JP4090494B1 - アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム - Google Patents

アクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、このオフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析可能とする。
【解決手段】ユーザ端末Aにより検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードを取得する検索キーワード取得手段11と、ユーザ端末Aによって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、検索キーワードを示す情報をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加するキーワード情報付加手段13と、キーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末Aへ提供するコンテンツ提供手段14と、ユーザ端末Aによって表示または印刷されたコンテンツからキーワード情報を取得するキーワード情報取得手段15と、取得したキーワード情報から検索キーワードを解析する検索キーワード解析手段16とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析するためのアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムに関する。
近年、インターネットのウェブサイト上で直接、製品やサービス等を提供または販売する企業が増加しており、これを象徴するようにインターネットにおける広告は拡大を続けている。また、インターネット広告だけでなく、Yahoo!(登録商標)やGoogle(登録商標)などの検索サイトなどで、キーワード検索を行った際に、自社のウェブサイトが上位に表示されるように対策を行うSEO(Search Engine Optimization)も盛んになっている。その結果、インターネット広告やSEOにコストを掛け、自社のウェブサイトに誘導するだけでなく、自社のウェブサイトにアクセスされた場合に、検索サイトで利用されたキーワードを特定し、その効果を分析して、さらに売上や利益を伸ばすことが非常に重要視されている。
例えば、特許文献1には、検索サイトで検索に利用されたキーワードをサーバのログファイルに記録し、キーワードごとに利用数を集計して、この集計結果を足掛りとして、ウェブサイトの訪問者がどのような情報を求めて訪問したか等のニーズ傾向を簡易かつ的確に把握することができるようにした検索キーワードシステムが開示されている。また、特許文献2には、インターネットのアクセス履歴情報から電子商取引サイトに対するアクセス履歴情報だけを抽出し、履歴情報に含まれるURLを抽出し、予め定義したテーブルを用いてキーワード分類を行い、各キーワードに対応する利用者の行動レベルを決定し、この分類結果と利用者のプロファイルを元に利用者の挙動解析を行う電子商取引履歴分析方法が開示されている。
また、特許文献3には、情報閲覧者のクライアントに情報獲得クライアントプログラムをインストールして起動することにより、情報閲覧者が閲覧したウェブサイトのURL、時間の閲覧情報を情報収集者のサーバに獲得し、この獲得された閲覧情報をアクセス時間別、性別、年齢層別、地域別に統計処理し、この統計処理された結果に基づいてインターネット上の詳細情報を情報収集者のサーバに自動的に獲得する情報収集システムが開示されている。また、特許文献4には、アクセスログ情報に基づいてアクセス元のホスト名を抽出し、ドメイン名を抽出し、対応する組織名を予め用意されたドメイン名組織名対応表を参照して取得し、アクセスログ情報からリクエストページのURLを取得し、リンク元が検索エンジンであるか否かを判断して、リンク元を検索エンジンであると判断した場合に、データのリファラから検索キーワードを取得し、組織名と検索キーワードおよび閲覧ページのクロス集計を実行するアクセス元把握装置が開示されている。
特開2002−123517号公報 特開2000−242626号公報 特開平10−124428号公報 特開2006−185279号公報
特許文献1〜4に記載のようなシステムでは、インターネットを介してウェブサイトにアクセスした際に利用された検索キーワード、検索エンジン、ページ遷移、アクセス日時や滞在時間等は、サーバのログファイルにも保存されているため、様々な分析ソフトや分析サービスを利用することにより、集計および分析を行うことが可能であり、既にマーケティングデータとして活用されている。また、ウェブサイト内で個人情報を入力して、商品の購入やサービスの申し込み等を行うようなウェブサイト内だけで売り上げの達成までをオンラインで完結するシステムであれば、ウェブサイトにアクセスした際に利用された検索用のキーワードだけでなく、商品の購入やサービスの申し込み等の提供者側の提供対象まで到達したアクセス経路の特定まで行えるため、その情報はとても重要視されている。
しかしながら、商品の購入やサービスの申し込み等がウェブサイト内だけで完結しない場合、すなわち、ウェブサイト上では、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行うことで提供者側の提供対象まで到達(成約)するような場合、データがダウンロードされた所までの解析しか行えず、このダウンロードされたデータの中から成約に繋がったアクセス経路の特定を行えないという問題がある。また、このような場合、個人を特定した上での解析を行うこともできないため、例えば、高額商品や高額サービス等の特定の提供対象物の申込者が使用するような検索キーワードを特定することも不可能である。
