JP2004337957A - 溶接用ワイヤ供給装置 - Google Patents

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Masafumi Tanaka
雅文 田中
Yoshiaki Kamikama
芳明 上釜
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Abstract

【課題】簡単な構造で溶接用ワイヤのガイドを行える溶接用ワイヤ供給装置を提供する。
【解決手段】内筒11と外筒15との間の環状の空間13内にワイヤ積層体3を収納し、このワイヤ積層体3の上に環状の押さえ板17を配置するペールパックに回転式のワイヤ引出装置9を取り付ける。溶接用ワイヤ3aを外部に導出する導出孔25bにガイドするガイド蓋7を外筒15の上側端部に取り付ける。ワイヤ引出装置9を内筒11の上側端部に着脱可能に装着する。ワイヤ引出装置9のワイヤ通路41aの環状の押さえ板17に対する位置関係は、溶接用ワイヤ3aに引出力が加わって該引出力の分力でアーム部材39が回転する際に、常にワイヤ積層体3から間隙21を通して溶接用ワイヤ3aをスムーズに引き出すことを可能にするように定める。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶接用ワイヤ供給装置及びパック容器用ワイヤ引出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内筒と外筒との間の環状の空間内にワイヤ積層体を収納し、このワイヤ積層体の上に環状の押さえ板を配置するペールパックと呼ばれる溶接用ワイヤ供給装置が知られている。この種の溶接用ワイヤ供給装置では、溶接用ワイヤが環状の押さえ板と外筒の内周面との間の間隙を通して引出される。しかしながら、この溶接用ワイヤ供給装置では、溶接用ワイヤを引き出す方向が変化すると、溶接用ワイヤが内筒を締め付けるように引き出され、溶接用ワイヤの引出しが中断するおそれがある。特にペールパックを新たなものに交換して溶接用ワイヤを新たに引き出す作業を行う際に、このような内筒の締め付けが顕著になる。そこで、特開平9−227024号公報に示されるように、ペールパックに回転式ワイヤ引出装置を取り付けた溶接用ワイヤ供給装置が提案された。この回転式ワイヤ引出装置は、上方から吊された支柱に支持されて内筒の中心線を中心に回転する回転機構と、この回転機構に支持されて回転中心線を中心にして回転するアーム部材と、アーム部材の先端に設けられて溶接用ワイヤが通るワイヤ通路を有するワイヤ通路構成部とを備えている。この溶接用ワイヤ供給装置では、溶接用ワイヤが環状の押さえ板と外筒の内周面との間の間隙を通して引出される際に、ワイヤ引出装置によって溶接用ワイヤの引出しがガイドされるため、内筒を締め付けることなく、ワイヤ積層体から溶接用ワイヤが引き出される。
【0003】
【特許文献1】特開平9−227024号公報(第6頁、図1及び図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この溶接用ワイヤ供給装置では、上方から吊された支柱等をペールパック上に配備する必要があり、装置の構造が大掛かりなものになる。また、回転式ワイヤ引出装置によって溶接用ワイヤが引き出される際に溶接用ワイヤが他の部材に接触して漏電するおそれがある。また、溶接用ワイヤを引出す際に、溶接用ワイヤがワイヤ通路構成部に強く接触するため、溶接用ワイヤがスムーズに引出されなくなるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、簡単な構造で溶接用ワイヤのガイドを行える溶接用ワイヤ供給装置及びパック容器用ワイヤ引出装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、ワイヤ引出装置によって溶接用ワイヤが引き出される際に溶接用ワイヤの絶縁を図ることができる溶接用ワイヤ供給装置及びパック容器用ワイヤ引出装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、溶接用ワイヤをスムーズに引出すことができる溶接用ワイヤ供給装置及びパック容器用ワイヤ引出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明が改良の対象とする溶接用ワイヤ供給装置は、少なくとも上側端部が開口する内筒と、内筒との間に環状の空間を形成するように内筒と同心的に配置され且つ上側端部が開口する外筒とを有するパック容器と、溶接用ワイヤに外側に広がる内部応力を発生させるように捻りを加えた状態で内筒の周りを回り且つ層を成すように溶接用ワイヤを環状の空間内に収納して構成されたワイヤ積層体と、ワイヤ積層体の上に溶接用ワイヤの引き出しが可能な状態で載せられる環状の押さえ板を備えワイヤ積層体から溶接用ワイヤが跳ね上がるのを防止するワイヤ押さえ部材と、溶接用ワイヤを外部に導出する導出孔を備え溶接用ワイヤを導出孔にガイドする立体的な形状を有して外筒の前記上側端部に取り付けられた絶縁性のガイド蓋とを具備している。