JP2004348247A - 設備機器の修理状況管理装置、修理状況管理システム、修理状況管理プログラムおよび修理状況管理方法 - Google Patents

設備機器の修理状況管理装置、修理状況管理システム、修理状況管理プログラムおよび修理状況管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、適切に設備機器10の修理進捗状況を把握することができる設備機器の修理状況管理装置30、修理状況管理システム151,153,155、修理状況管理プログラム39および修理状況管理方法を提供することにある。
【解決手段】設備機器の修理状況管理装置30は、設備機器10の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理装置30であって、データベース35、表示手段31,39、および入力手段33を備える。データベース35は、設備機器情報を保持する。この設備機器情報には、設備機器を特定できる情報と設備機器10の異常原因特定情報とが含まれる。表示手段31,39は、設備機器情報10のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。入力手段33では、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
設備機器の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理装置、修理状況管理システム、修理状況管理プログラムおよび修理状況管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、図1に示すような空気調和機の修理サービスシステム151を運用している。この修理サービスシステム151は、ビル100に設置される空気調和機10およびステーション20と、情報管理センター90に設置されるコンピュータ30とから構成される。空気調和機10は、1台の室外機12に複数の室内機11が接続されるマルチ式空気調和機である。この空気調和機10は、ビル100内を冷暖房したり、調湿したりする。空気調和機10の室外機12は、ステーション20に接続される。このステーション20は、空気調和機10の運転を制御したり、空気調和機10からその運転情報などを15分おきに収集したりする。また、このステーション20は、モデム23を有しており、15分おきにその運転情報などを、インターネット70を介してコンピュータ30に送信する。さらに、このステーション20は、異常検知部21を備えており、空気調和機10に異常が生じた場合、その異常を検知する。そして、そのとき、このステーション20は、空気調和機10のID番号、ビル100を特定するための顧客IDおよび異常コードなどを含む情報を、インターネット70を介してコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、モデム37を有しており、15分おきにステーション20から送信される空気調和機10の運転情報などを受信する。そして、このコンピュータ30は、このような運転情報などをデータベース35に保持する。また、このコンピュータ30は、空気調和機10に異常が生じた場合、空気調和機10のID番号と異常コードとを含む異常情報を受信する。なお、このコンピュータ30は、この異常情報をもデータベース35に保持する。
【0003】
ところで、情報管理センター90においてコンピュータ30が異常情報を受信すると、そのディスプレイ31上に異常発生を知らせるダイアログを表示する。それを受けて、情報管理センター90に属する職員などは、サービスエンジニア120に対する指令書を発行し、その指令書を、FAXマシーン40を用いてサービスステーション(図1中、SSと略す。以下SSという。)110に送信する。なお、この指令書には、異常が起きた空気調和機10が設置されるビル100の住所や異常コードなどが記載されている。SSに属するサービスエンジニア120がFAXマシーン50に送信される指令書を受け取ると、その指令書に記載されている情報に基づいて修理を行うのに必要な部品などを準備してビル100に向かう。サービスエンジニア120は、指令書に記載される異常コードなどに基づいて空気調和機10の異常を診断する。そして、サービスエンジニア120が、その異常が異常コードに示される箇所から発生したものであると判断した場合、そのサービスエンジニア120は、適切な処置を行った後にSSに戻る。また、サービスエンジニア120がその異常が異常コードに示される箇所から発生したものでないと判断した場合、そのサービスエンジニア120は、適切な処置を行うために必要な準備を整えるためにSSに戻る。さらに、サービスエンジニア120がビル100を管理する顧客に、費用面などの問題からすぐには修理を行ってもらいたくないと要望された場合、そのサービスエンジニア120は、SSに戻る。そして、SSに戻ったサービスエンジニア120は、先の指令書に設けられている報告欄に対応状況を書き記した後、FAXマシーン50を用いてその指令書を情報管理センター90に設置されるFAXマシーン40に対して送信する。この指令書を受け取った情報管理センター90に属する職員などは、コンピュータ30にインストールされる管理プログラム39を起動させて、図2に示すような管理画面200を表示させる。そして、その職員などは、指令書の報告欄に書き記されている情報に基づいて修理が完了したのか完了していないのかを確認し、マウスやキーボード33などの入力インターフェイスを用いてリストボックス210から「Yes」または「No」を選択する。ここで、「Yes」は修理が完了したことを示し、「No」は修理がまだ完了していないことを示す。情報管理センター90は、このような運用を行うことによりビル100などに設置される空気調和機10の状態管理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、このようなシステム151を運用していると、図2に示すように、短期間に数種類の異常コードがリストアップされることがある。これは、近年設計される設備機器の構造や機能などが複雑化しているために起こるものであるといえる。例えば、設備機器の構造部品に異常が発生した場合、その原因がその構造部品そのものによるものでなくその構造部品を制御する制御部にある場合などがあり得る。また、さらに、その制御部に異常が発生した原因が、他の構造部品に起因するものである場合もある。