JP2004345340A - 表皮一体成形品のボイドの補修方法 - Google Patents

表皮一体成形品のボイドの補修方法 Download PDF

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雄二 岡村
Hideharu Yamamoto
英晴 山本
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Abstract

【課題】自動車のシート、ヘッドレスト、アームレスト等の表皮一体成形品の内部に存在したボイドを製品価値を損なうことなく簡易かつ容易に補修し得、正規の製品として回収し得る表皮一体成形品のボイドの補修方法を提供する。
【解決手段】表皮一体成形された樹脂成形品1の内部に発生したボイド4を補修する方法であって、針状ノズル7を成形品1の外部から成形品内部の該ボイド部位に直接に差し込み、針状ノズル7の先端開口を該ボイド4に臨ませ、該ノズル7を通して溶融樹脂を該ボイドに充填することにより、樹脂成形品1の内部に発生したボイド4を補修する。より具体的な一実施形態として、内部成形品樹脂が発泡ウレタンであり、表皮3がファブリック製である表皮一体成形品1の内部に針状ノズル7を表皮3の外側から該表皮3を貫通させて差し込み、該針状ノズル7を通して溶融樹脂としての発泡ホットメルトをボイド4に注入し充填する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表皮一体成形品のボイドの補修方法に係り、詳しくは自動車のシート、ヘッドレスト、アームレスト等の表皮一体成形品の内部に存在したボイドを容易に補修し得、正規の製品として回収し得るようにした表皮一体成形品のボイドの補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のシート、ヘッドレスト、アームレスト、或いはオフィス用チェアー等のシート等は、上下金型等でなる成形型を用いて表皮材と発泡ウレタン等の樹脂パッドが一体に成形された表皮一体成形品として製造されている。このような表皮一体成形品においては、その成形時に金型内部に存在した空気が金型から外部に抜け切らず残存した空気が溶融樹脂の中に入って溶融樹脂に小さい空気による穴、所謂、ボイドが形成されることがあり、従ってその場合該ボイドは表皮一体成形品の製品中にそのまま残存してしまう。また、そのボイドの発生度合いは、製品形状、成形型内部(キャビティ)や注入口の構造などの様々な条件によっても左右される。
【0003】
なお、ボイドとはこのように表皮一体成形品の成形時に金型内に残留した空気によって成形品内部に形成された小さい穴を言うのであるが、その直径は通常ビー球程度の4乃至10mm程度であるが、大きいものではピンポン球程度の約30mm程度に及ぶものもある。このボイドは通常、表皮の直ぐ裏側の樹脂内部に形成されることが多い。
【0004】
しかしながら、表皮一体成形によって得られた製品はその表皮が一体に成形された状態で検査されるため、もしもボイドが発見されると補修の術がなかった。また、ボイドは製品の隅の表皮の裏側にでき易くこのように表皮側に寄った位置にできてしまうと補正の術がないのが実情である。その理由は充填剤の作業性の良いものがないこと、及び、適当な充填機器がないためである。
【0005】
上記の理由により、そのボイドが発生した表皮一体成形品は全て廃棄処分されているのが実情であった。表皮一体成形品は製品単価が高く(例えば1300〜1500円/個)、従って損失代金も高額になると共に、廃棄処理費用も高額に、例えば、18〜20万円/月になってしまい、経済損失の大きいものとなっていた。
【0006】
一方、本出願人の出願に係る特許文献1には部品の欠陥空虚部に発泡ホットメルトを充填させて補修することが示されている。
【0007】
【特許文献1】特開昭57−22046号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記特許文献1に開示された部品の欠陥空虚部への発泡ホットメルトの充填補修は、空虚部の中に発泡ホットメルトを充填した後に平坦にし、その後さらにレザー等をカバーとして被せて外装し製品化するもの(例えば特許文献1の第13図、第14図に開示された旅行トランクの例)であり、該空虚部が外部に露出した状態でホットメルトを充填するものであって、本願発明の課題の表皮一体成形品の内部に存在した空虚部(ボイド)の補修の解決策とはなり得ない。
