JP2004337342A - 携帯情報端末機用カバー - Google Patents

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Hidetoshi Suzuki
英俊 鈴木
Tadamasa Okumura
忠正 奥村
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Du Pont Toray Co Ltd
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Du Pont Toray Co Ltd
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Abstract

【課題】フィット性に優れ、かつかさばらず、さらに衝撃吸収性に優れ、人間の五感のひとつである触感に快適さをもたらす携帯情報端末機用カバーを提供する。
【解決手段】少なくとも一部に弾性糸が用いられた伸縮性布帛により形成された携帯情報端末機用カバーである。例えば、伸縮性布帛を複数枚重ねて形成されたカバー1であって、重ねた布帛の間に緩衝材3が薄く充填された構造のものであり、携帯電話機用カバー等として用いられる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は伸縮性を有する布帛を用いてなる携帯情報端末機用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯情報端末機用カバーとして、例えば携帯電話機用カバーがあるが、携帯電話機の全体を覆う構造のものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、近年、伸縮性を有する素材を使用しそのフィット感が改良されたものが提案され(例えば、特許文献2参照)、また、カバーにぬいぐるみを組み合わせたキャラクターグッズ的なものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に記載のような一般的な携帯電話機カバーは携帯電話機を全体的に保護することに主眼がおかれフィット性に乏しい。また、特許文献2に記載の携帯電話機用カバーは伸縮性を有する素材を使用しそのフィット感が改良されているが、手で保持する背面部分を覆う程度の部分的カバーであって、薄地素材で構成されているので、携帯電話機を落とした時などに生ずる衝撃の吸収性は乏しい。また、特許文献3に記載の携帯電話機用カバーは従来のカバーの機能にぬいぐるみを組み合わせたものであるが、ぬいぐるみがかさばってポケットやハンドバック等に収納し難いことが問題である。
【0004】
【特許文献1】特開平11−32824号公報
【特許文献2】特開平11−41329号公報
【特許文献3】登録実用新案第3066529号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記した従来の携帯電話機カバーの問題点を解消し、フィット性に優れかつ、かさばらず、さらに衝撃吸収性に優れ、人間の五感のひとつである触覚に快適さをもたらす携帯情報端末機用カバーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の携帯情報端末機用カバーは、以下の事項で特定される。
(1)少なくとも一部に弾性糸が用いられた伸縮性布帛により形成された携帯情報端末機用カバー。
(2)前記弾性糸がポリウレタン弾性繊維である上記1記載の携帯情報端末機用カバー。
(3)前記伸縮性布帛を複数枚重ねて形成された携帯情報端末機用カバーであって、重ねた布帛の間に緩衝材が薄く充填されている上記1又は2に記載の携帯情報端末機用カバー。
(4)重ねた布帛の間に充填された緩衝材が粒状物である上記3に記載の携帯情報端末機用カバー。
(5)少なくとも操作面及び表示面に相当する部分が開口している上記1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末機用カバー。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る携帯情報端末機用カバーは、少なくとも一部に弾性糸が用いられた伸縮性布帛によって形成されたものであるので、伸縮性に優れ、携帯情報端末機の曲面形状に良好にフィットさせることができる。ここで、伸縮性布帛の伸縮性は5%以上、400%以下であることが好ましい。この伸縮性の値は、JISL1018の定荷重時伸び率(6.14.2項)のカットストリップ法に基づいて測定したものである。
【0008】