このように異常の原因が複雑に絡みあるような状況で、適切な異常コードのみをリストアップさせることは現状では未だに難しい。リストアップされている異常コードに対応する全てを交換することができれば、問題は容易に解決するかもしれない。しかし、このようにすると不必要な費用が多大に発生し、顧客に無駄な費用を被らせるおそれがあるので、非現実的である。つまり、最終的な異常原因の追及や部品交換の判断などは、サービスエンジニア120の技量に頼らざるを得ないわけである。このような事情から、サービスエンジニア120が不適切な異常判断をし、不適切な部分のみに修理を施す場合もあり得る。このように、不適切な部分のみに修理を施されているにもかかわらず、修理を完了したとしてその事件を片づけてしまうと、顧客との信用問題に発展するおそれがある。また、サービスエンジニア120は、顧客の金銭面的な事情を考慮して部分的な修理を施さなければならない状況におかれる場合もある。このように、部分的な修理が行われているにもかかわらず、修理を完了したとしてその事件を片づけてしまうと、修理履歴がわからなくなりそれ以上の修理が行われない可能性が十二分に考えられる。このような事態が発生すると、このシステム151を運用する事業者は、顧客の信用を失うおそれがある。また、修理を完了していないとしてその事件を保留しておくと、修理の進捗状況を把握することできず、多重の修理が行われる可能性があり得る。このような事態が発生すると、このシステム151を運用する事業者は、過度にサービスエンジニア120を出動させることになり、効率的な事業運用を行うことができないという不都合に陥る可能性がある。また、サービスエンジニア120が派遣されるたびに費用が発生する場合、顧客に大きな負担がかかるおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる設備機器の修理状況管理装置、修理状況管理システム、修理状況管理プログラムおよび修理状況管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の設備機器の修理状況管理装置は、設備機器の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理装置であって、データベース、表示手段、および入力手段を備える。データベースは、設備機器情報を保持する。この設備機器情報には、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とが含まれる。なお、ここにいう「設備機器」とは空気調和機、除湿機、加湿機、空気清浄機、産業用ロボット、工場などの生産設備、一般家庭に販売される設備機器などである。また、ここにいう「異常」は、実際に発生する異常であってもよいし、近い未来に異常がはっせいするであろうと予知される予知異常であってもよい。なお、予知異常とは、具体的には、経年劣化するような部品などの特有の物理量に対してある閾値を設けておき、その物理量がその閾値に達した場合に発報される異常などを意味する。さらに、ここにいう「異常原因特定情報」とは、異常コードなどである。加えて、ここにいう「設備機器情報」とは、異常発生時刻、異常内容、異常が見られる設備機器の種類、異常が発生した設備機器が設置される物件名、異常が見られる設備機器の機番やネットワークアドレス(設備機器の修理状況管理装置がネットワークで設備機器に接続されていることが前提。)などである。表示手段は、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。入力手段では、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。なお、ここにいう「入力」は、選択入力であっても直接入力であってもよい。また、ここにいう「修理履歴情報」とは、異常コードに対応する修理が行われたことを意味する情報および異常コードに対応する修理が行われていないことを意味する情報である。また、この「修理履歴情報」は、異常コードが適切であったことを意味する情報、異常コードが不適切であったことを意味する情報および異常コードに対応する修理を行っていないことを意味する情報などであってもよい。
【0007】
ここでは、データベースが、設備機器情報を保持する。また、表示手段が、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0008】
請求項2に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項1に記載の設備機器の修理状況管理装置であって、データベースは、少なくとも一台の設備機器に対して、設備機器を特定できる情報と複数の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を保持する。また、表示手段は、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報、および複数の異常原因特定情報を表示する。さらに、入力手段では、複数の異常原因特定情報それぞれに対して修理履歴情報が入力される。
【0009】
ここでは、データベースが、少なくとも一台の設備機器に対して、設備機器を特定できる情報と複数の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を保持する。また、表示手段が、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報、および複数の異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、複数の異常原因特定情報それぞれに対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0010】
請求項3に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項1または2に記載の設備機器の修理状況管理装置であって、除去手段をさらに備える。除去手段は、入力手段において特定の修理履歴情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。
ここでは、除去手段が、入力手段において特定の修理履歴情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。このため、表示を簡素にすることができる。したがって、修理状況を把握しやすくすることができる。
