JP2005063048A - 商品管理方法、ネットワーク販売システム、及びネットワーク販売装置 - Google Patents

商品管理方法、ネットワーク販売システム、及びネットワーク販売装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 提供商品に対して付加価値を付加して販売する際に、提供商品の数に比例して増加する手間や販売商品の数を減らす。
【解決手段】 商品提供者が商品提供者端末装置104から商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとしてサーバ101に登録し、販売者が販売者端末装置106から商品グループ毎に付加価値を付加した商品を販売商品としてサーバ101に登録する。そして、注文者が注文者端末装置105から販売商品の中から所望の販売商品を選択し、選択された販売商品の注文を受け付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売することに関する。
近年、インターネットなどのネットワーク上で商品提供者が提供する提供商品(例えば、プリントサービス)と付加価値(例えば、デザイン)の仲介を行うシステムが存在する(例えば、特許文献1、2参照。)。例えば、特許文献1に記載されたものは、デザイン付加に関わるオンライン仲介システムである。また、特許文献2に記載されたものはデザイン付き商品の製造販売仲介システムである。
特開2000−306009号公報 特開2001−243368号公報
特許文献1、2はどちらも注文者自身が提供商品と付加価値とを組み合わせたものを購入するシステムであるが、提供商品が増えればそれだけ注文者の選択の手間も増加する。つまり、提供商品の数が増えれば増えるほど仲介者にとってはビジネスの規模が拡大して好ましいが、注文者にとっては希望の条件に合致する提供商品の数が増えてしまった結果、選びきれないという事態にもなる。
また、提供商品に予め付加価値を付加しておき、その付加価値を付加した側が販売を行うシステムを考えた場合、提供商品に単純に付加価値を付加するだけでは提供商品の数に比例して付加価値を付加する手間が増加する。
また、販売を行う際にも同じことが言え、提供商品の数に比例して販売商品の数が増えると、販売の手間が増加し、オンライン販売の場合は販売用のページを作成する手間も増加する。
本発明は、商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売システムにおける商品管理方法であって、商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する工程と、前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する工程と、前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売システムであって、商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する登録手段と、前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する管理手段と、前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる選択手段とを有することを特徴とする。
更に、本発明は、商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売装置であって、商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する登録手段と、前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する管理手段と、前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる選択手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、提供商品に対して付加価値を付加して販売する際に、提供商品の数に比例して増加する手間や販売商品の数を減らすことができる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、商品提供者がTシャツやマグカップなどの商品に対して多種の印刷を行うサービス(プリントサービス)を所定の印刷料金で提供し、販売者がこのプリントサービスを利用して自身の印刷画像を印刷し、印刷された商品を印刷料金にコンテンツ料金を上乗せした価格で注文者に販売するシステムを例に説明する。
尚、以下では商品提供者がこのプリントサービスにより印刷する商品を「印刷商品」と呼び、販売者がこのプリントサービスを利用して印刷商品に所望の印刷を行い、付加価値を付加した商品を「販売商品」と呼ぶ。
また、本実施形態で使用する全てのドメイン名(FQDN:Fully Qualified Domain Name)は、単に装置を識別できるように記載しただけであり、実在するドメイン名とは無関係である。
<全体構成>
まず、図1を参照して、本実施形態におけるシステムの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態におけるプリントサービスシステムの構成を示す図である。図1において、101はTシャツやマグカップなどの商品に対して多種の印刷能力を有する商品提供者が設置したサーバであり、ネットワークインタフェースを介して102のインターネットに接続されている。103は販売者のサーバ、104は商品提供者の端末装置、105は注文者の端末装置、106は販売者の端末装置であり、いずれもネットワークインタフェースを介してインターネット102に接続されている。
尚、本実施形態では、インターネット102を例に説明するが、コンピュータ装置のネットワークインタフェースを通じてデータなどの送受信が可能な媒体であれば他のネットワークでも構わない。また、商品提供者端末装置104、注文者端末装置105、販売者端末装置106の数もこれに限るものではない。
<各構成要素>
次に、図2〜図5を参照して、図1に示すサーバ101、販売者サーバ103、商品提供者端末装置104、注文者端末装置105及び販売者端末装置106の構成について詳細に説明する。尚、上述のサーバ及び端末装置はコンピュータによって実現されるものであり、まずコンピュータのハードウェア構成を説明し、次にサーバ、端末装置の各モジュール構成について説明する。
<ハードウェア構成>
図2は、サーバ及び端末装置として機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図2において、201はCPUであり、後述するRAMや外部記憶装置に格納されている制御プログラム等に従って本装置全体の制御を行う。202はRAMなどの内部記憶部であり、CPU201によって実行される本装置の制御プログラムや文書画像等を格納する。203はネットワークインタフェースであり、CPU201の制御下にインターネット等のネットワークとの接続を行ってデータ等を送受信する。204はファイルや制御プログラムを保存する磁気ディスク等の外部記憶装置である。205はディスプレイ、206はキーボード、207はマウス等のポインティングデバイスである。
ここで、RAM202に格納されているプログラムは、同じくRAM202に格納されているOS(Operating System)の機能を必要に応じて使用し、RAM202に一時記憶するデータの内容を読み書きしたり、外部記憶装置204上のファイルの内容を読み書きしたり、ネットワークインタフェースを通じてデータの送受信を行ったり、キーボード206やポインティングデバイス207からの入力を受け取ったり、ディスプレイ205に表示を行ったりすることで、所定の動作を行う。
また、CPU201は、制御プログラムを外部記憶装置204から読み込んで実行するだけでなく、ネットワークインタフェースを介して受信したプログラムを実行するようにしても良い。また、図2には示していないが、ROMなどの読み出し専用の内部記憶部から読み込んで実行するようにしても良い。
また、キーボード206やポインティングデバイス207の代わりに、或いはそれらに加えて音声入力等の他の入力装置を備えることもできる。
また、上述した全ての構成要素を必ずしも備えている必要はなく、サーバ101や販売者サーバ103の場合、通常ディスプレイを省略し、キーボード206やポインティングデバイス207も他のコンピュータと共有させても良い。
<モジュール構成>
図3は、コンピュータにサーバ及び端末装置の機能を実現させる論理ブロック(モジュール)の構成を示す図である。図3において、301はサーバ101のモジュール構成、309は販売者サーバ103のモジュール構成、そして312は商品提供者端末装置104、注文者端末装置105、販売者端末装置106のモジュール構成である。以下、順に各モジュール構成について説明する。
<サーバ101>
