JP2004337589A - 錠剤自動分配包装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、錠剤自動分配包装装置に関するもので、より詳細には、各自異なる錠剤が内装された錠剤カセットを装着配列する錠剤カセット配列板をコンパクトな構造に設置し、本体の下部に設置された包装装置に錠剤を案内するホッパーの大きさを最小化して、錠剤カセットの交換および維持補修が容易になるようにした中小型錠剤自動分配包装装置に関するものである。
【解決手段】本体の錠剤カセット配列板13に配列された錠剤カセット9から排出される錠剤を本体の下部に具備された包装装置に収集して包装分配する錠剤自動分配包装装置において、六面体形本体の前面に前面フレーム3が装置され、後面には後面フレーム5が設置され、前記前面フレーム3と後面フレーム5の両端部分が、錠剤カセット9が上下左右に積層され配列装着された錠剤カセット配列板13によりお互い連結されることによって、前記前面フレーム3と後面フレーム5および錠剤カセット9の装着された錠剤カセット配列板13により囲まれた空間部15が形成されるように構成したことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本体の錠剤カセット配列板13に配列された錠剤カセット9から排出される錠剤を本体の下部に具備された包装装置に収集して包装分配する錠剤自動分配包装装置において、六面体形本体の前面に前面フレーム3が装置され、後面には後面フレーム5が設置され、前記前面フレーム3と後面フレーム5の両端部分が、錠剤カセット9が上下左右に積層され配列装着された錠剤カセット配列板13によりお互い連結されることによって、前記前面フレーム3と後面フレーム5および錠剤カセット9の装着された錠剤カセット配列板13により囲まれた空間部15が形成されるように構成したことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、錠剤自動分配包装装置に関するもので、より詳細には、各自異なる錠剤が内装された錠剤カセットを装着配列する錠剤カセット配列板をコンパクトな構造で設置し、本体の下部に設置された包装装置に錠剤を案内するホッパーの大きさを最小化して、錠剤カセットの交換および維持補修が容易になるようにした中小型錠剤自動分配包装装置に関するものである。
錠剤自動分配包装装置は、患者の各種疾病によって医者が処方した薬剤を自動選別して一回分ずつ自動的に包装する装置で、一般的に多様な錠剤を各々内装した多数の錠剤カセットが多様な形式で本体に配列設置され、前記錠剤カセットを各々断続制御して、一回分ずつ処方された錠剤を排出することによって、通常本体の下端部に設置されている包装装置に移送させ、密封包装できるようにする構成を有する。
前記のような目的を有する錠剤自動分配包装装置は、従来から多様に開発され実用化されているところ、概略300種以上の薬剤を受容する大型錠剤自動分配包装装置の場合は、特許文献1に開示されているように、多段に錠剤カセットを積層配置した錠剤カセット設置台がスライド式に引出されたり、開き式に開閉されたりするように複合構成されている錠剤自動分配包装装置があり、概略100種から300種程度までの薬剤を受容する中小型錠剤自動分配包装装置の場合は、特許文献2に開示されているように、錠剤カセットが装着配列された錠剤カセット配列板を横列方向に長く形成した旋盤型の構造から成る錠剤自動分配包装装置や、特許文献3に開示されているように、タブレットケースを薬剤収納部のほとんど全体の高さに至る長さで上下方向に細長い柱状に形成し、前記薬剤収納部に水平方向に平面形に配列する構造から成った錠剤自動分配包装装置がある。
大韓民国実用新案出願番号2002−5029号
大韓民国特許出願番号1986−2173号
大韓民国特許出願番号1990−12411号
しかし、上記従来の構成において、中小型錠剤自動分配包装装置である、例えば前記旋盤型錠剤自動分配包装装置は、錠剤カセット配列板が横方向に長く形成されることによって、両側端部に装着配列された錠剤カセットから排出される錠剤を包装装置に案内するためには、ホッパーの長さが左右にそれだけ長く形成されるしかなく、従ってホッパーの左右端部側に落ちる錠剤は、ホッパーの出口までの移送距離が長すぎて錠剤の包装速度を低下させるという問題点が発生する。
そして、錠剤カセットが左右上下に旋盤形態に積層されているので、装置を設置するためには、広い壁面が必要となり、下端に設置されたホッパーも、落下した錠剤が円滑にホッパーの出口に移送されるようにするために、表面の傾斜角を一定角度以上にしなければならないので、ホッパー全体の高さが高くならなければならないのだが、このような理由から、旋盤型錠剤自動分配包装装置は空間活用の効率性が低下されるという問題点がある。
