JP2004348098A - メガネ用ヨロイ及びそれを装備したメガネ - Google Patents

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JP2004348098A JP2003180321A JP2003180321A JP2004348098A JP 2004348098 A JP2004348098 A JP 2004348098A JP 2003180321 A JP2003180321 A JP 2003180321A JP 2003180321 A JP2003180321 A JP 2003180321A JP 2004348098 A JP2004348098 A JP 2004348098A
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Akihiro Hasegawa
昭廣 長谷川
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Hasegawa Optical Co Ltd
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Hasegawa Optical Co Ltd
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Abstract

【課題】今迄、困難であった太くてしっかりしたヨロイ部の微調整をしてメガネをユーザーに合せるようにする事。
【解決手段】太めのヨロイの外側面101,103に、少なくとも一箇所以上の切り込み部110を前記ヨロイの水平軸線Jに垂直に設け、該切り込み部凹部に熱硬化性樹脂120を充填し硬化させて、前記ヨロイが、上下、前後、左右に動かせ、又は軸心を中心に回転させる様に動かせる事により微調整を可能ならしめた。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改良されたメガネ用のヨロイに関するものである。詳しくは、太めのしっかりしたヨロイの微調整を可能ならしめる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、メガネを出荷する際や小売店に於いてユーザーに提供する際に、メガネの歪みを矯正する為や、平衡を保つ為にブリッジ部分やヨロイ部分を専用のニッパー等で微調整する作業が日常的に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記微調整方法は図8のように従来の薄いヨロイ部10に於いては簡単に行えたが、太く形成されたヨロイ部(例えば、一個智の様なもの)に於いては、上記の様な微調整の方法は通用せず、無理にしようとすると、リムを曲げてしまったり、レンズを傷つけたりするような事になってしまった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで本発明に於いては上記課題を解決する為に、太めに形成されたメガネ用のヨロイに於いて、該ヨロイの外側面に、少なくとも一箇所以上の切り込み部を水平軸線に垂直に設け、該切り込み部凹部に熱硬化性樹脂を充填し硬化させた事を特徴とする、メガネ用ヨロイ及びそれを装備したメガネを提供する事により、前記ヨロイを、上下、前後、左右に動かせ、又は軸心を中心に回転させる様に動かせる事により微調整が簡単に出来る様にし、上記課題の解決を図った。以下図によって本発明を詳述する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例の斜視図であって、この場合はいわゆる四角柱状体に形成された一個智と呼ばれる構造のものの図示であるが、勿論本発明はこの一個智のみにこだわるものでは無い。そして、太めに形成されたヨロイ100の四つの外側表面101、102、103、104、の内の少なくとも一つの外側面、本図の場合は相対する二つの外側面101、103を選択してあるが、その表面から切り込み部110をヨロイの水平軸線Jにほぼ垂直に一箇所以上設ける。勿論三つの外側表面又は四つの外側表面から互い違いに切り込み部を設けても良い。その際切り込み部の深さは基材の厚さの半分以下で有る事が好ましく相対する面の切り込み部は互い違いにずれていた方が好ましい。又、ヨロイ100は図示されたものは四角柱形状体であるが、円柱形状体や多角柱形状体であっても良い。
【0007】
そして、前記切り込み部110の内部にプライマーを塗布し、しかる後、熱硬化性樹脂120を前記切り込み部凹部に充填し、ヨロイ外側表面とほぼ同一面となる様にし、しかる後熱処理して硬化させる。そうする事により太く形成されたヨロイ100も専用のニッパー等での微調整が可能となる。しかも、切り込み部110も樹脂により充填され装飾部として見えるので外観も損なわれる事は無い。
