JP2004343724A - Pllクロック発生器、光ディスク装置およびpllクロック発生器の制御方法 - Google Patents

Pllクロック発生器、光ディスク装置およびpllクロック発生器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成により、ジッタが小さく、高速で引き込みを行うことが可能なPLLクロック発生器を実現する。
【解決手段】入力信号を受け取り、入力信号の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器であって、クロック信号をN分周して出力する分周器206と、入力信号と分周器206の出力信号との位相差を検出し、位相差を示す情報を含む位相差信号を出力する位相比較器202と、位相差信号の高域成分を除去するローパスフィルタ203と、ローパスフィルタ203の出力に応じた周波数のクロック信号を発生し、分周器に出力する電圧制御発信器204と、位相差信号に基づいて分周器の出力信号の位相を制御する位相制御部205とを備えたPLLクロック発生器。
【選択図】図2

Description

本発明はPLL(Phase Locked Loop)に関し、特に光ディスクのウォブルからクロックを生成するために好適なPLLクロック発生器およびそれを用いた光ディスク装置に関する。
DVD−RAMやDVD−R/RWといった記録型光ディスクでは、データを記録するためのトラックが蛇行しながら螺旋状に形成されている。このトラックの蛇行をウォブルと呼ぶ。記録型光ディスクに光を照射した場合、反射光にウォブルによって変調された情報(以下、ウォブル情報と呼ぶ)が付加される。光ディスク装置では、従来よりこのウォブル情報に基づいてPLL同期による逓倍クロックを生成し、生成したクロック信号を記録クロックとして用いたり、光ビームがトラックをスキャンする線速度を一定に保つために用いたりしている。
図7は従来の光ディスク装置におけるPLLクロック発生器500のブロック図を示している。図7に示すように、PLLクロック発生器500にウォブル情報を含むウォブル信号が入力されると、2値化回路501は設定された所定の0レベルより信号のレベルが低いときに”0”を出力し、高いときに”1”を出力する。これにより2値化信号が得られる。
位相比較器502は、2値化信号と分周器506の出力信号との位相差を位相差信号として出力する。具体的には、分周器506の出力信号が2値化信号に対して遅れていれば位相差に相当する幅のアップ信号を出力し、進んでいればダウン信号を出力する。チャージポンプ509は、アップ信号が入力されるとローパスフィルタ503内のコンデンサへ電流を吐き出し、ダウン信号が入力されるとコンデンサから電流を吸い込む動作を行う。
ローパスフィルタ503は、チャージポンプ509による電流の吸い込みあるいは吐き出し動作に対して平滑化を行い、制御電圧を出力する。VCO504は制御電圧に応じた周波数のクロック信号を出力する。分周器506はクロック信号を分周し、位相比較器502へ分周した信号を出力する。分周器506から得られる信号の位相が進んでいればVCO504は発振周波数を低下させてクロック信号の位相を遅らせ、分周器506から得られる信号の位相が遅れていればVCO504は発振周波数を上げクロック信号の位相を進ませる。
この動作により、PLLクロック発生器500は、ウォブル信号の周波数を分周器506で定められた分周分だけ逓倍され、かつ、2値化信号と位相が一致しているウォブルクロック信号を生成する。たとえば、ウォブル信号の周波数が957KHzであり、分周器506が69分周の動作を行う場合、PLLクロック発生器500は、66MHz(957KHz×69)のウォブルクロック信号を生成する。光ディスク装置はこの信号を記録クロック、各種のタイミングを生成するための基準クロック、スピンドルモータを制御するための基準クロックとして用いる。
PLLクロック発生器500においてローパスフィルタ503の特性はPLLクロック発生器自体に要求される応答特性に応じて設計される。一般にウォブルクロック信号のジッタを小さく抑えようとすると、ローパスフィルタ503のカットオフ周波数を低くする必要がある。しかし、ローパスフィルタ503のカットオフ周波数を低くするとPLLの引き込みが遅くなったり、キャプチャレンジ(PLLの引き込み可能な周波数範囲)が狭くなったりしてしまう。つまり、ウォブルクロック信号のジッタとPLLの引き込みに要する時間および引き込み可能な周波数範囲とはトレードオフの関係にある。
これらの問題を同時に解決するために、特許文献1および2は、光ディスク装置において、PLLループのゲイン(通常はチャージポンプ509の電流量)を引き込み時は高く、定常時は低くすることを開示している。
