JP2004340930A - 経路案内提示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、図形的な情報を、ユーザがディスプレイを見ることなく取得できるナビゲーション装置の経路案内提示装置を提供することである。
【解決手段】 経路選出部4は、入力部2からの入力に従って、経路探索を行う。誘導部6は、経路選出部4が探索した経路に基づいて、経路案内を行う。より具体的には、出力制御部に対して、交差点までの距離と当該交差点における進行方向と地図データとを出力する。応じて、出力制御部は、地図データとに基づいて、交差点の形状を特定し、凹凸出力部7に出力させるべき凹凸形状を決定する。さらに、出力制御部9は、当該交差点までの距離と当該交差点における進行方向とに基づいて、上記凹凸形状の点滅させるべき部分を決定する。最後に、出力制御部9は、決定した凹凸形状を凹凸出力部7に出力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、経路案内提示装置に関する発明であって、より特定的には、目的地点までの経路案内を行うナビゲーション装置において、当該経路案内に関する情報をユーザに提示する経路案内提示装置に関する発明である。
近年、ナビゲーション装置が搭載された自動車が増加している。このようなナビゲーション装置では、一般的には、ディスプレイに映し出された地図映像と音声案内とにより、ユーザに対して目的地までの経路の案内が行われる。
ところで、自動車の運転中にディスプレイをユーザが見ることは、事故の原因となる。その為、当該ユーザは、原則的には音声案内のみに基づいて、目的地まで自動車を運転することになる。
しかしながら、音声案内のみでユーザが得られる情報量は、限られたものである。その為、ユーザが、当該音声案内の内容を誤って理解して、誤った経路に進入したり、あるいは、音声案内を聞き逃して、右折すべき経路を直進したりすることがしばしばある。
このような問題を解決すべく、ハンドルに設けられた振動体により、経路案内を行うナビゲーション装置が存在する。当該ナビゲーション装置では、右折すべき交差点が近づいてきた場合には、ハンドルの右側に設けられた振動体が振動する。また、左折すべき交差点が近づいてきた場合には、ハンドルの左側に設けられた振動体が振動する。これにより、ユーザは、音声案内以外の情報に基づいて、経路案内を受けることが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−112000号公報
しかしながら、上記従来の発明に係るナビゲーション装置は、交差点においてどちらの方向に曲がるのかを振動により案内しているに過ぎない。その為、ユーザは、交差点の形状等の図形的な情報を取得することができない。
そこで、本発明の目的は、図形的な情報を、ユーザがディスプレイを見ることなく取得できるナビゲーション装置の経路案内提示装置を提供することである。
また、本発明は、目的地点までの経路案内を行うナビゲーション装置において、経路案内に関する情報をユーザに提示する経路案内提示装置であって、面上に自在に凹凸形状を発生させる凹凸形状発生手段と、経路案内がユーザに対して行われているときに、経路案内に関する情報を表現する凹凸形状を、凹凸形状発生手段に発生させる制御手段とを備える。
また、本発明は、制御手段は、経路案内すべき交差点の形状を特定する交差点形状特定手段を含み、交差点形状特定手段が特定した交差点の形状に関する凹凸形状を、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、交差点の形状に関する複数の凹凸形状を記憶する凹凸形状記憶手段をさらに備え、制御手段は、交差点形状特定手段が特定した交差点の形状に関する凹凸形状を、凹凸形状記憶手段から取得し、取得した凹凸形状を凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、経路案内すべき交差点におけるユーザの進行方向を特定する進行方向特定手段をさらに含み、進行方向特定手段が特定したユーザの進行方向を、交差点形状特定手段が特定した交差点の形状と共に凹凸形状として、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、交差点の形状に関する凹凸形状の内、進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状を、時間変化に応じて変化させて、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、ユーザと経路案内すべき交差点との間の距離を特定する距離特定手段をさらに含み、進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の時間的変化に応じた変化態様を、距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて変化させて、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて、進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の変化の周期を変えて、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて、進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の変化の大きさを変えて、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、経路案内すべき交差点において、ユーザがいずれの方向に進行すべきであるかを特定する進行方向特定手段を含み、進行方向特定手段が特定した進行方向を示す凹凸形状を、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、ユーザと、経路案内すべき交差点との間の距離を特定する距離特定手段を含み、距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて時間的に変化する凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルの舵角を検出する舵角検出手段をさらに備え、制御手段は、舵角検出手段が検出したハンドルの舵角が所定角度以上である場合には、凹凸形状発生手段に凹凸形状を発生させないことを特徴とする。
また、本発明は、ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルの回転速度を検出する舵角検出手段をさらに備え、制御手段は、舵角検出手段が検出したハンドルの回転速度が所定速度以上である場合には、凹凸形状発生手段に凹凸形状を発生させないことを特徴とする。
また、本発明は、ナビゲーション装置が搭載された自動車の振動を検知する振動検知手段をさらに備え、制御手段は、振動検知手段が検出した振動が所定値よりも大きい場合には、凹凸形状発生手段に凹凸形状を発生させないことを特徴とする。
また、本発明は、凹凸形状発生手段は、ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルに設置されることを特徴とする。
また、本発明は、凹凸形状発生手段は、ナビゲーション装置が搭載された自動車のシートに設置されることを特徴とする。
また、本発明は、振動によりユーザに対して経路案内に関する情報を提示する振動手段と、経路案内がユーザに対して行われているときに、経路案内に関する情報の内容に応じて振動手段を振動させる振動制御手段とをさらに備える。
