JP2004335418A - 電源自動入切制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブレーカ13、ソーラタイムスイッチ14を防湿ケースに収納する。開口10aを持つケース本体10、開口10aを開閉自在に閉塞する蓋体11で防湿ケースを構成し、孔102a,102aからこれらを防湿ブッシング12,12で密閉するように、商用電源からの入力電線C1、光源への出力電線C2を防湿ケースに引き込み、入力電線C1の端部をブレーカ13の入力端子131,131に接続してブレーカ13を防湿ケース内に収納し、ブレーカ13の出力端子132,132からの電線L1,L1、出力電線C2を、ソーラタイムスイッチ14の電源入力端子143,143、電源出力端子144,144に接続してソーラタイムスイッチ14を防湿ケースに収納する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源と負荷との間に介設され、負荷に対する電源の入切を自動で行う電源自動入切制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に従来の外灯の構成図を示し、図7に同外灯の回路図を示す。図6,図7において、外灯2PAは、街路灯や道路灯などであり、地面に立設されたポール20と、この上部先端に取り付けられる放電灯などの光源21(負荷)と、ポール20内に収納され内部電線C3を介して光源21と電気的に接続される安定器22および自動点滅器23と、内部電線C4を介して自動点滅器23と電気的に接続されるカットアウトスイッチ24とにより構成されている。なお、図7の黒丸は接続箇所を示す。
【0003】
上記構成では、自動点滅器23が、周囲の明るいことを感知して、節電のために照明の電源をオフにして光源21を消灯し、周囲の暗いことを感知して、照明の電源をオンにして光源21を点灯する。
【0004】
このような構成の外灯2PAによれば、日入により周囲が暗くなるときに、自動点滅器23により光源21への電源供給を開始し、日出により周囲が明るくなるときに、自動点滅器23により光源21への電源供給を停止することができる。
【0005】
このほか、特許文献1には、上記外灯に類似する電源供給装置が記載されている。この電源供給装置は、ブレーカ、自動点滅器、テストスイッチおよびリレーを備え、ブレーカの一次側には電源が接続され、二次側にはリレーを介して負荷が接続され、自動点滅器およびテストスイッチは、いずれかの回路開閉によりリレーを制御するように配線されていることを特徴としている。
【0006】
また、特許文献2には、上部通気口および下部通気口を有し、これらの間を連通する筒状ポールであって、上部通気口および下部通気口の間に空気を対流させる手段を設置したポールが開示されている。
【0007】
なお、特許文献3などには、基本のタイムスイッチの機能に加えて、年間の日出時刻・日入時刻を用いることができるようにデータを内蔵することによって、日出時刻・日入時刻を基準にして負荷のオン時刻やオフ時刻を決めることができるようにしたソーラタイムスイッチが記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−170691号公報
【特許文献2】
特開2001−349095号公報
【特許文献3】
特開平9−269386号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6,図7に示した従来の外灯では、周囲光を受光する必要のある自動点滅器を用いるので、ポール内で電線が軸方向に往復して配線が複雑となるほか、光源の照明の影響を受けないように、ポール外の高所などに取付孔を穿設して自動点滅器を設置しなければならず、設置場所に制限が加わり、設置作業が手間となる課題があった。
【0010】
また、ポール外に自動点滅器を設置する構成では、周囲環境、例えば海岸付近での塩害により、受光部の特性劣化等が早まるので、自動点滅器の交換周期が早まるという課題もあった。
【0011】
また、放電灯および安定器を有する外灯に対し、自動点滅器およびカットアウトスイッチを用いる従来の構成では、電線の結線箇所が多いために、結線作業が面倒となる課題もある。