特開2001−126250号公報 特開平10−228730号公報
しかしながら、PLLループのゲインを切り替える場合、チャージポンプの電流切り替え回路が必要となり、回路規模が大きくなるという問題が生じる。また、PLLループのゲインを大きくして応答性を高くすると、PLLループとしての位相余裕が小さくなり、ロックが外れやすくなるなど回路が不安定になる。このため、ゲインをあまり大きな値に設定することもできない。
本発明は、このような従来の課題を解決し、簡単な構成により、ジッタが小さく、高速で引き込みを行うことが可能なPLLクロック発生器およびそれを備えた光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力信号を受け取り、前記入力信号の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器であって、クロック信号をN分周して出力する分周器と、前記入力信号と前記分周器の出力信号との位相差を検出し、前記位相差を示す情報を含む位相差信号を出力する位相比較器と、位相差信号の高域成分を除去するローパスフィルタと、ローパスフィルタの出力に応じた周波数の前記クロック信号を発生し、前記分周器に出力する電圧制御発振器と、前記位相差信号に基づいて前記分周器の出力信号の位相を制御する位相制御部とを備えている。
ある好ましい実施形態において、前記位相制御部は、前記位相差が第1の値以下であれば前記分周器の位相を進め、前記位相差が第2の値以上であれば前記分周器の位相を遅らせる。
ある好ましい実施形態において、PLLクロック発生器は、前記分周器、前記位相比較器、前記ローパスフィルタおよび前記電圧制御発振器は第1のフィードバックループを構成し、前記分周器、前記位相制御部および前記位相比較器は第2のフィードバックループを構成している。
また、本発明のPLL発生器は、クロック信号をN分周して出力する分周器と、前記入力信号と前記分周器の出力信号との位相差を検出し、前記位相差を示す情報を含む位相差信号を出力する位相比較器と、位相差信号の高域成分を除去するローパスフィルタと、ローパスフィルタの出力に応じた周波数の前記クロック信号を発生し、前記分周器に出力する電圧制御発信器と、前記位相差信号に基づいて前記分周器の出力信号の位相を制御する位相制御部と、前記位相差が所定の値以上である場合、前記位相制御部が動作するよう指令する同期検出部とを備えている。
ある好ましい実施形態において、前記同期検出部は、前記位相比較器から得られる位相差の絶対値を所定の期間積算し、積算値が所定の値以上である場合に前記位相制御部が動作するよう指令する。
ある好ましい実施形態において、前記分周器、前記位相比較器、前記ローパスフィルタおよび前記電圧制御発振器は第1のフィードバックループを構成し、前記分周器、前記位相制御部および前記位相比較器は第2のフィードバックループを構成している。
ある好ましい実施形態において、PLLクロック発生器は、アナログ信号を受け取って、所定の信号レベルと比較することにより、2値化された信号を出力する2値化部をさらに備え、前記入力信号は2値化された信号である。
本発明は、トラックがウォブルした光ディスクに対して記録および/または再生を行う光ディスク装置であって、前記トラックに光を集光し、反射光を検出する光ヘッドと、前記光ヘッドの信号からウォブル信号を生成するウォブル信号生成部と、前記ウォブル信号をアナログ信号として受け取る上記PLLクロック発生器とを備える。
ある好ましい実施形態において、前記光ディスクのウォブルは、アドレス情報によって変調されている。
また、本発明の光ディスクコントローラは上記いずれかのPLLクロック発生器を備えている。
また、本発明は、所定の周波数を有する入力信号を受け取り、前記所定の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器の制御方法であって、入力信号と出力信号を分周した信号との位相差に基づき前記出力信号の周波数を制御するループにおいて、前記位相差が所定の値以上である場合に、前記分周した信号の位相を変化させる。
ある好ましい実施形態において、前記位相差が所定の値以上である場合に、前記分周した信号の位相を変化させることにより、前記位相差が小さくなるようフィードバック制御する。
本発明によれば、位相差信号に基づいて分周器の出力信号の位相を制御することにより、チャージポンプやローパスフィルタの特性を切り替えることなく、分周器、位相比較器、ローパスフィルタおよび電圧制御発信器からなるループの応答性を変化させることができる。このため、PLLクロック発生器の回路規模が大きくなることを防ぐことができる。