また、本発明は、経路案内すべき交差点近傍に存在する目印となる建物を特定するランドマーク特定手段を含み、ランドマーク特定手段が特定した建物に関する凹凸形状を、凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、建物に関する複数の凹凸形状を記憶するランドマーク用凹凸形状記憶手段をさらに備え、制御手段は、ランドマーク特定手段が特定した建物に関する凹凸形状を、ランドマーク用凹凸形状記憶手段から取得し、取得した凹凸形状を凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする。
また、本発明は、ランドマーク用凹凸形状記憶手段は、建物の名前を音読した際の抑揚に応じて変化する凹凸形状を、複数の建物毎に記憶していることを特徴とする。
また、本発明は、周囲の音の大きさを検出する音検出手段と、音検出手段が検出した音の大きさが、所定値よりも大きいか否かを判定する音判定手段と、制御手段は、音判定手段が、音の大きさが所定値よりも大きいと判定した場合に、凹凸形状発生手段に凹凸形状を発生させることを特徴とする。
また、本発明は、制御手段は、経路案内すべき交差点をユーザが通過した場合には、凹凸形状を平面にしてから、次の交差点の形状に関する凹凸形状を凹凸形状発生手段に出力させることを特徴とする。
また、本発明は、目的地点までの経路案内を行うナビゲーション装置において、経路案内に関する情報をユーザに提示する方法であって、経路案内に関する情報に対応する凹凸形状を決定する決定ステップと、決定ステップで決定された凹凸形状を発生する凹凸形状発生ステップとを備える。
本発明によれば、二次元的な情報をユーザに提示することができるので、ユーザは、ディスプレイを見ることなくより多くの情報を取得できるようになる。
また、本発明によれば、凹凸発生手段が発生する凹凸形状が交差点形状であるので、ユーザは、当該凹凸発生手段を手で触ることにより交差点形状を認識することができる。
また、本発明によれば、予め記憶された凹凸形状に基づいて、凹凸形状発生手段の発生すべき凹凸形状が決定されるので、当該制御手段が凹凸形状についての複雑な計算を行う必要がなくなる。
また、本発明によれば、ユーザが交差点の形状と共に、進行方向もあわせて認識することが可能となる。交差点形状と進行方向とは密接に結びついた情報であるので、これらが同時にユーザに提示されることにより、ユーザは、効率的に案内情報を取得できる。
また、本発明によれば、交差点形状の進行方向に対応する部分の形状が時間変化に従って変化するので、ユーザが、進行方向を容易に認識することが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザは、交差点までの距離を認識することができるようになる。ここで、交差点までの距離は、交差点形状および進行方向と密接に結びついた情報であるので、これらと共にユーザに提示されることで、ユーザは、効率的に経路案内に関する情報を取得できる。
また、本発明によれば、距離特定手段が特定した距離に応じて、凹凸形状の変化の頻度が変わるので、ユーザは、容易に交差点までの距離を認識することができるようになる。
また、本発明によれば、距離特定手段が特定した距離に応じて、凹凸形状の変化の大きさが変わるので、ユーザは、容易に交差点までの距離を認識することができるようになる。
また、本発明によれば、ユーザは、凹凸形状発生手段を触ることにより、進行方向を認識することができる。ここで、進行方向の情報は、経路案内において非常に重要な情報である。その為、ユーザは、音声案内を聞き逃した場合でも、当該凹凸形状発生手段により、容易に進行方向を認識することができる。
また、本発明によれば、ユーザは、凹凸形状発生手段を触ることにより、交差点までの距離を認識することができる。ここで、交差点までの距離の情報は、経路案内において非常に重要な情報である。その為、ユーザは、音声案内を聞き逃した場合でも、当該凹凸形状発生手段により、容易に交差点までの距離を認識することができる。
また、本発明によれば、ハンドルが大きくきられている場合には、凹凸形状が発生されない。その為、コーナリング時に凹凸形状が発生して、ユーザの運転が妨げられることがなくなる。
また、本発明によれば、急ハンドルがきられている場合には、凹凸形状が発生されない。その為、コーナリング時に凹凸形状が発生して、ユーザの運転が妨げられることがなくなる。
また、本発明によれば、自動車が振動している場合には、凹凸形状が出力されない。このように、砂利道などの滑らかでない面を走行する場合には、滑らかな面を走行する場合よりも、運転が困難になる。その為、ハンドルに凹凸形状が発生して、ユーザの慎重な運転を邪魔する恐れがなくなる。
また、本発明によれば、ハンドルは、ユーザに常に触れている場所であるので、当該ユーザは、迅速に経路案内に関する情報を取得できる。
また、本発明によれば、シートは、ユーザに常に触れている場所であるので、当該ユーザは、迅速に経路案内情報を取得できる。
また、本発明によれば、凹凸形状と共に振動により経路案内に関する情報が通知される。その結果、ユーザは、より確実に経路案内に関する情報を取得することができる。
また、本発明によれば、交差点近傍に存在する建物の情報が凹凸により通知されるので、ユーザは、より正確に交差点付近の情報を取得できるようになる。
また、本発明によれば、予め記憶された凹凸形状に基づいて、凹凸形状発生手段の発生すべき凹凸形状が決定されるので、当該制御手段が凹凸形状についての複雑な計算を行う必要がなくなる。
また、本発明によれば、建物の情報を通知するための凹凸は、当該建物の名前を音読した際の抑揚に応じて変化する凹凸形状である。そのため、音声と凹凸とが併用されることにより、ユーザは、より正確に交差点の情報を入手できるようになる。
また、本発明によれば、周囲の音声が大きい場合に凹凸形状が発生する。すなわち、音声による経路案内が困難な場合に、凹凸形状による経路案内が行われる。そのため、通常時には、凹凸形状が出現しなくなる。その結果、ユーザは、通常時において、凹凸を気にすることなく自動車を快適に運転することができるようになる。
また、本発明によれば、経路案内の対象となっている交差点を通過した場合には、凹凸形状がリセットされて平面となる。そのため、ユーザは、次の交差点に間する凹凸形状を認識しやすくなる。
また、本発明によれば、二次元的な情報をユーザに提示することができるので、ユーザは、ディスプレイを見ることなくより多くの情報を取得できるようになる。
(第1の実施形態)
それでは、以下に、本発明の第1の実施形態に係る経路案内提示装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示した機能ブロック図である。
当該ナビゲーション装置1は、入力部2、位置検出部3、経路選出部4、地図データ格納部5、誘導部6、凹凸出力部7、音声出力部8、出力制御部9および表示部10を備える。
入力部2は、ユーザが当該ナビゲーション装置に情報を入力するための装置である。入力部2から入力された情報は、経路選出部4および出力制御部9に出力される。
位置検出部3は、GPS、電波ビーコン受信装置、車速センサ、角速度センサおよび絶対方位センサ等で構成されており、車両の現在位置を検出する。当該位置検出部3で検出された車両の現在位置情報は、経路選出部4および誘導部6に出力される。
地図データ格納部5は、光ディスク(例えばCDやDVD)、ハードディスクあるいは、SDカードのような半導体メモリカード等により実現され、地形、交差点や、道路の接続状況や、座標・形状・属性・規制情報などの二次元地図データあるいは三次元地図データが記録されている。当該地図データ格納部5に記録された地図データは、経路選出部4および誘導部6により読み出される。
経路選出部4は、入力部2から入力された情報の指示に従って、必要となる地図データを地図データ格納部5から読みこむ。そして、当該経路選出部4は、入力部2から入力された地点情報等の情報と、位置検出部3から入力された車両の現在位置情報とに基づいて、出発地点や目的地点を決定し、出発地から目的地の間の最小コスト経路を探索する。当該経路選出部4が選出した経路情報は、誘導部6に対して出力される。
