JP2004340473A - 加熱調理装置とそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】調理状態を温度で検知する加熱調理器の温度検出手段等を利用し、加熱調理器の動作状態に対応した換気量で換気を行う加熱調理装置に関する。
【解決手段】高周波加熱調理器7が使用されると、高周波加熱調理状態検知手段8は高周波加熱調理器7の使用状態を検知し、検知した高周波加熱調理器7の使用状態は高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号を基に換気量を決定し、加熱調理器の動作状態に対応した換気量で換気手段1を動作させる。
【選択図】 図1
【解決手段】高周波加熱調理器7が使用されると、高周波加熱調理状態検知手段8は高周波加熱調理器7の使用状態を検知し、検知した高周波加熱調理器7の使用状態は高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号を基に換気量を決定し、加熱調理器の動作状態に対応した換気量で換気手段1を動作させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス加熱調理器または高周波加熱調理器等の動作に連動して換気を行う換気扇連動の加熱調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の換気扇連動の加熱調理装置は、燃料の供給状態を検出して換気量を決めるものであった(例えば、特許文献1参照)。図7は、特許文献1に記載された従来の換気扇と連動の加熱調理装置を示すものである。1は換気手段、4はガス加熱調理器、22は制御部、23は情報検出手段である。
【0003】
換気手段1の換気量を制御する制御部22は、ガス加熱調理器4への燃料の供給状態を情報検出手段23で検出し、情報検出手段23の検出結果を基に換気量を決定していた。
【0004】
しかしながら、上記従来の技術の構成では、換気扇の換気量を決定するために、燃料の供給状態を検出するための専用の情報検出手段を構成しなければならないという問題点を有していた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−193246号公報(第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、加熱調理器の調理状態を利用して換気量を決定する換気扇連動の加熱調理装置とそのプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の加熱調理装置は、食品を加熱して調理する加熱調理器と、前記加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する加熱調理状態検知手段と、前記加熱調理状態検知手段の検知信号を送信する加熱調理状態信号送信手段と、前記加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する換気信号受信手段と、前記換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段と、前記換気量制御手段の決定した換気量で換気する換気手段を備えたものである。
【0008】
これによって、加熱調理器の調理状態に応じて換気手段の換気量を変化するので、効率的な換気を行えるとともに、換気の構成を簡単にできるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記した本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用効果を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【0010】
請求項1記載に係る発明は、食品を加熱して調理する加熱調理器と、前記加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する加熱調理状態検知手段と、前記加熱調理状態検知手段の検知信号を送信する加熱調理状態信号送信手段と、前記加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する換気信号受信手段と、前記換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段と、前記換気量制御手段の決定した換気量で換気する換気手段を備えたものである。
【0011】
上記実施の形態において、加熱調理器に設けてある加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある加熱調理器の加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0012】
例えば、加熱室である加熱調理部の温度で以って食品の調理を制御する加熱調理器であれば、加熱調理部の温度を検知して調理制御部に送る温度検出手段である加熱調理状態検知手段の検知信号を換気量制御手段も取り込んで、一方、換気量制御手段は記憶部に、予め種々の検知信号に対応する種々の換気量を設定したテーブル表を格納してあり、取り込んだ検知信号に基き格納部から対応した換気量を取り出して決定し、その換気量に換気手段を制御するものである。
【0013】