また、分周器から得られる出力信号の位相制御部による位相制御は、チャージポンプやローパスフィルタの特性に依存せず、また、ループの引き込み範囲外においても行うことができる。このため、分周器、位相比較器、ローパスフィルタおよび電圧制御発信器からなるループではクロック信号のジッタを低減することができるよう、ローパスフィルタの特性を設計することにより、キャプチャレンジの拡大とジッタの低減を達成することができる。
さらに分周器、位相比較器、ローパスフィルタおよび電圧制御発信器からなるループによるフィードバック制御と、分周器から得られる出力信号の位相制御部による位相制御とを併用することにより、高速引き込みを実現することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明による光ディスク装置の第1の実施形態を示すブロック図である。光ディスク装置100は、光ヘッド102と、スピンドルモータ103と、サーボ制御部104と、ウォブル信号生成部105と、モータ制御部111とを備えている。
スピンドルモータ103は光ディスク101を載置するためのターンテーブルを含んでおり、モータ制御部111の制御に基づいて、光ディスク101を回転駆動する。
サーボ制御部104は、光ヘッド102から出射する光が光ディスク101に設けられたトラックを所定の集光状態で追随するよう、光ヘッド102のフォーカス制御およびトラッキング制御を行う。
光ヘッド102は、トラックと直交する方向(ラジアル方向)に分割された受光素子(図示せず)を含んでおり、トラックから得られる反射光を受光素子で検出する。ウォブル信号生成部105は、受光素子によって得られた信号を減算処理し、ウォブル信号を生成する。このウォブル信号には、ウォブルの周波数がメインキャリアとして含まれる。
光ディスク装置は、さらにバンドパスフィルタ106と、PLL部107と、PLLコントローラ112と、タイミング生成部108と記録信号生成部109とを備える。バンドパスフィルタ106は、ウォブル信号生成部105が出力する信号から、ウォブル信号のみを抽出し、PLL部107へ出力する。
PLLコントローラ112は、サーボ制御部104からサーボ制御の状態を示す情報を取得する。光ヘッド102から出射する光が光ディスクのトラックを追従し、ウォブル信号が出力されるようになると、PLLコントローラ112はPLL部107にPLL動作を開始するよう指令する。PLL部107は、ウォブル信号の周波数に対して、逓倍されたクロック、たとえば69逓倍されたウォブルクロック信号を生成し、タイミング生成部108に出力する。このように生成したウォブルクロック信号はディスクの線速度に応じたクロックであり、光ディスク101の物理的な長さに相当する。
タイミング生成部108は、図示しないコントローラ等から記録の指令を受け取ると、記録信号生成部109へ、ウォブルクロック信号を出力する。記録信号生成部109は、ウォブルクロックを基準クロックとして記録データを生成し、レーザ駆動部110に出力する。
レーザ駆動部110は光ヘッド102に含まれるレーザ(図示せず)を駆動し、トラックにユーザデータを記録する。このとき、モータ制御部111は、タイミング生成部108においてウォブルクロックを分周することにより生成されたモータ制御信号が一定の周期になるように、スピンドルモータ103の回転速度を制御する。これにより、レーザ光の光ディスクに対する線速度が一定となる。
PLL部107は、ウォブル信号とウォブルクロック信号を分周した信号との位相差に基づいてウォブルクロック信号の周波数を制御するループにおいて、位相差が所定の値以上である場合に、分周した信号の位相を直接変化させる。これにより、高速引き込みを実現している。以下、PLL部107の構造および動作を詳細に説明する。
図2はPLL部107の構造を示すブロック図である。PLL部107は、2値化部201と、位相比較器202と、チャージポンプ209と、ローパスフィルタ203と、電圧制御発振器(VCO)204と、分周器206とを備えている。図2において(S0)、(S1)などで示される矢印は、これらのブロック間で受け渡しされる信号を示しており、図3にそれぞれの信号の波形が示されている。
PLL部107にウォブル信号(S0)が入力されると、2値化部201は設定された所定の0レベルよりウォブル信号のレベルが低いときに”0”を出力し、高いときに”1”を出力する。これにより2値化信号(S1)が得られる。位相比較器202は、2値化信号(S1)のエッジタイミングと、分周器206の出力信号(S11)のエッジタイミングを比較し、2つの信号の位相差に対応する位相差信号を出力する。具体的には、分周器206の出力信号(S11)のエッジタイミングが2値化信号(S1)のエッジタイミングより遅れていれば、位相差に相当する時間幅のアップ信号(S8b)を出力し、分周器206の出力信号(S11)のエッジタイミングが2値化信号(S1)エッジタイミングより進んでいれば、位相差に相当する時間幅のダウン信号(S8a)を出力する。