そして、溶接用ワイヤが環状の押さえ板と外筒の内周面との間の間隙を通して引出される。本発明では、内筒の上側端部にワイヤ積層体から前述の間隙を通して溶接用ワイヤをスムーズに引き出し且つ導出孔に向かう溶接用ワイヤをガイドする機能を発揮するワイヤ引出装置を配置する。ワイヤ引出装置は、内筒の上側端部に着脱可能に装着される構造を有する装着部と、装着部に取り付けられ且つ装着部の中心部を通り且つ内筒が延びる方向に延びる回転中心線を中心に回転する回転機構と、回転機構に支持されて回転中心線を中心にして旋回するアーム部材と、アーム部材の先端に設けられて溶接用ワイヤが通るワイヤ通路を有するワイヤ通路構成部とを備えている。ワイヤ通路の環状の押さえ板に対する位置関係は、溶接用ワイヤに引出力が加わって該引出力の分力で前記アーム部材が回転する際に、常にワイヤ積層体から間隙を通して溶接用ワイヤをスムーズに引き出すことを可能にするように定める。また、ワイヤ通路は、アーム部材が回転する際に、溶接用ワイヤとの間に必要以上に大きな摩擦抵抗を生じさせないように構成し、アーム部材はワイヤ通路と導出孔との間を通る溶接ワイヤの障害にならないように設ける。
【0009】
本発明のように、装着部によってワイヤ引出装置を内筒の上側端部に着脱可能に装着すれば、従来のように、上方から吊された支柱等の大がかりな配備することなく、簡単な構造で溶接用ワイヤのガイドが行える。また、本発明では、パック容器上に配置された絶縁性のガイド蓋内に回転式のワイヤ引出装置を配置するため、回転式ワイヤ引出装置によって溶接用ワイヤが引き出される際に溶接用ワイヤの絶縁を図ることができ、溶接用ワイヤが他の部材に接触して漏電するのを防ぐことができる。また、本発明では、ワイヤ通路は、アーム部材が回転する際に、溶接用ワイヤとの間に必要以上に大きな摩擦抵抗を生じさせないように構成し、アーム部材はワイヤ通路と導出孔との間を通る溶接ワイヤの障害にならないように設けるため、溶接用ワイヤを引出す際に、溶接用ワイヤがワイヤ通路構成部に強く接触することがなく、溶接用ワイヤをスムーズに引出すことができる。なお、特開2001−179445号公報等には、フランジ付きボビンに巻回された溶接用ワイヤを回転式のワイヤ引出装置で引き出す溶接用ワイヤ供給装置が示されている。しかしながらこのような溶接用ワイヤ供給装置では、引出し中にボビンに巻回された溶接用ワイヤがほぐれて外に広がりだしたり、溶接用ワイヤにゴミ等が付着するという問題が生じる。また、溶接用ワイヤが引き出される際に溶接用ワイヤが他の部材に接触して漏電するおそれがある。
【0010】
ワイヤ通路の環状の押さえ板に対する位置関係は、ワイヤ通路が押さえ板の外周面と外筒の内周面との間の領域の上に位置するように定めるのが好ましい。このようにすれば、環状の押さえ板と外筒の内周面との間の間隙からの溶接用ワイヤの引き出しを確実に維持できる。
【0011】
ワイヤ通路構成部は、種々構造のものを採用することができる。例えば、金属棒の加工や鋳造等により、アーム部材と一体に設けて構成することができる。この場合、ワイヤ通路の中心を通る通路中心線は中心を通る垂線に対してアーム部材の回転方向に所定の角度傾け、この所定の角度は、ワイヤ通路を通る溶接用ワイヤとワイヤ通路を囲む通路囲繞部との間の接触抵抗が、実質的に最小になるように定めるのが好ましい。このようにすれば、溶接用ワイヤが通路囲繞部に強く接触することがなく、溶接用ワイヤをスムーズに引出すことができる。
【0012】
また、ワイヤ通路構成部は、内部にワイヤ通路を有する筒状部材と、ワイヤ通路の中心を通る通路中心線と直交する仮想直交線を中心にして筒状部材が回転するように筒状部材をアーム部材に対して回転自在に支持する支持構造部とから構成することができる。このようにすれば、内部にワイヤ通路を有する筒状部材を溶接用ワイヤの引き出し方向に応じて筒状部材がアーム部材に対して回転し、溶接用ワイヤの筒状部材への接触抵抗を小さくすることができる。
【0013】
