JP2004341424A - 導光体、照明装置、投射型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導光体20の一端面に、各光源10A,10Bに対応して複数の光入射面20A,20Bを設ける。このとき、入射光を光軸Yに略平行な方向に屈折させるべく、光軸Yに対する入射光の傾き角θ1(θa,θb)と、光軸に対する光入射面の法線の傾き角θ2(θA,θB)とが、この光入射面の屈折率をnとして、tanθ2=sinθ1/n・cosθ1の関係を満たすようにする。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光体及びこの導光体を備えた照明装置並び投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、投射型表示装置の光源としてLED(発光ダイオード)を用いることが検討されている。LEDは小型,軽量,長寿命であり、応答速度が極めて速く、駆動電流の制御によって自由に光量調整できる。このため、例えばR,G,Bの3種類のLED光源を用い、各光源の点灯タイミングに合わせてライトバルブを時分割駆動することで、小型で光利用効率の高い単板式のプロジェクタを実現できる。
このような投射型表示装置では、照明光率を高めるために、各光源から出射された光をライトバルブ側に効率的に導光する手段が必要となる。このような導光手段としては、一般にロッドレンズ等が用いられている(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−268008号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図14は、上述の単板式投射型表示装置の照明光学系の一例を模式的に示したものである。照明装置は複数の光源(ここでは、便宜的に2種類のLEDアレイ光源1001A,1001B)と、導光手段であるロッドレンズ1000とを備えている。
【0005】
このようにロッドレンズ1000の入射面1000A側に複数の光源を配置した場合、光軸Yから外れた光源からの光はロッドレンズ1000に対して斜めに(即ち、入射面1000Aの法線に対して一定の角度θiを有して)入射されるため、その分、入射角度分布にオフセットθeが生じる。この結果、図15に示すように、光出射面1000E内における光の出射角度分布にもオフセットθeが生じ、その出射角度範囲は光の放射角度をαとしてθe−α〜θe+αの範囲となる。しかし、ライトバルブ1005では、この内、有限の飲込み角θ0の範囲内(液晶でいえば例えば−16°〜16°)の光しか表示に利用できないため、それ以外の光(図15の斜線部分で示す)はロスとなる。このため、光源光が光入射面1000Aに垂直に入射された場合(図15において点線で示す)に比べて光利用効率が小さく、暗い表示となってしまう。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、光源光の光利用効率を高めることのできる導光体、及びこの導光体を備えた照明装置、投射型表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の導光体は、一方の端面側に配置された複数の光源からの光を、所定の光軸上に配された他方の端面側に導光可能な導光体であって、上記一方の端面に、光源から入射された光を上記光軸に略平行な方向に屈折又は回折させる光入射面が各光源に対応して複数設けられたことを特徴とする。
【0008】
上述のように導光体の一端面に複数の光源を配置した場合には、これらの光源の内、少なくとも一つの光源の光は導光体に対して斜めに(即ち、光軸と交差する方向から)入射されることとなるが、本構成によれば、光軸に対して交差する方向から入射される光源光の出射角度分布にオフセットが生じない、若しくは、オフセットが生じても従来よりも小さい値となるため、光の利用効率を高めることができる。また、光軸に対する光入射面の傾斜角度を調整することで、光利用効率を損なうことなく光の入射方向を任意に設定できるため、光源の配置の自由度が高まる。なお、本明細書では、光の方向とは、その光の角度分布において強度が最大となる角度方向をいう。
【0009】
また、本発明の照明装置はこのような導光体を備えて構成される。すなわち、本照明装置は、複数の光源と、一端面側から入射された各光源の光を、所定の光軸上に配された他方の端面側に導光可能な導光体とを備え、上記導光体の一端面に、入射光を上記光軸に略平行な方向に屈折又は回折させる光入射面が各光源に対応して複数設けられたことを特徴とする。本構成によれば、光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、光軸に平行な方向に効率よく光を出射することができる。
