JP4236689B2 - アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム - Google Patents

アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4236689B2
JP4236689B2 JP2007168049A JP2007168049A JP4236689B2 JP 4236689 B2 JP4236689 B2 JP 4236689B2 JP 2007168049 A JP2007168049 A JP 2007168049A JP 2007168049 A JP2007168049 A JP 2007168049A JP 4236689 B2 JP4236689 B2 JP 4236689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
user terminal
parameter
route
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007168049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009009239A (ja
Inventor
慶直 長濱
Original Assignee
株式会社アラジン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アラジン filed Critical 株式会社アラジン
Priority to JP2007168049A priority Critical patent/JP4236689B2/ja
Publication of JP2009009239A publication Critical patent/JP2009009239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4236689B2 publication Critical patent/JP4236689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、アクセス経路を解析するためのアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムに関する。
近年、インターネットのウェブサイト上で直接、製品やサービス等を提供または販売する企業が増加しており、これを象徴するようにインターネットにおける広告は拡大を続けている。また、インターネット広告だけでなく、Yahoo!(登録商標)やGoogle(登録商標)などの検索サイトなどで、キーワード検索を行った際に、自社のウェブサイトが上位に表示されるように対策を行うSEO(Search Engine Optimization)も盛んになっている。その結果、インターネット広告やSEOにコストを掛け、自社のウェブサイトに誘導するだけでなく、自社のウェブサイトにアクセスされた場合に、検索サイトで利用されたキーワードを特定し、その効果を分析して、さらに売上や利益を伸ばすことが非常に重要視されている。
例えば、特許文献1には、検索サイトで検索に利用されたキーワードをサーバのログファイルに記録し、キーワードごとに利用数を集計して、この集計結果を足掛りとして、ウェブサイトの訪問者がどのような情報を求めて訪問したか等のニーズ傾向を簡易かつ的確に把握することができるようにした検索キーワードシステムが開示されている。また、特許文献2には、インターネットのアクセス履歴情報から電子商取引サイトに対するアクセス履歴情報だけを抽出し、履歴情報に含まれるURLを抽出し、予め定義したテーブルを用いてキーワード分類を行い、各キーワードに対応する利用者の行動レベルを決定し、この分類結果と利用者のプロファイルを元に利用者の挙動解析を行う電子商取引履歴分析方法が開示されている。
また、特許文献3には、情報閲覧者のクライアントに情報獲得クライアントプログラムをインストールして起動することにより、情報閲覧者が閲覧したウェブサイトのURL、時間の閲覧情報を情報収集者のサーバに獲得し、この獲得された閲覧情報をアクセス時間別、性別、年齢層別、地域別に統計処理し、この統計処理された結果に基づいてインターネット上の詳細情報を情報収集者のサーバに自動的に獲得する情報収集システムが開示されている。また、特許文献4には、アクセスログ情報に基づいてアクセス元のホスト名を抽出し、ドメイン名を抽出し、対応する組織名を予め用意されたドメイン名組織名対応表を参照して取得し、アクセスログ情報からリクエストページのURLを取得し、リンク元が検索エンジンであるか否かを判断して、リンク元を検索エンジンであると判断した場合に、データのリファラから検索キーワードを取得し、組織名と検索キーワードおよび閲覧ページのクロス集計を実行するアクセス元把握装置が開示されている。
特開2002−123517号公報 特開2000−242626号公報 特開平10−124428号公報 特開2006−185279号公報
特許文献1〜4に記載のようなシステムでは、インターネットを介してウェブサイトにアクセスした際に利用された検索キーワード、検索エンジン、ページ遷移、アクセス日時や滞在時間等は、サーバのログファイルにも保存されているため、様々な分析ソフトや分析サービスを利用することにより、集計および分析を行うことが可能であり、既にマーケティングデータとして活用されている。また、ウェブサイト内で個人情報を入力して、商品の購入やサービスの申し込み等を行うようなウェブサイト内だけで売り上げの達成までをオンラインで完結するシステムであれば、ウェブサイトにアクセスした際に利用された検索用のキーワードだけでなく、商品の購入やサービスの申し込み等の提供者側の提供対象まで到達したアクセス経路の特定まで行えるため、その情報はとても重要視されている。
