JP2004333383A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、位置情報をバーコードに簡単かつ正確に変換できる装置を提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置10には、操作入力装置102A、表示装置105A、印刷装置104Aが接続されている。情報処理装置10は、表示装置105Aの画面に表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力された操作信号によって指定されると、当該地点の緯度経度情報を求め、この緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、これを印刷装置104Aによって紙に印刷させる。
【選択図】 図2
【解決手段】情報処理装置10には、操作入力装置102A、表示装置105A、印刷装置104Aが接続されている。情報処理装置10は、表示装置105Aの画面に表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力された操作信号によって指定されると、当該地点の緯度経度情報を求め、この緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、これを印刷装置104Aによって紙に印刷させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図上の地点を表す位置情報を入力する際に用いられる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カーナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning Sysytem)を利用して車両の現在地を測位し、現在地から、予め設定された目的地までの経路や所要時間等を求めてユーザに報知することができる。このようなカーナビゲーション装置において目的地を設定する際、ユーザは、例えば、目的地の緯度経度情報を示す計16桁に及ぶ数値をテンキーを操作して入力しなければならない。このような入力作業は、ユーザにとって大変煩わしく、また入力ミスが生じる恐れもある。
このような問題を解決するため、目的地の緯度経度情報をバーコードに変換して当該バーコードを旅行雑誌等の印刷物に印刷しておき、このバーコードをカーナビゲーション装置に備わるバーコードリーダで読み取らせることにより、目的地の入力作業を簡素化し、かつ正確に行えるようにした技術がある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−331313号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載されているように、バーコードを用いて目的地の緯度経度情報(位置情報)をカーナビゲーション装置に提供するためには、目的地の位置情報を求めたり、目的地の位置情報をバーコードに変換する作業が必要となる。このため、バーコードを用いて目的地の位置情報を提供しようとする者は、例えば、地図を調べて目的地の位置情報を自ら算出し、算出した目的地の位置情報をバーコード変換用の機材を利用してバーコードに変換しなければならない。このような作業は煩雑であるし、誤った位置情報が算出される恐れもある。
【0005】
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置情報をバーコードに簡単かつ正確に変換できる装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、操作信号を入力する入力手段と、地図データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、前記位置特定手段により求められた位置情報をバーコードに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段とを具備することを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0007】
本発明によれば、表示装置に表示された地図上における任意の地点が指定されると、該地点の位置を示す位置情報が求められてバーコードに変換され、該バーコードが出力される。
【0008】
また、本発明は、操作信号を入力する入力手段と、地図データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、前記位置特定手段により求められた位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとをバーコードに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段とを具備することを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0009】
本発明によれば、表示装置に表示された地図上における任意の地点が指定されると、該地点の位置を示す位置情報が求められ、該位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとがバーコードに変換され、該バーコードが出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。
[第1実施形態]
(構成)
図1は、本発明に係る情報処理装置10を含むシステム全体を説明するための図である。