また、旋盤型錠剤自動分配包装装置は、錠剤カセットから排出された錠剤が錠剤カセット排出通路の壁面にぶつかりながらホッパー面に落下し、ホッパー面に衝突した後、かなり長い距離を転がったりはじけたりしながらホッパー出口に移動するので、微細なかけら、または粉塵などが多く発生し、このような微細なかけらや粉塵は、錠剤カセット排出通路の壁面とホッパーの表面に累積されることになるため、このような状態で他の錠剤が排出されると、その錠剤は先ほど発生して累積された微細なかけらや粉塵などがついて汚染される問題点が発生し、このような汚染された錠剤を患者が服用することになると深刻な副作用を起こす余地がある。
更に、錠剤が汚染されるのを防止しようと、錠剤カセット配列板の背面に形成された多数の錠剤排出通路を掃除したり維持補修をしたりする場合、装置全体を分解して作業をしなければならないので、分解および再組立するのにも多大なる作業時間が所要されるという問題点がある。
前記平面型錠剤自動分配包装装置の場合は、平面形に配列されたタブレットケースがすべて受容された薬剤収納部全体をカバーする大きな正方形のホッパーが使用されるのだが、このような正方形ホッパーの下端に出口を横に長く形成し、その出口の下部には落下した錠剤を包装装置に案内するコンベアーベルトを追加設置する構成を有している。
ところが、この場合は、薬剤収納部にタブレットケースを平面に配列するので、広い床面積が所要され、平面型に配列されたタブレットケースの上部空間は全く活用することができない、非効率性が発生することになる。
また、タブレットケースから落下した錠剤は、ホッパー表面を経てコンベアーベルトに落下した後、再び錠剤包装装置に移送されるので、錠剤が落下して包装されるまで時間が多く所要されるので、錠剤の包装速度低下という問題点が発生する。
そして、ホッパーやコンベアーベルトに累積された錠剤の微細なかけらや粉塵を掃除する場合、装置全体を分解しなければならないので、やはり多くの作業時間が所要されるという問題点がある。
このように、従来の中小型錠剤自動分配包装装置は、受容できる薬剤の種類に比べとても広い面積を占めたり、構造上において問題点があったりするため、包装速度の低下が起こり、掃除や補修維持が大変不便だという問題点があった。
本発明は、前記で記述したように、従来の中小型錠剤自動分配包装装置である旋盤型錠剤自動分配包装装置や、平面型錠剤自動分配包装装置の問題点を解決するために案出されたもので、より詳細には、各自異なる錠剤を内装する錠剤カセットが装着配列された錠剤カセット配列板をコンパクトな構造で設置することによって、錠剤を包装装置に案内するホッパーの大きさを最小化し、錠剤が包装装置に流入される移送時間を大幅に短縮させることによって、包装速度を高速化し、ホッパー面で発生する錠剤の微細なかけらや粉塵を最小化する、錠剤自動分配包装装置を提供することにその目的がある。
また、本発明は、多段に錠剤カセットを積層配置した錠剤カセット設置台がスライド式に引出されたり、開き式に開閉されたりするなどの移動式構成ではない、固定式構成を取る場合において、単位空間あたりの最適な錠剤カセット数を収納可能にする構造を有する、錠剤自動分配包装装置を提供することにまた別の目的がある。
また、本体をコンパクトな構造に形成することによって、装置の設置空間を最小化し、中央に空間部が形成されるようにして、空間部内部に装着された錠剤カセットを交換したり、錠剤を補充したりしようとする時、作業者が一カ所に立って作業が可能なようにした、錠剤自動分配包装装置を提供することにまた別の目的がある。
また、本発明は、錠剤カセットが付着された錠剤カセット配列板を分割して分離できるようにすることによって、錠剤排出通路の掃除と内部装置の維持補修が容易にできるようにし、所要される作業時間も大幅に短縮できる効率的な構造の錠剤自動分配包装装置を提供することをまた別の目的とする。
本発明は、前記の目的を達成するためのコンパクトな配列構造を有する中小型錠剤自動分配包装装置に関するもので、より詳細には、本体の錠剤カセット配列板に配列された錠剤カセットから排出される錠剤を本体の下部に具備された包装装置に収集して包装分配する錠剤自動分配包装装置において、六面体型本体の前面に前面フレームが設置され、後面には後面フレームが設置され、前記前面フレームと後面フレームの両端部分が、錠剤カセットが上下左右に積層され配列装着された錠剤カセット配列板によりお互い連結されることによって、前記前面フレームと後面フレームおよび錠剤カセットが装着された錠剤カセット配列板により囲まれた空間部が形成されるように構成したことを特徴とする。
