JP2004347643A - ダイヤル装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の接片が電極パターンに安定した圧力で、かつ高い位置精度で接触するとともに、滑らかで良好なクリック感が得られるダイヤル装置を提供する。
【解決手段】複数の電極パターン7a〜7cが同心弧状に形成された基板7と、この基板に対し、電極パターンの曲率中心を軸とした回転操作が可能なダイヤル部材1と、ダイヤル部材と一体的に回転可能であり、複数の電極パターンに対して接触する複数の接片5e、5f、5gおよびダイヤル部材の回転にクリックを発生させるクリック機構の一部をなすクリック部5a〜5dを備えた回転板とを有する。複数の接片は、少なくともその基端側の部分が弧状に形成されており、該弧状部分の曲率半径は互いに実質的に同一で、かつ曲率中心の位置は互いに異なる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ、携帯情報端末等の電子機器に備えられるダイヤル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラやビデオカメラ、携帯情報端末といった電子機器には、動作モードや各種設定を行うためのダイヤル装置が設けられている場合が多い。
【0003】
ダイヤル装置には、ダイヤルに電極パターンを設けた基板を固定するとともに、機器本体に、ダイヤルの回転に応じて上記電極パターンに対して摺動する板ばね状の摺動接片を固定して構成されているものがある。このダイヤル装置では、電極パターンと摺動接片との通電状態を検出することによって、ダイヤルの回転位置を検出する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ダイヤルに板ばね状の摺動接片を固定するとともに、機器本体側に電極パターンを有する基板を固定したものもある。
【0005】
さらに、ダイヤル装置には、回転方向に並んで配置された複数のクリック溝部と、これらのクリック溝部に係合する球体とを有し、ダイヤルの回転に応じてこの球体と複数のクリック溝部とを係脱させることで、ダイヤルの回転操作にクリック感を発生させるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−115388号公報(図5等)
【特許文献2】
特開2002−100260号公報(図1等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、クリック溝部を設けた板ばね部材と複数の接片とを別体にて形成した場合、部品点数の増加や組み立て作業性の悪化を招き、コストアップにつながる。また部品点数が多い分、それらの取り付け誤差により、ダイヤルの停止位置に対する接片の停止位置の精度が悪くなることが懸念される。
【0008】
一方、図8に示すように、球体が係脱する溝部と電極パターンに摺動する接片とを単一の板ばね部材により一体成形すると、ダイヤル装置の小型化(省スペース化)を図ることができる。この図では示していないが、機器本体側に固定された基板には、3つの電極パターンがダイヤルの回転中心を軸とした同心円弧状に形成されている。板ばね部材10に形成された3本の接片10e,10f,10gはこれら3つの電極パターンにそれぞれ接触可能なように、板ばね部材10の径方向に並んで形成されている。接片10e,10f,10gは板ばね部材10kの持つばね性によってその先端が電極パターンに押圧接触する。
【0009】
しかしながら、図8に示した板ばね部材10では、3つの接片10e,10f,10gがダイヤルの回転軸Lに対して同心弧状に形成されているため、3つの接片10e,10f,10gの形状(弧の曲率半径)が異なる。したがって、3つの接片10e,10f,10gの電極パターンへの接触圧力が均一にならないということがわかった。
【0010】