情報処理装置10は、例えばコンピュータ装置本体であって、情報処理装置10には、キーボードやマウス等の操作入力装置102A、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode−Ray Tube)等の表示装置105A、印刷装置104Aが接続されている。この情報処理装置10は、表示装置105Aの画面に表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力された操作信号によって指定されると、当該地点の緯度及び経度の情報(緯度経度情報)を求め、この緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、これを印刷装置104Aによって紙に印刷させる。携帯電話機20は、2次元バーコードを読み取り、2次元バーコードからデコードした緯度経度情報をテキストデータとしてカーナビゲーション装置30へ送信する。カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から受信した緯度経度情報により示される地点を目的地として設定する。
【0011】
<情報処理装置10の構成>
図2は、情報処理装置10のハードウェア構成を例示するブロック図である。入力インターフェース102は、操作入力装置102Aから入力される操作信号をCPU100に供給する。表示インターフェース105は、CPU100によって供給される画像データを表示装置105Aに供給する。印刷インターフェース104は、CPU100によって供給される画像データを印刷装置104Aに供給する。
記憶部106は、ROM(Read Only Memory)107と、RAM(Random Access Memory)108と、HD(Hard Disk)109とを有している。CPU100は、記憶部106に記憶されている各種プログラムを実行することにより、装置各部の制御を行なう。
【0012】
HD109には、地図情報データベース109aが記憶されている。地図情報データベース109aには、表示装置105Aに表示される地図の画像データ(地図画像データ)や、表示装置105Aに表示された地図上においてユーザにより指定された地点の緯度経度情報を算出するために必要となる、基準地点の位置を示す緯度経度情報や縮尺情報等のデータを含んでいる。
また、HD109には地図ソフトウェアが記憶されている。この地図ソフトウェアとは、CPU100に以下のことを行わせるソフトウェアである。
CPU100は、地図情報データベース109aから読み出した地図画像データを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに供給する。この結果、表示装置105Aの画面に地図が表示される。そして、表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力インターフェース102を介して入力された操作信号によって指定されると、CPU100は、指定された地点の緯度経度情報を地図情報データベース109aに記憶されているデータを用いて算出する。この後、CPU100は、算出した緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、当該2次元バーコードの画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する。この結果、該画像データによって表される2次元バーコードが印刷装置104Aにより印刷される。
【0013】
<携帯電話機20の構成>
携帯電話機20は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等の撮像部(図示せず)を備え、書籍等に印刷された2次元バーコードの画像を撮像し、撮像された画像内から2次元バーコードを識別して、当該2次元バーコードから緯度経度情報をデコードする機能を有している。また、携帯電話機20は、Bluetooth(登録商標)やIrDA等の近距離無線通信を行う通信制御部(図示せず)を備え、2次元バーコードからデコードした緯度経度情報をテキストデータとしてカーナビゲーション装置30へ送信する。
なお、携帯電話機20は、撮像部の代わりにバーコードリーダを備え、バーコードリーダにより2次元バーコードを読み取る構成であっても良い。
【0014】
<カーナビゲーション装置30の構成>
カーナビゲーション装置30は、GPSを利用して自装置30の現在位置を測位する機能を有するとともに、測位された現在位置を示す緯度経度情報に基づいて、現在位置付近の地図をカーナビゲーション装置30に備わる液晶表示装置の画面に表示する機能を有している。また、カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20との間で近距離無線通信を行う通信制御部(図示せず)を備え、携帯電話機20から送信された緯度経度情報を受信し、当該緯度経度情報により示される地点を目的地として、現在位置から目的地までのルートを設定するルート設定機能を有している。
【0015】
(動作)
次に、本実施形態に係る動作について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