しかしながら、商品の購入やサービスの申し込み等がウェブサイト内だけで完結しない場合、すなわち、ウェブサイト上では、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行うことで提供者側の提供対象まで到達(成約)するような場合、データがダウンロードされた所までの解析しか行えず、このダウンロードされたデータの中から成約に繋がったアクセス経路の特定を行えないという問題がある。
そこで、本発明においては、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツ(以下、「オフラインコンテンツ」と称す。)が介在する場合であっても、そのアクセス経路を解析することが可能なアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムを提供することを目的とする。
本発明のアクセス解析方法は、アクセス経路を特定するためのパラメータ(以下、「アクセス経路パラメータ」と称す。)を含むURLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、アクセス経路パラメータを含むURL(以下、「経路特定URL」と称す。)をサーバが取得するステップと、サーバが、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、アクセス経路パラメータを示す情報(以下、「パラメータ情報」と称す。)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加するステップと、サーバが、パラメータ情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供するステップと、サーバが、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからパラメータ情報を取得するステップと、サーバが、取得したパラメータ情報からコンテンツへのアクセス経路を解析するステップとを含む。
本発明のアクセス解析方法によれば、サーバは、ユーザ端末によりアクセスされた際に、このアクセスの元となった経路特定URLを取得し、この経路特定URLに含まれるアクセス経路パラメータに基づいて、このアクセス経路パラメータを示す情報(パラメータ情報)を付加したコンテンツ(オフラインコンテンツ)をユーザ端末へ提供する。その後、ユーザ端末によりこのオフラインコンテンツが表示または印刷されてオフラインで利用された際に、サーバは、このユーザ端末により表示または印刷されたオフラインコンテンツからパラメータ情報を取得する。これにより、サーバは、この取得したパラメータ情報からコンテンツへのアクセス経路を解析することができる。
ここで、ユーザ端末とは、パーソナルコンピュータや、携帯電話機その他の携帯端末などの通信ネットワークによりサーバに接続可能な通信端末をいう。また、オフラインで利用されるコンテンツ(オフラインコンテンツ)とは、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画や電子メールなどのデジタルデータをいい、いずれもユーザ端末にダウンロードされた後は、ユーザ端末によって表示または印刷されることにより、オフラインで利用可能なものである。なお、オフラインで利用とは、サーバとユーザ端末との通信が切断された状態で利用されることを意味する。
また、アクセス経路パラメータは、電子広告にリンクされたURLに埋め込まれたものとすることが可能である。この場合、ユーザがユーザ端末上で電子広告にアクセスすることで、サーバは経路特定URLを取得する。これにより、電子広告ごとに特定のアクセス経路パラメータを設定しておけば、どの電子広告を経由してユーザ端末によりアクセスされたのか、そのアクセス経路を解析することが可能となる。
また、経路特定URLは、非双方向通信媒体に表示または印刷されたものであり、ユーザ端末は、非双方向通信媒体から経路特定URLを取得してサーバにアクセスするものとすることができる。これにより、非双方向通信媒体に経路特定URLを表示または印刷しておくことで、この非双方向通信媒体からユーザ端末により経路特定URLを取得してサーバにアクセスされた際にもコンテンツへのアクセス経路を解析することが可能となる。なお、非双方向通信媒体とは、インターネット通信のような双方向通信以外の手段により情報提供が行われる媒体をいい、例えば、ポスタ、雑誌や新聞等の紙媒体のような非通信媒体をいう。また、非双方向通信媒体には、テレビジョン等の一方向で行われる放送を含むものとする。
上記サーバは、アクセス経路を特定するためパラメータ(アクセス経路パラメータ)を含むURLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、アクセス経路パラメータを含むURL(経路特定URL)を取得する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、アクセス経路パラメータを示す情報(パラメータ情報)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、パラメータ情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからパラメータ情報を取得する手段と、取得したパラメータ情報からコンテンツへのアクセス経路を解析する手段とを有するアクセス解析システムにより実現することができる。