ここで、本体の前面フレーム中央部と、前記前面フレームと後面フレームの側面に結合され開閉される開放ドアが各々形成されていることを特徴とする。
本発明の錠剤自動分配包装装置は、各自異なる錠剤が内装された錠剤カセットを装着配列する錠剤カセット配列板をコンパクトな構造に設置することによって、錠剤カセットから排出される錠剤を包装装置に案内するホッパーの大きさを最小化させることができ、それによって錠剤カセットから排出される錠剤が包装装置に流入される移送時間を最小化することによって、錠剤が汚染されるのを防止することができるだけでなく、錠剤の包装速度を著しく上昇させることができる効果があるのである。
また、本装置は、本体1の側面に形成される上下左右に錠剤カセットが積層された錠剤カセット配列板13a,13bが前方に突出されるので、旋盤型錠剤自動分配包装装置のように広い壁面を必要としないだけでなく、錠剤カセットが積層される構造なので、平面型錠剤自動分配包装装置のように広い床面積を必要とせず、コンベアーベルトを設置するための空間を省略することができるので、設置空間を効率的に活用することができるという効果を有するのである。
つまり、本発明は多段に錠剤カセットを積層配置した錠剤カセット設置台がスライド式に引出されたり開き式に開閉されたりするなどの移動式構成ではなく、旋盤型や平面型錠剤自動分配包装装置のように、錠剤カセット設置台が固定式構成を取る場合において、単位空間あたり最適な錠剤カセットを収納可能にする効果を得ることができる効果があるのである。
また、区画された錠剤カセット配列板を個別的に分離することができるようにする構造なので、錠剤カセットが装着された状態においても、錠剤カセット配列板の荷重が小さくて作業者が容易に着脱することができるようになり、従って錠剤排出通路の掃除と、内部装置の維持補修するのに必要な作業時間を大きく短縮させることができる効果があるのである。
本体の前面と側面に形成された解放ドアを介して錠剤カセットの交換が大変簡便になり、中央に空間部が形成されるようにして、空間部内部に装着された錠剤カセットを交換したり、錠剤を補充したりしようとする時、作業者が一カ所に立って容易に作業できるようにする効果がある。
以上のような本発明の特徴的な構成を添付の図面を参照に説明すると次の通りである。
本体の錠剤カセット配列板に配列された錠剤カセットから排出される錠剤を本体の下部に具備された包装装置に収集して包装分配する錠剤自動分配包装装置において、六面体形本体1の前面に前面フレーム3が設置され、後面には後面フレーム5が設置され、前記前面フレーム3と後面フレーム5の両端部分が、錠剤カセット9a,9bが上下左右に積層され配列装着された錠剤カセット配列板13a,13bによりお互い連結されることによって、前記前面フレーム3と後面フレーム5および錠剤カセット9a,9bが装着された錠剤カセット配列板13a,13bにより囲まれた空間部15が形成されるように構成される。
まず、本発明の錠剤自動分配包装装置の本体1の構成は、図1乃至図2に示されているように、前面フレーム3と後面フレーム5が各々具備され、前記前面フレーム3の中央部には、ヒンジにより開き式に開閉される解放ドア7aが設置される。
そして、後面フレーム5の中央部には、所定の錠剤カセット9cが装着配列された錠剤カセット配列板13cが設置され、その背面に開閉手段17が設けられており、前記開閉手段17と錠剤カセット配列板13cには、お互いの結束のための締結手段21c,21dが各々具備される。
前記のように構成された前面フレーム3と後面フレーム5の両側にはヒンジにより開き式に開閉される解放ドア7bが設置されるのだが、前記本体1の中央部と、側面に設置される解放ドア7a,7bは、開き式以外にもスライド式に開閉される解放ドアが構成可能であり、特に後面フレーム5に形成される開閉手段17を前記のように開閉される解放ドア形態に構成してもよい。
本体1の側面に解放ドア7bが設置されたら、その解放ドア7bの内側には錠剤カセット9a,9bが一側面に装着され、反対面には錠剤カセット9a,9bの各垂直配列ラインに沿って錠剤排出部11a,11bの形成された錠剤カセット配列板13a,13bを上下方向に設置するのだが、前記錠剤排出部11a,11bをお互い接して向かい合うようにすることによって、錠剤排出通路11が形成されるようにする。すると、本体1の中央部には自動的に空間部15が形成されることになる。
一方、本体1の側面に形成された解放ドア7bを介して収納される一対の錠剤カセット配列板13の中、本体1の空間部15側の一方の錠剤カセット配列板13aは、ネジ締結などにより本体1と結合固定され、内側には締結手段21aが具備されるのだが、前記締結手段21aはボルトにし、錠剤排出部11a,11bを挟んで形成される接面部23を貫通して固定設置される。