誘導部6は、位置検出部3から出力される車両の現在位置情報と、地図データ格納部5から読み出される地図データと、経路選出部4から出力される経路情報とに基づいて、ユーザに対して目的地までの経路案内を行う。また、誘導部6は、ユーザの現在位置と当該ユーザが右折または左折する交差点との間の距離の大きさを示す距離情報と、当該交差点におけるユーザの進行方向を示す進行方向情報と、当該交差点付近の地図データとを、出力制御部9に出力する。
出力制御部9は、図2に示され、誘導部6から出力される距離情報と進行方向情報と地図データとに基づいて、凹凸出力部7に出力させるべき凹凸形状を決定する。図2は、当該出力制御部9の詳細を示したブロック図である。
当該出力制御部9は、図2に示されるように、音データ生成部91、凹凸データ生成部92および凹凸パターン記憶部93を備える。音データ生成部91は、誘導部6から出力される各情報に基づいて、音声案内用の音データを作成し、音声出力部8に出力する。
凹凸パターン記憶部93は、凹凸出力部7に出力させることができる交差点パターンを複数種類記憶している。当該凹凸パターン記憶部93は、例えば、図3に示されるような交差点パターンを記憶している。なお、図3に示される交差点パターンは、黒い部分が窪んでおり、白い部分が突出していることを示している。
凹凸データ生成部92は、誘導部6から出力されてくる各情報に基づいて、ユーザが右折あるいは左折を行う交差点の形状を特定し、特定した交差点形状に該当する交差点パターンを、凹凸パターン記憶部93から取得する。さらに、当該凹凸データ生成部92は、上記交差点における進行方向を特定すると共に、ユーザの現在位置と交差点との間の距離を特定し、当該交差点パターンの変化の態様を決定する。そして、当該凹凸データ生成部92は、決定した交差点パターンおよびその変化態様などの情報を、交差点パターン情報として、凹凸出力部7に出力する。
凹凸出力部7は、凹凸データ生成部92から出力される交差点パターン情報に従って、その面の凹凸を時間変化に応じて変化させる。当該凹凸出力部7は、面上にアレイ状にピンが複数設けられており、外部からの制御により各ピンが上下動する。これにより、面上の凹凸を自在に変化させることができる。
それでは、以下に、凹凸出力部7の凹凸の変化について説明する。図4は、図3のパターン1の交差点パターンを示した図である。当該交差点パターンは、直進100、右折101および左折102を備える。ユーザが交差点を直進しなければならない場合には、当該交差点パターンの直進100の部分が突出および陥没を繰り返す。また、ユーザが交差点を右折しなければならない場合には、当該交差点パターンの右折101の部分が突出および陥没を繰り返す。また、ユーザが交差点を左折しなければならない場合には、当該交差点パターンの左折102の部分が突出および陥没を繰り返す。なお、以下では、当該突出および陥没の繰り返しを点滅と称する。
ここで、上記点滅の周期について説明する。本実施形態に係る経路案内提示装置では、ユーザの現在位置と交差点との間の距離の大きさに応じて、凹凸出力部7の時間経過に応じた変化態様が変化する。具体的には、ユーザの現在位置と交差点との間の距離に応じて、上記点滅の周期が変化する。より具体的には、上記2点間の距離が500m以下である場合には、図5(a)に示されるようなゆっくりとした周期で、点滅が繰り返される。また、上記2点間の距離が100m以下である場合には、図5(b)に示されるように、図5(a)より短い周期で、点滅が繰り返される。又、上記2点間の距離が30mである場合には、図5(c)に示されるように、図5(b)より短い周期で、点滅が繰り返される。
ところで、図6は、本実施形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成の一例を示したブロック図である。当該ナビゲーション装置は、CPU145と、ROM144と、RAM143と、出力部147と、入力部142と、位置検出部149とを備える。これらは共通のバスまたは外部バスによって結合されている。ここで、ROM144およびRAM143は、外部記憶媒体を用いた記憶装置を含むことができるものとする。
図6において、当該ナビゲーション装置のCPU145は、ROM144および/またはRAM143に記憶されたプログラムに従って動作する。したがって、図1における出力制御部9、経路選出部4および誘導部6の各機能は、それぞれ対応するプログラムによって実現される。その場合、本ナビゲーション装置は、典型的には当該ソフトウェア制御のためのプログラムを記憶した記録媒体を実装することになる。もちろん、本装置は、通信回線から伝送されてくるプログラムを利用してもよい。
また、典型的には図1における地図データ格納部5は、ROM144に含まれる。もっとも、地図データ格納部5の全部または一部は、RAM143に含まれてもよい。
以上のように構成されたナビゲーション装置1について、以下に動作を説明する。なお、本実施形態で示す各処理は、コンピュータを用いてソフトウェア的に実現するか、あるいはそれら各処理を行う専用のハードウエア回路を用いて実現することができる。
ここで、図7および8は、本実施形態に係るナビゲーション装置1が行う動作を示すフローチャートである。
まず、本処理は、位置検出部3が初期位置を認識することにより開始される(ステップS1)。位置検出部3は、認識した初期位置を現在位置情報として、経路選出部4および誘導部6に出力する。応じて、経路選出部4および誘導部6は、現在位置情報を取得する。
現在位置情報を取得した誘導部6は、地図データ格納部5から初期位置付近の地図データを取得し、これらに基づいて、表示部10に地図と共に初期位置を表示する(ステップS3)。
次に、誘導部6は、目的地が設定されているか否かを判定する(ステップS5)。目的地が設定されていない場合には、本処理はステップS7に進む。一方、目的地が設定されている場合には、本処理はステップS9に進む。
目的地が設定されていない場合、誘導部6は、ユーザに対して、目的地を設定するように要求する。当該処理は、例えば、表示部10にその旨を表示させてもよいし、音声出力部8にその旨の音声を出力させてもよい。応じて、ユーザは、入力部2を用いて目的地を設定する(ステップS7)。その後、入力された目的地の情報は、経路選出部4に出力される。この後、本処理はステップS9に進む。
上記ステップS9において、経路選出部4は、初期位置情報と目的地の情報とに基づいて、経路探索を行う(ステップS9)。当該経路探索は、一般的なナビゲーション装置で行われる経路探索と同様であり、例えば、ダイクストラ法により実現される。当該経路探索により求められた経路のノードリストは、誘導部6に出力される。
次に、誘導部6は、取得したノードリストの中で、ユーザが右左折する交差点のノードを特定する(ステップS11)。そして、当該誘導部6は、特定したノードの内、初期位置に最も近いノードの交差点を特定する(ステップS13)。
交差点を特定した誘導部6は、当該交差点と、ユーザの現在位置との距離の大きさを計算する(ステップS15)。そして、当該誘導部6は、計算した距離が所定値であるか否かを判定する(ステップS17)。ここで、当該所定値とは、例えば、500m、100mまたは30mである。当該所定値は、一般的なカーナビゲーション装置において、「ポーン、**m先の交差点を右方向です」と音声案内がなされるときの交差点までの距離を示す。上記距離が所定値である場合には、本処理はステップS19に進む。一方、上記処理が所定値ない場合には、本処理はステップS33に進む。
上記距離が所定値である場合には、誘導部6は、交差点においてユーザが進行する方向を特定して、進行方向情報を作成する。さらに、当該誘導部6は、ユーザから交差点までの距離を特定し、距離情報を作成する。さらに、当該誘導部6は、ユーザの現在位置付近の地図データを地図データ格納部5から取得する。ここでは、その一例として、誘導部6は、図9に示される地図データを取得するものとする。図9に示される地図データにおいて、太線で描かれている部分は、ユーザが進行すべき経路を示している。