また、上記サーバは、コンピュータを、アクセス経路を特定するためパラメータ(アクセス経路パラメータ)を含むURLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、アクセス経路パラメータを含むURL(経路特定URL)を取得する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、アクセス経路パラメータを示す情報(パラメータ情報)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、パラメータ情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからパラメータ情報を取得する手段と、取得したパラメータ情報からコンテンツへのアクセス経路を解析する手段として機能させるためのアクセス解析プログラムにより実現することができる。
(1)本発明によれば、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、そのコンテンツへのアクセス経路を解析することが可能である。そのため、ウェブサイト上で申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行う場合であっても、成約に繋がったアクセス経路の特定を行うことが可能となる。
(2)アクセス経路パラメータが、電子広告にリンクされたURLに埋め込まれたものである場合、電子広告ごとに特定のアクセス経路パラメータを設定しておけば、どの電子広告を経由してユーザ端末によりアクセスされたのか、そのアクセス経路を解析することが可能となる。
(3)経路特定URLが、非双方向通信媒体に表示または印刷されたものであり、ユーザ端末が、非双方向通信媒体から経路特定URLを取得してサーバにアクセスするものである場合、ポスタや雑誌などの非双方向通信媒体に経路特定URLを表示または印刷しておくことで、この非双方向通信媒体からユーザ端末により経路特定URLを取得してサーバにアクセスされた際にもコンテンツへのアクセス経路を解析することが可能となる。
図1は本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムの概略構成図、図2は図1のアクセス解析システムの詳細を示すブロック図である。
図1において、本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムは、電気通信回線としてのインターネットNに接続され、インターネットNを介してユーザ端末Aによりアクセス可能なウェブサーバ1により構成される。ユーザ端末Aは、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)や携帯電話端末等であり、ウェブサーバ1にアクセスするためのブラウザを備えたものである。
ウェブサーバ1は、図2に示すように、ユーザ端末Aに提供するコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段10と、ユーザ端末Aにより後述する経路特定URLを取得する経路特定URL取得手段11と、取得した経路特定URLに含まれる後述のアクセス経路パラメータを示す情報(パラメータ情報)を記憶するパラメータ情報記憶手段12と、ユーザ端末Aに提供するコンテンツにパラメータ情報を付加するパラメータ情報付加手段13と、パラメータ情報を付加したコンテンツをユーザ端末Aに提供するコンテンツ提供手段14と、ユーザ端末Aに提供されたコンテンツに含まれるパラメータ情報を取得するパラメータ情報取得手段15と、パラメータ情報取得手段15により取得したパラメータ情報からアクセス経路を解析するアクセス経路解析手段16と、アクセス経路解析手段16による解析結果を出力する解析結果出力手段17とを有する。
コンテンツ記憶手段10に記憶されるコンテンツは、ユーザ端末Aに提供される各ウェブページのHTMLファイル等のドキュメントファイル、画像、音楽、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画や電子メールなどのコンテンツのデジタルデータである。
ここで、アクセス経路パラメータについて説明する。アクセス経路とは、例えば、電子広告経由のアクセスであれば、そのアクセス元の電子広告であり、ポスタ、雑誌や新聞等の非双方向通信媒体に掲載した広告経由のアクセスであれば、そのアクセス元の広告である。アクセス経路パラメータは、これらのアクセス経路を特定するためのパラメータである。
例えば、電子広告からのアクセス経路について特定する場合、アクセス経路パラメータとして電子広告ごとに特定のパラメータ(例えば、URL<http://www.***.***.***/?banner=AAAA>の“?banner=AAAA”の部分)を設定する。経路特定URLは、このアクセス経路パラメータを含むサービス提供者のURLである。すなわち、アクセス経路パラメータは、電子広告にリンクされたURLに組み込まれて、ユーザへ提供される。
また、ポスタ、雑誌や新聞等の非双方向通信媒体からのアクセス経路について特定する場合、アクセス経路パラメータとしてその非双方向通信媒体の対象ごとに同様に特定可能なパラメータを設定する。経路特定URLは、このアクセス経路パラメータを含むURLであるが、電子広告と異なり、直接リンクすることができないので、この経路特定URLは二次元コードやテキストとして非双方向通信媒体に表示または印刷することにより、ユーザへ提供される。
経路特定URL取得手段11は、経路特定URLに基づいてユーザ端末Aによりアクセスされた際に、経路特定URLをリファラ(参照元URL)から取得する。リファラから経路特定URLを取得することについては、特許文献4等に記載のように公知であるため、詳細な説明を省略する。また、経路特定URL取得手段11は、取得した経路特定URLに含まれるアクセス経路パラメータを示すパラメータ情報として、アクセス経路パラメータあるいは経路特定URLそのもののテキストや、アクセス経路パラメータあるいは経路特定URLを後にパラメータ情報取得手段15やアクセス経路解析手段16等により復号化可能な二次元バーコードや固有のID等の形式に符号化したものを、パラメータ情報記憶手段12に記憶する。
