JP2004334485A - 商品供給システムを制御するための制御方法及びそれをコンピュータに実施させるためのプログラム - Google Patents

商品供給システムを制御するための制御方法及びそれをコンピュータに実施させるためのプログラム Download PDF

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裕 妙木
Kikuo Naito
起久雄 内藤
Masanori Saito
正憲 齋藤
Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
Yoshikazu Takagi
美和 高木
Tomoko Eguchi
智子 江口
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    • G06Q30/0641Shopping interfaces

Abstract

【課題】クリエータへの負荷をかけずにネットワーク上のクリエータが提供する環境でオンライン販売を行なうことを実現するための商品供給方法及び商品管理方法及び商品販売方法及びこれらの方法をコンピュータに実施させるためのプログラム及びコンピュータ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】クリエータ側装置が商品に関する商品情報をサポート側装置に送信し、サポート側装置が商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスをクリエータ側装置に送信し、クリエータ側装置が該ロケーションへの接続を購入者側装置に受け付けさせるよう該アドレスを含むデータを購入者側装置が接続されるネットワークに送出する。サポート側装置は購入者側装置による該ロケーションへの接続によって、商品の受注処理を実行する。
【選択図】 図18

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク環境で商品を流通させるための商品供給方法及び商品管理方法及び商品販売方法及びこれらの方法をコンピュータに実施させるためのプログラム及びコンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、イラストレーター・写真家・CG作家等、個人に著作権が帰属する画像や音楽などのコンテンツを有する人(以下、クリエータと総称する。)が、コンテンツを含む商品をオンライン販売するためには、受注管理、在庫管理、課金処理、発送処理等ができるシステムを構築して運営しなければならず、困難であった(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
また、クリエータは販売する商品を予め用意しておかなければならず、売れ残った場合に在庫を抱えてしまうという問題があった。
【0004】
【非特許文献1】
「楽天サービス総合カタログ 2002年10月〜12月」、4〜5頁、楽天株式会社
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、クリエータへの負荷をかけずにネットワーク上のクリエータの提供する環境でオンライン販売を行なうための商品供給方法及び商品管理方法及び商品販売方法及びこれらの方法をコンピュータに実施させるためのプログラム及びコンピュータ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品に関する商品情報を第1の情報処理装置に送信するステップと、前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置から受信するステップと、前記ロケーションへの接続を第2の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出するステップとを備えることを特徴とする商品供給方法及びこの方法をコンピュータ装置に実施させるためのプログラム及びこのコンピュータ装置を提供する。
【0007】
また、本発明は、第1の情報処理装置から商品に関する商品情報を受信するステップと、前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行するステップと、前記アドレスが示すロケーションへ第2の情報処理装置が接続することにより、前記商品の受注処理を実行するステップとを備えることを特徴とする商品管理方法及びこの方法をコンピュータ装置に実施させるためのプログラム及びこのコンピュータ装置を提供する。
【0008】
また、本発明は、第1の情報処理装置が、商品に関する商品情報を第2の情報処理装置に送信するステップと、前記第2の情報処理装置が、前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行するステップと、前記第1の情報処理装置が、前記ロケーションへの接続を第3の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出するステップと、前記第2の情報処理装置が、前記第3の情報処理装置が前記ロケーションへ接続することにより、前記商品の受注処理を実行するステップとを備えることを特徴とする商品販売方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態で用いる全てのドメイン名(FQDN;Fully Qualified Domain Name)は、単に装置を識別できるように記載しただけであり、実在するドメインとは無関係である。
【0010】
<販売システムの全体構成>
まず、図1を参照して本実施形態の販売システムの全体構成を説明する。
【0011】
図1は、本実施形態の販売システムの構成を示すブロック図である。
【0012】
101はTシャツやマグカップ等、多種の印刷商品に画像データを印刷して販売商品を作成する能力を有する事業者が設置したサポートサーバである。
【0013】
103は画像データを保持するクリエータが設置したクリエータサーバである。クリエータサーバ103は注文者から販売商品の注文を受け付けるための販売画面を提供する。
【0014】
104(1)、104(2)、・・・104(n)は注文者が販売商品を注文するために使用する注文者端末である。
【0015】
105はクリエータが画像データを作成したり、販売画面を提供するためのWebページデータを作成したり、各種情報をサポートサーバ101に送信するために使用するクリエータ端末である。
【0016】
101、103〜105の装置はいずれも後述するコンピュータ装置200で構成され、ネットワークインタフェース203を経由してインターネット102に接続され、互いに通信可能である。
【0017】
尚、本実施形態では102をインターネットとして説明するが、データの送受信が可能な媒体であれば、Local Area Network(LAN)など他のネットワークであっても構わない。
【0018】
次に、図2〜図7を参照して、図1に示した販売システムの各構成要素を詳細に説明する。
【0019】
<コンピュータ装置の構成>
図2は、サポートサーバ101、クリエータサーバ103、注文者端末104、およびクリエータ端末105を構成するコンピュータ装置200の一例を示すブロック図である。
【0020】
201は制御プログラムに従ってコンピュータ装置200全体の制御を行うCentral Processing Unit(CPU)である。202はCPU201が実行する制御プログラムや文書データ、画像データ等を格納する内部記憶部であり、Random Access Memory(RAM)やRead Only Memory(ROM)などで構成される。203はインターネット102と接続して各種データを送受信するネットワークインタフェースである。204は各種データやファイルを保存する外部記憶装置であり、磁気ディスク等で構成される。205はディスプレイ、206はキーボード、207はマウス等のポインティングデバイスである。内部記憶部202に格納されているプログラムは、同じく内部記憶部202に格納されているOperating System(OS)の機能を使用し、内部記憶部202に記憶されたデータの内容を読み書きしたり、外部記憶装置204上のファイルの内容を読み書きしたり、ネットワークインタフェース203を通じてデータの送受信を行なったり、キーボード206やポインティングデバイス207から入力された情報や指示を受け取ったり、ディスプレイ205に各種情報やデータの表示を行なったりするために実行される。
【0021】
尚、プログラムは外部記憶装置204から読み込まれて実行されるようにしてもよいし、ネットワークインタフェース203を介して受信されて実行されるようにしてもよい。
【0022】
また、コンピュータ装置200はマイクなどの音声入力部やスキャナなどの画像入力部を備えることもできる。
【0023】
また、コンピュータ装置200は上記したすべての構成要素を必ずしも備える必要はない。例えば、サポートサーバ101やクリエータサーバ103ではディスプレイ205を省略したり、キーボード206やポインティングデバイス207を他のコンピュータ装置200と共有したりするようにしてもよい。
【0024】
<サポートサーバのモジュール構成>
図3は本実施形態のサポートサーバ101のモジュール構成を示すブロック図である。サポートサーバ101はコンピュータ装置200などで構成される。尚、サポートサーバ101はインターネット102上でドメイン名「www.server.jp」により識別される。
【0025】
301〜304はサポートサーバ101の外部記憶装置204上に構成されるデータベースである。データベース301〜304はデータベースプログラム308が外部記憶装置204上のファイル内に論理的に構成したテーブルの集合である。301は印刷商品に関する情報、302はクリエータに関する情報、303は印刷商品にクリエータの画像データを印刷することによって作成される販売商品に関する情報、304は注文者からの販売商品の注文に関する情報をそれぞれ格納するデータベースである。尚、データベース301〜304の構成については図8、図10、図11、図12を参照して後述する。
【0026】
308は内部記憶部202に格納されているデータベースプログラムである。また、内部記憶部202に格納されている任意のプログラムは各テーブル内のレコードへアクセス可能である。ここでのアクセスとは、テーブルへのレコードの追加、テーブルからのレコードの削除、テーブル内のレコードに対する検索等の処理である。
【0027】
305は内部記憶部202に格納されているWebサーバプログラムである。Webサーバプログラムはネットワークインタフェース203を通じて、インターネット102からHyper Text Transfer Protocol(HTTP)リクエストを受信し、Hyper Text Markup Language(HTML)データを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。
【0028】
306は内部記憶部202に格納されているCommon Gateway Interface(CGI)プログラムである。各CGIプログラムはそれぞれCGIプログラム名で識別される。CGIプログラムはCGIインタフェースに準拠したプログラムであって、HTTPリクエストの引数を入力し、HTTPレスポンスの本文(body)を出力するように動作する。
