JP2004336362A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】参照サーバを必要としない、ISDN回線を必要としない、記憶容量が小さい端末を使用できる、通信システムを提供する。
【解決手段】電話機能部13と、制御部9と、記憶部12とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末8と、各端末8に接続された通信ネットワーク3とを備え、各端末8は、各端末8の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【選択図】 図2
【解決手段】電話機能部13と、制御部9と、記憶部12とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末8と、各端末8に接続された通信ネットワーク3とを備え、各端末8は、各端末8の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各端末が通信ネットワークに接続され、参照サーバも通信ネットワークに接続されている。そして、ある端末の電話番号が入力されると、参照サーバから、上記端末に対し、上記電話番号に対応するIPアドレスが送信されている。
このIPアドレスにより,上記端末は他の端末に対し、インターネット電話ができる。
【0003】
しかし、各端末のユーザは参照サーバの管理者に対し、使用料を支払う、第1の欠点がある。また、参照サーバがトラブルを起こした場合、広域に渡って、全ての端末が通信不能となる、第2の欠点がある。上記欠点を解消するために、特許文献1によると、ISDN回線を用いて、自機のIPアドレスを他機へ送信する。他機は、上記IPアドレスを用い、インターネットを介して、自機に対し、インターネット電話をすることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−322391号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記システムにおいても、自機のユーザは、ISDN回線の使用料を支払う、第3の欠点がある。また、自機は上記方法により、複数の他機のIPアドレスを記憶する必要があり、記憶容量が大きい事が要求され、端末がコスト高になる、第4の欠点がある。
【0006】
そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考慮し、参照サーバを必要としない、ISDN回線を必要としない、記憶容量が小さい端末を使用できる、通信システムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、電話機能部と、制御部と、記憶部とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末と、各端末に接続された通信ネットワークとを備え、各端末は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。
【0008】
請求項2の本発明では、前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【0009】
請求項3の本発明では、前記端末は、前記近似電話番号に属する端末の数が所定数を越えた場合、前記近似電話番号の範囲を分割し、前記近似電話番号を変更し、前記分散データを変更し、変更された近似電話番号以外の端末に対し、前記変更された分散データを更新させる。
【0010】
請求項4の本発明では、前記端末と互換性がある機器が前記通信ネットワークに接続され、前記端末および前記機器は、前記分散データを各々分割して記憶し、前記組合せデータを記憶する。
【0011】
請求項5の本発明では、新規の端末は、前記端末および前記機器が保有し、かつ、仕向け先地に適合した分散データおよび組合せデータを、出荷前に、予め記憶される。
【0012】
請求項6の本発明では、前記自機は、前記通信ネットワークに対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを前記他機からコピーし、かつ、前記近似電話番号を有する他機に対し、前記自機の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、前記近似電話番号を有しない他機に対し所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。
【0013】
請求項7の本発明では、前記自機は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合に、前記特定の範囲における分散データおよび組合せデータを別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして記憶する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図3に従い、本発明の実地の形態に係る通信システムを説明する。図1は上記通信システム1の概略図、図2は通信システム1に用いられる端末のブロック図、図3は上記端末に記憶されたデータを示す図面である。
【0015】
図1において、自機2は、インターネットサービスプロバイダのサーバ(図示せず)を介して、通信ネットワーク3(例えば、インターネットのこと)に接続されている。
【0016】
同様に、他機4,5は、インターネットサービスプロバイダのサーバ(図示せず)を介して、通信ネットワーク3(例えば、インターネットのこと)に接続されている。また、自機2と、他機4は共に、一般電話網6に接続されている。
【0017】
更に、従来電話(インターネット電話でないもの)7は、一般電話網6に接続されている。これらの自機2と、他機4,5とを合わせて、端末8と呼ぶ。
【0018】
図2において、端末8を構成する制御部9は例えばMPUからなり、後述の各部品を制御する。
【0019】
ROM10はリードオンリーメモリであり、例えば、制御部9の制御プログラムが記憶されている。RAM11は、ランダムアクセスメモリであり、各種データ(後述)を記憶するものである。これらのROM10とRAM11とにより、記憶部12が構成されている。
【0020】
電話機能部13は例えば、表示部14と、送受話部15と、テンキー16等からなる。表示部14は例えば、液晶表示器等からなる。送受話部15は例えば、ハンドセット部と、スピーカと、マイクロホン(共に図示せず)等からなる。
【0021】
ハンドセット部は、データバス17から受信したディジタル音声データをD/A変換し、アナログ音声信号に変換し、スピーカに出力する。またハンドセット部は、マイクロホンから入力された音声信号をA/D変換し、データバス17に出力する。
【0022】
通信部18は、制御部9の制御の下に、通信ネットワーク3を経由して送られるデータに対し、プロトコル処理する。また、通信部18は、制御部9の制御の下に、データを生成し、通信ネットワーク3に対し、そのデータを送信する。
【0023】
従来電話通信部19は、一般電話網6を経由して送られるデータを処理し、データバス17に出力する。また、従来電話通信部19は、データを生成し、一般電話網6に対し、そのデータを送信する。
【0024】