【0010】
このような導光体は、例えば中実のロッドレンズの一端面(光入射側の端面)を切削して複数の光入射面を形成したり、或いは、中空のロッドレンズ(管状のロッドレンズ)の一端面側に、入射光を屈折させるためのプリズム体を配置することで得られる。この場合、光軸に対して交差する方向から(即ち、光軸に対して斜めに)光を入射する光源に対応して設けられた光入射面を、その法線方向が上記光軸に対して傾いて配置されるようにし、上記光軸に対する上記入射光の傾き方向と、上記光軸に対する上記光入射面の法線の傾き方向とが光軸を挟んで逆方向となるようにすることで、この光源光の光路を光軸に略平行な方向に曲げることができる。
【0011】
ここで、入射光の光軸に対する傾き方向とは、入射光の中心軸と光軸とを含む平面(X,Y平面)内において上記中心軸が光軸に対して鋭角に交差する方向をいい、例えばZ軸方向から見た場合にそれが時計回りの方向か、反時計回りの方向かで区別する。同様に、光入射面の法線の光軸に対する傾き方向とは、法線と光軸とを含む平面内において上記法線が光軸に対して鋭角に交差する方向をいい、Z軸方向から見た場合にそれが時計回りの方向か、反時計回りの方向かで区別する。そして、入射光の傾き方向と光入射面の法線の傾き方向とが逆方向とは、光軸,入射光の中心軸,光入射面の法線とを含む平面(XY平面)内において、上記中心軸と法線との内の一方が、Z軸方向から見て光軸に対して時計回りの方向に傾き、他方が反時計回りの方向に傾いており、光軸Yからの各傾き角の正負が互いに逆の関係となることをいう。
【0012】
具体的には、光軸に対する入射光の傾き角θ1と、光軸に対する光入射面の法線の傾き角θ2とが、この光入射面の屈折率をnとして、tanθ2=sinθ1/n・cosθ1の関係を満たすようにすることで、上記光源光の光路と光軸とを略完全に平行とすることができる。
なお、中空ロッドレンズを用いる場合には、この一端面側にプリズム体を配置する以外に、例えば入射光を屈折させるためのホログラム素子を配置してもよく、これによっても同様の効果が得られる。
【0013】
ところで、光軸に対して斜めに入射される光源が2つ以上ある場合には、導光体には、光軸に対して傾斜した光入射面が複数設けられ、これらを隣接して配置することで、導光体の一端面は凹面状又は凸面状に形成されることとなる。仮に上記端面を凸面とすると、光軸から外れた光源は、他の光源との干渉を避けるために、対応する光入射面に対して光軸を挟んで反対側に配置する必要がある。このため、光源と導光体とは大きく離れた位置に配置されることとなり、装置が大型化されてしまう。これに対して、上記端面を凹面とした場合には、光軸から外れた光源とこれに対応する光入射面とは光軸に対して同じ側に配置されるため、この光源が他の光源と干渉することがない。このため、光源を導光体に近接して配置でき、装置を小型化することが可能となる。
【0014】
また、本発明の照明装置は、光入射面は、ブレーズ化された回折格子であることを特徴とする。本構成によれば、光入射面で回折された回折光を1次回折光のみとすることができ、光軸に平行な方向に効率よく光を出射することができる。
【0015】
また、本発明の投射型表示装置は、上述の照明装置と、上記照明装置から出射された光を変調する光変調装置と、変調された光を投射する投射手段とを備えたことを特徴とする。本構成によれば、光軸上に配置された光変調装置において表示に利用できる光量が実質的に大きくなるため、従来よりも明るい表示が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図5を参照しながら本発明の第1実施形態に係る投射型表示装置について説明する。図1は本実施形態の投射型表示装置の全体構成を示す概略図、図2は本投射型表示装置に備えられた光源の一構成例を示す概略斜視図、図3,図4はそれぞれ本投射型表示装置に備えられた導光体の構造を示す斜視図及び平面図、図5は本導光体からの光の出射角度分布を示す図である。