また、回転中心線と直交し且つワイヤ通路の中心を通る仮想水平線と前述の仮想直交線との間の交差角度は、溶接用ワイヤがワイヤ通路を通して引き出されているときに通路中心線が導出孔または導出孔近傍に向かって延びるように定めればよい。このようなことによっても、溶接用ワイヤの筒状部材への接触抵抗を小さくすることができる。
【0014】
前述の交差角度の変更ができるように支持構造部を構成すれば、パック容器の形状及び寸法に応じて簡単に交差角度を変更して溶接用ワイヤの引き出しをスムーズに行うことができる。
【0015】
支持構造部は、例えば、アーム部材に取り付けられて内筒と外筒との間に形成された空間の内部に向かって延びる連結部材と、一体に筒状部材が固定され且つ連結部材の先端部に軸受けを介して回転自在に取り付けられた回転軸とから構成することができる。この場合、前述の交差角度の変更ができるようにするには、支持構造部を構成する連結部材とアーム部材との間の継ぎ手及び/または連結部材と軸受けとの間の継ぎ手が、連結部材とアーム部材との間の角度及び/または連結部材と軸受けとの間の角度を変更できるように構成すればよい。
【0016】
装着部は、例えば、回転機構が取り付けられる取付板と、取付板の裏面側に設けられて内筒の内周面と接触する複数のリブとから構成することができる。この場合、複数のリブは内筒の周方向に所定の間隔をあけて配置し、複数のリブの内筒の内壁面と接触する面には、内筒に挿入されていく過程で、内筒を徐々に押し広げるように機能するテーパを形成するのが好ましい。また、複数のリブは、取付板に対して内筒の径方向に取付位置変更可能に取り付けるのが好ましい。このようにすれば、内筒の内周の径寸法に製造誤差が生じても、径寸法に応じて複数のリブを内筒にしっかりと嵌合させることができる。
【0017】
アーム部材は、ワイヤ通路構成部が設けられている先端が位置する側とは反対側に向かって延びる延長部を有しており、延長部の先端にワイヤ通路構成部との重量バランスをとるためのバランス用重錘を設けるのが好ましい。このようにすれば、アーム部材により回転機構に偏った力が加わるのを防止でき、回転機構の寿命を延ばすことができる。
【0018】
回転機構は、指が挿入可能な環状の把持部を有しているのが好ましい。このようにすれば、ワイヤ引出装置は、把持部により簡単に持ち上げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態の溶接用ワイヤ供給装置の部分断面図である。本図に示すように、本例の溶接用ワイヤ供給装置は、パック容器1と、パック容器1内に収納されたワイヤ積層体3と、ワイヤ積層体3上に配置されたワイヤ押さえ部材5と、パック容器1上に配置されたガイド蓋7と、ガイド蓋7内に配置されたワイヤ引出装置9とを有している。パック容器1は、少なくとも上側端部が開口する内筒11と、内筒11との間に環状の空間13を形成するように内筒11と同心的に配置され且つ上側端部が開口する外筒15とを有している。ワイヤ積層体3は、溶接用ワイヤ3aに外側に広がる内部応力を発生させるように捻りを加えた状態で内筒11の周りを回り且つ層を成すように溶接用ワイヤ3aが環状の空間13内に収納されて構成されている。
【0020】
ワイヤ押さえ部材5は、図1及び図2の平面図に示すように、環状の押さえ板17と押さえ板17に取り付けられた6個の羽根部材19…とを有している。押さえ板17は、剛性を有する樹脂製の環状の板からなり、内周面17aと内筒11の外周面11aとの間に僅かな隙間が形成され、外周面17bと外筒15の内周面15aとの間に間隙21が形成されるように、ワイヤ積層体3の上に載せられている。これにより、ワイヤ積層体3からの溶接用ワイヤ3aの跳ね上がりが防止されながら、溶接用ワイヤ3aは間隙21を通して引き出される。また、押さえ板17には、押さえ板17の重量を調整するための12個の貫通孔17c…が形成されている。6個の羽根部材19…は、それぞれ可撓性を有する細長い樹脂片から形成されており、2つの留め具23によってそれぞれ押さえ板17に固定されている。この羽根部材19は、1枚の樹脂片から形成してもよいし、複数枚の樹脂片を重ね合わせて形成してもよい。本例の羽根部材19は、2枚の樹脂片を重ね合わせて形成している。6個の羽根部材19…は、押さえ板17の周方向に等間隔に位置し且つ押さえ板17の外周面17bから径方向外側に突出するように押さえ板17に固定されている。各羽根部材19は、押さえ板17がワイヤ積層体3の上に載せられた際に、その端部が外筒15の内周面15aと撓んだ状態で接触する。このため、溶接用ワイヤ3aは、ワイヤ積層体3から引き出される際に羽根部材19と外筒15の内周面15aとの間に挟まれ、その後に、両者の間から抜け出るようにして引き出される。