【0011】
請求項4に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項3に記載の設備機器の修理状況管理装置であって、修理履歴情報は、異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報、および異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報である。また、特定の修理履歴情報は、異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報である。
【0012】
ここでは、除去手段が、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。そして、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報が入力された場合には、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象として維持する。このため、修理が行われていない異常原因を容易に把握することができる。
【0013】
請求項5に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項3に記載の設備機器の修理状況管理装置であって、修理履歴情報は、異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報である。また、特定の修理履歴情報は、異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報である。
【0014】
ここでは、除去手段が、入力手段において異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。そして、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報が入力された場合には、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象として維持する。このため、修理が行われていない異常原因を容易に把握することができる。また、それぞれの異常原因特定情報に対して異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報をログなどとして残すことができれば、その異常原因特定情報が適切なものであるかを分析することができる。したがって、今後、適切な異常コード発生のメカニズムを構築する上で、非常に有用な情報を蓄積することが可能となる。
【0015】
請求項6に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項1から5のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置であって、第2表示手段をさらに備える。第2表示手段は、特定の修理履歴情報の入力履歴を設備機器ごとに表示する。
ここでは、第2表示手段が、特定の修理履歴情報の入力履歴を設備機器ごとに表示する。このため、設備機器ごとに修理履歴を一度に把握することができる。
【0016】
請求項7に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置であって、第3表示手段をさらに備える。第3表示手段は、特定の修理履歴情報を変更するための変更画面を表示する。
ここでは、第3表示手段が、特定の修理履歴情報を変更するための変更画面を表示する。近年、設備機器の構造や機能などが複雑化しているため、設備機器の異常箇所を特定することが困難になってきている。例えば、設備機器の構造部品に異常が発生した場合、その原因がその構造部品そのものにあるのか、その構造部品を制御する制御機能にあるのかを判断することに困難が伴うことがある。このため、サービスエンジニアなどが設備機器の修理を完了したと主張する場合であっても、その設備機器が実際には修理されていなかったことが判明することがある。このような状況において、本第3表示手段を利用すれば、特定の修理履歴情報を変更するための変更画面を表示して、その特定の修理履歴情報を変更することができる。このため、修理履歴情報を適切な状態に保つことができる。
【0017】
請求項8に記載の設備機器の修理状況管理装置は、請求項1から7のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置であって、第4表示手段をさらに備える。第4表示手段は、特定の修理履歴情報以外の修理履歴情報が入力されている設備機器全てを表示する。
ここでは、第4表示手段が、特定の修理履歴情報以外の修理履歴情報が入力されている設備機器全てを表示する。このため、修理が完全に遂行されていない設備機器などを一度に把握することができる。
【0018】
請求項9に記載の設備機器の修理状況管理システムは、設備機器、設備機器管理装置、および情報管理装置を備える。設備機器管理装置は、異常検知手段、および送信手段を有する。異常検知手段は、設備機器の異常を検知する。送信手段は、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。なお、その設備機器情報には、設備機器を特定できる情報と異常原因特定情報とが含まれる。情報管理装置は、受信手段、データベース、表示手段、および入力手段を有する。受信手段は、設備機器情報を受信する。データベースは、設備機器情報を保持する。表示手段は、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。入力手段では、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。
【0019】
ここでは、設備機器管理装置において、異常検知手段が、設備機器の異常を検知する。そして、送信手段が、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。また、情報管理装置において、受信手段が、設備機器情報を受信する。次に、データベースが、設備機器情報を保持する。続いて、表示手段が、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0020】