ユーザが操作入力装置102Aを操作して地図ソフトウェアの起動を指示すると、その操作信号が入力インターフェース102を介してCPU100に供給される。すると、CPU100は、供給された操作信号に応じて、HD109に記憶されている地図ソフトウェアを起動する。そして、地図情報データベース109aに記憶されている地図画像データを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに供給する。この結果、表示装置105Aに地図が表示される。そして、図4に示されるように、表示された地図上で、ユーザが操作入力装置102Aを操作して所望する地点を指定すると(ステップS10)、CPU100は、入力インターフェース102を介して供給された操作信号に基づいて、指定された地点の緯度経度情報を地図情報データベース109aに記憶されているデータを用いて算出する(ステップS11)。次いで、CPU100は、図5に示されるように、「2次元バーコードに変換しますか?」というメッセージを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードに変換する旨の指示が入力インターフェース102を介して入力されると(ステップS12:YES)、次に、CPU100は、算出した緯度経度情報を2次元バーコードに変換する(ステップS13)。その後、「2次元バーコードに変換しました。印刷しますか?」というメッセージを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードを印刷する旨の指示が入力インターフェース102を介して入力されると(ステップS14:YES)、この2次元バーコードを表す画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する(ステップS15)。この結果、印刷装置104Aにおいて、図6に示されるように、ユーザによって指定された地点に対応する緯度経度情報を表す2次元バーコードが紙に印刷される。
【0016】
以上のようにして、ユーザは、簡単な操作で、所望の地点の緯度経度情報を2次元バーコードに変換させ、この2次元バーコードを出力させることができる。
【0017】
その後、ユーザは、携帯電話機20を操作して、紙に印刷された2次元バーコードの撮像を指示する。すると、携帯電話機20は、撮像部により2次元バーコードの画像を撮像し、撮像された画像内から2次元バーコードを識別して、当該2次元バーコードから緯度経度情報をデコードする。そして、デコードが終わると、「変換が終わりました。カーナビゲーション装置へ送信してください」というメッセージを表示する。
このメッセージを見たユーザが、携帯電話機20をカーナビゲーション装置30に近づけて、携帯電話機20とカーナビゲーション装置30との間の近距離通信を可能な状態にさせた後、携帯電話機20を操作して、テキストデータをカーナビゲーション装置30に送信する指示を出すと、CPU100は、当該テキストデータをカーナビゲーション装置30へ送信する。
カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から送信されたテキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される緯度経度情報により示される地点を目的地として、現在位置から目的地までのルートを設定する。そして、GPSを利用して測位された自装置30の現在位置から目的地への道筋や距離、所要時間等の情報を算出し、これらの情報を表示する。なお、これらの情報を音声によって報知するようにしても良い。
【0018】
以上のようにして、ユーザは、カーナビゲーション装置30において、所望の地点を目的地として簡単に設定することが可能となる。
【0019】
なお、カーナビゲーション装置30にバーコードリーダを備え、カーナビゲーション装置30自体が、紙に印刷された2次元バーコードを読み取る構成であっても良い。
【0020】
[第2実施形態]
本実施形態が上述の第1実施形態と異なる点は以下の通りである。
ユーザは、表示装置105Aに表示される地図上で、目的地とする地点とその目的地に向かう途中に経由すべき地点(経由地)とをそれぞれ指定する。そして、指定した地点が目的地であるのか又は経由地であるのかの種別をそれぞれ指定する。情報処理装置10は、ユーザからの指示によって、各地点の緯度経度情報と該地点の種別の情報とを対応付け、更に、これらの情報を、各地点を各地点の種別に応じて設定する旨をカーナビゲーション装置30へ指示する情報として、2次元バーコードに変換する。
カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から送信されたテキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される各地点の緯度経度情報と各地点の種別とを識別し、識別した結果に応じて、目的地や経由地の設定を行い、現在位置から経由地を経由して目的地まで辿るルートを設定する。
【0021】
次に、本実施形態に係る動作について説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
上述の第1実施形態と同様に、ユーザからの指示により、CPU100は、HD109に記憶されている地図ソフトウェアを起動し、地図情報データベース109aに記憶されている地図画像データによって表される地図を表示装置105Aに表示させる。そして、ユーザによって所望される地点が指定されると(ステップS20)、CPU100は、当該地点の緯度経度情報を算出する(ステップS21)。そして、本実施形態においては、この地点が目的地であるのか又は経由地であるのかをユーザに指定させるため、図8に示される画面を表示装置105Aに表示させ、種別の指定をユーザに促す。種別の指定がユーザによってなされると(ステップS22)、この種別の情報と、当該地点の緯度経度情報とを対応付ける。以上のようにして、各地点の指定が行われ、各地点の緯度経度情報とその地点の種別の情報とが対応付けられる。そして、各地点の指定が終了して処理を終了する旨が指示されると(ステップS23:YES)、CPU100は、「2次元バーコードに変換しますか?」