JP2004338265A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像記録装置の寿命と生産性とのバランスを好適にする。
【解決手段】次ページの印刷を開始するための準備(次ページのイメージデータを作成して画像記録部へ供給可能になるまで)に要する次ページ準備時間T3と、画像記録部の立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T2の和と比較し、T3>T1+T2の場合は(ステップST3で肯定判定)、画像記録部を「停止する」と判定され、画像記録部を直ちに立ち下げて一旦停止させる(ステップST4)。その後は、次のページの書き込みタイミングの手前で画像記録部を再び立ち上げて、該次のページのイメージの書き込む。T3≦T1+T2の場合は(ステップST3で否定判定)、画像記録部を「停止しない」と判定され、画像記録部を立ち上げた状態のまま次のページの書き込みタイミングまで待機し(ステップST5)、次のページの書き込みタイミングとなったら直ちに該次のページのイメージの書き込む。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置に係わり、特に、記録指示に従って画像データに基づく画像を記録するためにページ単位のイメージを示すイメージデータを作成し、作成したイメージデータに基づいて画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機やプリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの機能を兼ね備えた複合機などの画像記録装置には、感光体に画像データに基づいて光ビームを照射することで該感光体上に潜像を形成し、この潜像を現像して得られたトナー像を中間転写体や用紙などの画像記録媒体に転写することにより、画像記録媒体上に画像を記録するものがある。
【0003】
この種の画像記録装置では、感光体や現像器等、画像記録動作により消耗される消耗部材を含んで構成されており、従来より、各部材ごとに動作期間制限を設けることにより寿命を向上させる技術が多く知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、画像記録装置には、生産性(単位時間当たりの出力枚数)の維持・向上も要求される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−148889号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、生産性については何ら考慮しておらず、各ページの画像記録の開始時には、寿命向上のために停止させた各部材の再起動が必要とされ、画像記録可能状態にするまでに時間がかかり生産性が低下してしまう。すなわち、寿命と生産性とは相反関係にあり、寿命を向上させると生産性が悪化するというジレンマがあった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、消耗部品の寿命と生産性とのバランスを好適にすることができる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像記録装置は、画像データを入力するためのデータ入力手段と、前記画像データの記録に係わる指示を入力するための指示入力手段と、前記指示入力手段から入力された指示に従って、前記データ入力手段から入力された前記画像データに基づいて、物理的なページ単位の画像を表すイメージデータを生成する生成手段と、前記作成手段により作成されたイメージデータに基づいて、物理的なページとなる画像記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、前記画像記録手段に次ページの画像記録を行わせるための準備に要する次ページ準備時間に基づいて、現ページの画像記録後に前記画像記録手段の停止動作を開始させるか否かを制御する制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の画像記録装置では、生成手段において、指示入力手段から入力された指示に従って、データ入力手段から入力された画像データに基づいて、物理的なページ単位の画像を表すイメージデータが生成される。画像記録手段では、このイメージデータに基づいて、画像記録媒体、すなわち物理的なページに画像を記録する。これにより、データ入力手段から入力された画像データを指示入力手段から入力された指示に従って画像記録媒体に記録することができる。
【0010】
制御手段では、このようにあるページ(現ページ)の画像記録を行った後に画像記録手段の停止動作を開始させるか否かを、画像記録手段に次のページの画像記録を行わせるための準備に要する次ページ準備時間に基づいて制御する。なお、次ページ準備時間とは、データ入力手段から入力された次ページ用の画像データに基づいて、生成手段により該次ページのイメージデータが生成されて画像記録手段へ供給可能になるまでに要する時間である。
【0011】
これにより、次ページ準備時間が長くかかる場合には、画像記録手段を停止させて寿命の消耗を抑え、次ページ準備時間が短くて済む場合には画像記録手段の動作を継続させて生産性を維持することができ、寿命と生産性のバランスを好適にすることができる。
【0012】
具体的には、請求項2に記載されているように、前記制御手段は、前記次ページ準備時間と、前記画像記録手段の立ち上げに要する時間及び前記画像記録手段の立ち下げに要する時間の合計時間とを比較し、該比較結果に基づいて前記画像記録手段の停止動作開始可否制御を行うとよい。
【0013】
ところで、最後に入力された画像記録指示の最終ページの記録が終了したとき、ユーザが1ページ分ずつ画像記録指示を入力しているとき、入力された画像記録指示に基づく画像記録が一時停止中であり、ユーザからの再スタート指示の入力待機中であるときなど、次ページ準備時間が分からない場合がある。
【0014】
このような次ページ準備時間が不明な場合にも対応可能とするために、上記の画像記録装置においては、請求項3に記載されているように、前記現ページの画像記録終了後、前記画像記録手段の停止動作を直ちに開始させる寿命優先モード、及び前記画像記録手段の停止動作の開始を予め定められた所定時間待機させる生産性優先モードの何れかを優先モードとして設定するための優先モード設定手段と、前記優先モード設定手段による前記優先モードの設定結果を記憶する記憶手段と、をさらに有し、前記制御手段は、前記次ページ準備時間が不明な場合には、前記記憶手段に記憶されている前記優先モードの設定結果に基づいて、前記画像記録手段の停止動作開始を制御するようにするとよい。
【0015】
