JP2002222135A - 統合フィードバック生成機能を備えた文書送達システム - Google Patents

統合フィードバック生成機能を備えた文書送達システム

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JP2002222135A
JP2002222135A JP2001370275A JP2001370275A JP2002222135A JP 2002222135 A JP2002222135 A JP 2002222135A JP 2001370275 A JP2001370275 A JP 2001370275A JP 2001370275 A JP2001370275 A JP 2001370275A JP 2002222135 A JP2002222135 A JP 2002222135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンテンツ・プロバイダ50、80、
およびネットワーク200内に分散され、コンテンツ・
プロバイダ50、80と通信的に結合された、1つまた
は複数のコンテンツ・ハンドラ500を備えるシステム
を提供する。 【解決手段】 コンテンツ・ハンドラ500は、1つま
たは複数のコンテンツ・プロバイダ50、80からコン
テンツを受け取り、受け取ったコンテンツにフィードバ
ック・コンテンツを付加してから、そのコンテンツを要
求元のユーザに転送する。フィードバック生成機能50
4、524を含んだコンテンツ・ハンドラ500が、こ
の革新的なコンテンツ・ハンドラ500を含む任意のネ
ットワーク要素により、価値を付加したコンテンツ、製
品および/またはサービスを提供する複数のビジネス・
モデルを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には印刷の分
野に関し、より詳細には、統合フィードバック生成機能
を備えた文書送達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】1400年代半ば、ヨハン・グーテンベ
ルグは、可動式印刷機の発明により情報の普及方法に一
大変革をもたらした。マザラン聖書の出版により、かつ
ては選ばれた小数者だけが独占的に保持していた文書
が、広く大衆の手に届くものとなった。それから約55
0年の後、グーテンベルグが興したマス・メディア革命
はなお盛んであり、New York TimesやW
ashington Postといった新聞、News
weekやSports Illustratedなど
の雑誌、および文字通り何千ものその他の出版物が出揃
うに至っている。
【0003】こうした何千もの出版物は、ニュースやス
ポーツ、ファッションから模型ロケットまで、幅広い興
味の対象を扱っているが、これらの出版物には1つの共
通点がある。それは、読み手として大量市場を想定して
いることである。文書が、文字通り、非常に少数の人々
のうちのたった1人によって読まれるものであったグー
テンベルグ以前の時代とは異なり、今日の出版物の読者
数がそのように少ないことは経済的に成り立つものでは
ない。その理由の1つとして、販売、生産、および流通
にかかる費用の高さが挙げられる。実際、現在の出版物
の多くは、非常に高い割合で、その中に含まれる広告に
よって資金を調達している。広告主は、自分たちの広告
を目にする、消費者という多数の確かな読者を安定して
集めることができる出版物に引かれる。
【0004】このような大量市場の出版モデルは何百年
にわたってうまく機能してきたが、問題がないわけでは
ない。問題の1つは、一出版物の典型的な一読者には幅
広い関心事があり、ただ1つの大量市場出版物では、そ
のすべてを満たせないことである。例えば、国際ニュー
ス、ゴルフ、フライ・フィッシング、系図学、およびコ
ンピュータに興味のある読者は、こうした興味を満たす
ために、いくつかの異なる出版物を購読しなければなら
ないかもしれない。当然ながら、こうした出版物は大量
市場向けなので、その中には、その読者が興味を持た
ず、読まない題材も相当含まれている。一読者が読まな
い題材が相当量あれば、その読者が読まない広告も相当
あり、また相当な紙が無駄になることは言うまでもな
い。広告主はこの事を分かっており、彼らが1000回
の広告露出あたりに大量市場の雑誌や新聞に対して同意
して支払う広告料は、その広告を目にする人々が、自分
たちの広告を読んで、それに興味を抱く可能性がより高
い人口統計グループであることをより明確に保証でき
る、ダイレクト・メールの発信者(generato
r)に対して支払う額よりもかなり低額である。
【0005】さらに、多くの読者にとって、多数の出版
物を定期購読する/読むことは、費用面からも時間面か
らも効率的ではない。典型的な読者は、自分が最も関心
を持っている数種の出版物しか購読しないのが普通であ
る。中に含まれる記事および広告内容の少なくとも一部
には興味がある可能性があるのにも関わらず、典型的な
読者が、購読しない出版物の読者数が減少することは、
その出版物に入る購読収入および広告収入が、そうでな
い場合は得られたであろう額よりも少なくなることを意
味する。同様の決定をする読者が他に多くいれば、持続
されてきたその出版物の健全性が危機に陥り、出版物の
廃刊を余儀なくされる可能性もある。実際、その出版物
の購読に興味を持つ読者が多数おり、それに相当する数
の広告主が、その読者の目に自分の広告を触れさせたい
と切望している場合でさえ、毎年多くの出版物が維持に
必要な数の広告主および読者を引きつけられずに廃刊に
なっている。一般に、購入および/または購読を希望す
る人々の大量市場を実質的な規模で引きつけられない出
版物は、出版を中止してしまう。こうした出版物の多く
は、あらゆる読者が入手できる情報の幅を広げ、あまり
有名でない文筆家および芸術家がその才能で身を立てて
いく道を提供しうるので、出版の中止は惜しまれる。
【0006】さらに近年には、新しいタイプの出版物が
登場した。電子出版物である。この電子出版物の読者は
一般に、自分のコンピュータを通じてインターネットに
署名して入り、オンラインで出版物を読む。CNN.c
omやpointcast.comなど、こうした出版
物の中には、どのような題材を読みたいかについて、個
人設定をユーザに示させるものもある。こうした出版物
はしばしば、一般に視覚用ディスプレイの周辺(上部、
下部、横など)に配置した「バナー広告」の形で広告を
含んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この電子出版物は、情
報の配布という点では興味深い開発であったが、より伝
統的なグーテンベルグ以後のモデルのもとで出版される
情報のごくわずかに相当するにすぎない。電子出版物の
読者の多くは、特に長時間読む場合には、出版物が(ビ
デオ・ディスプレイでは)非常に読みにくいという不満
を抱いている。読者にとっては、インターネット上で署
名して、CNN.comウェブ・サイトで最新ニュース
の要約を見るのは便利なことであろうが、読者はそのサ
イトではほんの数分しか費やさず、やはりNewswe
ekやWashington Postなど従来型の印
刷媒体を購読する可能性が高い。また、読者は、電子出
版物を読むのに費やすよりも長い時間を、従来の印刷出
版物を読むのに費やす可能性が高く、したがって、従来
の印刷出版物内の広告にさらされる時間の方が長いこと
になる。このように、印刷出版物は、グーテンベルグが
印刷を可能にしてから5世紀以上、そして電子出版物と
いう革新から10年以上が経過した今日でもなお隆盛を
極めている。
【0008】1999年6月7日に出願され、本願の譲
受人に譲渡された、Jon A.Brewster他に
よる「Document Delivery Syst
emFor Automatically Print
ing A Document On A Print
ing Device」という名称の米国特許出願第0
9/325,040号を除いては、現在までのところ、
上記のような出版物に関する根本的問題を解決する効果
的な試みはなされていない。本明細書に提供するのはま
さにそうした解決法である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の教示によると、
本発明の教示を組み込んだ革新的な文書送達システムの
様々な態様を提示する。本発明の一態様によると、複数
のコンテンツ・プロバイダ、および1つまたは複数のコ
ンテンツ・ハンドラを備えたシステムが提示され、コン
テンツ・ハンドラは、コンテンツ・プロバイダに通信的
に結合されたネットワーク内に分散される。本発明の教
示によると、コンテンツ・ハンドラは、1つまたは複数
のコンテンツ・プロバイダからコンテンツを受け取り、
受け取ったコンテンツに少なくとも部分的に基づいて、
フィードバック・コンテンツを動的に生成し、受け取っ
たコンテンツにフィールドバック・コンテンツを付加し
てから、そのコンテンツを要求元のユーザに転送する。
フィードバック生成機能を含んだコンテンツ・ハンドラ
が、この革新的なコンテンツ・ハンドラを含むネットワ
ーク要素により、価値を付加したコンテンツ、製品およ
び/またはサービスを提供するビジネス・モデルを複数
可能にすることが理解されよう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態によ
る革新的な文書送達システムのブロック図である。本発
明の1つの実施によると、文書送達システム10は文書
サーバ100を含む。好ましい実施形態では、文書サー
バ100は、装置300と総称する、各種パーソナル・
コンピュータ、印刷装置、および他の電子装置にネット
ワーク200を介して動作可能に結合されている。この
第1の実施形態によると、文書送達サーバ100は、選
択的にコンテンツを受信し/取り出して、出版物プロフ
ァイルに従って、他の点では共通性のないコンテンツ・
オブジェクトからカスタマイズされた出版物を動的に生
成する。下記でより詳しく説明する代替実施形態では、
コンテンツの取り出しおよび出版プロセスは、文書送達
システム10全体に分散される。
【0011】この分散型実施形態によると、文書送達シ
ステム10は、フォーマット・エンジン600に応答す
る、システム10内に分散された1つまたは複数の出版
エージェント500も含む。下記でより詳細に説明する
が、フォーマット・エンジン600は、システム10全
体に分散した出版エージェント500に対して出版物プ
ロファイルを発行し、出版物に使用するコンテンツを選
択的に取り出して、動的に編集およびフォーマットす
る。下記でより詳細に説明するように、分散型実施形態
の文書送達システム10は、オンデマンドの出版サービ
スを容易なものにするが、このサービスは、入手可能な
最新情報を個人またはコミュニティ単位で提供するため
に、従来技術による出版モデルを上回る柔軟性を提供す
る。
【0012】本明細書では、コンテンツ・プロバイダ5
0が広告を除く出版物コンテンツのすべてのプロバイダ
を含むものとし、一方広告プロバイダ80は広告題材を
提供するものとする。出版物題材のこれら2つのソース
は、金融的なビジネス・モデルとはかなり異なる(すな
わち、コンテンツ・プロバイダ50には、文書サーバの
事業者からロイヤリティが支払われ、一方、広告主80
は料金を払って、生成される出版物に広告を掲載す
る)。だが、エンドユーザ(出版物受取人)から見る
と、この2つはどちらも出版物にコンテンツを提供して
いる。したがって、参照番号なしで用いる場合、一般的
な用語「コンテンツ・プロバイダ」は、コンテンツ・プ