チャージポンプ209は、ダウン信号(S8a)が入力されるとローパスフィルタ203内のコンデンサから電流を吸い込み、アップ信号(S8b)が入力されると、コンデンサへ電流を吐き出す動作を行う。
ローパスフィルタ203は、チャージポンプ509による電流の吸い込みあるいは吐き出しによる電圧変化を平滑化し、平滑化された制御電圧(S4)を出力する。VCO504は制御電圧(S4)に応じた周波数のウォブルクロック信号(S5)を出力する。
分周器206はウォブルクロック信号を分周し、位相比較器202へ分周した信号(S11)を出力する。たとえば、分周器206がクロックを69分周する場合、ウォブルクロック信号(S5)のパルスを69個カウントするたびに約半周期幅の信号を出力する。分周器206の出力は位相比較器202に入力され、2値化信号と比較される。このようにしてフィードバック制御を行うループL1を構成している。このループL1は、PLL部107から出力されるウォブルクロック信号の位相がウォブル信号あるいは2値化信号の位相に実質的に同期(ロック)した定常状態、および、これらの位相差が小さく、安定して引き込みを行うことのできる準定常状態にあるときに用いられる。
一方、ウォブルクロック信号とウォブル信号あるいは2値化信号との位相差が大きい場合には、高速引き込みを実現するため、ループL1に加えて、あるいは、ループL1に換えてループL2を用いる。このために、PLL部107は、同期検出部207と、時間幅検出部210と、位相制御部205とを備えている。同期検出部207は、一定期間における位相比較器202から出力されるアップ信号(S8b)またはダウン信号(S8a)のパルス幅を検出し、信号のパルス幅の合計が所定値以上であれば、分周器から出力されるウォブルクロック信号が2値化信号と同期していない「非同期状態」と判定し、所定値以下であれば定常状態あるいは準定常状態を含む「同期状態」であると判定する。PLL部107が同期している状態において、入力信号であるウォブル信号のジッタがゼロであれば、アップ信号(S8b)またはダウン信号(S8a)が出力されず、アップ信号またはダウン信号の幅もゼロとなる。
PLL部107が完全に非同期状態である場合、ウォブルクロック信号と2値化信号との位相差はゼロから1周期の間の値をほぼ等確率で取り得るので、所定期間におけるアップ信号またはダウン信号の幅の合計は、所定期間の約半分の時間になる。また、前述したようにPLL部107が完全に同期している状態にあり、かつジッタがゼロである場合、アップ信号またはダウン信号の幅の合計はゼロにある。したがって、アップ信号(S8b)またはダウン信号(S8a)のパルス幅の合計が、非同期状態と同期状態との中間の値(非同期状態におけるアップ信号またはダウン信号の幅の合計の半分)、つまり、所定期間の4分の1より小さい場合、同期検出部207は同期状態であると判断し、パルス幅の合計が4分の1以上である場合、非同期状態であると判断し判断することが好ましい。同期検出部207は、非同期状態であるか否を判断し、非同期状態である場合には、位相制御部205が動作するように指令する。
時間幅検出部210は、アップ信号(S8b)およびダウン信号(S8a)のパルス幅を検出し、正位相差信号(S9a)および負位相差信号(S9b)を出力する。正位相差信号(S9a)および負位相差信号(S9b)はそれぞれ、アップ信号(S8b)およびダウン信号(S8a)のパルス幅に対応した振幅を有する。たとえば、アップ信号(S8b)およびダウン信号(S8a)のパルス幅がそれぞれ15クロック分および3クロック分であれば、正位相差信号(S9a)および負位相差信号(S9b)それぞれ15および3に相当する振幅を有する。
位相制御部205は、同期検出部207の指令に基づいて動作状態にある場合において、時間幅検出部210から受け取る正位相差信号(S9a)または負位相差信号(S9b)の振幅が所定の値以上であれば、位相進み信号(S6)または位相遅延信号(S7)を出力する。本実施形態では、正位相差信号(S9a)が所定の値以上であれば、位相進み信号(S6)は分周器206のカウントを1パルス分進めることによって分周器206から出力する信号の位相を1クロック分進める。また、負位相差信号(S9b)が所定の値以上であれば、位相遅延信号(S7)は分周器206のカウントを1パルス分遅らせることによって分周器206から出力する信号の位相を1クロック分遅延させる。正位相差信号(S9a)および負位相差信号(S9b)の振幅の大きさに応じて、分周器206のカウントを進めるパルスの数、あるいは、遅らせるパルスの数を変化させ、分周器206から出力する信号の位相調節の程度を変化させてもよい。また、調節するパルスの数は整数でなくてもよい。