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、配線が容易であり、設置場所を選ばず、設置作業を簡単にでき、周囲環境からブレーカおよびソーラタイムスイッチを保護することができ、結線作業が容易となる電源自動入切制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明の電源自動入切制御装置は、1次側電源入力端子および2次側電源出力端子を有し、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間に流れる電流値が所定値を超えた時または遮断操作時に、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間を復帰操作自在に遮断するブレーカと、時限側電源入力部、時限側電源出力部、現在時刻を計時する計時手段、および年間を通じて太陽の位置により日毎に決まる朝方の所定時刻および夕方の所定時刻を出力するカレンダ手段を有し、前記計時手段から得られる現在時刻および前記カレンダ手段から得られる所定時刻を基に、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を開閉するソーラタイムスイッチと、少なくとも一の開口を有するケース本体およびその開口を開閉自在に閉塞する蓋体により構成され、少なくとも一つの孔からこれを密閉するように、電源からの入力電線および負荷への出力電線の各端部が内部に引き込まれ、前記入力電線の端部を前記1次側電源入力端子に電気的に接続した状態で前記ブレーカを内部に収納するとともに、前記2次側電源出力端子および前記出力電線の端部をそれぞれ前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部に電気的に接続した状態で前記ソーラタイムスイッチを内部に収納する防湿ケースとを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチは、前記朝方の所定時刻および前記夕方の所定時刻の少なくとも一方に代えて、別の所定時刻を設定する設定手段を有することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチは、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を操作に応じて強制的に開閉する強制開閉手段を有することを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の電源自動入切制御装置において、前記蓋体は、樹脂により形成され透明になっていることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチの外郭を構成する下部ケースは、前記ケース本体内に一体に形成されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による一実施形態の電源自動入切制御装置の構成図、図2は電源自動入切制御装置が使用される外灯の構成図、図3は外灯における電源自動入切制御装置の収納箇所の説明図、図4は電源自動入切制御装置を外灯に収納した様子を示す図、図5は電源自動入切制御装置を収納した外灯の回路図である。
【0019】
図2に示す外灯2は、街路灯や道路灯などであり、ポール20と、この上部先端に取り付けられる放電灯などの光源21(負荷)と、ポール20内に収納され内部電線C3を介して光源21と電気的に接続される安定器22とにより構成され、ポール20内に本実施形態の電源自動入切制御装置1を収納している。
【0020】
ポール20には、図3,図4に示すように、上下方向に伸びる矩形状の開口20aが地上で作業可能な地面寄りの位置に穿設され、開口20aからポール20内に電源自動入切制御装置1が収納設置される。図4の例では、ポール20内に設けられた取付板201に、電源自動入切制御装置1が上下2個のねじS1によりねじ止めされている。そして、開口20aは、これよりも大きい矩形状の蓋200をポール20にねじ止めすることにより閉塞されるようになっている。
【0021】
電源自動入切制御装置1は、商用電源(図示せず)と光源21との間に介設され、光源21に対する電源の入切を自動で行うものであり、図1,図4に示すように、下記の防湿ケースと、ブレーカ13と、ソーラタイムスイッチ14とを備えている。
【0022】
上記の防湿ケースは、ケース本体10と、蓋体11と、一対の防湿ブッシング12,12と、防湿パッキン11bとより構成され、ブレーカ13およびソーラタイムスイッチ14を気密状態で内部に収納するものである。なお、ケース本体10および蓋体11の詳細については、後述する。
【0023】
ブレーカ13は、従来と同様のいわゆるノーフューズブレーカである。すなわち、一対の1次側電源の入力端子131,131および一対の2次側電源の出力端子132,132を有し、入力端子131,131および出力端子132,132間に流れる電流値が所定値を超えた時、または操作部130に対する遮断操作時に、入力端子131,131および出力端子132,132間を操作部130により復帰操作自在に遮断する構成になっている。
【0024】