その後、誘導部6は、進行方向情報、距離情報および地図データを凹凸データ生成部92および音データ生成部91に出力する。これにより、出力制御部9の凹凸パターン作成処理が開始される(ステップS19)。それでは、以下に、当該凹凸パターン作成処理について、図面を参照しながら説明する。図10は、当該凹凸パターン作成処理において、凹凸データ生成部92が行う動作を示したフローチャートである。
まず、凹凸パターン作成処理は、凹凸データ生成部92および音データ生成部91が、地図データ、進行方向情報および距離情報を取得することにより開始される(ステップS101)。
上記複数の情報を取得した凹凸データ生成部92は、取得した地図データを参照して、交差点の形状を特定し、使用する交差点パターンを特定する(ステップS103)。ここで、図9の地図データによれば、交差点の形状は、十字形状である。そこで、凹凸データ生成部92は、凹凸パターン記憶部93から図3のパターン1の交差点パターンを取得する。
次に、凹凸データ生成部92は、取得した進行方向情報を参照して、当該交差点をいずれの方向に進むのかを特定し、取得した交差点パターンの点滅位置を決定する(ステップS107)。ここで、図9の地図データによれば、ユーザは、交差点を右折しなければならない。そのため、誘導部6で作成された進行方向情報は、右折を示すものである。そこで、凹凸データ生成部92は、当該進行方向情報に基づいて、交差点パターンの右側を点滅させると決定する。
次に、凹凸データ生成部92は、取得した距離情報を参照して、当該交差点パターンの点滅の周期を決定する(ステップS109)。ここで、図9によれば、ユーザの現在位置は、交差点まで500mの位置である。そこで、凹凸データ生成部92は、図5(a)に示される最も遅い周期で交差点パターンを点滅させると決定する。以上の動作により、凹凸出力部7に出力させるべき交差点パターンが決定される。凹凸出力部7に出力させるべき交差点パターンを決定した凹凸データ生成部92は、交差点パターンの内容を示す交差点パターン情報を作成し、凹凸出力部7に出力する。この後、本処理はステップS21に進む。
次に、凹凸出力部7は、出力されてきた交差点パターンに基づいて、凹凸パターンを出力する(ステップS21)。本実施形態では、パターン1の交差点パターンの右の部分が点滅する。これにより、ユーザは、500m先の十字の交差点を右折すればよいと認識することができる。
次に、音声出力部8は、音声案内を行う(ステップS22)。ここで、本実施形態では、ユーザは、500m先の交差点を右折しなければならない。そこで、音声出力部8は、「ポーン、500m先の交差点を右方向です」と音声案内を出力する。なお、ステップS21とステップS22とは、逆の順番で行われてもよい。
次に、位置検出部3は、ユーザの現在位置を検出し、現在位置情報として、誘導部6に出力する(ステップS23)。現在位置情報を取得した誘導部6は、当該現在位置を地図データに重ね合わせて、表示部10に出力する。応じて、表示部10は、現在位置を示す地図を表示する(ステップS25)。
次に、誘導部6は、地図データと現在位置情報とを参照して、ステップS17において距離が測定されていた交差点をユーザが通過したか否かを判定する(ステップS27)。ユーザが交差点を通過した場合には、本処理はステップS29に進む。一方、ユーザが交差点を通過していない場合には、本処理はステップS33に進む。
ユーザが交差点を通過した場合には、出力制御部9は、凹凸出力部7に、凹凸の出力を終了させる(ステップS29)。その後、誘導部6は、次の直近の交差点を特定する(ステップS31)。この後、本処理はステップS33に進む。
上記ステップS33において、誘導部6は、ユーザが目的地に到着したか否かを判定する(ステップS33)。ユーザが目的地に到着した場合には、本処理は終了する。一方、ユーザが目的地に到着していない場合には、本処理はステップS15に戻る。以上で、本実施形態に係るナビゲーション装置の動作についての説明を終了する。
以上のように、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置によれば、二次元的な情報をユーザに提示することができるので、ユーザは、ディスプレイを見ることなくより多くの情報を取得できるようになる。
ここで、本実施形態に係る経路案内提示装置では、凹凸出力部により経路案内が行われているが、例えば、凹凸出力部の凹凸と、振動部による振動とが組み合わされて、経路案内が行われてもよい。
そこで、以下に説明する第2の実施形態に係る経路案内提示装置では、凹凸出力部と振動部とが備わった経路案内提示装置を含むナビゲーション装置について説明する。
(第2の実施形態)
それでは、以下に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置の構成を示した機能ブロック図である。
本実施形態に係るナビゲーション装置は、第1の実施形態に係るナビゲーション装置に新たに右振動出力部201と左振動出力部202とが設けられている。さらに、出力制御部200は、第1の出力制御部9と異なる内部構成を有する。
まず、出力制御部200は、図12に示されるように、音データ生成部91、凹凸データ生成部92、凹凸パターン記憶部93、振動データ生成部203および振動パターン記憶部204を備える。当該出力制御部200は、第1の実施形態の出力制御部9に振動データ生成部203および振動パターン記憶部204が新たに設けられたものである。
ここで、振動パターン記憶部204は、図13に示されるような複数の異なった周期の振動を右振動出力部201および左振動出力部202に出力させるための信号を格納している。振動データ生成部203は、誘導部6から出力されてくる進行方向情報と距離情報とに基づいて、右振動出力部201と左振動出力部202との振動を制御する振動制御信号を作成する。
ここで、右振動出力部201と左振動出力部202について説明する。右振動出力部201は、例えば、ハンドルの右側に取りつけられる。左振動出力部202は、例えば、ハンドルの左側に取りつけられる。これらは、振動データ生成部203から出力される振動制御信号に基づいて振動する。より具体的には、ユーザが交差点で右折しなければならない場合には、右振動出力部201が振動する。一方、ユーザが交差点で左折しなければならない場合には、左振動出力部202が振動する。また、ユーザから当該ユーザが右左折する交差点までの距離の大きさが500m以内である場合には、右振動出力部201または左振動出力部202は、図13(a)に示されるような、遅い振動周期で振動し、上記距離が100m以内である場合には、右振動出力部201と左振動出力部202は、図13(b)に示されるような図13(a)の周期より早い周期で振動し、さらに、上記距離が30m以内である場合には、右振動出力部201と左振動出力部202は、振動しつづける。
以上のように構成された本実施形態に係るナビゲーション装置について、以下にその動作について図面を参照しながら説明する。図14および15は、当該ナビゲーション装置の行う動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS1〜19までは、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
凹凸パターン作成処理(ステップS19)が終了すると、本処理は、振動パターン作成処理(ステップS100)に進む。当該振動パターン作成処理は、右振動出力部201と左振動出力部202とを振動させるための振動制御信号を作成する処理であり、その詳細は図16に示される。
当該振動パターン作成処理は、振動データ生成部203が、ユーザの現在位置付近の地図データと進行方向情報と距離情報とを誘導部6から取得することにより開始される(ステップS301)。
進行方向情報を取得した振動データ生成部203は、当該進行方向情報を参照して、交差点における進行方向を特定する(ステップS305)。図9によれば、ユーザは、交差点において右折しなければならないので、進行方向情報は、右折する旨の情報が含まれている。その為、振動データ生成部203は、ユーザが右折しなければならないと特定する。