そして、他の方の錠剤カセット配列板13b,つまり解放ドア7b側の錠剤カセット配列板13bは、縦方向の一定の間隔に区画され、各々の区画された配列板部分が分離されることのできる構造にし、前記本体1と固定された錠剤カセット配列板13aの締結手段21aと締結されるまた別の締結手段21bが具備される。
前記の区画された錠剤カセット配列板13b',13b"に具備される締結手段21bは、コインなどで簡単に締結および分離できるように頭部に溝が形成され、ナット形態のストッパーを使用する。
一方、前記で記述した後面フレーム5に設置される錠剤カセット配列板13cと開閉手段17cとを結合する締結手段21c,21dは、一対の錠剤カセット配列板13を結合する締結手段21a,21bと同一に成る。
また、後面フレーム5の中央部に設置される錠剤カセット配列板13cは、本体1の中央に形成された空間部15の間隔の大きさに形成され、錠剤カセット9cが装着されるのが好ましい。
以下では前記のように構成された本発明の錠剤自動分配包装装置の作用効果を説明することにする。
まず、本発明の錠剤自動分配包装装置で前記のような構造を取ることになると、実用的に使用される錠剤カセットの場合、だいたい100個から300個程度が設置されるのに適合な構造を有することになるのが普通であるが、必要によって錠剤カセットの大きさを大きくしたり小さくしたりすると、錠剤カセットの数を100個以下または300個以上を装着するようにすることもできる。
本装置を作動させると、本体1の錠剤カセット配列板13a,13b,13cに装着された各錠剤カセット9a,9b,9cから錠剤が排出され、背面上に形成された錠剤排出通路11を介してホッパー40に流入され、ホッパー40に流入された錠剤は、包装装置50に案内され一回分ずつ包装されることになる。
この時、本発明のすべての錠剤排出通路は、空間部15の周りの四角形の面積内に受容され得るので、ホッパー40の大きさを従来の旋盤型錠剤自動分配包装装置の正方形ホッパーよりコンパクトなサイズに縮小することができるようになる。
つまり、図1乃至図4に図示されている本発明の実施例は、錠剤カセットを160個装着することのできるものであるが、同一な大きさの錠剤カセット160個を従来の旋盤型錠剤自動分配包装装置に単純に直角形に装着すると仮定すると、図5の比較図面のように、一点鎖線で表示されているような左右に長い形状の本体が設けられなければならない。
従って、従来の旋盤型錠剤自動分配包装装置は、本発明より占める壁面の面積が少なくとも2.6倍以上必要であり、ホッパーもやはり一点鎖線で表示したように左右に長く形成され傾斜角が緩慢になりすぎ、長さが長くて落下した錠剤が包装装置にまともに移送されるのが難しかったり、移送速度が著しく低下したりすることになる。
そして、本発明のホッパー40の大きさがコンパクトなサイズの四角形面積内に受容されるので、従来の平面型錠剤自動分配包装装置のように、正方形ホッパーから落ちる錠剤を再移動させるためのコンベアーベルトの構成も必要なくなるのである。
結局、本発明の錠剤自動分配包装装置の構成は、錠剤カセット設置台が固定式構成を取る場合、単位空間あたりの最適の錠剤カセット数を収納可能にする作用効果をもたらすものであることが分かる。
一方、錠剤が包装装置50に流入される過程で、前記排出された錠剤は、錠剤排出通路11の壁面に幾度かぶつかりながらホッパー40に落下することになるのだが、このような衝突で発生した錠剤の微細なかけらや粉塵などが錠剤排出通路11の壁面やホッパー40に付着される現象が起こるので、錠剤カセット配列板を分離して前記錠剤排出通路の壁面を外部に露出させて掃除作業を行うことになり、ホッパー40も錠剤排出通路の下端部に組み立て式に固定されるので、容易に取り外して掃除作業をすることができるようになる。
本発明の装置で、錠剤カセット配列板を分離する作業は、本体1の側面に形成された解放ドア7bを解放させた状態で、掃除または補修維持しようとする部分の区画された錠剤カセット配列板13b',13b"に形成された締結手段21b,つまりストッパーをコインなどを利用して簡単に解き、本体1に固定された錠剤カセット配列板13aから分離することになり、
後面フレーム5に形成された錠剤カセット配列板13cから開閉手段17を前記のように分離して錠剤排出通路11が解放され、容易に掃除ができるようになる。
後面フレーム5に形成された錠剤カセット配列板13cから開閉手段17を前記のように分離して錠剤排出通路11が解放され、容易に掃除ができるようになる。