ソーラタイムスイッチ14は、特許文献3などに開示されているソーラタイムスイッチと同様に、基本のタイムスイッチの機能に加えて、年間の日出時刻、日入時刻を用いることができるようにデータを内蔵することによって、日出時刻、日入時刻を基準にして負荷のオン時刻やオフ時刻を決めることができるようにしたものである。
【0025】
より具体的には、後方に開口を有する上部ケース141と、ケース本体10の底部100内面に一体成形され、前方に開口を有する下部ケース142とを、一対のねじS14,S14により互いに固定することにより、ソーラタイムスイッチ14の外郭が構成されている。
【0026】
この外郭の前面には、一対の電源入力端子143,143および一対の電源出力端子144,144が下部に配置され、この上方に複数のボタンなどからなる操作部145が配置され、この上方に表示部146が配置されている。なお、図1の例では、一対の電源入力端子143,143および一対の電源出力端子144,144は、平角ワッシャ付きねじおよびねじ孔の穿設された端子板などにより構成される端子になっているが、本発明の時限側電源入力部および時限側電源出力部は、そのような端子に限らず、例えば引出リード線などでもよい。
【0027】
そして、外郭内部には、各種機能部を構成するマイコン、メモリ、タイマおよび各種回路部などが収納されている。図1(b)の例では、操作部145および表示部146などが実装された基板P1が、上部ケース141の底部内面側にねじ止めされているほか、電源入力端子143,143、電源出力端子144,144、マイコン、メモリ、タイマおよび各種回路部などが実装され、基板P1と電気的に接続される基板P2が、部品側を上部ケース141内に収納するようにして上部ケース141の開口縁部側に装着されている。つまり、ソーラタイムスイッチ14を構成する、下部ケース142以外の部品が上部ケース141に設けられており、それを下部ケース142に載せて、ねじS14,S14でねじ止めすることにより、ソーラタイムスイッチ14の組立てが完了するとともに、防湿ケースのケース本体10への取付けが完了する構成になっているのである。
【0028】
そして、上記各種機能部としては、現在時刻を計時する計時部と、年間を通じて太陽の位置により日毎に決まる朝方の所定時刻および夕方の所定時刻を出力するカレンダ部と、計時部から得られる現在時刻およびカレンダ部から得られる所定時刻を基に、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間を開閉する開閉部とが設けられる。これにより、例えば、計時部から得られる現在時刻が、カレンダ部から得られる夕方の所定時刻になると、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間が閉にされる。一方、計時部から得られる現在時刻が、カレンダ部から得られる朝方の所定時刻になると、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間が開にされる。
【0029】
また、各種機能部として、操作部145に対する操作入力に応じて、朝方の所定時刻および夕方の所定時刻の少なくとも一方に代えて、別の所定時刻を設定する設定部が設けられる。これにより、例えば、朝方の所定時刻に代えて、夜間または深夜の所定時刻を設定すれば、計時部から得られる現在時刻が、その夜間または深夜の所定時刻になると、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間が開にされることになる。
【0030】
さらに、各種機能部として、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間を、操作部145に対する操作入力に応じて、強制的に開閉する強制開閉部が設けられる。これにより、操作部145に対して開閉操作をすれば、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間を強制的に開閉することができる。
【0031】
ケース本体10および蓋体11について詳述すると、ケース本体10は、例えば樹脂製であり、底部100から上側部101、下側部102、左側部103および右側部104がそれぞれ前方に延設され、縦長矩形状の開口10aを前方に有する箱状に形成されている。なお、開口は一つに限らず、例えば、中央に隔壁を有し、前方に二つの開口を有する構造でもよい。
【0032】
底部100には、上下端からそれぞれ上下方向にフランジ部100a,100bが延設されている。フランジ部100aには、ねじS1の頭部を挿通し、その足部を挿通して頭部と掛止可能となるだるま状の孔100cが穿設されている。一方、フランジ部100bには、ねじS1の足部挿通用のスリット100dが形成されている。これにより、ケース本体10は、孔100cに対するねじS1により取付板201に仮止めされ、孔100cおよびスリット100dの各々に対するねじS1により取付板201にねじ止めされることになる。
