JP3231623U - 蛇口 - Google Patents

Abstract

【課題】真っ直ぐに吐水し吐水方向を自由に調節できる蛇口を提供する。【解決手段】バスルーム製品の蛇口であって、吐水部及び回転可能な吐水手段５を含み、吐水部の吐水端１が水平に設置され、回転可能な吐水手段５が吐水端１に接続される。吐水端１内に吐水手段５が回転可能に設置され、吐水手段５を回転することにより、上向き、下向き、左向き、右向き、前向き、及び、斜め後ろ向きなどの方向に吐水を実現できると共に、吐水手段５を水平の吐水端１内に押し込むことにより、使用しない場合に、占有スペースを削減して吐水手段５を保護することができる。【選択図】図１

Description

本考案は、バスルーム製品の技術分野に関し、特に、蛇口に関する。

従来技術では、吐水する数多くの蛇口は、その吐水の形態が単一であり、吐水の角度が固定されているため、吐水の角度を変更する必要がある場合、ホースを接続することによってのみ実現され得る。しかしながら、うがいや洗顔などの場合にそれは不便である。

本考案が解決しようとする課題は、真っ直ぐに吐水でき、吐水方向を自由に調節できる、蛇口を提供することにある。

上記の技術的課題を解決するために、本考案に係る技術的解決策は、吐水部及び回転可能な吐水手段を含み、前記吐水部の吐水端が水平に設置され、回転可能な吐水手段が前記吐水端に接続される蛇口を提供する。

さらに、前記吐水手段は、第一球形状ヘッド及び接続手段を含み、前記第一球形状ヘッドは、吐水端内に回転可能に設置され、吐水端に接続される第一通水路が内部に貫通し、前記接続手段は、一端が第一球形状ヘッドに接続され、前記第一通水路と連通する第二通水路が内部に設けられ、他端に吐水口が設置される。

さらに、前記吐水手段は、第二球形状ヘッド及び吐水手段をさらに含み、前記第二球形状ヘッドは、第三通水路が内部に貫通し、前記接続手段の両端に、それぞれ、第一球形状ヘッド及び第二球形状ヘッドが接続され、前記第一通水路、前記第二通水路及び前記第三通水路が順に連通し、前記第二球形状ヘッドが吐水手段内に回転可能に設置される。

さらに、前記吐水手段は、発泡手段である。

さらに、前記接続手段は、ベンドを有する。

さらに、前記接続手段は、中空ロッド部材である。

さらに、前記接続手段は、成形した金属製ホースである。

さらに、前記吐水手段は、マッチングピースをさらに含み、前記第一球形状ヘッドがマッチングピースの一端に回転可能に設置され、前記マッチングピースの他端が吐水端に螺合接続される。

さらに、前記マッチングピースは、吐水端が延出し、マッチングピースの延出部の周面に滑り防止パターンが施されている。

本考案の有益な効果は、吐水端内に吐水手段が回転可能に設置され、吐水手段を回転することにより、上向き、下向き、左向き、右向き、前向き、及び、斜め後ろ向きなどの方向に吐水を実現できると共に、吐水手段を水平の吐水端内に押し込むことにより、使用しない場合に、占有スペースを削減して吐水手段を保護することができることである。

本考案の実施例一に係る蛇口の構成の模式図である。 本考案の実施例一に係る蛇口が下向きに吐水する時の模式図である。 本考案の実施例一に係る蛇口が真っ直ぐに吐水する時の模式図である。 本考案の実施例一に係る蛇口が右向きに吐水する時の模式図である。 本考案の実施例一に係る蛇口が後ろ向きに吐水する時の模式図である。 本考案の実施例一に係る内蔵式の蛇口構成の模式図である。 本考案の実施例一に係る台所向けの蛇口の構成の模式図である。

本考案に係る技術的内容、達成すべき目的及び効果を詳しく説明するため、以下に、実施形態と共に図面を参照しながら説明する。

図１乃至図５を参照すると、蛇口は、吐水部及び回転可能な吐水手段を含み、前記吐水部の吐水端は水平に設置され、回転可能な吐水手段は前記吐水端に接続される。

上記の説明によると、本考案の有益な効果は、吐水端内に吐水手段が回転可能に設置され、吐水手段を回転することにより、上向き、下向き、左向き、右向き、前向き、及び、斜め後ろ向きなどの方向に吐水を実現できると共に、吐水手段を水平の吐水端内に押し込むことにより、使用しない場合に、占有スペースを削減して吐水手段を保護することができる。