請求項2記載に係る発明は、換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段を有する換気手段と、高周波加熱調理器およびガス加熱調理器と、前記それぞれの加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する高周波加熱調理状態検知手段およびガス加熱調理状態検知手段と、前記高周波加熱調理状態検知手段とガス加熱調理状態検知手段からのそれぞれの信号を前記換気信号受信手段に送信する高周波加熱調理状態信号送信手段およびガス加熱調理状態信号送信手段を備え、前記高周波加熱調理器および前記ガス加熱調理器の調理状態に応じて前記換気手段の換気量を変化させるものである。
【0014】
上記実施の形態によれば、高周波またはガスの各加熱調理器に設けてある高周波またはガスの各加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある各加熱調理器の各加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0015】
請求項3記載に係る発明は、請求項1または2記載の換気手段が照明手段を有し、加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器の被加熱物を入れる加熱調理部の扉の開成に連動して前記照明手段が点灯するものである。これにより、加熱調理器周辺の視認性を向上させることができる。
【0016】
請求項4記載に係る発明は、請求項1または2記載において、換気手段の状態を検知する換気状態検知手段と、前記換気状態検知手段からの信号を送信する換気信号送信手段と、前記換気信号送信手段および加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する高周波加熱調理状態信号受信手段と、前記高周波加熱調理状態信号受信手段からの信号に従って報知を行う高周波加熱調理器に既設の報知手段を備え、換気手段または加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器に異常が発生した場合に前記報知手段を使用して異常報知を行うものである。
【0017】
上記実施の形態によれば、換気手段または各加熱調理器は、それぞれに異常が発生した場合に一つの報知手段を使って異常報知を行え、報知手段の集約を行うことが可能になり構成を簡単にできる。
【0018】
請求項5記載に係る発明は、請求項1または2記載において、換気信号受信手段と加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段は無線方式で通信を行い、前記加熱調理信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段から予め決められた周波数の信号が前記換気信号受信手段に送信されることで前記換気手段の主電源が起動するものである。これにより、換気手段の待機電力を削減することができる。
【0019】
請求項6記載に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項記載の加熱調理装置の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させる加熱調理装置のプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の加熱調理装置の少なくとも一部を容易に実現できる。また記憶媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を、図2、図3は、換気扇連動の加熱調理装置の動作のフローチャートを、それぞれ示すものである。
【0022】
図1において、換気手段1は、換気量制御手段2と換気信号受信手段3を有する換気扇であり、加熱調理器であるガス加熱調理器4及び高周波加熱調理器7の設置してある部屋に設け、加熱調理器の調理動作に連動して換気を行うものである。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号により換気手段1の換気量を決定し、この換気量で換気手段1を制御する。
【0023】
ここでいう、ガス加熱調理器4及び高周波加熱調理器7は、例えば加熱室である加熱調理部(図示せず)の温度で以って食品の調理を制御する調理制御部を備えた一般的な加熱調理器であって、加熱調理部の温度を検知して調理状態(使用状態ともいう)を検知する温度検出手段等の加熱調理状態検知手段であるガス加熱調理状態検知手段5及び高周波加熱調理状態検知手段8が既に設置してある。
【0024】
ガス加熱調理状態信号送信手段6と高周波加熱調理状態信号送信手段9は、調理時に調理制御のため検知したガス加熱調理状態検知手段5の検知信号と、高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を換気手段1の換気量の決定にも利用するため換気信号受信手段3に有線通信で送信するものである。従って、ガス加熱調理状態検知手段5の検知信号と、高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を基に換気手段1の換気量の決定する換気量制御手段2は、例えば図3に示すフローチャートを実行するプログラムを格納している。
【0025】
すなわち、換気量制御手段2はマイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり、換気信号受信手段3を介して、加熱調理部の温度を検知して調理制御部に送る温度検出手段であるガス加熱調理状態検知手段5または高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を取り込み、一方、記憶部に予め種々の検知信号に対応する種々の換気量を設定したテーブル表を格納してあり、先に取り込んだ検知信号に基き格納部から対応した換気量を取り出して決定し、その換気量に換気手段1を制御するものである。