パラメータ情報付加手段13は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されることによりオフラインで利用される上記コンテンツに、パラメータ情報を、当該コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する。
コンテンツ提供手段14は、パラメータ情報付加手段13によりパラメータ情報を付加したコンテンツをユーザ端末Aへ提供する。ユーザ端末Aは、このコンテンツ提供手段14により提供されたコンテンツを表示または印刷することにより、オフラインで利用することが可能となっている。
パラメータ情報取得手段15は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されたコンテンツからパラメータ情報を取得するものであり、スキャナやキーボード等の入力手段により構成される。パラメータ情報取得手段15は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されたオフラインコンテンツをスキャナにより読み込んだり、キーボードにより入力したりすることで、パラメータ情報を取得する。
アクセス経路解析手段16は、取得したパラメータ情報からアクセス経路を解析するものであり、前述のようにパラメータ情報が符号化されている場合には元のアクセス経路のテキストへと復号化する。また、アクセス経路解析手段16は、オフラインコンテンツへアクセスする際に使用されたアクセス経路の集計や分析等の解析を行う。解析結果出力手段17は、解析されたパラメータをディスプレイやプリンタ等により出力する。
上記構成のアクセス解析システムによる処理手順について、図3のフロー図に基づき、さらに詳細に説明する。
(S100)ユーザは、電子広告、ポスタ、雑誌、新聞やテレビジョン等から経路特定URLを取得し、ユーザ端末Aにより経路特定URLに基づいてサービス提供者のウェブサーバ1にアクセス。
(S101)ウェブサーバ1は、参照元URL(リファラ)から経路特定URLを、ウェブサーバ1からユーザ端末Aに提供するHTML(Hypertext Markup Language)ドキュメントに埋め込まれたJavaScript等のプログラムコードを実行することにより取得する。このプログラムコードが、ウェブサーバ1を経路特定URL取得手段11として機能させる。
(S102)経路特定URL取得手段11は、ユーザ端末Aによるアクセス時刻とIP(Internet Protocol)アドレスを元に固有のID(ユーザID)を生成する。例えば、2007年5月12日の1時2分3秒にIPアドレス255.255.255.255からアクセスがあった場合は、「20070512010203255255255255」とする。なお、時刻をミリ秒単位で取得し、IPアドレスを含めない形式とすることも可能である。
(S103)経路特定URL取得手段11は、参照元URLとユーザIDとをURL変数として付加し、PerlやPHP:Hypertext Preprocessor等により記述されたCGI(Common Gateway Interface)プログラムを画像ファイルとして呼び出す(ソースコードの例:<img src="/cgi-bin/log.cgi?id=20070512010203255255255255&url=www.google.co.jp/search?q=xxxxx">)。
(S104)そして、画像ファイルとして呼び出されたCGIプログラム(経路特定URL取得手段11)がURL変数を元に参照元URL(経路特定URL)とユーザIDとをパラメータ情報として、パラメータ情報記憶手段12に記録する。なお、この段階で、参照元URL(経路特定URL)を解析し、アクセス経路パラメータを復元する。なお、パラメータ情報記憶手段12には、復元したアクセス経路パラメータをユーザIDと関連付け、パラメータ情報として記憶することも可能である。
(S105)JavaScript等のプログラムコード(経路特定URL取得手段11)がCookieを生成し、ユーザIDをユーザ端末Aのブラウザに書き込む。
(S106)ユーザは、ユーザ端末Aにより各ページを参照しながら、申込書、資料、パンフレットやクーポンチケット等のオフラインコンテンツのダウンロードページに移動する。
(S107)パラメータ情報付加手段13は、ユーザ端末AのブラウザからCookieを呼び出し、ユーザIDを元にパラメータ情報の画像やPDF(Portable Document Format)等を生成し、生成した画像やPDF等をダウンロード用の申込書、資料、パンフレットやクーポンチケット等のオフラインコンテンツに挿入した上でユーザ端末Aに表示または印刷させる。
(S108)ユーザは、印刷された申込書をサービス提供者へ郵送したり、ユーザ端末Aに表示されたクーポンチケットをサービス提供者へ提示したりしてオフラインコンテンツを利用する。
(S109)サービス提供者は、パラメータ情報取得手段15により、このオフラインコンテンツに埋め込まれたパラメータ情報をスキャナにより読み込んだり、キーボードにより入力したりする。
(S110)パラメータ情報取得手段15により取得されたパラメータ情報は、アクセス経路解析手段16によりパラメータ情報記憶手段12が参照されて元のアクセス経路パラメータへと復号化される。
(S111)適宜、アクセス経路解析手段16によりコンテンツへのアクセス経路の集計や分析等の解析を行い、解析結果出力手段17により出力する。