【0033】
下側部102には、一対の孔102a,102aが穿設され、孔102a,102aから、これらをそれぞれ一対の防湿ブッシング12,12で密閉するように、商用電源からの入力電線C1と光源21への出力電線C2との各端部が、防湿ケース内に引き込まれるようになっている。入力電線C1は、導体線およびこれを覆う絶縁被覆によりなる一対の電線C11,C11と、これらをさらに覆うシースC10とにより構成されている。出力電線C2も、導体線およびこれを覆う絶縁被覆によりなる一対の電線C21,C21と、これらをさらに覆うシースC20とにより構成されている。
【0034】
なお、入力電線C1および出力電線C2は、それぞれ商用電源および光源21から配線された電線でもよいが、本実施形態では、予め所定長に切断された電線であり、図5に示すように、入力電線C1は、商用電源からの電線と接続され、出力電線C2は、光源21および安定器22からの電線と接続される。また、一対の防湿ブッシング12,12がそれぞれ別々に一対の孔102a,102aを密閉する構成になっているが、一対の防湿ブッシング12,12を一体化し、上記一対の孔102a,102aを一の孔とする構成でもよい。
【0035】
左側部103には、上下寄りに一対のねじ止め部103a,103aがそれぞれ左方に突設されている。一方、右側部104には、上下寄りに一対の軸受け部104a,104aが設けられている。
【0036】
蓋体11は、例えば透明樹脂製であり、後方に開口11aを有し、ケース本体10の開口10aを閉塞する箱状に形成されている。そして、蓋体11の左側部113には、一対の突部113a,113aが、ケース本体10の左側部103における一対のねじ止め部103a,103aにそれぞれ対応する位置に設けられ、各突部113aには、ねじS2の足部挿通用の挿通孔が穿設されている。一方、蓋体11の右側部114には、ケース本体10の右側部104における一対の軸受け部104a,104aにより、ケース本体10の開口10aを開閉自在にそれぞれ軸支される一対の軸部114a,114aが設けられている。要するに、一対の軸受け部104a,104aおよび一対の軸部114a,114aにより一対のヒンジが構成されているのである。また、蓋体11の開口11aの縁部には、溝が周設されており、その溝内には防湿パッキン11bが埋設されている。
【0037】
これにより、ケース本体10の一対の軸受け部104a,104aで軸支された蓋体11の開口11aの縁部を、ケース本体の開口10aの縁部と合わせて、開口10aを蓋体11により閉塞した状態で、蓋体11の各突部113aに穿設された挿通孔にねじS2の足部を挿通し、それを対応するねじ止め部103aに螺着すれば、蓋体11がケース本体10に内部を密閉した状態で固定されることになる。なお、ケース本体10の開口10aの縁部には、防湿パッキン11bに食い込む突起が周設されており、防湿効果を一層高めるようになっている(図1(c)参照)。
【0038】
そして、上記構成の防湿ケースには、入力電線C1の端部を入力端子131,131に電気的に接続した状態で、ブレーカ13が収納されるとともに、出力端子132,132からの一対の電線L1,L1および出力電線C2の端部を、それぞれ電源入力端子143,143および電源出力端子144,144に電気的に接続した状態で、ソーラタイムスイッチ14が収納される。
【0039】
次に、上記構成の電源自動入切制御装置1の組立手順例について説明する。先ず、ケース本体10内の所定位置に、ブレーカ13を一対のねじS13,S13を用いてねじ止めするとともに、ソーラタイムスイッチ14を構成する、下部ケース142以外の部品が設けられた上部ケース141を、一対のねじS14,S14を用いて、ケース本体10に一体成形された下部ケース142にねじ止めする。
【0040】
この後、入力電線C1および出力電線C2の両端部を、それぞれケース本体10の孔102a,102aからケース本体10内に挿入するとともに、孔102a,102aと入力電線C1および出力電線C2との間の隙間に、防湿ブッシング12,12をそれぞれ挿入してそれらの隙間を密閉する。
【0041】
この後、入力電線C1の端部における両電線C11の導体線を、ブレーカ13の入力端子131,131にそれぞれ電気的に接続するとともに、出力電線C2の端部における両電線C21の導体線を、ソーラタイムスイッチ14の電源出力端子144,144にそれぞれ電気的に接続する。また、一対の電線L1,L1を用いて、ブレーカ13の出力端子132,132とソーラタイムスイッチ14の電源入力端子143,143とをそれぞれ電気的に接続する。
【0042】