【0026】
上記実施例において、高周波加熱調理器7が調理に使用されると、図2に示すように、ステップ(以下、Sという)1で高周波加熱調理状態検知手段8は高周波加熱調理器7の調理状態を検知し、検知した高周波加熱調理器7の調理状態は、S2で高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は、図3に示すように、S3で換気信号受信手段3が受信した信号を基にS4で換気量を決定し、この換気量の信号により換気手段1をS5で決定した換気量で動作させる。
【0027】
また、高周波加熱調理器と同じようにガス加熱調理器4が使用されると、ガス加熱調理状態検知手段5はガス加熱調理器4の調理状態を検知し、検知したガス加熱調理器4の調理状態はガス加熱調理状態信号送信手段6から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号を基に換気量を決定し、換気手段1を決定した換気量で動作させる。
【0028】
以上のように本実施例では、加熱調理器に設けてある加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある各加熱調理器の加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0029】
なお、本実施例では各加熱調理器の温度検出手段等の加熱調理状態検知手段の信号を換気量決定の信号に利用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、所期の目的を達成する範囲内で種々のものが考えられ、例えば高周波加熱調理器であれば湿度検出手段、カス検出手段等の信号、ガス加熱調理器であれば調理状態(使用状態ともいう)に応じてガス供給量を制御する電磁弁等の流量制御弁の開閉度合いの電流信号(火力に対応した)、更には使用者が調理開始時に設定する加熱調理器の調理の種類(メニュー)の選択信号を換気量決定の信号に利用してもよいものである。
【0030】
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を示すものである。本実施例は、換気手段に照明器具を設けた点において実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0031】
図4において、10は換気扇に設けた照明手段で、換気信号受信手段3からの受信信号により点灯する構成にしてある。
【0032】
上記実施例において、高周波加熱調理状態検知手段8が高周波加熱調理器7の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開いたことを検知すると、その情報は高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気信号受信手段3は、高周波加熱調理器7の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開いたという情報を受信すると、照明手段10を点灯させる。
【0033】
また、高周波加熱調理器と同じ要領で、ガス加熱調理器4の使用に連動して照明手段10を点灯させることもできる。
【0034】
以上のように本実施例では、加熱調理器の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開くことに連動して照明手段を点灯させることができ、加熱調理器周辺が暗い場合でも周辺の視認性を向上させ、加熱調理器の使い勝手をよくできる。
【0035】
なお、本実施例では照明手段の点灯に、加熱調理部の扉の開く信号を利用したが、調理メニューの設定時の信号でもよい。
【0036】
(実施例3)
図5は、本発明の実施例3における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を示すものである。本実施例は、換気手段、各加熱調理器の異常時を知らせる報知手段を、一般的に設けてある高周波加熱調理器の報知手段に集約した点において、実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0037】
図5において、ガス加熱調理状態検知手段5及び高周波加熱調理状態検知手段8は、それぞれ加熱調理器の異常状態も調理状態の一つとして検知するものである。11は換気手段1の異常を検知する換気状態検知手段で、検知した異常信号を、換気信号送信手段12を介して高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信する。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、ガス加熱調理状態検知手段5が検知したガス加熱調理器4の異常の信号を、ガス加熱調理状態信号送信手段6を通じて受信する。報知手段14は既に高周波加熱調理器7に設けてあるものを使用し、この報知手段14に高周波加熱調理器7の異常時には高周波加熱調理状態検知手段8が検知した異常の信号と、またガス加熱調理器4と換気手段1の異常時の信号とを、高周波加熱調理状態信号受信手段13を介して送信することで、異常時の報知を一つの報知手段に集約する構成にしている。
【0038】
上記実施例において、換気状態検知手段11が換気手段1の異常を検知すると、その情報は換気信号送信手段12から高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0039】
また、同じようにガス加熱調理状態検知手段5がガス加熱調理器4の異常を検知すると、その情報はガス加熱調理状態信号送信手段6から高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0040】