以上のように、本実施形態におけるアクセス解析システムでは、印刷された申込書のように、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、そのオフラインコンテンツへのアクセス経路を解析することが可能である。そのため、ウェブサイト上で申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行う場合であっても、成約に繋がったアクセス経路の特定を行うことが可能である。
なお、図1に示すアクセス解析システムでは、ウェブサーバ1内にコンテンツ記憶手段10、経路特定URL取得手段11、パラメータ情報記憶手段12、パラメータ情報付加手段13、コンテンツ提供手段14、パラメータ情報取得手段15、アクセス経路解析手段16および解析結果出力手段17のすべてを備える構成であるが、これらをウェブサーバとASP(Application Service Provider)形式の管理サーバとの複数のサーバにより構成することも可能である。
図4は本発明のアクセス解析システムの別の実施形態を示す概略構成図である。この場合、コンテンツ記憶手段10、経路特定URL取得手段11、パラメータ情報記憶手段12、パラメータ情報付加手段13、コンテンツ提供手段14、パラメータ情報取得手段15、アクセス経路解析手段16および解析結果出力手段17は管理サーバ2内に備える構成とし、ウェブサーバ1a,1b,1cにはこの管理サーバ2を呼び出すプログラムコードのみをHTMLドキュメント内に埋め込む構成とする。
この場合、ウェブサーバ1a,1b,1c上の多数のウェブサイトを1つの管理サーバ2で管理できるようにするため、ウェブサイトごとに固有のサイトIDを事前に割り当てておき、パラメータ情報にこのサイトIDを含めるようにする。これにより、多数のウェブサイトのアクセス経路を1つの管理サーバ2で簡単に解析することが可能となる。
上記アクセス解析システムの実際の運用例について説明する。
(実施例1)
(1)ユーザであるCさんが、ユーザ端末Aによりウェブを閲覧中に発見したD店の電子広告を選択して5月20日の20時12分34秒にアクセス(図3のステップS100)。なお、この電子広告には、電子広告を掲載しているサイト(例:Yahoo!(商標))を示す情報がアクセス経路パラメータ(例:?banner=yahoo)として含まれるURL(例:http://www.***.***.***/?banner=yahoo>)がリンクされている。このとき、図3のステップS101〜S105が実行される。
(2)Cさんが、D店のウェブサイト内を参照し、最終的に申込書のダウンロードを実行する(図3のステップS106)。このとき、図3のステップS107が実行され、図5に示すように、申込書のフッタ部分に、「20070520201234255255255255 Yahoo!」というパラメータ情報を持った2次元コードが挿入される。なお、2次元コード形式でなく、1次元バーコードやテキスト形式での挿入も可能である。
(3)Cさんは、上記2次元コードが埋め込まれた申込書をダウンロードし、印刷後、パソコンに同梱してD店に発送(持ち込み)する。
(4)D店にて、2次元コードリーダを利用して図5の2次元コードを読み込む(図3のステップS108)。これにより、「20070520201234255255255255 Yahoo!」という売り上げに繋がったパラメータ情報が取り込まれる。なお、パラメータ情報がテキスト形式で申込書に挿入されている場合は、2次元コードリーダは必要ない。また、「20070520201234255255255255」のIDを元に、パラメータ情報記憶手段12内に保存されているその他のデータも参照することが可能である。
(実施例2)
(1)ユーザであるIさんが、G店の広告を新聞にて発見し、ユーザ端末Aとしての携帯電話機によりこの広告に含まれる二次元コードを読み取り、G店のウェブサイトに5月21日の17時56分19秒にアクセス(図3のステップS100)。なお、この二次元コードには、広告を掲載している新聞を示す情報が、実施例1と同様にアクセス経路パラメータとして含まれるURLがリンクされている。このとき、図3のステップS101〜S105が実行される。
(2)Iさんが、G店のウェブサイト内を参照し、最終的に携帯電話機へクーポンチケットのダウンロード(メール送信)を実行する(図3のステップS106)。このとき、図3のステップS107が実行され、図6に示すように、クーポンチケットのフッタ部分に「20070521175619255255255255 ○○新聞」というパラメータ情報を持ったテキストデータが挿入される。
(3)Iさんは、後日G店に来店し、G店でIさんがクーポンチケットを表示した携帯電話機を提示する(図3のステップS108)。G店では「○○新聞」という売り上げに繋がったパラメータ情報を書き取り、後にパラメータ情報取得手段15により表計算ソフトウェア等にデータとして入力し、保存する。
本発明のアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムは、コンテンツへのアクセス経路を解析するための方法、システムおよびプログラムとして有用である。特に、本発明は、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、アクセス経路を解析することが可能なものとして好適である。
本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムの概略構成図である。 図1のアクセス解析システムの詳細を示すブロック図である。 図1のアクセス解析システムによる処理手順を示すフロー図である。 本発明のアクセス解析システムの別の実施形態を示す概略構成図である。 オフラインコンテンツの例である申込書を示す図である。 オフラインコンテンツの例であるクーポンチケットを示す図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c ウェブサーバ
2 管理サーバ
10 コンテンツ記憶手段
11 経路特定URL取得手段
12 パラメータ情報記憶手段