ロバイダ50および広告プロバイダ80両方を含むもの
とする。区別したい場合は、適切な参照番号を具体的に
示して、コンテンツのソースをさらに指定する。
【0013】第1の例示的実施形態によると、編集モジ
ュール120は、1つまたは複数のコンテンツ・プロバ
イダ50、および/または1つまたは複数の広告プロバ
イダ80から入力されるコンテンツ・オブジェクトを受
け取り、例えばユーザの関心事、季節、コンテンツ・プ
ロバイダおよび広告プロバイダの配布基準、出版の時刻
などを含む、複数の主要基準に少なくとも部分的に基づ
いて、個別化された文書を生成する。1つの実施による
と、この主要基準は、下記でより詳しく説明するよう
に、出版物プロファイル中でシステム要素(例えば編集
モジュール120、出版エージェント500、および/
またはフォーマット・エンジン600)に提供される。
【0014】配布モジュール400は、文書サーバ10
0に動作可能に結合され、後に説明するように、ユーザ
に提供するコンテンツのソースおよび分量に少なくとも
部分的に基づいて、任意選択で製品および/または製品
補助をユーザに配布する。1つの実施によると、編集モ
ジュール120は、編集モジュールからのコンテンツ・
オブジェクト(一意の識別子を有するオブジェクト・ラ
ッパを使用して識別する)の配布を記録するトランザク
ション・ログを維持する。別の実施によると、配布モジ
ュール400は、出版エージェント500またはフォー
マット・エンジン600のうち1つまたは複数から配布
情報を受け取る。
【0015】好ましい実施形態では、文書サーバ100
は、ヒューレット・パッカード社が販売するHP900
0などのミニコンピュータ/サーバであるが、文書サー
バ100は、本明細書に記載する機能を実行し、なお本
発明の趣旨および範囲内にあるものであれば、どんなタ
イプの他のコンピューティング装置または電子装置でも
よいことを、当業者は理解できよう。ネットワーク20
0は、インターネットであることが好ましいが、イント
ラネット、ローカル・エリア・ネットワーク、あるいは
有線式(例えば電話、ケーブルテレビなど)または無線
式(例えば衛星、無線、携帯電話など)の、他タイプの
公衆またはプライベートのネットワークを使用しても、
あるいはこれらを追加的に使用してもよい。
【0016】図1で、装置300は、多様な方式で構成
することができることを示している。例えば図では、パ
ーソナル・コンピュータ310は、ユーザ20320の
ために文書10320を印刷する印刷装置320に接続
されている。パーソナル・コンピュータ310は、ネッ
トワーク200に動作可能に結合されている。これに対
して、ユーザ20330のために文書10330を印刷
する印刷装置330は、パーソナル・コンピュータまた
は他の電子装置の介入なしに、ネットワーク200に動
作可能に結合されている。図では、ユーザ20350の
ために文書10350を印刷する印刷装置350は電子
装置340に接続されているが、この電子装置は、セッ
ト・トップ・ボックス、テレビジョン・セット、パーム
トップPDA(パーソナル・デジタル・アシスタン
ト)、またはネットワーク200に動作可能に結合され
る他タイプの電子装置でよい。そして、ユーザ2037
0のために文書10370を印刷する印刷装置370
は、動作可能にネットワーク200に接続された電子装
置360に接続されている。図1の印刷装置は、HPD
eskJet890プリンタ、HPLaserJetV
プリンタ、あるいはHPまたは他社が製造する他モデル
のプリンタか、印刷、ファックス、スキャン、および/
またはコピーができるいわゆる「モピア(mopie
r)」または他の多機能印刷装置か、または、普通紙、
特殊紙、透明紙(transparency)、あるい
は情報を有形に受け取ることができ、ユーザが容易に持
ち運ぶことのできる他の媒体などの印刷可能媒体に情報
を転写することのできる他の任意の装置でよい。
【0017】送信モジュール150は、文書サーバ10
0とともに配置することが好ましい。図1に示すよう
に、印刷モジュール380は、ネットワーク200を介
して文書サーバ100に動作可能に結合されたパーソナ
ル・コンピュータ310、印刷装置330、あるいは電
子装置340など、装置300のどれに配置しても、あ
るいは知識モジュール170内など文書サーバ100自
体の中に配置してもよい。本発明の一実施形態による
と、送信モジュール150および印刷モジュール380
は、装置300および/または文書サーバ100内の、
適切にプログラムしたマイクロプロセッサ上で実行され
るソフトウェア機能を表す。ただし、特殊目的のハード
ウェアまたは他の機構を用いて、下記で説明する革新的
な機構および機能を実施してもよいことは理解されよ
う。
【0018】ここで少し図15を見ると、本発明の1つ
の実施による、コンテンツ・オブジェクトの配布を監視
および報告する、例示的仮想センサのブロック図が提示
されている。上記で触れたように、1つまたは複数の仮
想センサ35000は、文書送達システム10全体に選
択的に分散され、コンテンツ・オブジェクトの配布、受
け取り、およびユーザ配置を監視および報告する。1つ
の実施によると、仮想センサ35000は、文書送達シ
ステム10全体の印刷モジュール380に組み込まれ
る。図15に示す例示的実施形態によると、仮想センサ
35000は、図のように通信的に結合された監視エー
ジェント35002および報告エージェント35004
を備える。
【0019】本明細書では、監視エージェント3500
2は、ネットワーク・トラフィックを受信し、コンテン
ツ・オブジェクトの配布のためにそのトラフィックを分
析するが、コンテンツ・オブジェクトは、特定の編集モ
ジュール(例えば120)および/または文書送達サー
バ(例えば100)までさかのぼって追跡することがで
きる。一例示的実施によると、監視エージェント350
02は、トレース・ラッパ(下記でより完全に説明す
る)でラップされたコンテンツ・オブジェクトについ
て、受け取ったネットワーク・トラフィックを分析す
る。トレース・ラッパ情報は、コンテンツ・オブジェク
トを一意に識別し、またそのコンテンツ・オブジェクト
の配布に責任を負う編集モジュールまたは文書送達サー
バを任意選択で識別する。報告エージェント35004
は起動されると、文書配布、受け取り、および受け取ら
れたコンテンツ・オブジェクトのユーザ配置を識別する
報告を編集し、1つまたは複数の文書送達サーバ100
に対して発行する。仮想センサ35000および/また
は1つまたは複数のその構成要素について、ハードウェ
アの例(paradigm)に従って説明しているが、
これらは、下記でより詳細に説明する機能を実行する一
連の実行可能命令によって実施することもできる。
【0020】同様に、コンテンツ・プロバイダ情報デー
タベースを文書送達システムで使用して、コンテンツ・
オブジェクトの配布、受け取り、および配置の履歴を維
持してもよい。1つの実施によると、このデータベース
は、編集モジュール120内に配置される。別の実施形
態によると、配布データベースはリモートに配置し、編
集モジュール120、出版エージェント500、および
/またはフォーマット・エンジン600からアクセスす
ることができる。本発明の一態様によると、編集モジュ
ール120は契約アドミニストレータを含み、これは、
コンテンツ・プロバイダ情報データベースで維持される
情報を利用して、ロイヤリティの支払い額、広告料の請
求額、および購読料の請求額を周期的に計算する。
【0021】文書送達システム10を紹介したので、次
いで図2〜12を参照して、本発明の第1の実施形態に
よる動作の例示的方法を説明する。図2〜4を見ると、
本発明の一実施形態による、送信モジュール150の動
作、および印刷モジュール380の第1の動作モードを
詳細に示す流れ図を提示している。図2〜4では、左列
に示す流れ図は文書サーバ100の送信モジュール15
0が実行するもので、右列の流れ図は印刷モジュール3
80が実行するものである。
【0022】図2を参照すると、送信モジュール150
の流れ図は、ブロック1000で開始し、印刷モジュー
ル380の流れ図はブロック2000で開始する。2つ
の列をつなぐ点線で表したように、この2つの流れ図間
では多くの対話が行われるので、2つの流れ図の動作に
ついて同時に説明する。
【0023】ブロック2100で、ユーザ・プロファイ
ル・データが文書サーバ100に送信され、ユーザ・プ
ロファイル中に記憶される。このユーザ・プロファイル
・データは、簡潔なものから非常に詳細なものまで、多
様な形をとることができる。図5は、ユーザ・プロファ
イル・データの非常に簡潔な入手例である。これはHP
(Hewlettt Packard)のInstan
t DeliveryProgramで使用されている
ものであるが、この最初のバージョンは、本特許出願の
提出日から1年未満に公衆が一般に利用できるようにな
った。このプログラムでは、プリンタのタイプ、電子メ
ール・アドレス、およびHPがユーザにコンタクトでき
るか、という3つの情報のみがユーザ・プロファイルに
記憶される。図6は、現在HPのInstant De
livery Programで使用されているものよ
り複雑なユーザ・プロファイルを示しているが、これに
は、ユーザ名、電子メール・アドレス、企業名、都市、
州、国、ジップ・コードまたは郵便コード、電話番号、
プリンタ情報、および興味分野が含まれる。当業者は、
図5および6に示すものより多いまたは少ないユーザ・
プロファイル・データを、ブロック2100で送信モジ
ュール150に送信しても、これはなお本発明の趣旨お
よび範囲内にあること、およびこの情報の少なくとも一
部はユーザ以外のソースから得られる場合もあることを
理解できよう。ユーザ・プロファイル・データは、諸事
項の中でも、例えばユーザの世帯収入、年齢、および性
別を含むこともできる。いずれにせよ、ブロック110
0では、ブロック2100で送信したユーザ・プロファ
イル・データを受け取る。ブロック1200は、好まし
くは知識モジュール170にそのユーザ・プロファイル
・データを記憶する。あるいは、ユーザ・プロファイル
・データは、装置300中に記憶しても、あるいは何ら
かの他のローカルまたはリモートの位置に記憶してもよ
い。
【0024】ブロック2200では、文書サーバ100
から文書を受信すべきかどうかを調べる。これは、装置
300または文書サーバ100に記憶することが好まし
い印刷スケジュール390を確認することによって行わ
れるが、このスケジュールは、他のローカルまたはリモ
ートの位置に記憶してもよい。印刷スケジュール390
は、文書の作成時、ユーザが要求する時刻、指定時間の
経過時、および/または1つまたは複数の外部イベント
時(例えば、株価または指数が指定の値に達した時、ス
ポーツ・イベントの最終スコアなど)など、文書をいつ
印刷装置で印刷するかを決定するのに使用できる情報を
含むことが好ましい。印刷スケジュール390は、個々
のユーザ、1装置、または1グループ、または複数のユ
ーザおよび/または複数の装置と関連付けてよい。さら
に、印刷スケジュール390のエントリごとに1つまた
は複数の文書の印刷を行うことができる。
【0025】図7は、機能強化型バージョンのHPのI
nstant DeliveryProgramで使用
される可能性のあるタイプの印刷スケジュール390の
一例を示す。この例では、送達のタイトル、送達スケジ
ュール、次の送達の日および時刻、および最後の送達状
態が示されている。文書を何時に印刷すべきか、一週間
あるいは月のうち特定の日に印刷するのか、平日あるい
は週末に印刷するのか、および印刷スケジュールを一定
