JP2004339910A - 全方位自在水栓バルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、一般家庭よう流し台に取付られている水栓バルブの吐出パイプは水平方向に回動するもがあっても、上下左右に回動し伸縮するものがないので、背の高い容器に注水するには不便であり、吐水範囲が狭く限定されている。
又、台所等で火災が発生した時、従来の水栓バルブでは、蛇口から火炎部に直接放水して消化する事は不可能であった。
【解決手段】そこで、本発明は水栓バルブの吐出パイプをバルブの吐水口位置よりも上下に自在に変更でき、更に水平方向にも自在に変更できる全方位自在な水栓バルブを提供することによって従来の諸問題点を解消するものである。
【選択図】 図1
又、台所等で火災が発生した時、従来の水栓バルブでは、蛇口から火炎部に直接放水して消化する事は不可能であった。
【解決手段】そこで、本発明は水栓バルブの吐出パイプをバルブの吐水口位置よりも上下に自在に変更でき、更に水平方向にも自在に変更できる全方位自在な水栓バルブを提供することによって従来の諸問題点を解消するものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、吐水位置を上下左右自由自在に調整可能にした水栓バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既存の水栓バルブに装着されている吐水パイプは水平方向に自在回動するパイプが主体であって、特殊な水栓バルブとしては本体の吐水口よりも高い位置から吐出さす為には
(1) ツル首型水平方向自在パイプを取付けるか、
(2) 自由自在に屈曲するラセンパイプ(フレキシブルパイプともいう。)等が使用されている。
【0003】
【非特許文献1】
(株)三栄水栓製作所 カタログ
「2002 SELECTION CATALOG」(水まわり用品)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のラセンパイプ以外の水栓バルブには次の様な不便さがあった。
(1)例えば、一般家庭様の流し台に取付られている水栓バルブの吐水パイプの高さはシンク底面から20〜30cm程度である。この為に30cm以上の容器に注水するには容器を斜めにするか、又は、柄杓を使用して入れなければならなかった。
(2) 流し台のシンク槽が廣い割には、水栓からの吐水範囲が狭く且つ限られていて、シンク槽全体を使用して洗い物をするには不便であった。
(3) 台所等で火災が発生した場合、従来の水栓バルブでは、蛇口からは火炎部に直接放水することは不可能であった。
そこで、本発明は水栓バルブの吐水口位置よりも上下左右伸縮自在に変更できる、即ち全方位自在な水栓バルブを提供することによって従来の諸問題を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明のバルブの構造を、実施例として図示する。
1 水やお湯等を吐出さす水栓バルブのように、吐水口部(2)がバルブ本体(1)の下方にあるバルブにおいては、該吐水口部(2)に第一吐水パイプ(3)を水平方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイプ(3)の先端に第二吐水パイフ(4)を上下方向に回動自在に取付け、更に、該第二吐水パイプ(4)には吐水方向を自在に変更出来る機構として、図1のように先端に第三吐水パイプ(5)を回動自在に取付けるか、
図2の様に先端にラセンパイプ(6)を取付けて成る全方位自在水栓バルブである。
2 図3はバルブ本体(1)の横部に吐水口部(2)があるバルブにおいては、該吐水口部(2)に第一吐水パイプ(3)を上下方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に球形継手を介して第二吐水パイフ(4)を回動自在に取付けて、
更に、吐水方向を自在に変更出来る機構として、第二吐水パイプの一部にラセンパイプ(6)を設けた全方位自在水栓バルブである。
3 図4はバルブ本体(1)の上部に吐水口部(2)があるバルブにおいては、該吐水口部(2)に球形継手を介して第一吐水パイプ(3)を全方位に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に球形継手を介して第二吐水パイフ(4)を全方位に回動自在に取付けた全方位自在水栓バルブである。
【0006】
上記バルブの第一吐水パイプ又は第二吐水パイプの少なくとも1つに伸縮自在パイプを設けたり、又は、第二吐水パイプの一部に自在に屈曲するラセンパイプ(フレキシブパイプともいう。)を装着すれば更に吐水位置や角度を自由に変更出来てよい。
【0007】
本発明の継手部の構造を説明する。
第一、第二等の吐水パイプを回動自在に取付ける継手としては、図5(A)に示すような、ナットとリング及びパッキン等とで構成して回動する通常の継手か、又は、(B)図のように回動する球型継手を使用すればよい。
従って、上記のような各種の継手を使用することによって、水平動、上下動する吐水パイプとか球形継手で全方位に回動する吐水パイプ等を適宜に選定すて全方位自在バルブを構成すればよい。
従った、本発明は実施例のみに限定するものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例である図2に基づき説明する。
水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、該バルブ本体(1)の吐水口部(2)に図5(A)のような継手構造で第一吐水パイプ(3)を水平方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に第二吐水パイフ(4)を上下方向に回動自在に取付け、更に吐水方向を変更出来る機構を有するラセンパイプ(6)を先端に取付けて成る全方位自在水栓バルブである。