請求項10に記載の設備機器の修理状況管理システムは、設備機器、設備機器管理装置、情報管理装置、および情報機器を備える。設備機器管理装置は、異常検知手段、および送信手段を有する。異常検知手段は、設備機器の異常を検知する。送信手段は、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。なお、その設備機器情報には、設備機器を特定できる情報と異常原因特定情報とが含まれる。情報管理装置は、受信手段、およびデータベースを有する。受信手段は、設備機器情報を受信する。データベースは、設備機器情報を保持する。情報機器は、表示手段、および入力手段を有する。表示手段は、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。入力手段では、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。
【0021】
ここでは、設備機器管理装置において、異常検知手段が、設備機器の異常を検知する。そして、送信手段が、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。また、情報管理装置において、受信手段が、設備機器情報を受信する。そして、データベースが、設備機器情報を保持する。さらに、情報機器において、表示手段が、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0022】
請求項11に記載の設備機器の修理状況管理プログラムは、設備機器の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理プログラムであって、取得ステップ、表示ステップ、および入力ステップを備える。取得ステップでは、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。表示ステップでは、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。入力ステップでは、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。
【0023】
ここでは、このプログラムが実行されると、先ず、取得ステップで、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。次に、表示ステップで、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。そして、入力ステップで、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0024】
請求項12に記載の設備機器の修理状況管理方法は、設備機器の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理方法であって、取得ステップ、表示ステップ、および入力ステップを備える。取得ステップでは、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。表示ステップでは、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。入力ステップでは、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。
【0025】
ここでは、この方法が実施されると、先ず、取得ステップで、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。次に、表示ステップで、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。そして、入力ステップで、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態では、空気調和機の修理サービスの運用とその運用に用いられる修理サービスシステムおよびその他の構成要素などについて説明する。
[空気調和機の修理サービス]
図1に示すように、空気調和機の修理サービスは、空気調和機の修理サービスシステム151と、情報管理センター90およびSS110に配置されるFAXマシーン40,50とを用いて運用される。
【0027】
[空気調和機の修理サービスシステム151のシステム構成とその接続形態]
空気調和機の修理サービスシステム151は、ビル100に設置される空気調和機10およびステーション20と、情報管理センター90に設置されるコンピュータ30とから構成される。ここで、空気調和機10は、ステーション20と接続される。ステーション20は、インターネット70を介してコンピュータ30に接続される。
【0028】
[空気調和機の修理サービスシステム151のシステム構成要素]
(1)空気調和機10
空気調和機10は、1台の室外機12に複数の室内機11が接続されるマルチ式空気調和機である。この空気調和機10は、ビル100内を冷暖房したり、調湿したりする。
【0029】
(2)ステーション20
ステーション20は、空気調和機10の室外機12に接続される。このステーション20は、空気調和機10の運転を制御したり、空気調和機10からその運転情報などを15分おきに収集したりする。また、このステーション20は、モデム23を有しており、15分おきにその運転情報などを、インターネット70を介してコンピュータ30に送信する。さらに、このステーション20は、異常検知部21を備えており、空気調和機10に異常が生じた場合、その異常を検知する。そして、そのとき、このステーション20は、空気調和機10のID番号、ビル100を特定するための顧客IDおよび異常コードなどを含む情報を、インターネット70を介してコンピュータ30に送信する。
【0030】
(3)コンピュータ30