の期間後に満了させるのか、あるいは無期限に継続させ
るのかをユーザが選択できることが好ましい。
【0026】再び図2を参照すると、印刷モジュール3
80は、印刷スケジュール390を監視して、文書サー
バ100または他のソースに文書を要求すべきかどうか
を判断する。ブロック2200で、文書サーバ100あ
るいは他のソースに文書を要求すべきであると判断した
場合、ブロック2200の答は肯定であり、ブロック2
300で、下記でより詳細に説明するように、ユーザの
介入なしに、サーバ100または他のソースに自動的に
文書を要求する。印刷モジュール380が装置300上
に位置する場合は、ブロック2200は「プル」モード
で動作し、すなわち文書を文書サーバ100または他の
ソースから装置300まで「引き出される」ことに留意
されたい。ただし、印刷モジュール380が、文書サー
バ100など装置300からリモートに位置する場合、
ブロック2200は「プッシュ」モードで動作し、すな
わち文書を文書サーバ100または他のソースから装置
300まで「押し出」す。ブロック2300で、文書が
ネットワーク200を介してアクセス可能な文書サーバ
100または他のソースに位置すると判断した場合、お
よび装置300が現在ネットワーク200に動作可能に
結合されていない切断状態にある場合は、ブロック23
00で、ネットワーク200にサインオンし、または他
の方法で、ネットワーク200に接続された状態に入る
ことにより、装置300をネットワーク200と動作可
能に結合する。
【0027】一方、ブロック1300では、ブロック2
300で印刷モジュール380から文書が要求されてい
るかどうかを調べる。そのような文書が要求されている
と判定すると、ブロック1400で、印刷モジュール3
80に対して文書を生成する。次いでブロック1500
で、その文書を印刷モジュール380に送信する。ブロ
ック2400で、文書サーバ100からブロック150
0を介して文書を受信しているかどうかを調べる。その
ような文書を受信すると、ブロック2500で、ユーザ
の介入なしに、印刷装置でその文書を自動的に印刷す
る。用語「ユーザの介入なしに」とは、ユーザが印刷動
作には直接関係せず、文書を自動的に装置300に送信
して、印刷装置で印刷することを意味する。この動作モ
ードによると、ユーザは「どの」印刷ボタンも押さず、
あるいはその他の形でも印刷プロセスには直接関わらな
い。実際、ユーザは、印刷動作中に装置300と同じ部
屋、都市、州、あるいは国にさえいなくともよい。印刷
動作は、無人の状態で、すなわちユーザがその場にいる
かいないかには関係なく自動的に行われる。さらに、印
刷スケジュール390が、文書サーバ100など、装置
に依存しない方式で記憶されている場合、移動ユーザは
文書サーバ100に「ログ・イン」して、カスタマイズ
された自分の文書を、ユーザの現在位置にとって都合の
よい装置300に送信させることも可能である。
【0028】次いで図3を参照すると、ブロック260
0で、文書の印刷が正常に行われたかどうかを確認す
る。正常に印刷されなかった場合は、ブロック2800
で、その文書の再印刷を試みる、印刷装置が用紙切れで
ある、あるいは何らかの他のエラー条件を有することを
ユーザに通知する、あるいは単にその文書を印刷しない
ことを決定する、といったエラー処理を実行する。文書
が正常に印刷されると、ブロック2900で、文書が正
常に印刷されたことを文書サーバ100に通知する。ブ
ロック1600では、文書が正常に印刷されたという印
刷モジュール380からの指示を待っている。この指示
を受け取ると、ブロック1700で、この情報を用いて
ユーザ・プロファイルを更新する。
【0029】本発明の趣旨および範囲内にあるために
は、図2〜4のすべてのブロックを実施しなくともよ
い、あるいはここに示す順序で実施する必要はないこと
は理解されよう。より詳細には、1つの実施によると、
後に説明するように、制御の流れはブロック2600か
ら図4のブロック4100に進み、また、ブロック15
00から図2のブロック1300に戻る。一代替実施形
態として、ブロック2900で他の情報を文書サーバ1
00に再度送信して、知識モジュール170に記憶する
ことが好ましいユーザ・プロファイルを更新する場合が
企図されている。他の情報とは、インク使用量(合計使
用量あるいはインク色ごとの使用量)、印刷可能媒体の
使用(印刷済みのページ数、使用媒体のタイプなど)、
あるいは他種の情報である。さらに別の代替の実施とし
て、知識モジュール170に記憶されるユーザ・プロフ
ァイルに含まれる情報の一部またはすべてを、印刷モジ
ュール380を介してユーザ以外のソースから得る場合
が企図されている。例えば、ユーザ、および/またはユ
ーザが使用する装置300に関する、公にあるいはプラ
イベートに入手可能な情報を多様なソースから入手し
て、知識モジュール170に記憶することが好ましいユ
ーザ・プロファイルに挿入することができる。
【0030】ブロック1800で、知識モジュール17
0に記憶されることが好ましいユーザ・プロファイルを
調べて、製品補助をユーザに提供すべきかどうかを決定
する。例えば、広告プロバイダ80の広告を含むか、あ
るいはその他の点で編集モジュール120の制御下にあ
る「好ましい」文書など、その者にとって1000番目
の文書をユーザが印刷したことをユーザ・プロファイル
中の情報が示す場合に、製品補助をそのユーザに提供す
ることを保証してもよい。本発明では、「製品補助」
は、印刷消耗品あるいは他の製品とすることができる。
「印刷消耗品」とは、インクジェット・プリンタ用のイ
ンクジェット・カートリッジ、そのようなインクジェッ
ト・カートリッジ用のインク、レーザ・プリンタ用のト
ナー・カートリッジ、そのようなトナー・カートリッジ
用のトナー、または文書を印刷する際に消耗する、プリ
ンタ・リボンなどを含む任意の他の製品または物であ
る。上記で指す「インク」は一般には耐性タイプである
が、イーインク(Eink)社販売のものなど、消去可
能な電子インクを使用してもよいことに留意されたい。
【0031】本明細書で言及する製品補助の資金の少な
くとも一部は、広告プロバイダ80(図1)から受け取
る広告収入によることが好ましいが、一実施形態とし
て、製品補助の資金を、コンテンツ・プロバイダ50
(図1)から受け取る配布収入から少なくとも部分的に
得る場合を企図している。いずれの場合も、誰が何を印
刷したかに関する情報(統計情報など)が、本発明の教
示により、好ましくは1つまたは複数の印刷装置に自動
的に送信される文書として、コンテンツ・プロバイダ5
0、および/または広告プロバイダ80に提供されるこ
とが好ましい。
【0032】本発明が補助することを企図している他の
製品形態には、普通紙、特殊紙、スライドなどの印刷可
能媒体が含まれ、また印刷装置、電子装置、およびパー
ソナル・コンピュータなどの装置300を含んでもよ
い。実際、文書の購読料など他の製品、あるいは石鹸や
ドッグフードといった、本明細書に示す文書送達システ
ムとは直接関係のない製品までも補助する代替実施形態
を企図している。ブロック1800で、そうした補助を
認可することを決定すると、ブロック1900で、その
ような補助をユーザに提供することを配布モジュール4
00に要求する。一実施形態では、配布モジュール40
0が単に、印刷消耗品などの製品、または上記で述べた
種のものなど他の製品を、ユーザ・プロファイル中で指
定される住所でユーザに郵送する。別の実施形態では、
配布モジュール400は、ユーザが、上記のタイプの製
品を無料あるいは割引値で受け取るのに使用できるクー
ポンを郵送または電子的に生成する。ブロック1800
の答が肯定であるか否定であるかに関係なく、制御の流
れは次いでブロック1300(図2)に戻り、別の文書
が印刷モジュール380から要求されているかどうかを
調べる。
【0033】再度図3を参照すると、ブロック2900
で、文書が正常に印刷されたことを文書サーバ100に
通知すると、制御の流れはブロック4100(図4)に
進み、ここで、文書サーバ100を調べて、印刷モジュ
ール380の現在のバージョンが何であるかを確認す
る。ブロック3100で、そのような要求を受け取って
いるかを調べ、受け取っている場合は、ブロック320
0で、印刷モジュールの現在のバージョンに関する情報
を印刷モジュール380に送信する。ブロック4200
で、この文書サーバ100からの情報をそれ自体のバー
ジョンと比較し、更新バージョンの印刷モジュールが利
用可能であるかどうかを判定する。例えば印刷モジュー
ル380がバージョン4.0を実行していて、バージョ
ン4.1が印刷モジュール380の現在のバージョンで
あることを文書サーバ100が示す場合は、ブロック4
200で、更新バージョンの印刷モジュール380が利
用可能であると判定し、制御の流れはブロック4300
に進む。ブロック4300で、この更新バージョンの印
刷モジュール380のダウンロードを要求すべきかどう
かを調べる。ユーザは一般にそのようなダウンロードを
要求するか、しないかを尋ねられ、一般に都合のよい時
にこのダウンロードを実行するが、このステップはユー
ザの介入なしに自動的に実行することもできる。このダ
ウンロードを要求する場合、ブロック4300の答えは
肯定になり、ブロック3500で更新済み印刷モジュー
ルをダウンロードし、ブロック4500でこれをインス
トールする。ブロック4200および4300の答とは
関係なく、制御の流れはブロック4600に進み、ここ
で、切断状態に入るべきかどうかを調べる。ブロック2
300(図2)で、文書の要求時に装置300が、上記
のように(すなわちネットワーク200と動作可能に結
合されていない)切断状態にあったと判定した場合、ブ
ロック4600の答は肯定になり、ブロック4700で
再度切断状態に入る。いずれにせよ、制御の流れは図2
のブロック2200に戻る。
【0034】再度図7の印刷スケジュール390を参照
すると、多様なタイプの文書の印刷を要求できることが
見て取れよう。例えば、文書11000のタイトルは、
印刷する文書のネットワーク位置を含むインターネット
URL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)などのネ
ットワーク・アドレスを指定する。文書15000のU
RLのように、このURLは部分的または完全にユーザ
から隠してもよいことに留意されたい。この場合は、文
書サーバ100の編集モジュール120は単に、インタ
ーネットの指示URL(図1に示すコンテンツ・プロバ
イダ50の1つである)に行き、指示される文書を取り
込み、この文書は次いで、先に説明したように、送信モ
ジュール150および印刷モジュール380を介して印
刷装置に送信される。あるいは、装置300は、文書サ
ーバ100の支援なしに直接URL自体に行くこともで
きる。すなわち、この場合はブロック2300(図2)
で、別のソースに、すなわちネットワーク200を介し
て(指示URLの)コンテンツ・プロバイダ50に直接
文書11000を要求する。
【0035】これに対して、文書12000は、インタ
ーネットを介してコンテンツ・プロバイダ50を発信元
とする文書ではなく、その代わりに、印刷装置、パーソ
ナル・コンピュータ、または他の電子装置などの装置3
00に直接記憶されている。このような文書の一例は、
Microsoft Outlookといったプログラ
ムの日ごとのカレンダーであり、これは、ユーザの介入
なしに、毎平日の朝7時に自分のプリンタで自動的に印
刷するように、ユーザが要求しているものである。この
ような実施形態では、この文書にはネットワーク200
を通らずにアクセスできるので、印刷モジュール380