【0029】
尚、CGIプログラムはJava(R)2 Enterprise Edition(J2EE)サーバ上で動作するサーブレット・Java(R) Server Pages(JSP)あるいは、Internet Information Server(IIS)上で動作するActive Server Pages(ASP)あるいは、Perl等のスクリプト言語で記述されたスクリプトなどである。
【0030】
また、HTTPリクエストはUniform Resource Locator(URL)とそれに付随する引数を含む形式である。HTTPリクエストは注文者端末104やクリエータ端末105のネットワークインタフェース203からインターネット102経由でサポートサーバ101やクリエータサーバ103に送信される。
【0031】
また、URLは大きくプロトコル部分とアドレス部分とパス名部分に分かれる。例えば、URLが「http://www.server.jp/cgi/cbs」である場合は、プロトコル部分が「http://」であり、アドレス部分が「www.server.jp」であり、パス名部分が「/cgi/cbs」になる。付随する引数は「引数名=値」で表わすペアを「&」で区切ったものである。たとえば「id=30&pass=XXX」の場合は1つめの引数名が「id」でその値が「30」であり、2つめの引数名が「pass」でその値が「XXX」である。引数の指定方法はHTTPリクエストの種別(method)がGETであるかPOSTであるかによって異なり、GETの場合はURLのパス名の後に「?」に続けて指定し、POSTの場合はHTTPリクエストの本文(body)に指定する。
【0032】
また、HTTPリクエストは静的なリクエストと動的なリクエストに大別される。静的なリクエストとは、Webサーバプログラム305が外部記憶装置204上のファイルの内容をそのままHTMLデータとして送信するように動作するリクエストである。どのファイルの内容を送信するかはURLのうちのパス名部分にしたがってWebサーバプログラム305が決定する。一方、動的なリクエストとは、Webサーバプログラム305がCGIプログラム306に対してCGIインタフェースに従ってHTTPリクエストの引数を入力し、CGIプログラム306の出力をHTMLデータとして送信するように動作するリクエストである。この時、Webサーバプログラム305はHTTPリクエストの引数以外の要素(cookieやHTTPリクエストそのものに関する情報等)も環境変数等を通じてCGIプログラム306が取得できるようにする。尚、Webサーバプログラム305はURLのうちパス名によってHTTPリクエストが静的か動的かを識別する。ここではパス名部分が「/cgi/」で始まっている場合は動的なリクエストとし、「/cgi/」を除いた以降のパス名部分をCGIプログラム名とする。たとえばURLが「http://www.server.jp/cgi/cbs」である場合は、CGIプログラム名を「cbs」と認識する。
【0033】
また、CGIプログラム306はネットワークインタフェース203を通じてインターネット102にHTTPリクエストを送信することができる。また、CGIプログラム306はHTMLレスポンスの本文(body)としてHTMLデータや画像データを受信することができる。
【0034】
<サポートサーバにおけるCGIプログラムの種類およびプログラム名>
図4は、サポートサーバ101におけるCGIプログラム306の種類、URLとのマッピング、およびプログラム名を示す表である。ここでは大別してクリエータ登録用のCGI、販売商品登録用のCGI、注文用のCGIが用意されている。
【0035】
401と402はクリエータ登録用のCGIである。URLはそれぞれ「http://www.server.jp/cgi/welcome1」、「http://www.server.jp/cgi/welcome2」であり、プログラム名はそれぞれ「welcome1」、「welcome2」である。403〜405は販売商品登録用のCGIであって、URLはそれぞれ「http://www.server.jp/cgi/creator1」、「http://www.server.jp/cgi/creator2」、「http://www.server.jp/cgi/creator3」であり、プログラム名はそれぞれ「creator1」、「creator2」、「creator3」である。406、407は注文用のCGIであって、URLはそれぞれ「http://www.server.jp/cgi/order1」、「http://www.server.jp/cgi/order2」であり、プログラム名はそれぞれ「order1」、「order2」である。
【0036】
尚、各CGIプログラムの動作の詳細は図13、図18、図25を参照して後述する。
【0037】
<クリエータサーバのモジュール構成>
図5は本実施形態のクリエータサーバ103のモジュール構成を示すブロック図である。クリエータサーバ103はコンピュータ装置200などで構成される。尚、クリエータサーバ103はインターネット102上でドメイン名「www.creator.jp」により識別される。
【0038】
501はクリエータサーバ103の外部記憶装置204上のファイルであり、その内容はHTMLデータや画像データ、文書データ、音声データなどである。ファイル501は外部記憶装置204上で「ファイルパス名」により一意に識別される。
【0039】
502は内部記憶部202に格納されているWebサーバプログラムである。Webサーバプログラム502はネットワークインタフェース203を通じて、インターネット102からHTTPリクエストを受信し、HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。Webサーバプログラム502は静的なHTTPリクエストのみを受け付けるものとする。また、Webサーバプログラム502はHTTPリクエストのURL内のパス名部分からファイルパス名へのマッピングを行ない、要求されたファイルパス名のファイル501を外部記憶装置204から参照し、その内容を本文(body)とする。
【0040】
<クリエータサーバにおけるファイル>
図6は、クリエータサーバ103におけるURLとファイル501のパス名とのマッピング、および各ファイルの種類と内容を示す表である。大別して印刷画像ファイル、サムネイル画像ファイル、HTMLファイルが用意されている。601と602は印刷画像ファイルに関し、603と604はそれぞれ印刷画像ファイル601と602に対応するサムネイル画像ファイルに関し、605はHTMLファイルに関する情報である。
【0041】
Webサーバプログラム502が601に示すような「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」というURLを含むHTTPリクエストを受信した場合、該URLのパス名部分である「/images/image1.jpg」をファイル501のファイルパス名「/var/www/images/image1.jpg」へとマッピングする。印刷画像ファイル601の内容は、画像サイズは高さ1200ピクセル、横800ピクセルである。尚、印刷画像ファイル602の場合も同様である。
【0042】
Webサーバプログラム502が603に示すような「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」というURLを含むHTTPリクエストを受信した場合、該URLのパス名部分である「/thumb/thumb1.jpg」をファイル501のファイルパス名「/var/www/thumbs/thumb1.jpg」へとマッピングする。尚、サムネイル画像ファイル603は印刷画像ファイル601と対応するサムネイル画像であるから、印刷画像ファイル601と同一のアスペクト比を有する。また、サムネイル画像ファイル603の画像サイズは高さ60ピクセル、幅40ピクセルである。尚、サムネイル画像ファイル604も同様である。
【0043】
605はHTMLファイルである。Webサーバプログラム502は「http://www.creator.jp/html/order.html」というURLのパス名部分「/html/order.html」をファイルパス名「/var/www/html/order.html」へとマッピングする。尚、HTMLファイル605の内容は図26を参照して後述する。
【0044】
<注文者端末、クリエータ端末のモジュール構成>
図7は本実施形態の注文者端末104およびクリエータ端末105のモジュールの構成を示すブロック図である。注文者端末104およびクリエータ端末105はコンピュータ装置200などで構成される。
【0045】
701は内部記憶部202に格納されているWebブラウザである。注文者やクリエータがキーボード206やポインティングデバイス207を使用して閲覧したい情報のURLをWebブラウザ701に入力することにより、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット102に入力されたURLを含むHTTPリクエストが送信される。また、Webブラウザ701はHTTPリクエストの送信と同期して、それと対応するHTTPレスポンスをインターネット102からネットワークインタフェース203を通じて受信する。Webブラウザ701は受信したHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータや画像データをディスプレイ205上にレンダリングすることができる。
【0046】
Webブラウザ701は、HTMLデータの場合はWorld Wide Web Consortium(W3C)の定める規則に応じてHTMLデータの字句的・構文的解釈を行ない、画像データの場合は画像データフォーマットに応じて画像データの解釈を行なう。
【0047】
<データベース>
次に、図8〜図12を参照して、本実施形態において使用するデータベース301〜304のレコード構成について詳細に説明する。
【0048】
<印刷商品データベース>
図8はクリエータの画像データを印刷する印刷商品についての情報を格納した印刷商品データベース301のレコード構成を示す図である。
【0049】
801は印刷商品コードである。印刷商品コード801は印刷商品を一意に識別するためのコードである。印刷商品コード801は印刷商品データベース301内の各レコードにおいて重複しないよう、Primary Key(PK)と指定されている。
【0050】
802は印刷商品名である。印刷商品名802は印刷商品を識別するための任意の文字列である。例えば、A4用紙やL判プロフォトペーパ、ハガキ、マグカップ、Tシャツなどが挙げられる。
【0051】
803はコスト(最低販売価格)である。事業者が印刷商品に画像データを印刷するのに要するコストである。尚、ここで、単位は円とする。
【0052】
804と805は印刷商品に印刷される画像データの許容解像度であり、事業者が要求する解像度である。804、805はそれぞれ許容解像度の高さと幅を表わす。尚、ここで、単位はピクセルとする。
【0053】
806は販売商品の注文数の単位名称である。807は販売商品の商品数の単位名称である。808は1注文数あたりの商品数である。