位相比較器202は、位相が調節された分周器206の出力信号(S11)と2値化信号(S1)とを比較し、ダウン信号(S8a)またはアップ信号(S8b)である位相差信号を出力する。同期検出部207は、位相差信号の所定の期間におけるパルス幅の合計に基づき、PLLが非同期状態であるかどうかを判定し、非同期状態である場合には、上述しように位相制御部205が動作するよう指令する。このようにしてフィードバック制御を行うループL2を構成する。
ループL2による制御をループL1による制御と並列して行えば、ループL1のみによる制御を行う場合に比べて、早い時間でPLL部107を定常状態にすることができる。つまり、高速引き込みを実現できる。また、ウォブル信号がループL1のキャプチャー範囲外にあり、電圧制御発振器204から出力されるウォブルクロック信号の位相を位相比較器202から出力される位相差信号によって制御できない場合であっても、ループL2を用いてウォブルクロック信号を分周した信号の位相を直接制御することにより、仮想的にPLL制御を実現する。このため、PLL部107のキャプチャー範囲を拡大させることができる。
図4は、PLL部107の位相比較器202に入力される2値化信号(S1)と分周器206の出力信号(S11)の位相差の時間変化(実線C2)および従来のPLLクロック発生器500における2値化信号と分周器506の出力信号の位相差(絶対値)の時間変化(破線C1)を模式的に示している。
従来のPLLクロック発生器では、ループL1のみによってPLL動作を行わせるため、ループL1によって引き込み可能な最大位相差はΔφ1であり、電圧制御発振器504から出力される初期信号を分周した信号と2値化信号との位相差がΔφ1より大きければ2値化信号に同期したウォブルクロック信号を生成することはできない。Δφ1以下の位相差を有する2値化信号が入力されると、ループL1によるフィードバック制御によって、次第に位相差が小さくなり、時刻t3において、電圧制御発振器504から出力される初期信号を分周した信号と2値化信号との位相差がゼロとなり同期する。
これに対し、本実施形態によるPLL部107では、電圧制御発振器204から出力される初期信号を分周した信号と2値化信号(S1)との位相差がΔφ1より大きいΔφ0であっても引き込みが可能である。図に示すように、位相差がΔφ0の2値化信号が入力された場合、ループL1によるキャプチャー範囲よりも大きな位相差であるため、ループL1ではフィードバックによる引き込み動作ができず、電圧制御発振器204から出力される初期信号の周波数は変化しない。
このとき、位相比較器202から出力される位相差信号は大きなパルス幅を有するため、同期検出部207はPLL部107が非同期状態にあると判断し、位相制御部205に動作するよう指令する。これによりループL2による制御が開始される。具体的には、位相制御部205は時間幅検出部210から受け取る正位相差信号または負位相差信号に基づいて分周器206のカウント数を進め、あるいは、遅らせることによって出力信号(S11)の位相を変化させる。この位相変化によって、位相比較器202から出力される位相差信号のパルス幅が小さくなる。ループL2を用いて繰り返し信号(S11)の位相を制御することによって、電圧制御発振器204から出力される信号と2値化信号(S1)との位相差は小さくなってゆく。そして、位相差がΔφ1よりも小さくなると、ループL1のキャプチャー範囲に入るため、ループL1による引き込みが開始される。これにより、ウォブルクロック信号はループL1およびループL2による制御を受け、位相差が急激に小さくなってゆく。
位相比較器202から出力される位相差信号の所定の期間におけるパルス幅の合計が、ループL1の最大の位相差Δφ1における値の半分より小さくなった時刻t1において、同期検出部207はPLL部107が同期状態にあると判断し、位相制御部205に対する動作指令を停止する。これにより、PLL部107は、ループL1による制御のみによって、ウォブルクロック信号と2値化信号とが同期するよう制御する。ループL1による制御による準定常状態を経て、時刻t2においてウォブルクロック信号の位相が2値化信号と同期する。これにより、PLL部107は定常状態となり安定した周波数のウォブルクロック信号を出力する。準定常状態および定常状態ではループL2による制御停止することにより、定常状態における安定性を高めることができる。