また、その伸縮性布帛に用いられる弾性糸は、いかなる種類、タイプでもよいが、代表的なものとして、ポリウレタン系弾性糸、ポリエーテルエステル系弾性糸が挙げられ、なかでもポリウレタン系弾性糸が好ましい。
【0009】
ポリエーテルタイプポリウレタンを用いたポリウレタン弾性繊維の場合、ポリオール成分としてポリテトラメチレングリコールを用いたポリウレタンよりも、3メチルテトラヒドロフランが開環共重合したコポリエーテルポリオールをポリオール成分として用いたポリウレタンの方が、また、さらにそのコポリエーテルポリオールの重合度合が高いものを使用したものの方が、弾性布帛の伸縮特性が向上しやすいので好ましい。
【0010】
この弾性糸を少なくとも一部に用いた伸縮性布帛としては、例えば、ポリウレタン弾性糸と、他の繊維とを交編した編物や交織した織物等が挙げられる。他の繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維や、綿等の天然繊維が挙げられる。
【0011】
その編み組織としては、例えば、図1に示す二目編み組織、図2に示すハーフトリコット組織、図3に示す6コースサテンネット組織等が挙げられる。
【0012】
この伸縮性布帛によって携帯情報端末機カバーを作製するためには、その伸縮性布帛を所定形状に裁断して縫製してもよいし、或いは、所定形状となるように製編してもよい。また、所定形状としたカバーの外表面を、プリント柄、模様、色などによって美感を高め、意匠的効果が得られるようにしてもよい。
【0013】
本発明の携帯情報端末機カバーは、例えば、図4及び図5に示す携帯電話機カバーのように、落とした時の衝撃吸収性や手での保持性の観点から、携帯電話機の背面側のような外表面側がカバーで覆われ、また、操作性の観点から少なくとも操作面や表示面に相当する部分にはカバーがなく開口していることが好ましい。そのような開口を設ける位置は、形態情報端末機の種類や形状等に応じて決めればよいが、例えば、画面、タッチパネル、カメラレンズ部、アンテナ部に相当する位置に開口を設ければよい。
【0014】
図4及び図5は、携帯電話機2に本発明の携帯電話機カバー1を装着させた場合の概略図であり、(A)は内側(操作パネル側)を示し、(B)は表側(背面側)を示し、また、図5は、図4における携帯電話操作面部分での横断面を示すものである。
【0015】
図5に示すように、本発明のカバーは、伸縮性布帛を複数枚重ねて所定形状に形成されたカバーであって、その重ねた布帛の間に緩衝材が薄く充填されているものが好ましい。その緩衝材は、布帛の伸縮性を阻害しないものであれば特定されないが、緩衝材として用いられる粒状物が好ましく、その代表的なものとして、ポリスチレンビーズ、発砲ポリウレタンビーズ、マイクロパウダービーズなどが挙げられる。その緩衝性粒状物は図5に示すように、携帯電話機2の周囲(特に背面や側面)を覆うように薄く配置されることが望ましい。
【0016】
このように、携帯情報端末機の表面を覆うカバーが、伸縮性布帛を二重の袋状にして形成され、その内側にマイクロパウダービーズなどの粒状物が充填されたものであると、携帯情報端末機を落としたり、他の固い構造物にぶつけてもその衝撃を吸収することができ、携帯情報端末機へ直接加わる衝撃を軽減されることができる。さらに、このような携帯情報端末機用カバーで覆った場合、携帯情報端末機の使用時に手で持ったとき、快適な触感を与えることができる。また、二重仕立て間に緩衝性の粒状物を充填し、伸縮性を有する布帛を用いることによって、カバーの厚みを極力抑えつつ、衝撃を吸収する効果を得ることができる。
【0017】
本発明のカバーで使用される携帯情報端末機としては、例えば、携帯電話機、携帯型パーソナルコンピュータ(PDA)、MDプレイヤー、CDプレイヤー、モバイル型パーソナルコンピュータ、電卓、電子辞書、デジタルカメラ、ビデオカメラ等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0018】
【実施例】
[実施例1]
カールマイヤー社製ラッシェル編機(RSE 4N 56GG)を用い、フロントバーに非弾性糸であるナイロン糸(デュポン社製 ナイロン66糸、タイプ665D)44デシテックスを、バックバーにポリウレタン弾性糸(デュポン社製“ライクラ”(登録商標)、タイプ906B)83デシテックスを供給し、前記弾性糸を2針オーバーラップして1針アンダーラップした。また、弾性糸は全通し(フルセット)とした。非弾性糸を1/1トリコット(デンビ)編組織とする図1に示される二目編組織の伸縮性編地とした。
【0019】