【0054】
例えば、事業者は、マグカップは1個ずつ販売したいが、ポストカードは5枚を1組として販売したいとする。そして、マグカップは1個を注文単位として1「セット」と呼び、ポストカードは5枚を注文単位として1「組」と呼びたいとする。この場合、印刷商品名802には「マグカップ」、注文数単位名称806には「セット」、商品数単位名称には「個」、1注文数あたりの商品数には「1」が格納される。また、印刷商品名802には「ハガキ」、注文数単位名称806には「組」、商品数単位名称には「枚」、1注文数あたりの商品数には「5」が格納される。
【0055】
また、図9に本実施形態印刷商品データベース301に登録されているレコードの内容の一例を示す。
【0056】
901の印刷商品レコードは、印刷商品コード801に「TS−W−S」、印刷商品名802に「Tシャツ(白)Sサイズ」、コスト(最低販売価格)803に「3000」、許容解像度(高さ)804に「1200」、許容解像度(幅)805に「800」、注文数単位名称806に「セット」、商品数単位名称に「枚」、1注文あたりの商品数808に「1」が格納されている。印刷商品レコード902〜908についても901と同様である。
【0057】
<クリエータデータベース>
図10は印刷商品に印刷される画像データを提供するクリエータに関する情報を格納するクリエータデータベース302のレコード構成を示す図である。
【0058】
1001はクリエータIDであり、クリエータを一意に識別するコードである。クリエータID1001はクリエータデータベース302内の各レコードにおいて重複しないよう、PKと指定されている。
【0059】
1002はクリエータを認証するためのパスワードである。1003〜1007はそれぞれクリエータの氏名、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレスである。1008はインターネット102を介して注文者端末104のディスプレイに販売画面を再生するためにクリエータが提供するWebページのURLである。1009〜1013はそれぞれクリエータが販売商品の支払いを受けるための振込先金融機関、振込先支店、振込先口座種別、振込先口座番号、振込先名義である。
【0060】
クリエータレコードの1001〜1013への登録については、図13を参照して後述する。
【0061】
<販売商品データベース>
図11は、クリエータが販売する販売商品に関する情報を格納する販売商品データベース303のレコード構成を示す図である。
【0062】
1101は販売商品を登録したクリエータのクリエータIDである。クリエータID1101はクリエータデータベース302のクリエータID1001を参照して格納されるので、Foreign Key(FK)と指定されている。
【0063】
1102は販売商品をクリエータごとに識別するための一意なコードが格納される。販売商品データベース303内の各レコードにおいて販売商品ID1102が同一クリエータに対して重複しないよう、クリエータID1101と販売商品ID1102の組み合わせに対してPKと指定されている。
【0064】
1103〜1106は販売商品に関する情報が格納され、図18等を用いて後述する販売商品登録時にクリエータが指定した情報が格納される。
【0065】
1103は印刷商品データベース301の印刷商品コード801を参照して格納されるので、FKと指定されている。1104は印刷画像にアクセスするためのURLが格納される。1105は印刷画像のサムネイル画像にアクセスするためのURLが格納される。1106は販売商品の価格が格納される。
【0066】
<注文データベース>
図12は、注文者に関する情報を格納する注文データベース304のレコード構成を示す図である。
【0067】
1201はオーダIDであり、注文を識別するための一意なコードが格納される。オーダID1201は注文データベース304内の各レコードで重複しないよう、PKと指定されている。
【0068】
1202は注文された販売商品のクリエータIDである。クリエータID1202はクリエータデータベース302のクリエータID1001を参照して格納されるので、FKと指定されている。
【0069】
1203〜1205は図25等を用いて後述する販売商品の注文時に注文者が指定した情報が登録される。1203は販売商品の配送先の住所、1204は販売商品の配送先の氏名、1205は販売商品の配送先の電話番号がそれぞれ格納される。
【0070】
1206と1207は注文者により注文された販売商品に関する情報が格納される。1206は注文された販売商品の商品IDであり、クリエータが登録した販売商品データベース303の販売商品ID(1102)を参照して格納されるので、FKと指定されている。1207は販売商品の注文された個数が格納される。
【0071】
販売商品ID1206と注文個数1207は任意の数だけフィールドを追加することが可能である。図12にはn個目のフィールドとして1206−nと1207−nを示してある。
【0072】
1210は注文された販売商品の合計額が格納される。販売商品ID1206−1〜nをキーとして販売商品データベース303のレコードを参照してそれぞれの販売価格1106を取得する。そして、販売価格1106と注文個数1207−1〜nの積をそれぞれ求め、それらの総和を計算して販売合計額1210に格納する。
【0073】
1211は消費税額であり、販売合計額1210に消費税率(本実施形態においては5%)を乗じて求めた値が格納される。
【0074】
販売合計額1210と消費税額1211との和が、注文者が注文内容に対して課金される課金額になる。
【0075】
1212はコスト合計額が格納される。販売商品ID1206−1〜nをキーとして販売商品データベース303を参照して印刷商品コード1103を取得する。さらに、印刷商品コード1103をキーとして印刷商品データベース301を参照してコスト(最低販売価格)803を取得する。そして、コスト(最低販売価格)803と注文個数1207−1〜nの積をそれぞれ求め、それらの総和を計算してコスト合計額1212に格納する。
【0076】
1213は注文が成立したかどうかを示す本注文フラグである。本注文フラグ1213は「OFF」か「ON」かいずれかの状態を取る。注文者の操作により注文が確定されるまでは本注文フラグ1213は「OFF」であり、注文者の操作により注文が確定されてはじめて本注文フラグ1213は「ON」になる。
【0077】
<クリエータ登録>
次に、図13〜図17を参照して、クリエータが本実施形態におけるサポートサーバ101にオンライン登録を行なう処理について詳細に説明する。
【0078】
図13はクリエータ登録処理のシーケンスを示す図である。
【0079】
ステップS1301:
クリエータはクリエータ端末105のWebブラウザ701に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用してクリエータ登録画面表示用URL「http://www.server.jp/cgi/welcome1」(図4の401参照)を入力し、クリエータ登録ページの閲覧を指示する。Webブラウザ701はクリエータ登録画面表示用URLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が該HTTPリクエストを受信し、Webサーバ305はクリエータ登録画面表示用URLに対するCGIプログラム306として「welcome1」をマッピングする(図4の401参照)。
【0080】
ステップS1302:
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「welcome1」へHTTPリクエストの引数を入力する。尚、ここで引数は空である。CGIプログラム「welcome1」はクリエータ登録画面を表わすHTMLデータを出力し、サポートサーバ101のWebサーバ305はクリエータ登録画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスの本文(body)部分であるクリエータ登録画面表示用HTMLデータをディスプレイ205上にレンダリングする。
【0081】
レンダリングの終了した様子を図14に示す。クリエータ登録画面1400はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。フォームを使用すると、HTTPリクエストの送信先URLと、その引数を指定することができる。ここではURLとしてクリエータ登録内容入力用URL「http://www.server.jp/cgi/welcome2」(図4の402参照)が指定されているものとする。また、1401〜1413に示すのはクリエータに関する情報を入力または選択するためのフィールドであって、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。1401はクリエータID、1402はクリエータがサポートサーバにログインする際に使用するパスワード、1403はクリエータの氏名、1404はクリエータの郵便番号、1405はクリエータの住所、1406はクリエータの電話番号、1407はクリエータの電子メールアドレス、1408はクリエータが提供する販売のホームページのURL、1409はクリエータの振込先金融機関、1410はクリエータの振込先支店、1411はクリエータの振込先口座種別、1412はクリエータの振込先口座番号、1413はクリエータの振込先名義をそれぞれ入力するためのフィールドである。また、振込先口座種別1411は選択用のフィールドで、他は入力用のフィールドである。
【0082】
ステップS1303:
クリエータはクリエータ端末105のWebブラウザ701に表示されたクリエータ登録用画面1400に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力または選択用のフィールド1401〜1413において入力または選択を行なう。
【0083】
クリエータによる入力または選択が行われた例を図15に示す。ここで、パスワード入力フィールド1502が「*****」と表示されているが、これは機密性を高めるために入力内容をディスプレイ205にエコーバックしていないためであり、実際には「XXX」が入力されているものとする。入力フィールド1502に対応するHTTPリクエストの引数も「*****」ではなく「XXX」が送信される。
【0084】
また、入力フィールド1508に入力されているのはクリエータサーバ103が用意する販売用ページで、図6の605に示したHTMLファイルにマッピングされるURLが指定されている。
【0085】
クリエータが入力または選択処理の終了後、キーボード206やポインティングデバイス207を使用してOKボタン1514を押下操作することにより、Webブラウザ701はクリエータ登録内容入力用URL「http://www.server.jp/cgi/welcome2」(図4の402参照)とフィールド1501〜1513に示す内容を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が該HTTPリクエストを受信し、クリエータ登録内容入力用URLに対するCGIプログラム306として「welcome2」をマッピングする(図4の402参照)。