そこで、本発明においては、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツ(以下、「オフラインコンテンツ」と称す。)が介在する場合であっても、このオフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析することが可能なアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムを提供することを目的とする。
本発明のアクセス解析方法は、ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードをサーバが取得するステップと、サーバが、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、検索キーワードを示す情報(以下、「キーワード情報」と称す。)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加するステップと、サーバが、キーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供するステップと、サーバが、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからキーワード情報を取得するステップと、サーバが、取得したキーワード情報から検索キーワードを解析するステップとを含む。
本発明のアクセス解析方法によれば、サーバは、ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードを取得し、この取得した検索キーワードを示す情報(キーワード情報)を付加したコンテンツ(オフラインコンテンツ)をユーザ端末へ提供する。その後、ユーザ端末によりこのオフラインコンテンツが表示または印刷されてオフラインで利用された際に、サーバは、このユーザ端末により表示または印刷されたオフラインコンテンツからキーワード情報を取得する。これにより、サーバは、この取得したキーワード情報からオフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析することができる。
ここで、ユーザ端末とは、パーソナルコンピュータや、携帯電話機その他の携帯端末などの通信ネットワークによりサーバに接続可能な通信端末をいう。また、オフラインで利用されるコンテンツ(オフラインコンテンツ)とは、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画や電子メールなどのデジタルデータをいい、いずれもユーザ端末にダウンロードされた後は、ユーザ端末によって表示または印刷されることにより、オフラインで利用可能なものである。なお、オフラインで利用とは、サーバとユーザ端末との通信が切断された状態で利用されることを意味する。
上記サーバは、ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードを取得する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、検索キーワードを示す情報(キーワード情報)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、キーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからキーワード情報を取得する手段と、取得したキーワード情報から検索キーワードを解析する手段とを有するアクセス解析システムにより実現することができる。
また、上記サーバは、コンピュータを、ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードを取得する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、検索キーワードを示す情報(キーワード情報)をコンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、キーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末へ提供する手段と、ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツからキーワード情報を取得する手段と、取得したキーワード情報から検索キーワードを解析する手段として機能させるためのアクセス解析プログラムにより実現することができる。
本発明によれば、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツ、すなわちオフラインコンテンツが介在する場合であっても、そのオフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析することが可能である。そのため、ウェブサイト上で申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行う場合であっても、成約に繋がった検索キーワードの特定を行うことが可能となる。また、このような場合に、個人を特定した上での解析を行うことができるため、例えば、高額商品や高額サービス等の特定の提供対象物の申込者が使用するような検索キーワードを特定することも可能となり、マーケティングに有効利用することができる。
図1は本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムの概略構成図、図2は図1のアクセス解析システムの詳細を示すブロック図である。
図1において、本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムは、電気通信回線としてのインターネットNに接続され、インターネットNを介してユーザ端末Aによりアクセス可能なウェブサーバ1により構成される。ユーザ端末Aは、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)や携帯電話端末等であり、ウェブサーバ1にアクセスするためのブラウザを備えたものである。