この場合、請求項4に記載されているように、前記優先モード設定手段は、通常時及び前記寿命が迫っている時との各々について、優先モードを設定可能にすることが好ましい。
【0016】
また、請求項5に記載されているように、前記優先モード設定手段により、前記所定時間を更に設定可能にすることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0018】
(全体構成)
図1には本実施形態に係る画像記録装置10が示されている。図1に示すように、画像記録装置10はケーシング12によって被覆されている。画像記録装置10の上面には、メッセージ等を表示するディスプレイ14Aと、オペレータが各種コマンド等を入力するためのキーボード14Bとを含んで構成された操作部14が設けられている。
【0019】
また、画像記録装置10の下部には、用紙トレイ16が配設されている。用紙トレイ16には、例えば、B5サイズ、B4サイズ、A4サイズ、A3サイズ等の所望のサイズの用紙18が備えられている。用紙トレイ16における用紙排出部近傍には用紙送出しローラ20が配設されており、用紙トレイ16に供給された用紙18は、用紙送出しローラ20により上層から順に1枚ずつ送り出されるようになっている。用紙トレイ16から送り出された用紙18は、複数の搬送ローラ対22によって、後述する第2の転写器68へ向けて搬送される。
【0020】
また、画像記録装置10の用紙排出側には、画像が記録された用紙18が排出される排出トレイ24を含むフィニッシャー26(図2参照)が設けられている。
【0021】
また、画像記録装置10は、ケーシング12内に、原稿から画像を読み取って画像データを取得する画像読取部30と、画像データを蓄積する画像データ蓄積メモリ32と、外部装置と通信を行う通信ユニット34と、画像データに基づいて用紙18上に画像を記録(印刷)する画像記録部(IOT)36と、CPU、ROM、RAM等を含んで構成され、画像記録装置10における処理全般を制御する制御装置38と、を備えている。
【0022】
画像読取部30は、複数のCCD(Charge−Coupled Devices)がライン状に配列され(この配列方向を以下「主走査方向」という)、プラテンガラス40上の所定位置に載置された原稿42をライン単位に光学的に読み取るCCDセンサ44、このCCDセンサ44によって読み取られた画像データをデジタル信号に変換するA/D変換器(図示省略)、及び画像データにシェーディング補正などの補正処理を施す補正部(図示省略)を備えている。なお、一般にCCDセンサ44では、R(赤)G(緑)B(青)でカラー画像を読み取る。
【0023】
また、画像記録装置10は、プラテンガラス40の上方に、CCDセンサ44で原稿を読み取る際に用いる原稿押えとして、自動原稿送り装置46を備えている。自動原稿送り装置46は、読取対象として不図示のトレイにセットされた原稿42を一枚ずつプラテンガラス40上の所定位置に案内するものである。ユーザは、自分で原稿42をプラテンガラス40上に載置したり、自動原稿送り装置46により原稿42をプラテンガラス40上に送らせて、画像読取部30に該原稿42を読み取らせることができる。
【0024】
通信ユニット34は、PCなどの外部装置と有線又は無線により接続され、外部装置から送信されてきた印刷対象の画像データ、及び該画像データの印刷指示を受信する。
【0025】
画像記録部36は、本発明の画像記録手段に対応し、画像読取部30により原稿42を読み取って取得された画像データや、通信ユニット34により受信した画像データに基づく画像を用紙18上に印刷する。すなわち、本実施の形態に係る画像記録装置10は、コピー機及びプリンタとして使用可能な所謂複合機である。なお、画像読取部30で取得された画像データや通信ユニット34で受信した画像データを画像データ蓄積メモリ32に保存して、取得或いは受信後に直ちに印刷するのではなく、後から印刷を行うこともできる。したがって、本実施の形態では、画像読取部30、通信ユニット34、及び画像データ蓄積メモリ32が本発明のデータ入力手段に対応する。
【0026】
(画像記録部の詳細構成)
以下、画像記録部36の構成を詳細に説明する。図1に示すように、画像記録部36は、複数の巻きかけローラ50に張架され、メインモータ80(図2参照)の駆動により矢印A方向に搬送される無端ベルト状の中間転写体52を備えている。
【0027】
また、画像記録部36には、中間転写体52の搬送方向に沿って、イエロー(Y)の画像を記録するための画像記録ユニット54Y、マゼンタ(M)の画像を記録するための画像記録ユニット54M、シアン(C)の画像を記録するための画像記録ユニット54C、ブラック(K)の画像を記録するための画像記録ユニット54Kが配設されている。なお、画像記録ユニット54Y、54M、54C、54Kは記録する画像の色が異なるだけで構成は同一である。以下では、画像記録ユニット54Yについてのみ詳細に説明する。また、各色毎に設けられた部材を区別する場合には、符号の末尾に当該各の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して説明する。
【0028】
画像記録ユニット54Yは、メインモータ80(図2参照)の駆動により矢印B方向に所定速度で回転する複数の円筒形の感光体ドラム(以下、「感光体」と称す)56と、光ビームを感光体56の軸線方向に走査しながら感光体56に照射する光走査装置58とを備えている。
【0029】
光走査装置58は、光源としてLD60を備えており、このLD60から射出された光ビームを、図示しない走査光学系によって走査しながら感光体56へ向けて出力する。なお、光ビームを走査する光走査装置58の代わりに、複数のLEDを軸線方向に沿って配列したプリントヘッドを用いてもよい。
【0030】
また、画像記録ユニット54Yには、光走査装置58による光ビームの照射位置Cよりも感光体56の回転方向上流側に、感光体56の周面に対向して、帯電器62が配設されている。帯電器62は、感光体56を一様に帯電させる。帯電器62により一様に帯電された感光体56は、矢印B方向に回転することによって、光ビーム照射位置Cにおいて光走査装置58からの光ビームが照射される。これにより、感光体56上に潜像が形成される。
【0031】
また、画像記録ユニット54Yには、光走査装置58による光ビームの照射位置よりも感光体56の回転方向下流側に、感光体56の周面に対向して、感光体56にトナーを供給する現像器64が配設されている。現像器64から供給されたトナーは、光走査装置58によって光ビームが照射された部分に付着されるようになっている。これにより感光体56の周面上にトナー像が形成される。
【0032】
