JP2004340505A - ガス給湯機の制御回路 - Google Patents

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JP2004340505A JP2003138835A JP2003138835A JP2004340505A JP 2004340505 A JP2004340505 A JP 2004340505A JP 2003138835 A JP2003138835 A JP 2003138835A JP 2003138835 A JP2003138835 A JP 2003138835A JP 2004340505 A JP2004340505 A JP 2004340505A
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Kazuyoshi Hatano
一善 畑野
Hiroshi Takechi
弘 武智
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、このようなガス給湯機の制御回路に関するもので、特に1次側の電圧変動を2次側で監視することにより、制御回路の簡素化と、熱交換器閉塞状況監視回路の信頼性向上を目的とする。
【解決手段】マイコン4からの回転数信号7と燃焼ファンからの回転数フィートバック信号8を比較することで熱交換器の閉塞状況を診断するとともに、電源電圧変動検出手段で検出した電圧変動と予め記憶している電源電圧変動に対する回転数信号と回転数フィートバック信号の関係より求めた電圧変動による影響度合いを前記比較結果に反映するように構成することで、制御回路の簡素化と、熱交換器閉塞状況監視回路の信頼性向上を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガス給湯機における制御回路の技術、特に熱交換器の閉塞状況診断回路において、1次側の電圧変動を2次側で監視することにより、制御回路の簡素化と、信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のガス給湯機の制御回路は、商用電源から絶縁せずに1次側電源でマイコンの電源、各種制御電源を構成し、1次側の電源変動監視、燃焼ファンの回転数の検出、燃焼ファンへのマイコンからの回転数信号の出力など、全て1次側で回路を構成していた。そのため燃焼ファン制御用に一次側にマイコン1個と、その他の制御用に2次側にマイコンを1個、合計2個のマイコンを使用していた。(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−168447号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のガス給湯機の制御回路では、1次側と2次側の制御回路が存在することになり、マイコンも1次側と2次側にそれぞれ1個設けなければならない制御回路構成で、非常に高価な制御回路であった。
【0005】
また、1次側と2次側のインターフェイスには絶縁素子を介しての信号の送受信を行うため、信号の伝達速度が要求される際には非常に不利な条件であった。
【0006】
また、2次側で燃焼ファンの回路を構成することにより、全て回路を2次側構成しても、一次側の電圧変動の監視がないため、熱交換器の閉塞状況は燃焼ファンの回転数とマイコンからの回転数信号との比較のみとなり、熱交換器閉塞状況監視回路の信頼性もあまり高いものではなかった。
【0007】
本発明は、このようなガス給湯機の制御回路において、1次側の電圧変動を2次側で監視することにより、制御回路の簡素化と、熱交換器閉塞状況監視回路の信頼性向上を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のガス給湯機の制御回路は、マイコンからの回転数信号と燃焼ファンからの回転数フィートバック信号を比較することで熱交換器の閉塞状況を診断するとともに、電源電圧変動検出手段で検出した電圧変動と予め記憶している電源電圧変動に対する回転数信号と回転数フィートバック信号の関係より求めた電圧変動による影響度合いを前記比較結果に反映するようにしてある。
【0009】
上記発明によれば、2次側電源で接続される負荷の変動に対して電圧変動のない2次側電圧を監視することにより、1次側の電圧変動を監視するので、マイコンも2次側に1個設けるのみで、制御回路も基本的には2次側電圧で構成するため、制御回路の簡素化と、熱交換器閉塞状況監視回路の信頼性向上が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、給湯機の各種制御を行うマイコンと、商用電源を入力し各種2次電源を構成する電源トランスと、前記電源トランスの2次側電源の電圧変動を監視することで1次側電源の電圧変動を監視する電源電圧変動検出手段と、水を加熱して湯にする熱交換器と、前記熱交換器を加熱する燃焼バーナと、前記燃焼バーナへ空気を送る燃焼ファンと、前記燃焼ファンの回転数を検知する第1のセンサーと、前記第1のセンサーからのフィードバック信号を前記マイコンへ入力する第2の制御回路と、前記燃焼ファンの回転数を制御する第1の制御回路とを備え、前記マイコンからの回転数信号と前記第2の制御回路からの回転数フィートバック信号を比較することで熱交換器の閉塞状況を診断するとともに、前記電源電圧変動検出手段で検出した電圧変動と予め記憶している電源電圧変動に対する回転数信号と回転数フィートバック信号の関係より求めた電圧変動による影響度合いを前記比較結果に反映するようにしたことを特徴とするものであり、電源トランスの2次側電源で1次側の電圧変動を監視することにより、マイコンからの燃焼ファン回転数信号と燃焼ファンの回転数の関係を1次側電源の変動条件を追加し、マイコンで監視することにより熱交換器閉塞状況診断回路は1次側の電圧変動でも誤判定による誤動作はしないという作用を有する。
【0011】
請求項2に記載の発明は、電源電圧変動検出手段は、2次側電源において接続される負荷の変動に対して電圧変動のない2次側電圧を使用することを特徴とするものであり、1次側の電圧変動を正確に監視ができ、熱交換器閉塞状況診断回路が誤判定による誤動作はしないという作用を有する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、電源電圧変動検出手段は、2次側電源においてフレームロッドへの印加電源を使用することを特徴とするものであり、フレームロッドへの印加電源を使用すれば電圧変動もなく、ガス給湯機の制御回路では必ず単独で存在する電源トランスの2次側の巻き線のため、新たに専用で設けることもなく、制御回路の簡素化が可能であるという作用を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、電源トランスの2次側電源で1次側の電圧変動を監視することにより、給湯機の各種制御回路を制御するマイコンは1個となるため制御回路の簡素化が可能であるという作用を有する。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
【0015】
(実施例1)
図1は本発明のガス給湯機の制御回路を示す。
【0016】
電源トランス2の1次側には商用電源1を入力し燃焼ファン15の電源も商用電源1を入力する。電源トランス2の2次側にはマイコン4の電源電圧、その他の制御回路3への電源電圧を構成したり、フレームロッド回路6への印加電圧を構成している。
【0017】
燃焼ファン15の制御は、マイコン4からの第1の回転数信号7を第1の制御回路9に入力し、第1の絶縁素子10を介し、1次側の第2の制御回路12へ入力され、燃焼ファン15へ回転数指令電圧13として入力された後、燃焼ファン15は回転数指令電圧13通りの回転数に制御される。燃焼ファン15からは現状の回転数信号14を出力、第2の制御回路12へ入力され、第2の絶縁素子11を介し、2次側の第1の制御回路9へ入力さた後、回転数フィードバック信号8としてマイコン4へ入力される。
【0018】
マイコン4は第1の回転数信号7と回転数フィードバック信号8とを比較し、熱交換器の閉塞を監視する。もし、熱交換器の閉塞が激しい場合は燃焼ファン15にかかる負荷が軽くなるため、マイコン4からの第1の回転数信号7より、回転数フィードバック信号8の方が大きくなる。その差がある定められた値よりも大きくなると、給湯機の動作を停止させる。
【0019】
しかしながら、燃焼ファン15の回転数は商用電源1の変動により変化する。例えば、商用電源1が定格100Vに対しプラス方向に変化すれば回転数は上がる。そのため、第1の回転数信号7と回転数フィードバック信号8の差だけでは、熱交換器の閉塞が正確に監視できないため、商用電源1の電圧変動もマイコン4で監視することが必要である。
【0020】
本実施例では商用電源1の電圧変動を検出する電源電圧変動検出手段を、負荷変動のない2次側のフレームロッド用電圧5の変動に置き換えて、マイコン4で監視することで行っている。フレームロッド用電圧5は負荷による変動がないため、変動する要素は商用電源1の電圧変動時のみである。従って、フレームロッド用電圧5を監視することにより、商用電源1の電圧変動を監視することが可能である。
【0021】
マイコン4にはあらかじめ商用電源1の変動に対する第1の回転数信号7と回転数フィードバック信号8の差をメモリーさせておき、第1の回転数信号7と回転数フィードバック信号8の比較する際は、メモリーされているデータとの相関関係を計算しながら、熱交換器の閉塞状況を監視する。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電源トランスの2次側電源で1次側の電圧変動を監視することにより、マイコンからの燃焼ファン回転数信号と燃焼ファンの回転数の関係を1次側電源の変動条件を追加し、マイコンで監視することにより熱交換器閉塞状況診断回路は1次側の電圧変動でも誤判定による誤動作はしない。特に、フレームロッドへの印加電源を使用すれば電圧変動もなく、ガス給湯機の制御回路では必ず単独で存在する電源トランスの2次側の巻き線のため、新たに専用で設けることもない。またマイコンは1個となるため、熱交換器閉塞状況診断回路の信頼性向上と制御回路の簡素化が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス給湯機の制御回路を示す図
【符号の説明】
1 商用電源
2 電源トランス
4 マイコン
8 回転数フィードバック信号
9 第1の制御回路
12 第2の制御回路
15 燃焼ファン