13 パラメータ情報付加手段
14 コンテンツ提供手段
15 パラメータ情報取得手段
16 アクセス経路解析手段
17 解析結果出力手段

Claims (3)

  1. サーバが、電子広告にリンクされたアクセス経路を特定するためのパラメータ(以下、「アクセス経路パラメータ」と称す。)を含むURL(以下、「経路特定URL」と称す。)、または、非双方向通信媒体に二次元コードまたはテキストとして表示または印刷された経路特定URLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記経路特定URLからアクセス経路パラメータを取得するステップと、
    前記サーバが、前記アクセス経路パラメータと前記固有のIDとを関連付けて前記アクセス経路パラメータを示す情報(以下、「パラメータ情報」と称す。)として記憶手段に記憶するステップと、
    前記サーバが、Cookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込むステップと、
    前記サーバが、前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、パラメータ情報を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加するステップと、
    前記サーバが、前記パラメータ情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供するステップと、
    前記サーバが、前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記パラメータ情報を入力手段により取得するステップと、
    前記サーバが、前記取得したパラメータ情報から前記コンテンツへのアクセス経路を特定するステップと
    を含むアクセス解析方法。
  2. 電子広告にリンクされたアクセス経路を特定するためのパラメータ(以下、「アクセス経路パラメータ」と称す。)を含むURL(以下、「経路特定URL」と称す。)、または、非双方向通信媒体に二次元コードまたはテキストとして表示または印刷された経路特定URLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記経路特定URLからアクセス経路パラメータを取得し、前記アクセス経路パラメータと前記固有のIDとを関連付けて前記アクセス経路パラメータを示す情報(以下、「パラメータ情報」と称す。)として記憶手段に記憶し、さらにCookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込む手段と、
    前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、パラメータ情報を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、
    前記パラメータ情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供する手段と、
    前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記パラメータ情報を入力手段により取得する手段と、
    前記取得したパラメータ情報から前記コンテンツへのアクセス経路を特定する手段と
    を有するアクセス解析システム。
  3. 電子広告にリンクされたアクセス経路を特定するためのパラメータ(以下、「アクセス経路パラメータ」と称す。)を含むURL(以下、「経路特定URL」と称す。)、または、非双方向通信媒体に二次元コードまたはテキストとして表示または印刷された経路特定URLに基づいてユーザ端末によりアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記経路特定URLからアクセス経路パラメータを取得し、前記アクセス経路パラメータと前記固有のIDとを関連付けて前記アクセス経路パラメータを示す情報(以下、「パラメータ情報」と称す。)として記憶手段に記憶し、さらにCookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込む手段と、
    前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、パラメータ情報を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、
    前記パラメータ情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供する手段と、
    前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記パラメータ情報を入力手段により取得する手段と、
    前記取得したパラメータ情報から前記コンテンツへのアクセス経路を特定する手段と
    してコンピュータを機能させるためのアクセス解析プログラム。
JP2007168049A 2007-06-26 2007-06-26 アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム Active JP4236689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007168049A JP4236689B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007168049A JP4236689B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009009239A JP2009009239A (ja) 2009-01-15