また、板ばね部材10の接片10e,10f,10gの押圧接触による変形は少なからず板ばね部材10の全体の形状にも影響を与える。接片10e,10f,10gの先端付近を電極パターンへ押圧させると、板ばね部材10は自身のばね性によって接片10e,10f,10gに近い部分ほど大きな変形を起こす。そのため、接片10e,10f,10gに近いクリック溝部と遠いクリック溝部とで変形の程度が異なり、球体との係合の深さに差が生じてしまう。これにより、ダイヤルを回転操作したときに、各停止位置(クリック溝部と球体とが係合する位置)におけるクリック保持力や摺動抵抗の程度に差が生じ、滑らかで良好なクリック感を得ることができなくなる。
【0011】
本発明は、複数の接片が電極パターンに安定した圧力で、かつ高い位置精度で接触するとともに、滑らかで良好なクリック感が得られるダイヤル装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のダイヤル装置は、複数の電極パターンが同心弧状に形成された基板と、この基板に対し、電極パターンの曲率中心を軸とした回転操作が可能なダイヤル部材と、ダイヤル部材と一体的に回転可能であり、複数の電極パターンに対して接触する複数の接片およびダイヤル部材の回転にクリックを発生させるクリック機構の一部をなすクリック部を備えた回転板とを有する。
【0013】
そして、複数の接片の少なくとも基端側の部分を弧状に形成し、該弧状部分の曲率半径を互いに実質的に同一とし、かつ曲率中心の位置を互いに異なせている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図7を用いて、本発明の実施の形態を説明する。図1は本実施形態のダイヤル装置に用いられるダイヤルクリック板の平面図である。図2は該ダイヤル装置を搭載した撮像装置(電子機器)の背面図、図3はダイヤルが各撮影モードの設定位置にて停止している様子を模式的に示した図、図4はダイヤル装置の概略断面図、図5は撮像装置の正面側から見たダイヤル装置の分解斜視図、図6は撮像装置の背面側から見たダイヤル装置の分解斜視図である。さらに、図7は接片を備えたダイヤルクリック板の平面図および側面図である。
【0015】
本実施形態では、ダイヤルの停止位置が4箇所となるように構成されたダイヤル装置を例にあげて説明する。
【0016】
図2に示すように、ダイヤル装置20の回転操作部を構成するダイヤル部材1は、撮像装置100の背面外側に設けられている。この位置は、撮影時に撮影者の右手親指が添えられる位置の近傍である。
【0017】
図3に示すように、ダイヤル部材1は、撮像装置100の背面に直交する軸を中心として回動し、後述するクリック機構により4つの停止位置に保持されることで所望の撮影モード(再生モード等が含まれている場合もある)が選択的に設定される。
【0018】
図4〜図6に示すように、ダイヤル装置20は、上記ダイヤル部材1を有するとともに、このダイヤル部材1側から順に、撮像装置100の本体背面を構成する本体カバー2の内面に固定される、電気絶縁部材からなるダイヤルガイド(支持部材)3と、球体4と、弾性(ばね性)を有するダイヤルクリック板(回転板)5と、フレキシブルプリント基板7と、撮像装置本体にねじ止めされ、フレキシブルプリント基板7を保持するシャーシ8とから構成されている。
【0019】
ダイヤルガイド3は、本体カバー2に接着固定される。ダイヤルガイド3の中心には貫通孔部3dが形成されており、この貫通孔部3dには、ダイヤル部材1の中心に形成された円筒部1cが回転可能に嵌り込む。円筒部1cの端面には2つの形状が異なる突起1mが形成されており、これら突起1mは、ダイヤルクリック板5の中心部に形成された連結孔部5mに対し、ダイヤル回転方向に対しては隙間ができないように嵌り込む。
【0020】
そして、このダイヤルクリック板5を、連結孔部5mを通したねじ6によってダイヤル部材1に結合させることにより、ダイヤル部材1とダイヤルクリック板5とでダイヤルガイド3を挟み込んだ状態となり、これらダイヤル部材1とダイヤルクリック板5とがダイヤルガイド3(つまりは本体カバー2)に対して一体回転可能に支持される。
【0021】
ダイヤル部材1における円筒部1cの周辺には、円弧状の突起1aが形成されており、この突起1aは、ダイヤルガイド3に円弧状に形成されたレール溝部3aに入り込む。このレール溝部3aの各端に突起1aが当接することで、ダイヤル部材1の回転範囲が制限される。
【0022】