【0021】
ガイド蓋7は、蓋本体25と蓋本体25に取り付けられたワイヤ導出用部材27とを有している。蓋本体25は、切頭円錐形の立体的な輪郭形状を有する透明の樹脂から形成されており、底面側に一面開口状の開口部25aを有し、上面側に溶接用ワイヤ3aを外部に導出する導出孔25bを有している。蓋本体25は、環状の空間13から引き出された溶接用ワイヤ3aを導出孔25bにガイドできるように、開口部25aの縁部が外筒15の上側端部に嵌合されて取り付けられている。また、蓋本体25には、外部から蓋本体25内に作業者の手を挿入できるように蓋本体25を貫通する矩形の挿入用孔29が形成されている。そして、挿入用孔29の外側には、留め金具31に固定された透明の樹脂カバー33が挿入用孔29を覆うように配置されている。
【0022】
ワイヤ導出用部材27は、導出孔25bに嵌合可能な取付部27aと取付部27aと一体に結合された筒部27bとを有している。取付部27a及び筒部27b内には両者を貫通して、溶接用ワイヤ3aを通過させる通過孔27cが形成されている。環状の空間13から引き出された溶接用ワイヤ3aは、通過孔27cを通して外部の溶接機に導出される。
【0023】
ワイヤ引出装置9は、図1及び図3の平面図に示すように、内筒11の上側端部に着脱可能に装着される装着部35と、装着部35に取り付けられた回転機構37と、回転機構37に支持されたアーム部材39と、アーム部材39の先端に設けられたワイヤ通路構成部41とを備えている。装着部35は、樹脂製の円形の取付板43と、取付板43の裏面の周縁に一体に結合された筒状部45と、取付板43の裏面及び筒状部45上に設けられる4つのリブ47…と、取付板43の裏面の中央に一体に結合されて回転機構37が取り付けられる回転機構取付部49とを有している。4つのリブ47…は内筒11の周方向に等間隔をあけて配置されている。一つのリブ47は、図4の斜視図に示すように、筒状部45と間隔を隔てて対向して該筒状部45とほぼ平行に延びる対向壁部51と、対向壁部51と筒状部45とを連結し取付板43の径方向に延びる一対の側壁部53,53と、対向壁部51と筒状部45とを連結し対向壁部51に対して傾斜して配置される傾斜壁部55とを有している。傾斜壁部55には、内筒11にリブ47が挿入されていく過程で、内筒11を徐々に押し広げるように機能するテーパ55aが形成されている。
【0024】
回転機構37は、回転軸57と把持部59と有している。回転軸57は、回転機構取付部49に2つの軸受58,60を介して回転自在に支持されている。これにより、回転機構37は、装着部35の中心部を通り且つ内筒11が延びる方向に延びる回転中心線C1を中心に回転する。把持部59は、内部に作業者の指が挿入可能な円形の環状形を有している。これにより、ワイヤ引出装置9は、把持部59を用いて簡単に持ち上げることができる。
【0025】
アーム部材39は、金属棒によりほぼ直線状に形成されており、回転機構37の回転軸57に形成された貫通孔57aを貫通して、該貫通孔57a内において回転軸57に固定されている。また、アーム部材39は、先端にワイヤ通路構成部41が取り付けられたアーム本体部61と、回転軸57を間に介してアーム本体部61が位置する側とは反対側に向かって延びるバランス用重錘部63とを有している。アーム本体部61及びバランス用重錘部63は、いずれもほぼ同じ長さ及び重量を有して、外筒15の内周面15aの近傍まで延びている。また、アーム本体部61及びバランス用重錘部63は、各先端部がワイヤ積層体3側に延びるように、内筒11上で僅かに折れ曲がっている。このような構造により、アーム部材39は、回転機構37に支持された状態で回転中心線C1を中心にして旋回する。
【0026】
ワイヤ通路構成部41は、図5(A)及び(B)に示すように、溶接用ワイヤ3aが通るワイヤ通路41aを内部に形成するように円環状を有しており、曲げ加工が施された1本の金属棒によってアーム部材39と一体に形成されている。なお、本例では、ワイヤ通路構成部41が金属棒で形成されているため、ワイヤ通路41aは、非常に短いものとなっている。ワイヤ通路構成部41は、図5(B)に示すように、ワイヤ通路41aの中心を通る通路中心線C2が該中心を通る垂線L1に対してアーム部材39の回転方向R1に所定の角度θ1で傾いている。この角度θ1は、ワイヤ通路41aを通る溶接用ワイヤ3aとワイヤ通路41aを囲む通路囲繞部41bとの間の接触抵抗が、実質的に最小になるように定められている。本例では角度θ1は、35°であった。また、ワイヤ通路41aの環状の押さえ板17に対する位置関係は、図1に示すように、ワイヤ通路41aが押さえ板17の外周面17bと外筒15の内周面15aとの間の領域Aの上に位置するように定められている。