ウェブサーバ1は、図2に示すように、ユーザ端末Aに提供するコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段10と、ユーザ端末Aにより検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードを取得する検索キーワード取得手段11と、取得した検索キーワードを示すキーワード情報を記憶するキーワード情報記憶手段12と、ユーザ端末Aに提供するコンテンツにキーワード情報を付加するキーワード情報付加手段13と、キーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末Aに提供するコンテンツ提供手段14と、ユーザ端末Aに提供されたコンテンツに含まれるキーワード情報を取得するキーワード情報取得手段15と、キーワード情報取得手段15により取得したキーワード情報から検索キーワードを解析する検索キーワード解析手段16と、検索キーワード解析手段16による解析結果を出力する解析結果出力手段17とを有する。
コンテンツ記憶手段10に記憶されるコンテンツは、ユーザ端末Aに提供される各ウェブページのHTMLファイル等のドキュメントファイル、画像、音楽、パンフレット、申込書、各種資料、クーポンチケット、動画や電子メールなどのコンテンツのデジタルデータである。
検索キーワード取得手段11は、ユーザ端末Aにより検索エンジンを経由してアクセスされた際に、検索エンジンにおける検索キーワードをリファラから取得する。リファラから検索キーワードを取得することについては、特許文献4等に記載のように公知であるため、詳細な説明を省略する。また、検索キーワード取得手段11は、取得した検索キーワードを示すキーワード情報として、検索キーワードそのもののテキストや、検索キーワードを後にキーワード情報取得手段15や検索キーワード解析手段16等により復号化可能な二次元バーコードや固有のID等の形式に符号化したものをキーワード情報記憶手段12に記憶する。
キーワード情報付加手段13は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されることによりオフラインで利用される上記コンテンツに、キーワード情報を、当該コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する。
コンテンツ提供手段14は、キーワード情報付加手段13によりキーワード情報を付加したコンテンツをユーザ端末Aへ提供する。ユーザ端末Aは、このコンテンツ提供手段14により提供されたコンテンツを表示または印刷することにより、オフラインで利用することが可能となっている。
キーワード情報取得手段15は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されたコンテンツからキーワード情報を取得するものであり、スキャナやキーボード等の入力手段により構成される。キーワード情報取得手段15は、ユーザ端末Aによって表示または印刷されたオフラインコンテンツをスキャナにより読み込んだり、キーボードにより入力したりすることで、キーワード情報を取得する。
検索キーワード解析手段16は、取得したキーワード情報から検索キーワードを解析するものであり、前述のようにキーワード情報が符号化されている場合には元の検索キーワードのテキストへと復号化する。また、検索キーワード解析手段16は、オフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードの集計や分析等の解析を行う。解析結果出力手段17は、解析されたキーワードをディスプレイやプリンタ等により出力する。
上記構成のアクセス解析システムによる処理手順について、図3のフロー図に基づき、さらに詳細に説明する。
(S100)ユーザがユーザ端末Aによりサービス提供者のウェブサーバ1にアクセス。
(S101)ウェブサーバ1は、検索エンジンの外部URL(Uniform Resource Locator)からアクセスがあった場合は、参照元URL(リファラ)を、ウェブサーバ1からユーザ端末Aに提供するHTML(Hypertext Markup Language)ドキュメントに埋め込まれたJavaScript等のプログラムコードを実行することにより取得する。このプログラムコードが、ウェブサーバ1を検索キーワード取得手段11として機能させる。
(S102)検索キーワード取得手段11は、ユーザ端末Aによるアクセス時刻とIP(Internet Protocol)アドレスを元に固有のIDを生成する。例えば、2007年5月12日の1時2分3秒にIPアドレス255.255.255.255からアクセスがあった場合は、「20070512010203255255255255」とする。なお、時刻をミリ秒単位で取得し、IPアドレスを含めない形式とすることも可能である。
(S103)検索キーワード取得手段11は、参照元URLとステップS102において生成した固有のIDとをURL変数として付加し、PerlやPHP:Hypertext Preprocessor等により記述されたCGI(Common Gateway Interface)プログラムを画像ファイルとして呼び出す(ソースコードの例:<img src="/cgi-bin/log.cgi?id=20070512010203255255255255&url=www.google.co.jp/search?q=xxxxx">)。
(S104)そして、画像ファイルとして呼び出されたCGIプログラム(検索キーワード取得手段11)がURL変数を元に参照元URLとステップS102において生成した固有のIDとをキーワード情報として、キーワード情報記憶手段12に記録する。なお、この段階で、検索エンジンの種類や文字コード等を解析し、検索キーワードを復元する。なお、キーワード情報記憶手段12には、復元した検索キーワードをステップS102において生成した固有のIDと関連付け、キーワード情報として記憶することも可能である。