ここで、ダイヤルガイド3におけるダイヤルクリック板5側の面には、半球状の凹部3bが形成されており、この凹部3bには球体4が移動できないように嵌り込んで保持される。球体4は、ダイヤルクリック板5よりも十分に硬い鋼球である。
【0023】
また、ダイヤルクリック板5は、球体4をダイヤルガイド3側に押圧するようにダイヤルガイド3に対して組み付けられる。これにより、球体4の凹部3bからの脱落が防止される
ダイヤルクリック板5において、これが回転する際に球体4と対向する領域には、周方向に所定間隔でクリック溝部(係合部)5a〜5dが形成されている。ダイヤルクリック板5がダイヤル部材1とともに回転し、クリック溝部5a〜5dに対して球体4が係脱することにより、ダイヤル部材1の回転操作にクリック感を与えることができる。クリック溝部5a〜5dと球体4との係脱に応じて、ダイヤルクリック板5におけるクリック溝部5a〜5dの周辺部分は、その弾性(ばね性)のために回転軸方向に変形し、適度なクリック感を生じさせる。
【0024】
また、いずれかのクリック溝部5a〜5dに対して球体4が係合することにより、ダイヤル部材1およびダイヤルクリック板5はその回転位置で停止保持される。このときの保持力も、ダイヤルクリック板5におけるクリック溝部5a〜5dの周辺部分のばね力により最適に設定される。
【0025】
さらに、球体4がダイヤルクリック板5における隣り合うクリック溝部の間に位置するときは、球体4がダイヤルクリック板5をフレキシブルプリント基板7側に押し込んで弾性変形させる。これにより、球体4とダイヤルクリック板5との間に適度な摩擦抵抗が生じ、ダイヤル部材1の回転操作に適度な負荷を与える。
【0026】
なお、本実施形態では、球体とクリック溝部とを係脱させることによってクリックを発生させているが、これ以外に、一方を凸形状、他方を凹形状とし、互いに係脱可能な構成であればクリックを発生させることができる。
【0027】
さらに、ダイヤルクリック板5における回転軸を挟んだクリック溝部5a〜5dとは反対側には、3本の接片5e,5f,5gが、径方向外側から内側に並ぶように、かつ図7に示すように、フレキシブルプリント基板7側に斜めに延び出すように形成されている。接片5e,5f,5gの先端(フレキシブルプリント基板7への接触部)は同一位相に配列されている。
【0028】
本体カバー2を撮像装置100のメインシャーシ(図示せず)に組み付けると、ダイヤルクリック板5の接片5e,5f,5gはフレキシブルプリント基板7とシャーシ8とによって押圧されてフレキシブルプリント基板7側に弾性力が発生するよう変形する。接片5e,5f,5gの先端はこの変形により生じたばね力(弾性力)によってフレキシブルプリント基板7の表面に圧接する。これら接片5e,5f,5gの具体的形状については後述する。
【0029】
フレキシブルプリント基板7におけるダイヤル部材1側の面には、図6に示すように、電極パターンとしてのコードパターン7a,7b,7cが形成されている。フレキシブルプリント基板7は、シャーシ8に設けられた突起8a、8bに係合して位置決めされた上、シャーシ8に接着固定される。シャーシ8は、不図示のカメラシャーシにねじ止め又は接着により固定される。
【0030】
コードパターン7a,7b,7cは、図6に示すように、ダイヤル部材1の回転軸を中心とした同心弧状に形成されている。最も内側に設けられたコードパターン7aはグランドパターンであり、ダイヤル部材1の回転範囲において常時、接片5eの先端部が接触(摺動)する。また、コードパターン7aの外側に順に設けられたコードパターン7b,7cは信号パターンである。コードパターン7b,7cは、それらが形成されている位相が互いに重複する部分と互いにずれている部分とを有する。また、コードパターン7aが形成された位相範囲には、コードパターン7b,7cのいずれもが形成されていない部分もある。
【0031】
したがって、ダイヤル部材1の回転位置に応じて、コードパターン7a,7b,7cに接触する接片5e,5f,5gの組合せが変わる。
【0032】
すなわち、接片5e,5f,5gがコードパターン7aにのみ接触する回転位置と、接片5eがコードパターン7aに接触するとともに接片5fがコードパターン7bに接触する回転位置と、接片5eがコードパターン7aに接触するとともに接片5gがコードパターン7cに接触する回転位置と、接片5eがコードパターン7aに接触するとともに接片5f,5gがコードパターン7b,7cにそれぞれ接触する回転位置の4つの回転位置が形成される。