この後、蓋体11をケース本体10の軸受け部104a,104aに軸支し、蓋体11の開口11aの縁部を、ケース本体の開口10aの縁部と合わせて、開口10aを蓋体11により閉塞する。そして、その状態で、蓋体11の各突部113aに穿設された挿通孔にねじS2の足部を挿通し、それを対応するねじ止め部103aに螺着する。
【0043】
これにより、蓋体11がケース本体10に内部を密閉した状態で固定され、電源自動入切制御装置1の組立てが完了する。
【0044】
なお、上記各手順は後先を適宜入れ替えても構わない。また、ねじS2,S2を用いて、ケース本体10に蓋体11をねじ止めするのは、後述の取付手順により電源自動入切制御装置1がポール20内の取付板201にねじ止めされた後でもよい。さらに、蓋体11も、後述の取付手順によりケース本体10がポール20内の取付板201にねじ止めされた後、ケース本体10の軸受け部104a,104aに軸支されるようにしてもよい。
【0045】
次に、上記電源自動入切制御装置1の外灯2内への取付手順例について説明する。先ず、取付板201の所定位置にねじS1を仮螺着する。この後、取付板201に仮螺着されたねじS1にケース本体10の孔100cを通して、電源自動入切制御装置1を取付板201に仮止めする。そして、そのねじS1をさらに螺着するとともに、もう一つのねじS1をケース本体10のスリット100dに挿通して取付板201に螺着する。これにより、電源自動入切制御装置1が取付板201にねじ止めされることになる。
【0046】
この後、入力電線C1を商用電源からの電線に接続し、出力電線C2を、光源21および安定器22への電線に接続する。これにより、電源自動入切制御装置1の外灯2内への取付が完了する。
【0047】
以上のように、本実施形態によれば、周囲光を受光する必要のある自動点滅器を用いる従来の外灯と比べ、自動点滅器によりポール内で電線が軸方向に往復することがなく、図2,図5に示すように、光源21への電線だけで済むので、ポール内での配線が容易となるほか、ブレーカ13およびソーラタイムスイッチ14を防湿ケース内に収納し、その防湿ケースの孔102a,102aからこれらを防湿ブッシング12,12で密閉するように、入力電線C1および出力電線C2の各端部を防湿ケース内に引き込むことにより、湿気の多いポール20内への防湿ケースの設置が可能となるなど、設置場所を選ばず、防湿ケースをポール20のどこにでも設置することができ、その設置場所を適宜選択することにより設置作業が簡単になる上、海岸近くに設置されたとしても、周囲環境による塩害などからブレーカ13およびソーラタイムスイッチ14を保護することができる。
【0048】
また、光源21および安定器22を有する外灯に対し、自動点滅器23およびカットアウトスイッチ24を用いる従来の構成(図7参照)に比べ、図5に示すように、入力電線C1および出力電線C2に対する結線で済み、結線箇所が14箇所から9箇所に少なくなるため、結線作業が容易となる効果がある。
【0049】
また、商用電源と光源21との間における電源(電力)の入出力(供給)経路が、ソーラタイムスイッチ14の所で、計時部から得られる現在時刻およびカレンダ部から得られる所定時刻を基に開閉されるので、例えば、日入時刻に光源21への電源供給を開始し、日出時刻に光源21への電源供給を停止することができる。
【0050】
さらに、ブレーカ13を遮断操作することにより、ソーラタイムスイッチ14側への電源供給を停止することができるので、ソーラタイムスイッチ14や負荷側の修理などの作業がし易くなる。
【0051】
また、ソーラタイムスイッチ14が、朝方の所定時刻および夕方の所定時刻の少なくとも一方に代えて、別の所定時刻を設定する設定部を有するので、例えば、日入時刻に光源21への電源供給を開始し、日出時刻に代わる夜間または深夜の定刻に光源21への電源供給を停止することができる。これにより、外灯の消費電力削減が可能となる。
【0052】
また、ソーラタイムスイッチ14が、電源入力端子143,143および電源出力端子144,144間を操作に応じて強制的に開閉する強制開閉部を有するので、外灯2に設置される時間帯が日中である場合、自動点滅器23を用いる従来の外灯では、自動点滅器23の受光部を覆って太陽光を遮断することにより、光源21が点灯するかどうかを確認するか、あるいは図8のように、試験点灯用のテストスイッチ25を別途設け、これを操作することにより、光源21が点灯するかどうかを確認する必要があるのに対し、本実施形態によれば、強制開閉部により、光源21が点灯するかどうかを簡単に確認することができる。
【0053】
また、蓋体11が透明であるので、ケース本体10の開口10aが蓋体11によって閉塞されている状態でも、防湿ケース内部を確認することができるため、施工時や点検時などで、ブレーカ13およびソーラタイムスイッチ14の状態を素早く確認することができる。
【0054】