図3に示すように、サーバ101は、インターネット102上でドメイン名「www.server.jp」で識別される。302、303、304はサーバ101の外部記憶装置204上に構成されるデータベースである。305はデータベースプログラムであり、RAM202に格納されている。データベース302〜304は、データベースプログラム305が外部記憶装置204上のファイル内に論理的に構成したテーブル(表)の集合であり、また、RAM202に格納されている任意のプログラムに対してテーブル内のレコード(表要素)へのアクセスを可能にする。ここでのアクセスとは、テーブルへのレコードの追加、テーブルからのレコードの削除、テーブル内のレコードに対する検索等の処理である。
尚、データベース302、303、304の構成内容はそれぞれ図6、図7、図8を用いて後述するが、302は印刷商品情報を格納するデータベースであり、303は印刷商品をグループ化した印刷商品グループを格納するデータベースであり、304は販売者の販売商品情報を格納するデータベースである。
次に、307はRAM202に格納されているWebサーバプログラムであり、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット102からHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを受信し、HTML(Hyper Text Markup Language)データや画像データを本文(body)とするHTTPレスポンスをネットワークインタフェース203を通じてインターネット102に送信する。
306はRAM202に格納されているCGI(Common Gateway Interface)プログラムであり、それぞれCGIプログラム名で識別される。このCGIプログラムはCGIインタフェースに準拠したプログラムで、HTTPリクエストの引数を入力し、HTTPレスポンスの本文(body)を出力するように動作する。尚、CGIプログラムは、単純にRAM202上のプログラムであるとしたが、例えばJ2EE(Java(登録商標)2 Enterprise Edition)サーバ上で動作するサーブレットやJSP(Java(登録商標) Server Pages)であっても良く、IIS(Internet Information Server)上で動作するASP(Active Server Pages)であっても良く、或いはPerl等のスクリプト言語で記述されたスクリプトであっても良く、実現形式は問わないものである。
HTTPリクエストはURL(Uniform Resource Locator)とそれに付随する引数という形式で商品提供者端末装置104、注文者端末装置105、販売者端末装置106からインターネット102経由でサーバ101に送信される。このURLは大きくプロトコル部分とアドレス部分とパス名部分に分かれる。例えば、URLが「http://www.server.jp/cgi/cbs」である場合は、プロトコル部分が「http://」であり、アドレス部分が「www.server.jp」であり、パス名部分が「/cgi/cbs」になる。また、付随する引数は「引数名=値」で表すペアを「&」で区切ったものである。例えば、「id=30&pass=xyz」の場合は、1つめの引数名が「id」でその値が「30」であり、2つめの引数名が「pass」でその値が「xyz」である。また、引数の指定方法はHTTPリクエストの種別(method)がGETであるかPOSTであるかによって異なり、GETの場合はURLのパス名の後に「?」に続けて指定し、POSTの場合はHTTPリクエストの本文(body)に指定する。
次に、リクエストは静的なリクエストと動的なリクエストに大別される。静的なリクエストとは、外部記憶装置204上のファイルの内容をそのままHTMLデータとして送信するようにWebサーバプログラム307が動作するリクエストである。また、どのファイルの内容を送信するかはURLのうちのパス名部分に従ってWebサーバプログラム307が決定する。
また、動的なリクエストとは、CGIプログラム306に対してCGIインタフェースに従ってHTTPリクエストの引数を入力し、CGIプログラム306の出力をHTMLデータとして送信するようにWebサーバプログラム307が動作するリクエストである。この時、Webサーバプログラム307はHTTPリクエストの引数以外の要素(cookieやHTTPリクエストそのものに関する情報等)も環境変数等を通じてCGIプログラム306が取得できるようにする。そして、リクエストが静的か動的かはURLのうちパス名によってWebサーバプログラム307が識別する。ここではパス名部分が「/cgi/」で始まっている場合は動的なリクエストとし、「/cgi/」を除くそれ以降のパス名部分をCGIプログラム名とする。例えば、URLが「http://www.server.jp/cgi/cbs」である場合は、CGIプログラム名を「cbs」と認識する。
更に、CGIプログラム306は、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット102にHTTPリクエストを送信することができ、HTMLレスポンスの本文(body)としてHTMLデータや画像データを受信することができる。
<販売者サーバ103>
次に、販売者サーバ103は、インターネット102上でドメイン名「www.reseller.jp」で識別される。310は販売者サーバ103の外部記憶装置204上のファイルであり、本実施形態に関わる内容は画像データである。
次に、311はRAM202に格納されているWebサーバプログラムであり、ネットワークインタフェース102からHTTPリクエストを受信し、HTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをネットワークインタフェース203を通じてインターネット102に送信する。また、Webサーバプログラム311は静的なリクエストのみを受け付けるものとし、HTTPリクエストのURL内のパス名部分からファイルパス名へのマッピングを行い、リクエストされたファイル310を識別してその内容を本文(body)とする。
<商品提供者端末装置、注文者端末装置、販売者端末装置>
312は商品提供者端末装置104、注文者端末装置105、販売者端末装置106に共通のモジュール構成である。313は各端末装置のRAM202に格納されているWebブラウザプログラムであり、商品提供者、注文者、販売者がキーボード206やポインティングデバイス207を使用して閲覧(ブラウズ)したいURLを入力することにより、Webブラウザプログラム313はネットワークインタフェース203を通じてインターネット102にそのURLを含むHTTPリクエストを送信する。
また、HTTPリクエストの送信と同期してWebブラウザプログラム313は対応するHTTPレスポンスをインターネット102からネットワークインタフェース203を通じて受信する。このWebブラウザプログラム313は受信したHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータや画像データをディスプレイ205上にレンダリングすることができる。
尚、HTMLデータの場合、W3C(World Wide Web Consortium)の定める規則に応じてHTMLデータの字句的、構文的解釈を行い、画像データの場合は画像データフォーマットに応じて画像データの解釈を行う。
<サーバにおけるCGIプログラムの種類及びプログラム名>
次に、サーバ101におけるCGIプログラム306の種類とURLとのマッピング及びプログラム名について説明する。
図4は、サーバにおけるCGIプログラムの種類とURL及びプログラム名を示す図である。尚、本実施形態では、商品提供者が商品提供者端末装置104からサーバ101の印刷商品グループデータベース303に商品グループを登録するCGIプログラムと、販売者が販売者端末装置106からサーバ101の販売商品データベース304に販売商品を登録するCGIプログラムと、注文者が注文者端末装置105からサーバ101の販売商品データベース304に登録された販売商品をカートに追加するCGIプログラムと、同様に注文者がそのカートの内容を注文するCGIプログラムとを用意している。ここで「カート」とは、Webブラウザ上で買い物かごを実現する場合の機能的名称である。
図4において、401は商品グループ登録CGIプログラムであり、URLは「http://www.server.jp/cgi/admin」、そのプログラム名は「admin」である。402は販売商品登録CGIプログラムであり、URLは「http://www.server.jp/cgi/reseller」、そのプログラム名は「reseller」である。403はカート追加CGIプログラムであり、URLは「http://www.server.jp/cgi/addCart」、そのプログラム名は「addCart」である。そして、404は注文CGIプログラムであり、URLは「http://www.server.jp/cgi/order」、そのプログラム名は「order」である。それぞれのCGIプログラムの動作の詳細は図9、図13、図17等を用いて更に後述する。