JP4236689B2 true JP4236689B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=40324280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007168049A Active JP4236689B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4236689B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8990291B2 (en) 2010-07-21 2015-03-24 Empire Technology Development Llc Information processing apparatus, server-client system, and computer program product

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102117961B1 (ko) * 2018-05-25 2020-06-09 이상엽 판매 지원 마케팅 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8990291B2 (en) 2010-07-21 2015-03-24 Empire Technology Development Llc Information processing apparatus, server-client system, and computer program product

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009009239A (ja) 2009-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2433258B1 (en) Protected serving of electronic content
KR100952738B1 (ko) 전자 서적 서비스 제공 방법 및 그 시스템
US20050261965A1 (en) System and method for recording history of content accessed in a communications network
US20060218476A1 (en) Collaborative document authoring and production methods and systems
JP2009535686A (ja) オンライン・コンテンツマーケットプレイス・システム及びその運用方法
CN101568938A (zh) 数字媒体对象的链接翻新
KR20030094266A (ko) 자동편집 시스템
US20090298036A1 (en) Replacing Physical Publication Appendices With Enhanced Electronic Versions
TW200901069A (en) Information providing apparatus, method, computer program and system
WO2008048531A2 (en) User generated style content
JP2001338115A (ja) マーケティングリサーチ方法及びそれに用いる印刷物、並びにそのマーケティングリサーチにおいて利用される情報資源
KR100906808B1 (ko) 검색엔진에 연동한 쿠폰 제공 방법 및 검색 서버
CN105450460B (zh) 网络操作记录方法及系统
JP4236689B2 (ja) アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム
JP5034049B2 (ja) アフィリエイト管理サーバ装置、アフィリエイト管理方法、およびアフィリエイト管理サーバプログラム
JP4090494B1 (ja) アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム
JP2007115217A (ja) Rssフィード連動広告測定方法及び装置
JP2012064144A (ja) 中継サーバ、及び広告配信システム
JP2005202783A (ja) オンラインショッピングサイト作成支援方法
JP2001188719A (ja) 広告メール装置および広告メール方法
US20090024920A1 (en) Apparatus and method for extracting and using images from on-line forum posts and other web pages
US7412407B1 (en) Method for electronically publishing a single organization&#39;s requirements in an electronic publication
JP7240451B2 (ja) トラッキングシステム、トラッキング方法及びトラッキングプログラム
JP5669330B2 (ja) レコメンド装置、レコメンド方法、およびレコメンドプログラム
JP2005004650A (ja) 商品取引管理装置に関する技術

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4236689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141226

Year of fee payment: 6