また、画像記録ユニット54Yには、現像器64の配設位置よりも感光体56の回転方向下流側(感光体56の軸芯垂下位置)に、感光体56の周面に対向して、且つ感光体56との間に中間転写体52を挟んで、第1の転写器66が配設されている。感光体56上に形成されたトナー像は、第1の転写器66により中間転写体52に転写される。
【0033】
なお、図示は省略するが、画像記録ユニット54Yには、第1の転写器66の配設位置よりも感光体56の回転方向下流側に、感光体56の周面に対向して、トナーを除去するクリーナ、感光体56を除電する除電ランプが順に配置されており、第1の転写器66による転写後に感光体56に残留しているトナー及び電荷が除去されるようになっている。
【0034】
中間転写体52は、矢印A方向に搬送されることによって、画像記録ユニット54Y、54M、54C、54Kと順に案内され、各画像記録ユニット内において、感光体56上に形成された互いに異なる色のトナー像が該中間転写体52のベルト面上で互いに重なり合うように、第1の転写器66により各々転写される。これにより、中間転写体52上にカラーのトナー像が形成される。
【0035】
また、画像記録部36には、感光体56よりも中間転写体52の搬送方向下流側に、対向する2つのローラ68A、68Bからなる第2の転写器68が配設されている。中間転写体52上に形成された最終トナー像は、このローラ68A、68Bの間に送り込まれ、メインモータ80(図2参照)の駆動により用紙トレイ16から取り出されて、同じくローラ68A、68Bの間に搬送されてきた用紙18に転写される。
【0036】
なお、図示は省略するが、第2の転写器68よりも中間転写体52の搬送方向下流側には、クリーナが配設されており、第2の転写器68による転写後に中間転写体52に残留しているトナーはクリーナにより除去される。
【0037】
一方、最終トナー像が転写された用紙18は、その後、加圧ローラと加熱ローラからなる定着器70に搬送されて定着処理が施される。これにより、所望の画像(カラー画像)が記録(印刷)された用紙18が得られる。定着処理後の用紙18は、排出トレイ24へ排出される。
【0038】
(電気系の全体構成)
次に、図2を参照して、画像記録装置10の電気系の構成を説明する。
【0039】
図2に示すように、画像記録装置10は、操作部14、画像読取部30、自動用紙送り装置46、画像データ蓄積メモリ32、通信ユニット34、及びフィニッシャー26が、制御装置38とそれぞれ接続されている。
【0040】
制御装置38は、操作部14から入力された印刷指示に従って画像読取部30に原稿42を読み取らせる。このとき、自動用紙送り装置46において原稿42がセットされていることを検知した場合には、制御装置38は自動用紙送り装置46を動作させて、セットされた原稿42を1枚ずつプラテンガラス40上に案内して、該原稿42を画像読取部30に読み取らせる。
【0041】
制御装置38には、画像読取部30による読取結果として、原稿42に記録されている画像を表す画像データが入力される。なお、画像読取部30により原稿42を読み取る場合は、操作部14から印刷指示が入力される。また、制御装置38には、PCなどの外部装置から送信されてきた画像データ及び該画像データの印刷指示が通信ユニット34により受信されて入力される。すなわち、操作部14、通信ユニット34が指示入力手段としても機能する。
【0042】
印刷指示の入力リストは、例えば、原稿サイズ、原稿サイズ自動判別、印刷の色(カラー/白黒)、面つけ指定、拡縮設定、印刷用用紙サイズ、後処理の種類、及び印刷部数等である。
【0043】
また、画像読取部30及び通信ユニット34は、画像データ蓄積メモリ32とも接続されており、制御装置38は、操作部14又は通信ユニット34を介して入力された指示に応じて、画像読取部30で取得した画像データや通信ユニット34で受信したデータを画像データ蓄積メモリ32に格納させることもできる。画像データ蓄積メモリ32に格納された画像データは、所定の印刷タイミング(予め設定された時間、ユーザにより印刷が指示された時など)となったら、制御装置38により読み出される。
【0044】
制御装置38は、このようにして入力された(或いは読み出した)画像データに基づく画像が印刷指示に従って印刷されて出力されるように、画像記録部36及びフィニッシャー26の動作を制御する。
【0045】
詳しくは、画像記録装置10は、画像記録部36を動作させるために、メインモータ80、画像記録ユニット54内のLD60を点灯駆動させるためのLDドライバ82、画像記録ユニット54内の現像器64を駆動させるためのモータ(以下、「現像器モータ」と称す)84、画像記録ユニット54内の第1の転写器66を移動させるためのモータ(以下、「1次転写モータ」と称す)86、第2の現像器64を移動させるためのモータ(以下、「2次転写モータ」と称す)88を備えている。これらメインモータ80、LDドライバ82、現像器モータ84、1次転写モータ86、2次転写モータ88は、制御装置38とそれぞれ接続されている。
【0046】
メインモータ80は、中間転写体52を移動させるための中間転写体搬送系90、用紙18を搬送するための用紙搬送系92、及び各画像記録ユニット54内の感光体56とそれぞれ接続されている。画像記録装置10では、メインモータ80が駆動されると、その回転力が中間転写体搬送系90、用紙搬送系92、及び感光体56に伝達されて、中間転写体52の図1で示した矢印A方向への移動、用紙トレイ16から第2の転写器68、定着器70を介して排出トレイへ排出するまでの用紙18の一連の搬送、及び感光体56の図1で示した矢印B方向への回転が行われる。
【0047】
LDドライバ82は、画像記録ユニット54毎に設けられており、それぞれ対応する画像記録ユニット54内の光走査装置58の光源であるLD60と接続されている。LDドライバ82には、制御装置38から点灯信号が入力され、LDドライバ82は入力された点灯信号に基づいてLD60の点灯をON/OFFする。
【0048】
現像器モータ84は、画像記録ユニット54毎に設けられている。画像記録装置10では、この現像器モータ84が回転されると、その回転力がそれぞれ対応する画像記録ユニット54内の現像器64に伝達され、現像器64が駆動する。
【0049】
1次転写モータ86は、画像記録ユニット54毎に設けられており、その回転力が第1の転写器66を移動させるための不図示の部材に伝達されるように接続されている。画像記録装置10では、この1次転写モータ86が正又は逆方向に回転されると、その回転力によって、図1の矢印Dに示すごとく、それぞれ対応する画像記録ユニット54内の第1の転写器66を感光体56の周面に近づけたり遠ざけたりする。具体的には、第1の転写器66は、感光体56の周面と略接触する1次転写位置P1と、感光体56の周面と非接触となる退避位置P2とに移動可能となっている。なお、退避位置P2に移動させるのは、画像記録時以外の時の第1の転写器66との接触により感光体56が劣化(磨耗)するのを防止するためである。
