に、それらを識別するため、赤、白、黄、緑、黒等の色が着色されているかのいずれかであるのが通常である。この点で、特許文献1に記載されている電線及びケーブルは、その被覆の材質が透明である点で、装飾的観点からの考慮が多少なされているといえる。しかし、その他の点で、電線やケーブルの外観につき装飾的観点から考慮されているものは見当たらない。特に、暗闇や薄明かりで発光する電線やケーブルは皆無と思われる。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−70117号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、電線やケーブルの装飾的観点から、従来の製品では存在しない暗闇や薄明かりで発光する電線やケーブルを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電線またはケーブルは、単数または互いに離間した複数の導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなることを特徴としている。
ところで、蛍光体は、可視光線、紫外線以下の短波長の電磁波やα線等の放射線(以下、単に光と称する)を受けるとそのエネルギーを可視光線に変えて発光する性質を有するが、この蛍光体には、程度の差はあるものの、光を受けるとそのエネルギーを蓄えるとともに、この受光が停止すると蓄えたエネルギーを放出することにより、持続した発光をする性質を有している。この発光の持続時間、即ち、発光時間の非常に短いものを、ここでは蛍光材料と称し、これより長いものを蓄光材料と称する。受光が停止した後においては、蛍光材料では、薄明かりがある場合に或いは暗闇であっても紫外線等が存在する場合に、これらの光を受けて発光し、蓄光材料では、これらの紫外線等の光のない暗闇でも発光する。上記の本発明の電線またはケーブルの被覆には、これらの蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を混入しているので、この電線またはケーブルが用いられる場所が暗くなったとき或いは薄暗くなったときには、電線またはケーブルを発光させることができる。
【0006】
或いは、本発明の他の電線またはケーブルは、単または複数の絶縁物被覆導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなることを特徴としている。この電線またはケーブルの被覆にも、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を混入しているので、この電線またはケーブルが用いられる場所が暗くなったとき或いは薄暗くなったときには、電線またはケーブルを発光させることができる。
【0007】
上記の各電線及びケーブルにおいて、前記絶縁外装体の外周を、絶縁性を有する透明な素材で形成した絶縁外周体で被覆すると、前記絶縁外装体を保護することができるとともに、蓄光材料または蛍光材料が発光する光が、透明な絶縁外周体で乱屈折するので、電線またはケーブルの発光をより一層引き立てることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例につき、図面に基づき詳しく説明する。尚、以下に述べる各実施例では、電線またはケーブルが、装飾的観点から、暗闇や薄明かりで発光するようにするのみならず、これらの電線やケーブルの配設される場所が明るいときに、煌びやかな外観を呈するような対策も施している。
即ち、本発明の実施例の電線またはケーブルは、単数または互いに離間した複数の導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方、若しくは、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方、及び、金属粉末または金属砕片を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなり、或いは、単または複数の絶縁物被覆導体を組み合わせた被覆導体部を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方、若しくは、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方、及び、金属粉末または金属砕片を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなることを特徴としている。また、これらの電線またはケーブルにおいて、絶縁外装体の外周を、絶縁性を有する透明な素材で形成した絶縁外周体で被覆するようにしている。
【0009】
