JP2004347229A - ヒートポンプ給湯器 - Google Patents

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Koryu Watanabe
興隆 渡邊
So Hiraoka
宗 平岡
Masaaki Kouchi
正明 古内
Shinichi Tomota
伸一 友田
Tetsuya Matsuyama
哲也 松山
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】秋から冬に向けて急激に使用湯量が増えるような場合にも、低維持費で、湯切れを防止できるヒートポンプ給湯器を提供する。
【解決手段】ヒートポンプサイクルを用いて給湯用の水を加熱し、その加熱された水を給湯器本体1の貯湯タンク2上部より蓄えりようにしたヒートポンプ式給湯器において、制御部7は、時間帯判別手段7aにより昼間時間帯と夜間時間帯とを判別して、夜間時間帯における加熱動作の場合は、貯湯タンク内の水を必ず全量沸き上げる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヒートポンプサイクルを利用したヒートポンプ給湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のヒートポンプ給湯器においては、外気温度あるいは給水温度に応じて沸き上げ設定温度を変更してヒートポンプサイクルの運転を制御しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−82803号公報(第5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のヒートポンプ給湯器は、外気温度あるいは給水温度に応じて沸き上げ設定温度を変更しており、一応、季節に応じて変化するお湯の使用実態に即したものとなっているが、秋から冬に向けて急激に使用湯量が増えた場合に、夜間時間帯で沸き上げたお湯だけではお湯が足りなくなり、夜間時間帯と比較して電気代の高い昼間時間帯に沸き増しの加熱動作が必要となって維持費が高くなるとともに、最悪の場合には、湯切れを発生してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、急激に使用湯量が増えたような場合でも、低維持費で、湯切れを防止できるようにしたヒートポンプ給湯器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るヒートポンプ給湯器は、ヒートポンプサイクルを用いて給湯用の水を加熱し、その加熱された水を給湯器本体の貯湯タンク上部より蓄え、貯湯タンク下部より低温の水を取り出して加熱源であるヒートポンプ本体に戻すヒートポンプ給湯器において、昼間時間帯と夜間時間帯とを判別する通電時間帯判別手段を備え、夜間時間帯における加熱動作は、貯湯タンク内の水を全量沸き上げるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示すヒートポンプ給湯器の沸き上げ制御動作を示すフローチャートであり、図2はヒートポンプ給湯器の構成図であり、図3はヒートポンプ本体の構成図である。
【0008】
図2において、1は給湯器本体、2は前記本体1内に配設された貯湯タンク、3は前記貯湯タンク2の下部と接続された給水配管、3aはこの給水温度を検出する給水温度センサ、4は前記貯湯タンク2の上部と接続された給湯配管、5a,5bは前記貯湯タンク2の外壁面に取り付けられ、貯湯タンク2内の残湯量を検出する第1、第2の残湯量センサで、この第1の残湯量センサ5a及び第2の残湯量センサ5bを貯湯タンク2の外壁面のある所定容量の位置に取り付けることにより、その取り付け位置の検出温度から前記貯湯タンク2内の残湯量を検出する。貯湯タンク2への取付位置は第1の残湯量センサ5aが第2の残湯量センサ5bより上部に取付けてあるので、第1の残湯量センサ5aのほうが第2の残湯量センサ5bより少ない残湯量を検出している。
【0009】
6はヒートポンプ本体9のヒートサイクルで発生した熱を貯湯タンク2内の水に置換するため、冷水管9aと温水管9bとにより貯湯タンク2内の水をヒートポンプ本体9との間で循環させる循環ポンプである。貯湯タンク2下部に接続された冷水管9aより貯湯タンク2下部の低温の水が循環ポンプ6でヒートポンプ本体9に供給され、ヒートポンプ本体9で加熱された水がお湯となって貯湯タンク2の上部に接続された温水管9bにより貯湯タンク2上部に戻され、貯湯タンク2上部より貯湯する。
【0010】
7は通電時間帯(昼間時間帯、夜間時間帯)を判別する通電時間帯判別手段7aを備え、前記貯湯タンク2内の水の沸き上げを制御する制御部であり、前記給水温度センサ3a、第1の残湯量センサ5a、第2の残湯量センサ5bの検出値及び後述する加熱停止温度センサ16の検出値と沸き上げ温度等を設定する操作部8からの入力値に基づいて、前記ヒートポンプ本体9の加熱動作開始・停止、及び循環ポンプ6の運転を制御する。
【0011】
図3おいて、ヒートポンプ本体9は、圧縮機10、給湯用熱交換器11、膨張弁12、蒸発器13、アキュームレータ14を順次冷媒配管9cにより接続してヒートポンプサイクルを構成している。ここで、蒸発器13に吸熱するためにファン15が取り付けてあり、ヒートポンプ本体9に供給される水の温度を加熱停止温度センサ16で検出し、ヒートポンプ本体9より貯湯タンク2に給湯される温度を沸き上げ温度センサ17で検出する。また、給湯用熱交換器11は圧縮器10より吐出された高圧のガス冷媒と給湯用の水とを熱交換するもので、冷媒が流れる冷媒通路11aと給湯用の水が流れる給湯用水通路11bを有する。
【0012】
次に、沸き上げ制御動作について、図1のフローチャートを用いて説明する。
まず、沸き上げ制御を開始すると、制御部7の通電時間帯判別手段7aで時間帯を判別する(S1)。ここで、通電時間帯の判別は、操作部8で設定された現在時刻で判別される。例えば、夜23時から朝の7時までを夜間時間帯と判別し、朝の7時から夜の23時までを昼間時間帯と判別する。
S1の通電時間帯判別において、夜間時間帯と判別した場合は、第1の残湯量センサ5a、第2の残湯量センサ5bの検出温度から貯湯タンク2内の蓄熱量を演算して、朝7時に貯湯タンク2内の水が沸き上がるように、沸き上げを開始する(S2)。沸き上げを開始すると、循環ポンプ6とヒートポンプ本体9が運転され、ヒートポンプサイクルによる加熱動作を開始する。
夜間時間帯における加熱動作の沸き上げ温度は、最高温度の90℃に設定され(S3)、ヒートポンプ本体9内の加熱停止温度センサ16が所定温度(例えば70℃)を検出すると、貯湯タンク2を全量沸き上げたと判断して(S4)、沸き上げを停止して(S5)、沸き上げ制御を終了する。
【0013】
S1の通電時間帯判別において、昼間時間帯と判定した場合は、貯湯タンク2に最低の蓄熱量を確保して湯切れを防止するために、貯湯タンク2内の残湯量が所定量(例えば100L)以下かどうかを第1の残湯量センサ5aで検出する(S6)。第1の残湯量センサ5aが所定量以上の残湯量を検出している場合は、沸き上げを開始しない。残湯量が所定量以下の場合は、沸き上げを開始する(S7)。沸き上げを開始すると、循環ポンプ6とヒートポンプ本体9が運転され、ヒートポンプサイクルによる加熱動作を開始する。
昼間時間帯における加熱動作の場合、沸き上げ温度は外気温度あるいは給水温度に基づいて所定温度(本例では、75℃)に設定され(S8)、また、最低限の湯切れを回避すれば良いので、貯湯タンク2を全量を沸き上げる必要はなく、第2の残湯量センサ5bで所定量(例えば200L)の沸き上げを検出すると(S9)、沸き上げを停止して(S5)、沸き上げ制御を終了する。
【0014】
このように、本実施の形態1によれば、制御部7は、通電時間帯判別手段7aにより通電時間帯が夜間時間帯であるか昼間時間帯であるかを判別し、夜間時間帯には必ず貯湯タンク2内の水を最高温度で全量沸き上げるように制御するので、秋から冬に向けて急激に使用湯量が増えるような場合にも、電気料金の安い夜間時間帯の電力を使用して貯湯タンク2内にお湯を確保するため、低維持費で、湯切れを確実に防止できるという効果がある。
【0015】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2を示すヒートポンプ給湯器の沸き上げ制御動作を示すフローチャートであり、図1と同じ制御部分については同一符号を付して説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0016】
沸き上げ制御動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
夜間時間帯を判定後(S1)、沸き上げを開始し(S2)、給水温度を給水温度センサ3aで検出して、給水温度が15℃以下の場合は(S10)、沸き上げ温度を最高温度の90℃に設定して沸き上げ、給水温度が15℃以上の場合は(S10)、夏期と判断して、蓄熱量を少なくできるので、沸き上げ温度を75℃に変更して(S11)、所定量(例えば200L)を沸き上げる(S12)。
【0017】
このように、本実施の形態2によれば、制御部7は、通電時間帯判別手段7aで通電時間帯を判別し、夜間時間帯にはヒートポンプ本体9で必ず貯湯タンク2内の水を全量沸き上げ、さらに、給水温度センサ3aの検出値に基づき、給水温度が所定温度以下の場合には、沸き上げ温度を最高温度に変更にして沸き上げるので、電気料金の安い夜間時間帯に効率良く確実に貯湯タンク2にお湯を確保でき、より低維持費で、湯切れを確実に防止することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明のヒートポンプ給湯器によれば、夜間時間帯における加熱動作は、必ず貯湯タンク内の水を全量沸き上げるようにしたので、低維持費で、かつ湯切れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯器の沸き上げ制御動作のフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯器の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ本体の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯器の沸き上げ制御動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 給湯器本体、2 貯湯タンク、3a 給水温度センサ、5a 第1の残湯量センサ、5b 第2の残湯量センサ、7 制御部、7a 通電時間帯判別手段、9 ヒートポンプ本体。