<販売者サーバにおける画像ファイル>
次に、販売者サーバ103の外部記憶装置204に格納され、プリントサービスを利用して印刷商品に印刷される画像ファイル310の種類と各画像のURLとのマッピング及び各画像の内容について説明する。
図5は、販売者サーバにおける画像ファイルの種類とURL及び各画像の内容を示す図である。図5に示すように、大別して印刷画像ファイルと、サムネイル画像ファイルとに分類される。501と502が印刷画像ファイルの例であり、503と504がサムネイル画像ファイルの例である。
501に示す画像は、「http://www.reseller.jp/image1.jpg」というURLでWebサーバプログラム311がHTTPリクエストを受信した場合、Webサーバプログラム311はそのURLのパス名部分である「/image1.jpg」から画像ファイル310へのマッピングを行い、501に示す画像ファイルの内容を本文(body)とするHTTPレスポンスを送信する。また、この画像のサイズは501に示す通り、高さ1200ピクセル、横800ピクセルである。
502も同様に、Webサーバプログラム311により「http://www.reseller.jp/image2.jpg」というURLのパス名部分「/image2.jpg」から図に示す内容の画像ファイル310へとマッピングされる。また、この画像のサイズは、高さ800ピクセル、幅600ピクセルである。
503と504に示す画像は、それぞれ501と502に示す画像に対応するサムネイル画像である。URLは、それぞれ「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」と「http://www.reseller.jp/thumb2.jpg」であり、URLのパス名部分はそれぞれ「/thumb1.jpg」と「/thumb2.jpg」であり、Webサーバプログラム311によりそれぞれ図に示す内容の画像ファイル310へとマッピングされる。尚、サムネイル画像ファイル503は印刷画像ファイル501のサムネイル画像であるから同一のアスペクト比を有し、そのサイズは高さ60ピクセル、幅40ピクセルである。また、サムネイル画像ファイル504も同様であり、印刷画像ファイル502のサムネイル画像ファイルであるから同一のアスペクト比を有し、そのサイズは高さ60ピクセル、幅45ピクセルである。
<データベースのレコード>
次に、図6〜図8を参照して、本実施形態におけるサーバ101内の外部記憶装置204上に構成されるデータベース302〜304のレコード構成について詳細に説明する。
<印刷商品データベース>
まず、商品提供者がプリントサービスを提供する際に、印刷可能な商品(印刷商品)に関する情報を格納している印刷商品データベース302のレコード構成について説明する。
図6は、印刷商品データベースのレコード構成を示す図である。図6において、601は印刷商品に対して付ける一意な印刷商品コードであり、この印刷商品データベース302内の各レコードにおいて重複しないように、PK(Primary Key)と指定されている。602は印刷商品名であり、印刷商品を識別するための任意の文字列である。603はコスト(最低販売価格)であり、上述した商品提供者が販売者にプリントサービスを提供する価格(「印刷料金」)に相当し、販売者がプリントサービスを利用して印刷を行い、付加価値を付加した販売商品の価格(「コンテンツ料金を上乗せした価格」)を登録する際の最低販売価格となる。単位は円である。
604と605は印刷画像の許容解像度であり、商品提供者が該当する印刷商品を印刷する際に画像に対して要求する解像度である。604と605はそれぞれ許容解像度の高さと幅を表す。単位はピクセルである。
尚、印刷商品データベース302の登録レコードの例は図10を参照して更に後述する。
<印刷商品グループデータベース>
次に、上述の印刷商品をグループ化した印刷商品グループに関する情報を格納している印刷商品グループデータベース303のレコード構成について説明する。
図7は、印刷商品グループデータベースのレコード構成を示す図である。図7において、701は印刷商品グループに対して付ける一意な印刷商品グループコードであり、印刷商品グループデータベース303内の各レコードにおいて重複しないように、PKと指定されている。702は印刷商品グループ名であり、印刷商品グループを識別するための任意の文字列である。703は注文数の単位名称である。例えば、マグカップは1個ずつ販売したいが、ポストカードは5枚を1組として販売したいとする。そこで、これらを統一的に扱うために、販売単位を呼称する名称を設けている。一例として、マグカップは1個を販売単位として1「セット」と呼び、ポストカードは5枚を販売単位として1「組」と呼ぶ。
704は商品数の単位名称である。上述の例における「個」や「枚」に相当する。705は注文数当たりの商品数である。上述の例ではマグカップは1セット当たり1個なので「1」となり、ポストカードは1組当たり5枚なので「5」となる。706と707は印刷商品グループに属する印刷商品に関する情報を格納する別テーブルであり、印刷商品グループと属する印刷商品とを組で管理するものである。1つの印刷商品グループに複数の印刷商品を関連付けることができる。706は印刷商品グループコード701を参照するのでFK(Foreign Key)として701が指定されている。707は図6に示した印刷商品データベースの印刷商品コード601を参照するのでFKとして601が指定されている。
尚、印刷商品グループデータベース303の登録レコードの例は図14を使用して更に後述する。
<販売商品データベース>
次に、販売者が販売する販売商品に関する情報を格納している販売商品データベース304のレコード構成について説明する。
図8は、販売商品データベースのレコード構成を示す図である。801は販売商品コードであり、販売商品に対して付ける一意なコードで、販売商品データベース304内の各レコードにおいて重複しないように、PKと指定されている。802は販売商品が対応する印刷商品グループである。印刷商品グループコード701を参照するのでFKとして701が指定されている。803〜805は販売商品に関する情報であり、図13等を用いて後述する販売商品登録時に販売者が指定した情報を登録する。
尚、販売商品データベース304の登録レコードの例は図18を使用して更に後述する。
<印刷商品グループ登録>
次に、図9〜図12を参照して、商品提供者が商品提供者端末装置104から印刷商品をグループ化してサーバ101の印刷商品グループデータベース303に登録する処理について詳細に説明する。
<印刷商品グループ登録シーケンス>
図9は、印刷商品グループ登録処理のシーケンスを示す図である。図9において、901は商品提供者端末装置であり、図1に示す104に相当する。902はサーバであり、同様に図1に示す101に相当する。901と902は図1に示すようにインターネット102を通じて相互に通信が可能である。
<印刷商品データベースの内容>
図9に示すシーケンスを説明する前に、サーバ101の印刷商品データベース302に登録されているレコードの内容について説明する。
図10は、印刷商品データベースに登録されているレコードの内容を示す図である。図10において、1001は印刷商品コードが「TS−W−S」、印刷商品名が「Tシャツ(白)Sサイズ」、コスト(最低販売価格)が「3000」円、許容解像度(高さ)が「1200」ピクセル、許容解像度(幅)が800ピクセルであることを表している。1002〜1008についても1001と同様である。
<シーケンス903>
まず、商品提供者が商品提供者端末装置901のWebブラウザ313に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して商品グループ登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/admin」(図4の401参照)の閲覧を指示する。Webブラウザ313は、このURLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。HTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ902のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「admin」をマッピングする(図4の401参照)。
<シーケンス904>
次に、Webサーバ307は、マッピングしたCGIプログラム「admin」へHTTPリクエストの引数を入力するが、ここでは引数は空である。CGIプログラム「admin」は、引数が空の場合、印刷商品グループ登録画面を表わすHTMLデータを出力する。そして、Webサーバ307はこのHTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。このHTTPレスポンスはインターネット102を介して商品提供者端末装置901のWebブラウザ313で受信され、Webブラウザ313がHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータを販売者端末装置901のディスプレイ205上にレンダリングする。