というメッセージを表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードに変換する旨の指示が入力されると(ステップS24:YES)、次に、CPU100は、各地点に係る情報を1つの2次元バーコードに変換する(ステップS25)。その後、「2次元バーコードに変換しました。印刷しますか?」というメッセージを表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードを印刷する旨の指示が入力されると(ステップS26:YES)、CPU100は、この2次元バーコードを表す画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する(ステップS27)。この結果、印刷装置104Aにおいて、ユーザによって指定された各地点の緯度経度情報と各地点の種別の情報とを表す2次元バーコードが印刷される。
【0022】
その後、ユーザは、上述の第1実施形態と同様にして、この紙に印刷された2次元バーコードを携帯電話機20によってデコードさせ、デコードされたテキストデータをカーナビゲーション装置30へ送信する。カーナビゲーション装置30は、当該テキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される各地点の緯度経度情報と各地点の種別の情報とを識別し、識別した結果に応じて、目的地や経由地の設定を行い、現在位置から経由地を経由して目的地まで辿るルートを設定する。
【0023】
以上のようにして、ある地点の緯度経度情報のみならず該地点の種別の情報もともに2次元バーコードに変換して出力することにより、カーナビゲーション装置30においてユーザが行う様々な設定作業を簡素化することが可能となる。また、複数の地点に係る情報を1つの2次元バーコードで表すようにすることにより、ユーザの設定作業を更に簡素化できる。
【0024】
[変形例]
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0025】
<1>上述の各実施形態において、位置情報として、緯度経度情報を用いたが、住所を表す情報を用いても良い。また2次元バーコードに変換される情報は、位置情報の他、その地点の名称や電話番号等のその地点を特定可能な情報も含むようにしても良い。
また、上述の各実施形態においては、バーコードとして2次元バーコードを使用したが、これに限らず、1次元バーコードやカラーバーコード等の、光学的に読み取り可能な図像で表されるコードを使用しても良い。
また、情報処理装置10は、緯度経度情報や種別の情報を2次元バーコードに変換した後にも、これらの情報を変換前の状態で保持するようにしても良い。
【0026】
<2>上述の第2実施形態において、位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとして、位置情報によって特定される地点を目的地として取り扱うのか又は経由地として取り扱うのかを示す情報、つまり、地点の種別を示す情報を用いた。しかし、例えば、位置情報を目的地として設定するのではなく登録する旨をカーナビゲーション装置30へ指示する情報や、その位置情報によって特定される地点の名称を検索する旨を指示する情報や、地図上で表示されるその地点の表示形態を指示する情報を用いても良い。
また、1つの位置情報に対し複数種類のタグを対応つけるようにしても良い。
【0027】
<3>情報処理装置10が2次元バーコードを用いて緯度経度情報を提供する装置は、カーナビゲーション装置30に限定されず、例えば、歩行者ITS(Intelligent Transport Systems)において歩行者に携行される、測位機能を有する携帯機器であっても良い。
【0028】
<4>地図情報データベース109aは、CD−ROM(Comact Disk ROM)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体に記憶されており、情報処理装置10は、記憶媒体に記憶されたデータを読み出すドライブ装置を備え、当該ドライブ装置を介して記憶媒体に記憶された地図情報データベース109aのデータを読み出す構成であっても良い。
また、地図情報データベース109aは、インターネット等のネットワークに接続されたサーバに記憶されており、情報処理装置10は、ネットワークを介して通信を行う通信制御部を備え、当該通信制御部を介してサーバに記憶された地図情報データベース109aのデータを取得する構成であっても良い。
【0029】
<5>情報処理装置10(コンピュータ)は、記憶部106に記憶されている地図ソフトウェア(プログラム)に従って本発明に係る処理を実行するが、この地図ソフトウェアを情報処理装置10が読み取り可能な記録媒体に記録して提供しても良い。また、地図ソフトウェアをネットワークを介して通信により情報処理装置10に提供しても良い。
【0030】
<6>上述した各実施形態では、図2に示したように、表示装置105A、操作入力装置102A、印刷装置104Aが情報処理装置10に含まれない場合を例示して説明を行ったが、例えば、表示装置と一体となったコンピュータ装置があるように、表示装置105Aが情報処理装置10に含まれていてもよいし、あるいは操作入力装置102Aや印刷装置104Aが情報処理装置10に含まれていてもよい。
