JP2004348294A - 画像処理装置管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置100と通信可能な管理装置102によってその画像処理装置を管理する画像処理装置管理システムにおいて、管理装置102が、画像処理装置100のメンテナンス情報として画像処理装置100のメンテナンス予定日時を記憶しておき、そのメンテナンス予定日時よりも所定期間前になったときにそのメンテナンス予定日時を画像処理装置100に通知する(S101,S103)。そして、画像処理装置100は、管理装置102からメンテナンス予定日時を受信する(S201,S205)と、そのメンテナンス予定日時を操作パネルに表示する(S203)。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ(FAX)装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機などの画像処理装置と通信可能な管理装置によって、これらの画像処理装置を管理する画像処理装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファクシミリ(FAX)装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機などの画像処理装置に通信機能を設け、その画像処理装置を、サービス拠点に設置したコンピュータなどの管理装置が公衆回線やインタネットなどのネットワークを介して遠隔管理し、画像処理装置に異常が発生した時やメンテナンスが必要な時にその旨を自動的に管理装置に通報するようにして、迅速かつ的確な保守点検サービスを提供できるようにした画像処理装置管理システムが開発されている。
【0003】
このような画像処理装置管理システムとしては、例えば特許文献1に見られるように、画像処理装置が故障を検出したときに、その故障検出データを管理装置に自動的に通知すると共に「自動通報中」等の文字メッセージを表示パネルに表示し、その通知に対する応答として、管理装置からサービスマン手配済み信号が受信したときに、「サービスマン手配中」または「サービスマン訪問」等の文字メッセージを表示し、さらに通知に失敗した場合にユーザに通報作業を依頼する「サービスセンターにTELしてください」等の文字メッセージを表示することにより、ユーザが自動通知の状況を的確に把握して必要な場合にのみ通報作業を行なうことができるようにした画像形成装置管理システムが提案されている。
【0004】
また、例えば特許文献2に見られるように、画像処理装置が故障および消耗を検出したときに、その故障および消耗の状態と画像処理装置のメモリに登録された状態とを比較して、一致した場合に管理装置に通知するようにした画像処理装置管理システムも提案されている。
なお、この画像処理装置管理システムでは、管理装置は、画像処理装置から通知があった状態に対応する対処情報をデータベースから読み出して画像処理装置に送信するので、ユーザおよびオペレータの手間を低減することができる。
あるいは、データベースから読み出した対処情報を管理装置のオペレータに提示することもできる。この場合、オペレータが提示された対処情報を確認し、その対処情報がサービスマンの派遣であった場合に派遣予定日時を入力した後、管理装置に指示して、その対処情報を画像処理装置宛に送信することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−15476号公報
【特許文献2】
特開2000−200169号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像処理装置管理システムでは、管理装置が画像処理装置からの異常の通報に対して上述したような様々な情報を返信するという形でサービスを行なっているため、画像処理装置からの通報の有無に関係なく定期的に行なうメンテナンスなど不急な作業に関して作業日時等の詳しい情報を画像処理装置に送ることまでは行なっていなかった。
一般に、画像処理装置は複雑な機構を用いて画像処理を行うため、異常の発生を防いで性能を維持するためには定期的にメンテナンスを行なう必要があるが、このメンテナンスを行なう場合、サービスマンが画像処理装置の設置場所まで行き、そこで保守点検や消耗部品の交換等の作業を行う。そのため、ユーザはメンテナンス中に画像処理装置を使用することができない。
【0007】
従って、従来の画像処理装置管理システムでは、ユーザはメンテナンスがいつ行なわれるか具体的な日時までは知ることができないため、メンテナンスのたびに画像処理装置の使用の予定が狂ってしまうという問題点があった。
つまり、従来の画像処理装置管理システムでは、メンテナンスに関するサービスがユーザにとって十分満足できるものではないという問題点があった。
さらに、サービス提供側では、画像処理装置のユーザの都合を予め知ることができないため、サービスマンを派遣したときにユーザの多忙や不在等の理由で作業ができない可能性があるという問題点もあった。
【0008】
このような事態を避ける方法としては、管理装置のオペレータまたはサービスマンがユーザと連絡をとり、予め双方が都合の良い日時を調整してメンテナンスを行なうことが考えられる。しかし、管理している画像処理装置の全てに対してメンテナンスのたびに連絡作業を行なうのは非常に手間がかかり、効率が悪いという問題点があった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像処理装置管理システムにおけるメンテナンスのサービス性を向上させると共に、その効率化を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の目的を達成するため、画像処理装置と通信可能な管理装置によって画像処理装置を管理する画像処理装置管理システムにおいて、管理装置に、画像処理装置のメンテナンスに関する情報であるメンテナンス情報として、画像処理装置のメンテナンス予定日時の情報を記憶する記憶手段と、その手段により記憶しているメンテナンス予定日時より所定期間前になったときにそのメンテナンス予定日時を画像処理装置に通知する通知手段とを設け、画像処理装置に、管理装置から通知されたメンテナンス予定日時を表示する表示手段を設けたものである。
【0010】
また、上記画像処理装置に、所定の連絡先に対して管理装置から通知されたメンテナンス予定日時を報知する報知手段と、その報知に対する応答を受け付けて管理装置に送信する手段とを設けるようにするとよい。
このとき、上記管理装置に、画像処理装置から受信した応答の内容に従ってメンテナンス情報を更新する更新手段と、サービスマン用の携帯端末に上記メンテナンス情報を送信する送信手段とを設けるようにすると更によい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、この発明による管理システムの構成例について説明する。図1は、その管理システムの構成の一例を示す概念図である。なお、ここでは、通信機能を持ち、管理装置によって管理される電子装置(通信装置)を説明の便宜上「被管理装置」と云う。
【0012】