【0033】
そして、これら回転位置に応じた電気信号がフレキシブルプリント基板7を介して撮像装置100の制御回路30に送られる。制御回路30は、この電気信号(接片とコードパターンとの通電状態)からダイヤル部材1の回転位置、つまりは選択された撮影モードを検出することができる。
【0034】
なお、本実施形態のように、クリックを得るためのクリック溝部5a〜5dとダイヤル部材1の回転位置を判定するためのコードパターン7a,7b,7cに接触する接片5e,5f,5gを一体形成したダイヤルクリック板5を用いることで、ダイヤル装置の組み立て作業性や組み立て誤差の改善、部品点数の削減による低コスト化を図ることができ、安価で高精度のダイヤル装置を実現している。
【0035】
次に、ダイヤルクリック板5における接片5e,5f,5gの形状について図1を用いて詳しく説明する。これら接片5e,5f,5gの基端側の部分、つまりは接片5e,5f,5gをフレキシブルプリント基板7(コードパターン7a,7b,7c)に圧接させるためのばね力を主として発生する部分は、ダイヤル部材1の回転方向に沿うように弧状に形成されている。各基端側部分の先端からは各コードパターンに接触する二股状の接触部が直線的に延出している。
【0036】
そして、上記弧状部分の曲率中心は、ダイヤルクリック板5(つまりはダイヤル部材1)の回転中心を通る線(図1に一点鎖線で示す)上で、径方向に互いにシフトしている。
【0037】
具体的には、最も外側の接片5eの弧状部分の曲率中心はダイヤルクリック板5の回転中心にほぼ一致する位置に、最も内側の接片5gの弧状部分の曲率中心はダイヤルクリック板5の外縁近くに、そして、真ん中の接片5fの弧状部分の曲率中心は、接片5eの弧状部分の曲率中心と接片5g板5の弧状部分の曲率中心との間の位置に設定されている。
【0038】
そして、これにより、接片5e,5f,5gの弧状部分の曲率半径Rが互いに実質的に同一に設定されている。また、接片5e,5f,5gの弧状部分の弧に沿った長さも、互いに実質的に同一に設定されている。なお、弧状部分の厚さは互いに同じである。
【0039】
これにより、内側2つの接片5f,5gの弧状部分はダイヤル部材1の回転軌跡と異なる形状の弧を有することになるが、3つの接片5e,5f,5gの弧状部分の形状が実質同一であるために、接片5e,5f,5gの弧状部分にて発生するばね力がすべてほぼ等しくなり、フレキシブルプリント基板7に対する圧接力の大きさもすべてほぼ等しくなる。
【0040】
したがって、いずれの接片5e,5f,5gも、フレキシブルプリント基板7に対して安定的に接触し、制御回路30における選択された撮影モードの検出も安定的に行われる。
【0041】
なお、ここにいう「実質的」とは、製造誤差や組み付け誤差等が存在する場合でも、接片5e,5f,5gをフレキシブルプリント基板7に対して安定的に接触させることができるばね力を生じる範囲での差を許容する意味である。
【0042】
また、本実施形態では、接片5e,5f,5gは回転中心に対して、クリック溝部5a,5b,5c,5dが形成された領域とはほぼ反対側の位置に形成されている。つまり、ダイヤルクリック板5のクリックによる変形や接片5e,5f,5gのフレキシブルプリント基板7への接触に伴う変形が、互いに他方に影響しにくい位置関係となっている。
【0043】
また、図4および図7に示すように、ダイヤルクリック板5におけるダイヤルガイド3側の面のうち、接片5e,5f,5gの根元付近およびこの位置の回転中心を挟んだ反対側の位置には、半球形状の突起5h,5j,5kが形成されている。これら突起5h,5j,5kは、ダイヤルガイド3に当接し、接片5e,5f,5gがフレキシブルプリント基板7に押し当てられて変形した際に、ダイヤルクリック板5における接片5e,5f,5gの根元付近にその変形が伝わらないようにする役割を果たしている。
【0044】