【0050】
2次転写モータ88は、その回転力が第2の転写器68のローラ68Aを移動させるための不図示の部材に伝達されるように接続されている。画像記録装置10では、この2次転写モータ88が正又は逆方向に回転されると、その回転力によって、図1の矢印Eに示すごとく、ローラ68Aをローラ68Bに近づけたり遠ざけたりする。具体的には、第2の転写器68は、中間転写体52の周面と略接触する2次転写位置P3と、中間転写体52の周面と非接触となる退避位置P4とに移動可能となっている。なお、退避位置P4に移動させるのは、画像記録時以外の時のローラ68Aとの接触により中間転写体52が劣化(磨耗)するのを防止するためである。
【0051】
また、画像記録部36内の帯電器62、第1の転写器66、現像器64、第2の転写器68は、高圧電源を必要とする。画像記録装置10は、これらに高圧電源を供給するために、帯電器用のバイアス電源ユニット(以下、チャージバイアス)94、現像器用のバイアス電源ユニット(以下、現像バイアス)96、第1の転写器66用のバイアス電源ユニット(以下、一次バイアス)98、第2の現像器64用のバイアス電源ユニット(以下、二次バイアス)100を備えている。これらチャージバイアス94、現像バイアス96、1次転写バイアス98、2次転写バイアス100は、制御装置38とそれぞれ接続されている。
【0052】
チャージバイアス94は、画像記録ユニット54毎に設けられ、各々対応する画像記録ユニット54内の帯電器62へ高電圧を印加可能に接続されている。画像記録装置10では、このチャージバイアス94から帯電器62へ高電圧が印加されると、帯電器62である帯電ローラが帯電されて、この帯電ローラにより感光体56を帯電させることが可能となる。
【0053】
現像バイアス96は、画像記録ユニット54毎に設けられ、各々対応する画像記録ユニット54内の現像器64へ高電圧を印加可能に接続されている。画像記録装置10では、この現像バイアス96から現像器64へ高電圧が印加されると、現像器64内のトナーが帯電されて、静電的に感光体56の潜像部分にトナーを付着させて現像することが可能となる。
【0054】
1次転写バイアス98は、画像記録ユニット54毎に設けられ、各々対応する画像記録ユニット54内の第1の転写器66へ高電圧を印加可能に接続されている。画像記録装置10では、この1次転写バイアス98から第1の転写器66へ高電圧が印加されると、第1の転写器66である転写ローラが帯電されて、静電的に感光体56上のトナー像を中間転写体52へ転写させることが可能となる。
【0055】
2次転写バイアス100は、第2の転写器68へ高電圧を印加可能に接続されている。画像記録装置10では、この2次転写バイアス100から第2の転写器68へ高電圧が印加されると、第2の転写器68である転写ローラが帯電されて、静電的に中間転写体52上のトナー像を用紙18へ転写させることが可能となる。
【0056】
また、制御装置38は、画像記録部36の動作を制御するために、イメージ生成部38Aと、画像記録動作を制御する画像記録制御部38Bの機能を備えている。
【0057】
イメージ生成部38Aは、本発明の生成手段として機能するものである。詳しくは、イメージ生成部38Aでは、印刷指示に従って、画像データに基づく画像を物理的なページである用紙1ページ上に配置した1ページ分のイメージを示すイメージデータ(ラスターデータ)を生成する。なお、本実施形態に係る画像記録装置10は、YMCKの各色の画像を重ね合わせてカラー画像を記録するものであるため、イメージ生成部38Aでは、YMCKの各色毎にイメージデータを生成する。
【0058】
画像記録制御部38Bは、上記のメインモータ80、LDドライバ82、現像器モータ84、1次転写モータ86、及び2次転写モータ88の駆動や、チャージバイアス94、現像バイアス96、1次転写バイアス98、2次転写バイアス100のON/OFFを制御することにより、画像記録部36の動作を制御するものである。
【0059】
すなわち、画像記録制御部38Bは、画像記録部36を立ち上げて、立ち上げ後は、イメージ生成部38Aで生成された各色のイメージデータを対応する色のLDドライバ82に点灯信号として供給することで、LD60をイメージデータに基づいて点灯させ、感光体にイメージデータに基づく光ビームを照射することができる。これにより、感光体にイメージデータに基づいて1ページ分のイメージである画像が書き込まれ(以下、この動作のことを「イメージの書き込み」と称す)、感光体に書き込まれた画像は、中間転写体に転写され、中間転写体から用紙へ転写されることによって、用紙に画像が印刷される。
【0060】
また、画像記録制御部38Bは、画像記録部36を停止状態から動作可能状態に立ち上げるために要する時間(以下、「立ち上げ時間」)T1、動作可能状態から停止状態に立ち下げるために要する時間(以下、「立ち下げ時間」)T2、及び次のページの印刷を開始するための準備に要する(以下、「次ページ準備時間」)T3に基づいて、画像記録部36の立ち下げを制御するようになっている。すなわち、本実施形態では、画像記録制御部38Bが本発明の制御手段として機能する。なお、立ち上げ時間T1、立ち下げ時間T2は、印刷指示の種類に寄らず一定の値であるが、次ページ準備時間T3は変動する(詳細後述)。
【0061】
このため、画像記録制御部38Bは、画像記録部36を停止させるか否かを判定する後述の停止判定処理(図4参照)の判定基準に用いる各種データを記憶するための不揮発性のメモリ102を備えている。
【0062】
具体的には、このメモリ102には、立ち上げ時間T1、立ち下げ時間T2が予め記憶されている。なお、立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T2の和でもよい。また、このメモリ102には、次ページ準備時間T3の各変動要因の各要素毎に、該変動要素該当時の次ページ準備時間T3を算出するためのデータ(例えば、所定の基準時間からプラス又はマイナスする補正量)が予め記憶されている。
【0063】
また、このメモリ102には、画像記録部36の消耗部品(感光体56、現像器64、中間転写体52など)の寿命を優先するか、それとも画像記録装置の生産性を優先するかを示す優先モードの設定結果、及び生産性を優先する場合には、次の印刷指示入力までの待機時間の設定結果も記憶される。すなわち、メモリ102が本発明の記憶手段に対応する。
【0064】
また、本実施の形態に係る画像記録装置10では、操作部14を介して、ユーザにより、寿命優先と生産性優先を選択することで優先モードの設定可能であり、操作部14が本発明の優先モード設定手段として機能する。なお、この優先モード設定では、通常時と、消耗部品の交換時期が迫っている時(以下、Near_Life時)とで、寿命と生産性のどちらを優先するかがそれぞれ設定されるようになっている。