この管理システムは、プリンタ,FAX装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像形成装置あるいは画像処理装置や、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等の電子装置に通信機能を持たせた通信装置を被管理装置10とする遠隔管理システムである。そして、この被管理装置10と接続される(被管理装置側から見た)外部装置として、被管理装置10とLAN(ローカルエリアネットワーク)によって接続された遠隔管理仲介装置である仲介装置101、更に仲介装置101とインタネット103(公衆回線等の他のネットワークでもよい)を介して接続されるサーバ装置として機能する管理装置102を備え、管理センタ等に配置される当該管理装置102が、仲介装置101を介して各被管理装置10を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
【0013】
なお、仲介装置101と被管理装置10との接続は、LANに限らず、RS−485規格等に準拠したシリアル接続や、SCSI(Small Computer System Interface)規格等に準拠したパラレル接続等によって行ってもよい。例えばRS−485規格の場合には、仲介装置101に直列に5台までの被管理装置10を接続することができる。
また、当該仲介装置101及び被管理装置10は、その利用環境に応じて多様な階層構造を成す。
【0014】
この点について、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが、被管理装置10a及び10bを従える単純な階層構造になっている。しかし、設置する被管理装置10の数が多く、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる場合には、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる上位の仲介装置が、被管理装置だけでなく、他の下位の仲介装置を従え、この仲介装置が他の被管理装置を更に従えるという階層構造を形成することもできる。この場合、下位の仲介装置に従えられる被管理装置を遠隔管理するために管理装置102から発せられた情報は、上位の仲介装置とその下位のノードとなる仲介装置とを経由して、それらの被管理装置に到達することになる。
【0015】
また、設置環境Bにおいては、仲介装置101bと被管理装置10c,10dのほか、ユーザが被管理装置10c,10dに対して種々の操作を行うための端末装置105を設けている。このような端末装置105は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)や携帯情報端末(PDA)等に所要のプログラムを実行させることによって実現されるものであり、管理システムの構成においては必須ではない。しかし、このような端末装置105を設けることにより、ユーザは、被管理装置10に設けた操作部だけでなく、端末装置105によっても被管理装置に種々の指示を行って動作させることができる。可能な動作は、当然被管理装置10の種類によって異なるが、ここでいう動作には、画像形成,画像読み取り等の外見上の変化や動きを伴うもののみならず、情報の取得、設定の変更等、外見上は何も変化しないものも含むものとする。
【0016】
また、設置環境Cのように、被管理装置10に仲介装置101の機能を併せ持たせた仲介機能付被管理装置11a,11bを、別途仲介装置を介さずにインタネット103によって管理装置102に接続するようにしてもよい。
図示はしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位にさらに被管理装置10を接続することもできる。
なお、各設置環境には、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104を設置する。
【0017】
なお、設置環境Bにおいては、相互のノードの接続関係が設置環境A,Cと大きく異なるように図示しているが、これは、設置環境A,CについてはLAN以外の接続方式も考慮して抽象的に各ノードの関係を示したのに対し、設置環境Bでは、LANによって各ノードを接続した場合の構成を示したためである(ただし、被管理装置10と端末装置105との接続をLANによるものに限定する意図ではない)。従って、設置環境A,Cにおける各ノードをLANで接続すれば設置環境Bについて示したものに近い構成になるし、また、設置環境Bにおける被管理装置10c,10dも、管理装置102との通信については、設置環境Aの場合と同様仲介装置101bを介して行う。
【0018】
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置101は、これに接続された被管理装置10の制御管理のためのアプリケーションプログラムを実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
【0019】
すなわち、仲介装置101又はこれと接続された被管理装置10では、管理装置102への要求を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる一方で、管理装置102は、上記仲介装置101側への要求を生成してこれを仲介装置101側へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。この要求には、仲介装置101に被管理装置10に対して各種要求を送信させ、被管理装置10からの応答を仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
【0020】
この送受信のデータ送受モデルを図2の概念図に示す。なお、この図においては、ファイアウォール104の存在は考慮していない。
(A)は、被管理装置10で管理装置102に対する要求が発生したケースである。このケースでは、被管理装置10が被管理装置側要求aを生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った管理装置102がこの要求に対する応答aを返すというモデルになる。同図に示す仲介装置101は複数であるケースも想定できる。なお、(A)では、応答aだけでなく応答遅延通知a′を返信するケースが表記されている。これは、管理装置102が、仲介装置101を経由して被管理装置側要求を受け取って、当該要求に対する応答を即座に返せないと判断したときには、応答遅延通知を通知して一旦接続状態を切断し、次回の接続の際に上記要求に対する応答を改めて引き渡す構成としているためである。
【0021】
(B)は、管理装置102で被管理装置10に対する要求が発生したケースである。このケースでは、管理装置102が管理装置側要求bを生成し、これを仲介装置101を経由して受け取った被管理装置10が、当該要求に対する応答bを返すというモデルになっている。なお、(B)のケースでも、応答を即座に返せないときに応答遅延通知b′を返すことは(A)のケースと同様である。
【0022】
次に、図1に示す管理装置102の物理的構成について説明すると、当該管理装置102は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、ネットワークインタフェースカード(以下NICという)等を備えている。
更に、図1に示す仲介装置101の物理的構成について説明すると、当該仲介装置101は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、NIC等を備えている。
また、仲介機能付被管理装置11については、仲介装置101の機能を実現するためにこれらのユニットを単に被管理装置10に付加しても良いが、被管理装置10に備えるCPU,ROM,RAM等のハードウェア資源を利用し、CPUに適当なアプリケーションやプログラムモジュールを実行させることによって仲介装置101の機能を実現することもできる。