なお、本投射型表示装置では、導光体を含むシステム全体の光軸(本発明における所定の光軸)をY軸としている。また、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の投射型表示装置は、それぞれ異なる色光を出射可能な複数の光源10A,10Bと、各光源10A,10Bに対応して設けられたロッド状の導光体20とを有する照明装置と、導光体20から出射された色光をそれぞれ変調してカラー画像を出力する光変調装置40と、光変調装置40から出力された画像光をスクリーン60に拡大投影する投射レンズ(投射手段)50とを備えている。なお、図1において符号15A,15B,31,32はそれぞれ集光レンズである。
【0018】
光源10A,10Bは例えば赤色光,緑色光,青色光等の色光を出射可能な発光ダイオード(LED)等の発光素子11からなり、これらの光源10A,10Bは点灯制御回路(図示略)により単位時間(例えば1フレーム期間)内に時間順次で点灯されるようになっている。なお、図2では、10×7個のLED11によって一つの光源を構成しているが、LEDの個数はこれに限定されず、一個の発光素子から構成してもよい。
【0019】
導光体20は、その中心軸が光軸Y上に配された直方体状の中実のロッドレンズであり、図3に示すように、光軸Y上に配された一方の端面(図示左側の端面)が光入射面20A,20B、他方の端面(図示右側の端面)が光出射面20Eとなっている。このロッドレンズ内に入射された光は、直進、或いは側面において全反射を繰り返しながら光出射面20E側に導光される。そして、光入射面20A,20Bにおける光の密度分布に関係なく光出射面20Eの全面から均一な密度分布で光が出射され、その結果、光の照度(輝度分布)が均一化されるようになっている。
【0020】
この導光体20の光入射面20A,20Bは、対応する光源から入射された光の光路を光軸Yに平行な方向に屈折させるべく、その法線方向が光軸Yと交差する方向に配されている。そして、この2つの光入射面20A,20Bが隣接配置されて凹面状の端面が形成されている。なお、対応関係にある光源と光入射面とは光軸Yに対して同じ側に近接して配置されている。例えば、光源10Aと光入射面20Aとは共に光軸Yに対して図示上側に配置され、光源10Bと光入射面20Bとは共に光源Yに対して図示下側に配置されている。
【0021】
各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb)、対応する光源光に対するレンズ20の屈折率をnとして下式(1)のように設定されている。
tanθ2=sinθ1/(n・cosθ1) ・・・(1)
【0022】
このような導光体20の光入射面20Aに光源10Aから光が入射されると、図4に示すように、光軸Yに対して斜めに入射された色光は屈折によりその光路を光軸と平行な方向に修正される。このため、光の出射角度範囲は、図5に示すように、光源光の放射角度をαとして−α〜αの範囲となり、入射角度分布にはオフセットが生じない。
【0023】
光変調装置40は、例えばアクティブマトリクス型の透過型液晶装置である。この光変調装置40は駆動制御回路(図示略)により各光源の点灯タイミングと同期して駆動され、導光体20から出射された各色光を変調して対応する色の画像光を単位時間内に時間順次に形成するようになっている。これら各色の画像光は投射レンズ50によってスクリーン60上に拡大投影され、カラー画像として視認される。なお、光利用効率を高めるために、光変調装置40と導光体20との間に、光の偏光方向を一方向に揃えるPBS(偏光ビームスプリッタ)アレイを設けてもよい。
【0024】
したがって、本実施形態によれば、導光体20の光入射面に、入射光を光軸Yに略平行な方向に屈折させる光入射面20A,20Bが各光源10A,10Bに対応して設けられているため、各光源光の出射角度分布にオフセットが生じない、若しくは、オフセットが生じても従来よりも小さい値となる。このため、光軸Yに平行な方向に効率よく光を出射することができ、光変調装置40において表示に利用できる光量が実質的に大きくなる結果、従来のものよりも明るい表示が可能となる。
【0025】
また、光軸Yに対する光入射面20A,20Bの傾斜角度θA,θBを調整することで、光利用効率を損なうことなく光の入射方向を任意に設定できる。これにより、光源10A,10Bを比較的自由に配置することが可能となり、光学設計の自由度が高まる。
【0026】
[変形例]
次に、図6〜図11を参照しながら本発明の変形例に係る投射型表示装置について説明する。なお、以下に示す各変形例は上記第1実施形態における導光体の構成を変形したものであり、各変形例において上記第1実施形態と同様の部位については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0027】
まず、図6を参照しながら第1変形例について説明する。