また、高周波加熱調理状態検知手段8が高周波加熱調理器7の異常を検知すると、その情報は高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0041】
以上のように本実施例では、換気手段1、ガス加熱調理器4、高周波加熱調理器7の異常を一つの報知手段で報知することができるので、報知手段の集約により個別の報知手段が不要になり、その構成を簡単にできる。
【0042】
(実施例4)
図1は、本発明の実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を、図6は、図1の換気信号受信手段3のブロック図を、それぞれ示すものである。
【0043】
図1、図6において、ガス加熱調理状態検知手段5がガス加熱調理器4の調理状態(使用状態ともいう)を検知すると、ガス加熱調理信号送信手段6は、予め決められた周波数の信号を発信する。そして、ガス加熱調理状態信号送信手段6から発信された信号を換気信号受信手段3における受信回路15が受信すると、受信された信号は、予め決められた周波数の信号を通過させるバンドパスフィルタ16と、平滑回路17を通ってトランジスタ21をオンさせる。
【0044】
トランジスタ21がオンすると、リレー19の接点側が閉じて主電源である商用電源18の電力が換気制御回路20に供給され換気制御回路20が起動する。換気制御回路20が起動すると、換気制御回路20は端子20aから信号を出力してトランジスタ21のオン状態を継続させ、換気量制御手段2による換気手段1の制御が行われる。従って、ガス加熱調理信号送信手段6の設定周波数の信号が送信されない限り、常には商用電源18の電力が供給されずに、換気信号受信手段3は待機状態にある。なお、高周波加熱調理器においても、上記したガス加熱調理器の場合と同じように、常には商用電源18の電力が供給されずに、換気信号受信手段3は待機状態にある。
【0045】
以上のように本実施例では、換気信号受信手段における受信回路が、予め決められた周波数の信号を受信するまでは換気制御回路に電力が供給されないので、換気信号受信手段の待機電力を削減できる。
【0046】
なお、上記実施例では換気手段と各加熱調理器との間における信号の通信は有線で行うようにしたが、無線方式であってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、加熱調理器の加熱状態に応じた換気を行うことができるため、換気量を必要最小限にすることで、換気手段の騒音や消費電力を削減することができるとともに、換気扇連動の構成を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1及び実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図2】同実施例1における加熱調理装置の動作を示すフローチャート
【図3】同実施例1における加熱調理装置の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例2における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図5】本発明の実施例3における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図6】本発明の実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図7】従来の換気扇連動の加熱調理装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 換気手段
2 換気量制御手段
3 換気信号受信手段
4 ガス加熱調理器(加熱調理器)
5 ガス加熱調理状態検知手段(加熱調理状態検知手段)
6 ガス加熱調理状態信号送信手段(加熱調理状態信号送信手段)
7 高周波加熱調理器(加熱調理器)
8 高周波加熱調理状態検知手段(加熱調理状態検知手段)
9 高周波加熱調理状態信号送信手段(加熱調理状態信号送信手段)
10 照明手段
11 換気状態検知手段
12 換気信号送信手段
13 高周波加熱調理状態信号受信手段
14 報知手段
18 商用電源(主電源)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス加熱調理器または高周波加熱調理器等の動作に連動して換気を行う換気扇連動の加熱調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の換気扇連動の加熱調理装置は、燃料の供給状態を検出して換気量を決めるものであった(例えば、特許文献1参照)。図7は、特許文献1に記載された従来の換気扇と連動の加熱調理装置を示すものである。1は換気手段、4はガス加熱調理器、22は制御部、23は情報検出手段である。
【0003】
換気手段1の換気量を制御する制御部22は、ガス加熱調理器4への燃料の供給状態を情報検出手段23で検出し、情報検出手段23の検出結果を基に換気量を決定していた。
【0004】