これら3個の自在パイプをバルブ本体(1)に取付けることにより全方位に吐水が可能な水栓バルブを提供する。
【0009】
回動自在継手が水流や水圧によって、自然と回動する恐れがある場合には、継手機構に制動機能を持たせるか、或いは、水圧を減圧する手段等を講じるとよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明によって、従来の水栓バルブでは不可能であつた、大きい容器にも注水が可能になり、又、広範囲で吐水が可能になり、更に火災時には当全方位水栓バルブを使用することによって火炎部に直接放水出来るなど、従来のバルブでは想像もできない顕著な多くの効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の回動自在なパイプの継手構造を示す。
【符号の説明】
1.バルブ本体 2 吐水口部
3 第一吐水パイプ 4 第二吐水パイプ
5 第三吐水パイプ 6 ラセンパイプ
7 回動自在継手部 8 パッキン
9 リング 10 ナット
11 球形継手(回動自在継手の一種)
【発明の属する技術分野】
本発明は、水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、吐水位置を上下左右自由自在に調整可能にした水栓バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既存の水栓バルブに装着されている吐水パイプは水平方向に自在回動するパイプが主体であって、特殊な水栓バルブとしては本体の吐水口よりも高い位置から吐出さす為には
(1) ツル首型水平方向自在パイプを取付けるか、
(2) 自由自在に屈曲するラセンパイプ(フレキシブルパイプともいう。)等が使用されている。
【0003】
【非特許文献1】
(株)三栄水栓製作所 カタログ
「2002 SELECTION CATALOG」(水まわり用品)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のラセンパイプ以外の水栓バルブには次の様な不便さがあった。
(1)例えば、一般家庭様の流し台に取付られている水栓バルブの吐水パイプの高さはシンク底面から20〜30cm程度である。この為に30cm以上の容器に注水するには容器を斜めにするか、又は、柄杓を使用して入れなければならなかった。
(2) 流し台のシンク槽が廣い割には、水栓からの吐水範囲が狭く且つ限られていて、シンク槽全体を使用して洗い物をするには不便であった。
(3) 台所等で火災が発生した場合、従来の水栓バルブでは、蛇口からは火炎部に直接放水することは不可能であった。
そこで、本発明は水栓バルブの吐水口位置よりも上下左右伸縮自在に変更できる、即ち全方位自在な水栓バルブを提供することによって従来の諸問題を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明のバルブの構造を、実施例として図示する。
1 水やお湯等を吐出さす水栓バルブのように、吐水口部(2)がバルブ本体(1)の下方にあるバルブにおいては、該吐水口部(2)に第一吐水パイプ(3)を水平方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイプ(3)の先端に第二吐水パイフ(4)を上下方向に回動自在に取付け、更に、該第二吐水パイプ(4)には吐水方向を自在に変更出来る機構として、図1のように先端に第三吐水パイプ(5)を回動自在に取付けるか、
図2の様に先端にラセンパイプ(6)を取付けて成る全方位自在水栓バルブである。
2 図3はバルブ本体(1)の横部に吐水口部(2)があるバルブにおいては、該吐水口部(2)に第一吐水パイプ(3)を上下方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に球形継手を介して第二吐水パイフ(4)を回動自在に取付けて、
更に、吐水方向を自在に変更出来る機構として、第二吐水パイプの一部にラセンパイプ(6)を設けた全方位自在水栓バルブである。
3 図4はバルブ本体(1)の上部に吐水口部(2)があるバルブにおいては、該吐水口部(2)に球形継手を介して第一吐水パイプ(3)を全方位に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に球形継手を介して第二吐水パイフ(4)を全方位に回動自在に取付けた全方位自在水栓バルブである。
【0006】
上記バルブの第一吐水パイプ又は第二吐水パイプの少なくとも1つに伸縮自在パイプを設けたり、又は、第二吐水パイプの一部に自在に屈曲するラセンパイプ(フレキシブパイプともいう。)を装着すれば更に吐水位置や角度を自由に変更出来てよい。
【0007】
本発明の継手部の構造を説明する。
第一、第二等の吐水パイプを回動自在に取付ける継手としては、図5(A)に示すような、ナットとリング及びパッキン等とで構成して回動する通常の継手か、又は、(B)図のように回動する球型継手を使用すればよい。
従って、上記のような各種の継手を使用することによって、水平動、上下動する吐水パイプとか球形継手で全方位に回動する吐水パイプ等を適宜に選定すて全方位自在バルブを構成すればよい。
従った、本発明は実施例のみに限定するものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例である図2に基づき説明する。