図11は、印刷商品グループ登録画面の一例を示す図である。この登録画面はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。このフォーム機能を使用すると、HTTPリクエストの送信先URLと、その引数を指定することができる。ここでは、URLとして登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/admin」(図4の401参照)が指定されているものとする。また、1101〜1105は入力又は選択用のフィールドであって、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。1102は選択用のフィールドで、他はすべて入力用のフィールドである。商品提供者端末装置901のキーボード206やポインティングデバイス207を使用して登録ボタン1106を操作することにより、商品提供者端末装置901のWebブラウザ313が1101〜1105で入力又は選択した文字列を引数として上述のURLと共にHTTPリクエストを構成し、インターネット102に送信する。
1101は印刷商品グループ名の入力フィールドである。1102は印刷商品の選択フィールドである。これはCGIプログラム「admin」がHTMLデータを出力する際にデータベースプログラム305を通じて印刷商品データベース302にアクセスし、登録されている印刷商品の一覧(図10参照)を取得し、その印刷商品一覧を使用してHTMLのフォーム機能にあるINPUT文を生成していることによる。INPUT文にはTYPE属性にCHECKBOX、VALUE属性に印刷商品コードを指定することとすると、図10の印刷商品一覧により、CGIプログラム「admin」は以下のようなINPUT文を生成する。
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='TS-W-S'>Tシャツ(白) Sサイズ
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='TS-W-M'>Tシャツ(白) Mサイズ
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='TS-W-L'>Tシャツ(白) Lサイズ
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='PST-N-A0'>ポスター (光沢紙) A0
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='PST-L-A0'>ポスター (ラミネート) A0
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='PC'>ポストカード
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='MC-W'>マグカップ (白)
<INPUT TYPE='CHECKBOX' value='MC-BLK'>マグカップ (黒)
これらのINPUT文をWebブラウザ313がレンダリングすることにより、1102に示す選択フィールドが表示される。
そして、1103は注文数単位名称、1104は商品数単位名称、1105は注文数当たりの商品数の入力フィールドである。
<シーケンス905>
次に、商品提供者は商品提供者端末装置901のWebブラウザ313が表示した登録画面(図11)に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力や選択を行う。
図12は、入力済み印刷商品グループ登録画面の一例を示す図である。ここでは、印刷商品グループ名に「Tシャツ(白)」が入力され、印刷商品として「Tシャツ(白)Sサイズ」、「Tシャツ(白)Mサイズ」、「Tシャツ(白)Lサイズ」が選択され、注文数単位名称、商品数単位名称、注文数当たりの商品数として、それぞれ「セット」、「枚」、「1」が入力されている。1201及び1203〜1205で入力された文字列は、フォーム送信時にそのままHTTPリクエストの引数として送信されるが、1202で選択された印刷商品については上記のINPUT文の通り、印刷商品コードである「TS−W−S」、「TS−W−M」、「TS―W−L」が引数として送信される。
商品提供者が入力又は選択を終了した後、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して登録ボタン1206を操作すると、Webブラウザ313は登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/admin」(図4の401参照)と1201〜1205で入力又は選択した文字列を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。このHTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ902のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「admin」をマッピングする(図4の401参照)。
<シーケンス906>
次に、Webサーバ307は、マッピングしたCGIプログラム「admin」へHTTPリクエストの引数を入力する。CGIプログラム「admin」は引数が空でない場合、印刷商品グループの登録処理を行うように動作する。ここでは印刷商品グループ名として「Tシャツ(白)」、印刷商品コードとして「TS−W−S」、「TS−W−M」、「TS−W−L」、注文数単位名称として「セット」、商品数単位名称として「枚」、注文数当たりの商品数として「1」が入力される。
CGIプログラム「admin」は引数のチェックを行う。最初に、引数の何れかが空でないか否かをチェックする。空ならチェック失敗としてシーケンス907へ進む。ここでは全て空ではないのでチェックは成功する。
次に、引数の印刷商品コードをキーとしてデータベースプログラム305に対し、印刷商品データベース302のレコードの検索を指示する。該当するレコードが見つからなければチェック失敗としてシーケンス907へ進む。ここでは、印刷商品コードとして「TS−W−S」、「TS−W−M」、「TS−W−L」が入力されているので、図10の1001、1002、1003に示すレコードが得られるのでチェックは成功する。
最後に、見つかったレコードのコスト(最低販売価格)と許容解像度が等しいか否かのチェックを行う。後述するように、販売者は印刷商品グループに対して販売価格と印刷画像を設定して販売商品を構成するので、同じ印刷商品グループに属する印刷商品はコスト(最低販売価格)と許容解像度が等しくなければならない。等しくなければチェック失敗としてシーケンス907へ進む。ここでは、上述の検索によって得られた1001、1002、1003に示すレコードのコスト(最低販売価格)と許容解像度は図10に示すように等しいのでチェックは成功する。
尚、上述の引数が空でないか否かのチェックを、図11に示す画面を構成するHTMLデータにおいて、Java(登録商標)Script等によって記述したスクリプトで行うこともできる。この場合、チェックは商品提供者端末装置901のWebブラウザ313で行われるので、引数が空の場合にシーケンス905、907の通信が発生することを省略することができる。但し、この場合であっても、引数を改竄された悪意あるHTTPリクエストを受信してCGIプログラムが誤動作することを防ぐために、通常はシーケンス906においても空か否かのチェックを行う。Java(登録商標)Script等によるチェックはあくまでも通常操作において空か否かのチェックを商品提供者端末装置901側で行うことで、無駄な通信を防ぐことが目的で、シーケンス906におけるチェック処理を省略することが目的ではない。以降、CGIプログラムで引数が空か否かのチェックを行う場合は同様であるとする。
<シーケンス907>
シーケンス906でCGIプログラム「admin」がHTTPリクエストの引数のチェックに失敗した場合、CGIプログラム「admin」はチェック失敗画面を表すHTMLデータを出力する。以降、シーケンス904と同様、Webサーバ307がHTTPレスポンスを送信し、インターネット102を介して商品提供者端末装置901のWebブラウザ313が受信し、商品提供者端末装置901のディスプレイ205上にレンダリングする。
レンダリングされた様子は図12に示した画面と全く同様であり、シーケンス905で商品提供者の入力した文字列や選択した内容がそのまま表示される。また、ここに失敗内容を示すメッセージを追加表示しても良い。
<シーケンス908>
上述のシーケンス906で引数のチェックに成功した場合、CGIプログラム「admin」は印刷商品グループデータベース303に印刷商品グループレコード(図7)を登録する処理を行う。