また突起5h,5j,5kは、ダイヤルガイド3とダイヤルクリック板5との間のクリアランスが常に一定に保たれるようにする役割もある。ダイヤルガイド3のうち突起5h,5j,5kが接触する面3c(図1参照)は、他の面に比べて滑らかな面で構成されており、ダイヤル回動時の摩擦抵抗を軽減している。
【0045】
なお、上記実施形態では、3つの接片により4つのダイヤル位置を設定可能とした場合について説明したが、本発明はこれに限られず、接片およびダイヤル位置の数は任意に選択することができる。
【0046】
また、上記実施形態は、複数の接片の先端部(フレキシブルプリント基板7への接触部)が同一位相に配置されている場合について説明したが、接触部の位相が接片ごとに異なっていてもよい。
【0047】
さらに、上記実施形態では、フレキシブルプリント基板7をシャーシ8に固定した場合について説明したが、フレキシブルプリント基板に代えてハード基板を使用し、シャーシ8を排しても構わない。
【0048】
また、上記実施形態では、撮像装置において撮像モードの設定を行うためのダイヤル装置について説明したが、本発明はこれに限らず、撮像装置以外の各種電子機器(例えば、携帯情報端末)のダイヤル装置にも適用することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダイヤル装置の小型化を図りつつ、接片と電極パターンとの安定的な接触を確保することができ、さらに滑らかで良好なクリック操作感を有したダイヤル装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるダイヤル装置に用いられるダイヤルクリック板の平面図。
【図2】上記ダイヤル装置を搭載した撮像装置の背面図。
【図3】上記ダイヤル装置が各モード設定位置にて停止している様子を模式的に示した図。
【図4】上記ダイヤル装置の概略断面図。
【図5】上記撮像装置の正面側から見たダイヤル装置の分解斜視図。
【図6】上記撮像装置の背面側から見たダイヤル装置の分解斜視図。
【図7】接片を備えたダイヤルクリック板の平面図および側面図。
【図8】従来のダイヤル装に用いられているダイヤルクリック板の平面図。
【符号の説明】
1 ダイヤル部材
2 本体カバー
3 ダイヤルガイド
4 鋼球
5 ダイヤルクリック板
6 ねじ
7 フレキシブルプリント基板
8 シャーシ
30 制御回路

Claims (6)

  1. 複数の電極パターンが同心弧状に形成された基板と、
    前記基板に対し、前記電極パターンの曲率中心を軸とした回転操作が可能なダイヤル部材と、
    前記ダイヤル部材と一体的に回転可能であり、前記複数の電極パターンに対して接触する複数の接片および前記ダイヤル部材の回転にクリックを発生させるクリック機構の一部をなすクリック部を備えた回転板とを有し、
    前記複数の接片は、少なくともその基端側の部分が弧状に形成されており、該弧状部分の曲率半径が互いに実質的に同一であり、かつ曲率中心の位置が互いに異なることを特徴とするダイヤル装置。
  2. 前記複数の接片における前記弧状部分の長さが互いに実質的に同一であることを特徴とする請求項1に記載のダイヤル装置。
  3. 前記ダイヤル部材を回転可能に支持する支持部材を有し、
    該支持部材と前記回転板のクリック部のうち一方に球体を保持させ、他方に前記ダイヤル部材の回転に伴い該球体が順次係脱する複数の係合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤル装置。
  4. 前記複数の接片に、前記支持部材に対して接触する突起が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のダイヤル装置。
  5. 前記回転板において、前記複数の接片における前記電極パターンと接触する部分と前記クリック部とが前記軸を挟んで互いに反対側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のダイヤル装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のダイヤル装置を備え、前記基板からの電気信号に応じて動作することを特徴とする電子機器。
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