は、この文書を文書サーバ100に要求する必要がな
い。この実施形態では、図2のブロック2300で、別
のソース、すなわち装置300に文書を要求する。ブロ
ック2900ではなお、文書が印刷されたことを示すこ
とが好ましく、また、ブロック1700ではなお知識モ
ジュール170中のユーザ・プロファイルを更新するこ
とが好ましいが、このような文書を印刷しても、製品補
助に対するいかなるタイプの残高(credit)も生成しない
ことが好ましい。これは、このような文書は、例えば編
集モジュール120の制御下にない文書であることか
ら、「好ましい」文書とは見なさないからである。
【0036】再び図7を参照すると、文書13000の
印刷スケジュールを示している。文書13000は、
「個別化された(personalized)文書」と呼ばれる。「個
別化された文書」とは、知識モジュール170に記憶さ
れるユーザ・プロファイルに含まれる情報に基づいて、
文書サーバ100の編集モジュール120が、各種コン
テンツ・プロバイダ50および広告プロバイダ80から
集めた文書である。例えば、文書13000が「個別化
された文書」である。我々のユーザは、文書1300
0、すなわち自分の個別化された新聞を毎午後1時半に
印刷するように要求している。編集モジュール120
は、知識モジュール170に記憶されているユーザ・プ
ロファイルで指定されるユーザの興味を調べて、ユーザ
が興味を示した、選択されたコンテンツ・プロバイダ5
0から文書を集める。編集モジュール120は、この場
合も知識モジュール170に記憶されているユーザ・プ
ロファイルに基づいて、選択した広告プロバイダ80か
らの広告も挿入する。
【0037】図8は、図7の印刷スケジュール390を
どのようにしてユーザが編集できるかを示している。ユ
ーザは、出版人の推薦するスケジュールを使用するか、
ユーザが設定したデフォルト・スケジュールを使用する
か、またはカスタムの送達スケジュールを使用すること
ができる。カスタム・スケジュールを選択する場合、ユ
ーザは、毎日1回、毎週1回、あるいは毎月1回の送達
を選択することができ、または指定した日数ごとの送達
を選択するか、あるいは全平日を指定することができ
る。さらに、指定の時刻に1度、1日に複数回、あるい
は指定の時間を空けた複数回などの時刻も指定すること
ができる。図には示していないが、ユーザは印刷スケジ
ュール390を編集して、文書の作成時、あるいは外部
イベントの発生時に文書を送信するように要求すること
もできる。
【0038】図9A〜9Bは、本発明の一実施形態によ
り、印刷装置で印刷した文書11000を示している。
この文書はネットワーク200を介して(文書サーバ1
00を通じて、または直接に)あるコンテンツ・プロバ
イダ50から来たものであり、広告を含んでいないこと
に留意されたい。文書11000はコンテンツ・プロバ
イダ50がフォーマットし、文書中に含まれる情報を印
刷のために最適化することが好ましいが、このフォーマ
ットは必須ではない。
【0039】図10は、本発明の一実施形態により、印
刷装置で印刷した文書12000を示している。この文
書は、装置300から直接来たユーザの日単位のカレン
ダーであり、ネットワーク200を介して文書サーバ1
00から来たものでないことに留意されたい。
【0040】図11A〜Dは、本発明の一実施形態によ
り、印刷装置で印刷した文書13000を示している。
この文書は、知識モジュール170中のユーザ・プロフ
ァイルに記憶された、ユーザが明確な興味を示した情報
を含む、ユーザの個別化新聞であることに留意された
い。また、この文書は、この場合も知識モジュール17
0に記憶されているユーザ・プロファイルに含まれる情
報に基づき、ユーザが同じく興味を示すであろうと編集
モジュール120が判断した広告を含んでいることにも
留意されたい。すでに説明したように、ユーザは、この
ような「好ましい」文書を十分な数印刷すると、印刷消
耗品または他の製品の形で製品補助を受け取ることがで
きる。
【0041】図12は、本発明の一実施形態により、印
刷装置で印刷した文書14000を示している。文書1
4000は、文書サーバ100に置かれた文書である、
HPInstant Delivery Timesで
あることに留意されたい。この文書自体は広告を含まな
いが、編集モジュール120の制御下にあるので、やは
り「好ましい文書」であると見なされる。文書1400
0は、Instant Deliveryのユーザに、
Instant Delivery Programに
関する新リリース、または新情報を通知する。
【0042】上記で触れたように、代替実施形態を構想
しており、これは、フォーマット・エンジン600が、
送達システム10全体に分散した出版エージェント50
0に対して出版物プロファイルを発行し、コンテンツ・
プロバイダからの利用可能な最新情報を利用して、個人
(またはコミュニティ)のために出版物を動的に編集ま
たはフォーマットするものである。次いで、図13〜2
3を参照して、まさにこのようなシステムについてより
詳しく説明する。
【0043】図13は、本発明の一態様による、例示的
出版エージェントのブロック図を表している。図の例示
的実施形態によると、出版エージェント500は、図に
示すように結合された、1つまたは複数のコントローラ
502、フォーマット・サービス504、コンテンツ・
リソース・マネジャ506、メモリ508、および入出
力(I/O)インタフェース510を備える。下記でよ
り詳しく説明するように、フォーマット・サービス50
4は、コンテンツ・ラッパ機能512、およびフィード
バック生成エージェント524を含む。コンテンツ・リ
ソース・マネジャ506は、出版物プロファイル・レビ
ュー機能514、要求生成516、およびトランザクシ
ョン・エージェント518を含む。メモリ508は、受
け取った出版物プロファイルに少なくとも部分的に基づ
いて生成された出版スケジュール522、およびコンテ
ンツ・キャッシュ520を維持する。1つまたは複数の
機能ブロック502〜524は、図では分離した個別の
機能エンティティとして表しているが、組み合わせて共
通の機能エンティティとしてもよいことは理解されよ
う。さらに、出版エージェント500およびその構成要
素502〜524は、ハードウェアの例に従って述べて
いるが、ホスト・プロセッサによって実行されると、下
記で説明する出版エージェント500のフィーチャおよ
び機能を実施する、一連の実行可能命令として実施して
もよいことを当業者は理解されよう。これに関して、図
13は、特許請求する本発明の範囲および趣旨を説明す
るものにすぎない。
【0044】図に示すように、コントローラ502は、
出版エージェント500の1つまたは複数の要素を選択
的に起動し、受け取った出版物プロファイルを分析して
出版スケジュールを設定し、1つまたは複数のコンテン
ツ・プロバイダにコンテンツ・オブジェクトを選択的に
要求し、フォーマット・エンジン600に提供するコン
テンツ・オブジェクトの初期フォーマッティングの一部
を提供するか、あるいは受け取ったコンテンツに少なく
とも部分的に基づいてフィードバック・コンテンツを動
的に生成する。コントローラ502は、I/Oインタフ
ェース510を介して、フォーマット・エンジン600
から出版物プロファイルを受け取る。コントローラ50
2はそれに応答して、コンテンツ・リソース・マネジャ
506のインスタンスを選択的に起動して、受け取った
出版物プロファイルの内容を検討して、コンテンツ要求
を発行し、コンテンツ配布のログを維持する。出版物プ
ロファイルの内容に基づき、出版および要求のスケジュ
ール522をメモリ508で確立する。しかし本発明の
教示を実施する場合は、コントローラ502は、プログ
ラマブル論理アレー(PLA)、マイクロプロセッサ、
特殊目的コントローラ、特定用途向け集積回路(ASI
C)などを含むが、これらには限定されない、当技術分
野で知られる幅広い制御装置をどれでも表すものとす
る。代替実施形態では、コントローラ502は、実行さ
れると本明細書に記載する制御論理を実施する、一連の
実行可能命令として実施される。
【0045】コンテンツ・リソース・マネジャ506
は、コントローラ502により選択的に起動され、出版
物プロファイルから出版物情報を識別し、その出版物に
ふさわしいコンテンツを取り出し、コンテンツ配布のリ
ストを維持する。これに関して、出版物プロファイル・
レビュー機能514は、出版物プロファイルを受け取る
と、コンテンツ・リソース・マネジャ506により選択
的に起動される。1つの実施によると、出版物プロファ
イル・レビュー機能514は、受け取った出版物プロフ
ァイルの内容を読み出して、要求される出版時刻、コン
テンツの設定、および/またはフォーマット設定のうち
1つまたは複数を識別する。1つの実施によると、コン
テンツ・リソース・マネジャ506は、出版物プロファ
イルに基づいて出版スケジュール522を更新し、コン
テンツ要求をいつ行うか、および取り出したコンテンツ
をどこにデリバーするかを示す。出版および要求のスケ
ジュールを決める(develop)際に、コンテンツ
・リソース・マネジャ506は、選択コンテンツ・プロ
バイダから取り出すコンテンツの時間に依存する性質を
判断し、それに応じて、そのプロバイダに対する要求の
スケジュールを設定する。すなわち、一定の期間にわた
って変化する可能性のないコンテンツ(例えば、全国広
告)を提供するコンテンツ・プロバイダへの要求は、任
意の時に行ってよく、これはできるだけ早いことが好ま
しい。これに対して、時間に依存する題材(例えば最新
の株価)を提供するコンテンツ・プロバイダへの要求
は、出版の直前に行われる。図18を参照して、例示的
な出版スケジュール522を提供する。
【0046】コンテンツ・リソース・マネジャ506
は、要求生成プログラム516のインスタンスを選択的
に起動して、複数のコンテンツ・プロバイダ(50、8
0)のいくつかを選択するためのコンテンツ要求を生成
および発行する。出版エージェント500がコンテンツ
・キャッシュ522を含む図の例示的実施によると、コ
ンテンツ・リソース・マネジャ506はまずローカル・
キャッシュ520を調べて、出版物プロファイルのコン
テンツ設定に合う、適切なコンテンツを識別する。ただ
し、そのコンテンツを使用する前に、コンテンツ・リソ
ース・マネジャ506は、そのコンテンツ・オブジェク
トが古いかどうか、すなわちそのコンテンツのより新し
いバージョンが存在するかどうかを判定し、存在する場
合は、キャッシュ内にあったオブジェクトを破棄する。
本発明の教示によると、コンテンツ・リソース・マネジ
ャ506は、受け取った出版物プロファイルに示される
出版時刻に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツ・
プロバイダに対する要求を発行する。すなわち、上記で
触れたように、コンテンツ・リソース・マネジャ506
は、要求されるコンテンツのタイプ、および要求される
出版時刻に少なくとも部分的に基づいて、各コンテンツ
・プロバイダに対する要求のスケジュールを設定する。
【0047】トランザクション・エージェント518
は、コンテンツ配布の記録を維持する。1つの実施によ
ると、トランザクション・エージェント518は、配布
モジュール400および/またはコンテンツ配布データ
ベースに、コンテンツ配布の記録を提供する。
【0048】フォーマット・サービス504は、コンテ
ンツ・リソース・マネジャ506が発行したコンテンツ
要求に応答して、コンテンツ・プロバイダ(50、8
0)が送信したコンテンツ・オブジェクトを受信する。