まず、CGIプログラム「admin」は印刷商品グループコード701の新規発行処理を行う。図7に示したように印刷商品グループコードはPKが指定されているので、複数レコードにおいて重複しないように発行する必要がある。ここでは、印刷商品グループコードを数値形式で持つこととし、常に既存の印刷商品グループコードを上回る数値を新規発行することにする。即ち、CGIプログラム「admin」はデータベースプログラム305に対して印刷商品グループデータベース303の全レコードの検索を指示し、見つかったレコードの印刷商品グループコード701を順に参照し、そのうちの最大値+1を新規に発行する印刷商品グループコードとする。レコードが一件も見つからなかった場合は「1001」とする。
尚、印刷商品グループコードの発行方法は、上述の方法に限るものではなく、印刷商品グループデータベース303にシーケンス(データベース管理の連番発番機能)を作成してそれを使用しても良く、その他、時間や乱数を使って一意な値を生成するなど一意性が保証できるものならどのような方法でも構わない。
次に、CGIプログラム「admin」はデータベースプログラム305に対して印刷商品グループデータベース303に新規レコードの追加を指示する。上述したように、印刷商品グループデータベースは図7に示すレコード構成をしており、新規に発行した印刷商品グループコードがレコードの印刷商品グループコード701に、引数で指定された印刷商品グループ名「Tシャツ(白)」がレコードの印刷商品グループ名702に、引数で指定された注文数単位名称「セット」がレコードの注文数単位名称703に、引数で指定された商品数単位名称「枚」がレコードの商品数単位名称704に、引数で指定された注文数当たりの商品数「1」がレコードの注文数当たりの商品数705に、それぞれ登録される。また、706と707については、新規発行した印刷商品グループコードと引数で指定された印刷商品コード「TS−W−S」、「TS−W−M」、「TS−W−L」との3通りの組み合わせが登録される。
この登録結果は図14の1401、1405〜1407に示すようになる。
<販売商品登録>
次に、図13〜図16を参照して、販売者が販売者端末装置106からサーバ101の販売商品データベース304に販売商品を登録する処理について詳細に説明する。
<販売商品登録シーケンス>
図13は、販売商品を登録するシーケンスを示す図である。図13において、1301は販売者端末装置であり、図1に示す106に相当する。1302はサーバであり、同様に図1に示す101に相当する。1303は販売者サーバであり、同様に図1に示す103に相当する。1301〜1203は図1に示すようにインターネット102を通じて相互に通信が可能である。
<印刷商品グループデータベースの内容>
図13に示すシーケンスを説明する前に、上述の印刷商品グループ登録処理によりサーバ101の印刷商品グループデータベース303に登録されたレコードの内容について説明する。
図14は、印刷商品グループデータベースに登録されたレコードの内容を示す図である。図14において、1401と1405〜1407は印刷商品グループ登録処理で詳細に説明した印刷商品グループである。1401は印刷商品グループコードが「1001」、印刷商品グループ名が「Tシャツ(白)」、注文数単位名称が「セット」、商品数単位名称が「枚」、注文数当たりの商品数が「1」であることを表している。この印刷商品グループに含まれる印刷商品の印刷商品コードは1405〜1407に示すように「TS−W−S」、「TS−W−M」、「TS−W−L」である。
1402〜1404、1408〜1412についても同様に登録した印刷商品グループである。
<シーケンス1304>
まず、販売者が販売者端末装置1301のWebブラウザ313に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して販売商品登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/reseller」(図4の402参照)の閲覧を指示する。Webブラウザ313は、このURLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。HTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ1302のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「reseller」をマッピングする(図4の402参照)。
<シーケンス1305>
次に、Webサーバ307は、マッピングしたCGIプログラム「reseller」へHTTPリクエストの引数を入力するが、ここでは引数は空である。CGIプログラム「reseller」は、引数が空の場合、販売商品登録画面を表わすHTMLデータを出力する。そして、Webサーバ307はこのHTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。このHTTPレスポンスはインターネット102を介して販売者端末装置1201のWebブラウザ313で受信され、Webブラウザ313がHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータを販売者端末装置1301のディスプレイ205上にレンダリングする。
図15は、販売商品登録画面の一例を示す図である。この登録画面はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。ここではHTTPリクエストの送信先URLとして販売商品登録用のURL「http://www.server.jp/cgi/reseller」(図4の402参照)が指定されているものとする。
1501は印刷商品グループの選択用フィールドである。キーボード206やポインティングデバイス207を使用して選択すると、1510に示すように、ドロップダウンされ、印刷商品グループデータベース303に登録されている印刷商品グループ(図13参照)から1つを選択できるようになる。これはCGIプログラム「reseller」がHTMLデータを出力する際にデータベースプログラム305を通じて印刷商品グループデータベース303にアクセスし、登録されている印刷商品グループの一覧(図14参照)を取得し、その印刷商品グループ一覧を使用してHTMLのフォーム機能にあるSELECT文を生成していることによる。このSELECT文では、選択項目をOPTION文の一覧で表す。OPTION文にはHTTPリクエストの引数として送られる文字列をVALUE属性で指定し、ディスプレイにレンダリングされる表示用の文字列を値で指定する。
ここでは、引数として印刷商品グループデータベース303の印刷商品グループコード701、表示用の文字列として印刷商品グループデータベース303の印刷商品グループ名702を使用するものとする。図14に示す印刷グループ商品一覧により、CGIプログラム「reseller」は以下のようなSELECT文を生成する。
<SELECT>
<OPTION>選択してください</OPTION>
<OPTION value='1001'>Tシャツ(白)</OPTION>
<OPTION value='1002'>ポスターA0</OPTION>
<OPTION value='1003'>ポストカード</OPTION>
<OPTION value='1004'>マグカップ</OPTION>
</SELECT>
これらのSELECT文をWebブラウザ313がレンダリングすることにより、1501に示す選択フィールドが表示され、ドロップダウン時には1510に示す表示になる。
1502〜1504は入力用フィールドであり、HTTPリクエストの引数を指定するためのものである。販売者端末装置1301のキーボード206やポインティングデバイス207を使用してOKボタン1405を操作すると、販売者端末装置1301のWebブラウザ313が1501で選択した値と1502〜1504で入力した文字列を引数として上述のURLと共にHTTPリクエストを構成し、インターネット102に送信する。また、1502は印刷画像URL、1503はサムネイル画像URL、1504は販売価格の入力用フィールドである。
<シーケンス1306>
次に、販売者は販売者端末装置1301のWebブラウザ313が表示した販売商品登録画面(図15)に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力や選択を行う。
図16は、入力済み販売商品登録画面の一例を示す図である。ここでは、印刷商品グループ1601として「Tシャツ(白)」が選択されており、以下入力項目として、印刷画像URL1602に「http://www.reseller.jp/image1.jpg」、サムネイル画像URL1603に「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」、販売価格1604に「4000」が入力されている。