以上の部品により、この端末8は構成されている。なお、自機2と、他機4,5の構成は、端末8と同一である。
【0025】
上記内容をまとめる。電話機能部13と、制御部9と、記憶部12とを各々有し、自機2および他機4,5からなる複数の端末8が設けられている。そして、各端末8に接続された通信ネットワーク3が設けられている。
【0026】
次に、図3に従い、端末8の記憶部12に記憶された各データを説明する。図3(a)は、上記データの中の非共有データ20を説明する図面、図3(b)は、上記データの中の組合せデータを説明する図面、図3(c)は、上記データの中の分散データを説明する図面である。
【0027】
図3(a)において、非共有データ20は、端末8のユーザが通信履歴や、登録リストを記録したものであり、他機と共有しないデータである。
【0028】
図3(b)において、組合せデータ21は、自機2の近似電話番号23(上記例では、81857)の範囲に属する端末8の電話番号(上記例では、8185715020と、81857191030等)と、該電話番号に対応するIPアドレス(上記例では、134.180.231.100と194.10.33.155等)とからなるものである。
【0029】
例えば、自機2のユーザが日本国鳥取県鳥取市において、自機2を使用しているならば、日本国鳥取県鳥取市にて使用されている電話番号の中で、先頭から5桁までの数字、すなわち、81857までを、近似電話番号と呼ぶ。
【0030】
そして、上記組合せデータ21における電話番号は、81857に続く、00−0000から99−9999までの範囲で実在する端末8の電話番号である。
組合せデータ21におけるIPアドレスは、上記電話番号に対応するものである。例えば、このIPアドレスが900個あるものと、仮定する。
【0031】
この様に、各端末8は、自機2の近似電話番号23の範囲に属する端末8の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスから成る組合せデータ21を記憶している。
【0032】
図3(c)において、分散データ22は、各端末8の近似電話番号23(即ち81857)と、24(即ち81858)と、25(即ち81859)等により構成されている。
【0033】
また、分散データ22において、例えば、近似電話番号23の範囲に属する端末8のIPアドレスが既定の個数(上記例では、4個)が分割して記憶されている。なお、近似電話番号23の範囲に属する端末8のIPアドレスの総数は、上述した様に900個ある。
【0034】
従って、上記IPアドレスは、900個÷4個=225台の端末8が各々分割して、記憶している。
【0035】
この様に、各端末8は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末8のIPアドレスとからなる分散データ22を、各々、分割して(上記例では、225台の端末8が各々分割された、即ち4個ずつのIPアドレスを分割して)記憶している。以上により、各端末8のデータ20,21,22は構成されている。
【0036】
なお、各端末8の記憶部12の最大記憶容量は、仮に、端末10000台とし余裕をとって、端末9000台を所定数とする。
【0037】
仮に、端末8は、近似電話番号23に属する端末の数が所定数(9000台)を越えた場合、近似電話番号23の桁数を増やし、例えば,818572とし,近似電話番号を変更する。
【0038】
この様に、端末8は、近似電話番号23の範囲を10に分割し、分散データ22も変更する。
【0039】
より狭く規定された、新しい自機2の近似電話番号23a(即ち、818572)の範囲に当てはまらなくなったデータは無効マーカ7を付け保持され、一定時間経過後に廃棄される。
【0040】
それと同時に、変更された近似電話番号23a以下の端末8に対し、変更された分散データ22aを更新させる。また、上記例では、近似電話番号23を10個に分割した。
【0041】
しかし、例えば、近似電話番号23を、818570〜818575と、818576〜818579の様に2分割しても良く、3分割しても良い。この様に近似電話番号23の範囲を分割することにより、新しい近似電話番号23aに属する端末8の個数を減らす事ができる。
【0042】
更に、図1において、端末8と互換性がある(即ち、端末8と同様の機能を有する)機器26を通信ネットワーク3に接続しても良い。そして、端末8と機器26は、分散データ22を各々分割して記憶し,組合せデータ21を記憶する。
【0043】
端末8の出荷開始時等には、通信ネットワーク3に接続された端末8の実機数が少ない状態では、通信が成り立たない。
【0044】
そのような場合には、端末8の製造メーカや、インターネットサービスプロバイダ等が、機器26を設ければ良い。この時、端末8と機器26との間で、分散データ22を各々、分割して保持させる事により、インターネット電話通信が可能となる。
【0045】
また、新規の端末は、端末8および機器26が保有し、かつ、仕向け先地(例えば,日本国鳥取県鳥取市など)に適合した、分散データ22および組合せデータ21を予め記憶され、出荷される事が望ましい。
【0046】
この様に、互換性がある機器26のデータや、通信ネットワーク3に既に接続された多くの機器26が存在する場合は、これらにより保持されている最新に近い分散データ22や、近似電話番号内のデータを、仕向け先地毎に、予め記憶させ出荷させれば良い。上記方法により、スムーズな設置や,通信ネットワーク3上の負荷の軽減を行う事ができる。以上の要素により、この通信システム1は構成されている。
【0047】
次に、図4のフローチャートに従い、この通信システム1における、発呼動作を説明する。図4において、端末8の制御部9は、待ち受け状態である(S1参照)。
【0048】
そして、端末8のユーザが、送受話部15に設けられたハンドセット(図示せず)を持上げると、制御部9は電話番号入力待ち受け状態になる(S2参照)。
【0049】
そして、ユーザが電話番号を入力すると、制御部9は、番号補完動作を行う(S3参照)。すなわち、制御部9は、上記入力された電話番号や、国番号や市外局番等を省略したと判定すると、上記電話番号に、国番号と市外局番を補完する。
【0050】
制御部9は、上記補完された電話番号を基に、組合せデータ21(電話番号とIPアドレスの対からなるデータ)を検索する(S4参照)。
【0051】
次に、制御部9は、上記組合せデータ21を基に,該当するIPアドレスが有るか否かを判定する(S5参照)。
【0052】
仮に、制御部9がS5の判定を肯定すれば、IPアドレスへの発呼を行う(S6参照)。即ち、制御部9は、上記IPアドレスを基に、インターネット電話として発呼する。
【0053】
仮に、制御部9がS5の判定を否定すれば、制御部9は、上記入力された電話番号を基に、一般電話網6に対し、発呼を行う(S7参照)。
【0054】
次に、図5のフローチャートを基に、この通信システム1における、電話番号から目的のIPアドレスを取得する動作を説明する。
【0055】
自機2の制御部9は、上記取得動作を開始する(図5のS1参照)。次に、制御部9は、自機2に入力された電話番号の近似電話番号が、自機2の近似電話番号23と同じか否かを判定する(S2参照)。
【0056】
仮に、制御部9がS2の判定を肯定すると、制御部9は、自機2内の非共有データ20を検索する(S3参照)。次に、制御部9は、参照が成功したか否か(即ち、非共有データ20が有るか否か)を判定する(S4参照)。