【0086】
ステップS1304:
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「welcome2」へHTTPリクエストの引数を入力する。引数は前述のように図15のフィールド1501〜1513で入力または選択された内容である。CGIプログラム「welcome2」は処理の前に引数のチェックを行なう。
【0087】
最初に、クリエータID1501が空でないかをチェックし、空ならエラーとしてステップS1305に進む。
【0088】
次に、クリエータID1501が空でなければ、クリエータID1501をキーとしてデータベースプログラム308に対し、クリエータデータベース302のレコードの検索を指示する。図10に示したとおりクリエータデータベース302においてクリエータID1001はPKであるため、複数レコードにおけるクリエータIDの重複はできない。このため、もし検索の結果該当するレコードが見つかればエラーとしてステップS1305に進む。
【0089】
検索の結果該当するレコードが見つからなければ、ステップS1306に進む。
【0090】
なお、ステップS1304において他のチェックも行なってよい。一例を挙げると、郵便番号1504や住所1505が実在のものであるかのチェック、電話番号1506の桁数や市外局番・局番のチェック、メールアドレス1507のフォーマットや到達性のチェック、販売用ページURL1508のフォーマットや到達性のチェック、振込先金融機関1509が実在のものであるかどうかのチェック、振込先口座番号1512の桁数のチェック等である。
【0091】
ステップS1305:
ステップS1304でCGIプログラム「welcome2」がHTTPリクエストの引数をチェックした結果がエラーであった場合、CGIプログラム「welcome2」はエラー画面を表わすHTMLデータを出力する。
【0092】
サポートサーバ101のWebサーバ305はエラー画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスの本文(body)部分であるエラー画面表示用HTMLデータをディスプレイ205上にレンダリングする。
【0093】
レンダリングされた様子は図15に示すクリエータ登録内容入力画面にエラー内容を示すメッセージが追加表示されたものである。
【0094】
ステップS1306:
ステップS1304でCGIプログラム「welcome2」がHTTPリクエストの引数のチェックに成功した場合、CGIプログラム「welcome2」は続いて引数で指定されたクリエータ情報の登録処理を行なう。
【0095】
まず、CGIプログラム「welcome2」はデータベースプログラム308に対してクリエータデータベース302に新規レコードの追加を指示する。前述のようにクリエータDBは図10に示すレコード構成を有しており、フィールド1501の入力値がクリエータID1001に、フィールド1502の入力値がパスワード1002に、フィールド1503の入力値が氏名1003に、フィールド1504の入力値が郵便番号1004に、フィールド1505の入力値が住所1005に、フィールド1506の入力値が電話番号1006に、フィールド1507の入力値がメールアドレス1007に、フィールド1508での入力値が販売用ページURL1008に、フィールド1509の入力値が振込先金融機関1009に、フィールド1510の入力値が振込先支店1010に、フィールド1511での選択値が振込先口座種別1011に、フィールド1512の入力値が振込先口座番号1012に、フィールド1513の入力値が振込先名義1013に、それぞれ登録される。登録したレコードの内容を図16に示す。
【0096】
ステップS1307:
クリエータデータベース302へのレコードの登録が終了すると、CGIプログラム「welcome2」はクリエータ登録終了画面を表わすHTMLデータを出力する。サポートサーバ101のWebサーバ305がクリエータ登録終了画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、クリエータ端末105のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0097】
レンダリングの終了した様子を図17に示す。クリエータ登録終了画面1700では、クリエータによる各種情報の入力後、引き続き販売商品を登録させるために、販売商品登録用のURL1701が表示されている。販売商品登録用URL1701はサポートサーバ101がクリエータの販売商品登録用に用意しているCGIのURLであり、図4の403に示しているURLと等しい。
【0098】
<販売商品登録>
次に、図18〜図23を参照して、登録の終了したクリエータが本実施形態のサポートサーバ101に対して販売商品の登録を行なう処理について詳細に説明する。
【0099】
図18は販売商品登録処理のシーケンスを示す図である。
【0100】
ステップS1801:
クリエータはクリエータ端末105のWebブラウザ701に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して販売商品登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/creator1」(図4の403、図17の1701参照)の閲覧を指示する。Webブラウザ701は販売商品登録用URLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が該HTTPリクエストを受信し、販売商品登録用URLに対するCGIプログラム306として「creator1」をマッピングする(図4の403参照)。
【0101】
ステップS1802:
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「creator1」へHTTPリクエストの引数を入力する。尚、ここでは引数は空である。CGIプログラム「creator1」はクリエータログイン画面を表わすHTMLデータを出力し、Webサーバ305はクリエータログイン画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、該HTTPレスポンスの本文(body)部分であるクリエータログイン画面表示用HTMLデータをディスプレイ205上にレンダリングする。
【0102】
レンダリングの終了した様子を図19に示す。クリエータ登録ログイン画面1900はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。ここではHTTPリクエストの送信先URLとしてクリエータログイン処理用のURL「http://www.server.jp/cgi/creator2」(図4の404参照)が指定されているものとする。また、1901と1902は入力用のフィールドであって、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。
【0103】
ステップS1803:
クリエータはクリエータ端末105のWebブラウザ701に表示されたクリエータログイン画面1900に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力操作を行なう。
【0104】
入力を行なった例を図20に示す。ここで、パスワード入力フィールド2002が「*****」と表示されているが、これは機密性を高めるために入力内容をディスプレイ205にエコーバックしていないためであり、実際には「XXX」が入力されているものとする。入力フィールド2002に対応するHTTPリクエストの引数も「*****」ではなく「XXX」が送信される。
【0105】
クリエータがキーボード206やポインティングデバイス207を使用してOKボタン2003を押下操作すると、クリエータ端末105のWebブラウザ701はクリエータログイン処理用URL「http://www.server.jp/cgi/creator2」(図4の404参照)とフィールド2001〜2002に入力した文字列を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が該HTTPリクエストを受信し、クリエータログイン処理用URLに対するCGIプログラム306として「creator2」をマッピングする(図4の404参照)。
【0106】
ステップS1804:
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「creator2」へHTTPリクエストの引数を入力する。ここでは、クリエータIDとして「XXX」、パスワードとして「XXX」が入力される。CGIプログラム「creator2」は引数のチェックを行なう。
【0107】
最初に、CGIプログラム「creator2」は引数のクリエータIDとパスワードの少なくとも一方が空でないかどうかをチェックする。空ならエラーとしてステップS1805に進む。
【0108】
次に、CGIプログラム「creator2」は引数のクリエータIDをキーとしてデータベースプログラム308に対しクリエータデータベース302のレコードを検索するよう指示する。該当するレコードが見つからなければエラーとしてステップS1805に進む。
【0109】
最後に、CGIプログラム「creator2」は見つかったレコードのパスワード1002と引数のパスワードを比較する。一致しなければエラーとしてステップS1805に進む。
【0110】
図10に示したとおりクリエータデータベース302においてクリエータID1001はPKであるため、該当するレコードは多くても1件しか存在しない。このため、もしレコードが見つかってパスワードが一致すればチェックに成功することになる。
【0111】
本実施形態では、クリエータIDが「XXX」、パスワードが「XXX」のレコードが図16に示すように1つだけ該当するのでチェックに成功したとする。チェック成功の場合はステップS1806に進む。
【0112】
尚、クリエータIDとパスワードの少なくとも一方が空でないかどうかのチェックを、図19〜図20に示すクリエータログイン画面を構成するHTMLデータにおいて、Java(R)Script等によって記述したスクリプトで行なうこともできる。この場合、チェックはクリエータ端末105のWebブラウザ701で行なわれるので、引数が空の場合であればステップS1803やステップS1805の通信が発生することを省略することができる。ただし、その場合であっても、CGIプログラムが引数を改竄された悪意あるHTTPリクエストを受信して誤動作することを防ぐために、通常はステップS1804においても引数が空かどうかのチェックを行なう。尚、他の場合であっても、CGIプログラムで引数が空かどうかのチェックを行なう場合は同様に適用できるものとする。
【0113】
ステップS1805:
ステップS1804でCGIプログラム「creator2」がHTTPリクエストの引数のチェックでエラーであった場合、CGIプログラム「creator2」はエラー画面を表わすHTMLデータを出力する。Webサーバ305がエラー画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネットに送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、該HTTPレスポンスの本文(body)部分であるクリエータログイン画面表示用HTMLデータをクリエータ端末105のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0114】