販売者が入力及び選択を終了した後、キーボード206やポインティングデバイス207を使用してOKボタン1605を操作すると、Webブラウザ313は販売商品登録処理用のURL「http://www.server.jp/cgi/reseller」(図4の402参照)と、1601〜1604で選択、入力された文字列を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。1601に関しては上述のように、引数として送信される文字列と表示用の文字列が異なるので、選択されているのは「Tシャツ(白)」であるが、引数として送信される文字列は上述のSELECT文を参照して「1001」である。こうして送信されたHTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ1302のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「reseller」をマッピングする(図4の402参照)。
<シーケンス1307>
次に、Webサーバ307は、マッピングしたCGIプログラム「reseller」へHTTPリクエストの引数を入力する。CGIプログラム「reseller」は引数が空でない場合、販売商品の登録処理を行うように動作する。ここでは印刷商品グループコードとして「1001」、印刷画像URLとして「http://www.reseller.jp/image1.jpg」、サムネイル画像URLとして「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」、販売価格として「4000」が入力される。
CGIプログラム「reseller」は印刷画像のチェックを行う。まず引数で指定された印刷画像URL「http://www.reseller.jp/image1.jpg」を含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。図3に示したように、CGIプログラム自身がHTTPリクエストの送信及びHTTPレスポンスの受信を行うことができる。送信されたHTTPリクエストはインターネット102を介して販売者サーバ1303のWebサーバ311で受信される。Webサーバ311は図5に示したようにURL「http://www.reseller.jp/image1.jpg」に対して501に示す画像ファイル310をマッピングし、マッピングした画像ファイルの内容を本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。このHTTPレスポンスはインターネット102を介してサーバ1302のCGIプログラム「reseller」で受信される。
次に、CGIプログラム「reseller」は、HTTPレスポンスの本文(body)から画像ファイルの内容を読み込み、外部記憶装置204上に一時的な画像ファイルとして保存する。これ以降、この画像ファイルを〔A〕とする。もし引数で指定された印刷画像URLが空だったり、送信したHTTPリクエストに対して販売者サーバ1303のWebサーバ311がエラーを返してきたりした場合は、チェック失敗としてシーケンス1309へ進む。正常に保存できた場合は次のシーケンス1308へ進む。
<シーケンス1308>
CGIプログラム「reseller」は引数のチェックを行う。最初に、引数の印刷商品グループコードが空でないか否かをチェックし、空ならチェック失敗としてシーケンス1309へ進む。図15の入力画面で1501に「選択してください」が選択されている場合、送信されてくる引数の値は空である。次に、印刷商品グループコードが正しいか否かをチェックする。1501では送信される引数の値をOPTION文で列挙しているので、予めOPTION文で指定しておいた値しか送信されてこないはずであるが、「なりすまし」等でHTTPリクエストを改竄して送信される可能性も考えられる。このため、引数の印刷商品グループコードをキーとしてデータベースプログラム305に対し、印刷商品グループデータベース303のレコードの検索を指示し、該当するレコードが見つからなければチェック失敗としてシーケンス1309へ進む。ここでは印刷商品グループコードとして「1001」が入力されてきているので、印刷商品グループデータベース303の登録レコード(図14)のうち1401、及び1405〜1407が見つかる。
次に、見つかった印刷商品グループコードに含まれる印刷商品コードの1つをキーとしてデータベースプログラム305に対し、印刷商品データベース302のレコードの検索を指示する。ここでは1405〜1407のうち、1405をキーとして選び、印刷商品コード「TS−W−S」に対応する印刷商品として図10の1001に示すレコードを得る。以降、このレコードを〔B〕とする。
次に、引数の印刷画像URLをチェックする。シーケンス1307で印刷画像URL「http://www.reseller.jp/image1.jpg」から印刷画像を取得しているので、URLの到達性チェックは終了している。ここでは外部記憶装置204上に一時的に保存した画像ファイル〔A〕の解像度のチェックを行う。上述した印刷商品グループ検索で見つかったレコード〔B〕には、許容解像度(高さ)と許容解像度(幅)が指定されている。図10に示す1001を参照すると、印刷商品コード「TS−W−S」においてはそれぞれ1200ピクセルと800ピクセルである。外部記憶装置204上に一時的に保存した画像ファイルの解像度がこの許容解像度と等しいか否かをチェックする。図5の501に示したように、URL「http://www.reseller.jp/image1.jpg」で指定される画像のサイズは高さ1200ピクセル、幅800ピクセルであることから、このチェックは成功する。また、解像度が合わなかった場合は、チェック失敗としてシーケンス1309へ進む。
次に、引数のサムネイル画像URLをチェックする。ここでは引数で指定されたサムネイル画像URL「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」を含むHTTPリクエストを送信し、販売者サーバ1303のWebサーバ311が正常にHTTPレスポンスを返してくるか否かだけをチェックする。もし引数で指定されたサムネイル画像URLが空だったり、送信したHTTPリクエストに対して販売者サーバ1303のWebサーバ311がエラーを返してきたりした場合は、チェック失敗としてシーケンス1309へ進む。ここでは図5の503に示したように、URL「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」に対する画像のマッピングが存在することから、このチェックは成功する。
最後に、引数の販売価格をチェックする。上述した印刷商品検索で見つかったレコード〔B〕にはコスト(最低販売価格)が指定されている。図10に示す1001を参照すると、印刷商品コード「TS−W−S」においては「3000」円である。ここでは引数で指定された販売価格がコスト(最低販売価格)以上であるか否かのチェックを行う。もし引数で指定された販売価格が空だったり、コスト(最低販売価格)を下回ったりした場合は、チェック失敗としてシーケンス1309へ進む。ここでは「4000」円が指定されていることから、このチェックは成功する。
<シーケンス1309>
上述のシーケンス1307で印刷画像の取得に失敗した場合、又はシーケンス1308で引数のチェックに失敗した場合は、CGIプログラム「reseller」はチェック失敗場面を表すHTMLデータを出力する。以降、シーケンス1305と同様に、Webサーバ307がHTTPレスポンスを送信し、インターネット102を介して販売者端末装置1301のWebブラウザ313が受信し、販売者端末装置1301のディスプレイ205上にレンダリングする。
レンダリングされた様子は図16に示した画面と全く同様であり、シーケンス1306で販売者の選択、入力した内容がそのまま表示されている。また、ここに失敗内容を示すメッセージを追加表示しても良い。
<シーケンス1310>
上述のシーケンス1308で引数のチェックに成功した場合、CGIプログラム「reseller」は販売商品データベース304に販売商品レコード(図8)を登録する処理を行う。
まず、CGIプログラム「reseller」は販売商品コード801の新規発行処理を行う。図8に示したように販売商品コードはPKが指定されているので、複数レコードにおいて重複しないように発行する必要がある。ここでは上述した印刷商品グループコードと同様の方法で行うことにする。即ち、販売商品コードを数値形式で持つこととし、常に既存の販売商品コードを上回る数値を新規発行することにする。
次に、CGIプログラム「reseller」はデータベースプログラム305に対して販売商品データベース304に新規レコードの追加を指示する。上述のように販売商品データベースは図8に示すレコード構成をしており、新規発行した販売商品コードがレコードの販売商品コード801に、引数で指定された印刷商品グループコードがレコードの印刷商品グループコード802に、引数で指定された印刷画像URLがレコードの印刷画像URL803に、引数で指定されたサムネイル画像URLがレコードのサムネイル画像URL804に、引数で指定された販売価格がレコードの販売価格805に、それぞれ登録される。
その登録結果は図18の1801に示すようになる。
<注文>