【0057】
仮に、この非共有データ20があれば、制御部9は、後述のS14の直前に進む。仮に、非共有データ20が無ければ、制御部9は後述のS5の直前へ進む。
【0058】
また、入力された電話番号の近似電話番号が、自機2の近似電話番号23と異なっていれば、制御部9はS2の判定を否定する。
【0059】
次に制御部9は、自機2内の分散データ22を検索する(S5参照)。そして制御部9は、自機2内に分散データ22が有るか否かを判定する(S6参照)。仮に分散データ22が無ければ、制御部9はS6の判定を否定し、目的IPアドレスが取得できないと、認識する(S16参照)。
【0060】
仮に、自機2内に分散データ22が有れば、制御部9は、S6の判定を肯定する。次に、制御部9は、IPアドレスが有るか否かを判定する(S7参照)。
【0061】
仮に、自機2に入力された電話番号の近似電話番号24が81858であり、それに対応するIPアドレスがあれば(図3参照)、制御部9はS7の判定を肯定し、S12の直前へ進む。
【0062】
仮に、自機2に入力された電話番号81856223045の近似電話番号が81856であり、それに対応するIPアドレスが無ければ(図3参照)、制御部9はS7の判定を否定する。
【0063】
次に、制御部9は、任意の他機のIPアドレス(例えば、図3に示された134.180.231.100)を検索し、そのIPアドレス先にアクセスする(S8参照)。
【0064】
そして制御部9は、この他機(上記アドレスを持つ)が、より新しい分散データを持っているか否かを判定する(S9参照)。
【0065】
仮に、より新しい分散データを持っていなければ、制御部9はS9を否定し、再び、任意の他機のIPアドレス(たとえば、図3に示された194.10.33.155)を検索し、そのIPアドレス先にアクセスする(S8参照)。
【0066】
そして制御部9は、この他機が、より新しい分散データを持っているか否かを判定する(S9参照)。この様にして、制御部9は、S8とS9を、規定回数だけ繰り返す。
【0067】
また、規定回数だけ繰り返しても、制御部9がS9の判定を否定した場合は、制御部9は目的IPアドレス取得不能と認識する(S16参照)。
【0068】
また、繰り返しが規定回数に至るまでに、制御部9がS9の判定を肯定したとする。次に制御部9は、S9で肯定した「より新しい分散データ」を持つ他機内の分散データを検索する(S10参照)。
【0069】
そして制御部9は、上記分散データ中に、IPアドレスが有るか否かを検索する(S11参照)。仮に、IPアドレスが無ければ、制御部9はS8〜S11の動作を規定回数だけ繰り返し、規定回数繰り返しても無ければ、目的IPアドレス取得不能と認識する(S16参照)。
【0070】
また、繰り返しが規定回数に至るまでに、制御部9がS11の判定を肯定すると、制御部9は、S7で得た、又はS11で得た、IPアドレスを持つ他機の組合せデータ(図3参照)を検索する(S12参照)。
【0071】
次に制御部9は、上記他機において、組合せデータが有るか否かを判定する(S13参照)。仮に、組合せデータが無ければ、制御部9は、S13の判定を否定し目的IPアドレス取得不能と認識する。
【0072】
仮に、組合せデータが有れば、制御部9はS13の判定を肯定し、IPアドレスが有るか無いかを判定する(S14参照)。もしも、S13で入手した組合せデータ(図3参照)において、自機2に入力された電話番号81856223045と、それに対応するIPアドレスのデータが有れば、制御部9は、上記IPアドレスを、目的アドレスとして、取得する(S15参照)。
【0073】
また、S13で入手した組合せデータ(図3参照)において、電話番号81856223045と、それに対応するIPアドレスが無ければ、制御部9はS14の判定を否定し、S16を行う。
【0074】
以上の動作の特徴を、以下にまとめる。自機2の電話番号が入力された場合、自機2は、この電話番号の近似電話番号を基に、自機2の分散データを検索し(図5のS5参照)、他機4,5の分散データを検索する(S10参照)。そして自機2は組合せデータを検索する(S12参照)事により、上記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【0075】
次に、図6のフローチャートに従い、この通信システム1における、「通信ネットワーク3にアクセスし始めた時」の動作を説明する。
【0076】
最初に、自機2の制御部9は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ(図示せず)に、自機2を接続させる(図6のS1参照)。そして制御部9は、DHCPサーバから、自機2のIPアドレスを取得する(S2参照)。
【0077】
次に制御部9は、自機2と同じ近似電話番号23を有する他機4,5のIPアドレス、すなわち、組合せデータ21(図3参照)を検索する(S3参照)。
【0078】
制御部9は、上記組合せデータ21が有るか否かを判定する(S4参照)。仮に、上記組合せデータ21がない場合、制御部9はS4の判定を否定し、S7の直前に進む。また、上記組合せデータ21がある場合、制御部9はS4の判定を肯定する。
【0079】
次に制御部9は、S3とS4で見つけた他機4,5から、組合せデータ21と、分散データ22を、自機2内に、更新し、コピーする(S5参照)。
【0080】
そして制御部9は、コピーが成功か否かを判定する(S6参照)。仮に、コピーが失敗したら、制御部9はS6の判定を否定し、S7の直前へ進む。
【0081】
仮に、コピーが成功したら、制御部9は、S6の判定を肯定する。そして制御部9は、自機2内の組合せデータ21内と、S3〜S9(後述)で見つけた同近似クラス内の規定数以上を越える他機4,5の組合せデータ21内において、自機2のIPアドレスと、電話番号を登録させる(S13参照)。
【0082】
次に制御部9は、他機4,5に対し、上記登録が成功したか否かを判定する(S14参照)。仮に、上記判定を肯定すれば、制御部9は待機状態となる(S16参照)。もしも、制御部9が上記判定を否定すれば、制御部9はエラー状態となる(S15参照)。
【0083】
また制御部9は、S6において、コピーが失敗したと判定すると、ランダムなIPアドレスに対し、接続要求し、互換性がある他機を既定数の範囲内で検索する(S7参照)。
【0084】
即ち、自機2のデータベースを頼よりとした他機4,5の参照が出来なかった場合、自機2の制御部9は、通信ネットワーク3上のIPアドレスに対し、手当たりしだいに、問い合わせを実行する。規定数には範囲を持たせ、何台以上何台以下としておく。但し、S7〜S11(後述)ループの2回目以降においてはIPアドレスに選択的な問い合わせを行うものとする。
【0085】
次に制御部9は、既定時間内に発見が成功したか否かを判定する(S8参照)。制御部9はS8の判定を否定すると、制御部9はエラー状態に設定する(S15参照)。
【0086】
そして制御部9は、S8の判定を肯定すると、S7とS8で見つけた他機4,5から分散データを、自機2内に更新し、コピーする(S9参照)。
【0087】
次に制御部9は、S9で得た分散データから、自機2と同じ近似電話番号を持つ他機のIPアドレスを参照する(S10参照)。
【0088】