レンダリングされた様子は図20で示すクリエータログイン画面にエラー内容を示すメッセージを追加表示したものである。
【0115】
ステップS1806:
ステップS1804でCGIプログラム「creator2」がHTTPリクエストの引数のチェックに成功した場合、CGIプログラム「creator2」は販売商品登録画面を表わすHTMLデータを出力する。Webサーバ305は販売商品登録画面表示用HTMLデータを含むHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、クリエータ端末105のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0116】
レンダリングの終了した様子を図21に示す。販売商品登録画面はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。ここではHTTPリクエストの送信先URLとして販売商品登録処理用のURL「http://www.server.jp/cgi/creator3」(図4の405参照)が指定されているものとする。
【0117】
2101に示すのは印刷商品選択用のフィールドである。クリエータがキーボード206やポインティングデバイス207を使用してドロップダウンすると、2106に示すように、印刷商品データベース301に登録されている印刷商品(図9参照)から1つを選択できるようになる。これはCGIプログラム「creator2」がHTMLデータを出力する際にデータベースプログラム308を通じて印刷商品データベース301にアクセスし、登録されている印刷商品の一覧(図9参照)を取得し、その印刷商品一覧を使用してHTMLのフォーム機能にあるSELECT文を生成していることによる。SELECT文では選択項目をOPTION文の一覧で表わす。OPTION文にはHTTPリクエストの引数として送られる文字列をVALUE属性で指定し、ディスプレイ205にレンダリングされる表示用の文字列を値で指定する。ここでは引数として印刷商品データベース301の印刷商品コード801、表示用の文字列として印刷商品データベース301の印刷商品名802を使用するものとする。図9の印刷商品一覧により、CGIプログラム「creator2」は以下のようなSELECT文を生成する。
【0118】
<SELECT>
<OPTION>選択してください</OPTION>
<OPTION value=’TS−W−S’>Tシャツ(白) Sサイズ</OPTION>
<OPTION value=’TS−W−M’>Tシャツ(白) Mサイズ</OPTION>
<OPTION value=’TS−W−L’>Tシャツ(白) Lサイズ</OPTION>
<OPTION value=’PST−N−A0’>ポスター (光沢紙) A0</OPTION>
<OPTION value=’PST−L−A0’>ポスター (ラミネート) A0</OPTION>
<OPTION value=’PC’>ポストカード</OPTION>
<OPTION value=’MC−W’>マグカップ (白)</OPTION>
<OPTION value=’MC−BLK’>マグカップ (黒)</OPTION>
</SELECT>
このSELECT文をWebブラウザ701がレンダリングすることにより、2101に示す選択フィールドが表示され、ドロップダウン時には2106に示す表示になる。
【0119】
2102〜2104に示すのは入力用のフィールドであって、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。2102は印刷画像URL、2103はサムネイル画像URL、2104は販売価格の入力用フィールドである。
【0120】
尚、この時、CGIプログラム「creator2」はクリエータ端末105に対してセッションを確立し、ログインに成功したクリエータのクリエータID「XXX」をセッションデータに保存する。
【0121】
ここでセッションとセッションデータについて説明する。通常、HTTPを使用した通信は非永続的であり、ある時点でクリエータ端末105がサポートサーバ101に送信するHTTPリクエスト(A)と、別の時点でクリエータ端末105がサポートサーバ101に送信するHTTPリクエスト(B)とは何らの関連を持たない。セッションとはクリエータ端末105とサポートサーバ101との間で仮想的に永続的なHTTP通信を行なっているようにサポートサーバ101が管理する仕組みで、上述のHTTPリクエスト(A)とHTTPリクエスト(B)が関連があることをサポートサーバ101が認識できるようにする。セッションは通常cookieを使用して実現される。まず、サポートサーバ101側でセッションを開始したい時に、一意なセッションIDを生成し、クリエータ端末105に送信するHTTPレスポンスにcookieとしてセッションIDを付加しておく。以降クリエータ端末105からサポートサーバ101に送信されるHTTPリクエストにはこのcookieが付加されているので、サポートサーバ101は送信されてきたHTTPリクエストからcookieを通じてセッションIDを取得できる。セッションIDが取得でき、かつ、以前に発行したものと等しければ、セッションIDを発行した時のHTTPリクエストと、今回のHTTPリクエストとが関連がある(同一セッション内のHTTPリクエストである)ことが認識できる。こうして仮想的に永続的なHTTP通信が確立されるわけであるが、その永続性の期間は長くてもcookieの寿命内である。セッションデータとはセッションIDをキーとして内部記憶部202に保持されるデータであり、仮想的に確立された永続的なHTTP通信において、永続性の期間中は任意の時点でサポートサーバ101のWebサーバ305やCGIプログラム306が読み書きできる。
【0122】
ステップS1807:
クリエータはクリエータ端末105のWebブラウザ701に表示された販売商品登録画面2100に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力や選択を行なう。
【0123】
入力および選択を行なった例を図22に示す。ここでは印刷商品2201として「Tシャツ(白)Sサイズ」が選択されており、以下入力項目として、印刷画像URL(2202)に「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」、サムネイル画像URL(2203)に「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」、販売価格2204に「4000」が入力されている。
【0124】
クリエータがキーボード206やポインティングデバイス207を使用してOKボタン2205を押下操作すると、Webブラウザ701は販売商品登録処理用のURL「http://www.server.jp/cgi/creator3」(図4の405参照)と、2201〜2204で選択・入力された文字列を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。2201に関しては前述のように引数として送信される文字列と表示用の文字列が異なるので、選択されているのは「Tシャツ(白)Sサイズ」であるが、引数として送信される文字列は前述のSELECT文を参照して「TS−W−S」である。
【0125】
こうして送信されたHTTPリクエストはインターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が受信し、Webサーバ305は販売商品登録処理用URLに対するCGIプログラム306として「creator3」をマッピングする(図4の405参照)。
【0126】
ステップS1808:
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「creator3」へHTTPリクエストの引数を入力する。ここでは印刷商品コードとして「TS−W−S」、印刷画像URLとして「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」、サムネイル画像URLとして「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」、販売価格として「4000」が入力される。
【0127】
CGIプログラム「creator3」はまず印刷画像URL「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」を含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。図3に示したように、CGIプログラム自身がHTTPリクエストの送信・HTTPレスポンスの受信を行なうことができる。送信されたHTTPリクエストはインターネット102を介してクリエータサーバ103のWebサーバ502が受信する。Webサーバ502は図6に示したマッピングに従い、URL「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」をファイルパス名「/var/www/images/image1.jpg」にマッピングする。Webサーバ502はファイルパス名「/var/www/images/image1.jpg」で識別される画像ファイル501を外部記憶装置204から読み込み、画像ファイルの内容を本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。HTTPレスポンスはインターネット102を介してサポートサーバ101のCGIプログラム「creator3」が受信する。CGIプログラム「creator3」はHTTPレスポンスの本文(body)から画像ファイルの内容を読み込み、外部記憶装置204上に一時的な画像ファイルとして保存する。以降この画像ファイルを〔A〕とする。もし引数で指定された印刷画像URLが空だったり、送信したHTTPリクエストに対してクリエータサーバ103のWebサーバ502がエラーを返してきたりした場合は、ステップS1810に進む。正常に保存できた場合は次のステップS1809に進む。
【0128】
ステップS1809:
CGIプログラム「creator3」は引数のチェックを行なう。
【0129】
最初に、CGIプログラム「creator3」は2201で選択された印刷商品に対応する印刷商品コードが空でないかどうかをチェックする。空ならエラーとしてステップS1810に進む。2201では「選択してください」が選択されている場合、送信されてくる引数の値は空である。次に、CGIプログラム「creator3」は印刷商品コードが正しいかどうかをチェックする。2101では送信される引数の値をOPTION文で列挙しているので、あらかじめOPTION文で指定しておいた値しか送信されてこないはずであるが、なりすまし等でHTTPリクエストを改竄して送信される可能性も考えられる。このため、CGIプログラム「creator3」は印刷商品IDをキーとしてデータベースプログラム306に対し印刷商品データベース301のレコードの検索を指示する。該当するレコードが見つからなければエラーとしてステップS1810に進む。ここで見つかったレコードは以降のチェックでも使用することになるので、〔B〕とする。ここでは印刷商品コードとして「TS−W−S」が入力されてきているので、印刷商品データベース301のレコード(図9)のうちレコード901が見つかる。