本変形例の導光体21は、その中心軸が光軸Y上に配された中空ロッドレンズ(管状のロッドレンズ)211の光入射側の端面に、各光源10A,10Bに対応した2つの光入射面21A,21Bを有するプリズム体210を取り付けたものである。ロッドレンズ211の内面には高反射率の金属反射膜が設けられており、ロッドレンズ内に入射された光は、直進、或いは、反射膜によって内面反射を繰り返しながら、出射面21E側に導光されるようになっている。
【0028】
プリズム体210は例えば2つの三角プリズム210A,210Bからなる。各プリズム210A,210Bの光入射面21A,21Bは、その法線方向が光軸Yに対して傾けて配置されている。各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb)、対応する三角プリズムの屈折率をそれぞれnとして、上式(1)と同様に規定することができる。
これ以外は上記第1実施形態と同様である。
【0029】
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0030】
次に、図7を参照しながら第2変形例について説明する。
本変形例は、上記第1実施形態の構成において導光体の光入射面を凸面状に形成したものである。すなわち、本変形例では、その中心軸が光軸Y上に配された中実ロッドレンズ(導光体)22の一方の端面に2つの光入射面22A,22Bが設けられ、これらの光入射面22A,22Bが隣接配置されて凸面状の端面が形成されている。なお、図7において符号22Eはこの導光体22の光出射面である。
【0031】
これらの光入射面22A,22Bは、対応する光源から入射された光の光路を光軸Yに平行な方向に屈折させるべく、その法線方向が光軸Yと交差する方向に配されている。各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb)、対応する三角プリズムの屈折率をそれぞれnとして、上式(1)と同様に規定することができる。
【0032】
なお、上述の構成では、例えば光源10Bから光軸に対して図示上側に配置された光入射面に光を入射する場合、この光源10Bは上記光入射面22Bよりも図示下側の位置に配置される必要がある。同様に、光源10Aは光入射面22Aよりも図示上側に配置される必要がある。しかし、光源10A,10Bを上記第1実施形態のように導光体22に近接して配置した場合、これらの光源10A,10Bが光軸近傍で干渉する。このため、本変形例ではこれを避けるために、対応関係にある光源と光入射面とは光軸Yを挟んで反対側の位置に配置されている。例えば、光源10Aは光軸Yに対して図示上側に配置される一方、光入射面22Aは光軸Yに対して図示下側に配置されている。また、光源10Bは光軸Yに対して図示下側に配置される一方、光入射面22Bは光源Yに対して図示上側に配置されている。このため、各光源からの光は光入射面に対してクロスして入射されることとなる。
【0033】
これ以外は上記第1実施形態と同様である。
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0034】
次に、図8を参照しながら第3変形例について説明する。
本変形例は、上記第1変形例の構成において導光体の光入射面を凸面状に形成したものである。すなわち、本変形例の導光体23は、その中心軸が光軸Y上に配された中空ロッドレンズ(管状のロッドレンズ)231の光入射側の端面に、各光源10A,10Bに対応した複数2つの光入射面23A,23Bを有するプリズム体230を取り付けたものである。ロッドレンズ231の内面には高反射率の金属反射膜が設けられており、ロッドレンズ内に入射された光は、直進、或いは、反射膜によって内面反射を繰り返しながら、出射面23E側に導光されるようになっている。
【0035】
プリズム体230は単一の三角プリズムからなり、このプリズムの上記中空ロッドレンズ231への取り付け面以外の2つの端面がそれぞれ光入射面23A,23Bとして構成されている。すなわち、これらの光入射面23A,23Bにより凸面状の端面が形成されている。
各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb)、対応する光源に対するプリズムの屈折率をnとして、上式(1)と同様に規定することができる。
【0036】
これ以外は上記第1変形例と同様である。
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0037】
次に、図9を参照しながら第4変形例について説明する。