【0027】
本例の溶接用ワイヤ供給装置では、溶接用ワイヤ3aが環状の押さえ板17と外筒15の内周面15aとの間の間隙21を通して引出されると、溶接用ワイヤ3aの引き出しに伴って溶接用ワイヤ3aが通過するワイヤ通路構成部41が回転中心線C1を中心にR1の方向(図3)に回転して、ワイヤ通路構成部41は、導出孔25bに向かう溶接用ワイヤ3aをガイドする。本例のように、ワイヤ通路41aの環状の押さえ板17に対する位置関係が定められていると、溶接用ワイヤ3aに引出力が加わって該引出力の分力でアーム部材39が回転する際に、常にワイヤ積層体3から間隙21を通して溶接用ワイヤ3aをスムーズに引き出すことができる。また、ワイヤ通路41aは、アーム部材39が回転する際に、溶接用ワイヤ3aとの間に必要以上に大きな摩擦抵抗を生じさせることがなく、アーム部材39はワイヤ通路41aとガイド蓋7の導出孔25bとの間を通る溶接ワイヤ3aの障害にはならない。
【0028】
図6は、本発明の他の実施の形態の溶接用ワイヤ供給装置の部分断面図である。本例の溶接用ワイヤ供給装置は、ワイヤ引出装置を除いて図1に示す溶接用ワイヤ供給装置と同じ構造を有している。そのため、ワイヤ引出装置を除く部材には図1に示す符号と同じ符号を付して説明を省略する。本例の溶接用ワイヤ供給装置のワイヤ引出装置81は、図6及び図7の平面図に示すように、内筒11の上側端部に着脱可能に装着される構造を有する装着部83と、装着部83に取り付けられた回転機構85と、回転機構85に支持されたアーム部材87と、アーム部材87の先端に設けられたワイヤ通路構成部89とを備えている。装着部83は、金属製の円形の取付板91と、取付板91の裏面上に設けられる4つのリブ93…と、取付板91の裏面の中央に結合されて回転機構85が取り付けられる回転機構取付部95とを有している。取付板91には、取付板91の重量を調整するための4つの貫通孔91a…が形成されている。4つのリブ93…は内筒11の周方向に等間隔をあけて配置されている。一つのリブ93は、図8の斜視図に示すように矩形の板状を呈しており、中央に貫通孔93aを有している。また、一つのリブ93は、取付板91に形成された2つの長孔97(図7)をそれぞれ貫通する2つの螺子99により取付板91に取り付けられている。長孔97は、内筒11の径方向に延びるように形成されているため、4つのリブ93…は、取付板91に対して内筒11の径方向に取付位置変更可能に取り付けられることになる。そのため、内筒11の内周の径寸法に応じて4つのリブ93…の位置を適宜に調整して、4つのリブ93…を内筒11にしっかりと嵌合させることができる。
【0029】
回転機構85は、回転軸101と把持部103と有している。回転軸101は、回転機構取付部95に2つの軸受105,107を介して回転自在に支持されている。これにより、回転機構85は、装着部83の中心部を通り且つ内筒11が延びる方向に延びる回転中心線C11を中心に回転する。把持部103は、内部に作業者の指が挿入可能な円形の環状形を有している。
【0030】
アーム部材87は、金属棒によりほぼ直線状に形成されており、回転軸101に固定されている。このアーム部材87は、先端にワイヤ通路構成部89が取り付けられたアーム本体部109と、回転軸101を間に介してアーム本体部109が位置する側とは反対側に向かって延びる延長部111と延長部111の端部に取り付けられたバランス用重錘部113とを有している。延長部111とバランス用重錘部113とを合わせた重量がアーム本体部109とワイヤ通路構成部89とを合わせた重量にほぼ等しくなるように、バランス用重錘部113の重量は調整されている。アーム部材87は、回転機構85に支持された状態で回転中心線C11を中心にして旋回する。
【0031】