しかしながら、上記従来の技術の構成では、換気扇の換気量を決定するために、燃料の供給状態を検出するための専用の情報検出手段を構成しなければならないという問題点を有していた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−193246号公報(第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、加熱調理器の調理状態を利用して換気量を決定する換気扇連動の加熱調理装置とそのプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の加熱調理装置は、食品を加熱して調理する加熱調理器と、前記加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する加熱調理状態検知手段と、前記加熱調理状態検知手段の検知信号を送信する加熱調理状態信号送信手段と、前記加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する換気信号受信手段と、前記換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段と、前記換気量制御手段の決定した換気量で換気する換気手段を備えたものである。
【0008】
これによって、加熱調理器の調理状態に応じて換気手段の換気量を変化するので、効率的な換気を行えるとともに、換気の構成を簡単にできるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記した本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用効果を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【0010】
請求項1記載に係る発明は、食品を加熱して調理する加熱調理器と、前記加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する加熱調理状態検知手段と、前記加熱調理状態検知手段の検知信号を送信する加熱調理状態信号送信手段と、前記加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する換気信号受信手段と、前記換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段と、前記換気量制御手段の決定した換気量で換気する換気手段を備えたものである。
【0011】
上記実施の形態において、加熱調理器に設けてある加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある加熱調理器の加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0012】
例えば、加熱室である加熱調理部の温度で以って食品の調理を制御する加熱調理器であれば、加熱調理部の温度を検知して調理制御部に送る温度検出手段である加熱調理状態検知手段の検知信号を換気量制御手段も取り込んで、一方、換気量制御手段は記憶部に、予め種々の検知信号に対応する種々の換気量を設定したテーブル表を格納してあり、取り込んだ検知信号に基き格納部から対応した換気量を取り出して決定し、その換気量に換気手段を制御するものである。
【0013】
請求項2記載に係る発明は、換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段を有する換気手段と、高周波加熱調理器およびガス加熱調理器と、前記それぞれの加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する高周波加熱調理状態検知手段およびガス加熱調理状態検知手段と、前記高周波加熱調理状態検知手段とガス加熱調理状態検知手段からのそれぞれの信号を前記換気信号受信手段に送信する高周波加熱調理状態信号送信手段およびガス加熱調理状態信号送信手段を備え、前記高周波加熱調理器および前記ガス加熱調理器の調理状態に応じて前記換気手段の換気量を変化させるものである。
【0014】
上記実施の形態によれば、高周波またはガスの各加熱調理器に設けてある高周波またはガスの各加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある各加熱調理器の各加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0015】
請求項3記載に係る発明は、請求項1または2記載の換気手段が照明手段を有し、加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器の被加熱物を入れる加熱調理部の扉の開成に連動して前記照明手段が点灯するものである。これにより、加熱調理器周辺の視認性を向上させることができる。
【0016】
請求項4記載に係る発明は、請求項1または2記載において、換気手段の状態を検知する換気状態検知手段と、前記換気状態検知手段からの信号を送信する換気信号送信手段と、前記換気信号送信手段および加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する高周波加熱調理状態信号受信手段と、前記高周波加熱調理状態信号受信手段からの信号に従って報知を行う高周波加熱調理器に既設の報知手段を備え、換気手段または加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器に異常が発生した場合に前記報知手段を使用して異常報知を行うものである。
【0017】
上記実施の形態によれば、換気手段または各加熱調理器は、それぞれに異常が発生した場合に一つの報知手段を使って異常報知を行え、報知手段の集約を行うことが可能になり構成を簡単にできる。
【0018】
請求項5記載に係る発明は、請求項1または2記載において、換気信号受信手段と加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段は無線方式で通信を行い、前記加熱調理信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段から予め決められた周波数の信号が前記換気信号受信手段に送信されることで前記換気手段の主電源が起動するものである。これにより、換気手段の待機電力を削減することができる。