【0065】
(立ち上げ時間、立ち下げ時間、次ページ準備時間)
次に、立ち上げ時間T1、立ち下げ時間T2、次ページ準備時間T3について説明する。まず、図3を参照して、画像記録部36の立ち上げ時間T1、立ち下げ時間T2について具体的に説明する。
【0066】
制御装置38により画像記録部36の立ち上げが開始されると(矢印K1参照)、まず、メインモータ80、1次転写モータ86、及び2次転写モータ88が駆動される。
【0067】
1次転写モータ86及び2次転写モータ88の駆動開始により、第1の転写器66が退避位置P2から1次転写位置P1に移動され、第2の転写器68のローラ68Aが退避位置P4から2次転写位置P3に移動される。そして、第1の転写器66の位置が2次転写位置P1に設定されたら(矢印▲1▼参照)、1次転写バイアス98をONにして、第1の転写器66へ高電圧印加する。これにより、第1の転写器66による転写可能状態になる。
【0068】
また、メインモータ80の駆動開始により、中間転写体搬送系90による中間転写体52の搬送、用紙搬送系92による用紙18の搬送が開始されると共に、感光体56の回転が開始される。メインモータ80の駆動が定常回転(所定速度での一定回転)に達したら(矢印▲2▼参照)、チャージバイアス94及び現像器モータ84をONにする。これにより、チャージバイアス94から帯電器62へ高電圧が印加されて、帯電器62による感光体56の帯電が開始されると共に、現像器64が駆動される。
【0069】
その後、現像器モータ84が定常回転に達し、且つ感光体56の回転により、帯電器62により帯電された感光体56の帯電位置先端が光走査装置58による光ビーム照射位置Cに到達したら(矢印▲3▼参照)、画像記録部36が立ち上がった、すなわち動作可能状態となったとして、イメージデータに基づくLD60の点灯を開始する(矢印K2参照)。これにより、感光体56にイメージデータに基づく光ビームが照射されて、感光体56上への画像(潜像)の書き込みが開始される。
【0070】
すなわち、矢印K1が示すメインモータの駆動開始時点から、矢印K2が示す書込み開始時点までの時間が、画像記録部36の立ち上げ時間T1となる。
【0071】
その後は、感光体56の回転により、感光体56上に書き込まれた画像(潜像)の先端が現像器64の位置に到達すると(矢印▲4▼参照)、現像バイアス96がONされて、現像バイアス96から現像器64へ高電圧が印加される。これにより、感光体56上の潜像が現像器64により現像されて、トナー像が形成される。
【0072】
そして、感光体56の回転により、感光体56上に書き込まれた画像(トナー像)は、1次転写位置P1に達すると、第1の転写器66により中間転写体52に転写される。このとき、中間転写体52が搬送されることにより、画像記録ユニット54Y、54M、54C、54Kと順に案内され、各画像記録ユニット内において、感光体56上に形成された互いに異なる色のトナー像が、該中間転写体52のベルト面上で互いに重なり合うように各々転写されて、中間転写体52上にカラーのトナー像が形成されることになる。
【0073】
その後、中間転写体52が搬送されることにより、中間転写体52上の画像(カラーのトナー像)の先端が2次転写位置P3に達すると(矢印▲5▼参照)、2次転写バイアス100がONされて、2次転写バイアス100から第2の転写器68へ高電圧が印加される。また、このとき、用紙18も2次転写位置P3に搬送される。これにより、中間転写体52上のトナー像が第2の転写器68により用紙18に転写される。
【0074】
一方、画像記録部36を立ち下げる場合は、LD60の点灯による感光体56への画像(潜像)の書込み終了後(矢印K3参照)、感光体56の回転により、感光体56上に書き込まれた画像(潜像)の後端が現像器64の位置を通過したら(矢印▲6▼参照)、現像器モータ84及び現像バイアス96がOFFされる。これにより、現像器64の駆動及び現像器64への高電圧印加が停止される。
【0075】
また、感光体56の回転により、感光体56上に書き込まれた画像(トナー像)の後端が1次転写位置P1を通過して中間転写体52への画像の転写が終了したら(矢印▲7▼参照)、1次転写モータ86が逆回転されると共に、1次転写バイアス98がOFFされる。これにより、第1の転写器66の位置が1次転写位置P1から退避位置P2に戻され、且つ第1の転写器66への高電圧印加が停止され、第1の転写器66の駆動が停止する。
【0076】
また、中間転写体52が搬送されることにより、中間転写体52上の画像(カラーのトナー像)の後端が2次転写位置P3を通過して用紙18への画像の転写が終了したら(矢印▲8▼参照)、2次転写モータ88が逆回転されると共に、2次転写バイアス100がOFFされる。これにより、第2の転写器68のローラ68Aの位置が2次転写位置P3から退避位置P4に戻され、且つ第2の転写器68への高電圧印加が停止されて、第2の転写器68の駆動が停止する。
【0077】
また、用紙18が搬送されて、用紙18の後端が用紙トレイ16へ搬送されたら(矢印▲9▼参照)、画像記録部36による当該用紙18への印刷処理が終了したとして、メインモータ80の駆動を停止する(矢印K4参照)。このメインモータ80の駆動停止により、画像記録部36の全動作が停止されることになる。
【0078】
すなわち、矢印K3が示す画像(潜像)の書込み終了時点から、矢印K4が示すメインモータの停止時点までの時間が、画像記録部36の立ち上げ時間T2となる。
【0079】
次に、次ページ準備時間T3について説明する。画像記録装置10では、用紙1ページ分のイメージを示すYMCKの各色毎のイメージデータ(ラスターデータ)を生成し、この生成したイメージデータにを点灯信号として対応する色のLDドライバ82へ供給することにより、画像記録部36において当該ページの印刷が開始される。したがって、次ページ準備時間T3とは、画像記録部36でのあるページの印刷処理中の所定タイミングから、本実施の形態では、具体的には感光体への該ページの画像書き込み終了時から、次ページのイメージデータをイメージ生成部38Aにより作成して画像記録部36(より詳しくはLDドライバ82)へ供給可能になるまでに要する時間である。
【0080】
1ページ分のイメージデータは、画像読取部30により原稿42を読み取って画像データを取得したり、外部から通信ユニット34を介して画像データを受信したり、画像データ蓄積メモリ32から画像データを読み出したりして取得した画像データを、イメージ生成部38Aにより、画像記録部の書き込み解像度に応じたラスターデータに展開し、必要に応じて回転、拡大・縮小などの処理を行って生成される。