ワイヤ通路構成部89は、図9に示すように筒状部材115と筒状部材115をアーム部材87に対して支持する支持構造部117とを有している。筒状部材115は、外形が六角柱で内部に円形のワイヤ通路115aを有する筒形状を有している。支持構造部117は、連結部材119と連結部材119の先端部に取り付けられた回転軸121とを有している。連結部材119は、アーム部材87に取り付けられて内筒11と外筒15との間に形成された空間13の内部に向かって延びる本体部119aと本体部119aの端部に一体に取り付けられた筒部119bとを有している。回転軸121は筒状部材115に一体に固定され且つ連結部材119の筒部119b内にスリーブ軸受け123を介して回転自在に取り付けられている。これにより、支持構造部117は、ワイヤ通路115aの中心を通る通路中心線C12と直交する仮想直交線C13を中心にして筒状部材115が回転するように筒状部材115をアーム部材87に対して回転自在に支持している。また、筒部119bの反対側に位置する本体部119aの端部は、本体部119a及びアーム部材87にそれぞれ形成された2つの長孔をそれぞれ貫通する2つの螺子125によりアーム部材87に取り付けられている。これにより、回転中心線C11と直交し且つワイヤ通路115aの中心を通る仮想水平線C14と前述の仮想直交線C13との間の交差角度θ2は、容易に変更することができる。言い換えるならば、連結部材119とアーム部材87との間の継ぎ手は、連結部材119とアーム部材87との間の角度を変更できるように構成されている。本例では、溶接用ワイヤ3aがワイヤ通路115aを通して引き出されているときに通路中心線C12が導出孔25bまたはその近傍に向かって延びるように交差角度θ2を10°に定めている。また、ワイヤ通路115aの環状の押さえ板17に対する位置関係は、図6に示すように、ワイヤ通路115aが押さえ板17の外周面17bと外筒15の内周面15aとの間の領域Aの上に位置するように定められている。本例の溶接用ワイヤ供給装置も図1に示す溶接用ワイヤ供給装置と同様に、溶接用ワイヤ3aが環状の押さえ板17と外筒15の内周面15aとの間の間隙21を通して引出されると、溶接用ワイヤ3aの引き出しに伴って溶接用ワイヤ3aが通過するワイヤ通路構成部89が回転中心線C11を中心にR2の方向(図7)に回転して、ワイヤ通路構成部89は、導出孔25bに向かう溶接用ワイヤ3aをガイドする。本例の溶接用ワイヤ供給装置のように通路中心線C12が導出孔25bまたはその近傍に向かって延びると、溶接用ワイヤ3aの筒状部材115への接触抵抗を小さくすることができ、溶接用ワイヤ3aの引き出しをスムーズに行うことができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、装着部によってワイヤ引出装置を内筒の上側端部に着脱可能に装着するので、従来のように、上方から吊された支柱等の大がかりな配備することなく、簡単な構造で溶接用ワイヤのガイドが行える。また、本発明では、パック容器上に配置された絶縁性のガイド蓋内に回転式のワイヤ引出装置を配置するため、回転式ワイヤ引出装置によって溶接用ワイヤが引き出される際に溶接用ワイヤの絶縁を図ることができ、溶接用ワイヤが他の部材に接触して漏電するのを防ぐことができる。また、本発明では、ワイヤ通路は、アーム部材が回転する際に、溶接用ワイヤとの間に必要以上に大きな摩擦抵抗を生じさせないように構成し、アーム部材はワイヤ通路と導出孔との間を通る溶接ワイヤの障害にならないように設けるため、溶接用ワイヤを引出す際に、溶接用ワイヤがワイヤ通路構成部に強く接触することがなく、溶接用ワイヤをスムーズに引出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の溶接用ワイヤ供給装置の部分断面図である。
【図2】図1に示す溶接用ワイヤ供給装置に用いるワイヤ押さえ部材の平面図である。
【図3】図1に示す溶接用ワイヤ供給装置に用いるワイヤ引出装置の平面図である。
【図4】図3に示すワイヤ引出装置の部分斜視図である。
【図5】(A)及び(B)は、図3に示すワイヤ引出装置のアーム部材の正面図及び側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の溶接用ワイヤ供給装置の部分断面図である。
【図7】図6に示す溶接用ワイヤ供給装置に用いるワイヤ引出装置の平面図である。
【図8】図7に示すワイヤ引出装置の部分斜視図である。
【図9】図7に示すワイヤ引出装置のアーム部材の正面図である。
【符号の説明】
1 パック容器
3 ワイヤ積層体
5 ワイヤ押さえ部材
7 ガイド蓋
9,81 ワイヤ引出装置
11 内筒
13 環状の空間
15 外筒
21 間隙
25b 導出孔
35,83 装着部
37,85 回転機構
39,87 アーム部材
41,89 ワイヤ通路構成部
41a,115a ワイヤ通路
41b 通路囲繞部
43,91 取付板
47,93 リブ
57,101 回転軸
115 筒状部材
117 支持構造部