【0009】
また、該特許文献1には、板材の節穴に発泡ホットメルトを充填し平坦化する(特許文献1の第15図及び第16図に開示)ものが示されているが、該板材の節穴(空虚部)は板材の外面に露出して存在するものであり、本願発明の課題の外面に表皮を一体に備えた表皮一体成形品の内部に存在するボイドの補修の解決策とはならず、適用することはできない。
【0010】
本発明は上述した問題点に鑑みなされたもので、成形時に発生したボイドを有した表皮一体成形品のボイドを、製品にノズル貫通痕跡を残すことなく従って製品価値を損なうことなく簡易に補修できるようにした表皮一体成形品のボイドの補修方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、本発明では次ぎのようなボイドの補修方法を採用した。
(1)表皮一体成形された樹脂成形品の内部に発生したボイドを補修する方法であって、針状ノズルを該成形品の外部から成形品内部の該ボイド部位に直接に差し込み、該ノズルの先端開口を該ボイドに臨ませ、該ノズルを通して溶融樹脂を該ボイドに充填することにより、樹脂成形品の内部に発生したボイドを補修することを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0012】
(2)上記(1)のボイドの補修方法において、該針状ノズルを該表皮一体成形品の内部に該表皮の外側から該表皮を貫通させて差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填することを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0013】
(3)上記(1)のボイドの補修方法において、該針状ノズルを該表皮一体成形品の内部に該表皮が存在しない側から差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填することを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0014】
(4)上記(1)乃至(3)のボイドの補修方法において、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0015】
(5)上記(2)のボイドの補修方法において、表皮がファブリック製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0016】
(6)上記(3)のボイドの補修方法において、表皮が塩化ビニール製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0017】
(7)上記(1)乃至(6)のボイドの補修方法において、針状ノズルは内径が0.5乃至1.5mmであり、長さが25乃至160mmである細長ノズルであり、該針状ノズルがハンドガンの樹脂吐出口に接続され樹脂成形品内部のボイド部に差し込まれることを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
【0018】
【作用】
上記(1)の構成とすると、ボイド充填用の溶融樹脂を吐出するノズルが針状ノズルであるため、該針状ノズルを、樹脂成形品が軟質ウレタン(又はポリウレタン)のような軟質樹脂である場合に表皮一体成形品の内部の成形樹脂に発生したボイド位置(ボイド部)に、容易に挿入(差し込み)でき、ボイドの空隙に溶融樹脂を注入し充填することができる。針状ノズルはあたかも注射針のように先端を尖らせて細長く形成される。
【0019】
一つの形状の成形品ではボイドはほぼ決まった部位に形成されると共に表皮の直ぐ裏側に形成される傾向にある。このため、成形品の表皮の表側(外側)から目視すると共に指で触りつつボイド位置を比較的容易に見出せる。このボイド位置を目掛けて針状ノズルの先端を挿入しその先端開口をボイドに臨ませる。
【0020】
ボイドに注入する溶融樹脂としては、例えば、成形品樹脂が発泡ウレタン(ウレタンフォーム)である場合には、発泡させたホットメルト(以下、発泡ホットメルトという)が好適である。なおホットメルトは熱可塑性樹脂である。この発泡ホットメルトは、樹脂の溶融槽と電熱ヒータ等の加熱装置とを備えた溶融機と、発泡用の気体例えば窒素ガス等の不活性ガスの供給装置、及び、該溶融機で溶融された樹脂即ち溶融樹脂と該不活性ガス供給装置で供給された不活性ガスが取り込まれ両者を混合させつつ発泡させ発泡された溶融樹脂即ち発泡ホットメルトを送出する一対のギアが噛み合わされて構成された混合機、を備えてなるアプリケータ(メルター)を用いて容易に生成することができ、かつ、そのようにして生成された発泡ホットメルトを加熱ホースを通してハンドガンに送り、ハンドガンに取付けた針状ノズルから吐出させてボイドに供給することができる。