図1は、本発明の第1実施例の電線の断面図である。図1において、第1実施例の電線は、1本の導体1を有する電線であり、導体1の周りを、蓄光材料3、または、蓄光材料3及び金属砕片11を混入した絶縁材料で形成した絶縁外装体2で被覆するとともに、この絶縁外装体2の外周を透明な絶縁外周体4で被覆して構成している。尚、第1実施例及び以下に述べる各実施例では、絶縁外装体を内部シース、絶縁外周体を外部シースと称する。
【0010】
導体1としては、例えば、直径が0.127mm或いは0.16mmの錫メッキ軟銅線を複数本撚り合わせた撚線を使用するが、この撚線の直径と同程度の軟銅製の単線を用いてもよい。
内部シース2は、絶縁材料である透明または半透明な合成樹脂に、蓄光材料3、または、蓄光材料3及び金属砕片11を混入して形成する。絶縁材料である合成樹脂としては、塩化ビニール(PVC)を用いるが、これに限定されるものではなく、ポリエチレン(PE)等、他の合成樹脂であってもよい。また、蓄光材料3に替えて蛍光材料を混入してもよく、或いは、蓄光材料と蛍光材料の双方を混入してもよい。混入する蓄光材料3の量としては、合成樹脂に対して重量比で2%〜20%とするのが好ましい。また、絶縁材料である合成樹脂に蓄光材料や蛍光材料を混入するには、これらの蓄光材料や蛍光材料の大きさを数μm程度の粉末状にするのが望ましい。前述したように、光を受けてそのエネルギーを蓄えるとともに、このエネルギーを徐々に放出して可視光線に変えて発光する性質を有する蛍光体の内、ここでは、発光時間の非常に短いものを蛍光材料と称し、これより長いものを蓄光材料と称する。蓄光材料としては、例えば、ダイヤ工業株式会社製の、商品名が「耐候性蓄光顔料ルミナーゼ」等がある。
内部シース2の外周を被覆する外部シース4には、透明な合成樹脂を用いる。この合成樹脂としては、透明な塩化ビニール(PVC)を用いるが、これには限定されず、透明なポリエチレン(PE)等、他の合成樹脂であってもよい。
【0011】
上記の蛍光体としては、硫化亜鉛(ZnS)に活性体として微量の銅(Cu)やその他の物質を混入したものが一般的に使用され、混入物の割合や量によって、蓄光材料としたり蛍光材料としたりすることができ、発光する色も、混入する物質の種類やこれらの割合、量によって異なるものとすることができる。硫化亜鉛(ZnS)を主体とする蓄光材料の発光時間は、一般的に1〜2時間程度であるが、近年、ストロンチウム化合物に微量の希土類元素を混入した発光時間の長い蓄光材料が開発されている。特許第3209724号公報に記載されているような蓄光材料もこのような蓄光材料であり、これらの蓄光材料の中には、発光時間が24時間と長いものも存在する。そこで、内部シース2に蓄光材料を混入した電線は、例えば、この電線が配設された部屋において、その部屋の窓からの外光や部屋の照明等により、その蓄光材料が光を受けてエネルギーを蓄積し、その部屋が暗くなったときに、これらのエネルギーを放出することにより発光させることができる。しかし、内部シース2に蛍光材料を混入した電線の場合は、その部屋が真っ暗な場合は、発光させることはできないが、薄明かりがある場合に或いは暗闇であっても紫外線等が存在する場合には、これらの光を受けることにより発光させることができる。尚、発光時間の短い蓄光材料や蛍光材料であっても、これらに少量の放射性物質を混入することにより、受光が無くても持続して発光させることができるが、放射線を発するので健康上問題があることから使用されていない。
【0012】
また、内部シース2を形成する絶縁材料である透明または半透明な合成樹脂に、蓄光材料3のみならず、金属砕片11を混入する場合は、表面を鏡面加工した厚さが最大で150μm程度のアルミ箔(Al)を、最大でも0.7mm×0.7mm程度の大きさに裁断または破砕して混入する。この金属砕片11を内部シース2へ混入することにより、この電線が煌びやかな外観を呈する。混入する金属砕片11としては、例えば、ダイヤ工業株式会社製の、アルミ砕片を用いた、商品名が「ダイヤモンドピース Hタイプ」等がある。これらの金属砕片11の混入に際しては、予め、金属砕片11にフタル酸エステル系の難揮発性の可塑剤を塗布しておくことにより、混入をスムースに行なうことができる。絶縁材料に混入するアルミ製の金属砕片11の量は、重量比で1%〜10%とすると、内部シース2の絶縁性を低下させること無く、且つ、外観の煌びやかさを保つことができる。
【0013】
上記の第1実施例の電線では、内部シース2は蓄光材料または蛍光材料を混入して形成しているので、暗闇や薄明かりで発光させることができる。また、透明な外部シース4を内部シース2の外周に設けることによって、内部シース2を保護することができると共に、内部シース2に含まれている蓄光材料または蛍光材料の発光する光が、透明な外部シース4で乱屈折するので、電線の発光をより一層引き立てることができる。このような電線を、例えば、クリスマスツリー等に用いられる電球等の配線に用いることにより、電球のみならず電線も発光させることができるので、クリスマスツリー等をより一層煌びやかにすることができる。また、このような電線を用いる効果として、消灯後に電線が発光するという意外性を表現することが可能な点もあげられる。