また、情報処理装置10は、2次元バーコードの画像データを表示装置105Aに出力しても良い。この場合、携帯電話機20は、表示装置105Aの画面に表示された2次元バーコードを撮像すれば良い。また、情報処理装置10は、2次元バーコードの画像データをネットワークを介した通信により他の装置に出力しても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位置情報をバーコードに簡単かつ正確に変換できる。更に、位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとを共に簡単かつ正確にバーコードに変換できる。したがって、これらの情報をカーナビゲーション装置などの装置に提供すれば、該装置に対してタグに示された取扱い内容に従って位置情報を用いた処理を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を含むシステム全体を説明するための図である。
【図2】同実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図5】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図6】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】同実施形態に係るメッセージの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・情報処理装置、102・・・入力インターフェース、104・・・印刷インターフェース、105・・・表示インターフェース、106・・・記憶部、107・・・ROM、108・・・RAM、109・・・HD、109a・・・地図情報データベース、102A・・・操作入力装置、104A・・・印刷装置、105A・・・表示装置、20・・・携帯電話機、30・・・カーナビゲーション装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図上の地点を表す位置情報を入力する際に用いられる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カーナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning Sysytem)を利用して車両の現在地を測位し、現在地から、予め設定された目的地までの経路や所要時間等を求めてユーザに報知することができる。このようなカーナビゲーション装置において目的地を設定する際、ユーザは、例えば、目的地の緯度経度情報を示す計16桁に及ぶ数値をテンキーを操作して入力しなければならない。このような入力作業は、ユーザにとって大変煩わしく、また入力ミスが生じる恐れもある。
このような問題を解決するため、目的地の緯度経度情報をバーコードに変換して当該バーコードを旅行雑誌等の印刷物に印刷しておき、このバーコードをカーナビゲーション装置に備わるバーコードリーダで読み取らせることにより、目的地の入力作業を簡素化し、かつ正確に行えるようにした技術がある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−331313号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載されているように、バーコードを用いて目的地の緯度経度情報(位置情報)をカーナビゲーション装置に提供するためには、目的地の位置情報を求めたり、目的地の位置情報をバーコードに変換する作業が必要となる。このため、バーコードを用いて目的地の位置情報を提供しようとする者は、例えば、地図を調べて目的地の位置情報を自ら算出し、算出した目的地の位置情報をバーコード変換用の機材を利用してバーコードに変換しなければならない。このような作業は煩雑であるし、誤った位置情報が算出される恐れもある。
【0005】
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置情報をバーコードに簡単かつ正確に変換できる装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、操作信号を入力する入力手段と、地図データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、前記位置特定手段により求められた位置情報をバーコードに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段とを具備することを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0007】
本発明によれば、表示装置に表示された地図上における任意の地点が指定されると、該地点の位置を示す位置情報が求められてバーコードに変換され、該バーコードが出力される。
【0008】
また、本発明は、操作信号を入力する入力手段と、地図データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、前記位置特定手段により求められた位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとをバーコードに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段とを具備することを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0009】
本発明によれば、表示装置に表示された地図上における任意の地点が指定されると、該地点の位置を示す位置情報が求められ、該位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとがバーコードに変換され、該バーコードが出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。
[第1実施形態]
(構成)