【0021】
前記アプリケータとしては、例えば出願人の親会社であるノードソンコーポレーションの出願の特公昭60−3350号公報に記載された装置であるフォームメルト(FOAM MELT)アプリケータ(FOAM MELTはノードソンコーポレーションの登録商標)を好適に用いることができる。
【0022】
その発泡ホットメルトの具体的生成方法を述べると、前記一対のギアが噛み合わされてなる混合機に、加熱溶融したホットメルトと気体(不活性ガス)を供給して該加熱溶融したホットメルトの中に気体(不活性ガス)を挿入し、それらを該一対の噛み合わされたギアで機械的に攪拌加圧する。そうすると気体(不活性ガス)はホットメルトの中に分子的に分散、即ち溶解する。即ち、半透明な水飴状となって気泡の存在は目視上は認められないものとなる。これがノズルから大気中に吐出されると圧力が開放され気体分子は集合膨張して気泡はより大きくなって目視できるようになり所謂ホイップクリーム状の発泡したホットメルトが得られる。
【0023】
このようにして得られたホットメルトの発泡体は、無垢、所謂、未発泡(ソリッド状態)のホットメルトに比べて、オープンタイムが長くなる、熱に弱い被着体への塗布が可能になる、塗布後流動性が低下する、凹凸面への塗布が可能でキャップフィリング効果を有する、固化後接着層が薄くなる、固化後弾力性(復元性)が有る、などの特性(メリット)を有し、ボイド(凹部)への充填補修に好適である。
【0024】
ホットメルトは速乾性があり、ボイドへの充填剤として適しているが、ソリッド状態(無発泡状態)では保有熱量が多く、表皮材が熱に弱い材質、例えば塩化ビニール(塩ビ)である場合には熱で伸びてしまってダメージを受け易く、従って、発泡させたホットメルトを充填用として使用することにより、前記のように表皮材が塩ビ等の熱に弱い材質で形成された表皮一体成形品であってもそのボイドの充填補修が好適に行われる。
【0025】
また、ホットメルトはソリッド状態では硬さに限界(硬すぎる)があるが、発泡ホットメルトを用いると前記したフォームメルトアプリケータによって不活性ガスの供給量、吐出圧力を調整して発泡状態(硬さ)を任意に変更し発泡ホットメルトの硬さ、即ち軟らかさを所要の軟らかさに調整し、作業者が風合いを見ながらボイドに注入することができる。
【0026】
このように、成形品樹脂が発泡ウレタン(ウレタンフォーム)である場合にはボイドに注入する溶融樹脂として発泡ホットメルトを用いることにより、ボイド部を有効に穴埋めすることができ、ボイド部が確実に埋まる。このとき、発泡ホットメルトが該埋められたボイド部は上述の如く軟らかさが任意に調整可能ことで成形品樹脂の発泡ウレタンに近い軟らかさとすることができ、感触が発泡ウレタンに近いものとなり、ボイドを補修しても製品価値を維持することができる。
【0027】
ボイドに発泡ホットメルトを注入するときは、表皮を指で触りながら注入し、尚且つ、ボイドに埋められたホットメルトを成形品のボイド部周囲の形状に合うように成形補正しつつ行う。そして、ホットメルトが硬化する間に成形補正する。また、前記したようにボイド部は外部から目視で確認できないため指触して探り当てる。しかし、ボイドの発生個所は同一成形品であればほぼ同じ位置であるので、それ以後の次の成形品のボイドの補修は位置を指触で確認しつつ針状ノズルを差し込む。仮に、異なる個所に注入した場合でも、メルトが特にファブリック(繊維)製である場合などには表皮の外に溢れ出るため、直ぐに判別することができる。そして接着性の無いホットメルトを使用することにより溢れたメルトは冷えれば手で掴んで容易に除去することができる。
【0028】
勿論、本発明では発泡剤を用いて発泡させた発泡性ホットメルトを使用しても良い。また、成形品の樹脂が発泡ウレタン以外の樹脂であり、ボイド充填用の溶融樹脂が発泡ホットメルト以外の樹脂であっても良い。
【0029】