コンピュータ30は、モデム37を有しており、15分おきにステーション20から送信される空気調和機10の運転情報などを受信する。そして、このコンピュータ30は、このような運転情報などをデータベース35に保持する。また、このコンピュータ30は、空気調和機10に異常が生じた場合、空気調和機10のID番号と異常コードとを含む異常情報を受信する。そして、コンピュータ30が異常情報を受信すると、そのディスプレイ31上に異常発生を知らせるダイアログを表示する。なお、このコンピュータ30は、この異常情報をもデータベース35に保持する。また、このコンピュータ30には、修理の進捗状況を管理する管理プログラム39がインストールされている。この管理プログラム39は、図3に示すような管理画面201を表示する。この管理画面201には、異常コードごとに修理状況を入力する入力欄211が設けられている。この入力欄211は、リストボックスで作成されており、「Yes」、「No」および「保留」の選択肢から成る。「Yes」は、その異常コードに対応する修理を終え、その修理が妥当であったことを意味する。「No」は、その異常コードに対応する修理を終えているが、その修理が妥当でなかったことを意味する。「保留」は、その異常コードに対応する修理を行っていないことを意味する。この入力欄211において「Yes」および「No」が選択されると、次にこの管理画面201を表示させたとき、その入力欄211に対応する行の情報が消去され、図4に示すような表示になる。なお、この「Yes」および「No」の情報と、それらに対応する異常コードとは、のちのち詳細に分析され、適切な異常コードの表示形態を模索するために有効に利用される。また、この管理プログラム39は、図5に示すような変更画面301を表示することもできる。この変更画面301には、空気調和機10ごとの現時点での修理状況が表示される。そして、この変更画面301には、編集画面を表示する編集ボタン310が設けられている。この編集ボタン310をマウスやキーボード33などの入力インターフェイスにより選択して何らのイベントを発生させると、編集画面が表示される。その編集画面において各異常コードに対応する修理状況を編集することができる。さらに、この管理プログラム39は、図6に示すような一覧画面401を表示することもできる。この一覧画面401には、管理画面201においていずれかの入力欄211に「保留」が選択されている空気調和機10の一覧が表示される。そして、この一覧画面401には、顧客IDおよび機種IDごとに修理状況表示ボタン410が設けられている。この修理状況表示ボタン410をマウスやキーボード33などの入力インターフェイスにより選択して何らのイベントを発生させると、その顧客IDおよびその機種IDに対応する管理画面201を表示する。
【0031】
[FAXマシーン40,50]
情報管理センター90に設置されるFAXマシーン40は、SS110に属するサービスエンジニア120に指令書を送信するために使用される。なお、この指令書には、報告欄が設けられている。サービスエンジニア120は、その指令書に対する修理活動を終えてSSに戻ってきた場合、この報告欄に報告事項を記載して情報管理センター90に送り返すように義務づけられている。このFAXマシーン40は、そのような報告を受信するためにも使用される。一方、SSに設置されるFAXマシーン50は、情報管理センター90において作成される指令書を受信するために使用される。また、このFAXマシーン50は、サービスエンジニア120が、情報管理センター90に、先のような報告を送信するためにも使用される。
【0032】
[異常発生からSS110への指令送信までの流れ]
図9には、異常発生からSS110への指令送信までの流れを表すフローチャートを示す。
図9において、ステップS11では、空気調和機10に異常が発生する。ステップS12では、ステーション20が、コンピュータ30に異常情報を送信する。ステップS13では、コンピュータ30が、その画面上にダイアログを表示する。ステップS14では、コンピュータ30が、その異常情報をデータベース35に格納する。ステップS15では、コンピュータ30が、指令書を出力する。ステップS16では、情報管理センター90に属する職員がSS110にその指令書をFAX送信する。
【0033】
[サービスエンジニア120の作業の流れ]
図10には、サービスエンジニア120の作業の流れを表すフローチャートを示す。
図10において、ステップS21では、SS110に設置されるFAXマシーン50が、指令書を受信する。ステップS22では、その指令書を受け取ったサービスエンジニア120が、ビル100に出動する。ステップS23では、サービスエンジニア120が修理作業を行う。サービスエンジニア120がビル100から戻ると、ステップS24で、サービスエンジニア120が、報告欄に報告事項を記入する。ステップS25では、サービスエンジニア120が、その報告を情報管理センター90にFAX送信する。
【0034】
[情報入力までの流れ]
図11には、情報入力までの流れを表すフローチャートを示す。
図11において、ステップS31では、情報管理センター90に設置されるFAXマシーン40が、報告を受信する。ステップS32では、情報管理センター90に属する職員が、その内容を反映させるようにコンピュータ30の管理画面201において修理状況を入力する。
【0035】
[空気調和機の修理サービスシステム151の特徴]
(1)
本実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151では、管理画面201において、異常コードごとに修理状況を入力する入力欄211が設けられる。このため、異常コードごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に空気調和機の修理状況を把握することができる。
【0036】
(2)
本実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151では、管理画面201の入力欄211において「Yes」および「No」が選択された場合、次回から表示される管理画面201からはその入力欄211に対応する行の情報が消去され、図4に示すような表示になる。このため、表示を簡素にすることができる。また、修理が行われていない異常原因を容易に把握することができる。
【0037】
(3)
本実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151では、管理画面201の入力欄211において、異常コードに対応する修理を終え、その修理が妥当であったことを意味する「Yes」、およびその異常コードに対応する修理を終えているが、その修理が妥当でなかったことを意味する「No」を選択することが可能である。このため、その異常コードが適切なものであるかを分析することができる。したがって、今後、適切な異常コード発生のメカニズムを構築する上で、非常に有用な情報を蓄積することが可能となる。
【0038】
(4)