【0014】
また、上記の第1実施例の電線では、内部シース2に表面を鏡面加工したアルミ箔を細かく裁断または破砕したものを混入している場合は、上記の電線の配設される場所が明るいときに、このアルミ箔の砕片が外光で乱反射して、上記の電線が煌びやかな外観を呈する。また、透明な外部シース4を内部シース2の外周に設けていることから、透明な内部シース2を通して内部シース2の外観の煌びやかさをそのまま表現することができ、また、透明な内部シース2の表面が外光を反射することで、煌びやかさを一層引き立てることができる。また、この電線では、内部シース2に混入した金属砕片11が、導体1の外周に導体1から離間して配置される状態が形成されるので、導体1に対するシールド効果を有している。
【0015】
また、上記の第1実施例の電線において、内部シース2の絶縁材料としては、透明な合成樹脂を用いているが、透明な合成樹脂でなくてもよく、半透明、即ち、若干にごったものや着色した合成樹脂等を用いてもよい。着色する色としては、蓄光材料や蛍光材料の発色と同じか同系色とするのが一つの方法であるが、異なる色であってもよい。また、着色した金属砕片を混入する場合は、合成樹脂の着色を、混入する金属砕片の色と同系にするようにしてもよい。透明な合成樹脂に着色する方法としては、顔料を混入するのが一般的である。この顔料としては、用いる樹脂に応じた着色材として、無機系や有機系の顔料であるカラーバッチやマスターバッチ等があり、これらを透明な合成樹脂材料に配合したものが市販されている。
【0016】
また、透明な合成樹脂等の絶縁材料への混入に用いるのは、金属砕片であるが、これよりも細かい金属粉末を用いてもよい。また、金属砕片としては無着色のアルミ箔を細かく裁断または破砕したものを用いているが、着色したアルミ箔を裁断または破砕したものを用いてもよい。また、金属砕片としてはアルミ砕片を用いているが、他の金属の砕片や粉末を用いてもよい。
このように、着色した金属砕片を用いたり、透明な合成樹脂に着色することによって、第1実施例の電線の外観をより一層煌びやかにすることができる。
【0017】
図2は、本発明の第2実施例の電線の断面図である。第2実施例の電線は、電線内部の導体1を2本としたものであり、それに応じて電線の断面形状をピーナツ状にしたものである。この電線の構造は第1実施例の電線と全く同じであり、導体1の周りを、蓄光材料3、または、蓄光材料3及び金属砕片11を混入した絶縁材料で形成した内部シース2で被覆するとともに、この内部シース2の外周を透明な外部シース4で被覆して構成している。また、この電線に用いる材料は、第1実施例の電線と全く同じであるので、上記の説明がそのまま適用できる。
【0018】
図3は、本発明の第3実施例のケーブルの断面図である。図3において、第3実施例のケーブルは、第1実施例の電線に用いたのと同様の導体1を、塩化ビニール(PVC)等の合成樹脂でなる絶縁物で形成した絶縁物被覆5で覆った絶縁物被覆導体6を4本組み合わせて被覆導体部7を構成する。そして、この被覆導体部7の周囲にポリエチレンテレフタート製等の絶縁テープ8を巻くと共に、その上から、第1実施例と同様の絶縁材料に第1実施例と同様の蓄光材料3、または、蓄光材料3及び金属砕片11を混入して形成した内部シース2で被覆し、この内部シース2の外周を透明な外部シース4で被覆して構成する。この第3実施例のケーブルは、その有する内部シース2及び外部シース4は、第1実施例の電線の内部シース2及び外部シース4と全く同様であるので、上記の第1実施例の電線のこの部分の説明がそのまま適用できる。
【0019】
上記の第3実施例のケーブルでは、被覆導体部7は、導体1を絶縁物被覆5で覆った絶縁物被覆導体6を4本組み合わせて構成しているが、絶縁物被覆導体6をツイストペア線状に2本撚り合わせたものを2組用いるようにしてもよく、或いは、ツイストペア線状に2本撚り合わせたものを1組とし、他は絶縁物被覆導体6を2本そのまま使用するようにしてもよい。またツイストペア線状にしたものにポリエチレンテレフタート製等の絶縁テープを巻いたものを用いて、被覆導体部7を構成するようにしてもよい。また、絶縁物被覆導体6を2本撚り合わせてツイストペア線状にしたものの外周を、丸棒状に合成樹脂等の絶縁物で覆ったものを用いるようにしてもよい。また、第3実施例のケーブルでは、被覆導体部7は、絶縁物被覆導体6を4本用いて構成しているが、本数はこれには限られず、3本や2本のケーブル、或いは、5本以上のケーブルを製作することができる。
【0020】