図1は、本発明に係る情報処理装置10を含むシステム全体を説明するための図である。
情報処理装置10は、例えばコンピュータ装置本体であって、情報処理装置10には、キーボードやマウス等の操作入力装置102A、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode−Ray Tube)等の表示装置105A、印刷装置104Aが接続されている。この情報処理装置10は、表示装置105Aの画面に表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力された操作信号によって指定されると、当該地点の緯度及び経度の情報(緯度経度情報)を求め、この緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、これを印刷装置104Aによって紙に印刷させる。携帯電話機20は、2次元バーコードを読み取り、2次元バーコードからデコードした緯度経度情報をテキストデータとしてカーナビゲーション装置30へ送信する。カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から受信した緯度経度情報により示される地点を目的地として設定する。
【0011】
<情報処理装置10の構成>
図2は、情報処理装置10のハードウェア構成を例示するブロック図である。入力インターフェース102は、操作入力装置102Aから入力される操作信号をCPU100に供給する。表示インターフェース105は、CPU100によって供給される画像データを表示装置105Aに供給する。印刷インターフェース104は、CPU100によって供給される画像データを印刷装置104Aに供給する。
記憶部106は、ROM(Read Only Memory)107と、RAM(Random Access Memory)108と、HD(Hard Disk)109とを有している。CPU100は、記憶部106に記憶されている各種プログラムを実行することにより、装置各部の制御を行なう。
【0012】
HD109には、地図情報データベース109aが記憶されている。地図情報データベース109aには、表示装置105Aに表示される地図の画像データ(地図画像データ)や、表示装置105Aに表示された地図上においてユーザにより指定された地点の緯度経度情報を算出するために必要となる、基準地点の位置を示す緯度経度情報や縮尺情報等のデータを含んでいる。
また、HD109には地図ソフトウェアが記憶されている。この地図ソフトウェアとは、CPU100に以下のことを行わせるソフトウェアである。
CPU100は、地図情報データベース109aから読み出した地図画像データを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに供給する。この結果、表示装置105Aの画面に地図が表示される。そして、表示された地図上における任意の地点が操作入力装置102Aから入力インターフェース102を介して入力された操作信号によって指定されると、CPU100は、指定された地点の緯度経度情報を地図情報データベース109aに記憶されているデータを用いて算出する。この後、CPU100は、算出した緯度経度情報を2次元バーコードに変換し、当該2次元バーコードの画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する。この結果、該画像データによって表される2次元バーコードが印刷装置104Aにより印刷される。
【0013】
<携帯電話機20の構成>
携帯電話機20は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等の撮像部(図示せず)を備え、書籍等に印刷された2次元バーコードの画像を撮像し、撮像された画像内から2次元バーコードを識別して、当該2次元バーコードから緯度経度情報をデコードする機能を有している。また、携帯電話機20は、Bluetooth(登録商標)やIrDA等の近距離無線通信を行う通信制御部(図示せず)を備え、2次元バーコードからデコードした緯度経度情報をテキストデータとしてカーナビゲーション装置30へ送信する。
なお、携帯電話機20は、撮像部の代わりにバーコードリーダを備え、バーコードリーダにより2次元バーコードを読み取る構成であっても良い。
【0014】
<カーナビゲーション装置30の構成>
カーナビゲーション装置30は、GPSを利用して自装置30の現在位置を測位する機能を有するとともに、測位された現在位置を示す緯度経度情報に基づいて、現在位置付近の地図をカーナビゲーション装置30に備わる液晶表示装置の画面に表示する機能を有している。また、カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20との間で近距離無線通信を行う通信制御部(図示せず)を備え、携帯電話機20から送信された緯度経度情報を受信し、当該緯度経度情報により示される地点を目的地として、現在位置から目的地までのルートを設定するルート設定機能を有している。
【0015】
(動作)
次に、本実施形態に係る動作について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