本実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151では、変更画面301を表示させることができる。このため、空気調和機10ごとに修理履歴を一度に把握することができる。また、修理状況を修正する必要がある場合、編集ボタン310を利用して編集画面を表示させることができる。したがって、修理状況を適切に保つことが可能となる。
【0039】
(5)
本実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151では、一覧画面401を表示させることができる。このため、修理が完全に遂行されていない空気調和機10を一度に把握することができる。
<変形例>
(1)
先に示した実施の形態では、空気調和機の修理サービスを運用するために空気調和機の修理サービスシステム151を利用したが、これに代えて、図7に示すような空気調和機の修理サービスシステム153を利用してもよい。この空気調和機の修理サービスシステム153の構成は、SS110にコンピュータ60がさらに設けられる以外は、先の実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151と同様である。なお、この場合、情報管理センター90に設置されるコンピュータ30aは、Webサーバとして働くことになる。このコンピュータ30aは、SS110に設置されるコンピュータ60において起動しているWebブラウザにおいて適切なURLが指定されると、そのコンピュータ60のディスプレイ61に管理画面201などを表示する。管理画面201などにおいての入力作業は、コンピュータ60のキーボード63などの入力インターフェイスを用いて行われる。また、情報管理センター90に設置されるFAXマシーン40は指令書の送信のみを行い、SS110のFAXマシーン50は指令書の受信のみを行う。このようにすれば、サービスエンジニア120が直接、修理状況を入力することができる。このため、情報管理センターに属する職員などの手間を省くことができる。また、FAXマシーン40,50を使用する機会を低減することができることから紙の使用を低減することができる。
【0040】
(2)
先に示した実施の形態では、空気調和機の修理サービスを運用するために空気調和機の修理サービスシステム151を利用したが、これに代えて、図8に示すような空気調和機の修理サービスシステム155を利用してもよい。この空気調和機の修理サービスシステム155の構成は、情報管理センター90に設けられるFAXマシーン40が撤去され、SS110に配置されるFAXマシーンがコンピュータ60に置き換えられる以外は、先の実施の形態に係る空気調和機の修理サービスシステム151と同様である。なお、この場合、情報管理センター90に設置されるコンピュータ30aは、Webサーバとして働くことになる。このコンピュータ30aは、SS110に設置されるコンピュータ60において起動しているWebブラウザにおいて適切なURLが指定されると、そのコンピュータ60のディスプレイ61に管理画面201などを表示する。管理画面201などにおいての入力作業は、コンピュータ60のキーボード63などの入力インターフェイスを用いておこなれる。また、指令書の送信は、E−mailなどの手段を用いて行われることになる。このようにすれば、サービスエンジニア120が直接、修理状況を入力することができる。このため、情報管理センターに属する職員などの手間を省くことができる。また、FAXマシーン40,50が不必要となる。したがって、紙の使用を低減することができる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に係る設備機器の修理状況管理装置では、データベースが、設備機器情報を保持する。また、表示手段が、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0042】
請求項2に係る設備機器の修理状況管理装置では、データベースが、少なくとも一台の設備機器に対して、設備機器を特定できる情報と複数の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を保持する。また、表示手段が、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報、および複数の異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、複数の異常原因特定情報それぞれに対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0043】
請求項3に係る設備機器の修理状況管理装置では、除去手段が、入力手段において特定の修理履歴情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。このため、表示を簡素にすることができる。したがって、修理状況を把握しやすくすることができる。
請求項4に係る設備機器の修理状況管理装置では、除去手段が、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。そして、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報が入力された場合には、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象として維持する。このため、修理が行われていない異常原因を容易に把握することができる。
【0044】
請求項5に係る設備機器の修理状況管理装置では、除去手段が、入力手段において異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報が入力された場合に、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する。そして、入力手段において異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報が入力された場合には、異常原因特定情報に関連する情報を表示対象として維持する。このため、修理が行われていない異常原因を容易に把握することができる。また、それぞれ異常原因特定情報に対して異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報をログなどとして残すことができれば、その異常法原因特定情報が適切なものであるかを分析することができる。したがって、今後の異常コード発生のメカニズムを構築する上で、非常に有用な情報を蓄積することが可能となる。