図4は、本発明の第4実施例のケーブルの断面図である。図4において、第4実施例のケーブルは、第3実施例のケーブルにおいて、被覆導体部7の周囲にポリエチレンテレフタート製等の絶縁テープ8を巻くのに替えて、細い錫メッキ軟銅線を横巻き或いは網組したシールド層9を設けたものであり、それ以外の部分は、第3実施例のケーブルと全く同じである。この第4実施例のケーブルは、絶縁物被覆導体6で構成される被覆導体部7の周囲にシールド層9を備えると共に、内部シース2に金属砕片11を混入した場合は、この金属砕片11を混入した内部シース2が、シールド層9の周りを囲む構造であることから、絶縁物被覆導体6に対する2重のシールド効果を有している。その他の部分については、上記の第3実施例のケーブルと全く同様であり、ケーブルの外観に関する特徴や効果は、上記の第3実施例のケーブルと全く同様である。
また、上記のケーブルでは、被覆導体部7の周囲にシールド層9を設けているが、被覆導体部7の周囲にポリエチレンテレフタート製等の絶縁テープを巻いた上に、細い銅線を横巻き或いは網組したシールド層9を設けるようにしてもよい。
【0021】
図5は、本発明の第5実施例のケーブルの断面図である。図5において、第5実施例のケーブルは、第4実施例のケーブルにおいて、シールド層9の内周側に、シールドテープを巻いたシールドテープ層10を設けたものである。即ち、ポリエチレンテレフタート製等のフイルム層10aの片面にアルミをコーティングしたアルミコーティング層10bを有するシールド用テープを、アルミコーティング層10bを内側に向けて、被覆導体部7の周りに巻きつけてシールドテープ層10を形成する。このシールドテープ層10の外周に、細い錫メッキ軟銅線を横巻き或いは網組した上記のシールド層9を設ける。この第5実施例のケーブルは、シールドテープ層10を備えると共に、その外周に錫メッキ軟銅線を横巻き或いは網組したシールド層9を備えており、更に、内部シース2に金属砕片11を混入した場合は、この金属砕片11を混入した内部シース2が、シールド層9の周りを囲む構造であることから、絶縁物被覆導体6に対する3重のシールド効果を有している。その他の部分については、上記の第4実施例のケーブルと全く同様であり、ケーブルの外観に関する特徴や効果も、上記の第4実施例のケーブルと全く同様である。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の電線またはケーブルは、その絶縁外装体を、蓄光材料または蛍光材料を混入した絶縁材料で形成しているので、暗闇や薄明かりで発光させることができる。また、透明な絶縁外周体を絶縁外装体の外周に設けているので、内部シース2を保護することができると共に、絶縁外装体に含まれている蓄光材料または蛍光材料の発光する光が、透明な絶縁外周体で乱屈折することから、電線またはケーブルの発光を、より一層引き立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電線の断面図である。
【図2】第2実施例の電線の断面図である。
【図3】第3実施例のケーブルの断面図である。
【図4】第4実施例のケーブルの断面図である。
【図5】第5実施例のケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 導体
2 内部シース(絶縁外装体)
3 蓄光材料
4 外部シース(絶縁外周体)
5 絶縁物被覆
6 絶縁物被覆導体
7 被覆導体部
8 絶縁テープ
9 シールド層
10 シールドテープ層
10a フイルム層
10b アルミコーティング層
11 金属砕片

Claims (3)

  1. 単数または互いに離間した複数の導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなることを特徴とする電線またはケーブル。
  2. 単または複数の絶縁物被覆導体を、蓄光材料または蛍光材料或いはその双方を絶縁材料に混入して形成した絶縁外装体で被覆してなることを特徴とする電線またはケーブル。
  3. 前記絶縁外装体の外周を、絶縁性を有する透明な素材で形成した絶縁外周体で被覆してなる請求項1または2記載の電線またはケーブル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008115237A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 防食グリース組成物および防食架空電線
EP2395515A1 (de) * 2010-06-11 2011-12-14 Lapp Engineering & Co. Leuchtendes Kabel
JP7513537B2 (ja) 2021-01-27 2024-07-09 矢崎エナジーシステム株式会社 ケーブル

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