上記の方法で得られた伸縮性編地を所定の色で染め(あるいは所定の柄や絵図をプリントし)た後、携帯電話機の形状に合わせて裁断、縫製し、図4に示すように、画像部分、ボタン操作部分、アンテナ部分及び接続部分を開口させた携帯電話機用カバー形状に二重袋状(一部に開口あり)に仕立てた。仕立てられたカバーの二重の布帛間の内部に、開口からポリスチレンビーズを図5の断面図に示すように薄く充填させ、該携帯電話機用カバーとした。
【0020】
[実施例2]
実施例1で用いた編機を用い、実施例1と同一の糸使いで、非弾性糸を1/2トリコット編組織とし、弾性糸を1/1トリコット(デンビ)組織と、図2に示されるハーフトリコット組織を編成し、伸縮性編地とした。
得られた伸縮性編地を用いた以外は実施例1と同様の方法で携帯電話機用カバー形状に仕立て、ポリエチレンビーズを図5の断面図に示すように薄く充填させ、該携帯電話機用カバーとした。
【0021】
[実施例3]
実施例1で使用した編機を用い、実施例1と同一の糸使いで図3に示される6コースサテンネット編組織を編成し、伸縮性編地とした。
得られた伸縮性編地を用いた以外は実施例1と同様の方法で携帯電話機用カバー形状に仕立て、ポリエチレンビーズを図5の断面図に示すように薄く充填させ、該携帯電話機用カバーとした。
【0022】
実施例1〜3の本発明にかかる携帯電話機用カバーは伸縮性が大きいので、携帯電話機への装着、脱着、着せ替えを、手で伸ばすことによって容易に行うことができ、装着時にシワやたるみがなく、携帯電話機のもつ曲面形状に良好にフィットし、美しいカバー外観とすることができた。さらに、二重袋状の中に粒状クッション素材が入っているのでクッション性に優れ、携帯電話機を落としたりぶつけたりした場合の衝撃吸収性も良好であり、かつ、手でさわったり握ったりした際に快適な触覚(“ムニュウムニュウ”とし新感覚の感触)を与えることができた。
【0023】
【発明の効果】
本発明にかかる携帯情報端末機用カバーは、装着、脱着、着せ替えを、手で伸ばすことによって容易に行うことができ、装着時にシワやたるみがなく、携帯情報端末機のもつ曲面形状に良好にフィットさせることができ、美しいカバー外観とすることができる。さらに、クッション性に優れたカバーであるので、携帯情報端末機を落としたりぶつけたりした場合の衝撃吸収性も良好であり、かつ、手で触ったり握ったりした際に快適な触覚を与えることができる。さらに必要に応じプリント柄、模様、色などとすることによって意匠的効果を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカバーで用いる伸縮性布帛の組織の一例(二目編み組織)を示す編み組織図である。
【図2】本発明のカバーで用いる伸縮性布帛の組織の他の一例(ハーフトリコット組織)を示す編み組織図である。
【図3】本発明のカバーで用いる伸縮性布帛の組織の他の一例(6コースサテンネット組織)を示す編み組織図である。
【図4】本発明の携帯電話機用カバーを携帯電話に装着させた場合を示す概略図であり、(A)は内側(操作パネル側)、(B)は表側(背面側)を示す。
【図5】図4における携帯電話操作面部分での横断面図である。
【符号の説明】
1:携帯電話機用カバー
2:携帯電話機
3:粒状物

Claims (5)

  1. 少なくとも一部に弾性糸が用いられた伸縮性布帛により形成されたことを特徴とする携帯情報端末機用カバー。
  2. 前記弾性糸がポリウレタン弾性繊維であることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末機用カバー。
  3. 前記伸縮性布帛を複数枚重ねて形成された携帯情報端末機用カバーであって、重ねた布帛の間に緩衝材が薄く充填されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末機用カバー。
  4. 重ねた布帛の間に充填された緩衝材が粒状物であることを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末機用カバー。
  5. 少なくとも操作面及び表示面に相当する部分が開口していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末機用カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006077863A1 (ja) * 2005-01-18 2008-06-19 ソフトバンクモバイル株式会社 移動通信端末装置用カバー及び移動通信端末装置
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