このように本実施形態によれば、位相比較器における2つの信号の位相差が大きい場合には、従来のPLLクロック発生器によって構成されるループL1に換えてループL2による制御を行う。ループL2による制御では、直接分周器から出力される信号の位相を調節するため、チャージポンプやローパスフィルタの特性を切り替える必要がない。このため、PLL部の回路規模が大きくなることを防ぐことができる。
また、ループL1による制御では、キャプチャレンジの拡大とウォブルクロック信号のジッタの低減とはトレードオフの関係にあり、同時にこれらの特性を改善することは難しかった。本発明によれば、ループL2によってキャプチャレンジを拡大することが可能であるため、ループL1ではウォブルクロック信号のジッタを低減することができるよう、ローパスフィルタの特性を設計することにより、同時にこれらの特性を改善することができる。ループL1とループL2とを併用することによって引き込みを高速で行うことも可能である。このため、ループL1のゲインを低くして、ループに位相の余裕を持たせ、ループの安定性を高めることができる。
(第2の実施形態)
図5は本発明によるPLLクロック発生器の第2の実施形態を示すブロック図である。PLLクロック発生器107’は第1の実施形態と同様、光ディスク装置100のPLL部107として好適に用いられる。図6はPLL部107’の各部における信号を示している。PLL部107’は第1の実施形態と同様ループL1およびループL2によってフィードバック制御を行い、ウォブル信号からウォブルクロック信号を生成するが、ループL1における信号処理の一部およびループL2における信号処理がデジタル信号を用いて行われる点で第1の実施形態とは異なっている。
図に示すように、PLL部107’は、2値化部201と、位相比較器202’と、ローパスフィルタ203’と、D/Aコンバータ208と、電圧制御発振器(VCO)204と、分周器206’とを備えている。第1の実施形態と同様、図6において(S0)、(S1)などで示される矢印は、これらのブロック間で受け渡しされる信号を示しており、図6にそれぞれの信号の波形が示されている。
第1の実施形態と同様、PLL部107’にウォブル信号(S0)が入力されると、2値化部201は設定された所定の0レベルよりウォブル信号のレベルが低いときに”0”を出力し、高いときに”1”を出力する。これにより2値化信号(S1)が得られる。
一方、分周器206’はウォブルクロック信号(S5)を受け取って分周し、多値のデジタル位相情報を含む信号(S2)を出力する。たとえば、分周器206’が69分周を行う場合、ウォブルクロック信号のパルスをカウントし、カウントした値を−34から+34までの多値のデジタル値を出力する。
位相比較器202’は、2値化信号(S1)のエッジタイミングにおける分周器206’の出力信号(S2)の値を位相差信号(S3)として出力する。位相差信号(S3)は、ローパスフィルタ203’によって平滑化され、周波数制御信号(S4)となる。D/Aコンバータ208は、周波数制御信号(S4)をアナログ信号に変換した後、電圧制御発振器204へ出力する。電圧制御発振器204は、受け取った電圧に応じた周波数の信号をウォブルクロック信号(S5)として出力する。ウォブルクロック信号(S5)は、分周器206’へ入力され、そのパルスがカウントされる。
このようにPLL部107’のループL1においては、分周器206’から出力される信号(S2)、位相差信号(S3)およびローパスフィルタ203’を通過した信号(S4)をデジタル信号として処理している。
ループL2を構成するために、PLL部107’は、同期検出部207’と、位相制御部205’とを備えている。同期検出部207’は、一定期間における位相比較器202’から出力される位相差信号(S3)の絶対値を積算し、積算値が所定値以上であれば、分周器から出力されるウォブルクロック信号が2値化信号と同期していない「非同期状態」と判定し、所定値以下であれば定常状態あるいは準定常状態を含む「同期状態」であると判定する。PLL部107’が同期している状態において、入力信号であるウォブル信号のジッタがゼロであれば、2値化信号(S1)の立ち上がりのエッジタイミングは、分周器206’から出力される信号(S2)がゼロとなる時刻と一致するため、位相差信号(S3)もゼロとなる。
第1の実施形態で説明した理由から、同期検出部207は、位相差信号(S3)の絶対値を所定の期間、積算した値が完全に非同期状態にあるときの積算値の半分より小さい場合、PLL部107’が同期状態であると判断し、この値以上である場合、PLL部107’が非同期状態であると判断し判断することが好ましい。非同期状態である場合には、同期検出部207’は、位相制御部205’が動作するように指令する。