【0045】
請求項6に係る設備機器の修理状況管理装置では、第2表示手段が、特定の修理履歴情報の入力履歴を設備機器ごとに表示する。このため、設備機器ごとに修理履歴を一度に把握することができる。
請求項7に係る設備機器の修理状況管理装置では、第3表示手段が、特定の修理履歴情報を変更するための変更画面を表示する。近年、設備機器の構造や機能などが複雑化しているため、設備機器の異常箇所を特定することが困難になってきている。例えば、設備機器の構造部品に異常が発生した場合、その原因がその構造部品そのものにあるのか、その構造部品を制御する制御機能にあるのかを判断することに困難が伴うことがある。このため、サービスエンジニアなどが設備機器の修理を完了したと主張する場合であっても、その設備機器が実際には修理されていなかったことが判明することがある。このような状況において、本第3表示手段を利用すれば、特定の修理履歴情報を変更するための変更画面を表示して、その特定の修理履歴情報を変更することができる。このため、修理履歴情報を適切な状態に保つことができる。
【0046】
請求項8に係る設備機器の修理状況管理装置では、第4表示手段が、特定の修理履歴情報以外の修理履歴情報が入力されている設備機器全てを表示する。このため、修理が完全に遂行されていない設備機器などを一度に把握することができる。
請求項9に係る設備機器の修理状況管理システムでは、設備機器管理装置において、異常検知手段が、設備機器の異常を検知する。そして、送信手段が、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。また、情報管理装置において、受信手段が、設備機器情報を受信する。次に、データベースが、設備機器情報を保持する。続いて、表示手段が、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0047】
請求項10に係る設備機器の修理状況管理システムでは、設備機器管理装置において、異常検知手段が、設備機器の異常を検知する。そして、送信手段が、設備機器に異常が検知された場合に、設備機器情報を送信する。また、情報管理装置において、受信手段が、設備機器情報を受信する。そして、データベースが、設備機器情報を保持する。さらに、情報機器において、表示手段が、データベースに保持される情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報を表示する。そして、入力手段で、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0048】
請求項11に係る設備機器の修理状況管理プログラムが実行されると、先ず、取得ステップで、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。次に、表示ステップで、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。そして、入力ステップで、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【0049】
請求項12に係る設備機器の修理状況管理方法が実施されると、先ず、取得ステップで、設備機器を特定できる情報と設備機器の異常原因特定情報とを含む設備機器情報が取得される。次に、表示ステップで、設備機器情報のうち少なくとも設備機器を特定できる情報および異常原因特定情報が表示される。そして、入力ステップで、異常原因特定情報に対して修理履歴情報が入力される。このため、異常原因特定情報ごとにその異常に対する修理を完了したかを容易に把握することができる。したがって、適切に設備機器の修理進捗状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の修理サービスを提供する運用形態を表すブロック図。
【図2】従来の修理状況管理画面。
【図3】本実施の形態に係る修理状況管理画面。
【図4】本実施の形態に係る修理状況管理画面(再表示画面)。
【図5】本実施の形態に係る修理状況変更画面。
【図6】本実施の形態に係る修理保留状況確認画面。
【図7】変形例(1)に係る空気調和機の修理サービスを提供する運用形態を表すブロック図。
【図8】変形例(2)に係る空気調和機の修理サービスを提供する運用形態を表すブロック図。
【図9】異常発生からSSへの指令送信までの流れを表すフローチャート。
【図10】サービスエンジニア120の作業の流れを表すフローチャート。
【図11】情報入力までの流れを表すフローチャート。
【符号の説明】
10 空気調和機
11 室内機
12 室外機
20 ステーション
21 異常検知部
23,37 モデム
30,30a,60 コンピュータ
31,61 ディスプレイ
33,63 キーボード
35 データベース
39,69 管理プログラム
40,50 FAXマシーン
70 インターネット
90 情報管理センター
100 ビル
110 SS(サービスステーション)
120 サービスエンジニア
151,153,155 空気調和機の修理サービスシステム
200 従来の修理状況管理画面
201 本実施の形態に係る修理状況管理画面
210 従来の修理状況入力オブジェクト
211 本実施の形態に係る修理状況オブジェクト
301 本実施の形態に係る修理状況変更画面
310 修理状況変更ボタン
401 本実施の形態に係る修理保留状況確認画面
410 修理状況表示ボタン

Claims (12)

  1. 設備機器(10)の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理装置(30)であって、
    前記設備機器を特定できる情報と前記設備機器(10)の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を保持するデータベース(35)と、
    前記設備機器情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる前記情報および前記異常原因特定情報を表示する表示手段(31,39)と、
    前記異常原因特定情報に対して修理履歴情報を入力する入力手段(33)と、を備える、設備機器の修理状況管理装置(30)。