【0130】
次に2202で入力された印刷画像URLをチェックする。ステップS1808で印刷画像URL「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」から印刷画像を取得しているので、URLの到達性チェックは終了している。ここでは外部記憶装置204上に一時的に保存した画像ファイル〔A〕の解像度のチェックを行なう。上記の印刷商品検索で見つかったレコード〔B〕には許容解像度(高さ)と許容解像度(幅)が指定されている。図9の901を参照すると、印刷商品コード「TS−W−S」においてはそれぞれ1200ピクセルと800ピクセルである。外部記憶装置204上に一時的に保存した画像ファイル〔A〕の解像度がこの許容解像度と等しいかどうかチェックする。図6の601に示したように、URL「http://www.creator.jp/images/image1.jpg」で指定される画像ファイル〔A〕のサイズは高さ1200ピクセル、幅800ピクセルであることから、このチェックは成功する。解像度が適切でないと判断された場合はエラーとしてステップS1810に進む。
【0131】
次に2203で入力されたサムネイル画像URLをチェックする。ここでは入力されたサムネイル画像URL「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」を含むHTTPリクエストを送信し、クリエータサーバ103のWebサーバ502が正常にHTTPレスポンスを返してくるかどうかだけをチェックする。もし引数で指定されたサムネイル画像URLが空だったり、送信したHTTPリクエストに対してクリエータサーバ103のWebサーバ502がエラーを返してきたり、応答がなかった場合は、エラーとしてステップS1810に進む。ここでは図6の601に示したようにURL「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」に対するファイルパス名へのマッピングが存在することから、このチェックは成功する。
【0132】
最後に2204で入力された販売価格をチェックする。上記の印刷商品検索で見つかったレコード〔B〕にはコスト(最低販売価格)が指定されている。図9の901を参照すると、印刷商品コード「TS−W−S」においては「3000」円である。ここでは入力された販売価格がコスト(最低販売価格)以上であるかどうかのチェックを行なう。もし引数で指定された販売価格が空だったり、コスト(最低販売価格)を下回ったりした場合は、チェック失敗としてステップS1810に進む。ここでは「4000」円が入力されていることから、このチェックは成功する。
【0133】
ステップS1810:
ステップS1808で印刷画像の取得に失敗した場合、あるいはステップS1809で引数のチェックがエラーであった場合は、CGIプログラム「creator3」はエラー画面を表わすHTMLデータを出力する。Webサーバ305がHTTPレスポンスを送信し、インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、クリエータ端末105のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0134】
レンダリングされた様子は図22に示す販売商品登録画面2200にエラー内容を示すメッセージを追加表示したものである。
【0135】
ステップS1811:
ステップS1809で引数のチェックに成功した場合、CGIプログラム「creator3」は販売商品データベース303に販売商品レコード(図11)の登録処理を行なう。
【0136】
まず、CGIプログラム「creator3」は販売商品ID1102の新規発行処理を行なう。図11に示したように販売商品ID1102はクリエータID1101との組み合わせでPKと指定されている。したがって、販売商品ID1102は同一クリエータID1101を持つ複数レコードにおいて重複しないように発行する必要がある。ここでは、販売商品IDを数値形式で持つこととし、常に既存の販売商品IDを上回る数値を新規発行することにする。すなわち、CGIプログラム「creator3」はデータベースプログラム308に対してクリエータID「XXX」をキーとしてレコードの検索を行い、見つかったレコードの販売商品ID1102を順に参照し、そのうちの最大値+1を新規に発行する販売商品IDとする。レコードが一件も見つからなかった場合は販売商品IDを「1001」とする。
【0137】
なお、販売商品IDの発行方法は上記に限るものではなく、販売商品データベース303にクリエータごとのシーケンス(データベース管理の連番発番機能)を作成しておいてそれを使用してもいいし、販売商品データベース303全体でシーケンスを1つだけ用意しておいて全クリエータで共通に使用してもいいし、その他時間や乱数を使って一意な値を生成するなど、クリエータごとの一意性が保証できるものならどのような方法でも構わない。
【0138】
次に、CGIプログラム「creator3」はデータベースプログラム308に対して販売商品データベース303に新規レコードの追加を指示する。前述のように販売商品データベースは図11に示すレコード構成をしており、セッションデータから取得したクリエータIDがレコードのクリエータID1101に、新規発行した販売商品IDがレコードの販売商品ID1102に、2201の選択に対応する印刷商品コードがレコードの印刷商品コード1103に、2202で入力した印刷画像URLがレコードの印刷画像URL1104に、2203で入力したサムネイル画像URLがレコードのサムネイル画像URL1105に、2204で入力した販売価格がレコードの販売価格1106に、それぞれ登録される。
【0139】
ステップS1812:
販売商品データベース303へのレコードの登録が終了すると、CGIプログラム「creator3」は登録結果画面を表わすHTMLデータを出力する。Webサーバ305がHTTPレスポンスをインターネット102に送信し、インターネット102を介してクリエータ端末105のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、クリエータ端末105のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0140】
レンダリングの終了した様子を図23に示す。ここで2302に表示されているのは2201で選択した印刷商品、2303に表示されているのは2202で入力した印刷画像URL、2304に表示されているのは2203で入力したサムネイル画像URL、2305に表示されているのは2204で入力した販売価格である。2301に表示されているのは、登録した販売商品をサポートサーバ101に注文するためのURLである。まず、「?」以降の引数を除くURLは、図4の406に示すように、「商品をカートに追加する」CGIプログラムにマッピングされるURLである。「?」以降の引数は2つあり、1つは引数名「cid」に対し値「XXX」を指定し、クリエータIDを表わす。もう1つは引数名「pid」に値「1001」を指定し、販売商品IDを表わす。
【0141】
尚、図18のステップS1808でダウンロードした印刷画像をクリエータサーバ103の外部記憶装置204にキャッシュし、次回以降に同一印刷画像に対して販売商品の登録があったときに再利用することができる。また、キャッシュされた印刷画像は印刷商品への印刷にも使用することができる。また、キャッシュされた印刷画像を用いる際には、クリエータサーバ103上の印刷画像URLにマッピングされる画像ファイル501が更新されているかどうかのチェックが必要であり、また、更新されていればキャッシュされた印刷画像を更新する必要があるのはもちろんである。
【0142】
<注文処理>
次に、図24〜図30を参照して、注文者がクリエータサーバ103の提供するホームページにアクセスして販売商品の注文を行なう処理について詳細に説明する。
【0143】
図24はクリエータID「XXX」のクリエータが販売商品データベース303に対して登録したレコードの内容を示す表である。販売商品レコード2401〜2404は上記した販売商品登録処理において登録された販売商品に関する情報を格納する。
【0144】
図25は注文処理のシーケンスを示す図である。
【0145】
ステップS2501(販売画面の提供):
注文者は注文者端末104のWebブラウザ701に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して、クリエータが提供する販売用ページURL「http://www.creator.jp/html/order.html」(図6の605および図16の1608参照)を入力して閲覧を指示する。注文者端末104のWebブラウザ701は販売用ページURLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。
【0146】
インターネット102を介してクリエータサーバ103のWebサーバ502が該HTTPリクエストを受信し、販売用ページURLに対するHTMLファイルとして「/var/www/html/order.html」(図6の605参照)をマッピングする。
【0147】
ステップS2502(販売画面の表示):
Webサーバ502はHTMLファイル「/var/www/html/order.html」の内容を本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。
【0148】
インターネット102を介して注文者端末104のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスの本文(body)部分である販売用画面を表すHTMLデータを注文者端末104のディスプレイ205上にレンダリングする。
【0149】
レンダリングの終了した販売用画面の様子を図26に示す。販売用画面2600は販売画面表示用HTMLファイル「/var/www/html/order.html」の内容に基づいている。尚、販売画面表示用HTMLファイルは、クリエータがサポートサーバ101の販売商品データベース303に登録した販売商品(図24参照)の注文をインターネット102上で注文者から受け付けるために、クリエータサーバ103から提供するものである。例えば、クリエータがクリエータ端末105を使用して作成する。
【0150】