【0023】
以下、図1に示した管理装置のより具体的な例として、この発明による通信装置の一例である画像処理装置を被管理装置とした、この発明による遠隔管理システムの一例である画像処理装置遠隔管理システムについて説明する。図3は、その画像処理装置遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図であるが、被管理装置10を画像処理装置100に、仲介機能付被管理装置11を仲介機能付画像処理装置110に変更した点が図1と相違するのみであるので、システムの全体構成についての説明は省略する。
画像処理装置100は、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の機能及び外部装置と通信を行う機能を備えたデジタル複合機であり、それらの機能に係るサービスを提供するためのアプリケーションプログラムを実装しているものである。また、仲介機能付画像処理装置110は、画像処理装置100に仲介装置101の機能を併せ持たせたものである。
【0024】
このような画像処理装置100の物理的構成について図4を用いて説明する。
図4は、画像処理装置100内の物理的構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、画像処理装置100は、コントローラボード200、HDD(ハードディスクドライブ)201、NV−RAM(不揮発性RAM)202、PI(パーソナルインタフェース)ボード203、PHY(物理メディアインタフェース)204、操作パネル205、プロッタ/スキャナエンジンボード206、電源ユニット207、フィニッシャ208、ADF(自動原稿給送装置)209、給紙バンク210、その他周辺機211を備えている。これらのユニットは、それぞれがこの画像処理装置100におけるハードウェア資源である。
【0025】
ここで、コントローラボード200は、制御手段に該当し、CPU,ROM,RAM等を備え、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect−Bus)212を介して各機能を制御している。また、HDD201は、記憶手段に該当する。また、NV−RAM202は、記憶手段に該当し、不揮発性メモリであって、例えば、フラッシュメモリ等が該当する。これらの記憶手段には、この画像処理装置100の制御に使用する各種プログラムや、動作ログ、画像データ、後述する画像処理枚数のカウント値、画像データ送信手段による画像データの送信先情報を始め、認証処理に用いる照合用のパスワードや設定パラメータ等を含む、各種のデータを記憶する。
【0026】
また、PIボード203とPHY204は、ネットワーク通信手段に該当し、外部との通信を行うためのものであって、例えば、通信ボード等が該当する。PIボード203はRS485規格に準拠したインタフェースを備え、ラインアダプタを介して公衆回線に接続している。なお、上述したように、このPIボード203を用いて画像処理装置100と仲介装置101とを接続することも可能である。PHY204は、LANを介して外部装置と通信を行うためのインタフェースである。これらのPIボード203とPHY204は、画像データを外部装置に送信する画像データ送信手段としても機能させることができる。
【0027】
プロッタ/スキャナエンジンボード206は、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理手段や、原稿の画像データを読み取る画像読取手段に該当する。さらに、この画像処理手段によって画像処理した用紙の枚数をカウントするカウント手段も備えている。
なお、同図中のENGRDYは、エンジン側の各種初期設定が完了して、コントローラボード200とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード200側に通知するための信号線である。また、PWRCTLは、エンジンへの電源供給をコントローラボード200側から制御するための信号線である。
【0028】
また、操作パネル205は、図5に示すように液晶タッチパネル31と複数のハードキーを備えており、表示手段および操作を受け付ける手段として機能する。
液晶タッチパネル31は、液晶ディスプレイの表面にタッチパネルを備えており、機能キーや部数、装置の状態を示すメッセージ等を表示するユニットである。
また、ハードキーとしては、プリント枚数や倍率等を入力するためのテンキー32、プリント動作の中断やテンキー32の入力結果のクリア等を指示するためのクリア/ストップ(C/S)キー33、プリント動作の開始等を指示するためのスタートキー34、管理者や使用者の使い勝手に合わせた装置の設定を行うための初期設定キー36、液晶タッチパネル31の表示言語を別の言語に切り替える言語切換キー37、それぞれのアプリケーションを選択するためのコピーキー38,FAXキー39,プリンタキー40,スキャナキー41、実行中のプリント動作に割り込んで別のプリント動作等をさせるための割込キー42、予熱状態の移行/解除等を指示するための予熱キー43、設定されているプリントモードをデフォルト状態に戻すためのリセットキー(モードクリアキー)44等が設けられている。
【0029】
さらに、いくつかのハードキー上には、そのキーの選択状態を示すためのLEDによる表示部45が設けられている。特にスタートキー34上には、画像処理装置100がプリント動作可能である場合は緑色に点灯し、動作不可である場合は赤色に点灯するよう、赤・緑両方のLEDによる表示部46が付加されている。
なお、これらのハードキーのいくつかを省略し、液晶ディスプレイ31にタッチキーとして表示するようにしてもよい。
【0030】
次に、画像処理装置100におけるソフトウェア構成を図6を用いて説明する。
図6は、画像処理装置100のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。当該画像処理装置100のソフトウェア構成は、最上位のアプリケーションモジュール(アプリ)層、その下位のサービスモジュール層からなる。そして、これらのソフトウェアを構成するプログラムはHDD201やコントローラボード200上のRAMに記憶され、必要に応じて読み出されてコントローラボード200上のCPUによって実行される。そしてCPUは、これらのプログラムを必要に応じて実行することにより、この発明による各機能(報知手段,送信手段,その他の手段としての機能)を実現することができる。
【0031】
特に、アプリケーションモジュール層のソフトウェアは、CPUをハードウェア資源を動作させて所定の機能を実現させる複数のアプリケーション制御手段として機能させるためのプログラムによって構成され、サービスモジュール層のソフトウェアは、CPUを、ハードウェア資源と各アプリケーション制御手段との間に介在し、複数のアプリケーション制御手段からのハードウェア資源に対する動作要求の受付,その動作要求の調停,およびその動作要求に基づく動作の実行制御を行うサービス制御手段として機能させるためのプログラムによって構成される。
【0032】
なお、それらの機能のうち、管理装置102との通信に係わる機能の実現方法は、画像処理装置100と仲介機能付画像処理装置110とによって異なる。つまり、仲介機能付画像処理装置110の場合は、仲介装置の機能を備えているため、CPUが対応するプログラムを実行することにより、通信に係わる機能を実現することができる。画像処理装置100の場合には、CPUが対応するプログラムを実行すると共に、仲介装置101を利用することにより、通信に係わる機能を実現することができる。