さらに、前記吐水手段は、第一球形状ヘッド及び接続手段を含み、前記第一球形状ヘッドは吐水端内に可動可能に設置され、第一球形状ヘッドの内部に第一通水路が貫通し、第一通水路は吐水端に接続され、前記接続手段の一端は第一球形状ヘッドに接続され、接続手段の内部に第二通水路が設けられ、前記第一通水路と前記第二通水路とが連通し、接続手段の他端に吐水口が設置される。

上記の説明によると、使用時に、ユーザーが接続手段を外に引き出すことにより、第一球形状ヘッドは吐水端を一部に引き出すように駆動する。球形状ヘッドの回転可能な特性により、スイング接続手段は、接続手段における一端の表面の吐水口を上方、下方、左方、右方、前方及び斜め後ろ等の方向に向けることができる。このとき、蛇口のスイッチを回転させると、吐水端に、吐水が第一球形状ヘッドの第一通水路とそれと連通する接続手段の第二通水路に沿って、調整された吐水方向に位置する吐水口から流れることになる。

さらに、前記吐水手段は、第二球形状ヘッド及び吐水手段を含み、前記第二球形状ヘッドは、内部に第三通水路が貫通し、前記接続手段は、両端に、それぞれ、第一球形状ヘッド及び第二球形状ヘッドが接続され、前記第一通水路、第二通水路及び第三通水路が順に連通し、前記第二球形状ヘッドが吐水手段内に回転可能に設置される。

上記の説明によると、第二球形状ヘッドを設置し、第二球形状ヘッドを吐水手段内に回転可能に設置することにより、通水路が順に真っ直ぐな吐水端、第一通水路、第二通水路、第三通水路及び吐水手段からなることから、両球形状ヘッドによる回転により、吐水方向への選択をよりフレキシブルにすることができる。

さらに、前記吐水手段は発泡手段である。

上記の説明によると、吐水時に、水流が順に吐水端、第一通水路、第二通水路及び第三通水路を通過してから発泡手段内から流出することから、発泡手段により発泡した水流は、異なる水流の形態が生じ、ユーザーのニーズが満たされる。

さらに、前記接続手段は、ベンドを有する。

上記の説明によると、接続手段がベンドを有することから、接続手段における調整可能な角度が大きくなり、吐水の方向と角度への選択が増える。

さらに、前記接続手段は、中空ロッド部材である。

上記の説明によると、接続手段についてロッドの形態を選択すると、再び回転した後に吐水手段を配置することを容易にし、吐水位置を安定にすることを確保し、ロッド内に中空を設置すると、通水路として使用することもできる。

さらに、前記接続手段は、成形した金属製ホースである。

上記の説明によると、接続手段が成形した金属製ホースであることから、接続手段によりベンド角度を自由に選択でき、吐水についてより多くの方向と角度を選択することができる。

さらに、前記吐水手段はマッチングピースをさらに含み、前記第一球形状ヘッドはマッチングピースの一端に回転可能に設置され、前記マッチングピースの他端は真っ直ぐな吐水端に螺合接続される。

さらに、前記マッチングピースは、吐水端が延出し、マッチングピースの延出部の周面に滑り防止パターンが施されている。

上記の説明によると、第一球形状ヘッドがマッチングピースにより吐水端に螺合接続されることから、マッチングピースの延出の吐水端が容易に着脱されるため、マッチングピースの延出端の表面に滑り防止パターンが施されていることから、着脱の際の水による滑りを防止することができる。

図１乃至図７を参照すると、本考案の実施例一は、以下の通りである。
本実施例に係る蛇口は、吐水部及び回転可能な吐水手段を含み、前記吐水部の吐水端１は水平に設置され、回転可能な吐水手段は前記吐水端１に接続される。

吐水手段は、第一球形状ヘッド２、接続手段３、第二球形状ヘッド４、吐水手段５及びマッチングピース６を含む。第一球形状ヘッド２は、吐水端１内に回転可能に設置され、第一球形状ヘッド２の内部に第一通水路が貫通し、第一通水路が吐水端１に接続される。接続手段３は、その一端に第一球形状ヘッド２が接続され、第二通水路が内部に設けられ、第一通水路と第二通水路とが連通し、他端に吐水口が設置される。

第二球形状ヘッド４は、内部に第三通水路が貫通し、接続手段３は、両端に、それぞれ、第一球形状ヘッド２及び第二球形状ヘッド４が接続され、第一通水路、第二通水路及び第三通水路が順に連通し、第二球形状ヘッド４は、吐水手段５内に回転可能に設置され、密封用のゴムリングが設置される。

接続手段３は、ベンドを有し、ベンドの角度範囲は３０度−１５０度である。好ましくは、接続手段３は、成形した金属製ホースであり、成形金属製ホースにより自由にベンドの角度を固定することができる。また、固定角度を有するロッドであってもよく、使用時、より安定である。