水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、該バルブ本体(1)の吐水口部(2)に図5(A)のような継手構造で第一吐水パイプ(3)を水平方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフ(3)の先端に第二吐水パイフ(4)を上下方向に回動自在に取付け、更に吐水方向を変更出来る機構を有するラセンパイプ(6)を先端に取付けて成る全方位自在水栓バルブである。
これら3個の自在パイプをバルブ本体(1)に取付けることにより全方位に吐水が可能な水栓バルブを提供する。
【0009】
回動自在継手が水流や水圧によって、自然と回動する恐れがある場合には、継手機構に制動機能を持たせるか、或いは、水圧を減圧する手段等を講じるとよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明によって、従来の水栓バルブでは不可能であつた、大きい容器にも注水が可能になり、又、広範囲で吐水が可能になり、更に火災時には当全方位水栓バルブを使用することによって火炎部に直接放水出来るなど、従来のバルブでは想像もできない顕著な多くの効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の回動自在なパイプの継手構造を示す。
【符号の説明】
1.バルブ本体 2 吐水口部
3 第一吐水パイプ 4 第二吐水パイプ
5 第三吐水パイプ 6 ラセンパイプ
7 回動自在継手部 8 パッキン
9 リング 10 ナット
11 球形継手(回動自在継手の一種)
Claims (5)
- 水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、該水栓バルブ本体の吐水口部に第一吐水パイプを水平方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフの先端に第二吐水パイプを回動自在に取付けるか、
又は、吐水口部に第一吐水パイプを上下方向に回動自在に取付け、該第一吐水パイフの先端に第二吐水パイプを回動自在に取付け、
更に、これらの第二吐水パイプには吐水方向を変更可能な機構が設けられていること特徴とした全方位自在水栓バルブ。 - 請求項1記載の全方位自在水栓バルブにおいて、第二吐水パイプの吐水方向を変更可能な機構として、該第二吐水パイプの先端部に回動自在継手を介して第三吐水パイプを回動自在に取付けたこと特徴とした全方位自在水栓バルブ。
- 請求項1記載の全方向自在水栓バルブにおいて、第二吐水パイプの吐水方向を変更可能な機構として、該第二吐水パイプの任意の部位又は先端部にラセンパイプが装着されていること特徴とした全方位自在水栓バルブ。
- 水やお湯等を吐出さす水栓バルブにおいて、該水栓バルブ本体の吐水口部に第一吐水パイプを球形継手を介して回動自在に取付け、該第一吐水パイプの先端に球形継手を介して第二吐水パイプを回動自在に取付けていること特徴とした全方位自在水栓バルブ。
- 請求項1、2又は4記載の全方向自在水栓バルブにおいて、第一吐水パイプ又は第二吐水パイプの少なくとも1つに伸縮自在パイプが設けたり、ラセンパイプが装着されていることを特徴とした全方位自在水栓バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003174121A JP2004339910A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 全方位自在水栓バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003174121A JP2004339910A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 全方位自在水栓バルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004339910A true JP2004339910A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33534775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003174121A Pending JP2004339910A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 全方位自在水栓バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004339910A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019198814A (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | 健男 兼子 | 暗渠パイプの清掃具、及び同清掃具を備えた暗渠パイプの水閘構造 |
KR102201323B1 (ko) * | 2020-06-29 | 2021-01-11 | 김이섭 | 수도밸브 구조체 |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003174121A patent/JP2004339910A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019198814A (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | 健男 兼子 | 暗渠パイプの清掃具、及び同清掃具を備えた暗渠パイプの水閘構造 |
KR102201323B1 (ko) * | 2020-06-29 | 2021-01-11 | 김이섭 | 수도밸브 구조체 |
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