【0033】
サービスモジュール層には、オペレーションコントロールサービス(OCS)300、エンジンコントロールサービス(ECS)301、メモリコントロールサービス(MCS)302、ネットワークコントロールサービス(NCS)303、ファクスコントロールサービス(FCS)304、ニューリモートサービス(NRS)305、システムコントロールサービス(SCS)306、システムリソースマネージャ(SRM)307、イメージメモリハンドラ(IMH)308、カスタマーサポートシステム(CSS)315、デリバリーコントロールサービス(DCS)316、ユーザコントロールサービス(UCS)317を実装している。更に、アプリケーションモジュール層には、コピーアプリ309、ファクスアプリ310、プリンタアプリ311、スキャナアプリ312、ネットファイルアプリ313、ウェブアプリ314を実装している。
【0034】
これらを更に詳述する。
OCS300は、操作パネル205を制御するモジュールである。
ECS301は、ハードウェアリソース等のエンジンを制御するモジュールである。
MCS302は、メモリ制御をするモジュールであり、例えば、画像メモリの取得及び開放、HDD201の利用等を行う。
NCS303は、ネットワークとアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムとの仲介処理を行わせるモジュールである。
FCS304は、ファクシミリ送受信、ファクシミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷等を行うモジュールである。
【0035】
NRS305は、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換等をするモジュールであり、またネットワークを介した遠隔管理に関する機能をまとめたモジュールである。
SCS306は、コマンドの内容に応じたアプリケーションモジュール層の各アプリケーションプログラムの起動管理及び終了管理を行うモジュールである。
SRM307は、システムの制御及びリソースの管理を行うモジュールである。
IMH308は、一時的に画像データを入れておくメモリを管理するモジュールである。
【0036】
CSS315は、公衆回線を介してデータを送受信する際のデータの変換等をするモジュールであり、また公衆回線を介した遠隔管理に関する機能をまとめたモジュールである。
DCS316は、HDD201やコントローラボード200上のメモリに記憶している(する)画像ファイル等をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)を用いて送受信するモジュールである。
UCS317は、ユーザが登録した宛先情報や宛名情報等のユーザ情報を管理するモジュールである。
【0037】
コピーアプリ309は、コピーサービスの機能を実現するためのアプリケーションプログラムである。
ファクスアプリ310は、ファクスサービスの機能を実現するためのアプリケーションプログラムである。
プリンタアプリ311は、プリンタサービスの機能を実現するためのアプリケーションプログラムである。
スキャナアプリ312は、スキャナサービスの機能を実現するためのアプリケーションプログラムである。
ネットファイルアプリ313は、ネットファイルサービスの機能を実現するためのアプリケーションプログラムである。
ウェブアプリ314は、ウェブページに関する入出力処理を行うためのアプリケーションプログラムである。
【0038】
次に、上述した画像処理装置100のソフトウェアの構成に含まれるNRS305の内部構成を図7を用いて更に説明する。
図7は、NRSモジュールの構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、NRS305は、SCS306とNCS303との間で処理を行なっている。ウェブサーバ機能部500は、外部から受信した要求に関する応答処理を行う。ここでの要求は、例えば、構造化言語であるXML(Extensible Markup Language)形式で記載された、SOAP(Simple Object Access Protocol)によるSOAPリクエストであることが考えられる。ウェブクライアント機能部501は、外部への要求を発行する処理を行う。libsoap502は、SOAPを処理するライブラリであり、libxml503は、XML形式で記載されたデータを処理するライブラリである。また、libgwww504は、HTTPを処理するライブラリであり、libgw_ncs505は、NCS303との間の処理をするライブラリである。
【0039】
続いて、図3に示した管理装置102について説明する。図8は、管理装置の概略構成例を示すブロック図である。
この管理装置102は、モデム601,通信端末602,プロキシ(Proxy)サーバ603,操作者端末604,データベース605,制御装置606等からなる。
モデム601は、公衆回線を介して機器利用者側(例えば画像処理装置を利用しているユーザ先)の仲介装置101との通信を司るものであり、送受信するデータを変復調する。このモデム601と後述する通信端末602により通信手段としての機能を果たす。
通信端末602は、公衆回線を介してラインアダプタや仲介装置101とのデータの送受信を行う。
プロキシサーバ603は、インタネット103を介して機器利用者側の仲介装置101とのデータの送受信及びセキュリティ管理を行う。このプロキシサーバ603も、通信手段としての機能を果たす。
【0040】
操作者端末604は、管理センタのオペレータが操作する端末であり、各種データの入力をオペレータによるキーボード等の入力装置上の操作により受け付けたり、オペレータに通知すべき情報を表示部に表示したりする。入力されるデータとしては、例えば、各機器利用者側の仲介装置101又は仲介機能付画像処理装置110が管理装置102へ通信する際に使用するIPアドレスや発呼先電話番号等の顧客情報がある。
データベース605は、図示しないサーバのハードディスク装置等の記憶装置に存在し、各機器利用者側の仲介装置101および仲介機能付画像処理装置110のIPアドレスや電話番号、それらの装置から受信したデータ、および操作者端末604から入力されたデータ等の各種データを記憶する。
【0041】
制御装置606は、図示しないCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを備えており、管理装置102全体を統括的に制御する。そのCPUが、上記プログラムを必要に応じて実行すると共に、モデム601,通信端末602,プロキシサーバ603,操作者端末604またはデータベース605を利用することにより、この発明による各機能(記憶手段,通知手段,更新手段,送信手段,その他の手段としての機能)を実現することができる。
【0042】
上述した構成を踏まえて、図3の画像処理装置遠隔管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例について図9を用いて説明する。なお、以下に示すSCS306,NRS305およびウェブサービスアプリ318による処理は、実際にはCPUがそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。以後も、プログラムが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
【0043】