そして制御部9は上記分散データにおいて、目標とする他機のIPアドレスが有るか否かを判定する(S11参照)。制御部9がS11の判定を否定すると、制御部9がS7〜S12の動作を規定回数だけ繰り返す。規定回数繰り返した後制御部9はエラー状態に設定する(S15参照)。
【0089】
仮に、制御部9は,上記動作を繰り返す前に、S11の判定を肯定したものとする。この時、制御部9は、S8とS9で見付けた他機から、組合せデータを、自機2内に更新し、コピーする(S12参照)。
【0090】
上記動作の特徴を、以下にまとめる。自機2は、通信ネットワーク3に対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを他機からコピーし、かつ、近似電話番号を有する他機に対し、自機2の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、近似電話番号を有しない他機に対し、所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。
【0091】
なお、上記説明では述べなかったが、自機2は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合、前記特定の範囲にける分散データおよび組合せデータを、別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして、記憶しても良い。
【0092】
【発明の効果】
請求項1の本発明では、電話機能部と、制御部と、記憶部とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末と、各端末に接続された通信ネットワークとを備え、各端末は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。上記構成により、各端末は分散データを各々分割して記憶しているので、全体のデータ量が大きくとも、各端末が負担する分散データの量は少なくて済む。その結果、容量の小さい記憶部を用いることができ、コストが安くなる。また従来の様に、ISDN回線の使用料および参照サーバの使用料を支払う必要が無い。
【0093】
請求項2の本発明では、前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。上記構成により、より確実に、より早く,目標とするIPアドレスを取得できる。
【0094】
請求項3の本発明では、前記端末は、前記近似電話番号に属する端末の数が所定数を越えた場合、前記近似電話番号の範囲を分割し、前記近似電話番号を変更し、前記分散データを変更し、変更された近似電話番号以外の端末に対し、前記変更された分散データを更新させる。上記構成により、近似電話番号の範囲に属する端末の個数を所望の数の範囲に自動的に制御するので、端末の全体的な数が増えても、個々の端末が負担するデータ量は、略同一となる。
【0095】
請求項4の本発明では、前記端末と互換性がある機器が前記通信ネットワークに接続され、前記端末および前記機器は、前記分散データを各々分割して記憶し、前記組合せデータを記憶する。上記構成により、これらの端末が出荷開始時でも端末と機器との間で、各データを分割し、運用するので、通信ネットワークを介して、十分に通信が成り立つ。
【0096】
請求項5の本発明では、新規の端末は、前記端末および前記機器が保有し、かつ、仕向け先地に適合した分散データおよび組合せデータを、出荷前に、予め記憶される。上記構成により、端末のスムーズな設置と、通信ネットワーク上の負担を軽減できる。
【0097】
請求項6の本発明では、前記自機は、前記通信ネットワークに対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを前記他機からコピーし、かつ、前記近似電話番号を有する他機に対し、前記自機の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、前記近似電話番号を有しない他機に対し所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。上記構成により、自機および他機のデータを常に更新させる事により、不定期的な接続での分散型システムでありながら、データの応答速度を高め、データの信頼性を高める事ができる。
【0098】
請求項7の本発明では、前記自機は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合に、前記特定の範囲における分散データおよび組合せデータを別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして記憶する。上記構成により引越しした人が、引越し前の地域への通話が多い場合や、企業のサービスセンター等から、ある特定の地方都市へ集中的に通話する場合等に、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システム1の概略図である。
【図2】上記通信システム1に用いられる端末8のブロック図である。
【図3】上記端末8に記憶されたデータを示す図面である。
【図4】上記通信システム1における、発呼動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記通信システム1における、IPアドレスを取得する動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】上記通信システム1における、通信ネットワーク3にアクセスし始めた時の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
8 端末
9 制御部
12 記憶部
13 電話機能部
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各端末が通信ネットワークに接続され、参照サーバも通信ネットワークに接続されている。そして、ある端末の電話番号が入力されると、参照サーバから、上記端末に対し、上記電話番号に対応するIPアドレスが送信されている。
このIPアドレスにより,上記端末は他の端末に対し、インターネット電話ができる。
【0003】
しかし、各端末のユーザは参照サーバの管理者に対し、使用料を支払う、第1の欠点がある。また、参照サーバがトラブルを起こした場合、広域に渡って、全ての端末が通信不能となる、第2の欠点がある。上記欠点を解消するために、特許文献1によると、ISDN回線を用いて、自機のIPアドレスを他機へ送信する。他機は、上記IPアドレスを用い、インターネットを介して、自機に対し、インターネット電話をすることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−322391号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記システムにおいても、自機のユーザは、ISDN回線の使用料を支払う、第3の欠点がある。また、自機は上記方法により、複数の他機のIPアドレスを記憶する必要があり、記憶容量が大きい事が要求され、端末がコスト高になる、第4の欠点がある。
【0006】
そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考慮し、参照サーバを必要としない、ISDN回線を必要としない、記憶容量が小さい端末を使用できる、通信システムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、電話機能部と、制御部と、記憶部とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末と、各端末に接続された通信ネットワークとを備え、各端末は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。
【0008】
請求項2の本発明では、前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【0009】
請求項3の本発明では、前記端末は、前記近似電話番号に属する端末の数が所定数を越えた場合、前記近似電話番号の範囲を分割し、前記近似電話番号を変更し、前記分散データを変更し、変更された近似電話番号以外の端末に対し、前記変更された分散データを更新させる。
【0010】
請求項4の本発明では、前記端末と互換性がある機器が前記通信ネットワークに接続され、前記端末および前記機器は、前記分散データを各々分割して記憶し、前記組合せデータを記憶する。
【0011】
請求項5の本発明では、新規の端末は、前記端末および前記機器が保有し、かつ、仕向け先地に適合した分散データおよび組合せデータを、出荷前に、予め記憶される。
【0012】
請求項6の本発明では、前記自機は、前記通信ネットワークに対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを前記他機からコピーし、かつ、前記近似電話番号を有する他機に対し、前記自機の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、前記近似電話番号を有しない他機に対し所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。
【0013】
請求項7の本発明では、前記自機は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合に、前記特定の範囲における分散データおよび組合せデータを別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして記憶する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図3に従い、本発明の実地の形態に係る通信システムを説明する。図1は上記通信システム1の概略図、図2は通信システム1に用いられる端末のブロック図、図3は上記端末に記憶されたデータを示す図面である。
【0015】
図1において、自機2は、インターネットサービスプロバイダのサーバ(図示せず)を介して、通信ネットワーク3(例えば、インターネットのこと)に接続されている。
【0016】
同様に、他機4,5は、インターネットサービスプロバイダのサーバ(図示せず)を介して、通信ネットワーク3(例えば、インターネットのこと)に接続されている。また、自機2と、他機4は共に、一般電話網6に接続されている。
【0017】
更に、従来電話(インターネット電話でないもの)7は、一般電話網6に接続されている。これらの自機2と、他機4,5とを合わせて、端末8と呼ぶ。
【0018】
図2において、端末8を構成する制御部9は例えばMPUからなり、後述の各部品を制御する。
【0019】
ROM10はリードオンリーメモリであり、例えば、制御部9の制御プログラムが記憶されている。RAM11は、ランダムアクセスメモリであり、各種データ(後述)を記憶するものである。これらのROM10とRAM11とにより、記憶部12が構成されている。
【0020】
電話機能部13は例えば、表示部14と、送受話部15と、テンキー16等からなる。表示部14は例えば、液晶表示器等からなる。送受話部15は例えば、ハンドセット部と、スピーカと、マイクロホン(共に図示せず)等からなる。
【0021】
ハンドセット部は、データバス17から受信したディジタル音声データをD/A変換し、アナログ音声信号に変換し、スピーカに出力する。またハンドセット部は、マイクロホンから入力された音声信号をA/D変換し、データバス17に出力する。
【0022】
通信部18は、制御部9の制御の下に、通信ネットワーク3を経由して送られるデータに対し、プロトコル処理する。また、通信部18は、制御部9の制御の下に、データを生成し、通信ネットワーク3に対し、そのデータを送信する。
【0023】
従来電話通信部19は、一般電話網6を経由して送られるデータを処理し、データバス17に出力する。また、従来電話通信部19は、データを生成し、一般電話網6に対し、そのデータを送信する。
【0024】
以上の部品により、この端末8は構成されている。なお、自機2と、他機4,5の構成は、端末8と同一である。
【0025】
上記内容をまとめる。電話機能部13と、制御部9と、記憶部12とを各々有し、自機2および他機4,5からなる複数の端末8が設けられている。そして、各端末8に接続された通信ネットワーク3が設けられている。
【0026】
次に、図3に従い、端末8の記憶部12に記憶された各データを説明する。図3(a)は、上記データの中の非共有データ20を説明する図面、図3(b)は、上記データの中の組合せデータを説明する図面、図3(c)は、上記データの中の分散データを説明する図面である。
【0027】
図3(a)において、非共有データ20は、端末8のユーザが通信履歴や、登録リストを記録したものであり、他機と共有しないデータである。
【0028】
図3(b)において、組合せデータ21は、自機2の近似電話番号23(上記例では、81857)の範囲に属する端末8の電話番号(上記例では、8185715020と、81857191030等)と、該電話番号に対応するIPアドレス(上記例では、134.180.231.100と194.10.33.155等)とからなるものである。
【0029】
例えば、自機2のユーザが日本国鳥取県鳥取市において、自機2を使用しているならば、日本国鳥取県鳥取市にて使用されている電話番号の中で、先頭から5桁までの数字、すなわち、81857までを、近似電話番号と呼ぶ。
【0030】
そして、上記組合せデータ21における電話番号は、81857に続く、00−0000から99−9999までの範囲で実在する端末8の電話番号である。
組合せデータ21におけるIPアドレスは、上記電話番号に対応するものである。例えば、このIPアドレスが900個あるものと、仮定する。
【0031】
この様に、各端末8は、自機2の近似電話番号23の範囲に属する端末8の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスから成る組合せデータ21を記憶している。
【0032】
図3(c)において、分散データ22は、各端末8の近似電話番号23(即ち81857)と、24(即ち81858)と、25(即ち81859)等により構成されている。
【0033】
また、分散データ22において、例えば、近似電話番号23の範囲に属する端末8のIPアドレスが既定の個数(上記例では、4個)が分割して記憶されている。なお、近似電話番号23の範囲に属する端末8のIPアドレスの総数は、上述した様に900個ある。
【0034】
従って、上記IPアドレスは、900個÷4個=225台の端末8が各々分割して、記憶している。