位相制御部205’は、位相差信号(S3)の絶対値が所定の値以上であれば、位相差信号の極性に応じた位相進み信号(S6)または位相遅延信号(S7)を出力する。たとえば、本実施形態では、絶対値が10以上である場合に、位相進み信号(S6)または位相遅延信号(S7)を出力し、分周器206’のカウントを1パルス分進めたり遅延させたりする。図6に示すように、位相進み信号(S6)を分周器206'が受け取ると、1パルス分カウントを進めるため、出力信号(S2)の位相が1クロック分進む。位相遅延信号(S7)を分周器206'が受け取ると、1パルス分カウントを遅らせるため、出力信号(S2)の位相が1クロック分遅延する。位相差信号(S3)の絶対値に応じて分周器206’のカウントを進め、あるいは遅らせるパルスの数を変化させ、分周器206’から出力する信号の位相調節の程度を変化させてもよい。
位相比較器202’は、位相が調節された分周器206’の出力信号(S2)と2値化信号(S1)とを比較し、位相差信号(S3)を出力する。同期検出部207’は、位相差信号の所定の期間における絶対値の積分値に基づき、PLLが非同期状態であるかどうかを判定し、非同期状態である場合には、上述しように位相制御部205’が動作するよう指令する。このようにしてフィードバック制御を行うループL2を構成する。
第1の実施形態と同様、PLL部107’は、ループL2による制御とループL1による制御を並列して行う場合には、ループL1のみによる制御に比べて早い時間でPLL部107を定常状態にすることができる。つまり、高速引き込みを実現できる。また、ウォブル信号がループL1のキャプチャー範囲外にあり、電圧制御発振器204から出力されるウォブルクロック信号の位相を位相比較器202’から出力される位相差信号によって制御できない場合であっても、ループL2を用いてウォブルクロック信号を分周した信号の位相を直接制御することにより、仮想的にPLL制御を実現する。このため、PLL部107’のキャプチャー範囲を拡大させることができる。また、ループL1のゲインを低くし、ループの安定性を高めることができる。
上述したように本発明のPLLクロック発生器は好適に光ディスク装置に適用することができる。特に、たとえば、アドレス情報の付加などによって、トラックのウォブルの周期が不連続になっている光ディスクからウォブルクロック信号を安定して生成させることのできる光ディスク装置が得られる。
なお、上記実施形態において、各機能を実現するブロックは、公知の電子回路などによるハードウエアによって構成することが一般的である。ハードウエアを用いることによって、高速処理が可能なPLLクロック発生器を実現することができる。しかし、上記各ブロックの一部をソフトウエアにより実現してもよい。
また、上記実施形態では、アナログのウォブルクロック信号を2値化する2値化部をPLLクロック発生器に設けているが、2値化部はPLLクロック発生器の外部に設け、2値化信号をPLLクロック発生器に入力するようにしてもよい。
また、上記実施形態における機能ブロックは、1つの集積回路によって構成されている必要はなく、複数の機能ブロックが1つの集積回路として集積されていてもよい。たとえば、図1において、サーボ制御部104、PLLコントローラ112、バンドパスフィルタ106、PLL部107、タイミング生成部108および記録信号生成部109は光ディスクコントローラ(ODC)として1つのチップに集積されていてもよい。
本発明のPLLクロック発生器は、光ディスク装置をはじめ、種々の装置に好適に用いることができる。
本発明による光ディスク装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示す光ディスク装置のPLL部の構成を示すブロック図である。 図2に示すPLL部の各部における内部信号を示す図である。 本発明によるPLL部の引き込み動作を説明する模式的グラフである。 本発明によるPLL部の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 図5に示すPLL部の各部における内部信号を示す図である。 従来のPLL回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 光ディスク
102 光ヘッド
103 スピンドルモータ
104 サーボ制御部
105 ウォブル信号生成部
106 バンドパスフィルタ
107、107’ PLL部
108 タイミング生成部
109 記録信号生成部
110 レーザ駆動部
111 モータ制御部
112 PLLコントローラ
201 2値化部
202、202’ 位相比較器
203、203’ ローパスフィルタ
204 VCO
205、205’ 位相制御部
206、207’ 分周器