一例示的実施によると、トレース・ラッパでカプセル化
しないで受信したコンテンツ・オブジェクトは、カプセ
ル化のためにコンテンツ・ラッパ機能512に送られ
る。上記で触れたように、コンテンツ・オブジェクトを
トレース・ラッパでカプセル化することにより、文書配
布システム中の仮想センサ(図示せず)が、コンテンツ
・オブジェクトの配布、受け取り、および配置を正確に
追跡することが可能になる。一実施形態によると、仮想
センサは印刷モジュール380内に組み込まれ、カプセ
ル化したコンテンツ・オブジェクトの配布、受け取り、
および配置を追跡する。
【0049】本発明の一態様によると、フォーマット・
サービス504は、動的フィードバック生成プログラム
524を含む。上記で触れたように、出版エージェント
500がコンテンツ・プロバイダからコンテンツを受け
取ると、フィードバック生成プログラム524が選択的
に起動されて、受け取ったコンテンツに少なくとも部分
的に基づいてフィードバック・コンテンツを動的に生成
する。すなわちフィードバック生成プログラム524
は、受け取った出版コンテンツを検討し、フィードバッ
ク・コンテンツを動的に集め、かつ/または生成し、こ
れを受け取った出版コンテンツに付加してから、(フィ
ードバック・コンテンツを含む)出版物を要求元のユー
ザに転送する。
【0050】フィードバック・コンテンツは、例えば追
加の情報の提供、関連する製品またはサービスの提供、
受け取ったコンテンツに含まれる題材の考察など、多く
の形を取ることが可能である。したがって、フィードバ
ック生成プログラム524は、受け取ったコンテンツの
性質に応じて、複数の異なるソースから情報をプルして
くることにより、フィードバック・コンテンツを生成す
ることができる。1つの実施によると、フィードバック
生成プログラム524は、(1)受け取ったコンテンツ
を提供するコンテンツ・プロバイダか、(2)コンテン
ツのサードパーティ・プロバイダ、からコンテンツをプ
ルしてくるか、かつ/または(3)ローカルで動的にフ
ィードバック・コンテンツを生成する。システム100
を構成する公衆およびプライベートのネットワーク内の
任意数の要素中に、出版エージェント500を配置する
と、ターゲットを絞った自動化マーケティング・サービ
スの手段としてフィードバック生成プログラムを使用す
ることにより、多くの革新的なビジネス・モデルがもた
らされる。一例示的モデルによると、出版エージェント
500を、インターネット・サービス・プロバイダ(I
SP)内に配置する。そして、要求元のユーザを宛先と
する出版物コンテンツをISPが途中で捕らえ、このI
SPフィードバック・サービスを購読するビジネスのた
めに、フィードバック・コンテンツを動的に生成して、
受け取ったその出版物コンテンツに付加する。こうした
フィードバック・コンテンツの図による例を、下記で、
図25A〜Cを参照により提供する。
【0051】フィードバック・コンテンツを生成する
際、フィードバック生成プログラム524は、要求元ユ
ーザの個人識別子をフィードバック・コンテンツ中に埋
め込む。この個人識別子は、フィードバック・フォーム
を戻すときに、要求元ユーザを一意に識別するのに使用
され、ユーザはこうした個人情報を手動で提供する必要
がない。1つの実施によると、個人識別子はバーコード
として実施される。ユーザが、フィードバック・コンテ
ンツを利用すると決定した(例えば、フィードバック・
フォームをファックスで戻す)場合、受信するシステム
は、個人識別子を利用して、そのフィードバック・フォ
ームを発行した個人を自動的に識別する。ある実施によ
ると、フィードバック・フォームの受信エンティティ
は、システム100と関連付けなくてもよい。このよう
な例では、受信エンティティには、フィードバック・フ
ォームの個人識別子によって識別されるユーザの個人プ
ロファイルから、選択された情報を受け取る権利を与え
ることができる。このようにして、文書送達システム1
00は、そのユーザの個人情報を保護すると同時に、サ
ードパーティ提供者が提供する、価値が付加されたリソ
ースをなお容易なものにすることができる。実際、個人
プロファイルからこうした情報を提供することは、シス
テム100に、さらなる収入源をもたらすことができ
る。
【0052】さらに、フォーマット・サービス504
は、同一/類似のコンテンツに対する後の要求を満たす
ために、受け取ったコンテンツ・オブジェクト520を
キャッシュに入れる。コンテンツ・オブジェクトを受け
取ると、フォーマット・サービス504は、意図する出
版物と容易に統合できるように、受け取ったコンテンツ
・オブジェクトの初期フォーマットを一部実行する。一
例示的実施によると、フォーマット・サービス504が
行うフォーマットは、出版物プロファイル中で受け取っ
たフォーマット設定に少なくとも部分的に基づく。フォ
ーマット・サービス504が、コンテンツ・オブジェク
トのフォーマットを少なくとも部分的に完了すると、こ
のオブジェクトは、出版物への統合および出版のため
に、識別されたフォーマット・エンジン600に送られ
る。
【0053】メモリ装置508およびI/Oインタフェ
ース510はそれぞれ、当技術分野で一般に知られるよ
うな装置を表すものとする。特にI/Oインタフェース
510は、直接接続通信インタフェース(例えば、シリ
アル・インタフェース、パラレル・インタフェース、U
SB(ユニバーサル・シリアル・バス)、AGP(アド
バンスト・グラフィック・ポート)など)、ローカル・
エリア・ネットワーク・インタフェース(例えば、イー
サネット(登録商標)・インタフェース、トークン・リ
ング・インタフェースなど)、あるいはワイド・エリア
・ネットワーク・インタフェースを含むがこれらに限定
するものではない、当技術分野で知られる複数の任意の
通信インタフェースの1つまたは複数を含むものとす
る。これに関して、編集モジュール120は、複数の有
線式および/または無線式I/Oインタフェース510
のうちの適当な1つを使用して、複数の外部かつリモー
トのどの装置とも通信することができる。
【0054】図14は、本発明の一態様による、例示的
フォーマット・エンジンのブロック図である。図14に
示す例示的実施形態によると、図のフォーマット・エン
ジン600は、それぞれ図のように結合された、1つま
たは複数のコントローラ602、動的フォーマット・サ
ービス604、コンテンツ・リソース・マネジャ60
6、メモリ608、I/Oインタフェース610、およ
び出版エンジン612を備えている。上記で触れたよう
に、フォーマット・エンジン600は、1つまたは複数
の出版エージェント500に対して出版物プロファイル
(614)を発行することにより、出版要求を開始す
る。出版エージェント500はそれに応答して、発行さ
れた出版物プロファイルに少なくとも部分的に基づき、
その出版物にふさわしいと思われる1つまたは複数のコ
ンテンツ・オブジェクトを、フォーマット・エンジン6
00に提供する。下記でより詳しく解説するが、フォー
マット・エンジン600は、受け取ったコンテンツ・オ
ブジェクトを検討(take)し、出版物プロファイル
の内容、およびフォーマット設定に少なくとも部分的に
基づいて、要求元の個人/コミュニティ向けの出版物を
動的に編集する。フォーマット・エンジン600および
出版エージェント500は、図では分離した別個の要素
として示しているが、統合して、単一の多機能ユニット
としてもよいことは理解されよう。すなわち、システム
10全体にわたって分散させて、本明細書に記載する出
版サービスを容易にするための、フォーマット・エンジ
ン600および出版エージェント500の両方を備えた
出版システム要素を構想している。
【0055】図のように、コントローラ602は、フォ
ーマット・エンジンの1つまたは複数のリソースを選択
的に起動して、要求元の個人および/またはコミュニテ
ィのコンテンツおよびフォーマットの設定を反映した出
版物を動的に編集し、出版する。本発明の一態様による
と、コントローラ602は、アプリケーション618を
選択的に起動して、個人および/またはコミュニティと
関連付けられた出版物プロファイルを生成および/また
は更新する。図16を参照して、出版物プロファイルの
例を提供する。1つの実施によると、アプリケーション
618は、フォーマット、コンテンツ、出版時刻など出
版物の設定を示すために、個人および/または受信コミ
ュニティの1人または複数の個人に提示されるグラフィ
カル・ユーザ・インタフェース(UI)である。下記
で、図22を参照して、出版物プロファイルの生成およ
び/または更新を容易にする例示的UIを提示する。下
記でより詳しく解説するが、出版物プロファイル(61
4)は、出版物タイトル、コンテンツの設定、フォーマ
ットの設定、出版の時刻、出版の位置などの1つまたは
複数に関する情報を含んでいる。図の例示的実施形態に
よると、出版物プロファイルは、フォーマット・エンジ
ン600に維持される。ただし代替実施形態では、出版
物プロファイルは、例えば知識モジュール170などリ
モートに置いてもよい。
【0056】ただし、UIの他にも、コントローラ50
2が、出版物を構成するコンテンツ・オブジェクトの配
布および配置に関する情報を、送達システム10全体に
置かれた1つまたは複数の仮想センサ35000から受
け取る。このような情報に応答して、コントローラ50
2は出版物プロファイル情報を更新して、ユーザの介入
を必要とせずに、コンテンツ設定、フォーマット設定、
出版設定、時間設定などの1つまたは複数を修正する。
【0057】一例示的実施によると、コントローラ50
2は、出版物プロファイル(例えば614)を最低限含
んだ出版要求を、1つまたは複数の出版エージェント5
00に対して発行する。1つの実施によると、コントロ
ーラ502は、文書送達システム10内の出版エージェ
ント500の知られているアドレスにその要求を送信す
る。1つの実施によると、出版要求は、文書送達システ
ム10を介して、どの出版エージェント500にもブロ
ードキャストされる。いずれにせよ、コントローラ50
2は、事前定義された出版スケジュール、動的に生成し
た出版スケジュール、出版物プロファイルに示される出
版スケジュールの設定などの1つまたは複数に少なくと
も部分的に基づいて、そのような要求を周期的に発行す
る。本発明の一態様によると、フォーマット・エンジン
600および出版エージェント500はそれぞれ、ロー
ド・バランシング機能を実施して、文書送達システム1
0のユーザの出版需要に有利に応じる。
【0058】出版要求に応答してフォーマット・エンジ
ンがコンテンツ・オブジェクトを受け取ると、動的フォ
ーマット・サービス604は、動的に生成する出版フォ
ーマットへのコンテンツ・オブジェクトの統合を開始す
る。フォーマット・サービス604が利用する出版フォ
ーマットは、受け取ったコンテンツの性質、および出版
物プロファイル中に示される出版フォーマットの設定を
反映する。上記で触れたように、出版エージェント50
0は、出版の直前までコンテンツ要求を発行する。これ
に関して、動的フォーマット・サービス604は、出版
時まで、出版物のコンテンツおよびフォーマットを継続
的に修正している。本発明の一要素によると、動的フォ
ーマット・サービス604は編集機能も実行する。本発
明のこの態様によると、動的フォーマット・サービス6
04は、異なるコンテンツ・プロバイダが提供する、同
一または類似のトピックを扱うコンテンツ・オブジェク
ト間で選択を頻繁に行わなければならない。動的フォー
マット・サービス604は、コンテンツ・プロバイダ協
定、コンテンツ・プロバイダの妥当性、出版物プロファ
イルに反映されるユーザのコンテンツ・プロバイダ設