進行方向を特定した振動データ生成部203は、特定した方向の振動出力部を振動させるものと決定する(ステップS307)。上述したように、図9では、ユーザは、交差点において右折するものとしているので、振動データ生成部203は、右振動出力部201を振動させるものと決定する。
次に、振動データ生成部203は、距離データを参照して、ユーザの現在位置から当該ユーザが右左折する交差点までの距離を特定する。そして、当該振動データ生成部203は、特定した距離に応じた右振動出力部201と左振動出力部202との振動周期を決定し(ステップS311)、当該振動周期の振動を発生させるための信号を振動パターン記憶部204から取得する。より具体的には、振動データ生成部203は、上記距離が500mの場合には、図13(a)の振動周期の信号を取得し、上記距離が100mの場合には、図13(b)の振動周期の信号を取得し、上記距離が30mの場合には、図13(c)の振動周期の信号を取得する。これにより、右振動出力部201と左振動出力部202との振動パターンが決定される。当該振動パターンを決定した振動データ生成部203は、振動パターンを表す振動制御信号を作成し、右振動出力部201と左振動出力部202とに出力する。
次に、右振動出力部201と左振動出力部202とは、出力されてきた振動制御信号に基づいて、振動を行う(ステップS101)。なお、図9に示されるような場合には、ハンドルの右側に設けられた右振動出力部201が、図13(a)に示される周期で振動を行う。この後、本処理で行われる処理は、第1の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置によれば、二次元的な情報をユーザに提示することができるので、ユーザは、ディスプレイを見ることなくより多くの情報を取得できるようになる。
ここで、第1の実施形態や第2の実施形態では、ユーザの運転の状況に関わらず凹凸出力部や右振動出力部や左振動出力部を動作させるものとしていた。
しかしながら、ユーザは、例えば、ハンドルを切っている場合には、凹凸出力部や右振動出力部や左振動出力部が動作しても感知することができないことがある。また、ハンドルを切っている時に凹凸出力部や右振動出力部や左振動出力部が動作した場合、ユーザがハンドル操作を誤ってしまう恐れもある。
そこで、以下に説明する第3の実施形態では、例えばユーザがハンドル操作を行っている場合には、凹凸出力部が動作を行わない経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置について説明する。
(第3の実施形態)
それでは、以下に、本発明の第3の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。図17は、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の全体構成を示した機能ブロック図である。
本実施形態に係るナビゲーション装置は、舵角検出部300が新たに設けられている点で、第1の実施形態に係るナビゲーション装置と異なる。ここで、舵角検出部300は、当該ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルの舵角を検出し、舵角情報として誘導部6に出力する。なお、上記舵角検出部300が設けられたこと以外は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように構成されたナビゲーション装置の動作について、以下に図面を参照しながら説明する。図18および19は、本実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS1〜17の処理については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
ステップS17において、ユーザの現在位置とユーザが右左折する交差点との距離が所定値である場合には、本処理はステップS200に進む。
上記ステップS200において、誘導部6は、舵角検出部300から舵角情報を取得し、現在の舵角が予め定められた閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS200)。現在の舵角が閾値よりも大きい場合には、本処理はステップS21に進む。これは、凹凸出力部7が交差点パターンを出力しないことを意味する。一方、現在の舵角が閾値よりも大きくない場合には、本処理はステップS19に進む。これは、凹凸出力部7が交差点パターンを出力することを意味する。この後、当該ナビゲーション装置内で行われる処理は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置によれば、ハンドルがある一定角度以上きられている場合には、凹凸出力部7が動作しない。その為、自動車のコーナリング時にハンドルに凹凸が発生して、ユーザの運転の邪魔をすることがなくなる。
また、本実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置によれば、第1の実施形態と同様に、ユーザは、ディスプレイを見ることなくより多くの情報を取得できるようになる。
ここで、第1〜第3の実施形態では、交差点の形状に関する情報を凹凸出力部に出力させていた。しかしながら、凹凸出力部から出力される情報は、交差点の形状に関する情報のみではない。
そこで、以下に説明する第4の実施形態では、交差点の形状に関する情報以外の情報が凹凸出力部から出力される経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置について説明する。
(第4の実施形態)
それでは、以下に、本発明の第4の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。図20は、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の全体構成を示した機能ブロック図である。
本実施形態に係るナビゲーション装置では、出力制御部500の内部構造が第1の実施形態に係る出力制御部9の内部構造と異なる。また、ランドマーク用凹凸出力部501が、新たに設けられている。ランドマーク用凹凸出力部501は、交差点近傍に存在する目印となる建物(以下、ランドマークと称す)に関する情報を、凹凸により表現して出力する。
図21は、本実施形態に係る出力制御部500の内部構成を示したブロック図である。本実施形態に係る出力制御部500は、音データ生成部91、凹凸データ生成部92、凹凸パターン記憶部93、ランドマーク用凹凸データ生成部502およびランドマーク用凹凸パターン記憶部503を含む。なお、音データ生成部91、凹凸データ生成部92および凹凸パターン記憶部93は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
ランドマーク用凹凸パターン記憶部503は、ランドマーク用凹凸出力部501に出力させるべき凹凸形状の情報を、ランドマークに対応させて記憶している。具体的には、本実施形態に係るランドマーク用凹凸パターン記憶部503は、ランドマークを示すための情報として、図22に示すような当該ランドマークを音読した場合の抑揚を示す情報を記憶している。なお、図22は、ランドマーク用凹凸パターン記憶部503が記憶している情報の一例を示した図である。
ランドマーク用凹凸データ生成部502は、ランドマーク用凹凸パターン記憶部503が記憶している情報に基づいて、ランドマークを説明するランドマーク用凹凸データを生成する。当該ランドマーク用凹凸データは、ランドマーク用凹凸出力部501に、ランドマークに応じた凹凸変化を生じさせるためのデータである。具体的には、ランドマーク用凹凸出力部501は、ランドマークを音読した場合の抑揚に応じて、その表面の凹凸を変化させる。すなわち、ランドマーク用凹凸出力部501は、図22のパルス波の部分では表面を突出させ、図22のパルス波以外の部分では表面を突出させない。