【0035】
この様に、各端末8は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末8のIPアドレスとからなる分散データ22を、各々、分割して(上記例では、225台の端末8が各々分割された、即ち4個ずつのIPアドレスを分割して)記憶している。以上により、各端末8のデータ20,21,22は構成されている。
【0036】
なお、各端末8の記憶部12の最大記憶容量は、仮に、端末10000台とし余裕をとって、端末9000台を所定数とする。
【0037】
仮に、端末8は、近似電話番号23に属する端末の数が所定数(9000台)を越えた場合、近似電話番号23の桁数を増やし、例えば,818572とし,近似電話番号を変更する。
【0038】
この様に、端末8は、近似電話番号23の範囲を10に分割し、分散データ22も変更する。
【0039】
より狭く規定された、新しい自機2の近似電話番号23a(即ち、818572)の範囲に当てはまらなくなったデータは無効マーカ7を付け保持され、一定時間経過後に廃棄される。
【0040】
それと同時に、変更された近似電話番号23a以下の端末8に対し、変更された分散データ22aを更新させる。また、上記例では、近似電話番号23を10個に分割した。
【0041】
しかし、例えば、近似電話番号23を、818570〜818575と、818576〜818579の様に2分割しても良く、3分割しても良い。この様に近似電話番号23の範囲を分割することにより、新しい近似電話番号23aに属する端末8の個数を減らす事ができる。
【0042】
更に、図1において、端末8と互換性がある(即ち、端末8と同様の機能を有する)機器26を通信ネットワーク3に接続しても良い。そして、端末8と機器26は、分散データ22を各々分割して記憶し,組合せデータ21を記憶する。
【0043】
端末8の出荷開始時等には、通信ネットワーク3に接続された端末8の実機数が少ない状態では、通信が成り立たない。
【0044】
そのような場合には、端末8の製造メーカや、インターネットサービスプロバイダ等が、機器26を設ければ良い。この時、端末8と機器26との間で、分散データ22を各々、分割して保持させる事により、インターネット電話通信が可能となる。
【0045】
また、新規の端末は、端末8および機器26が保有し、かつ、仕向け先地(例えば,日本国鳥取県鳥取市など)に適合した、分散データ22および組合せデータ21を予め記憶され、出荷される事が望ましい。
【0046】
この様に、互換性がある機器26のデータや、通信ネットワーク3に既に接続された多くの機器26が存在する場合は、これらにより保持されている最新に近い分散データ22や、近似電話番号内のデータを、仕向け先地毎に、予め記憶させ出荷させれば良い。上記方法により、スムーズな設置や,通信ネットワーク3上の負荷の軽減を行う事ができる。以上の要素により、この通信システム1は構成されている。
【0047】
次に、図4のフローチャートに従い、この通信システム1における、発呼動作を説明する。図4において、端末8の制御部9は、待ち受け状態である(S1参照)。
【0048】
そして、端末8のユーザが、送受話部15に設けられたハンドセット(図示せず)を持上げると、制御部9は電話番号入力待ち受け状態になる(S2参照)。
【0049】
そして、ユーザが電話番号を入力すると、制御部9は、番号補完動作を行う(S3参照)。すなわち、制御部9は、上記入力された電話番号や、国番号や市外局番等を省略したと判定すると、上記電話番号に、国番号と市外局番を補完する。
【0050】
制御部9は、上記補完された電話番号を基に、組合せデータ21(電話番号とIPアドレスの対からなるデータ)を検索する(S4参照)。
【0051】
次に、制御部9は、上記組合せデータ21を基に,該当するIPアドレスが有るか否かを判定する(S5参照)。
【0052】
仮に、制御部9がS5の判定を肯定すれば、IPアドレスへの発呼を行う(S6参照)。即ち、制御部9は、上記IPアドレスを基に、インターネット電話として発呼する。
【0053】
仮に、制御部9がS5の判定を否定すれば、制御部9は、上記入力された電話番号を基に、一般電話網6に対し、発呼を行う(S7参照)。
【0054】
次に、図5のフローチャートを基に、この通信システム1における、電話番号から目的のIPアドレスを取得する動作を説明する。
【0055】
自機2の制御部9は、上記取得動作を開始する(図5のS1参照)。次に、制御部9は、自機2に入力された電話番号の近似電話番号が、自機2の近似電話番号23と同じか否かを判定する(S2参照)。
【0056】
仮に、制御部9がS2の判定を肯定すると、制御部9は、自機2内の非共有データ20を検索する(S3参照)。次に、制御部9は、参照が成功したか否か(即ち、非共有データ20が有るか否か)を判定する(S4参照)。
【0057】
仮に、この非共有データ20があれば、制御部9は、後述のS14の直前に進む。仮に、非共有データ20が無ければ、制御部9は後述のS5の直前へ進む。
【0058】
また、入力された電話番号の近似電話番号が、自機2の近似電話番号23と異なっていれば、制御部9はS2の判定を否定する。
【0059】
次に制御部9は、自機2内の分散データ22を検索する(S5参照)。そして制御部9は、自機2内に分散データ22が有るか否かを判定する(S6参照)。仮に分散データ22が無ければ、制御部9はS6の判定を否定し、目的IPアドレスが取得できないと、認識する(S16参照)。
【0060】
仮に、自機2内に分散データ22が有れば、制御部9は、S6の判定を肯定する。次に、制御部9は、IPアドレスが有るか否かを判定する(S7参照)。
【0061】
仮に、自機2に入力された電話番号の近似電話番号24が81858であり、それに対応するIPアドレスがあれば(図3参照)、制御部9はS7の判定を肯定し、S12の直前へ進む。
【0062】
仮に、自機2に入力された電話番号81856223045の近似電話番号が81856であり、それに対応するIPアドレスが無ければ(図3参照)、制御部9はS7の判定を否定する。
【0063】
次に、制御部9は、任意の他機のIPアドレス(例えば、図3に示された134.180.231.100)を検索し、そのIPアドレス先にアクセスする(S8参照)。
【0064】
そして制御部9は、この他機(上記アドレスを持つ)が、より新しい分散データを持っているか否かを判定する(S9参照)。
【0065】
仮に、より新しい分散データを持っていなければ、制御部9はS9を否定し、再び、任意の他機のIPアドレス(たとえば、図3に示された194.10.33.155)を検索し、そのIPアドレス先にアクセスする(S8参照)。
【0066】
そして制御部9は、この他機が、より新しい分散データを持っているか否かを判定する(S9参照)。この様にして、制御部9は、S8とS9を、規定回数だけ繰り返す。
【0067】
また、規定回数だけ繰り返しても、制御部9がS9の判定を否定した場合は、制御部9は目的IPアドレス取得不能と認識する(S16参照)。
【0068】
また、繰り返しが規定回数に至るまでに、制御部9がS9の判定を肯定したとする。次に制御部9は、S9で肯定した「より新しい分散データ」を持つ他機内の分散データを検索する(S10参照)。
【0069】