定、コンテンツ・オブジェクトの費用などの1つまたは
複数に基づいて、コンテンツを選択する。出版物をフォ
ーマットすると、出版のためにそれを出版エンジン61
2に提供する。
【0059】上記で触れたように、分散型出版モデルの
革新的態様の1つは、受信側の個人/コミュニティに対
して、興味のあるトピックに関する入手可能な最新情報
を取り出せることである。この機能を容易にするため
に、一例示的実施によると、フォーマット・エンジン6
00は、要求生成プログラム516および/またはトラ
ンザクション・エージェント518を含んだコンテンツ
・リソース・マネジャ606を含むことが可能である。
一例示的実施によると、フォーマット・エンジン600
は、出版の直前にカットオフ期間(例えば10分)を実
施し、この間は、出版物で使用するためのコンテンツ・
オブジェクトを出版エージェント500から受け取らな
い。ここで、フォーマット・エンジン600は、分散し
ている出版エージェントに頼って、最も時間に依存する
題材を取り出すのではなく、この機能をローカルで実行
する。当実施によると、コンテンツ・リソース・マネジ
ャ606は、要求生成プログラム516のインスタンス
を起動して、非常に時間に依存する題材(例えば、株
価、地域ニュース報道、地域の気象情報など)のコンテ
ンツ・プロバイダを選択するコンテンツ要求を発行す
る。この情報は、フォーマット、および出版物への統合
のために、動的フォーマット・サービス・モジュール6
04に直接受け入れられる。上記のように、このコンテ
ンツの取り出しは、課金のために、トランザクション・
エージェント518によって記録される。
【0060】出版エンジン612は、動的に生成された
文書の配布および出版を容易にする。受信側の個人と関
連付けられたコンピューティング・システム内にフォー
マット・エンジンを配置する一実施形態によると、出版
エンジン612は、印刷装置および/または電子配布サ
ービス(例えば電子メール)を介した送達のために出版
物をスプールする。フォーマット・エンジン600が宛
先からリモートに位置する代替の実施では、出版エンジ
ン612は、例えば電子メール・アドレス、ネットワー
ク・アドレス、(例えばインスタント送達クライアント
の)Instant Deliveryアドレス、ファ
クシミリ機の電話番号など、出版物プロファイル中に示
される宛先に出版物を送信する。1つの実施によると、
出版エンジン612は、動的フォーマット・サービス6
04が、動的に編集した出版物に組み込む最終のコンテ
ンツ・オブジェクトを受信している間に、文書の出版を
開始することができる。これに関して、文書送達システ
ム10は、最も時間に依存する題材のコンテンツを、出
版の時点まで取り出すことを容易にする。
【0061】上記で触れたように、フォーマット・エン
ジン600は、複数の個人および/またはコミュニティ
の出版物の各々に対する出版物プロファイル614を維
持する。さらに、メモリ608も、トランザクション・
ログ616の維持に使用され、要求元のユーザへの出版
物および/またはコンテンツ・オブジェクトの配布を記
録する。この情報は、課金のために、配布モジュール4
00および/またはコンテンツ・プロバイダ・データベ
ースに選択的に提供される。
【0062】図16は、本発明の一例示的実施形態によ
る、出版物プロファイル情報を含む例示的データ構造を
図式的に表している。図の例示的実施によると、出版物
プロファイル情報データ構造614は、出版物名フィー
ルド642、出版物IDフィールド644、出版位置6
46、コンテンツの興味/設定の情報フィールド64
8、ソース設定情報フィールド650、広告の設定フィ
ールド652、および出版スケジュール・フィールド6
54を含んでいる。上記で触れたように、出版物プロフ
ァイル・データ構造614中で維持される情報の一部
は、例えば、UI(例えば、図22の6000)を介し
ての登録期間中に、ユーザにそのような情報を要求する
ことにより公然と得られる。例えばコンテンツ設定情報
など他の情報も、例えば、ユーザが特定の情報にどれだ
けの時間を費やしたか、ユーザが特定の情報を他人に転
送したかなど、ユーザによるトレース・ラッパの傾向を
監視することにより暗に得られる。このように、出版物
プロファイル・データ構造614は、文書送達システム
のユーザの現在の関心事を反映した、継続的に生成さ
れ、継続的に改良する情報セットとなっている。
【0063】図17は、本発明の一実施形態による、ト
ランザクション情報(例えばトランザクション・ログ6
16)を含む例示的データ構造を表している。図の例示
的実施形態によると、トランザクション・ログ・データ
構造616は、コンテンツ・プロバイダ名フィールド6
22、コンテンツ・プロバイダIDフィールド624、
コンテンツ・プロバイダが提供する各コンテンツ・オブ
ジェクトのラッパIDフィールド626、料金表フィー
ルド628、月々の使用量フィールド630、およびフ
ィードバック情報フィールド632を含む。上記で触れ
たように、トランザクション・ログ・データ構造616
からの情報は、課金のために(例えば、請求書の配布、
ロイヤリティの支払い、製品補助など)、1つまたは複
数のコンテンツ・プロバイダ(50、80)、および/
または配布モジュール400に周期的に提供される。
【0064】図18は、本発明の例示的実施形態によ
る、出版スケジュール情報を含む例示的データ構造を図
式的に表している。図に示すように、出版物プロファイ
ル700は、フォーマット・エンジン識別子フィールド
702、出版時刻フィールド704、宛先識別子フィー
ルド706、コンテンツ設定フィールド708、コンテ
ンツ・プロバイダ・フィールド710、および要求時刻
フィールド712を含む。フォーマット・エンジン識別
子フィールド702は、出版要求と関連付けられたフォ
ーマット・エンジンを示す。出版時刻フィールド704
は、フォーマット・エンジンによる出版の時刻を示す。
コンテンツ・リソース・マネジャ506は、出版時刻フ
ィールド704に示される時刻、および要求されるコン
テンツの時間に依存する性質に少なくとも部分的に基づ
いて、フィールド712に示される要求時刻を設定す
る。宛先IDフィールド706はコンテンツ・オブジェ
クトをどこに送信するかを示す。大半の例では、これは
要求元のフォーマット・エンジンである。ただし他の例
では、宛先IDフィールド706を、電話番号、ネット
ワーク・アドレス、電子メール・アドレスなどの1つま
たは複数でうめてもよい。
【0065】上記で示唆したように、複雑度がより高
い、または低いデータ構造を利用して、本発明の趣旨お
よび範囲から逸脱することなく、ユーザ・プロファイル
情報および/またはコンテンツ・プロバイダ情報を維持
することもできる。
【0066】以上に文書送達システム10の基本動作を
紹介し、次いで図19〜23により、本発明の態様の中
でも特に選ばれたものに関する、追加の作動情報を提供
する。
【0067】よって図19を見ると、本発明の教示によ
る、出版物を動的に編集および生成する例示的方法を説
明する流れ図が提示されている。図に示すように、この
方法はブロック19002で開始し、ここで、フォーマ
ット・エンジン600が、文書送達システムの出版エー
ジェント500に出版要求を発行する。上記で触れたよ
うに、フォーマット・エンジン600は、出版物プロフ
ァイル614中に示される出版時刻に少なくとも部分的
に基づいて出版要求を発行する。
【0068】ブロック19004で、出版エージェント
500は出版要求を受け取り、それに関連する出版物プ
ロファイル内容を検討する。より詳細には、コントロー
ラ502は、出版要求を受け取り、コンテンツ・リソー
ス・マネジャ506の機能を選択的に起動して、出版要
求中で受け取った出版物プロファイルの内容を検討す
る。
【0069】ブロック19006で、コンテンツ・リソ
ース・マネジャ506はまず、要求されるコンテンツ
が、アクセス可能なキャッシュ(例えば520)に置か
れているかどうかを調べて判定する。そのコンテンツが
キャッシュにない場合、コンテンツ・リソース・マネジ
ャ506は、ブロック19008で、関連するコンテン
ツの可能性のあるソースを識別し、要求コンテンツの出
版スケジュール、および時間に依存する性質に少なくと
も部分的に基づいて、コンテンツ要求のスケジュールを
設定する。ブロック19010で、出版エージェント
は、出版スケジュールに合わせてコンテンツ要求を発行
する。
【0070】ブロック19012で、出版エージェント
500は、コンテンツをローカル・キャッシュ(52
0)中に受け取り、出版物プロファイルに従って、受け
取ったコンテンツに初期フォーマットを一部実行し、そ
のコンテンツを、出版のために要求元のフォーマット・
エンジンに送出する。
【0071】ブロック19014で、フォーマット・エ
ンジン600は、出版エージェント500からのコンテ
ンツを、動的フォーマット・サービス604中に受け取
る。上記で触れたように、フォーマット・サービス60
4は編集機能を実行し、出版物を形成するのに、受け取
ったコンテンツ・オブジェクトのうちどれを組み込むの
かを選択する。本発明の教示によると、フォーマット・
サービス604は、出版物プロファイル中に示されるフ
ォーマット設定、およびコンテンツの性質に少なくとも
部分的に基づいて、受け取ったコンテンツ・オブジェク
トのうち選択したものをフォーマットする。
【0072】ブロック19006で、関連するコンテン
ツがアクセス可能なキャッシュ内で入手できると判定し
た場合、ブロック19015で、キャッシュにあるその
コンテンツが古いかどうかについてさらに判定を行う。
古い場合、プロセスは上記のように、ブロック1900
8に進む。ただし、コントローラ502がキャッシュ内
のコンテンツは古くないと判定した場合は、ブロック1
9016で、出版エージェントは出版物プロファイルに
従ってコンテンツをフォーマットし、フォーマットした
キャッシュ内コンテンツをフォーマット・エンジンに送
出し、プロセスはブロック19014に進む。
【0073】ブロック19018で、出版カットオフ時
間に達したかどうかを判定する。達していない場合、プ
ロセスはブロック19014に進み、フォーマット・エ
ンジンは、出版エージェント500からのコンテンツの
受け取りを続ける。ただし、カットオフ時に達している
場合は、ブロック19020で、フォーマット・エンジ
ンが追加のコンテンツ要求を選択的に発行する。すなわ
ち、上記のように、フォーマット・エンジンのコンテン
ツ・リソース・マネジャ606は、出版物プロファイル
の1つまたは複数のコンテンツ設定を満たす、特に時間
に依存するコンテンツの特定コンテンツ・プロバイダを
識別し、コンテンツの要求を発行する。ブロック190
22で、フォーマット・エンジンは、適切な任意の追加
コンテンツを、動的にフォーマットした出版物に選択的
に組み込む。ブロック19024で、フォーマット・エ
ンジンは、出版物プロファイルに示される出版スケジュ
ールに少なくとも部分的に基づき、要求元の個人および
/またはコミュニティに向けて、動的に編集した出版物
を出版する。
【0074】図24を見ると、本発明の一態様による、
動的にフィードバック・コンテンツを生成する例示的方
法の流れ図が提示されている。図に示すように、この方
法はブロック24002で開始し、ここで、フォーマッ
ト・サービス504は、コンテンツ・プロバイダ(5
0、80)から出版物コンテンツを受け取る。フォーマ
ット・サービス504はこれに応答して、ブロック24
004で、フィードバック生成プログラム524のイン
スタンスを選択的に起動して、その出版物コンテンツの
ソース、出版コンテンツの性質、および/または出版コ