  2. 前記データベース(35)は、少なくとも一台の前記設備機器に対して、前記設備機器を特定できる情報と複数の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を保持し、
    前記表示手段(31,39)は、前記設備機器情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる情報、および複数の異常原因特定情報を表示し、
    前記入力手段(33)では、前記複数の異常原因特定情報それぞれに対して修理履歴情報が入力される、
    請求項1に記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  3. 前記入力手段(33)において特定の前記修理履歴情報が入力された場合に、前記異常原因特定情報に関連する情報を表示対象から除去する除去手段(39)をさらに備える、
    請求項1または2に記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  4. 前記修理履歴情報は、前記異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報、および前記異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報であり、
    前記特定の前記修理履歴情報は、前記異常原因特定情報に対応する修理が行われたことを意味する情報である、
    請求項3に記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  5. 前記修理履歴情報は、前記異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、前記異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報、および前記異常原因特定情報に対応する修理が行われていないことを意味する情報であり、
    前記特定の前記修理履歴情報は、前記異常原因特定情報が適切であったことを意味する情報、および前記異常原因特定情報が不適切であったことを意味する情報である、
    請求項3に記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  6. 前記特定の前記修理履歴情報の入力履歴を前記設備機器ごとに表示する第2表示手段(31,39)をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  7. 前記特定の前記修理履歴情報を変更するための変更画面を表示する第3表示手段(31,39)をさらに備える、
    請求項1から6のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  8. 前記特定の前記修理履歴情報以外の修理履歴情報が入力されている前記設備機器全てを表示する第4表示手段(31,39)をさらに備える、
    請求項1から7のいずれかに記載の設備機器の修理状況管理装置(30)。
  9. 設備機器(10)と、
    前記設備機器(10)の異常を検知する異常検知手段(21)と、前記設備機器(10)に異常が検知された場合に、前記設備機器を特定できる情報と異常原因特定情報とを含む設備機器情報を送信する送信手段(23)と、を有する設備機器管理装置(20)と、
    前記設備機器情報を受信する受信手段(37)と、前記設備機器情報を保持するデータベース(35)と、前記データベース(35)に保持される情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる前記情報および前記異常原因特定情報を表示する表示手段(31,39)と、前記異常原因特定情報に対して修理履歴情報を入力する入力手段(33)と、を有する情報管理装置(30)と、
    を備える、設備機器の修理状況管理システム(151)。
  10. 設備機器(10)と、
    前記設備機器の異常を検知する異常検知手段(21)と、前記設備機器(10)に異常が検知された場合に、前記設備機器を特定できる情報と異常原因特定情報とを含む設備機器情報を送信する送信手段(23)と、を有する設備機器管理装置(20)と、
    前記設備機器情報を受信する受信手段(37)と、前記設備機器情報を保持するデータベース(35)と、を有する情報管理装置(30a)と、
    前記データベース(35)に保持される情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる前記情報および前記異常原因特定情報を表示する表示手段(61)と、前記異常原因特定情報に対して修理履歴情報を入力する入力手段(63)と、を有する情報機器(60)と、
    を備える、設備機器の修理状況管理システム(153,155)。
  11. 設備機器(10)の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理プログラム(39)であって、
    前記設備機器(10)を特定できる情報と前記設備機器(10)の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を取得する取得ステップと、
    前記設備機器情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる前記情報および前記異常原因特定情報を表示する表示ステップと、
    前記異常原因特定情報に対して修理履歴情報を入力する入力ステップと、
    を備える、設備機器の修理状況管理プログラム(39)。
  12. 設備機器(10)の修理状況を管理するための設備機器の修理状況管理方法(30)であって、
    前記設備機器(10)を特定できる情報と前記設備機器(10)の異常原因特定情報とを含む設備機器情報を取得する取得ステップと、
    前記設備機器情報のうち少なくとも前記設備機器を特定できる前記情報および前記異常原因特定情報を表示する表示ステップと、
    前記異常原因特定情報に対して修理履歴情報を入力する入力ステップと、
    を備える、設備機器の修理状況管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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