119 連結部材
121 回転軸
C1,C11 回転中心線

Claims (14)

  1. 少なくとも上側端部が開口する内筒と、前記内筒との間に環状の空間を形成するように前記内筒と同心的に配置され且つ上側端部が開口する外筒とを有するパック容器と、
    溶接用ワイヤに外側に広がる内部応力を発生させるように捻りを加えた状態で前記内筒の周りを回り且つ層を成すように前記溶接用ワイヤを前記環状の空間内に収納して構成されたワイヤ積層体と、
    前記ワイヤ積層体の上に前記溶接用ワイヤの引き出しが可能な状態で載せられる環状の押さえ板を備え、前記ワイヤ積層体から前記溶接用ワイヤが跳ね上がるのを防止するワイヤ押さえ部材と、
    前記溶接用ワイヤを外部に導出する導出孔を備え、前記溶接用ワイヤを前記導出孔にガイドする立体的な形状を有して前記外筒の前記上側端部に取り付けられた絶縁性のガイド蓋とを具備し、
    前記溶接用ワイヤが前記環状の押さえ板と前記外筒の内周面との間の間隙を通して引出される溶接用ワイヤ供給装置であって、
    前記内筒の前記上側端部には、前記ワイヤ積層体から前記間隙を通して前記溶接用ワイヤをスムーズに引き出し且つ前記導出孔に向かう前記溶接用ワイヤをガイドする機能を発揮するワイヤ引出装置が配置されており、
    前記ワイヤ引出装置は、前記内筒の前記上側端部に着脱可能に装着される構造を有する装着部と、前記装着部に取り付けられ且つ前記装着部の中心部を通り且つ前記内筒が延びる方向に延びる回転中心線を中心に回転する回転機構と、前記回転機構に支持されて前記回転中心線を中心にして旋回するアーム部材と、前記アーム部材の先端に設けられて前記溶接用ワイヤが通るワイヤ通路を有するワイヤ通路構成部とを備えており、
    前記ワイヤ通路の前記環状の押さえ板に対する位置関係は、前記溶接用ワイヤに引出力が加わって該引出力の分力で前記アーム部材が回転する際に、常に前記ワイヤ積層体から前記間隙を通して前記溶接用ワイヤをスムーズに引き出すことを可能にするように定められ、
    前記ワイヤ通路は、前記アーム部材が回転する際に、前記溶接用ワイヤとの間に必要以上に大きな摩擦抵抗を生じさせないように構成され、
    前記アーム部材は前記ワイヤ通路と前記導出孔との間を通る前記溶接ワイヤの障害にならないように設けられていることを特徴とする溶接用ワイヤ供給装置。
  2. 前記ワイヤ通路の前記環状の押さえ板に対する位置関係は、前記ワイヤ通路が前記押さえ板の外周面と前記外筒の内周面との間の領域の上に位置するように定められている請求項1に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  3. 前記ワイヤ通路構成部は、前記アーム部材と一体に設けられており、前記ワイヤ通路の中心を通る通路中心線は前記中心を通る垂線に対して前記アーム部材の回転方向に所定の角度傾いており、
    前記所定の角度は、前記ワイヤ通路を通る前記溶接用ワイヤと前記ワイヤ通路を囲む通路囲繞部との間の接触抵抗が、実質的に最小になるように定められている請求項1に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  4. 前記ワイヤ通路構成部は、内部に前記ワイヤ通路を有する筒状部材と、前記ワイヤ通路の前記中心を通る通路中心線と直交する仮想直交線を中心にして前記筒状部材が回転するように前記筒状部材を前記アーム部材に対して回転自在に支持する支持構造部とからなる請求項1に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  5. 前記回転中心線と直交し且つ前記ワイヤ通路の前記中心を通る仮想水平線と前記仮想直交線との間の交差角度は、前記溶接用ワイヤが前記ワイヤ通路を通して引き出されているときに前記通路中心線が前記導出孔または前記導出孔近傍に向かって延びるように定められている請求項4に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  6. 前記支持構造部は、前記交差角度の変更ができるように構成されている請求項5に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  7. 前記支持構造部は、前記アーム部材に取り付けられて前記内筒と前記外筒との間に形成された前記空間の内部に向かって延びる連結部材と、