【0008】
次ぎに図2は本発明のヨロイ100a、100bをメガネMに装着した場合の平面図であり、向かって左側のヨロイ部100aと右側のヨロイ100bの取りつけ角度や取りつけ場所が目視で解からない程度に少しでも狂ったりズレたりするだけで、テンプル131の先端では大きなズレとなって表れてしまう。それが薄いヨロイならばすぐに専用のニッパー等で直す事が出来る。しかし従前は、太いヨロイは直せないのでブリッジBやテンプル130,131を専用のニッパー等で調整していたが、レンズの位置が狂ったりテンプルの掛け具合が良くなく違和感を感じるようになっていた。
【0009】
しかしながら、本発明のヨロイを装備する事により従来の専用ニッパー等での微調整が可能であり、しかも指等で動かそうとしても簡単には曲がらない。勿論、ここで指等で簡単に曲げられる様では逆に安定度を欠く事になる。
【0010】
又図3の様に、上下に微調整が必要な場合も上記と同様にして微調整出来る。
【0011】
更に図4、図5、図6、図7、に示した如く、左右E、上下F、前後G、回転(捻り)H,H’等の殆どの方向に対する微調整が可能であり、しかも、切り込み部に装飾部材としても使用される有機七宝である熱硬化性樹脂が使用されることにより、前記切り込み部の間が少し広がったり狭まったりする事による亀裂は生じなくて、又、多少の粘りがあるので剥がれたりもせず、装飾としての役割も果たす事となり一石二鳥となる。
【0012】
又、上記の様な、僅かな組立ズレやロウ付けのズレを補正する為の微調整のみならず、例えばユーザーの顔や頭部にほんの少しだけ合わないと言う場合でも本発明のヨロイは有効である。
【0013】
メガネはユーザーの顔や頭部に合わないほどの大きさの違うフレームを調整してユーザーに合せるのはどこか無理があり、ユーザーに合う一番近いフレームを選び、後微調整をしてユーザーに提供するのがより良い方法であり、本発明のヨロイは上記コンセプトを持って開発されたものである。
【0014】
ここで、上記ヨロイの素材としては、チタン、チタン合金、洋白、ステンレス、ニッケル合金等、樹脂としてはエンジニアリングプラスチックでも良い。
【0015】
又、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂系、尿素樹脂系、フェノール樹脂系、メラミン樹脂系等が使用される事が出来る。
【0016】
勿論、本発明は上記したような一個智のみならず、リムレスメガネの為の太く形成されたヨロイや、太く形成されたヨロイ部分だけにも応用が利くことは言うまでも無い。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、今迄微調整が困難であった太めのしっかりしたヨロイでもあらゆる方向に微調整が可能となり、ユーザーに適合する事が可能となった。且つ、切り込み部が装飾部としての外観を有する事により、デザイン的な美観を呈する事となり、ユーザーのメガネに対する好みの多様性に合致する事となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図
【図2】本発明のヨロイを装備したメガネの平面図
【図3】本発明のヨロイを装備したメガネの正面図
【図4】本発明のヨロイの説明用平面図
【図5】本発明のヨロイの説明用正面図
【図6】本発明のヨロイの説明用平面図
【図7】本発明のヨロイの説明用斜視図
【図8】従来のヨロイの斜視図
【符号の説明】
10、 従来のヨロイ
100、 本発明のヨロイ
101,102,103,104、 外側表面
110、 切り込み部
120、 樹脂
130,131、 テンプル
E, 左右
F、 上下
G、 前後
H、 回転(捻り)
J、 ヨロイ部の水平軸線

Claims (1)

  1. 太めに形成されたメガネ用のヨロイに於いて、該ヨロイの外側面に、少なくとも一箇所以上の切り込み部を前記ヨロイの水平軸線に垂直に設け、該切り込み部凹部に熱硬化性樹脂を充填し硬化させて、前記ヨロイが、上下、前後、左右に動かせ、又は軸心を中心に回転させる様に動かせる事により微調整が可能にされた事を特徴とする、メガネ用ヨロイ及びそれを装備したメガネ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017049477A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 青山眼鏡株式会社 眼鏡フレームのテンプル角度調節構造、及び眼鏡フレーム用エンドピース

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