【0019】
請求項6記載に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項記載の加熱調理装置の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させる加熱調理装置のプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の加熱調理装置の少なくとも一部を容易に実現できる。また記憶媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を、図2、図3は、換気扇連動の加熱調理装置の動作のフローチャートを、それぞれ示すものである。
【0022】
図1において、換気手段1は、換気量制御手段2と換気信号受信手段3を有する換気扇であり、加熱調理器であるガス加熱調理器4及び高周波加熱調理器7の設置してある部屋に設け、加熱調理器の調理動作に連動して換気を行うものである。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号により換気手段1の換気量を決定し、この換気量で換気手段1を制御する。
【0023】
ここでいう、ガス加熱調理器4及び高周波加熱調理器7は、例えば加熱室である加熱調理部(図示せず)の温度で以って食品の調理を制御する調理制御部を備えた一般的な加熱調理器であって、加熱調理部の温度を検知して調理状態(使用状態ともいう)を検知する温度検出手段等の加熱調理状態検知手段であるガス加熱調理状態検知手段5及び高周波加熱調理状態検知手段8が既に設置してある。
【0024】
ガス加熱調理状態信号送信手段6と高周波加熱調理状態信号送信手段9は、調理時に調理制御のため検知したガス加熱調理状態検知手段5の検知信号と、高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を換気手段1の換気量の決定にも利用するため換気信号受信手段3に有線通信で送信するものである。従って、ガス加熱調理状態検知手段5の検知信号と、高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を基に換気手段1の換気量の決定する換気量制御手段2は、例えば図3に示すフローチャートを実行するプログラムを格納している。
【0025】
すなわち、換気量制御手段2はマイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり、換気信号受信手段3を介して、加熱調理部の温度を検知して調理制御部に送る温度検出手段であるガス加熱調理状態検知手段5または高周波加熱調理状態検知手段8の検知信号を取り込み、一方、記憶部に予め種々の検知信号に対応する種々の換気量を設定したテーブル表を格納してあり、先に取り込んだ検知信号に基き格納部から対応した換気量を取り出して決定し、その換気量に換気手段1を制御するものである。
【0026】
上記実施例において、高周波加熱調理器7が調理に使用されると、図2に示すように、ステップ(以下、Sという)1で高周波加熱調理状態検知手段8は高周波加熱調理器7の調理状態を検知し、検知した高周波加熱調理器7の調理状態は、S2で高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は、図3に示すように、S3で換気信号受信手段3が受信した信号を基にS4で換気量を決定し、この換気量の信号により換気手段1をS5で決定した換気量で動作させる。
【0027】
また、高周波加熱調理器と同じようにガス加熱調理器4が使用されると、ガス加熱調理状態検知手段5はガス加熱調理器4の調理状態を検知し、検知したガス加熱調理器4の調理状態はガス加熱調理状態信号送信手段6から換気信号受信手段3に送信される。換気量制御手段2は換気信号受信手段3が受信した信号を基に換気量を決定し、換気手段1を決定した換気量で動作させる。
【0028】
以上のように本実施例では、加熱調理器に設けてある加熱調理状態検知手段による検知信号を利用して換気量制御手段が換気量を決定し、換気手段は加熱調理状態の検知信号に対応した換気量で換気を行うことになり、効率的な換気作用が得られるとともに、調理のために設けてある各加熱調理器の加熱調理状態検知手段を利用することで、換気のための構成を簡単にできる。
【0029】
なお、本実施例では各加熱調理器の温度検出手段等の加熱調理状態検知手段の信号を換気量決定の信号に利用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、所期の目的を達成する範囲内で種々のものが考えられ、例えば高周波加熱調理器であれば湿度検出手段、カス検出手段等の信号、ガス加熱調理器であれば調理状態(使用状態ともいう)に応じてガス供給量を制御する電磁弁等の流量制御弁の開閉度合いの電流信号(火力に対応した)、更には使用者が調理開始時に設定する加熱調理器の調理の種類(メニュー)の選択信号を換気量決定の信号に利用してもよいものである。
【0030】
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を示すものである。本実施例は、換気手段に照明器具を設けた点において実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0031】
図4において、10は換気扇に設けた照明手段で、換気信号受信手段3からの受信信号により点灯する構成にしてある。
【0032】