さらに、ソーラタイムスイッチ14の外郭を構成する下部ケース142が、ケース本体10内に一体に形成されているので、ソーラタイムスイッチ14の外郭用として下部ケースを別途用意する必要がないから、部品点数を削減することができる。また、防湿ケースの奥行き方向の寸法を薄くできるため、より細い径のポールに防湿ケースを収納することができる。
【0055】
なお、本実施形態では、ケース本体10に一対の孔102a,102aが穿設される構成になっているが、これに限らず、ケース本体10に一対の切欠溝が形成される構成でもよい。また、一対の孔ないし一対の切欠溝は、蓋体11に形成される構成でもよいが、ケース本体10に形成される構成の方が望ましい。
【0056】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、1次側電源入力端子および2次側電源出力端子を有し、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間に流れる電流値が所定値を超えた時または遮断操作時に、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間を復帰操作自在に遮断するブレーカと、時限側電源入力部、時限側電源出力部、現在時刻を計時する計時手段、および年間を通じて太陽の位置により日毎に決まる朝方の所定時刻および夕方の所定時刻を出力するカレンダ手段を有し、前記計時手段から得られる現在時刻および前記カレンダ手段から得られる所定時刻を基に、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を開閉するソーラタイムスイッチと、少なくとも一の開口を有するケース本体およびその開口を開閉自在に閉塞する蓋体により構成され、少なくとも一つの孔からこれを密閉するように、電源からの入力電線および負荷への出力電線の各端部が内部に引き込まれ、前記入力電線の端部を前記1次側電源入力端子に電気的に接続した状態で前記ブレーカを内部に収納するとともに、前記2次側電源出力端子および前記出力電線の端部をそれぞれ前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部に電気的に接続した状態で前記ソーラタイムスイッチを内部に収納する防湿ケースとを備えるので、周囲光を受光する必要のある自動点滅器を用いる従来の外灯と比べ、自動点滅器によりポール内で電線が軸方向に往復することがないので、ポール内での配線が容易となるほか、ブレーカおよびソーラタイムスイッチを防湿ケース内に収納し、少なくとも一つの孔からこれを密閉するように、電源からの入力電線および負荷への出力電線の各端部を内部に引き込むことにより、湿気の多いポール内への防湿ケースの設置が可能となるなど、設置場所を選ばず、防湿ケースをポールのどこにでも設置することができ、その設置場所を適宜選択することにより設置作業が簡単になる上、海岸近くに設置されたとしても、周囲環境による塩害などからブレーカおよびソーラタイムスイッチを保護することができる効果を奏する。また、放電灯および安定器を有する外灯に対し、自動点滅器およびカットアウトスイッチを用いる従来の構成に比べ、電源からの入力電線および負荷への出力電線に対する結線で済み、結線箇所が少なくなるため、結線作業が容易となる効果がある。また、電源と負荷との間における電源の入出力経路が、ソーラタイムスイッチの所で、計時手段から得られる現在時刻およびカレンダ手段から得られる所定時刻を基に開閉されるので、例えば、日入時刻に負荷への電源供給を開始し、日出時刻に負荷への電源供給を停止することができる。さらに、ブレーカを遮断操作することにより、ソーラタイムスイッチ側への電源供給を停止することができるので、ソーラタイムスイッチや負荷の修理などの作業がし易くなる。
【0057】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチは、前記朝方の所定時刻および前記夕方の所定時刻の少なくとも一方に代えて、別の所定時刻を設定する設定手段を有するので、例えば、日入時刻に負荷への電源供給を開始し、日出時刻に代わる夜間または深夜の定刻に負荷への電源供給を停止することができる。これにより、負荷の消費電力削減が可能となる。
【0058】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチは、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を操作に応じて強制的に開閉する強制開閉手段を有するので、例えば、外灯に設置される時間帯が日中である場合、自動点滅器を用いる従来の外灯では、自動点滅器の受光部を覆って太陽光を遮断することにより、光源が点灯するかどうかを確認するか、あるいは試験点灯用のテストスイッチを別途設け、これを操作することにより、光源が点灯するかどうかを確認する必要があるのに対し、本発明によれば、強制開閉手段により、光源が点灯するかどうかを簡単に確認することができる。