図9は、管理装置、仲介装置、及び画像処理装置間で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例を示す図である。
この例においては、まず、仲介装置101は、管理装置102に対してポーリング(送信要求があるかどうかの問い合わせ)を行う(S601)。つまり、自己の識別情報である識別子を付加したポーリング用のSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとして管理装置102へ送信する。図3に示したように、仲介装置101と管理装置102との間にはファイアウォール104を設けているため、管理装置102から仲介装置101に向けて通信セッションを張る(通信を要求して通信経路を確立する)ことができないので、管理装置102から仲介装置101(あるいは仲介装置101を介して画像処理装置100)に要求を送信したい場合でも、このように仲介装置101からのポーリングを待つ必要があるのである。
【0044】
管理装置102は、仲介装置101から上記HTTPメッセージを受信すると、課金カウンタ取得要求を示すSOAPドキュメントを生成し、該当する仲介装置101(受信したSOAPメッセージの送信元)へ、ポーリングに対する応答のHTTPメッセージとして送信する(S602)。このとき、受信したHTTPメッセージ内のSOAPドキュメントに付加された識別子に基づいて該当する仲介装置101を認識する。このように、ファイアウォール104の内側からの通信(HTTPリクエスト)に対する応答(HTTPレスポンス)であれば、ファイアウォールの外側から内側に対してデータを送信することができる。
【0045】
仲介装置101は、管理装置102から上記HTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいて課金カウンタ取得要求を示すSOAPドキュメントを生成し、やはりHTTPメッセージとして自己に接続されている画像処理装置100へ送信し、画像処理装置100側ではウェブサービスアプリ318がこれを受け取る(S603)。
そして、ウェブサービスアプリ318が仲介装置101からHTTPメッセージとして受信したSOAPドキュメントに記述されている課金カウンタ取得要求をNRS305に渡し、NRS305がそれをSCS306へ通知する(S604)。
SCS306は、NRS305から課金カウンタ取得要求の通知を受けると、NV−RAM202に格納されている課金カウンタのデータを読み取る(S605)。そして、その読み取った課金カウンタのデータ(応答データ)をNRS305へ引き渡す(S606)。
【0046】
NRS305は、SCS306から課金カウンタのデータを受け取る(取得する)と、これをウェブサービスアプリ318に渡す。そして、ウェブサービスアプリ318がその内容を示す課金カウンタ用のSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとして仲介装置101へ送信する(S607)。
仲介装置101は、ウェブサービスアプリ318から課金カウンタ用のSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントをHTTPメッセージとして管理装置102へ送信する(S608)。
このように、上記通信シーケンスにより、データの送受信が行われる。
【0047】
次に、上記図9と異なり、画像処理装置100から仲介装置101を経て管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例について図10を用いて説明する。
図10は、画像処理装置から管理装置102へデータを送信する場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
この例においては、まず、OCS300は、ユーザコールキーが押下された旨をSCS306へ通知する(S701)。
SCS306は、OCS300からユーザコールキーが押下された旨の通知を受けると、ユーザコール要求をNRS305へ通知する(S702)。
【0048】
NRS305は、SCS306からユーザコール要求の通知を受けると、これをウェブサービスアプリ318に渡す。そして、ウェブサービスアプリ318がユーザコールを知らせるユーザコール情報であるユーザコール用のSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとして仲介装置101へ送信する(S703)。
仲介装置101は、ウェブサービスアプリ318からユーザコール用のSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントに自己の識別情報である識別子を付加し、そのSOAPドキュメントをやはりHTTPメッセージとして管理装置102に対して送信し、ユーザコールを行う。つまり、自己の識別子を付加したユーザコール用のSOAPドキュメントを管理装置102へ通報する(S704)。この場合には、ファイアウォール104の内側から外側に向けての送信であるので、仲介装置101が自ら管理装置102に向けてセッションを張ってデータを送信することができる。
ここで、ステップS704の処理後のパターンを以下の(A)から(C)に分けて説明する。
【0049】
まず、(A)において、管理装置102は、ユーザ先の仲介装置101からユーザコール用のSOAPドキュメントをHTTPメッセージとして受信し、その受信が正常に終了した場合には、その旨(ユーザコールが成功した旨)のコール結果を、正常に終了しなかった(異常に終了した)場合には、その旨(ユーザコールが失敗した旨)のコール結果を示すSOAPドキュメント生成し、HTTPメッセージによる応答として通報元の仲介装置101へ送信する(S705)。
仲介装置101は、管理装置102からコール結果を示すSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントを、やはりHTTPメッセージとしてユーザコールキーが押下された画像処理装置100へ送信し、画像処理装置100側ではウェブサービスアプリ318がこれを受け取る(S706)。
【0050】
ウェブサービスアプリ318は、仲介装置101からコール結果を示すSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントが示すコール結果をNRS305に渡す。そしてNRS305がそのコール結果を解釈(判定)し、SCS306へ通知する(S707)。
SCS306は、コール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが成功したか失敗したかを示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S708)。
【0051】
次に(B)において、仲介装置101は、規定時間(予め設定された所定時間)が経っても管理装置102から応答がないと判断した場合には、ユーザコールが失敗した旨のコール結果を示すSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとしてウェブサービスアプリ318へ送信する(S709)。
ウェブサービスアプリ318は、失敗した旨のコール結果を示すSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントに記述されている失敗した旨のコール結果をNRS305に渡す。そしてNRS305がそのコール結果を解釈し、SCS306へ通知する(S710)。