そして制御部9は、上記分散データ中に、IPアドレスが有るか否かを検索する(S11参照)。仮に、IPアドレスが無ければ、制御部9はS8〜S11の動作を規定回数だけ繰り返し、規定回数繰り返しても無ければ、目的IPアドレス取得不能と認識する(S16参照)。
【0070】
また、繰り返しが規定回数に至るまでに、制御部9がS11の判定を肯定すると、制御部9は、S7で得た、又はS11で得た、IPアドレスを持つ他機の組合せデータ(図3参照)を検索する(S12参照)。
【0071】
次に制御部9は、上記他機において、組合せデータが有るか否かを判定する(S13参照)。仮に、組合せデータが無ければ、制御部9は、S13の判定を否定し目的IPアドレス取得不能と認識する。
【0072】
仮に、組合せデータが有れば、制御部9はS13の判定を肯定し、IPアドレスが有るか無いかを判定する(S14参照)。もしも、S13で入手した組合せデータ(図3参照)において、自機2に入力された電話番号81856223045と、それに対応するIPアドレスのデータが有れば、制御部9は、上記IPアドレスを、目的アドレスとして、取得する(S15参照)。
【0073】
また、S13で入手した組合せデータ(図3参照)において、電話番号81856223045と、それに対応するIPアドレスが無ければ、制御部9はS14の判定を否定し、S16を行う。
【0074】
以上の動作の特徴を、以下にまとめる。自機2の電話番号が入力された場合、自機2は、この電話番号の近似電話番号を基に、自機2の分散データを検索し(図5のS5参照)、他機4,5の分散データを検索する(S10参照)。そして自機2は組合せデータを検索する(S12参照)事により、上記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。
【0075】
次に、図6のフローチャートに従い、この通信システム1における、「通信ネットワーク3にアクセスし始めた時」の動作を説明する。
【0076】
最初に、自機2の制御部9は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ(図示せず)に、自機2を接続させる(図6のS1参照)。そして制御部9は、DHCPサーバから、自機2のIPアドレスを取得する(S2参照)。
【0077】
次に制御部9は、自機2と同じ近似電話番号23を有する他機4,5のIPアドレス、すなわち、組合せデータ21(図3参照)を検索する(S3参照)。
【0078】
制御部9は、上記組合せデータ21が有るか否かを判定する(S4参照)。仮に、上記組合せデータ21がない場合、制御部9はS4の判定を否定し、S7の直前に進む。また、上記組合せデータ21がある場合、制御部9はS4の判定を肯定する。
【0079】
次に制御部9は、S3とS4で見つけた他機4,5から、組合せデータ21と、分散データ22を、自機2内に、更新し、コピーする(S5参照)。
【0080】
そして制御部9は、コピーが成功か否かを判定する(S6参照)。仮に、コピーが失敗したら、制御部9はS6の判定を否定し、S7の直前へ進む。
【0081】
仮に、コピーが成功したら、制御部9は、S6の判定を肯定する。そして制御部9は、自機2内の組合せデータ21内と、S3〜S9(後述)で見つけた同近似クラス内の規定数以上を越える他機4,5の組合せデータ21内において、自機2のIPアドレスと、電話番号を登録させる(S13参照)。
【0082】
次に制御部9は、他機4,5に対し、上記登録が成功したか否かを判定する(S14参照)。仮に、上記判定を肯定すれば、制御部9は待機状態となる(S16参照)。もしも、制御部9が上記判定を否定すれば、制御部9はエラー状態となる(S15参照)。
【0083】
また制御部9は、S6において、コピーが失敗したと判定すると、ランダムなIPアドレスに対し、接続要求し、互換性がある他機を既定数の範囲内で検索する(S7参照)。
【0084】
即ち、自機2のデータベースを頼よりとした他機4,5の参照が出来なかった場合、自機2の制御部9は、通信ネットワーク3上のIPアドレスに対し、手当たりしだいに、問い合わせを実行する。規定数には範囲を持たせ、何台以上何台以下としておく。但し、S7〜S11(後述)ループの2回目以降においてはIPアドレスに選択的な問い合わせを行うものとする。
【0085】
次に制御部9は、既定時間内に発見が成功したか否かを判定する(S8参照)。制御部9はS8の判定を否定すると、制御部9はエラー状態に設定する(S15参照)。
【0086】
そして制御部9は、S8の判定を肯定すると、S7とS8で見つけた他機4,5から分散データを、自機2内に更新し、コピーする(S9参照)。
【0087】
次に制御部9は、S9で得た分散データから、自機2と同じ近似電話番号を持つ他機のIPアドレスを参照する(S10参照)。
【0088】
そして制御部9は上記分散データにおいて、目標とする他機のIPアドレスが有るか否かを判定する(S11参照)。制御部9がS11の判定を否定すると、制御部9がS7〜S12の動作を規定回数だけ繰り返す。規定回数繰り返した後制御部9はエラー状態に設定する(S15参照)。
【0089】
仮に、制御部9は,上記動作を繰り返す前に、S11の判定を肯定したものとする。この時、制御部9は、S8とS9で見付けた他機から、組合せデータを、自機2内に更新し、コピーする(S12参照)。
【0090】
上記動作の特徴を、以下にまとめる。自機2は、通信ネットワーク3に対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを他機からコピーし、かつ、近似電話番号を有する他機に対し、自機2の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、近似電話番号を有しない他機に対し、所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。
【0091】
なお、上記説明では述べなかったが、自機2は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合、前記特定の範囲にける分散データおよび組合せデータを、別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして、記憶しても良い。
【0092】
【発明の効果】
請求項1の本発明では、電話機能部と、制御部と、記憶部とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末と、各端末に接続された通信ネットワークとを備え、各端末は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する。上記構成により、各端末は分散データを各々分割して記憶しているので、全体のデータ量が大きくとも、各端末が負担する分散データの量は少なくて済む。その結果、容量の小さい記憶部を用いることができ、コストが安くなる。また従来の様に、ISDN回線の使用料および参照サーバの使用料を支払う必要が無い。
【0093】
請求項2の本発明では、前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する。上記構成により、より確実に、より早く,目標とするIPアドレスを取得できる。
【0094】
