JP2004345599A - 車載用運転レコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】運転中の車両の外部や内部の映像を自動的に記録可能とし、事故等の際に証拠として活用する。
【解決手段】車両に取り付けられ、運転時の所定方向の映像を自動的に記録する。具体的構成としては、複数方向の映像を認識する受像素子と、受像素子に周囲の映像を送る光学系と、受像素子で認識した映像を記録する記憶装置とを備える。ドライビングレコーダとして機能し、いわゆるフライトレコーダと同様、運転中の車両外部、あるいは車両外部の様子を映像として自動的に記録する。記録した映像は、事故等の際に証拠等として活用される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転の様子を自動的に記録し、事故等の際に記録された映像を例えば証拠として活用することが可能な車載用運転レコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、旅客機等には、いわゆるフライトレコーダが搭載されており、飛行の様子を自動的に記録し、事故等があった場合に、その原因を究明するための証拠として活用されている。(特許文献参照)
【0003】
昨今、自動車事故が社会問題となっており、例えば事前予測による事故の回避や、賠償問題の早期解決のために、事故原因の究明が必要不可欠になってきている。したがって、上記旅客機におけるフライトレコーダを自動車用に特化した、いわばドライビングレコーダの出現が待たれるところである。
【特許文献】
特開平7−137696号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
自動車の外部の映像をモニタするシステムとしては、例えばバックビューモニタ等が知られているが、これは運転を補助するための画像情報を提供するもので、映像を記録することは想定されていない。
【0005】
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、運転中の車両(自動車)の外部や内部の映像を自動的に記録することができ、事故等の際に証拠として活用する等、事故対処システムとして活用することが可能な新規なシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る車載用運転レコーダは、車両に取り付けられ、運転時の所定方向の映像を自動的に記録することを特徴とするものである。具体的構成としては、複数方向の映像を認識する受像素子と、当該受像素子に周囲の映像を送る光学系と、受像素子で認識した映像を記録する記憶装置とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の車載用運転レコーダは、ドライビングレコーダとして機能するものであり、車両(自動車等)に取り付けられ、フライトレコーダと同様、運転中の車両外部、あるいは車両外部の様子を映像として自動的に記録する。記録した映像は、事故等の際に証拠等として活用される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した車載用運転レコーダについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
本実施形態の車載用運転レコーダ1は、図1に示すように、その全体形状が円筒形であり、この円筒状のケース2の周囲に映像を撮影するための窓3が設けられるとともに、底面に操作ボタン4とモード表示LED5が設けられている。操作ボタン4は、例えば運転モード、非運転モード等を切り替えるものであり、これに応じてモード表示LED5が点灯する。
【0010】
図2は、本実施形態の車載用運転レコーダ1を分解して示すものである。車載用運転レコーダ1は、上記ケース2の中に受像素子等が実装される基板部6と、外部の映像を受像素子に導くための光学系7とを内蔵しており、これらによって車両の各方向の画像が記録される。
【0011】
基板部6には、CCD等の受像素子8が実装されるとともに、コントローラとしての機能を有するとともに映像を記録するメモリを搭載したLSI9や、振動感知センサ10が実装されている。記憶装置としては、前記メモリに限らず、ハードディスクドライブ(HDD)等であってもよい。コントローラは、車載用運転レコーダ1の全体の動作等を制御する。振動感知センサ10は、例えば事故等の衝撃を感知して、車載用運転レコーダ1のモードを例えば事故モードに移行する。
【0012】
光学系7は、周囲の画像を受像素子8に送るため、立ち上げミラー11と対物レンズ12とからなるものであり、ここでは前後左右用に4組の光学系7が配置されている。したがって、ケース2の周面には、車両の前後左右に対応して4つの窓3が設けられ、これら窓3に各光学系7の対物レンズ12が填め込まれている。
【0013】
4組の光学系7は、受像素子8の受光領域を4分割し、それぞれの受光領域に画像を送るように配置されている。したがって、受像素子8を前後左右に対応して複数設ける必要はなく、1つの受像素子8で複数方向(4方向)の映像を録画することが可能である。
【0014】