次に、図17〜図21を参照して、注文者が注文者端末装置105からサーバ101の販売商品データベース304に登録された販売商品に対して注文を行う処理について詳細に説明する。
<注文シーケンス>
図17は、注文処理のシーケンスを示す図である。図17において、1701は注文者端末装置であり、図1に示す105に相当する。1702はサーバであり、同様に図1に示す101に相当する。1701と1702は図1に示すようにインターネット102を通じて相互に通信が可能である。
<販売商品データベースの内容>
図17に示すシーケンスを説明する前に、上述の販売商品登録処理によりサーバ101の販売商品データベース304に登録されたレコードの内容について説明する。
図18は、販売商品データベースに登録されたレコードの内容を示す図である。図18において、1801は上述の販売商品登録処理において詳細に説明した販売商品である。1802は同様にして登録した販売商品である。
<カートに追加CGIの呼び出し>
まず、注文者が販売商品をカートに追加するCGIプログラムのURLは図4の403に示すように「http://www.server.jp/cgi/addCart」である。CGIは引数「pid」として販売商品コード801を取る。例えば、1801に示す販売商品をカートに追加する場合のCGI呼び出しURLは、その販売商品コードが1001であるので「http://www.server.jp/cgi/addCart?pid=1001」となる。この販売商品を登録した販売者は、販売商品をカートに追加するCGI呼び出しのURLに自身のホームページからリンクを行ったり、そのURLを広告やダイレクトメール等の手段で広く告知を行ったりして、注文者が該販売商品の注文を行えるようにする。
<シーケンス1703>
次に、注文者は注文者端末装置1701のWebブラウザ313に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して販売商品をカートに追加するCGIの呼び出しURL「http://www.server.jp/cgi/addCart?pid=XXX」(XXXは販売商品コード)の閲覧を指示する。Webブラウザ313は、このURLを含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。HTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ1202のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「addCart」をマッピングする(図4の403参照)。
<シーケンス1704>
次に、CGIプログラム「addCart」は送信されたHTTPリクエストに現在のカートの内容を示すcookieが存在するか否かを調べる。尚、CGIプログラム「addCart」は注文者の現在のカートの内容をcookieに保存することとし、cookieに保存する内容は単純に販売商品コードを並べたものとする。
ここで、カートの内容を示すcookieが存在すれば、cookieに保存されたカートの内容に引数で指定された販売商品コードを追加する。また、カートの内容を示すcookieが存在しなければ、カートの内容は引数で指定された販売商品コードのみとなる。ここではカート内の販売商品コードが「1001」、「1002」になったとする。
次に、CGIプログラム「addCart」は現在のカート内容を表示すると同時に注文を行えるようにするカート画面を表すHTMLデータを出力する。このHTMLデータの生成方法については更に後述する。Webサーバ307はこのHTMLデータを本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。CGIプログラム「addCart」はHTTPレスポンスに現在のカート内容を示すcookieを付加する。HTTPレスポンスはインターネット102を介して注文者端末装置1701のWebブラウザ313で受信され、Webブラウザ313がこのHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータを注文者端末装置1701のディスプレイ205上にレンダリングし、付加されたcookieをRAM202又は外部記憶装置204に保存する。
図19は、販売商品を注文するカート画面の一例を示す図である。この画面はHTMLのフォーム機能を使用して構成されている。ここではHTTPリクエストの送信先URLとして注文用のURL「http://www.server.jp/cgi/order」(図4の404参照)が指定されているものとする。
ここで、図19に示す表示に対応するHTMLデータの生成方法について説明する。1901〜1906は販売商品コード「1001」に対応する表示である。1901はサムネイルである。CGIプログラム「addCart」はデータベースプログラム305に対し販売商品コード「1001」をキーとして販売商品データベースの検索を指示し、図18の1801に示すレコードを得る。これ以降、このレコードを〔C〕とする。CGIプログラム「addCart」は〔C〕のサムネイル画像URL「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」をHTMLのIMG文のSRC属性に指定したHTMLフラグメントを出力する。このHTMLフラグメントのレンダリングの際に、Webブラウザ313はIMG文のSRC属性に指定されたURL「http://www.reseller.jp/thumb1.jpg」を含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。このHTTPリクエストはインターネット102を介して販売者サーバ103のWebサーバ311で受信され、Webサーバ311がこのURLに対する画像として図5の503に示す画像をマッピングし、その画像の内容を本文(body)とするHTTPレスポンスをインターネット102に送信する。このHTTPレスポンスはインターネット102を介して注文者端末装置1701のWebブラウザ313で受信され、Webブラウザ313がこのHTTPレスポンスの本文(body)部分である画像を注文者端末装置1701のディスプレイ205上にレンダリングし、1901の表示を得る。
1902と1903は印刷商品グループ名と印刷商品選択コンボボックスである。両者の出力を図21に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS2101において、CGIプログラム「addCart」は〔C〕の印刷商品グループコード「1001」をキーとしてデータベースプログラム305に対し、印刷商品グループデータベース303の検索を指示し、図14の1401に示すレコードを得る。そして、CGIプログラム「addCart」は、このレコードの印刷商品グループ名「Tシャツ(白)」を文字列として指定したHTMLフラグメントをWebブラウザ313に出力し、Webブラウザ313がレンダリングした結果、1902の表示を得る。
次に、ステップS2101において、CGIプログラム「addCart」は〔C〕の印刷商品グループコード「1001」をキーとしてデータベースプログラム305に対し、印刷商品グループデータベース303の検索を指示し、図14の1405〜1407に示すレコードを得る。これ以降、このレコードを〔D〕とする。そして、ステップS2103において、〔D〕が1件以下なら、この処理を終了する。
また、〔D〕が2件以上ならステップS2104へ進み、〔D〕の各レコードの印刷商品コードと印刷商品名をSELECT文で出力する。OPTION文のVALUE属性には印刷商品コードを指定する。また、OPTION文の値には印刷商品コードをキーとしてデータベースプログラム305に対して印刷商品データベース302の検索を指示し、見つかったレコードの印刷商品名602を使用する。〔D〕の各レコード1405〜1407に対しては、それぞれ図10の1001〜1003に示すレコードが見つかり、印刷商品名としてそれぞれ「Tシャツ(白)Sサイズ」「Tシャツ(白)Mサイズ」「Tシャツ(白)Lサイズ」を得る。
以上により、CGIプログラム「addCart」が印刷商品選択コンボボックスとして以下のようなSELECT文をHTMLフラグメントとしてWebブラウザ313に出力し、Webブラウザ313がレンダリングした結果、1903の表示を得る。そして、注文者がキーボード206やポインティングデバイス207を使用して表示1903を選択すると、1913に示すドロップダウンの表示を得る。
<SELECT>
<OPTION>選択してください</OPTION>
<OPTION value='TS-W-S'>Tシャツ(白) Sサイズ</OPTION>
<OPTION value='TS-W-M'>Tシャツ(白) Mサイズ</OPTION>
<OPTION value='TS-W-L'>Tシャツ(白) Lサイズ</OPTION>
</SELECT>
1904は販売価格である。CGIプログラム「addCart」が〔C〕の販売価格に「円」を付加した文字列をHTMLフラグメントとしてWebブラウザ313に出力し、Webブラウザ313がレンダリングした結果、1904の表示を得る。