(S105)JavaScript等のプログラムコード(検索キーワード取得手段11)がCookieを生成し、ステップS102において生成した固有のIDをユーザ端末Aのブラウザに書き込む。
(S106)ユーザは、ユーザ端末Aにより各ページを参照しながら、申込書、資料、パンフレットやクーポンチケット等のオフラインコンテンツのダウンロードページに移動する。
(S107)キーワード情報付加手段13は、ユーザ端末AのブラウザからCookieを呼び出し、ステップS102において生成した固有のIDを元にキーワード情報の画像やPDF(Portable Document Format)等を生成し、生成した画像やPDF等をダウンロード用の申込書、資料、パンフレットやクーポンチケット等のオフラインコンテンツに挿入した上でユーザ端末Aに表示または印刷させる。
(S108)ユーザは、印刷された申込書をサービス提供者へ郵送したり、ユーザ端末Aに表示されたクーポンチケットをサービス提供者へ提示したりしてオフラインコンテンツを利用する。
(S109)サービス提供者は、キーワード情報取得手段15により、このオフラインコンテンツに埋め込まれたキーワード情報をスキャナにより読み込んだり、キーボードにより入力したりする。
(S110)キーワード情報取得手段15により取得されたキーワード情報は、検索キーワード解析手段16によりキーワード情報記憶手段12が参照されて元の検索キーワードへと復号化される。
(S111)適宜、検索キーワード解析手段16により検索キーワードの集計や分析等の解析を行い、解析結果出力手段17により出力する。
以上のように、本実施形態におけるアクセス解析システムでは、印刷された申込書のように、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、そのオフラインコンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析することが可能である。そのため、ウェブサイト上で申込書、各種資料、クーポンチケット、動画等のデジタルデータのダウンロードまでを行い、その後、オフラインで実際のサービスの申し込みやリアル店舗を訪問しての購入等を行う場合であっても、成約に繋がった検索キーワードの特定を行うことが可能である。また、このような場合に、個人を特定した上での解析を行うことができるため、例えば、高額商品や高額サービス等の特定の提供対象物の申込者が使用するような検索キーワードを特定することも可能となり、マーケティングに有効利用することができる。
なお、図1に示すアクセス解析システムでは、ウェブサーバ1内にコンテンツ記憶手段10、検索キーワード取得手段11、キーワード情報記憶手段12、キーワード情報付加手段13、コンテンツ提供手段14、キーワード情報取得手段15、検索キーワード解析手段16および解析結果出力手段17のすべてを備える構成であるが、これらをウェブサーバとASP(Application Service Provider)形式の管理サーバとの複数のサーバにより構成することも可能である。
図4は本発明のアクセス解析システムの別の実施形態を示す概略構成図である。この場合、コンテンツ記憶手段10、検索キーワード取得手段11、キーワード情報記憶手段12、キーワード情報付加手段13、コンテンツ提供手段14、キーワード情報取得手段15、検索キーワード解析手段16および解析結果出力手段17は管理サーバ2内に備える構成とし、ウェブサーバ1a,1b,1cにはこの管理サーバ2を呼び出すプログラムコードのみをHTMLドキュメント内に埋め込む構成とする。
この場合、ウェブサーバ1a,1b,1c上の多数のウェブサイトを1つの管理サーバ2で管理できるようにするため、ウェブサイトごとに固有のサイトIDを事前に割り当てておき、キーワード情報にこのサイトIDを含めるようにする。これにより、多数のウェブサイトの検索キーワードを1つの管理サーバ2で簡単に解析することが可能となる。
上記アクセス解析システムの実際の運用例について説明する。
(実施例1)
(1)ユーザであるCさんが、5月20日の20時12分34秒にユーザ端末Aにより検索エンジン「Yahoo!(商標)」で、検索キーワード「パソコン修理 福岡」により検索し、その検索結果の中からD店のウェブサイトを選択してアクセス(図3のステップS100)。このとき、図3のステップS101〜S105が実行される。
(2)Cさんが、D店のウェブサイト内を参照し、最終的に申込書のダウンロードを実行する(図3のステップS106)。このとき、図3のステップS107が実行され、図5に示すように、申込書のフッタ部分に、「20070520201234255255255255 Yahoo! パソコン修理 福岡」というキーワード情報を持った2次元コードが挿入される。なお、2次元コード形式でなく、1次元バーコードやテキスト形式での挿入も可能である。
(3)Cさんは、上記2次元コードが埋め込まれた申込書をダウンロードし、印刷後、パソコンに同梱してD店に発送(持ち込み)する。
(4)D店にて、2次元コードリーダを利用して図5の2次元コードを読み込む(図3のステップS108)。これにより、「20070520201234255255255255 Yahoo! パソコン修理 福岡」という売り上げに繋がったキーワード情報が取り込まれる。なお、キーワード情報がテキスト形式で申込書に挿入されている場合は、2次元コードリーダは必要ない。また、「20070520201234255255255255」のIDを元に、キーワード情報記憶手段12内に保存されているその他のデータも参照することが可能である。
(実施例2)
(1)ユーザであるIさんが、5月21日の17時56分19秒にユーザ端末Aとしての携帯電話機により検索エンジン「Yahoo!(商標)」で、検索キーワード「焼肉 福岡市 飲み放題」により検索し、その検索結果の中からG店のウェブサイトを選択してアクセス(図3のステップS100)。このとき、図3のステップS101〜S105が実行される。