以上のように構成されたナビゲーション装置の動作について、以下に図面を参照しながら説明する。図23は、本実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS1〜17までは、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。ステップS17において、距離が所定値であると誘導部6が判定した場合には、誘導部6は、交差点においてユーザが進行する方向を特定して、進行方向情報を作成する。さらに、当該誘導部6は、ユーザから交差点までの距離を特定し、距離情報を作成する。さらに、当該誘導部6は、ユーザの現在位置付近の地図データを地図データ格納部5から取得する。
その後、誘導部6は、進行方向情報、距離情報および地図データを凹凸データ生成部92、音データ生成部91およびランドマーク用凹凸データ生成部502に出力する。これにより、出力制御部9の凹凸パターン作成処理が開始される(ステップS300)。それでは、以下に、本実施形態に係る凹凸パターン作成処理について、図面を参照しながら説明する。図24は、当該凹凸パターン作成処理において、凹凸データ生成部92およびランドマーク用凹凸データ生成部502が行う動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS101〜ステップS109の間において、凹凸データ生成部92が行う動作については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
ステップS303において、ランドマーク用凹凸データ生成部502は、地図データを参照して、交差点近傍に存在するランドマークを決定する(ステップS302)。なお、図9では、交差点付近に銀行が存在するので、ランドマーク用凹凸データ生成部502は、交差点近傍に存在するランドマークを、銀行であると決定する。
次に、ランドマーク用凹凸データ生成部502は、決定したランドマークに対応する情報がランドマーク用凹凸パターン記憶部503に格納されているか否かを判定する(ステップS503)。決定したランドマークに対応する情報がランドマーク用凹凸パターン記憶部503に格納されている場合には、本処理はステップS304に進む。一方、決定したランドマークに対応する情報がランドマーク用凹凸パターン記憶部503に格納されていない場合には、本処理は図23のステップS301に進む。なお、この場合には、ランドマーク用凹凸パターンは生成されない。
決定したランドマークに対応する情報がランドマーク用凹凸パターン記憶部503に格納されている場合には、ランドマーク用凹凸データ生成部502は、当該情報をランドマーク用凹凸パターン記憶部503から取得する。そして、ランドマーク用凹凸データ生成部502は、取得した情報に基づいて、ランドマーク用凹凸データを生成する(ステップS304)。この後、本処理は図23のステップS301に進む。
上記ステップS301において、凹凸出力部7は、凹凸データ生成部92が生成した凹凸データに基づいて、交差点の形状に応じた凹凸を出力する(ステップS301)。さらに、ランドマーク用凹凸出力部501は、ランドマーク用凹凸データ生成部502が生成したランドマーク用凹凸データに基づいて、ランドマークに応じた凹凸を出力する(ステップS301)。なお、この際、ランドマーク用凹凸出力部501は、音声出力部8と連動して、凹凸を出力するのが望ましい。具体的には、音声出力部8が交差点付近に銀行が存在することをアナウンスする際に、ランドマーク用凹凸出力部501は、当該アナウンスに合わせて、図22のような凹凸を出力する。これにより、ユーザは、より正確にランドマークを認識することができる。この後、本処理は図8のステップS22に進む。なお、ステップS22〜33において行われる処理は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置によれば、交差点付近のランドマークを示す凹凸が出力されるようにしているので、ユーザは、より多くの交差点に関する情報を凹凸を介して取得することができるようになる。
なお、本実施形態では、ランドマークを示す情報が、凹凸により出力されるものとしているが、ランドマークを示す情報の出力方式はこれに限らない。例えば、ランドマークを示す情報は、第2の実施形態における振動出力部により出力されてもよい。
また、本実施形態では、ランドマークを示す情報は、ランドマークを音読した場合における抑揚に対応する凹凸として出力されているが、当該ランドマークを示す情報の出力方式は、これに限らない。したがって、ランドマーク用凹凸出力部501は、銀行は四角、ガソリンスタンドは三角といったように、ランドマークに対応した形状の凹凸を出力してもよい。
また、本実施形態おいて図22に示すランドマークに関する情報は、ユーザにより入力されてもよいし、ナビゲーション装置が生成してもよいし、予めナビゲーション装置に格納されていてもよい。なお、ナビゲーション装置が生成する場合には、地図に含まれる数が多いランドマークの情報を生成して、図22のように当該ナビゲーション装置が格納していることが望ましい。
ここで、上記第1〜第4の実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置は、通常時において、音声と共に凹凸を出力するものである。しかしながら、周囲が静かな場合には、ユーザは、音声のみでも十分に情報を取得できる。そこで、以下に示す第5の実施形態において、通常時には音声のみで経路案内を行い、周囲が騒がしくなった場合に凹凸により情報を提示するナビゲーション装置について説明を行う。
(第5の実施形態)
それでは、以下に、本発明の第5の実施形態に係るナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。図25は、本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。
図5に示すナビゲーション装置は、第1の実施形態に係るナビゲーション装置に新たに音声検出部600が設けられている。当該音声検出部600は、ナビゲーション装置の周囲(すなわち車内)の音声を集音し、音声レベルを誘導部6に出力する。なお、当該音声検出部600以外については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように構成されたナビゲーション装置の動作について、以下に図面を参照しながら説明する。図26および27は、本実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS1〜17の処理については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
ステップS17において、ユーザの現在位置とユーザが右左折する交差点との距離が所定値である場合には、本処理はステップS400に進む。
上記ステップS400において、音声検出部600は、周囲の音声を集音し、当該音声のレベルを誘導部6に対して出力する。音声レベルを取得した誘導部6は、取得した音声レベルが所定レベルよりも大きいか否かを判定する(ステップS400)。音声レベルが所定レベルよりも大きい場合には、本処理はステップS19に進む。これは、周囲が騒がしくユーザが音声案内を聞き取れないので、補助的に凹凸出力部7が交差点パターンを出力することを意味する。一方、音声レベルが所定レベルよりも小さい場合には、本処理はステップS22に進む。これは、周囲が静かであるので、凹凸出力部7が交差点パターンを出力しないことを意味する。この後、当該ナビゲーション装置内で行われる処理は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置によれば、周囲が騒がしい場合にのみ、凹凸出力部7により経路案内が行われる。そのため、不要な凹凸の出力が低減され、ユーザは、自動車を快適に運転することができるようになる。