SCS306は、NRS305からコール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが失敗した旨を示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S711)。
【0052】
次に(C)において、NRS305は、規定時間が経っても仲介装置101から応答がないと判断した場合には、ユーザコールが失敗した旨のコール結果をSCS306へ通知する(S712)。
SCS306は、NRS305からコール結果を受け取ると、それをOCS300へ引き渡す。
OCS300は、SCS306からコール結果を受け取ると、その内容つまりユーザコールが失敗した旨を示すメッセージを操作パネル205上の文字表示器に表示する(S713)。
【0053】
なお、ここでは管理装置102からファイアウォール104を越えて仲介装置101(あるいは仲介装置101を介して画像処理装置100)にデータを送信するために、仲介装置101からのHTTPリクエストに対するレスポンスという形で送信を行う例について説明したが、ファイアウォール104を越える手段はこれに限られるものではなく、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を利用して、送信したいデータを記載あるいは添付したメールを管理装置102から仲介装置101に送信することも考えられる。ただし、信頼性の面ではHTTPが優れている。
【0054】
次に、このような基本的な機能を有する図3に示した画像処理装置管理システムにおける本発明の特徴に関連する動作、すなわち、管理装置102が画像処理装置100にメンテナンス予定日時を通知し、画像処理装置100がそのメンテナンス予定日時を表示すると共に、報知用の連絡先が設定されていた場合にそのメンテナンス予定日時を其処に報知する処理について説明する。
図11は、この場合に画像処理装置100および管理装置102のCPUが各々行う処理のフローを、管理装置と画像処理装置との間で送受信されるデータと共に示した図である。これらの処理は、画像処理装置100のCPUおよび管理装置102のCPUが、それぞれ所要のプログラムを実行することによって行うものである。
【0055】
なお、図が煩雑になるのを防ぐため、図11では本発明の特徴に係る部分のみを図示している。以下、後述する図12乃至図15についても同様である。
また、図11において、2本のフローチャート間の矢印はデータの転送を示し、送信側は矢印の根元のステップで転送処理を行い、受信側はその情報を受信すると矢印の先端のステップの処理を行うものとする。このデータの送信は、実際には図2あるいは図3に示したように仲介装置101等を介して行なわれるが、説明を簡単にするため、ここでは直接送信するかのように記載する。後述する図13についても同様である。
【0056】
この画像処理装置管理システムにおいて、管理装置102のデータベース605には、管理対象の画像処理装置100毎に、メンテナンスに関する情報として、過去に行なったメンテナンスの作業日時や作業内容等のメンテナンス情報を記憶している。画像処理装置100における異常発生履歴等もこの情報に含めるようにしてもよい。そして、これらの情報を基に画像処理装置100毎に定期メンテナンスのスケジュールを決定し、設置先への訪問予定日としてメンテナンス予定日時も、メンテナンス情報の一部として記憶している。なお、メンテナンス予定日時は自動で定めることができるようにするとよいが、管理装置102のオペレータ等が定めて記憶させるようにしてもよい。
【0057】
管理装置102のCPUは、各画像処理装置100についてこのようなメンテナンス予定日時の情報を参照し、いずれかの画像処理装置100についてのメンテナンス予定日時よりも所定期間前になると、その画像処理装置を対象として図11の左側のフローチャートに示す処理を開始する。ここで、所定期間は、何週間、何日、何時間のように、予め定めておくものとする。
そして、この処理を開始すると、まずステップS101でメンテナンス予定日時の情報を対象の画像処理装置100に送信して、メンテナンス予定日時を通知する。
【0058】
一方、対象となった画像処理装置100は、管理装置102からメンテナンス予定日時の情報を受信すると図11の右側のフローチャートに示す処理を開始する。そして、まずステップS201でその受信が成功したか否かを判断する。
ステップS201で成功の場合はステップS202へ進み、受信が成功した旨の応答を管理装置102に送信する。そして、次のステップS203へ進み、表示手段である操作パネル205に受信した情報に従ってメンテナンス予定日時を表示させる。そして、ステップS207で、画像処理装置100にメンテナンス予定日時を報知すべき連絡先が設定されているか否かを判断し、設定されている場合はステップS208へ進んで、設定された連絡先に管理装置102から通知されたメンテナンス予定日時を報知して処理を終了する。
【0059】
なお、この連絡先としては、例えば管理者として画像処理装置100に登録されているユーザの電子メールアドレスなどが考えられ、報知の方法としては、例えば設定された連絡先の電子メールアドレスにメンテナンス予定日時の情報を添付した電子メールを送信する等が考えられる。
また、ステップS207で設定されていない場合は、報知を行なわずにそのまま処理を終了する。
一方、ステップS201で失敗の場合はステップS204へ進み、管理装置102への応答としてメンテナンス予定日時の再送要求を送信する。
【0060】
管理装置102側では、ステップS101の次のステップS102で、ステップS101でメンテナンス予定日時の情報を通知してから一定時間内に、画像処理装置100から再送要求があったか否かを判断する。
そして、ステップS102でなかった場合は、そのまま処理を終了する。ステップS102で再送要求があった場合はステップS103へ進み、メンテナンス予定日時の情報を画像処理装置100へ再び通知してから処理を終了する。
【0061】
画像処理装置100側では、ステップS204の次のステップS205で、ステップS204で管理装置100に再送要求を送信してから一定時間内にメンテナンス予定日時の情報の受信に成功したか否かを再び判断する。
ステップS205で成功の場合はステップS202へ進み、以下ステップS202以降で、前述したステップS201の判断でYESの場合と同様の処理を行う。すなわち、管理装置102に受信成功の応答を送信して、操作パネル205にメンテナンス予定日時を表示させて処理を終了する。
ステップS205で失敗の場合はステップS206に進み、エラー処理を行って処理を終了する。このエラー処理としては、例えば「メンテナンス予定日時の受信に失敗しました」等の文字メッセージを操作パネル205に表示するなどが考えられる。
【0062】
なお、ステップS205で失敗の場合にステップS206のエラー処理を行なわずにステップS204に戻り、再びメンテナンス予定日時の情報の再送要求を管理装置102に送信するようにしてもよい。
また、管理装置102が一定期間内に成功応答を受信しなかった場合にも、メンテナンス日時の情報を再送するようにしてもよい。
以上の処理において、管理装置102のCPUは、ステップS101およびS103で通知手段として機能する。また、画像処理装置100のCPUはステップS208で報知手段として機能する。
【0063】
この画像処理装置管理システムにおいては、このような処理を行うことにより、決定したメンテナンス予定日時を事前に画像処理装置に通知して操作パネル205等に表示させることができるため、ユーザはその予告告知されたメンテナンス予定日時を考慮して画像処理装置の使用の予定を計画することができるようになり、サービスマンを派遣したときにユーザの多忙や不在等の理由で作業できない可能性が少なくなる。従って、メンテナンスのサービス性を向上させることができ、しかも効率よくサービスを行なうことができるようになる。