前記(2)の構成では、針状ノズルを表皮一体成形品の内部に該表皮の外側から該表皮を貫通させて差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填するので、表皮部を上部に位置させた状態で針状ノズルを下方に向けて表皮の外側から表皮に差し込み、かつ指で表皮を触りながら表皮の直ぐ下部分に発生したボイド位置を捜し該ボイドに溶融樹脂を注入することができ、注入を作業性良く、かつ、より正確に行うことができる。この場合は表皮材が、ノズル貫通痕跡を残さない材質で形成された表皮材、例えばファブリック製の表皮である場合に有効となる。
【0030】
前記(3)の構成では、針状ノズルを表皮一体成形品の内部に該表皮が存在しない側から差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填するので、表皮材がノズル貫通痕跡を残すような材質、例えば塩ビで形成された表皮材である場合に有効となる。表皮が塩ビで形成されている表皮一体成形品の場合、どんなに細い針状ノズルを用いても表皮側から差し込んで注入すると、該表皮にノズル穴が空いて残ってしまい製品価値がなくなり、廃棄を余儀なくされてしまう。このように表皮の無い例えば裏側から針状ノズルを挿入する場合は、ボイドは表皮の直ぐ裏側付近に位置しているため、前記の表皮側から挿入する場合に比べて長い針状ノズルを用いる。
【0031】
前記(4)の構成では、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトである。発泡ホットメルトは、前記のとおり塗布後流動性が低下し、かつ、凹面への塗布が容易でありキャップフィリング効果を有するので、ボイドに容易に馴染んで充填される。その上、固化後弾力性(復元性)が残るので、ボイド充填部を樹脂成形品の発泡ウレタンと近い軟らかさとすることができ、また樹脂成形品に近い感触を得るようにすることができ、補修により製品価値を損ねることがない。
【0032】
前記(5)の構成では、表皮がファブリック製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるので、前記(4)の構成の方法による作用に加えて、さらに、ファブリック製の表皮部を上部に位置させた状態で針状ノズルを下方に向けて表皮の外側から表皮に差し込み、かつ指で表皮を触りながら表皮の直ぐ下部分に発生したボイド位置を捜し該ボイドに溶融樹脂を注入することができ、注入を作業性良く、かつ、より正確に行うことができる。
【0033】
前記(6)の構成では、表皮が塩化ビニール製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるので、前記(4)の構成による作用に加えて、さらに、発泡ホットメルトは前記のとおり、保有熱が少ないので熱に弱い被着体への塗布が可能であり、熱で伸び易い塩ビで形成された表皮材であっても熱の損傷を被るようなことがない。
【0034】
前記(7)の構成では、針状ノズルは内径が0.5乃至1.5mmであり、長さが25乃至160mmである細長ノズルであり、該針状ノズルがハンドガンの樹脂吐出口に接続され樹脂成形品内部のボイド部に差し込まれる。従って、針状ノズルは規定された細長い針状ノズルであり、樹脂成形品に確実かつ容易に差し込むことができる。また、該針状ノズルはハンドガンに取付けられハンドガンの操作により注入する。即ち、片手で該ハンドガンを把持し、もう一方の片手で表皮を指で触りながらボイド部位置を特定し、尚且つボイドに埋められたホットメルトを成形品全体の形状に沿うように成形補正しつつ、注入を行うことができ、ボイドの充填補修を容易に行うことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、表皮一体成形品のボイドの補修方法を示す概念図であり、図1は表皮がファブリック(繊維)製でありボイドが表皮の直ぐ裏側に形成されている場合の補修方法を示す縦断面図、図2は表皮が塩化ビニール製であり、ボイドが表皮の直ぐ裏側に形成されている場合の補修方法を示す縦断面図である。
【0036】
図3乃至図5は具体的な成形製品のボイドの補修方法を示す図であり、図3は表皮一体成形品が一体成形シートであり、かつ、その表皮がファブリック製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図、図4は表皮一体成形品が一体成形シートであり、かつ、その表皮が塩化ビニール製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図、図5は表皮一体成形品が成形ヘッドレストであり、かつ、その表皮が塩化ビニール製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図である。