上記実施例において、高周波加熱調理状態検知手段8が高周波加熱調理器7の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開いたことを検知すると、その情報は高周波加熱調理状態信号送信手段9から換気信号受信手段3に送信される。換気信号受信手段3は、高周波加熱調理器7の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開いたという情報を受信すると、照明手段10を点灯させる。
【0033】
また、高周波加熱調理器と同じ要領で、ガス加熱調理器4の使用に連動して照明手段10を点灯させることもできる。
【0034】
以上のように本実施例では、加熱調理器の被加熱物を入れる加熱調理部の扉が開くことに連動して照明手段を点灯させることができ、加熱調理器周辺が暗い場合でも周辺の視認性を向上させ、加熱調理器の使い勝手をよくできる。
【0035】
なお、本実施例では照明手段の点灯に、加熱調理部の扉の開く信号を利用したが、調理メニューの設定時の信号でもよい。
【0036】
(実施例3)
図5は、本発明の実施例3における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を示すものである。本実施例は、換気手段、各加熱調理器の異常時を知らせる報知手段を、一般的に設けてある高周波加熱調理器の報知手段に集約した点において、実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0037】
図5において、ガス加熱調理状態検知手段5及び高周波加熱調理状態検知手段8は、それぞれ加熱調理器の異常状態も調理状態の一つとして検知するものである。11は換気手段1の異常を検知する換気状態検知手段で、検知した異常信号を、換気信号送信手段12を介して高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信する。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、ガス加熱調理状態検知手段5が検知したガス加熱調理器4の異常の信号を、ガス加熱調理状態信号送信手段6を通じて受信する。報知手段14は既に高周波加熱調理器7に設けてあるものを使用し、この報知手段14に高周波加熱調理器7の異常時には高周波加熱調理状態検知手段8が検知した異常の信号と、またガス加熱調理器4と換気手段1の異常時の信号とを、高周波加熱調理状態信号受信手段13を介して送信することで、異常時の報知を一つの報知手段に集約する構成にしている。
【0038】
上記実施例において、換気状態検知手段11が換気手段1の異常を検知すると、その情報は換気信号送信手段12から高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0039】
また、同じようにガス加熱調理状態検知手段5がガス加熱調理器4の異常を検知すると、その情報はガス加熱調理状態信号送信手段6から高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0040】
また、高周波加熱調理状態検知手段8が高周波加熱調理器7の異常を検知すると、その情報は高周波加熱調理状態信号受信手段13に送信される。高周波加熱調理状態信号受信手段13は、受信した信号を基に報知手段14を動作させて異常を報知する。
【0041】
以上のように本実施例では、換気手段1、ガス加熱調理器4、高周波加熱調理器7の異常を一つの報知手段で報知することができるので、報知手段の集約により個別の報知手段が不要になり、その構成を簡単にできる。
【0042】
(実施例4)
図1は、本発明の実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図を、図6は、図1の換気信号受信手段3のブロック図を、それぞれ示すものである。
【0043】
図1、図6において、ガス加熱調理状態検知手段5がガス加熱調理器4の調理状態(使用状態ともいう)を検知すると、ガス加熱調理信号送信手段6は、予め決められた周波数の信号を発信する。そして、ガス加熱調理状態信号送信手段6から発信された信号を換気信号受信手段3における受信回路15が受信すると、受信された信号は、予め決められた周波数の信号を通過させるバンドパスフィルタ16と、平滑回路17を通ってトランジスタ21をオンさせる。
【0044】
トランジスタ21がオンすると、リレー19の接点側が閉じて主電源である商用電源18の電力が換気制御回路20に供給され換気制御回路20が起動する。換気制御回路20が起動すると、換気制御回路20は端子20aから信号を出力してトランジスタ21のオン状態を継続させ、換気量制御手段2による換気手段1の制御が行われる。従って、ガス加熱調理信号送信手段6の設定周波数の信号が送信されない限り、常には商用電源18の電力が供給されずに、換気信号受信手段3は待機状態にある。なお、高周波加熱調理器においても、上記したガス加熱調理器の場合と同じように、常には商用電源18の電力が供給されずに、換気信号受信手段3は待機状態にある。
【0045】
以上のように本実施例では、換気信号受信手段における受信回路が、予め決められた周波数の信号を受信するまでは換気制御回路に電力が供給されないので、換気信号受信手段の待機電力を削減できる。
【0046】
なお、上記実施例では換気手段と各加熱調理器との間における信号の通信は有線で行うようにしたが、無線方式であってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、加熱調理器の加熱状態に応じた換気を行うことができるため、換気量を必要最小限にすることで、換気手段の騒音や消費電力を削減することができるとともに、換気扇連動の構成を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1及び実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図2】同実施例1における加熱調理装置の動作を示すフローチャート