なお、本実施形態において、音声案内は常に出力されなくてもよい。したがって、本実施形態において、凹凸により経路案内が行われる場合には、自動的に音声が出力されないように制御されてもよい。また、凹凸により経路案内が行われる場合には、手動により音声が出力されないように制御されてもよい。
ここで、第1〜第5の実施形態における凹凸出力部および振動出力部が設けられたハンドルの一例について図面を参照しながら説明する。図28は、第1〜第5の実施形態における凹凸出力部および振動出力部が設けられたハンドルの一例を示した図である。
図28によれば、例えば、凹凸出力部は、中央部400に設けられ、右振動出力部は、右手部401に設けられ、左振動出力部は、左手部402に設けられる。なお、凹凸出力部、右振動出力部および左振動出力部が設けられる場所は、ハンドルに限らない。これらは、例えば、シートに設けられてもよい。
なお、本実施形態では、コーナリング時に凹凸が発生しないようにする経路案内提示装置が記載されているが、当該経路案内提示装置は、第2の実施形態に示される振動出力部に対しても同様に適用することができる。
なお、本実施形態では、ハンドルの舵角が一定角度以上である場合に、凹凸が出力されないものとしているが、当該凹凸が出力されるか否かの判定は、これに限らない。例えば、ハンドルの回転速度がある速度以上である場合に、凹凸が出力されないとしてもよい。また、例えば、自動車が砂利道などを走行したことにより、激しく振動している場合に、凹凸が出力されないとしてもよい。この場合、自動車には、当該自動車の振動を検知する装置が設けられることになる。
なお、第1〜第5の実施形態に係る経路案内提示装置を含むナビゲーション装置では、交差点通過直後に凹凸出力部7は、凹凸形状をリセットすることが望ましい。具体的には、凹凸出力部7は、交差点通過直後に、その表面が全て凹んで平面になった状態または全て突出して平面になった状態になる。これにより、ユーザは、次の交差点が近づいてきたときに、当該次の交差点の形状を容易に認識できるようになる。
なお、第1〜第5の実施形態において、ユーザの習熟度に応じて、音声案内が行われる度合が変化してもよい。より具体的には、ユーザの習熟度が高い場合には、音声案内が行われずに、振動や凹凸による経路案内が行われるものであってもよい。
なお、第1〜第5の実施形態で用いた交差点パターンや振動パターンは、一例であり、本実施形態で用いられたものに限らない。
なお、第2の実施形態では、交差点までの距離が振動の周期により通知されるものであったが、当該交差点までの距離の通知方法はこれに限らない。当該通知方法は、例えば、振動の大きさが変化させられるものであってもよい。また、振動部がシートの背もたれに4つあるいは6つ設けられた場合には、交差点までの距離が短くなるに従って、振動する振動部が下から上へと移動するようにして、交差点までの距離がユーザに通知されてもよい。
なお、第1〜第5の実施形態において、凹凸出力部は、ハンドルの中央に設けられるとしているが、当該凹凸出力部が設置される場所はこれに限らない。例えば、凹凸出力部は、ナビゲーション装置のディスプレイ、シートベルト、センターコンソール、携帯電話あるいはリモコンなどに設置されてもよい。
なお、第1〜第5の実施形態では、経路案内を凹凸出力部によりユーザに通知するものであったが、凹凸出力部が通知可能な情報は、これに限らない。凹凸出力部は、例えば自動車の故障あるいは装置の故障を通知したり、携帯電話の着信を通知したりしてもよい。
第1の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示したブロック図 第1の実施形態に係る出力制御部の構成を示したブロック図 交差点パターンの例を示した図 パターン1の交差点パターンの詳細を示した図 交差点パターンの点滅周期を示した図 第1の実施形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成を示した図 第1の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 第1の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 地図データの一例を示した図 凹凸パターン作成処理の詳細を示したフローチャート 第2の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示したブロック図 第2の実施形態に係る出力制御部の構成を示したブロック図 第2の実施形態に係る振動出力部の振動パターンを示した図 第2の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 第2の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 振動パターン作成処理の詳細を示したフローチャート 第3の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示したブロック図 第3の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 第3の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 第4の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示したブロック図 第4の実施形態に係る出力制御部の構成を示したブロック図 第4の実施形態に係るランドマーク用凹凸出力部の凹凸パターンを示した図 第4の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 凹凸パターン作成処理の詳細を示したフローチャート 第5の実施形態に係る経路案内提示装置を含んだナビゲーション装置の構成を示したブロック図 第5の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 第5の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示したフローチャート 振動出力部および凹凸出力部が搭載されたハンドルの一例を示した図
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 入力部
3 位置検出部
4 経路選出部
5 地図データ格納部
6 誘導部
7 凹凸出力部
8 音声出力部
9、200、500 出力制御部
10 表示部
91 音データ生成部
92 凹凸データ生成部
93 凹凸パターン記憶部
142 入力部
143 RAM
144 ROM
145 CPU
147 出力部
149 位置検出部
201 右振動出力部
202 左振動出力部
203 振動データ生成部
204 振動パターン記憶部
300 舵角検出部
501 ランドマーク用凹凸出力部
502 ランドマーク用凹凸データ生成部
503 ランドマーク用凹凸パターン記憶部
600 音声検出部

Claims (22)

  1. 目的地点までの経路案内を行うナビゲーション装置において、当該経路案内に関する情報をユーザに提示する経路案内提示装置であって、
    面上に凹凸形状を発生させる凹凸形状発生手段と、
    前記経路案内がユーザに対して行われているときに、当該経路案内に関する情報を表現する凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させる制御手段とを備える、経路案内提示装置。
  2. 前記制御手段は、
    経路案内すべき交差点の形状を特定する交差点形状特定手段を含み、