【0037】
まず、図1及び図3により、表皮一体成形品の表皮がファブリック(繊維)製で構成された場合のボイドの補修方法について説明する。
図1において、表皮一体成形品1は内部樹脂成形品2が発泡ウレタン(ウレタンフォーム)で形成されると共にその底面のほぼ全面を除いて表面側と側面がファブリック製、即ち繊維製の表皮3で覆われて形成されている。ボイド4は成形品1の片側に形成された突出部のほぼ頂点付近、即ち成形品1の隅に寄った側の表皮3の裏側に形成されている。
【0038】
5はハンドガン(手動ガン)であり、ハンドガン5の樹脂吐出口の先端には長細の針状ノズル7が接続して取付けられている。また、ハンドガン5には発泡ホットメルト生成装置(アプリケータ)8の溶融樹脂吐出口との間を加熱ホース6で接続されており、発泡ホットメルト生成装置8で生成された発泡ホットメルトが該ホース6を通してハンドガン5に送られ、その先端の針状ノズル7の先端開口から吐出可能なように構成されている。
【0039】
該ハンドガン5に取付けられる針状ノズル7は、内径が注射針程度の0.5乃至0.8mmであり、長さが25乃至35mmのステンレス製の細長ノズルが用いられる。該針状ノズル7は先端が尖らされて表皮3及び内部樹脂2に円滑に挿入可能なように形成されている。
【0040】
図3は表皮22がファブリック製で形成された表皮一体成形品であるシート20の実際のボイド補修施工要領を示す図であるが、そのシート寸法の一例は450mm(幅)×500mm(奥行)×150mm(厚さ)程度のものである。
【0041】
前記発泡ホットメルト生成装置8は、樹脂の溶融槽と電熱ヒータ等の加熱装置とを備えた溶融機と、発泡用の気体例えば窒素ガス等の不活性ガスの供給装置、及び該溶融機で溶融された樹脂、即ちホットメルトと、該不活性ガス供給装置で供給された不活性ガスが取り込まれ両者を混合させつつ発泡させ、発泡されたホットメルト、即ち発泡ホットメルトを送出する一対のギアが噛み合わされてなる混合機で構成される(例えば前記特公昭60−3350号公報に記載の装置)。
【0042】
前記一対のギアが噛み合わされてなる混合機に、加熱溶融したホットメルトと不活性ガスを供給して該加熱溶融したホットメルトの中に不活性ガスを挿入し、それらを該一対の噛み合わされたギアで機械的に攪拌加圧する。そうすると不活性ガスはホットメルトの中に分子的に分散、即ち溶解する。即ち、半透明な水飴状となって気泡の存在は目視上は認められないものとなる。これがノズル7から大気中に吐出されると圧力が開放され気体分子は集合膨張して気泡はより大きくなって目視できるようになり所謂ホイップクリーム状の発泡したホットメルトが得られる。このとき発泡ホットメルトの発泡倍率は2乃至5とされ、好ましくは3乃至4とされる。
【0043】
しかして、このようなボイド4が形成された成形品1に対して、表皮3はファブリックであるためノズル7の刺し傷が残らない。このためハンドガン5を片手で把持し、もう一方の手でボイド4付近を指触してボイド位置を特定しハンドガン5先端の針状ノズル7を表皮3の外側から表皮3を貫通させ、図1に示すようにその先端開口をボイド4に臨ませて位置させる。そして、ハンドガン5のトリガーを操作し溶融発泡した発泡ホットメルトを針状ノズル7から吐出させてボイド4に注入する。この注入時にはボイドに埋められた発泡ホットメルトを成形品1のボイド部周囲の形状に沿うように成形補正しつつ行う。このようにしてボイドの充填補修を容易に行うことができる。
【0044】
また、ボイド4に注入される発泡ホットメルトは、発泡ホットメルト生成装置8によって不活性ガス供給量やホットメルト吐出圧力、発泡倍率を所望の値に調整して発泡ホットメルトの硬さ(軟らかさ)を調整し、内部樹脂成形品2の硬さ(軟らかさ)と同等に合わせて風合いを見ながら行う。
【0045】
しかして、本実施形態では、その注入作業時は、ファブリック製の表皮部3、22を上部に位置させた状態で針状ノズル7を下方に向けて表皮3、22の外側から表皮3、22に差し込み、かつ指で表皮3、22を触りながら表皮の直ぐ下部分に発生したボイド4の位置を捜しボイド4に発泡ホットメルトを注入することができるので、注入を作業性良く、かつ、より正確に行うことができる。
【0046】