販売画面表示用HTMLファイルには、ディスプレイ205上にサムネイル2601を表示させるために販売商品レコード2401のサムネイル画像URL「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」がHTMLの<IMG>文で記述されている。また、販売画面表示用HTMLファイルは、販売商品レコード2401の印刷商品コード「TS−W−S」をキーとして印刷商品データベースから参照された印刷商品名「Tシャツ(白)Sサイズ」(図9の901参照)や、販売商品レコード2401の販売価格「4000」円を2602に表示するよう記述されている。また、販売画面表示用HTMLファイルは、サポートサーバ101が販売商品レコード2401の販売用URLとして発行した「http://www.server.jp/cgi/order1?cid=XXX&pid=1001」2301を「カートに入れる」ボタン2603の販売リンク先URLとしてHTMLの<A>文で指定している。2604〜2612についても同様である。
【0151】
ステップS2503(販売画面への入力):
注文者は注文者端末104のWebブラウザ701に表示された販売画面2600に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して「カートに入れる」ボタン2603、2606、2609、2612の押下操作を行なう。「カートに入れる」ボタン2603、2606、2609、2612のいずれかが押下操作されると、注文者端末104のWebブラウザ701は押下操作された「カートに入れる」ボタンに対して販売画面表示用HTMLファイル内の<A>文で指定された販売リンク先URLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。たとえば「カートに入れる」ボタン2603が押下操作されると、Webブラウザ701は指定された販売リンク先URL「http://www.server.jp/cgi/order1?cid=XXX&pid=1001」を含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。
【0152】
インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が該HTTPリクエストを受信し、該販売リンク先URLに対するCGIプログラム306として「order1」をマッピングする(図4の406参照)。
【0153】
ステップS2504(注文レコード/仮想カートの作成):
CGIプログラム「order1」は注文者端末104との間でセッションが開始されているかどうかを調べる。
【0154】
セッションが開始されていなければ、CGIプログラム「order1」はセッションを一意に識別するためのオーダIDを発行し、データベースプログラム308に対して注文データベース304に新規レコード(図12参照)の追加を指示する。データベースプログラム308は、新規発行されたオーダIDをオーダID1201に、引数「cid=XXX」で指定されたクリエータID「XXX」をクリエータID1202に、引数「pid=1001」で指定された販売商品ID「1001」を販売商品ID#11206−1に、本注文フラグ1213を「OFF」に設定した新規レコードを追加する。
【0155】
ここで、オーダIDの新規発行方法については前述の販売商品IDの新規発行方法と同様とする。すなわち、オーダIDを数値形式で持つことにし、常に既存のオーダIDを上回る数値を発行する。
【0156】
一方、セッションが開始されていれば、CGIプログラム「order1」はHTTPリクエストから後述するcookieからオーダIDを取得する。そして、CGIプログラム「order1」はデータベースプログラム308に対してオーダIDをキーとして注文データベース303の注文レコード(図12参照)の検索を指示する。次に、CGIプログラム「order1」は見つかったレコードのクリエータID1202と引数「cid=XXX」で指定されたクリエータID「XXX」とを比較する。もし一致しなければ、このオーダIDで指定される仮想カートには別のクリエータの販売商品が対応付けられているので、上述の新規セッションであった場合と同様に新規オーダIDの発行処理などを行なう。一方、もし一致すれば、見つかった注文レコードに対して、引数「pid=1001」で指定された販売商品ID「1001」を追加する。たとえば見つかった注文レコードに販売商品ID#1、販売商品ID#2、販売商品ID#3が既存であれば、販売商品ID#4として販売商品ID「1001」を追加する(図12参照)。
【0157】
ここで、注文データベース303の注文レコードに格納される内容が図29に示す状態になったとする。オーダID2901は「1001」、クリエータID2902は「XXX」が格納されている。また、この注文レコードには販売商品が2つ追加され、1つ目は販売商品ID#1(2906−1)「1002」であり、2つ目は販売商品ID#2(2906−2)「1004」である。本注文フラグ2913は「OFF」である。
【0158】
ステップS2505(注文画面の提供):
CGIプログラム「order1」は注文レコード2900の内容、つまり、オーダID2901「1001」で指定される仮想カートの内容を表示すると同時に、販売商品の注文を行なうための注文画面を表わすHTMLデータを出力する。Webサーバ305は注文画面表示用HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。ここで、CGIプログラム「order1」はHTTPレスポンスにcookieとしてオーダIDを付加する。
【0159】
インターネット102を介して注文者端末104のWebブラウザ701が該HTTPレスポンスを受信し、HTTPレスポンスの本文(body)部分である注文画面表示用HTMLデータを注文者端末104のディスプレイ205上にレンダリングする。また、Webブラウザ701はcookieに付加されたオーダIDを内部記憶部202または外部記憶装置204に保存する。
【0160】
レンダリングの終了した注文画面の様子を図27に示す。注文画面はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。ここではHTTPリクエストの送信先URLとして注文内容入力用URL「http://www.server.jp/cgi/order2」(図4の407参照)が指定されているものとする。
【0161】
2701〜2704に表示されているのは、CGIプログラム「order1」が注文レコード2900の販売商品ID#1(2906−1)に相当する販売商品の情報を表示するためにHTMLデータを出力する際に生成したものである。まず、CGIプログラム「order1」はデータベースプログラム308に対し、クリエータID2902「XXX」と販売商品ID#1(2906−1)「1002」とをキーとして販売商品データベース303のレコードを検索するよう指示する。その結果、販売商品レコード2402(図24参照)を得る。次に、CGIプログラム「order1」は販売商品レコード2402のサムネイル画像URL「http://www.creator.jp/thumb/thumb1.jpg」をHTMLの<IMG>文で記述してHTMLデータを生成する。このHTMLデータの記述がWebブラウザ701により解析されると、サムネイル画像2701がディスプレイ205上に表示される。また、CGIプログラム「order1」はデータベースプログラム308に対し、販売商品レコード2402の印刷商品コード「TS−W−M」をキーとして印刷商品データベース301を検索するよう指示する。その結果、印刷商品レコード902を得る。次に、印刷商品レコード902の印刷商品名「Tシャツ(白)Mサイズ」2702を表示するようHTMLデータを生成する。また、CGIプログラム「order1」は販売商品ID#1(2906−1)の注文個数2907を入力し、HTTPリクエストの引数をするためのフィールド2703、印刷商品レコード902の注文数単位名称、商品数単位名称、注文あたり商品数から、「セット(1セット=1枚)」を表示するようHTMLデータを生成する。2705〜2708も同様である。
【0162】
2709〜2711に示すのは入力用のフィールドであって、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。2709は配送先住所、2710は配送先氏名、2711は配送先電話番号が入力される。
【0163】
ステップS2506(注文画面への入力):
注文者は注文者端末104のWebブラウザ701に表示された注文画面2700に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力を行なう。
【0164】
注文者が入力を行なった例を図28に示す。ここでは販売商品ID#1(2906−1)の注文個数2803が「2」、販売商品ID#2(2906−2)の注文個数2807が「1」、配送先住所2809が「川崎市中原区今井上町×○△」、配送先氏名2810が「小杉花子」、配送先電話番号2811が「044−×××−○○○○」が入力されている。
【0165】
注文者がキーボード206やポインティングデバイス207を使用して注文ボタン2812を押下操作すると、Webブラウザ701は注文内容入力用URL「http://www.server.jp/cgi/order2」(図4の407参照)と、2803、2807、2809〜2811で入力された文字列を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。
【0166】
インターネット102を介してサポートサーバ101のWebサーバ305が送信されたHTTPリクエストを受信し、注文内容入力用URLに対するCGIプログラム306として「order2」をマッピングする(図4の407参照)。
【0167】
ステップS2507(注文レコードの設定):
Webサーバ305はマッピングしたCGIプログラム「order2」へHTTPリクエストの引数を入力する。ここでは販売商品ID#1の注文個数として「2」、販売商品ID#2の注文個数として「1」、配送先住所として「川崎市中原区今井上町×○△」、配送先氏名として「小杉花子」、配送先電話番号として「044−×××−○○○○」が入力される。
【0168】
セッションはステップS2504で開始されているので、CGIプログラム「order2」はHTTPリクエストからcookieを通じてオーダIDを取得することができる。CGIプログラム「order2」はデータベースプログラム308に対して取得されたオーダIDを引数として注文データベース303のレコードの検索を指示する。その結果、注文レコード2900(図29参照)を得る。CGIプログラム「order2」はHTTPリクエストの引数を注文レコード2900に格納する。具体的には、引数の配送先住所「川崎市中原区今井上町×○△」を配送先住所2903に、引数の配送先氏名「小杉花子」を配送先氏名2904に、引数の配送先電話番号「044−×××−○○○○」を配送先電話番号2905に、販売商品ID#1の注文個数「2」を個数#1(2907−1)に、販売商品ID#2の注文個数「1」を個数#2(2907−2)に、それぞれ登録する。
【0169】
次に、CGIプログラム「order2」は、データベースプログラム308に対してクリエータID2901「XXX」と販売商品ID2906−1「1002」とをキーとして販売商品データベース303のレコードの検索を指示する。その結果、販売商品レコード2402の販売価格「4000」円を得る。同様にして販売商品ID#2(2906−2)「1004」については販売価格「700」円を得る。そして、販売商品#1の販売価格「4000」円に販売商品#1の注文個数「2」を乗じた値と、販売商品#2の販売価格「700」円に販売商品#2の注文個数「1」を乗じた値とを合計した「8700」円を販売合計額2910に登録する。また、販売合計額「8700」円に消費税率(ここでは5%)を乗じた「435」円を消費税額2911に登録する。