【0081】
ここで、原稿1ページ(以下、物理的なページである用紙のページと区別する場合は「論理ページ」と称す)分の画像データの取得に要する時間は、論理ページのサイズによって異なる。また、次の論理ページの画像データの取得に移行するのに要する時間は、画像読取部30、通信ユニット34、画像データ蓄積メモリ32によって異なり、画像読取部30の場合は、自動原稿送り装置46を使用するか、プラテンガラス40にユーザが原稿42を載置するかによって、また、原稿サイズを自動判別するためにプレスキャンを行うか否かによっても異なる。
【0082】
また、原稿(論理ページ)のサイズ・方向、用紙(物理ページ)のサイズ・方向によって、回転や拡大・縮小などの画像処理が必要となり、1ページ(物理ページ)分のイメージデータの生成処理に要する時間が異なる。また、複数の論理ページの画像を1物理ページ上に配置して印刷する所謂面つけを行う場合には、面付け枚数(1物理ページ上に配置する論理ページ数)分の画像データが取得されるのを待ってから面つけ処理を行って、1ページ(物理ページ)分のイメージデータを生成するため、1ページ分のイメージデータの生成処理に要する時間は、面付け枚数によっても異なる。
【0083】
また、後処理を施す場合には、後処理に要する時間を考慮して、次ページのイメージデータの生成タイミング、或いは生成したイメージデータのLDドライバ82への出力タイミングを調整する(イメージ間ギャップ)必要がある。
【0084】
すなわち、1ページ分のイメージデータのLDドライバ82への供給終了、すなわち感光体への1ページ分のイメージの書き込み終了から、次のページのイメージデータをLDドライバ82へ供給可能になるまでに要する時間である次ページ準備時間T3は、これらの要因により、印刷指示毎に、また同一印刷指示であってもページによって変動する。
【0085】
上記をまとめると、次ページ準備時間T3は、次の表1に示す各変動要因における要素の組み合わせにより変動する。なお、存在しない要素の組み合わせもある(例えば、画像データ入力元:通信ユニット34、プレスキャン:有りの組み合わせ)。また、表1は一例であり、画像記録装置の機能に応じて、次ページ準備時間T3の変動要因・要素は異なることは言うまでもない。
【0086】
【表1】
Figure 2004338265
【0087】
前述したメモリ102には、表1に示した各要因・要素別に、該変動要素該当時の次ページ準備時間T3を算出するためのデータ(例えば、所定の基準時間からプラス又はマイナスする補正量)が記憶されている。すなわち、印刷指示に基づいて、各変動要因の当該印刷指示が該当する要素を選択し、該選択した要素のデータを用いた演算により次ページ準備時間T3を算出することができる。
【0088】
(作用)
次に、本実施の形態の作用を説明する。まず、画像記録装置10の全体の動作を説明する。
【0089】
画像記録装置10をコピー機として用いる場合は、ユーザは、プラテンガラス40上に原稿42を載置したり、自動原稿送り装置46に原稿42がセットし、且つ操作部14から印刷指示を入力してから、該操作部14に設けられたスタートボタンを押下する。これにより、画像記録装置10は、画像読取部30により、プラテンガラス40上に載置されている原稿42を読み取ったり、自動原稿送り装置46によりプラテンガラス40上に原稿42を1枚ずつ案内して、画像読取部30により、プラテンガラス40上に案内した原稿42を順番に読み取って、画像データを取得する。
【0090】
一方、画像記録装置10をプリンタとして用いる場合は、ユーザは、該画像記録装置10と接続されたPCなどの外部装置から、印刷したい画像データと印刷指示を送信する。画像記録装置10は、通信ユニット34により、送信されてきた画像データ及び印刷指示を受信する。
【0091】
このようにして取得或いは入力された画像データ及び印刷指示は、制御装置38に入力される。制御装置38は、入力された画像データに基づく画像が、入力された印刷指示に従って印刷されるように、該画像データをRGBからYMCKへの色変換やラスタライズなどを行って、1ページ分のイメージを示すYMCK各色ごとのイメージデータを生成する。
【0092】
また、制御装置38は、画像記録部36を立ち上げて動作可能状態にし、動作可能状態となったら、生成した各色のイメージデータを対応する色のLDドライバ82へ点灯信号として供給することで、画像記録部36に該イメージデータに基づく画像を用紙に記録させる。これにより、印刷指示に従って、画像データに基づく画像が印刷された用紙が得られる。そして、制御装置38は、必要であればフィニッシャー26を駆動して、画像記録部36による処理後の用紙18に対してステープル、穴あけなどの後処理を施す。また、制御装置38は、印刷終了後の画像記録部36の立ち下げ処理を行って、画像記録部36を停止させる。
【0093】
ここで、本実施の形態に係る画像記録装置10では、画像記録部36の立ち上げ後は、1ページ分のイメージデータの画像記録部36へ供給終了時、すなわち感光体への1ページ分の画像書込み終了時(図3の矢印K3のタイミングに対応)に、画像記録制御部38Bにより、画像記録部36を停止させるか、それとも次のページを印刷するために画像記録部36の動作を継続させるかを判定する停止判定処理が実行される。図4にこの停止判定処理を示す。
【0094】
図4に示すように、停止判定処理では、まずステップST1において、次ページ準備時間T3が分かるか否かを判定する。
【0095】
具体的には、最後に入力された印刷指示による最終ページの書き込みが終了した場合は、次の印刷指示がいつ入力されるのか分からない。また、ユーザがプラテンガラス40上に原稿42を載置し、操作部14に設けられたスタートボタンを押下して印刷指示を入力した場合も、ユーザから次の印刷指示がいつ入力されるのか分からない。また、自動原稿送り装置46を使用中に紙詰まりなどによりエラーが発生したり、操作部14を介してユーザからの指示により印刷処理が一時停止され、操作部14から再スタート指示の入力を待っている場合は、ユーザにより再スタート指示がいつ入力されるのか分からない。これらに該当する場合には、次ページ準備時間T3は分からないとステップST1で否定判定され、その他の場合には次ページ準備時間T3が分かるとしてステップST1で肯定判定される。
【0096】
ステップST1で肯定判定されると、ステップST2に進み、次ページ準備時間T3を算出する。詳しくは、表1で示した各変動要因について、実行中の印刷指示が該当する要素を判別し、メモリ102から該要素に対応するデータを読み出し、該読み出したデータを用いて次ページ準備時間T3を算出すればよい。
【0097】