    一体に前記筒状部材が固定され且つ前記連結部材の先端部に軸受けを介して回転自在に取り付けられた回転軸とからなる請求項4に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  8. 前記連結部材と前記アーム部材との間の継ぎ手及び/または前記連結部材と前記軸受けとの間の継ぎ手は、前記連結部材と前記アーム部材との間の角度及び/または前記連結部材と前記軸受けとの間の角度を変更できるように構成されている請求項7に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  9. 前記装着部は、前記回転機構が取り付けられる取付板と、前記取付板の裏面側に設けられて前記内筒の内周面と接触する複数のリブとからなり、
    前記複数のリブは前記内筒の周方向に所定の間隔をあけて配置されており、
    前記複数のリブの前記内筒の内壁面と接触する面には、前記内筒に挿入されていく過程で、前記内筒を徐々に押し広げるように機能するテーパが形成されている請求項1に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  10. 前記装着部は、前記回転機構が取り付けられる取付板と、前記取付板の裏面側に設けられて前記内筒の内周面と接触する複数のリブとからなり、
    前記複数のリブは、前記取付板に対して前記内筒の径方向に取付位置変更可能に取り付けられている請求項1に記載の溶接用ワイヤ供給装置。
  11. 前記アーム部材は、前記ワイヤ通路構成部が設けられている先端が位置する側とは反対側に向かって延びる延長部を有しており、前記延長部の先端に前記ワイヤ通路構成部との重量バランスをとるためのバランス用重錘が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに溶接用ワイヤ供給装置。
  12. 前記回転機構は、指が挿入可能な環状の把持部を有しており、
    前記ワイヤ引出装置は、前記把持部により持ち上げ可能である請求項1〜11のいずれか1つに溶接用ワイヤ供給装置。
  13. 溶接ワイヤ収納パック容器の内筒の上側端部に着脱可能に装着される構造を有する装着部と、前記装着部に取り付けられ且つ前記装着部の中心部を通り且つ前記内筒が延びる方向に延びる回転中心線を中心に回転する回転機構と、前記回転機構に支持されて前記回転中心線を中心にして回転するアーム部材と、前記アーム部材の先端に設けられて前記溶接用ワイヤが通るワイヤ通路を有するワイヤ通路構成部とを備え、
    前記アーム部材及び前記ワイヤ通路構成部は、一本の金属棒が加工されて一体に形成されており、
    前記ワイヤ通路の中心を通る通路中心線は前記中心を通る垂線に対して前記アーム部材の回転方向に所定の角度傾いており、
    前記所定の角度は、前記ワイヤ通路を通る前記溶接用ワイヤと前記ワイヤ通路を囲む通路囲繞部との間の接触抵抗が、実質的に最小になるように定められているパック容器用ワイヤ引出装置。
  14. 溶接ワイヤ収納パック容器の内筒の上側端部に着脱可能に装着される構造を有する装着部と、前記装着部に取り付けられ且つ前記装着部の中心部を通り且つ前記内筒が延びる方向に延びる回転中心線を中心に回転する回転機構と、前記回転機構に支持されて前記回転中心線を中心にして回転するアーム部材と、前記アーム部材の先端に設けられて前記溶接用ワイヤが通るワイヤ通路を有するワイヤ通路構成部とを備え、
    前記ワイヤ通路構成部は、内部に前記ワイヤ通路を有する筒状部材と、前記ワイヤ通路の前記中心を通る通路中心線と直交する仮想直交線を中心にして前記筒状部材が回転するように前記筒状部材を前記アーム部材に対して回転自在に支持する支持構造部とからなり、
    前記回転中心線と直交し且つ前記ワイヤ通路の前記中心を通る仮想水平線と前記仮想直交線との間の交差角度は、前記溶接用ワイヤが前記ワイヤ通路を通して引き出されているときに前記通路中心線が前記導出孔または前記導出孔近傍に向かって延びるように定められているパック容器用ワイヤ引出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4201572A4 (en) * 2020-08-20 2024-02-07 Kiswel Ltd HOLDER RING FOR WELDING WIRE
CN117835586A (zh) * 2024-01-17 2024-04-05 长沙航空职业技术学院(空军航空维修技术学院) 一种电子电路板回流焊贴片用的回流焊炉及贴片工艺

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