請求項3の本発明では、前記端末は、前記近似電話番号に属する端末の数が所定数を越えた場合、前記近似電話番号の範囲を分割し、前記近似電話番号を変更し、前記分散データを変更し、変更された近似電話番号以外の端末に対し、前記変更された分散データを更新させる。上記構成により、近似電話番号の範囲に属する端末の個数を所望の数の範囲に自動的に制御するので、端末の全体的な数が増えても、個々の端末が負担するデータ量は、略同一となる。
【0095】
請求項4の本発明では、前記端末と互換性がある機器が前記通信ネットワークに接続され、前記端末および前記機器は、前記分散データを各々分割して記憶し、前記組合せデータを記憶する。上記構成により、これらの端末が出荷開始時でも端末と機器との間で、各データを分割し、運用するので、通信ネットワークを介して、十分に通信が成り立つ。
【0096】
請求項5の本発明では、新規の端末は、前記端末および前記機器が保有し、かつ、仕向け先地に適合した分散データおよび組合せデータを、出荷前に、予め記憶される。上記構成により、端末のスムーズな設置と、通信ネットワーク上の負担を軽減できる。
【0097】
請求項6の本発明では、前記自機は、前記通信ネットワークに対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを前記他機からコピーし、かつ、前記近似電話番号を有する他機に対し、前記自機の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、前記近似電話番号を有しない他機に対し所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する。上記構成により、自機および他機のデータを常に更新させる事により、不定期的な接続での分散型システムでありながら、データの応答速度を高め、データの信頼性を高める事ができる。
【0098】
請求項7の本発明では、前記自機は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合に、前記特定の範囲における分散データおよび組合せデータを別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして記憶する。上記構成により引越しした人が、引越し前の地域への通話が多い場合や、企業のサービスセンター等から、ある特定の地方都市へ集中的に通話する場合等に、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システム1の概略図である。
【図2】上記通信システム1に用いられる端末8のブロック図である。
【図3】上記端末8に記憶されたデータを示す図面である。
【図4】上記通信システム1における、発呼動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記通信システム1における、IPアドレスを取得する動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】上記通信システム1における、通信ネットワーク3にアクセスし始めた時の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
8 端末
9 制御部
12 記憶部
13 電話機能部
Claims (7)
- 電話機能部と、制御部と、記憶部とを各々有し、自機と他機からなる複数の端末と、各端末に接続された通信ネットワークとを備え、各端末は、各端末の近似電話番号と、該近似電話番号の範囲に属する端末のIPアドレスとからなる分散データを、各々分割して記憶し、自機の近似電話番号の範囲に属する端末の電話番号と、該電話番号に対応するIPアドレスとからなる組合せデータを記憶する事を特徴とする通信システム。
- 前記自機に電話番号が入力された場合、前記自機は、前記電話番号の近似電話番号を基に、自機の分散データ又は他機の分散データを検索し前記組合せデータを検索する事により、前記電話番号に対応するIPアドレスを取得する事を特徴とする請求項1の通信システム。
- 前記端末は、前記近似電話番号に属する端末の数が所定数を越えた場合、前記近似電話番号の範囲を分割し、前記近似電話番号を変更し、前記分散データを変更し、変更された近似電話番号以外の端末に対し、前記変更された分散データを更新させる事を特徴とする請求項1の通信システム。
- 前記端末と互換性がある機器が前記通信ネットワークに接続され、前記端末および前記機器は、前記分散データを各々分割して記憶し、前記組合せデータを記憶する事を特徴とする請求項1の通信システム。
- 新規の端末は、前記端末および前記機器が保有し、かつ、仕向け先地に適合した分散データおよび組合せデータを、出荷前に、予め記憶される事を特徴とする請求項4の通信システム。
- 前記自機は、前記通信ネットワークに対し、アクセスが開始された時点において、該時点での新しい分散データおよび組合せデータを前記他機からコピーし、かつ、前記近似電話番号を有する他機に対し、前記自機の電話番号およびIPアドレスを登録させ、かつ、前記近似電話番号を有しない他機に対し所定時間毎に、互いの分散データを相互に更新する事を特徴とする請求項1の通信システム。
- 前記自機は、特定の範囲の近似電話番号への発呼が多いことを認識した場合に、前記特定の範囲における分散データおよび組合せデータを別途に記憶し、又は、上記両データを上書きして記憶することを特徴とする請求項1の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003129238A JP2004336362A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003129238A JP2004336362A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | 通信システム |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=33505146
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004336362A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167443A (ja) * | 2006-12-30 | 2008-07-17 | Arcsoft (Shanghai) Technology Co Ltd | キャッシング及びピア・ツー・ピアルックアップによる電話番号とipアドレスとのペアリングの決定 |
JP2010113401A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Seiko Epson Corp | デバイス状態通知装置及びデバイスネットワークシステム |
-
2003
- 2003-05-07 JP JP2003129238A patent/JP2004336362A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008167443A (ja) * | 2006-12-30 | 2008-07-17 | Arcsoft (Shanghai) Technology Co Ltd | キャッシング及びピア・ツー・ピアルックアップによる電話番号とipアドレスとのペアリングの決定 |
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