なお、本実施の形態では、次ページ準備時間T3が分かる印刷指示であり、該印刷指示が複数ページの印刷を指示するものである場合、1ページ分のイメージを書き込む度に次ページ準備時間T3を算出することになるが、印刷指示が入力されたときになど、各印刷指示において1回のみ次ページ準備時間T3の算出を行うようにしてもよい。また、変動要因毎や変動要因の組み合わせ毎に、次ページ準備時間T3を予め求めてメモリ102に記憶しておけば、これを読み出すだけで、次ページ準備時間T3の算出を省略できる。
【0098】
そして、この次ページ準備時間T3は、次のステップST3で、立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T2の和(T1+T2)と比較され、この和よりも大きい(T3>T1+T2)場合は、ステップST4に進み、画像記録部36を直ちに「停止する」との判定を下して、画像記録部36の立ち下げ処理に移行し(停止動作開始)、それ以外(T3≦T1+T2)の場合は、ステップST5に進み、画像記録部36を「停止しない」との判定を下して、図4の処理は終了される。
【0099】
一方、ステップST1において、次ページ準備時間T3は分からないと否定判定された場合には、ステップST6に進み、メモリ102を参照して、Near_Life時の優先モードの設定を確認し、寿命優先モードが設定されている場合には、ステップST6からステップST7に進む。
【0100】
ステップST7では、画像記録部36内の消耗部品(感光体56、現像器64、中間転写体52など)のうち、予め定められた各々の寿命までの猶予使用時間(又は使用回数)が所定値以下である、交換時期が迫っている部品の有無を判断する。交換時期が迫っている部品が有る場合には、ステップST7からステップST8に進み、画像記録部36を直ちに「停止する」との判定を下して、画像記録部36の立ち下げ処理に移行し(停止動作開始)、図4の処理は終了される。
【0101】
また、Near_Life時の優先モードの設定が生産性優先モードである場合はステップST6からステップST9に進み、Near_Life時の優先モードの設定が寿命優先モードであっても交換時期が迫っている部品が無い場合には、ステップST6からステップST7を介してステップST9に進む。
【0102】
ステップST9では、メモリ102を参照して、通常時の優先モードの設定を確認し、生産性優先モードが設定されている場合にはステップST9からステップST10に進み、メモリ102に記憶されている所定の待ち時間が経過するまで、次の印刷指示(又は再スタート指示)が入力されるのを待機する。そして、所定の待ち時間経過前に次の印刷指示が入力された場合には、ステップST10からステップST11、ステップST12と進み、画像記録部36を「停止しない」との判定を下して、図4の処理は終了される。
【0103】
一方、通常時の優先モードの設定が寿命優先モードである場合には、ステップST9からステップST13に進む。また、通常時の優先モードの設定が生産性優先モードであり、ステップST9からステップST10に進んだ場合も、所定の待ち時間が経過しても次の印刷指示が入力されなければ該ステップST10からステップST13に進む。
【0104】
ステップST13では、画像記録部36を直ちに「停止する」との判定を下して、画像記録部36の立ち下げ処理に移行し(停止動作開始)、図4の処理は終了される。
【0105】
上記をまとめると、本実施の形態では、図5に示すように画像記録部36を立ち上げて、感光体に1ページ分のイメージの書き込みを終了した時点(矢印K3A参照)で、停止判定処理が実行されて、画像記録部36を停止させるか、それとも次のページのために画像記録部36の動作を継続させるか(すなわち画像記録部36の停止動作を開始させるか否か)が判定される。
【0106】
そして、次ページ準備時間T3が分かり、T3>T1+T2である場合には、画像記録部36を直ちに「停止する」と判定されるので、図5(A)に示すように、画像記録部36を立ち下げて一旦停止させる。その後は、次のページのイメージ書き込みを開始する手前で画像記録部36を再び立ち上げて、該次のページの書き込みを行う。これにより、次のページの印刷を開始するための準備に時間がかかる場合には、画像記録部36を一旦停止させるので、準備が整うまでの待ち時間中の画像記録部36の動作によって無駄に消耗部品が消耗されるのを防止することができる。
【0107】
また、T3≦T1+T2である場合には、画像記録部36を「停止しない」と判定され、図5(B)に示すように、画像記録部36を立ち上げた状態のまま次のページの書き込みタイミングまで待機し、次のページの書き込みタイミングとなったら、該次のページのイメージの書き込みを行う。すなわち、次のページの印刷を開始するための準備にさほど時間がかからない場合には、画像記録部36は停止されないので、次のページのイメージデータが生成されて準備が整っているにも係わらず、画像記録部36が動作可能状態に立ち上がるまで待機しなければばらないといった無駄な待ち時間が生じるのを防止することができ、高生産性を維持することができる。
【0108】
その後も同様にして、各ページの印刷が開始される度に、感光体への当該ページのイメージ書き込み終了時点で(矢印K3B、K3C参照)停止判定処理が実行されて、画像記録部36を停止させるか否かが制御される。
【0109】
このように、次ページ準備時間T3が分かる場合には、画像記録部36を停止させるか、それとも次のページの画像を書き込むために画像記録部36の動作を継続させるかを次ページ準備時間T3に基づいて判定し、その判定結果に従って画像記録部36の動作を停止するか否かを制御することにより、消耗部品の寿命と生産性のバランスを好適にすることができる。また、画像記録部36の動作時間を必要最低限に抑えることができるので、消費電力を低減できるという効果も有る。
【0110】
また、次ページ準備時間T3が分からない場合(例えば、最後に入力された印刷指示による最終ページの書き込みが終了した場合、ユーザがプラテンガラス40上に原稿42を載置し、操作部14に設けられたスタートボタンを押下して印刷指示を入力している場合、自動原稿送り装置46を使用中に紙詰まりなどによりエラーが発生し、操作部14から再スタート指示の入力を待っている場合など)には、ユーザにより予め設定されている優先モードに従って、画像記録部36を停止させるか否かを制御する。
【0111】
具体的には、寿命優先モードが設定されている場合には、直ちに画像記録部36を停止させるが、生産性モードが設定されている場合には、所定の待機時間だけ画像記録部36の停止を待機させる。これにより寿命優先モード設定時は最大限高寿命化を図ることができ、生産性モード設定時は、待機時間中に次の印刷指示が入力された場合には直ちに印刷でき、生産性を維持することができると共に、所定の待機時間だけ待っても印刷指示が入力されなければ画像記録部36が停止されるので、必要以上に寿命が消耗されるのも防止できる。