207、207’ 同期検出部
208 D/Aコンバータ

Claims (12)

  1. 入力信号を受け取り、前記入力信号の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器であって、
    クロック信号をN分周して出力する分周器と、
    前記入力信号と前記分周器の出力信号との位相差を検出し、前記位相差を示す情報を含む位相差信号を出力する位相比較器と、
    前記位相差信号を平滑化するローパスフィルタと、
    ローパスフィルタの出力に応じた周波数の前記クロック信号を発生し、前記分周器に出力する電圧制御発振器と、
    前記位相差信号に基づいて前記分周器の出力信号の位相を制御する位相制御部と、
    を備えたPLLクロック発生器。
  2. 前記位相制御部は、前記位相差が第1の値以下であれば前記分周器の位相を進め、前記位相差が第2の値以上であれば前記分周器の位相を遅らせる請求項1記載のPLLクロック発生器。
  3. 前記分周器、前記位相比較器、前記ローパスフィルタおよび前記電圧制御発振器は第1のフィードバックループを構成し、前記分周器、前記位相制御部および前記位相比較器は第2のフィードバックループを構成している請求項2に記載のPLLクロック発生器。
  4. 入力信号を受け取り、前記入力信号の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器であって、
    クロック信号をN分周して出力する分周器と、
    前記入力信号と前記分周器の出力信号との位相差を検出し、前記位相差を示す情報を含む位相差信号を出力する位相比較器と、
    前記位相差信号を平滑化するローパスフィルタと、
    ローパスフィルタの出力に応じた周波数の前記クロック信号を発生し、前記分周器に出力する電圧制御発振器と、
    前記位相差信号に基づいて前記分周器の出力信号の位相を制御する位相制御部と、
    前記位相差に基づいてPLLの同期状態を決定し、非同期状態であると判断する場合、前記位相制御部が動作するよう指令する同期検出部と、
    を備えたPLLクロック発生器。
  5. 前記同期検出部は、前記位相比較器から得られる位相差の絶対値を所定の期間積算し、積算値が所定の値以上である場合に前記位相制御部が動作するよう指令する請求項4に記載のPLLクロック発生器。
  6. 前記分周器、前記位相比較器、前記ローパスフィルタおよび前記電圧制御発信器は第1のフィードバックループを構成し、前記分周器、前記位相制御部および前記位相比較器は第2のフィードバックループを構成している請求項4または5に記載のPLLクロック発生器。
  7. アナログ信号を受け取って、所定の信号レベルと比較することにより、2値化された
    信号を出力する2値化部をさらに備え、
    前記入力信号は2値化された信号である請求項1から6のいずれかに記載のPLLクロック発生器。
  8. トラックがウォブルした光ディスクに対して記録および/または再生を行う光ディスク装置であって、
    前記トラックに光を集光し、反射光を検出する光ヘッドと、
    前記光ヘッドの信号からウォブル信号を生成するウォブル信号生成部と、
    前記ウォブル信号をアナログ信号として受け取る請求項7に規定されるPLLクロック発生器と、
    を備える光ディスク装置。
  9. 前記光ディスクのウォブルは、アドレス情報によって変調されている請求項8に記載の光ディスク装置。
  10. 請求項1から7のいずれかに規定されるPLLクロック発生器を含む、光ディスク装置用光ディスクコントローラ。
  11. 所定の周波数を有する入力信号を受け取り、前記所定の周波数のN倍(Nは1以上の自然数)の周波数を有する出力信号を生成するPLLクロック発生器の制御方法であって、
    入力信号と出力信号を分周した信号との位相差に基づき前記出力信号の周波数を制御するループにおいて、前記ループが非同期状態である場合に、前記分周した信号の位相を変化させるPLLクロック発生器の制御方法。
  12. 前記ループが非同期状態である場合に、前記分周した信号の位相を変化させることにより、前記位相差が小さくなるようフィードバック制御する請求項11に記載のPLLクロック発生器の制御方法。
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WO2019077673A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 三菱電機株式会社 信号源

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