なお、受像素子8の受光領域を4分割する際に、受光領域を均等に分割するのではなく、前方向に対応する受光領域の面積を大きくすることで、重要な前方向の映像を詳細に録画し得るようになっている。具体的には、前方の光学系7の映像を受像素子8の1/2の領域で記録し、残り3方向の光学系7の映像を受像素子の残り1/2の領域を3分割して記録するように各光学系7が配置されている。このような受像素子8における受光領域の分割状態を図3に示す。受像素子8の半分の領域Aが前方の画像を受光する領域であり、残りの受光領域を3分割した各領域B,C,Dが左右、及び後方の画像を受光する領域である。
【0015】
また、前方向の録画は遠く広く、横方向は近く広く、そして後ろ方向は狭く遠くというように、各方向に合った映像が得られるようにな光学系7をそれぞれの方向に配置することにより、受像素子8を効率良く使用することができる。
【0016】
以上の構成を有する車載用運転レコーダ1は、自動車の内部や周囲の様子を視認し得る場所であれば、自動車の任意の場所に設置することができる。図4(a)は、自動車20の車内、天井部に設置した状態を示すものである。図4(b)は、自動車20の車外、屋根の中央に設置した状態を示すものである。図4(c)は、自動車20の車内のフロントガラスの上部近傍、及びリアガラスの上部近傍の2カ所に設置した状態を示すものである。
【0017】
次に、以上の構成を有する車載用運転レコーダ1の実際の使用方法について説明する。なお、以下においては、機能を分かり易く説明するために、記憶装置は1時間記録で残容量がなくなるものとする。
【0018】
上記構成の車載用運転レコーダ1では、通常の運転時には、一定時間録画を繰り返す。記憶装置であるメモリが一杯になると、メモリの最初の部分から上書きをする。勿論、十分な容量の記憶装置が確保されている場合には、この限りではない。
【0019】
事故を起こした時には、振動感知センサ10が衝撃を感知し、事故モードに移行する。事故モードでは、事故を起こした瞬間から10分前までの映像を上書き禁止として保存し、残りの記録領域に、事故後の様子を記憶装置が一杯になるまで記録を続ける。この場合、上書きはせず、残りの記録領域を使い切った時点で記録終了とする。
【0020】
駐車場に止めている場合には、非運転モードになる。この非運転モードへは、車載用運転レコーダ1の操作ボタン4を押して運転者がモード変更する。あるいは、エンジン停止を認識して非運転モードに移行するようにしてもよい。
【0021】
非運転モードでは、滑らかな映像は必要ないので、撮影間隔を通常運転時よりも大きくして、長時間録画できるようにする。この非運転モードにより、例えば自動車の盗難等を監視することができる。
【0022】
本発明の車載用運転レコーダ1は、基本的にはスタンドアローンであり、データ(録画した映像)の取り出しは、USB接続や持ち出し可能記憶措置(メモリカード、小型HDD等)によるが、無線LAN、ブルートゥース、PHS、携帯電話等の無線データ受発信装置を組み込んでもよい。これにより、遠距離からデータを受け取ることができ、盗難や事故等の緊急時にはより便利に使用することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の車載用運転レコーダによれば、運転中や駐車中の車両(自動車)の外部や内部の映像を自動的に記録することができ、事故等の際に証拠として活用する等、事故対処システム、あるいは盗難防止システムとして活用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用運転レコーダの外観斜視図である。
【図2】車載用運転レコーダの分解斜視図である。
【図3】受光素子の受光領域の分割の様子を示す斜視図である。
【図4】(a)は車載用運転レコーダの自動車への取り付け位置の一例を示す斜図、(b)は取り付け位置の他の例を示す斜視図、(c)は取り付け位置のさらに他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車載用運転レコーダ
2 ケース
3 窓
4 操作ボタン
5 モード表示LED
6 基板部
7 光学系
8 受像素子
9 LSI
10 振動感知センサ
11 立ち上げミラー
12 対物レンズ

Claims (9)

  1. 車両に取り付けられ、運転時の所定方向の映像を自動的に記録することを特徴とする車載用運転レコーダ。
  2. 複数方向の映像を認識する受像素子と、当該受像素子に周囲の映像を送る光学系と、受像素子で認識した映像を記録する記憶装置とを備えることを特徴とする請求項1記載の車載用運転レコーダ。
  3. 複数方向の映像を受像素子の領域を分割して記録することを特徴とする請求項2記載の車載用運転レコーダ。
  4. 上記光学系は、立ち上げミラーと対物レンズとから構成されることを特徴とする請求項2記載の車載用運転レコーダ。
  5. 車両の前後左右に対応して上記光学系を4つ備え、4方向の映像を受像素子の領域を4分割して記録することを特徴とする請求項4記載の車載用運転レコーダ。
  6. 前方の映像を受像素子の1/2の領域で記録し、残り3方向の映像を受像素子の残り1/2の領域を3分割して記録することを特徴とする請求項5記載の車載用運転レコーダ。
  7. 事故を感知するための振動センサを備えることを特徴とする請求項1記載の車載用運転レコーダ。
  8. 非運転時の映像も記録することを特徴とする請求項1記載の車載用運転レコーダ。
  9. 非運転時には、撮影間隔を運転時よりも大きくして長時間の記録が行われることを特徴とする請求項8記載の車載用運転レコーダ。
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