ンテンツの宛先、の1つまたは複数を識別する。ブロッ
ク24006で、フィードバック生成プログラム524
は、識別されたソース、宛先、および/または出版コン
テンツに少なくとも部分的に基づいて、受け取った出版
コンテンツにフィードバック・コンテンツを動的に生成
および付加するかどうかを決定する。
【0075】ブロック24008で、フィードバック生
成プログラム524は、受け取った出版コンテンツに少
なくとも部分的に基づいて、任意数のソースからフィー
ドバック・コンテンツを動的に生成する。これに関し
て、フィードバック生成プログラム524は、(1)出
版コンテンツのプロバイダか、(2)受け取った出版コ
ンテンツと類似する、かつ/または関連付けられたコン
テンツのサードパーティ・プロバイダ、の1つまたは複
数からフィードバック・コンテンツをプルしてくるか、
あるいは(3)受け取った出版コンテンツと類似する、
かつ/または関連付けられたコンテンツをローカルで生
成することが可能である。このようなフィードバック・
コンテンツの例は多数あり、出版コンテンツ内で識別さ
れる製品/サービスに関する情報をさらに受け取るため
の「ファックスバック・フォーム」や、受け取った出版
コンテンツの拡張バージョンの提供、受け取った出版コ
ンテンツに記載されている製品/サービスに関連付けら
れるか、または類似する製品またはサービスの、ローカ
ルなサードパーティ提供者に対して自動的に生成される
電子メールなどにわたる。図25A〜Cは、そのような
フィードバック・コンテンツの代替例を図で表してい
る。
【0076】ここで少し図25A〜Cを見ると、本発明
の代替実施形態による、出版物の最後に付加されるフィ
ードバック・コンテンツを図により提示している。図2
5Aは、バーコードの個人識別子25002を含むフィ
ードバック・フォーム25000を表している。出版物
が印刷されると、このフィードバック・フォーム250
00は、ユーザが、このフォームを1つまたは複数の示
されるファクシミリ電話番号にファックス送信すること
により、追加の製品/サービス/コンテンツを要求する
のに使用することができる。
【0077】図25Bは、フィードバック・フォーム2
5000の電子メールによる代替形態25004を表し
ている。電子メール・フィードバック・フォーム250
04は、出版物が、ユーザに対してコンピューティング
・システムのディスプレイに電子形態で提示される場合
に利用される。図25Bに示す例示的実施形態による
と、ユーザは、アイコン型セレクタ「send」250
08を押して、このフィードバック・コンテンツと関連
付けられた、1つまたは複数のコンテンツ・プロバイダ
(50、80)、またはサードパーティ提供者に対し
て、それぞれが個人識別子25006を含んだ1つまた
は複数の電子メール・メッセージを発行する。
【0078】図25Cは、テスト25010からなるフ
ィードバック・コンテンツを図で表している。出版物が
教育題材である1つの実施によると、フィードバック生
成プログラム524は、要求元のユーザに提示するため
に、その題材を扱ったテストを編集することができる。
この実施形態によると、テストは、ファックスバック・
フォーム、電子メール・フォームなどの形をとることが
可能である。さらに、テストは、コンテンツ・プロバイ
ダ(50、80)や、独立した認定テスト機関が提供し
ても、あるいは受け取った出版コンテンツに基づいて、
フィードバック生成プログラム524がローカルで生成
してもよい。いずれの場合も、テスト・フィードバック
・コンテンツ25010は、ユーザを一意に識別する個
人識別子25012を含む。ある実施形態によると、追
加のセキュリティ措置(例えば、パスワード、網膜によ
る署名、指紋による署名など)を用いて、テストを受け
る者が、個人識別子で識別される者と同一人であること
を保証することもできる。
【0079】図24に戻ると、ブロック24010で、
フィードバック生成プログラム524は、受け取った出
版コンテンツにフィードバック・コンテンツを付加し、
ブロック24012でこれを要求元のユーザに転送す
る。代替の実施では、フィードバック生成プログラム5
24がフィードバック・コンテンツをフィードバック・
ラッパにカプセル化し、これを、要求元ユーザのフォー
マット・エンジン600に送信する。フォーマット・エ
ンジン600は、フィードバック・ラッパを認識し、全
てのフィードバック・ラッパ・コンテンツ・オブジェク
トをひとまとめにして、提示される出版物の最後に配置
して、出版物をフォーマットする。
【0080】次いで図26を見ると、本発明の一態様に
よる、フィードバック・フォームの受け取りに応答する
例示的方法を説明する流れ図が提示されている。図26
に示す例示的実施形態によると、この方法はブロック2
6002で、フィードバック・フォームを受け取るとこ
ろから開始する。上記で触れたように、出版物(例えば
受け取ったコンテンツ)の性質に応じて、フィードバッ
ク・フォームは多様な形態および目的をとることができ
る。これに関して、受け取られるフィードバック・コン
テンツは、ファクシミリ、郵便サービス、電子メールな
どを介して受信することができ、また任意数のアクショ
ンをとることを要求することができる。さらに、フィー
ドバック・フォームは、その出版物に対して任意数の者
が受け取ることが可能である。1つの実施によると、フ
ィードバック・コンテンツの生成プログラムは、返信用
アドレス(例えば、ネットワーク・アドレス、電子メー
ル・アドレス、電話番号、ファクシミリ番号など)をフ
ォーム中に組み込み、フィードバック・コンテンツの戻
し方をユーザに指示する。フィードバック・コンテンツ
を電子形態で受け取る1つの実施によると、フォームは
ボタンを含むことができ、これをユーザが選択すると、
ユーザが変更したフィードバック・コンテンツが、自動
的に適切なネットワーク要素(例えばコンテンツ・プロ
バイダ、文書送達システム、コンテンツ・ハンドラな
ど)に向けて経路指定される。
【0081】フィードバック・フォームを受け取ると、
ブロック26004で、システムが、そのフィードバッ
ク・フォームを提供したユーザを識別しようとする際
に、要求元のユーザの個人識別子が読み取られる。フィ
ードバック・フォームを受け取る要素が、文書送達シス
テム100(すなわちコンテンツ・ハンドラ)と関連付
けられている場合、ブロック26006で、その要素は
個人プロファイルにアクセスして、受け取ったフィード
バック・フォーム中で要求される製品/サービス/コン
テンツとともに要求元ユーザに応答するのに必要な個人
情報を取り出す。ただし、上記で触れたように、フィー
ドバック・フォームを受け取る要素は、システム100
の要素である必要はない。代替の実施では、システム1
00のメンバではない要素が、システム100からのフ
ィードバック・フォームに示される個人識別子と関連付
けられた個人情報を要求することが可能である。この代
替の実施によると、要素は、システム100に対してこ
のような情報の要求を開始する。要求を受け付けると、
システム100は、個人識別子と関連付けられたユーザ
・プロファイルからの限定した情報をその要素に提供
し、要求元の要素が、フィードバック・フォームに示さ
れた要求元ユーザのコンテンツ/製品/サービスに対す
る要求を満たせるようにする。ある実施によると、シス
テム100は、個人プロファイルからの個人情報を要素
に提供するのと交換に、メンバでない要素に対してアク
セス料を課すことにより、さらなる収入源を開拓する
(initiate)こともできる。
【0082】ブロック26008で、要素に、個人プロ
ファイルからの個人情報が提供され、要素はそれに次い
で、要求元ユーザのためのアクションを開始する。1つ
の実施によると、要素は、1つまたは複数のコンテンツ
・プロバイダ50/80に対する追加情報の要求を発行
し、要求元ユーザのために製品を注文し、テストを採点
し、結果を要求元ユーザおよび/またはコンテンツ・プ
ロバイダに報告することなどができる。1つの実施によ
ると、アクションを開始した要素は、要求される情報コ
ンテンツ、製品、および/またはサービスを要求元ユー
ザに送信することによってそのアクションを完了する。
これに関して、この要素は、文書送達システム100の
フィードバック・クリアリングハウスである。
【0083】図20を見ると、本発明の一態様による、
出版物プロファイルを生成/更新する例示的方法の流れ
図が表されている。図20に示す例示的実施形態による
と、この方法はブロック5502で開始し、ここでフォ
ーマット・エンジン600のコントローラ602は、出
版物プロファイルを生成および/更新する要求を受け取
る。ブロック5504で、コントローラ602は、その
要求が個人/出版人から受け取ったものであるかどうか
を判定する。
【0084】ブロック5504で、出版物プロファイル
の生成/更新を求めるその要求が、個人ユーザ/コミュ
ニティ出版人から受け取ったものであるとコントローラ
602が判定した場合、ブロック5506で、コントロ
ーラ602は、ユーザ・インタフェース・アプリケーシ
ョン618のインスタンスを選択的に起動して、ユーザ
/出版人の出版設定に関する情報を求める。適切なUI
の例を、図22を参照して提示する。
【0085】ここで少し図22を見ると、本発明の一実
施形態による、出版物プロファイルの生成/更新に使用
するのに適した例示的ユーザ・インタフェース(UI)
を図で示している。図に示すように、UI6000は、
登録するために作成者(producer)名およびパ
スワードを要求し、また出版物の範囲およびコンテンツ
に関する情報、出版物のレイアウトおよび出版スケジュ
ールも要求する。この情報は、上記のように、出版物プ
ロファイル・データ構造640中に受け取られ、そこで
維持される。
【0086】図20、詳細にはブロック5508に戻る
と、コントローラ602は、ユーザ/出版人からUIを
介して、出版物および/または出版フォーマットの1つ
または複数の様相に関する情報を受け取る。コントロー
ラ602はこれに応答して、ブロック5510で、受け
取った情報に従って適切な出版物プロファイル614を
生成/更新する。
【0087】ブロック5504で、出版物プロファイル
の生成/更新を求める要求が、個人ユーザ/コミュニテ
ィ出版人から受け取ったものではなく、ネットワーク要
素(例えば仮想センサ35000)から受け取ったもの
である場合には、UIを提示する必要はない。その代わ
り、コントローラ602は、ブロック5512で、出版
コンテンツおよび/または出版フォーマットの1つまた
は複数の様相に関する情報を、1つまたは複数のネット
ワーク要素から受け取る。プロセスはブロック5510
に進み、ここで、コントローラ602は、受け取った情
報に従って適切な出版物プロファイルを生成/更新す
る。
【0088】次いで図21を見ると、本発明の一態様に
よる、個別化された出版物を構成する個々のコンテンツ
・オブジェクトの配布、受け取り、および配置を追跡す
る例示的方法の流れ図が提示されている。上記で触れた
ように、編集モジュール120または出版エージェント
500はコンテンツ(芸術関係または広告)を受け取る
たびに、そのコンテンツ・オブジェクトをカテゴライズ
し、オブジェクトをトレース・ラッパにカプセル化す
る。トレース・ラッパは、文書送達システム中のオブジ
ェクトと関連付けられた、一意の識別が可能なマーカで
ある。文書送達システム全体(例えば印刷モジュール
に)に組み込まれた仮想センサは、そのようなラッパに
カプセル化されたオブジェクトの受け取りおよびそれと
の対話を識別し、どのようなオブジェクトが特定ユーザ