Claims (4)

  1. 給湯機の各種制御を行うマイコンと、商用電源を入力し各種2次電源を構成する電源トランスと、前記電源トランスの2次側電源の電圧変動を監視することで1次側電源の電圧変動を監視する電源電圧変動検出手段と、水を加熱して湯にする熱交換器と、前記熱交換器を加熱する燃焼バーナと、前記燃焼バーナへ空気を送る燃焼ファンと、前記燃焼ファンの回転数を検知する第1のセンサーと、前記第1のセンサーからのフィードバック信号を前記マイコンへ入力する第2の制御回路と、前記燃焼ファンの回転数を制御する第1の制御回路とを備え、前記マイコンからの回転数信号と前記第2の制御回路からの回転数フィートバック信号を比較することで熱交換器の閉塞状況を診断するとともに、前記電源電圧変動検出手段で検出した電圧変動と予め記憶している電源電圧変動に対する回転数信号と回転数フィートバック信号の関係より求めた電圧変動による影響度合いを前記比較結果に反映するようにしたガス給湯機の制御回路。
  2. 電源電圧変動検出手段は、2次側電源において接続される負荷の変動に対して電圧変動のない2次側電圧を使用する請求項1記載のガス給湯機の制御回路。
  3. 電源電圧変動検出手段は、2次側電源においてフレームロッドへの印加電源を使用する請求項1または2記載のガス給湯機の制御回路。
  4. 給湯機の各種制御回路を制御するマイコンは1個とする請求項1〜3のいずれか1項記載のガス給湯機の制御回路
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102954592A (zh) * 2011-08-26 2013-03-06 关隆股份有限公司 强攻型热水器的安全检知方法

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