マッチングピース６は、一端が第一球形状ヘッド２とマッチングする中空円筒状であり、第一球形状ヘッド２がマッチングピース６の一端に回転可能に設置され、密封用のゴムリングが設置され、マッチングピース６は、吐水端１に設置される雌ねじと接続されるように、他端に雄ねじが設置される。好ましくは、マッチングピース６は、吐水端１に設置される雄ねじと接続されるように、一端に雌ねじが設置される。

マッチングピース６は、吐水端１が延出し、マッチングピース６の延出部の表面に滑り防止パターンが施されている。

吐水手段５は、市場で一般的な発泡手段であり、ユーザーが必要に応じて吐水の水流の形態を調整するようにする。

当該蛇口は、各種の場合に応用され得る。図６に示す蛇口は、壁面に取り付けられ、内蔵式の蛇口として用いられ、水は、水平に設置された吐水端１から吐水端１、第一通水路、第二通水路及び第三通水路を経て発泡手段から流出する。第一球形状ヘッド２及び第二球形状ヘッド４の回転角度をそれぞれ調整すると、多方向の吐水を実現することができる。

図７に示す蛇口は、料理台に取り付けられる台所向けの蛇口であり、水流が水平に設置された吐水端１から、吐水端１、第一通水路、第二通水路及び第三通水路を経て、発泡手段から流出する。第一球形状ヘッド２及び第二球形状ヘッド４の回転角度をそれぞれ調整すると、多方向の吐水を実現することができる。

以上より、本考案が提供する蛇口は、第一球形状ヘッドを吐水端内に回転可能に設置することにより、接続手段の一端の表面の吐水口が、上向き、下向き、左向き、右向き、前向き及び斜め後ろ向き等方向に吐水するようにすることができ、しかも、第一球形状ヘッドを吐水端内に押し込むことにより、使用しない場合に、占有スペースを削減して吐水手段を保護することができる。第二球形状ヘッドと吐水手段とを設置することにより、吐水方向をよりフレキシブルにし、接続手段がベンドを有する成形した金属製ホースとされることにより、ベンドを用いて吐水角度への選択性を増やす一方、成形した金属製ホースによりベンド角度を自由に固定し、マッチングピースを第一球形状ヘッドと吐水端とに接続し滑り防止模様を設置して着脱を容易にすることができる。

上記の説明は、本考案の実施例に過ぎず、本考案の保護範囲を限定するものではなく、本考案の明細書及びその図面に基づいてなされた如何なる均等な置換、又は、関連する技術分野に直接・間接に適用されたものも、同様に、実用新案登録請求の範囲に含まれる。

１ 吐水端
２ 第一球形状ヘッド
３ 接続手段
４ 第二球形状ヘッド
５ 吐水手段
６ マッチングピース

Claims (9)

1. 吐水部及び回転可能な吐水手段を含み、前記吐水部の吐水端は水平に設置され、前記回転可能な吐水手段は前記吐水端に接続される、ことを特徴とする、蛇口。
2. 前記吐水手段は、第一球形状ヘッド及び接続手段を含み、
   前記第一球形状ヘッドは、吐水端内に回転可能に設置され、吐水端に接続される第一通水路が内部に貫通し、
   前記接続手段は、一端が第一球形状ヘッドに接続され、前記第一通水路と連通する第二通水路が内部に設けられ、他端に吐水口が設置される、ことを特徴とする、請求項１に記載の蛇口。
3. 前記吐水手段は、第二球形状ヘッド及び吐水手段をさらに含み、
   前記第二球形状ヘッドは、内部に第三通水路が貫通し、前記接続手段の両端にそれぞれ、第一球形状ヘッド及び第二球形状ヘッドが接続され、前記第一通水路、前記第二通水路及び前記第三通水路が順に連通し、前記第二球形状ヘッドが吐水手段内に回転可能に設置される、ことを特徴とする、請求項２に記載の蛇口。
4. 前記吐水手段は、発泡手段である、ことを特徴とする、請求項３に記載の蛇口。
5. 前記接続手段は、ベンドを有する、ことを特徴とする、請求項２に記載の蛇口。
6. 前記接続手段は、中空ロッド部材である、ことを特徴とする、請求項２に記載の蛇口。
7. 前記接続手段は、成形した金属製ホースである、ことを特徴とする、請求項２に記載の蛇口。
8. 前記吐水手段は、マッチングピースをさらに含み、前記第一球形状ヘッドがマッチングピースの一端に回転可能に設置され、前記マッチングピースの他端が吐水端に螺合接続される、ことを特徴とする、請求項２に記載の蛇口。
9. 前記マッチングピースは、吐水端が延出し、マッチングピースの延出部の周面に滑り防止パターンが施されている、ことを特徴とする、請求項８に記載の蛇口。

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