【0112】
すなわち、本実施形態では、ユーザにより優先モードを任意に設定可能であり、優先モードの設定結果に従って画像記録部36を停止するか否かを制御するので、ユーザの希望に応じて消耗部品の寿命と生産性とのバランスを最適化することができる。また、待機時間についてもユーザが任意に設定可能であるため、ユーザにとって最も好ましい寿命と生産性を提供することができる。
【0113】
また、通常時とNear_Life時とで優先モードを別々に設定可能であるので、例えば、通常時は高生産性を維持したいが、交換時期が迫っている部品が有る場合には該交換部品が到着或いはメンテナンス業者により部品交換がなされるまで、寿命を持たせるようにすることも可能である。
【0114】
なお、上記では、次ページ準備時間T3を立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T2の和(T1+T2)と比較し、この比較結果(T3がT1+T2よりも大きいか否か)に基づいて、画像記録部36の動作を停止するか否かを制御するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、次ページ準備時間T3をユーザにより設定されるなどして予め定められた所定値と比較して、その比較結果に基づいて、画像記録部36の動作を停止するか否かを制御するようにしてもよい。ただし、寿命と生産性のバランスの最適化を図るためには、上記のごとく、次ページ準備時間T3と、立ち上げ時間T1及び立ち下げ時間T2の和(T1+T2)との比較結果により画像記録部36の動作を停止するか否かを制御することが好ましい。
【0115】
また、上記では、YMCKの色毎に設けられた感光体に光ビームを照射して、各色の画像を中間転写体52上にYMCKの各色のトナー像を重ね合わせて転写してカラーのトナー像を形成した後、該カラーのトナー像を用紙に転写することにより、用紙18上にカラー画像を記録する画像記録装置を例に説明したが、中間転写体52の代わりに用紙18を画像記録ユニット54Y,54M,54C,54Kに順に案内して、用紙上にYMCKの各色のトナー像を重ね合わせて転写させるようにしてもよい。
【0116】
なお、上記では、画像記録部36において、YMCKの各色毎の画像記録ユニット54で感光体に画像データに基づいて光ビームを照射することで該感光体上に潜像を形成し、この潜像を現像して得られた各色のトナー像を中間転写体52上で重ね合わせて転写することによりカラーのトナー像を形成した後、該カラーのトナー像を用紙18に転写することにより、用紙18上にカラー画像を記録する所謂電子写真方式の画像記録装置を例に説明したが、本発明は、これに限定するものではない。
【0117】
例えば、中間転写体52の代わりに用紙18を画像記録ユニット54Y,54M,54C,54Kに順に案内して、用紙上にYMCKの各色のトナー像を重ね合わせて転写させるようにしてもよい。また、白黒など単色画像を記録する画像記録装置にも本発明は適用可能である。また、インクジェットプリンタにも本発明を適用してもよい。
【0118】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、画像記録装置の寿命と生産性とのバランスの好適にすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】画像記録部の立ち上げ時間、立ち下げ時の各部材の状態を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の制御部で実行される停止判定処理を示すフローチャートである。
【図5】(A)、(B)は、制御部による画像記録部の動作制御を説明するための概念図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置
14 操作部
18 用紙
26 フィニッシャー
30 画像読取部
32 画像データ蓄積メモリ
34 通信ユニット
36 画像記録部
38 制御部
42 原稿
46 自動原稿送り装置
54Y、54M、54C、54K 画像記録ユニット
56 感光体
58 光走査装置
102 メモリ

Claims (5)

  1. 画像データを入力するためのデータ入力手段と、
    前記画像データの記録に係わる指示を入力するための指示入力手段と、
    前記指示入力手段から入力された指示に従って、前記データ入力手段から入力された前記画像データに基づいて、物理的なページ単位の画像を表すイメージデータを生成する生成手段と、
    前記作成手段により作成されたイメージデータに基づいて、物理的なページとなる画像記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、
    前記画像記録手段に次ページの画像記録を行わせるための準備に要する次ページ準備時間とに基づいて、現ページの画像記録後に前記画像記録手段の停止動作を開始させるか否かを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記次ページ準備時間と、前記画像記録手段の立ち上げに要する時間及び前記画像記録手段の立ち下げに要する時間の合計時間とを比較し、該比較結果に基づいて前記画像記録手段の停止動作開始可否制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記現ページの画像記録終了後、前記画像記録手段の停止動作を直ちに開始させる寿命優先モード、及び前記画像記録手段の停止動作開始を予め定められた所定時間待機させる生産性優先モードの何れかを優先モードとして設定するための優先モード設定手段と、
    前記優先モード設定手段による前記優先モードの設定結果を記憶する記憶手段と、
    をさらに有し、
    前記制御手段は、前記次ページ準備時間が不明な場合には、前記記憶手段に記憶されている前記優先モードの設定結果に基づいて、前記画像記録手段の停止動作開始を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記優先モード設定手段は、通常時及び前記寿命が迫っている時の各々について、優先モードを設定可能である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記優先モード設定手段が、前記所定時間を更に設定する、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像記録装置。
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