また、ボイド4に発泡ホットメルトを注入するので、発泡ホットメルトは、前記のとおり注入後流動性が低下し、かつ、凹面への塗布が容易でありキャップフィリング効果を有するので、ボイド4に容易に馴染んで充填される。その上、固化後弾力性(復元性)が残るので、ボイド充填部を樹脂成形品2の発泡ウレタンと近い軟らかさとすることができ、また樹脂成形品2に近い感触を得るようにすることができ、補修により製品価値が損なわれない。
【0047】
次ぎに、図2、図4及び図5により、表皮一体成形品の表皮が塩化ビニール(塩ビ)製で構成された場合のボイドの補修方法について説明する。
図2において、表皮一体成形品10は内部樹脂成形品12が発泡ウレタン(ウレタンフォーム)で形成されると共にその底面のほぼ全面を除いて表面側と側面が塩ビ製の表皮13で覆われて形成されている。ボイド14は成形品10の片側に形成された突出部のほぼ頂点付近、即ち成形品10の隅に寄った側の表皮13の裏側に形成されている。
【0048】
この実施形態のように表皮13が塩ビで形成される場合は、前記の実施形態のように表皮側から表皮13を貫通させて針状ノズル17を差し込むと、表皮13にノズル17の貫通痕跡が残ってしまう。このため、表皮一体成形品10を表皮13側を下に位置させて置き、針状ノズル17を表皮一体成形品10の内部樹脂成形品12に該表皮17が存在しない側10aから差し込み、ノズル17の先端開口をボイド14に臨む位置まで挿入して発泡ホットメルトをボイド14に充填する。
【0049】
前記発泡ホットメルトの注入は、ハンドガン15を片手で把持し、もう一方の手を成形品の10の下側に入れ、ボイド14付近を指触してボイド位置を特定しハンドガン15先端の針状ノズル17を上側10aから内部成形樹脂12を貫通させ、針状ノズル17の先端開口をボイド14に臨ませて位置させる。
【0050】
そして、ハンドガン15のトリガーを操作し発泡ホットメルトを針状ノズル17から吐出させてボイド14に注入する。この注入時にはボイド14に埋められた発泡ホットメルトを成形品10のボイド部周囲の形状に沿うように成形補正しつつ行う。このようにしてボイドの充填補修を容易に行うことができる。16は加熱ホースである。
【0051】
従って、表皮を傷つけることなく、即ち製品価値を落とすことなく、ボイド補修を行うことができる。なお、このように表皮13の無い例えば裏側10aから針状ノズル17を挿入する場合は、ボイド14は表皮13の直ぐ裏側付近に位置しているため、前記の表皮側から挿入する場合に比べて長い針状ノズル17を用いる。
【0052】
該ハンドガン15に取付けられる針状ノズル17は、内径がやや太い注射針程度の1.2乃至1.5mmであり、長さが70乃至160mmのステンレス製の細長ノズルが用いられる。該ノズル径については前記実施形態のファブリック製の表皮に差し込んで使用する針状ノズルよりも少々太くても樹脂内部12が発泡ウレタンであるため製品価値を損ねることはない。また、該ノズルの長さは成形品の厚みやボイド発生位置に応じて設定する。該針状ノズル17は先端が尖らされて表皮13及び内部樹脂12に円滑に挿入可能なように形成されている。
【0053】
図4は表皮32が塩ビ製で形成された表皮一体成形品であるシート30の実際のボイド補修施工要領を示す図であるが、そのシート寸法の一例は450mm(幅)×500mm(奥行)×150mm(厚さ)程度のものである。30aは成形品シートの裏側、31は成形品樹脂(内部樹脂)を示す。
【0054】
また、図5は同様に表皮42が塩ビ製で形成された表皮一体成形品であるヘッドレスト40の実際のボイド補修施工要領を示す図であるが、そのヘッドレスト寸法の一例は300mm(幅)×150mm(奥行)×150mm(厚さ)程度のものである。40aはヘッドレストの裏側、41は成形品樹脂(内部樹脂)、43はヘッドレスト支持柱を示す。
【0055】
この実施形態の場合でも、樹脂成形品12、31、41が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるが、該発泡ホットメルトは、前記のとおり注入後流動性が低下し、かつ、凹面への塗布が容易でありキャップフィリング効果を有するので、ボイド14に容易に馴染んで充填される。その上、固化後弾力性(復元性)が残るので、ボイド充填部を樹脂成形品の発泡ウレタンと近い軟らかさとすることができ、また樹脂成形品に近い感触を得るようにすることができ、補修により製品価値を損ねることがない。
【0056】
また、表皮13、32、42が熱で伸び易い塩化ビニール製であるが、ボイド14に充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるので、該発泡ホットメルトは前記のとおり保有熱が少ないので、該塩ビ製の表皮13が熱の損傷を被るようなことがなく製品価値を損なうことがない。