そして、処方箋により錠剤がすべて消耗された錠剤カセット9a,9b,9cを交換しようとする場合は、一対の錠剤カセット配列板13の中、解放ドア7b側の錠剤カセット配列板13bに設置された錠剤カセット9bは解放ドア7bを開けて容易に交換が可能であり、本体1の空間部15側の錠剤カセット9aと後面に形成された錠剤カセット9cの交換は、本体1の前面に形成された解放ドア7aをあけて交換が可能である。つまり、本体1の中央部に空間部15が形成されているので、作業者が解放ドア7aをあけて、その場に立って他の構造物に干渉を受けず、容易に錠剤カセット9a,9cを交換する作業を行うことができるのである。
このように、本発明は、本体1の側面に設置された解放ドア7bを解放した状態で錠剤カセット配列板13b',13b"を個別的に着脱し、錠剤排出通路11の掃除が容易であると同時に、本体1の正面に形成された解放ドア7aを介して錠剤カセット9a,9cの交換が容易に成されるようにするものであり、錠剤排出通路を形成する錠剤カセット配列板13a,13bを最小の四角形面積内に受容されるようにすることによって、錠剤排出通路から落下する錠剤を受けるホッパー40の大きさも最小化させることができるようになる。
本発明は、上述の特定の実施例に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を脱することなく、当該本発明の属する技術分野で、通常の知識を有したものなら誰でも多様な変形実施が可能であることは勿論、そのような変形は請求範囲記載の範囲内にあることになる。
1 本体
3 前面フレーム
5 後面フレーム
7(7a,7b) 解放ドア
9(9a,9b,9c) 錠剤カセット
11 錠剤排出通路
13(13a,13b,13c) 配列板
15 空間部
17 開閉手段
21(21a,21b,21c,21d) 締結手段
23 接面部
40 ホッパー
50 包装装置
3 前面フレーム
5 後面フレーム
7(7a,7b) 解放ドア
9(9a,9b,9c) 錠剤カセット
11 錠剤排出通路
13(13a,13b,13c) 配列板
15 空間部
17 開閉手段
21(21a,21b,21c,21d) 締結手段
23 接面部
40 ホッパー
50 包装装置
Claims (6)
- 本体の錠剤カセット配列板に配列された錠剤カセットから排出される錠剤を本体の下部に具備された包装装置に収集して包装分配する錠剤自動分配包装装置において、
六面体形本体の前面に前面フレームが設置され、後面には後面フレームが設置され、
前記前面フレームと後面フレームの両端部分が、錠剤カセットが上下左右に積層され配列装着された錠剤カセット配列板によりお互い連結されることによって、
前記前面フレームと後面フレームおよび錠剤カセットの装着された錠剤カセット配列板により囲まれた空間部が形成されるように構成したことを特徴とする錠剤自動分配包装装置。 - 前記後面フレームには、空間部の間隔だけ錠剤カセットが装着配列された錠剤カセット配列板が更に具備されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の錠剤自動分配包装装置。
- 前記後面フレームに具備された錠剤カセット配列板の背面上に開閉手段が更に具備されることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の錠剤自動分配包装装置。
- 前記前面フレームと後面フレームの両端部分でお互い連結されるように設置される錠剤カセット配列板は、錠剤カセットが一側面に装着され、反対面には錠剤カセットの各垂直配列ラインに沿って錠剤排出部が形成されており、前記錠剤カセット配列板は一対に形成されるのだが、前記錠剤排出部をお互い接して向かい合うように設置することによって、錠剤排出通路が形成されるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の錠剤自動分配包装装置。
- 前記一対の錠剤カセット配列板の中、一方の錠剤カセット配列板は、本体と結合固定され、もう一方の錠剤カセット配列板は、縦方向の一定の間隔に区画されるのだが、各区画された錠剤カセット配列板ごとに締結、分離することができるように一対の締結手段を具備し、区画された配列板を固定されている錠剤カセット配列板から個別的に分離できるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の錠剤自動分配包装装置。
- 本体の前面フレーム中央部と、前記前面フレームと後面フレームの側面に結合され開閉される解放ドアが各々形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項の中いずれかに記載の錠剤自動分配包装装置。
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