【図3】同実施例1における加熱調理装置の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例2における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図5】本発明の実施例3における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図6】本発明の実施例4における換気扇連動の加熱調理装置のブロック図
【図7】従来の換気扇連動の加熱調理装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 換気手段
2 換気量制御手段
3 換気信号受信手段
4 ガス加熱調理器(加熱調理器)
5 ガス加熱調理状態検知手段(加熱調理状態検知手段)
6 ガス加熱調理状態信号送信手段(加熱調理状態信号送信手段)
7 高周波加熱調理器(加熱調理器)
8 高周波加熱調理状態検知手段(加熱調理状態検知手段)
9 高周波加熱調理状態信号送信手段(加熱調理状態信号送信手段)
10 照明手段
11 換気状態検知手段
12 換気信号送信手段
13 高周波加熱調理状態信号受信手段
14 報知手段
18 商用電源(主電源)
Claims (6)
- 食品を加熱して調理する加熱調理器と、前記加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する加熱調理状態検知手段と、前記加熱調理状態検知手段の検知信号を送信する加熱調理状態信号送信手段と、前記加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する換気信号受信手段と、前記換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段と、前記換気量制御手段の決定した換気量で換気する換気手段を備えた加熱調理装置。
- 換気信号受信手段からの信号により換気量を制御する換気量制御手段を有する換気手段と、高周波加熱調理器およびガス加熱調理器と、前記それぞれの加熱調理器に既設してあって、調理状態を検知する高周波加熱調理状態検知手段およびガス加熱調理状態検知手段と、前記高周波加熱調理状態検知手段とガス加熱調理状態検知手段からのそれぞれの信号を前記換気信号受信手段に送信する高周波加熱調理状態信号送信手段およびガス加熱調理状態信号送信手段を備え、前記高周波加熱調理器および前記ガス加熱調理器の調理状態に応じて前記換気手段の換気量が変化してなる加熱調理装置。
- 換気手段は照明手段を有し、加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器の被加熱物を入れる加熱調理部の扉の開成に連動して前記照明手段が点灯する請求項1または2記載の加熱調理装置。
- 換気手段の状態を検知する換気状態検知手段と、前記換気状態検知手段からの信号を送信する換気信号送信手段と、前記換気信号送信手段および加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段からの信号を受信する高周波加熱調理状態信号受信手段と、前記高周波加熱調理状態信号受信手段からの信号に従って報知を行う高周波加熱調理器に既設の報知手段を備え、換気手段または加熱調理器または高周波またはガスの各加熱調理器に異常が発生した場合に前記報知手段を使用して異常報知を行う請求項1または2記載の加熱調理装置。
- 換気信号受信手段と加熱調理状態信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段は無線方式で通信を行い、前記加熱調理信号送信手段または高周波またはガスの各加熱調理状態信号送信手段から予め決められた周波数の信号が前記換気信号受信手段に送信されることで前記換気手段の主電源が起動する請求項1または2記載の加熱調理装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項記載の加熱調理装置の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させる加熱調理装置のプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008116120A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Hitachi Appliances Inc | レンジフードファン |
JP2011153780A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Panasonic Corp | 高周波加熱調理装置 |
CN114052461A (zh) * | 2020-07-31 | 2022-02-18 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 控制方法、控制装置、食材处理器具和计算机存储介质 |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003136972A patent/JP2004340473A/ja not_active Withdrawn
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