【0170】
次に、CGIプログラム「order2」はデータベースプログラム308に対してクリエータID2901「XXX」と販売商品ID2906−1「1002」とをキーとして販売商品データベース303のレコードの検索を指示する。その結果、販売商品レコード2402(図24参照)を得る。さらに、CGIプログラム「order2」はデータベースプログラム308に対して販売商品レコード2402の印刷商品コード「TS−W−M」をキーとして印刷商品データベース301の検索を指示する。その結果、印刷商品レコード902(図9参照)のコスト(最低販売価格)「3000」円を得る。同様にして販売商品ID#2(2906−2)「1004」についてはコスト(最低販売価格)「500」円を得る。そして、販売商品#1のコスト「3000」円に販売商品#1の注文個数「2」を乗じた値と、販売商品#2のコスト「500」円に販売商品#2の注文個数「1」を乗じた値の合計「6500」円をコスト合計額2912に登録する。
【0171】
最後に、CGIプログラム「order2」は本注文フラグ2913を「ON」に登録し、注文完了とする。
【0172】
登録されたレコードを図30に示す。
【0173】
そして、サポートサーバ101は本注文フラグ(1213)が「ON」である注文レコードを検索し、販売商品#1(1206)〜販売商品#n(1206−n)で示された内容にしたがって、印刷商品に印刷画像の印刷を行なうよう印刷装置あるいは印刷装置と接続されるプリントサーバなどに指示して販売商品#1〜#nを作成させる。
【0174】
そして、サポートサーバ101は「配送先住所」(1203)、「配送先氏名」(1204)「配送先電話番号」(1205)で示された内容を配送業者が設置するコンピュータ装置などに通知して、作成された販売商品#1〜#nを配送するよう指示する。
【0175】
また、サポートサーバ101は注文を行ったユーザに対して「販売合計額」(1210)+「消費税額」(1211)で示された額を課金・回収し、クリエータID(1202)で識別されるクリエータに「販売合計額」(1210)―「コスト合計額」(1212)で示される金額を配当するよう金融機関が設置するコンピュータ装置に指示する。この際、配当先としてはクリエータデータベース302の「振込先金融機関」(1009)「振込先支店」(1010)「振込先口座種別」(1011)「振込先口座番号」(1012)「振込先名義」(1013)を金融機関が設置するコンピュータ装置に通知する。
【0176】
また、ユーザからの課金・回収については、金融機関やコンビニエンスストアの窓口を利用したオンライン店頭支払いやクレジットカードによる決済などを使用することができる。
【0177】
尚、本実施形態本実施形態ではWebサーバに対する通信プロトコルをすべてHTTPとしたが、これに限るものではない。ただし、通信データに個人情報が含まれることから、より望ましくはHTTPS等のセキュアなプロトコルを使用する方がよい。
【0178】
また、図1に示すクリエータサーバ103とクリエータ端末105は同一装置であってもよい。
【0179】
また、サポートサーバ101、クリエータサーバ103、注文者端末104、クリエータ端末105はそれぞれ複数のコンピュータ装置で構成されてもよいし、単一のコンピュータ装置で構成されてもよい。
【0180】
また、本実施の形態では、画像データをTシャツやマグカップなどの印刷商品に印刷した販売商品を例に挙げて説明したが、他にも音声データなどのコンテンツデータをCompact Disk(CD)などの出力媒体に出力した販売商品などにも同様に本発明を適用できることは明らかである。
【0181】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0182】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0183】
【発明の効果】
本発明は、サポートサーバがクリエータの商品に対する注文を受け付けるためのネットワーク上のロケーションのアドレスをクリエータに発行することによって、クリエータは発行されたアドレスが示すロケーションへ購入者をアクセスさせるだけで、サポートサーバに商品の受注処理を実行させることができるので、クリエータは負荷をかけることなく、ネットワーク上のクリエータが提供する環境で商品を販売することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】販売システム全体構成を示す図
【図2】コンピュータ装置の構成を示す図
【図3】サポートサーバのモジュール構成を示す図
【図4】サポートサーバにおけるCGIプログラムの種類、URLとのマッピング、プログラム名を示す図
【図5】クリエータサーバのモジュール構成を示す図
【図6】クリエータサーバにおけるURLとパス名とのマッピング、およびファイルの内容を示す図
【図7】注文者端末・クリエータ端末のモジュール構成を示す図
【図8】印刷商品DBテーブル構成を示す図
【図9】印刷商品DB登録レコード内容を示す図
【図10】クリエータDBテーブル構成を示す図
【図11】販売商品DBテーブル構成を示す図
【図12】注文DBテーブル構成を示す図
【図13】クリエータ登録シーケンスを示す図
【図14】クリエータ登録画面を示す図
【図15】クリエータ登録画面の入力例を示す図
【図16】クリエータDB登録レコード内容を示す図
【図17】クリエータ登録終了画面を示す図
【図18】販売商品登録シーケンスを示す図
【図19】クリエータ登録ログイン画面を示す図
【図20】クリエータ登録ログイン画面の入力例を示す図
【図21】販売商品登録画面を示す図
【図22】販売商品登録画面の入力例を示す図
【図23】販売商品登録結果画面を示す図
【図24】販売商品登録レコード内容を示す図
【図25】注文処理シーケンスを示す図
【図26】販売用画面を示す図
【図27】注文画面を示す図
【図28】注文画面の入力例を示す図
【図29】注文DB登録内容(カート追加時)を示す図
【図30】注文DB登録内容を示す図
【符号の説明】
101 サポートサーバ
102 インターネット
103 クリエータサーバ
104(1)…(n) 注文者端末
105 クリエータ端末

Claims (14)

  1. 商品に関する商品情報を第1の情報処理装置に送信するステップと、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置から受信するステップと、
    前記ロケーションへの接続を第2の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出するステップとを備えることを特徴とする商品供給方法。
  2. 前記商品情報はコンテンツデータ及び出力媒体に関する情報であり、前記商品は前記出力媒体に前記コンテンツデータを出力したものであることを特徴とする請求項1に記載の商品供給方法。
  3. 前記商品情報はコンテンツデータの前記ネットワーク上のロケーションを示すアドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載の商品供給方法。
  4. 前記ページデータはWebページであり、前記第2の情報処理装置のWebブラウザによって解析され、再生されることを特徴とする請求項1に記載の商品供給方法。
  5. 商品に関する商品情報を第1の情報処理装置に送信するステップと、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置から受信するステップと、
    前記ロケーションへの接続を第2の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出するステップとを備えることを特徴とする商品供給方法をコンピュータに実施させるためのプログラム。
  6. 商品に関する商品情報を第1の情報処理装置に送信する手段と、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置から受信する手段と、
    前記ロケーションへの接続を第2の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出する手段とを備えることを特徴とするコンピュータ装置。
  7. 第1の情報処理装置から商品に関する商品情報を受信するステップと、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行するステップと、
    前記アドレスが示すロケーションへ第2の情報処理装置が接続することにより、前記商品の受注処理を実行するステップとを備えることを特徴とする商品管理方法。
  8. 前記商品情報はコンテンツデータ及び出力媒体に関する情報であり、前記受注処理は前記出力媒体に前記コンテンツデータを出力するよう出力装置に指示する処理を含むことを特徴とする請求項7に記載の商品管理方法。
  9. 前記受注処理は前記商品の課金処理を含むことを特徴とする請求項7に記載の商品管理方法。
  10. 前記受注処理は前記商品を配送するよう指示する処理を含むことを特徴とする請求項7に記載の商品管理方法。
  11. 前記商品情報はコンテンツデータの前記ネットワーク上のロケーションを示すアドレスを含むことを特徴とする請求項7に記載の商品供給方法。
  12. 第1の情報処理装置から商品に関する商品情報を受信するステップと、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行するステップと、
    前記アドレスが示すロケーションへ第2の情報処理装置が接続することにより、前記商品の受注処理を実行するステップとを備える商品管理方法をコンピュータに実施させることを特徴とするプログラム。
  13. 第1の情報処理装置から商品に関する商品情報を受信する手段と、
    前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行する手段と、
    前記アドレスが示すロケーションへ第2の情報処理装置が接続することにより、前記商品の受注処理を実行する手段とを備えることを特徴とするコンピュータ装置。
  14. 第1の情報処理装置が、商品に関する商品情報を第2の情報処理装置に送信するステップと、
    前記第2の情報処理装置が、前記商品の注文を受け付けるネットワーク上のロケーションを示すアドレスを前記第1の情報処理装置に発行するステップと、
    前記第1の情報処理装置が、前記ロケーションへの接続を第3の情報処理装置に受け付けさせるよう前記アドレスを含むページデータを前記ネットワークに送出するステップと、
    前記第2の情報処理装置が、前記第3の情報処理装置が前記ロケーションへ接続することにより、前記商品の受注処理を実行するステップとを備えることを特徴とする商品販売方法。
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