【0057】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば次のような優れた効果を奏することができる。
【0058】
請求項1の構成では、ボイドが発生した表皮一体成形品に細い針状ノズルを直接に差し込んで該ボイドに溶融樹脂を注入しボイドを埋めることにより、製品にノズル挿入痕跡を残さずして製品価値を維持してボイドを容易に補修することができる。従って従来欠陥製品として廃棄を余儀なくされていたボイド発生製品を正規の製品として再回収することができるようになり、欠陥製品の高額に及んでいた損失額及び廃棄処分費を無くして多額の経済損失を排除することができる。
【0059】
請求項2の構成によれば、針状ノズルを表皮一体成形品の内部に該表皮の外側から該表皮を貫通させて差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填するので、表皮材がノズル貫通痕跡を残さない例えばファブリック製の表皮一体成形品のボイドの補修に有効に適用することができ、ボイド補修を、表皮部を上部に位置させた状態で針状ノズルを下方に向けて表皮の外側から表皮に差し込み、かつ指で表皮を触りながら表皮の直ぐ下部分に発生したボイド位置を捜し該ボイドに溶融樹脂を注入することができ、注入を作業性良く、かつより正確に行うことができる。
【0060】
請求項3の構成によれば、針状ノズルを表皮一体成形品の内部に該表皮が存在しない側から差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填するので、表皮材がノズル貫通痕跡を残すような材質、例えば塩ビで形成された表皮材である場合であっても有効にボイドの補修をすることができる。
【0061】
請求項4の構成によれば、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトである。該発泡ホットメルトはボイド(窪み、凹部)に注入された後流動性が低下し、かつボイドへの入り込みが容易に行われキャップフィリング効果を有するので、ボイドに容易に馴染んで充填される。その上、固化後弾力性(復元性)が残るので、ボイド充填部を樹脂成形品の発泡ウレタンと近い軟らかさとすることができ、また樹脂成形品に近い感触を得るようにすることができる。従って十分に製品価値を維持した製品の再生を行うことができる。
【0062】
請求項5の構成によれば、表皮がファブリック製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるので、前記請求項4の構成による効果に加えて、さらに、ファブリック製の表皮部を上部に位置させた状態で針状ノズルを下方に向けて表皮の外側から表皮に差し込み、かつ指で表皮を触りながら表皮の直ぐ下部分に発生したボイド位置を捜し該ボイドに溶融樹脂を注入することができ、注入を作業性良く、かつ、より正確に行うことができる。
【0063】
請求項6の構成によれば、表皮が塩化ビニール製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであるので、前記請求項4の構成による効果に加えて、さらに、発泡ホットメルトは保有熱が少ないので熱に弱い被着体への塗布が可能であり、熱で伸び易い塩ビで形成された表皮材であっても熱の損傷を被るようなことがなく、製品価値を保ってボイドの補修をすることができる。
【0064】
請求項7の構成によれば、針状ノズルは内径が0.5乃至1.5mmであり、長さが25乃至160mmである細長ノズルであり、該針状ノズルがハンドガンの樹脂吐出口に接続され樹脂成形品内部のボイド部に差し込まれる。従って、針状ノズルは規定された細長い針状ノズルであり、樹脂成形品に確実かつ容易に差し込むことができる。また、該針状ノズルはハンドガンに取付けられハンドガンの操作により注入する。