Claims (4)

  1. ヒートポンプサイクルを用いて給湯用の水を加熱し、その加熱された水を貯湯タンク上部より蓄えるようにしたヒートポンプ給湯器において、昼間時間帯と夜間時間帯とを判別する通電時間帯判別手段を備え、夜間時間帯における加熱動作は、貯湯タンク内の水を全量沸き上げるようにしたことを特徴とするヒートポンプ給湯器。
  2. 前記夜間時間帯における加熱動作は、貯湯タンク内の水を最高温度で全量沸き上げるようにしたことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ給湯器。
  3. ヒートポンプサイクルを用いて給湯用の水を加熱し、その加熱された水を貯湯タンク上部より蓄えるようにしたヒートポンプ給湯器において、昼間時間帯と夜間時間帯とを判別する通電時間帯判別手段と、外気温度又は給水温度を検出する温度検出手段を備え、夜間時間帯における加熱動作は、前記温度検出手段で検出した外気温度又は給水温度が所定温度以下の場合に、貯湯タンク内の水を全量沸き上げるようにしたことを特徴とするヒートポンプ給湯器。
  4. 前記夜間時間帯における加熱動作は、前記温度検出手段で検出した外気温度又は給水温度が所定温度以下の場合に、前記貯湯タンク内の水を最高温度で全量沸き上げるようにしたことを特徴とする請求項3記載のヒートポンプ給湯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170555A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貯湯式給湯機
JP2009236437A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Hitachi Appliances Inc ヒートポンプ給湯機

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