本変形例は、導光体の一端面側に光源を三つ(10A,10B,10C)設け、この導光体端面に各光源10A,10B,10Cに対応して3つの光入射面24A,24B,24Cを設けたものである。すなわち、本変形例では、その中心軸が光軸Y上に配された中実ロッドレンズ(導光体)24の一方の端面に3つの光入射面24A,24B,24Cが設けられ、これらの光入射面24A,24B,24Cが隣接配置されて凹面状の端面が形成されている。なお、図9において符号24Eはこの導光体24の光出射面である。
【0038】
なお、対応関係にある光源と光入射面とは光軸Yに対して同じ側に近接して配置されている。例えば、光源10Aと光入射面24Aとは共に光軸Yに対して図示上側に配置され、光源10Bと光入射面24Bとは共に光源Yに対して図示下側に配置されている。また、光源10Cは光軸Y上に配置されており、光入射面24Cはこれに合わせて光軸Y上に配置されている。
【0039】
各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB,θC)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb,θc)、対応する光源の色光に対するレンズ24の屈折率をnとして上式(1)と同様に規定することができる。なお、光源10Cからの光は光軸方向に対して平行に入射されるため、光入射面24Cの傾斜角度は0°となる。
【0040】
これ以外は上記第1実施形態と同様である。
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0041】
次に、図10を参照しながら第5変形例について説明する。
本変形例は、上記第4変形例の構成において、光入射側の導光体端面を凸面状に形成したものである。すなわち、本変形例では、その中心軸が光軸Y上に配された中実ロッドレンズ(導光体)25の一方の端面に3つの光入射面25A,25B,25Cが設けられ、これらの光入射面25A,25B,25Cが隣接配置されて凸面状の端面が形成されている。なお、図10において符号25Eはこの導光体25の光出射面である。
【0042】
これらの光入射面25A,25B,25Cは、対応する光源から入射された光の光路を光軸Yに平行な方向に屈折させるべく、その法線方向が光軸Yと交差する方向に配されている。各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB,θC)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb,θc)、対応する光源の色光に対するレンズ24の屈折率をnとして上式(1)と同様に規定することができる。
【0043】
なお、本変形例では、対応関係にある光源と光入射面とは光軸Yを挟んで反対側の位置に配置されている。例えば、光源10Aは光軸Yに対して図示上側に配置される一方、光入射面25Aは光軸Yに対して図示下側に配置されている。また、光源10Bは光軸Yに対して図示下側に配置される一方、光入射面25Bは光源Yに対して図示上側に配置されている。このため、各光源からの光は光入射面に対してクロスして入射されることとなる。また、また、光源10Cは光軸Y上に配置されており、光入射面24Cはこれに合わせて光軸Y上に配置されている。
【0044】
これ以外は上記第4変形例と同様である。
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0045】
次に、図11を参照しながら第6変形例について説明する。
本変形例は、上記第4変形例の構成において、導光体の光入射面をプリズム体としたものである。すなわち、本変形例の導光体26は、その中心軸が光軸Y上に配された中空ロッドレンズ(管状のロッドレンズ)261の光入射側の端面に、2つの三角プリズム260A,260Bからなるプリズム体260を取り付けたものである。ロッドレンズ261の内面には高反射率の金属反射膜が設けられており、ロッドレンズ内に入射された光は、直進、或いは、反射膜によって内面反射を繰り返しながら、出射面26E側に導光されるようになっている。
【0046】
本変形例では、各プリズム260A,260Bの光入射側の端面がそれぞれ光源10A,10Bに対応する光入射面26A,26Bとなる。また、光源10Cは光軸Y上に配置されており、その入射光を屈折させる必要がないため、この光源10Cの光が入射される領域にはプリズムが配置されない。したがって、このプリズムの配置されない中空ロッドレンズ261の光入射側の端面が光源10Cに対応する光入射面26Cとなる。