1905は注文数の入力フィールドである。1906は注文数の単位名称表示である。CGIプログラム「addCart」が〔C〕の「注文数単位名称」、「商品数単位名称」、「注文数当たりの商品数」を使用し、『「注文数単位名称」(1「注文数単位名称」=「注文数当たりの商品数」「商品数単位名称」)』という文字列をHTMLフラグメントとしてWebブラウザ313に出力し、Webブラウザ313がレンダリングした結果、1906の表示を得る。
また、1907〜1911は販売商品コード「1002」に対応する表示であり、CGIプログラム「addCart」が上述の処理と同様な処理でWebブラウザ313に出力したHTMLフラグメントをWebブラウザ313がレンダリングしたものである。尚、販売商品コード「1002」に対応する印刷商品グループコード「1003」(図18の1802参照)に含まれる印刷商品は1つなので(図14の1410参照)、図21に示すフローチャートのステップS2103の判定が「No」となり、印刷商品選択コンボボックスは出力されない。
<シーケンス1705>
次に、注文者は注文者端末装置1701のWebブラウザ313に表示されたカート画面(図19)に対し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して入力や選択を行う。
図20は、入力済みのカート画面の一例を示す図である。ここでは、販売商品コード「1001」の販売商品の印刷商品として「Tシャツ(白)Mサイズ」が選択されており(2003)、注文個数として「1」が入力されており(2005)、販売商品コード「1002」の販売商品の注文個数として「2」が入力されている(2010)。
ここで、注文者が入力を終了し、キーボード206やポインティングデバイス207を使用して注文ボタン2012を操作すると、Webブラウザ313は注文用のURL「http://www.server.jp/cgi/order」(図4の404参照)と、2003、2005、2010で入力、選択された内容を引数として含むHTTPリクエストをインターネット102に送信する。送信されたHTTPリクエストはインターネット102を介してサーバ1702のWebサーバ307で受信され、Webサーバ307がこのURLに対するCGIプログラム306として「order」をマッピングする(図4の404参照)。
このようにして、商品提供者が図6、図10に示す印刷商品に対して図7、図14に示す印刷商品グループを図9に示す方法で構成しておくことにより、販売者が図8、図18に示す販売商品を図13に示す方法で構成することができ、また、それらを利用して図19、図20に示すカート画面の表示を図17、図21に示す方法で行うことができる。注文者はカート画面から必要に応じて印刷商品を選択し、注文個数を入力して注文を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、提供商品の数に比例して付加価値を付加する手間が増えることなく、また提供商品の数に比例して販売商品の数が増えることなく、提供商品に対して付加価値を付加して販売を行えるオンライン販売システムを提供することができる。
[変形例]
本実施形態では、Webサーバに対する通信プロトコルを全てHTTPとしたが、本発明はこれに限るものではなく、通信データに個人情報が含まれることから、より望ましくはHTTPS等のセキュアなプロトコルを使用しても良い。
また、図1に示す販売者サーバ103及び販売者端末装置105は、同一の装置として構成されても良い。
また、図13に示すシーケンス1307でダウンロードした印刷画像をサーバ1302の外部記憶装置204にキャッシュし、次回以降に同一URLに対して販売商品の登録があったときに再利用しても良い。キャッシングの際に、販売者サーバ1303上でURLにマッピングされる画像ファイルが更新されているか否かのチェックが必要で、更新されていればキャッシュをも更新する必要があるのは言うまでもない。
また、図9に示すシーケンス904や図13に示すシーケンス1305で印刷商品グループ登録画面や販売商品登録画面をディスプレイ205に表示する際に、より望ましくはURL送信者が確かに商品提供者や販売者であるか否かの認証を行うようにしても良い。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。 サーバ及び端末装置として機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 コンピュータにサーバ及び端末装置の機能を実現させる論理ブロック(モジュール)の構成を示す図である。 サーバにおけるCGIプログラムの種類とURL及びプログラム名を示す図である。 販売者サーバにおける画像ファイルの種類とURL及び各画像の内容を示す図である。 印刷商品データベースのレコード構成を示す図である。 印刷商品グループデータベースのレコード構成を示す図である。 販売商品データベースのレコード構成を示す図である。 印刷商品グループ登録処理のシーケンスを示す図である。 印刷商品データベースに登録されているレコードの内容を示す図である。 印刷商品グループ登録画面の一例を示す図である。 入力済み印刷商品グループ登録画面の一例を示す図である。 販売商品を登録するシーケンスを示す図である。 印刷商品グループデータベースに登録されたレコードの内容を示す図である。 販売商品登録画面の一例を示す図である。 入力済み販売商品登録画面の一例を示す図である。 注文処理のシーケンスを示す図である。 販売商品データベースに登録されたレコードの内容を示す図である。 販売商品を注文するカート画面の一例を示す図である。 入力済みのカート画面の一例を示す図である。 印刷商品グループ名と印刷商品選択コンボボックスを生成する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101 サーバ
102 インターネット
103 販売者サーバ
104 商品提供者端末装置
105 注文者端末装置
106 販売者端末装置
201 CPU
202 RAM
203 ネットワークインタフェース
204 外部記憶装置
205 ディスプレイ
206 キーボード
207 ポインティングデバイス

Claims (8)

  1. 商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売システムにおける商品管理方法であって、
    商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する工程と、
    前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する工程と、
    前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる工程とを有することを特徴とする商品管理方法。
  2. 前記商品の性質は、各商品の要求する印刷画像解像度及び各商品に対する印刷料金であることを特徴とする請求項1に記載の商品管理方法。
  3. 前記付加価値を付加した商品は、印刷可能な商品に画像を印刷した商品であることを特徴とする請求項1に記載の商品管理方法。
  4. 前記選択させる工程は、前記商品グループに複数の商品が管理されている場合、前記商品グループの中から注文者が所望の商品を選択するための画面を表示し、該画面から商品を販売商品として選択させることを特徴とする請求項1に記載の商品管理方法。
  5. 商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売システムであって、
    商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する登録手段と、
    前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する管理手段と、
    前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる選択手段とを有することを特徴とするネットワーク販売システム。
  6. 商品提供者が提供する複数の商品に対して販売者が付加価値を付加して販売するネットワーク販売装置であって、
    商品提供者が商品の性質に基づいて複数の商品を分類し、分類された各商品を商品グループとして登録する登録手段と、
    前記商品グループ毎に販売者が付加価値を付加した商品を販売商品として管理する管理手段と、
    前記販売商品の注文を受け付ける際に、前記管理された販売商品の中から所望の販売商品を選択させる選択手段とを有することを特徴とするネットワーク販売装置。
  7. コンピュータに請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載された商品管理方法の各手順を実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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