即ち、片手で該ハンドガンを把持し、もう一方の片手で表皮を指で触りながらボイド部位置を特定し、尚且つボイドに埋められたホットメルトを成形品全体の形状に沿うように成形補正しつつ、注入を行うことができ、ボイドの充填補修を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る表皮一体成形品のボイドの補修方法を示す概念図であり、表皮がファブリック(繊維)製でありボイドが表皮の直ぐ裏側に形成されている場合の補修方法を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る表皮一体成形品のボイドの補修方法を示す概念図であり、表皮が塩化ビニール製であり、ボイドが表皮の直ぐ裏側に形成されている場合の補修方法を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る具体的な成形製品のボイドの補修方法を示す図であり、表皮一体成形品が一体成形シートであり、かつ、その表皮がファブリック製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る具体的な成形製品のボイドの補修方法を示す図であり、表皮一体成形品が一体成形シートであり、かつ、その表皮が塩化ビニール製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る具体的な成形製品のボイドの補修方法を示す図であり、表皮一体成形品が成形ヘッドレストであり、かつ、その表皮が塩化ビニール製で形成されている場合の補修方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 表皮一体成形品(表皮はファブリック、内部樹脂は発泡ウレタン)
2 内部成形品樹脂(発泡ウレタン)
3 表皮(ファブリック製)
4 ボイド
5 ハンドガン
6 加熱ホース
7 針状ノズル
8 発泡ホットメルト生成装置(アプリケータ)
10 表皮一体成形品(表皮は塩ビ、内部樹脂は発泡ウレタン)
10a 裏側(内部樹脂露出部)
12 内部成形品樹脂(発泡ウレタン)
13 表皮(塩ビ製)
14 ボイド
15 ハンドガン
16 加熱ホース
17 針状ノズル
20 表皮一体成形シート(表皮はファブリック製)
22 表皮(ファブリック製)
30 表皮一体成形シート(表皮は塩ビ製)
31 内部成形品樹脂(発泡ウレタン)
32 表皮(塩ビ製)
40 表皮一体ヘッドレスト
41 内部成形品樹脂(発泡ウレタン)
42 表皮(塩ビ製)
43 支持柱

Claims (7)

  1. 表皮一体成形された樹脂成形品の内部に発生したボイドを補修する方法であって、針状ノズルを該成形品の外部から成形品内部の該ボイド部位に直接に差し込み、該ノズルの先端開口を該ボイドに臨ませ、該ノズルを通して溶融樹脂を該ボイドに充填することにより、樹脂成形品の内部に発生したボイドを補修することを特徴とする表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  2. 該針状ノズルを該表皮一体成形品の内部に該表皮の外側から該表皮を貫通させて差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填することを特徴とする請求項1に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  3. 該針状ノズルを該表皮一体成形品の内部に該表皮が存在しない側から差し込み、溶融樹脂を該ボイドに充填することを特徴とする請求項1に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  4. 樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする請求項1乃至3に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  5. 表皮がファブリック製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする請求項2に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  6. 表皮が塩化ビニール製であり、樹脂成形品が発泡ウレタンであり、ボイドに充填する溶融樹脂が発泡ホットメルトであることを特徴とする請求項3に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
  7. 針状ノズルは内径が0.5乃至1.5mmであり、長さが25乃至160mmである細長ノズルであり、該針状ノズルがハンドガンの樹脂吐出口に接続され樹脂成形品内部のボイド部に差し込まれることを特徴とする請求項1乃至6に記載の表皮一体成形品のボイドの補修方法。
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