【0047】
各プリズム260A,260Bの光入射面26A,26Bは、その法線方向が光軸Yに対して傾けて配置されており、各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する光入射面の法線のなす角度)θ2(θA,θB)は、対応する光源の入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)をθ1(θa,θb)、対応する三角プリズムの屈折率をそれぞれnとして、上式(1)と同様に規定することができる。そして、これらの光入射面26A,26B及びロッドレンズ端面である光入射面26Cにより導光体端面が凹面状に形成されている。
【0048】
これ以外は上記第4変形例と同様である。
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
【0049】
次に、図12,図13を参照しながら第7変形例について説明する。
本変形例では、上記第1実施形態の構成においてロッドレンズ(導光体)27の光入射側の端面に回折格子を形成し、各光源10A,10Bからの入射光を光軸Y方向に回折させるようにしている。すなわち、本変形例では、光入射側の端面において、光軸Yよりも図示上側の領域に光源10Aからの入射光に対応した複数のブレーズ化回折面(光入射面)27Aが形成され、図示下側の領域に光源10Bからの入射光に対応した複数のブレーズ化回折面(光入射面)27Bが形成されている。なお、図12において符号27Eはこの導光体27の光出射面である。
【0050】
これらの回折面27A,27Bは、対応する光源から入射された光の光路を光軸Yに平行な方向に回折させるべく、その法線方向が光軸Yと交差する方向に配されている。各光入射面の傾斜角度(光軸Yに対する回折面の法線のなす角度)θA,θBや格子間隔等は、対応する光源光の波長や入射角度(光軸Yに対する入射光のなす角度)θa,θb等に基づいて最適に設定される。
これ以外は上記第1実施形態と同様である。
【0051】
したがって、本変形例でも光の出射角度分布にオフセットが生じることを防止でき、明るい表示を実現することができる。
また、本変形例では、光入射面がブレーズ化された回折格子であるため、光入射面で回折された回折光を1次回折光のみとすることができる。すなわち、本変形例では、上記構成に代えて、ロッドレンズ27の光入射端面を図13のようなブレーズ化しない単なる溝状の回折格子とすることも可能である。しかし、この場合、光軸Yに平行な+1次回折光L1以外に、光軸Yに平行にならない−1次回折光L−1や0次回折光L0のような光が生じ、光利用効率が低下してしまう。これに対して、本変形例のように光入射面をブレーズ化した場合には、これらの不要な回折光L−1,L0をなくして1次回折光L1のみとすることができるため、光軸Y方向への回折効率が高まり、明るい照明が実現される。
【0052】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態及び変形例では光源の数を2つ又は3つとしたが、本発明はこれに限定されず、4つ以上としてもよい。
【0053】
また、上記構成では光源からの光の入射角と光入射面の光軸Yに対する傾き角度とを式(1)に基づいて規定したが、必ずしも正確に式(1)に従う必要はない。少なくとも光軸に対する入射光の傾き方向と、光軸に対する光入射面の法線の傾き方向とが逆方向(即ち、Z軸方向から見た場合に、光軸を挟んで一方が時計回りの方向に傾き、他方が反時計回りの方向に傾いており、光軸Yからの各傾き角の正負が互いに逆の関係)であれば、従来のもの(即ち、光入射面の法線方向が光軸に平行な導光体)よりも光源光の光路を光軸Yに対してより平行に近づけることができる。このため、出射角度分布にオフセットが生じても従来より小さい値となるため、光軸Y方向への照明効率は高くなる。
【0054】
また、上記構成では、光軸Yに対して異なる傾斜角度を有する複数の光入射面が隣接配置されることで、導光体の光入射側の端面が屈曲した凹面又は凸面とされている。しかし、各光入射面を滑らかに連続して配置することで、これを凹曲面又は凸曲面とすることも可能である。この場合、光入射面は、導光体端面における式(1)を満たす平面領域、或いは、この平面領域とこれに連続する曲面領域の一部として構成される。上述のように本発明では、光軸に対する光入射面の法線の傾き方向が光軸に対する入射光の傾き方向と逆方向であれば光利用効率が改善されるため、導光体端面に式(1)を完全には満たさない領域ができても、従来よりは高効率な照明が可能となる。同様に、導光体端面を平面部を有しない凹曲面又は凸曲面することも可能である。この場合、光入射面は導光体端面の所定の曲面領域として構成される。