また、画像処理装置100に設定されている連絡先にメンテナンス予定日時を報知することができるため、画像処理装置を管理しているユーザ等がメンテナンス予定日時の情報を見落としてしまう可能性を低くすることができる。
【0064】
なお、ステップS203において、画像処理装置100が受信したメンテナンス予定日時の情報を一旦HDD201等に記憶しておき、所定の時間またはユーザの指示を受け付けたときに操作パネル205に表示するようにしてもよい。
また、受信したメンテナンス予定日時を、操作パネル205へ表示する代わりに用紙等に印刷するようにしてもよい。あるいは、メンテナンス予定日時の情報を、画像処理装置100にLAN等で接続されている端末装置105(図3参照)に電子メール等を用いて転送(報知)するようにしてもよい。また、これらの複数の方法でユーザにメンテナンス予定日時を予告告知するようにしてもよい。
さらにまた、ステップS208の報知を行なう場合には、ステップS203の表示は行なわないようにしてもよい。
【0065】
ところで、ステップS208の処理によるメンテナンス予定日時の報知を受けたユーザは、この報知に対して、そのメンテナンス予定日時の都合、メンテナンスの必要性、その他要望等を応答として管理装置102に対して送信することができる。そしてここでは、この送信は画像処理装置100を介して行なう。すなわち、ユーザがこの応答を画像処理装置100に送信すると、画像処理装置100が自動的にこれを管理装置102に送信するようにしている。
次に、この場合の処理について説明する。図12は、この場合に画像処理装置および管理装置のCPUが各々行う処理のフローを送受信されるデータと共に示した図である。
この画像処理装置管理システムにおいて、画像処理装置100のCPUは、メンテナンス予定日時を報知した所定の連絡先から上記の応答を受け付けたときに図12の右側のフローチャートに示す処理を開始する。
【0066】
そして、画像処理装置100は、処理を開始するとまずステップS221で、所定の連絡先から受け付けたメンテナンス日時の報知に対する応答の情報を管理装置102に送信する。
一方、管理装置102は、その応答の情報を受信すると図12の左側のフローチャートに示す処理を開始し、まずステップS121でその受信が成功したか否かを判断する。
ステップS121で成功の場合はステップS122へ進み、受信が成功した旨の応答を画像処理装置100に送信する。そして、次のステップS123で、受信した応答の情報をデータベース605に記憶しているメンテナンス情報に追加してメンテナンス情報の更新を行ない、処理を終了する。
ステップS121で失敗の場合はステップS124へ進み、画像処理装置100に応答の情報の再送要求を送信する。
【0067】
画像処理装置100側では、ステップS221の次のステップS222で、ステップS221で応答の情報を送信してから一定時間内に、管理装置102から再送要求があったか否かを判断する。
そして、ステップS222で再送要求がなかった場合は、そのまま処理を終了する。ステップS222で再送要求があった場合はステップS223へ進み、所定の連絡先から受け付けたメンテナンス日時の報知に対する応答の情報を管理装置102へ再び通知してから処理を終了する。
【0068】
管理装置102側では、ステップS124の次のステップS125で、ステップS124で画像処理装置100に再送要求を送信してから一定時間内に応答の情報の受信に成功したか否かを再び判断する。
ステップS125で成功の場合はステップS122へ進み、以下ステップS122以降で、前述したステップS121の判断でYESの場合と同様の処理を行う。すなわち、画像処理装置100に受信成功の応答を送信し、受信した応答の情報をメンテナンス情報に追加して更新して、処理を終了する。
【0069】
ステップS125で失敗の場合はステップS126に進み、エラー処理を行って処理を終了する。このエラー処理としては、例えばメンテナンス日時の報知に対する応答の情報の受信に失敗した旨をオペレータに通知する等が考えられる。
なお、ステップS125で失敗の場合にステップS126のエラー処理を行なわずにステップS124に戻り、再び応答の情報の再送要求を画像処理装置100に送信するようにしてもよい。
また、画像処理装置100が一定期間内に成功応答を受信しなかった場合にも、応答の情報を再送するようにしてもよい。
【0070】
以上の処理において、画像処理装置100のCPUは、ステップS221およびS223でメンテナンス予定日時の報知に対する応答の情報を管理装置102に送信する手段として機能する。
この画像処理装置管理システムにおいては、このような処理を行うことにより、画像処理装置に登録されているユーザの連絡先に報知したメンテナンス予定日時に対するユーザからの応答の情報を画像処理装置100が受け付けて管理装置102に送信し、管理装置でその応答の情報をデータベース605のメンテナンス情報に追加して更新することができるので、メンテナンス予定日時におけるユーザの都合や要望事項等を事前にサービス提供側が知ることができる。さらに、その応答の情報に応じてサービスマンが行なうメンテナンスの作業内容やメンテナンス予定日時を変更することも可能である。従って、ユーザとサービス提供側とのコミュニケーションが円滑になり、メンテナンスのサービス性をさらに向上させることができ、サービスの効率も一層よくなる。
【0071】
なお、ステップS123で受信した応答の情報をメンテナンス情報に追加して更新する代りに(または更新すると共に)、その応答の情報を管理装置102のオペレータに提示するようにしてもよい。
このとき、管理装置102又は管理装置102のオペレータが、更新後のメンテナンス情報を基に画像処理装置100のメンテナンス予定日を再決定するようにしてもよい。そして、再決定したメンテナンス予定日時が図11のステップS101で画像処理装置100に通知したメンテナンス予定日時と異なる場合は、再び図11の処理を行なって新しいメンテナンス予定日時を画像処理装置100に通知するようにしてもよい。
【0072】
ところで、このようにメンテナンス情報は随時更新が行なわれるため、サービスマンが携帯端末を用いて外出先等から最新のメンテナンス情報を閲覧したい場合があり得る。
次に、管理装置102がサービスマン用の携帯端末からメンテナンス情報の閲覧要求を受け付け、その閲覧要求に従ってメンテナンス情報を送信する場合の処理および動作について説明する。図13は、この場合の管理装置102の処理を示すフローチャートである。
この画像処理装置管理システムにおいて、管理装置102のCPUは、サービスマン用の携帯端末の通信接続要求に応答して、その携帯端末と通信を接続したときに図13のフローチャートに示す処理を開始する。
【0073】
なお、サービスマン用の携帯端末は、CPU,ROM,RAM,不揮発性メモリ,NIC等を備えた小型の端末装置(図示はしない)であり、図3に示したインタネット103または他の通信回線網等のネットワークに接続して管理装置102と通信できるものとする。この携帯端末は、サービスマンが携帯して管理装置102との連絡等に使用するため、例えばPDA(Personal Digital Assistant),ラップトップ型コンピュータ,携帯電話等を適用することができるが、それに限定するものではない。
【0074】