の興味の対象となっているかについての貴重なフィード
バック、コンテンツ・オブジェクトの配布量などを、文
書送達システムに暗に提供する。
【0089】本発明で使用するトレース・ラッパは非侵
入性(non−invasive)マーカである。すな
わち、これはコンテンツ・オブジェクトの内容を変えな
い。トレース・ラッパ6002(A)〜(N)に組み込
まれたコンテンツ・オブジェクトからなる、個別化され
た出版物6001の例を、図23を参照して提供する
が、これは説明のためであって制限ではない。図のよう
に、コンテンツ・オブジェクト6004は、コンテンツ
・プロバイダ情報データ構造中に記憶されて、コンテン
ツ・オブジェクトを一意に識別する「タグ」または「マ
ーカ」6006とともに、トレース・ラッパ6002
(A)にカプセル化されている。
【0090】図の例示的実施形態によると、図21の方
法はブロック5002で開始し、ここで、(例えば、編
集モジュール120内の)コンテンツ・マネジャは、コ
ンテンツ・オブジェクトが、識別されるユーザを通じて
送信された、あるいは識別されるユーザによって受け取
られたという報告を1つまたは複数の仮想センサから受
け取る。コンテンツ・マネジャはこれに応答して、適切
な出版物プロファイル(5004)、および(上記で紹
介した)コンテンツ・プロバイダ情報データベース(5
006)に対する更新を発行して、コンテンツ・オブジ
ェクトの配布、受け取り、および/または配置を反映さ
せる。ブロック5008で、編集モジュール120は、
コンテンツ・プロバイダ50、広告プロバイダ80、お
よび購読ユーザとの会計トランザクションを周期的に開
始し、関連するプロバイダのコンテンツ・オブジェクト
の配布および/または消費を反映する。
【0091】より詳細には、編集モジュール120は、
文書送達システムとコンテンツ・プロバイダ間で確立さ
れた契約義務に従って、選択されたコンテンツ・プロバ
イダから提供されたコンテンツ・オブジェクトの配布お
よび受け取りに対するロイヤリティの支払いを開始す
る。これに関して、編集モジュール120の契約アドミ
ニストレータは、コンテンツ・プロバイダ50と関連付
けられたコンテンツ・オブジェクトの使用を識別して、
正確なロイヤリティ支払い額を決定し、義務を履行する
会計トランザクションを開始する。
【0092】本発明の一態様によると、文書送達システ
ム10内でコンテンツの配布および配置を監視する正確
さの度合いにより、「マイクロトランザクション」、す
なわち(契約管理情報で定義される)会計上の義務を作
成するシステム動作のたびに自動的に行われる電子的な
取引が容易になる。一例示的実施形態によると、コンテ
ンツ・プロバイダ50と関連付けられたコンテンツ・オ
ブジェクトを(再)配布するたびに、コンテンツ・プロ
バイダ50と関連付けられた会計口座にロイヤリティ支
払いが支払われる。これは、1コンテンツ・プロバイダ
につき、1日で、何百、何千、あるいは何百万単位のマ
イクロトランザクションに達することもある。
【0093】編集モジュール120について、コンテン
ツ・プロバイダ50へのロイヤリティ支払いの面から説
明したが、代替として、編集モジュール120は、マイ
クロトランザクション単位で、あるいは周期的に、また
は他の一括払いの形で、上記のものとほぼ同じ方式で広
告プロバイダ80あるいは購読ユーザの口座の貸方に記
入してもよい。
【0094】1つの実施によると、作成した文書を出版
カタログとして出版し、ユーザはこれをブラウズし、興
味のある出版物を選択して、ダウンロードおよび/また
は購読することができる。
【0095】本発明の態様を以下に例示する。
【0096】1.複数のコンテンツ・プロバイダ50、
80と、1つまたは複数のコンテンツ・プロバイダ50
/80からコンテンツを受け取り、受け取ったコンテン
ツにフィードバック情報を付加してから付加したフィー
ドバック情報とともにそのコンテンツを要求元ユーザに
転送するように、ネットワーク200全体に分散され、
かつネットワーク200を通じて複数のコンテンツ・プ
ロバイダ50、80の1つまたは複数と結合された1つ
または複数のコンテンツ・ハンドラ500とを備えるシ
ステム100。
【0097】2.コンテンツ・ハンドラ500が、受け
取ったコンテンツに少なくとも部分的に基づいてフィー
ドバック情報を生成する上記1に記載のシステム10
0。
【0098】3.コンテンツ・ハンドラ500が、受け
取ったコンテンツに少なくとも部分的に基づいて、サー
ドパーティ・コンテンツ・プロバイダ50、80からフ
ィードバック情報を受け取り、受け取ったコンテンツに
それを付加する、上記1に記載のシステム100。
【0099】4.コンテンツ・ハンドラ500が、コン
テンツ・プロバイダ50、80からフィードバック情報
を受け取る上記1に記載のシステム100。
【0100】5.コンテンツ・ハンドラ500が、コン
テンツ・プロバイダからコンテンツを受け取り、受け取
ったコンテンツに少なくとも部分的に基づいて、受け取
ったコンテンツに付加するフィードバック情報を生成す
るフォーマット・サービス504を備える上記1に記載
のシステム100。
【0101】6.フィードバック情報が、要求元ユーザ
がそれを操作して、フィードバック情報と関連付けられ
た複数のコンテンツ・プロバイダまたは提供者のうち1
つまたは複数からの製品、サービス、および/またはコ
ンテンツを自動的に注文することができるフォームであ
る上記1に記載のシステム100。
【0102】7.フィードバック情報が、ソースに関わ
らず、受け取ったコンテンツの内容に関連する上記1に
記載のシステム100。
【0103】8.コンテンツ・ハンドラ500が、ユー
ザが変更したフィードバック・コンテンツを受け取り、
ユーザが変更したそのフィードバック・コンテンツに少
なくとも部分的に基づいてアクションを開始する、上記
1に記載のシステム100。
【0104】9.アクションが、ユーザの変更したフィ
ードバック・コンテンツを反映し、製品を注文するこ
と、コンテンツ・プロバイダに追加情報を求める要求を
発行すること、テストを採点すること、およびユーザお
よび/またはコンテンツ・プロバイダに結果を報告する
ことなどの1つまたは複数を含んでよい上記8に記載の
システム100。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の文書送達システムのブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態の文書送達システムの、送
信モジュールおよび印刷モジュールの動作を詳述する流
れ図である。
【図3】本発明の一実施形態の文書送達システムの、送
信モジュールおよび印刷モジュールの動作を詳述する流
れ図である。
【図4】本発明の一実施形態の文書送達システムの、送
信モジュールおよび印刷モジュールの動作を詳述する流
れ図である。
【図5】本発明の一実施形態における、ユーザからのユ
ーザ・プロファイル情報の入手法を説明する図である。
【図6】本発明の一実施形態における、ユーザからのユ
ーザ・プロファイル情報の入手法を説明する図である。
【図7】本発明の一実施形態における、文書送達のため
の印刷スケジュールを示す図である。
【図8】図7の印刷スケジュールをどのようにしてユー
ザが変更できるかを説明する図である。
【図9A】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷し
た文書の図である。
【図9B】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷し
た文書の図である。
【図10】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷し
た文書の図である。
【図11A】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷
した文書の図である。
【図11B】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷
した文書の図である。
【図11C】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷
した文書の図である。
【図11D】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷
した文書の図である。
【図12】本発明の一実施形態により印刷装置で印刷し
た文書の図である。
【図13】本発明の一態様による例示的出版エージェン
トのブロック図である。
【図14】本発明の一態様による例示的フォーマット・
エンジンのブロック図である。
【図15】本発明の一実施形態による、例示的仮想セン
サのブロック図である。
【図16】出版物プロファイル情報を備えるデータ構造
を図で示した図である。
【図17】トランザクション情報を備えるデータ構造を
図で示した図である。
【図18】本発明の1つの実施による、例えば出版エー
ジェントで維持される出版スケジュールを含むデータ構
造を図式的に表した図である。
【図19】本発明の教示による、出版物を動的に編集す
る例示的方法の流れ図である。
【図20】本発明の一例示的実施による、出版物プロフ
ァイルを動的に生成および正確化する例示的方法の流れ
図である。
【図21】本発明の一態様による、コンテンツ・オブジ
ェクトの配布を追跡し、コンテンツ・プロバイダに対し
て課金する例示的方法の流れ図である。
【図22】本発明の一態様による、作成者が、出版物プ
ロファイルを登録および生成するのを可能にする例示的
グラフィカル・ユーザ・インタフェース(UI)の図で
ある。
【図23】本発明の教示による、出版プロセス中に動的
に編集される例示的出版物の図である。
【図24】本発明の一態様による、受け取ったコンテン
ツに対してフィードバック・フォームを動的に生成およ
び付加し、同時にそれを要求元ユーザに向けて経路指定
する例示的方法の流れ図である。
【図25A】本発明の一実施形態による使用に適した、
動的に生成されるフィードバック・フォームの一例の図
である。
【図25B】本発明の一実施形態による使用に適した、
動的に生成されるフィードバック・フォームの一例の図
である。
【図25C】本発明の一実施形態による使用に適した、
動的に生成されるフィードバック・フォームの一例の図
である。
【図26】本発明の一態様による、フィードバック・フ
ォームを受け取るのに応答して、要求の題材を自動的に
提供する例示的方法の流れ図である。
【符号の説明】
50、80 コンテンツ・プロバイダ 100 システム 200 ネットワーク 500 コンテンツ・ハンドラ 504 フォーマット・サービス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンテンツ・プロバイダと、 1つまたは複数のコンテンツ・プロバイダからコンテン
    ツを受け取り、受け取ったコンテンツにフィードバック
    情報を付加してから付加したフィードバック情報ととも
    にそのコンテンツを要求元ユーザに転送するように、ネ
    ットワーク全体に分散され、かつネットワークを通じて
    複数のコンテンツ・プロバイダの1つまたは複数と結合
    された1つまたは複数のコンテンツ・ハンドラとを備え
    るシステム。
JP2001370275A 2000-12-19 2001-12-04 統合フィードバック生成機能を備えた文書送達システム Withdrawn JP2002222135A (ja)

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