【0055】
さらに、上記実施形態及び変形例ではいずれも光軸に対して傾いて配置されたレンズ面の屈折を利用して光路を修正しているが、この代わりに光源光をホログラム素子によって屈折させてもよい。例えば上記第1変形例の構成において、面内に光源10Aから斜めに入射された光を光軸Yに平行な方向に屈折させる屈折領域と、光源10Bから斜めに入射された光を光軸方向に屈折させる屈折領域とを有するホログラム素子を、光源10A,10Bと中空ロッドレンズとの間に配置することで同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の全体構成図。
【図2】同、投射型表示装置に備えられる光源の構成を示す図である。
【図3】同、投射型表示装置に備えられる導光体の斜視図である。
【図4】同、投射型表示装置に備えられる導光体の平面図である。
【図5】同、導光体から出射される光の出射角度分布を示す図である。
【図6】本発明の第1変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の第2変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図8】本発明の第3変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図9】本発明の第4変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図10】本発明の第5変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図11】本発明の第6変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図12】本発明の第7変形例に係る導光体の構成を示す平面図である。
【図13】同、導光体の他の構成を示す平面図である。
【図14】従来の導光体の構成を示す平面図である。
【図15】同、導光体から出射される光の出射角度分布を示す図である。
【符号の説明】
10A,10B,10C…光源、20,21,22,23,24,25,26,27…導光体、20A,20B,21A,21B,22A,22B,23A,23B,24A,24B,24C,25A,25B,25C,26A,26B,26C,27A,27B…光入射面、40…光変調装置、50…投射手段、Y…光軸(ロッドの中心軸)
Claims (7)
- 一方の端面側に配置された複数の光源からの光を、所定の光軸上に配された他方の端面側に導光可能な導光体であって、
上記一方の端面に、光源から入射された光を上記光軸に略平行な方向に屈折又は回折させる光入射面が各光源に対応して複数設けられたことを特徴とする、導光体。 - 複数の光源と、
一端面側から入射された各光源の光を、所定の光軸上に配された他方の端面側に導光可能な導光体とを備え、
上記導光体の一端面に、入射光を上記光軸に略平行な方向に屈折又は回折させる光入射面が各光源に対応して複数設けられたことを特徴とする、照明装置。 - 上記光軸に対して交差する方向から光を入射する光源に対応して設けられた光入射面は、その法線方向が上記光軸に対して傾いて配置され、
上記光軸に対する上記入射光の傾き方向と、上記光軸に対する上記光入射面の法線の傾き方向とが光軸を挟んで逆方向であることを特徴とする、請求項2記載の照明装置。 - 上記光軸に対する上記入射光の傾き角θ1と、上記光軸に対する上記光入射面の法線の傾き角θ2とが、上記光入射面の屈折率をnとして、tanθ2=sinθ1/(n・cosθ1)の関係を満たすことを特徴とする、請求項3記載の照明装置。
- 上記複数の光入射面によって上記導光体の一端面が凹面状に形成され、光源とこれに対応する導光体の光入射面とが上記光軸に対して同じ側に配置されたことを特徴とする、請求項3又は4記載の照明装置。
- 上記光入射面にブレーズ化された回折格子が設けられたことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
- 請求項2〜6のいずれかの項に記載の照明装置と、
上記照明装置から出射された光を変調する光変調装置と、
変調された光を投射する投射手段とを備えたことを特徴とする、投射型表示装置。
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