さて、管理装置102は処理を開始すると、まずステップS131で通信を接続しているサービスマン用の携帯端末からメンテナンス情報の閲覧要求を受信したか否かを判断する。
ステップS131で受信した場合はステップS132へ進み、そのサービスマン用の携帯端末にメンテナンス情報を送信する。この送信方法としては、例えばメンテナンス情報を電子メール等に添付して送信したり、携帯端末のブラウザで閲覧可能なハイパーテキスト文書として送信したりする等が考えられる。
【0075】
その後、次のステップS133へ進み、その携帯端末から通信の切断要求を受信したか否かを判断する。そして、受信していない場合にはステップS131に戻って処理をくり返し、受信した場合はステップS134へ進み、通信の切断処理を行って処理を終了する。
一方、ステップS131で閲覧要求を受信しない場合はそのままステップS133へ進み、上記と同様な処理を行う。
以上の処理において、管理装置102のCPUは、ステップS132で送信手段として機能する。
【0076】
この画像処理装置管理システムにおいては、このような処理を行うことにより、サービスマンが外出先などからでも携帯端末を用いて最新のメンテナンス情報を参照してメンテナンス予定日時を確認することができる。さらに、前述したメンテナンス予定日時の報知に対する所定の連絡先からの応答の情報から、メンテナンス予定日時における画像処理装置やユーザの予定、メンテナンスの必要性、その他要望事項等を事前に知ることができ、それに早く対応することができる。従って、メンテナンスのサービス性をさらに向上させることができ、サービスの効率が一層良くなる。
【0077】
なお、ここではサービスマン用の携帯端末からの要求に応じてメンテナンス情報を送信する例について説明したが、この要求を待たずに、管理装置102側から各サービスマンの端末装置に担当顧客の装置に係るメンテナンス情報を送信する等してもよい。
また、管理装置102が、サービスマン用の携帯端末からメンテナンス情報に対する応答(例えばユーザおよび画像処理装置の予定とサービスマン自身の予定との両方を考慮した新しいメンテナンス予定日時の提案等)を受け付けて、その応答の内容に従ってメンテナンス情報を更新するようにしてもよい。このようにすれば、メンテナンス情報の更新を速く行なうことができるので、メンテナンスのサービス性をさらに向上させることができ、サービスの効率も一層よくなる。
さらにこのとき、更新されたメンテナンス情報を基にメンテナンス予定日時を再決定するようにしてもよい。そして、再決定したメンテナンス予定日時が画像処理装置100に通知済みのメンテナンス予定日時と異なる場合は、新しいメンテナンス予定日時を画像処理装置に通知するようにしてもよい。
【0078】
また、ここではこの発明を画像処理装置管理システムに適用した例について説明したが、この発明はこれに限られるものではななく、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた各種通信装置の管理システムに適用することも可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明による画像処理装置管理システムによれば、メンテナンス予定日時を事前に画像処理装置に通知して表示させることができるので、画像処理装置管理システムにおけるメンテナンスのサービス性を向上させることができ、サービスの効率をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による管理システムの構成の一例を示す概念図である。
【図2】図1に示した管理システムにおけるデータ送受モデルを示す概念図である。
【図3】この発明による画像処理装置管理システムの一実施形態の構成を示す概念図である
【図4】図3に示した画像処理装置の制御部の物理的構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した操作パネルの構成例を示す図である。
【図6】図3に示した画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示したNRSモジュールの構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】図3に示した管理装置の概略構成例を示すブロック図である。
【図9】図3に示した管理装置、仲介装置、及び画像処理装置間で行われるデータ送受信の一例を示す通信シーケンスである。
【図10】同じく、管理装置、仲介装置、及び画像処理装置間で行われるデータ送受信の図9とは異なる例を示す通信シーケンスである。
【図11】図3に示した画像処理システム管理装置において、管理装置が画像処理装置にメンテナンス予定日時を通知する場合に各装置が実行する処理のフローを送受信されるデータと共に示した図である。
【図12】同じく、画像処理装置が管理装置にメンテナンス予定日時の報知に対する応答を送信する場合の処理を送受信されるデータと共に示した図である。
【図13】図3に示した管理装置がサービスマン用の携帯端末からメンテナンス情報の閲覧要求を受け付けた場合の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:被管理装置 11:仲介機能付被管理装置
100:画像処理装置 101:仲介装置
102:管理装置 103:インタネット
110:仲介機能付画像処理装置
200:コントローラボード 201:HDD
202:NV−RAM 203:PIボード
204:PHY 205:操作パネル
206:プロッタ/スキャナエンジンボード
211:周辺機 212:PCI−BUS
300:OCS 301:ECS
302:MCS 303:NCS
304:FCS 305:NRS
306:SCS 307:SRM
308:IMH 309:コピーアプリ
310:ファクスアプリ 311:プリンタアプリ
312:スキャナアプリ
313:ネットファイルアプリ
314:ウェブアプリ 315:CSS
316:DCS 317:UCS
601:モデム 602:通信端末
603:プロキシサーバ 604:操作者端末
605:データベース 606:制御装置
Claims (3)
- 画像処理装置と通信可能な管理装置によって前記画像処理装置を管理する画像処理装置管理システムであって、
前記管理装置に、前記画像処理装置のメンテナンスに関する情報であるメンテナンス情報として、前記画像処理装置のメンテナンス予定日時の情報を記憶する記憶手段と、該手段により記憶しているメンテナンス予定日時より所定期間前になったときに該メンテナンス予定日時を前記画像処理装置に通知する通知手段とを設け、
前記画像処理装置に、前記管理装置から通知された前記メンテナンス予定日時を表示する表示手段を設けたことを特徴とする画像処理装置管理システム。 - 請求項1記載の画像処理装置管理システムにおいて、
前記画像処理装置に、所定の連絡先に対して前記管理装置から通知された前記メンテナンス予定日時を報知する報知手段と、前記報知に対する応答を受け付けてこれを前記管理装置に送信する手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置管理システム。 - 請求項2記載の画像処理装置管理システムにおいて、
前記管理装置に、前記画像処理装置から受信した前記応答の内容に従ってメンテナンス情報を更新する更新手段と、サービスマン用の携帯端末に前記メンテナンス情報を送信する送信手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置管理システム。
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