【0059】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の電源自動入切制御装置において、前記蓋体は、樹脂により形成され透明になっているので、ケース本体の開口が蓋体によって閉塞されている状態でも、防湿ケース内部を確認することができるため、施工時や点検時などで、ブレーカおよびソーラタイムスイッチの状態を素早く確認することができる。
【0060】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の電源自動入切制御装置において、前記ソーラタイムスイッチの外郭を構成する下部ケースは、前記ケース本体内に一体に形成されているので、ソーラタイムスイッチの外郭用として下部ケースを別途用意する必要がないので、部品点数を削減することができ、また、防湿ケースの奥行き方向の寸法を薄くできるため、より細い径のポールに防湿ケースを収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態の電源自動入切制御装置の構成図であり、(a)は前方から見た断面図、(b)は右方から見た断面図、(c)は上方から見た断面図である。
【図2】電源自動入切制御装置が使用される外灯の構成図である。
【図3】外灯における電源自動入切制御装置の収納箇所の説明図であり、(a)は上部を除く外灯の側面図、(b)は(a)におけるA部分の拡大図である。
【図4】電源自動入切制御装置を外灯に収納した様子を示す図であり、(a)は側方から見た図、(b)は上方から見た断面図である。
【図5】電源自動入切制御装置を収納した外灯の回路図である。
【図6】従来の外灯の構成図である。
【図7】同外灯の回路図である。
【図8】同外灯にテストスイッチをさらに設けた場合の回路図である。
【符号の説明】
1 電源自動入切制御装置
10 ケース本体
11 蓋体
12 防湿ブッシング
13 ブレーカ
14 ソーラタイムスイッチ
2 外灯
20 ポール
21 光源
22 安定器
Claims (5)
- 1次側電源入力端子および2次側電源出力端子を有し、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間に流れる電流値が所定値を超えた時または遮断操作時に、それら1次側電源入力端子および2次側電源出力端子間を復帰操作自在に遮断するブレーカと、
時限側電源入力部、時限側電源出力部、現在時刻を計時する計時手段、および年間を通じて太陽の位置により日毎に決まる朝方の所定時刻および夕方の所定時刻を出力するカレンダ手段を有し、前記計時手段から得られる現在時刻および前記カレンダ手段から得られる所定時刻を基に、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を開閉するソーラタイムスイッチと、
少なくとも一の開口を有するケース本体およびその開口を開閉自在に閉塞する蓋体により構成され、少なくとも一つの孔からこれを密閉するように、電源からの入力電線および負荷への出力電線の各端部が内部に引き込まれ、前記入力電線の端部を前記1次側電源入力端子に電気的に接続した状態で前記ブレーカを内部に収納するとともに、前記2次側電源出力端子および前記出力電線の端部をそれぞれ前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部に電気的に接続した状態で前記ソーラタイムスイッチを内部に収納する防湿ケースと
を備えることを特徴とする電源自動入切制御装置。 - 前記ソーラタイムスイッチは、前記朝方の所定時刻および前記夕方の所定時刻の少なくとも一方に代えて、別の所定時刻を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の電源自動入切制御装置。
- 前記ソーラタイムスイッチは、前記時限側電源入力部および前記時限側電源出力部間を操作に応じて強制的に開閉する強制開閉手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の電源自動入切制御装置。
- 前記蓋体は、樹脂により形成され透明になっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電源自動入切制御装置。
- 前記ソーラタイムスイッチの外郭を構成する下部ケースは、前記ケース本体内に一体に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電源自動入切制御装置。
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