    前記交差点形状特定手段が特定した前記交差点の形状に関する凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  3. 交差点の形状に関する複数の凹凸形状を記憶する凹凸形状記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記交差点形状特定手段が特定した交差点の形状に関する凹凸形状を、前記凹凸形状記憶手段から取得し、取得した凹凸形状を前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項2に記載の経路案内提示装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記経路案内すべき交差点における当該ユーザの進行方向を特定する進行方向特定手段をさらに含み、
    前記進行方向特定手段が特定した前記ユーザの進行方向を、前記交差点形状特定手段が特定した前記交差点の形状と共に凹凸形状として、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項2に記載の経路案内提示装置。
  5. 前記制御手段は、前記交差点の形状に関する凹凸形状の内、前記進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状を、時間変化に応じて変化させて、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項4に記載の経路案内提示装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記ユーザと前記経路案内すべき交差点との間の距離を特定する距離特定手段をさらに含み、
    前記進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の時間変化に応じた変化態様を、前記距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて変化させて、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項5に記載の経路案内提示装置。
  7. 前記制御手段は、前記距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて、前記進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の変化の周期を変えて、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項6に記載の経路案内提示装置。
  8. 前記制御手段は、前記距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて、前記進行方向特定手段が特定した進行方向に対応する部分の凹凸形状の変化の大きさを変えて、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項6に記載の経路案内提示装置。
  9. 前記制御手段は、
    経路案内すべき交差点において、ユーザがいずれの方向に進行すべきであるかを特定する進行方向特定手段を含み、
    前記進行方向特定手段が特定した進行方向を示す凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記ユーザと、経路案内すべき交差点との間の距離を特定する距離特定手段を含み、
    前記距離特定手段が特定した距離の大きさに応じて時間的に変化する凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  11. 前記ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルの舵角を検出する舵角検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記舵角検出手段が検出した前記ハンドルの舵角が所定角度以上である場合には、前記凹凸形状発生手段に前記凹凸形状を発生させないことを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  12. 前記ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルの回転速度を検出する舵角検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記舵角検出手段が検出した前記ハンドルの回転速度が所定速度以上である場合には、前記凹凸形状発生手段に前記凹凸形状を発生させないことを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  13. 前記ナビゲーション装置が搭載された自動車の振動を検知する振動検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記振動検知手段が検出した振動が所定値よりも大きい場合には、前記凹凸形状発生手段に前記凹凸形状を発生させないことを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  14. 前記凹凸形状発生手段は、前記ナビゲーション装置が搭載された自動車のハンドルに設置されることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  15. 前記凹凸形状発生手段は、前記ナビゲーション装置が搭載された自動車のシートに設置されることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  16. 振動により前記ユーザに対して経路案内に関する情報を提示する振動手段と、
    前記経路案内がユーザに対して行われているときに、当該経路案内に関する情報の内容に応じて前記振動手段を振動させる振動制御手段とをさらに備える、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  17. 前記制御手段は、
    経路案内すべき交差点近傍に存在する目印となる建物を特定するランドマーク特定手段を含み、
    前記ランドマーク特定手段が特定した前記建物に関する凹凸形状を、前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  18. 建物に関する複数の凹凸形状を記憶するランドマーク用凹凸形状記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ランドマーク特定手段が特定した建物に関する凹凸形状を、前記ランドマーク用凹凸形状記憶手段から取得し、取得した凹凸形状を前記凹凸形状発生手段に発生させることを特徴とする、請求項17に記載の経路案内提示装置。
  19. 前記ランドマーク用凹凸形状記憶手段は、建物の名前を音読した際の抑揚に応じて変化する凹凸形状を、複数の建物毎に記憶していることを特徴とする、請求項18に記載の経路案内提示装置。
  20. 周囲の音の大きさを検出する音検出手段と、
    前記音検出手段が検出した音の大きさが、所定値よりも大きいか否かを判定する音判定手段と、
    前記制御手段は、前記音判定手段が、前記音の大きさが所定値よりも大きいと判定した場合に、前記凹凸形状発生手段に凹凸形状を発生させることを特徴とする、請求項1に記載の経路案内提示装置。
  21. 前記制御手段は、経路案内すべき交差点をユーザが通過した場合には、凹凸形状を平面にしてから、次の交差点の形状に関する凹凸形状を前記凹凸形状発生手段に出力させることを特徴とする、請求項2に記載の経路案内提示装置。
  22. 目的地点までの経路案内を行うナビゲーション装置において、当該経路案内に関する情報をユーザに提示する方法であって、
    前記経路案内に関する情報に対応する凹凸形状を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された凹凸形状を発生する凹凸形状発生ステップとを備える、経路案内提示方法。

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