(2)Iさんが、G店のウェブサイト内を参照し、最終的に携帯電話機へクーポンチケットのダウンロード(メール送信)を実行する(図3のステップS106)。このとき、図3のステップS107が実行され、図6に示すように、クーポンチケットのフッタ部分に「20070521175619255255255255 Yahoo! 焼肉 福岡市 飲み放題」というキーワード情報を持ったテキストデータが挿入される。
(3)Iさんは、後日G店に来店し、G店でIさんがクーポンチケットを表示した携帯電話機を提示する(図3のステップS108)。G店では「Yahoo! 焼肉 福岡市 飲み放題」という売り上げに繋がった検索キーワードを書き取り、後にキーワード情報取得手段15により表計算ソフトウェア等にデータとして入力し、保存する。なお、キーワード情報が2次元コードの場合、2次元コードリーダにより読み込むことも可能である。
本発明のアクセス解析方法、アクセス解析システムおよびアクセス解析プログラムは、コンテンツへアクセスする際に使用された検索キーワードを解析するための方法、システムおよびプログラムとして有用である。特に、本発明は、アクセス経路の途中にオフラインで利用されるコンテンツが介在する場合であっても、検索キーワードを解析することが可能なものとして好適である。
本発明の実施の形態におけるアクセス解析システムの概略構成図である。 図1のアクセス解析システムの詳細を示すブロック図である。 図1のアクセス解析システムによる処理手順を示すフロー図である。 本発明のアクセス解析システムの別の実施形態を示す概略構成図である。 オフラインコンテンツの例である申込書を示す図である。 オフラインコンテンツの例であるクーポンチケットを示す図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c ウェブサーバ
2 管理サーバ
10 コンテンツ記憶手段
11 検索キーワード取得手段
12 キーワード情報記憶手段
13 キーワード情報付加手段
14 コンテンツ提供手段
15 キーワード情報取得手段
16 検索キーワード解析手段
17 解析結果出力手段

Claims (3)

  1. サーバが、ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記検索エンジンにおける検索キーワードを取得するステップと、
    前記サーバが、前記取得した検索キーワードを前記固有のIDと関連付けて記憶するステップと、
    前記サーバが、Cookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込むステップと、
    前記サーバが、前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、前記検索キーワードを示す情報(以下、「キーワード情報」と称す。)を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加するステップと、
    前記サーバが、前記キーワード情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供するステップと、
    前記サーバが、前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記キーワード情報を取得するステップと、
    前記サーバが、前記取得したキーワード情報から前記検索キーワードを解析するステップと
    を含むアクセス解析方法。
  2. ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記検索エンジンにおける検索キーワードを取得する手段と、
    前記取得した検索キーワードを前記固有のIDと関連付けて記憶する手段と、
    Cookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込む一方、前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、前記検索キーワードを示す情報(以下、「キーワード情報」と称す。)を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、
    前記キーワード情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供する手段と、
    前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記キーワード情報を取得する手段と、
    前記取得したキーワード情報から前記検索キーワードを解析する手段と
    を有するアクセス解析システム。
  3. ユーザ端末により検索エンジンを経由してアクセスされた際に、固有のIDを生成するとともに前記検索エンジンにおける検索キーワードを取得する手段と、
    前記取得した検索キーワードを前記固有のIDと関連付けて記憶する手段と、
    Cookieを生成し、前記固有のIDを前記ユーザ端末に書き込む一方、前記ユーザ端末からCookieを呼び出し、前記ユーザ端末によって表示または印刷されることによりオフラインで利用されるコンテンツに、前記呼び出したCookieの固有のIDを元に、前記検索キーワードを示す情報(以下、「キーワード情報」と称す。)を前記コンテンツとともに表示または印刷されるように付加する手段と、
    前記キーワード情報を付加したコンテンツを前記ユーザ端末へ提供する手段と、
    前記ユーザ端末によって表示または印刷されたコンテンツから前記キーワード情報を取得する手段と、
    前記取得したキーワード情報から前記検索キーワードを解析する手段と
    してコンピュータを機能させるためのアクセス解析プログラム。
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