ユーザが操作入力装置102Aを操作して地図ソフトウェアの起動を指示すると、その操作信号が入力インターフェース102を介してCPU100に供給される。すると、CPU100は、供給された操作信号に応じて、HD109に記憶されている地図ソフトウェアを起動する。そして、地図情報データベース109aに記憶されている地図画像データを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに供給する。この結果、表示装置105Aに地図が表示される。そして、図4に示されるように、表示された地図上で、ユーザが操作入力装置102Aを操作して所望する地点を指定すると(ステップS10)、CPU100は、入力インターフェース102を介して供給された操作信号に基づいて、指定された地点の緯度経度情報を地図情報データベース109aに記憶されているデータを用いて算出する(ステップS11)。次いで、CPU100は、図5に示されるように、「2次元バーコードに変換しますか?」というメッセージを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードに変換する旨の指示が入力インターフェース102を介して入力されると(ステップS12:YES)、次に、CPU100は、算出した緯度経度情報を2次元バーコードに変換する(ステップS13)。その後、「2次元バーコードに変換しました。印刷しますか?」というメッセージを表示インターフェース105を介して表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードを印刷する旨の指示が入力インターフェース102を介して入力されると(ステップS14:YES)、この2次元バーコードを表す画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する(ステップS15)。この結果、印刷装置104Aにおいて、図6に示されるように、ユーザによって指定された地点に対応する緯度経度情報を表す2次元バーコードが紙に印刷される。
【0016】
以上のようにして、ユーザは、簡単な操作で、所望の地点の緯度経度情報を2次元バーコードに変換させ、この2次元バーコードを出力させることができる。
【0017】
その後、ユーザは、携帯電話機20を操作して、紙に印刷された2次元バーコードの撮像を指示する。すると、携帯電話機20は、撮像部により2次元バーコードの画像を撮像し、撮像された画像内から2次元バーコードを識別して、当該2次元バーコードから緯度経度情報をデコードする。そして、デコードが終わると、「変換が終わりました。カーナビゲーション装置へ送信してください」というメッセージを表示する。
このメッセージを見たユーザが、携帯電話機20をカーナビゲーション装置30に近づけて、携帯電話機20とカーナビゲーション装置30との間の近距離通信を可能な状態にさせた後、携帯電話機20を操作して、テキストデータをカーナビゲーション装置30に送信する指示を出すと、CPU100は、当該テキストデータをカーナビゲーション装置30へ送信する。
カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から送信されたテキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される緯度経度情報により示される地点を目的地として、現在位置から目的地までのルートを設定する。そして、GPSを利用して測位された自装置30の現在位置から目的地への道筋や距離、所要時間等の情報を算出し、これらの情報を表示する。なお、これらの情報を音声によって報知するようにしても良い。
【0018】
以上のようにして、ユーザは、カーナビゲーション装置30において、所望の地点を目的地として簡単に設定することが可能となる。
【0019】
なお、カーナビゲーション装置30にバーコードリーダを備え、カーナビゲーション装置30自体が、紙に印刷された2次元バーコードを読み取る構成であっても良い。
【0020】
[第2実施形態]
本実施形態が上述の第1実施形態と異なる点は以下の通りである。
ユーザは、表示装置105Aに表示される地図上で、目的地とする地点とその目的地に向かう途中に経由すべき地点(経由地)とをそれぞれ指定する。そして、指定した地点が目的地であるのか又は経由地であるのかの種別をそれぞれ指定する。情報処理装置10は、ユーザからの指示によって、各地点の緯度経度情報と該地点の種別の情報とを対応付け、更に、これらの情報を、各地点を各地点の種別に応じて設定する旨をカーナビゲーション装置30へ指示する情報として、2次元バーコードに変換する。
カーナビゲーション装置30は、携帯電話機20から送信されたテキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される各地点の緯度経度情報と各地点の種別とを識別し、識別した結果に応じて、目的地や経由地の設定を行い、現在位置から経由地を経由して目的地まで辿るルートを設定する。
【0021】
次に、本実施形態に係る動作について説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
上述の第1実施形態と同様に、ユーザからの指示により、CPU100は、HD109に記憶されている地図ソフトウェアを起動し、地図情報データベース109aに記憶されている地図画像データによって表される地図を表示装置105Aに表示させる。そして、ユーザによって所望される地点が指定されると(ステップS20)、CPU100は、当該地点の緯度経度情報を算出する(ステップS21)。そして、本実施形態においては、この地点が目的地であるのか又は経由地であるのかをユーザに指定させるため、図8に示される画面を表示装置105Aに表示させ、種別の指定をユーザに促す。種別の指定がユーザによってなされると(ステップS22)、この種別の情報と、当該地点の緯度経度情報とを対応付ける。以上のようにして、各地点の指定が行われ、各地点の緯度経度情報とその地点の種別の情報とが対応付けられる。そして、各地点の指定が終了して処理を終了する旨が指示されると(ステップS23:YES)、CPU100は、「2次元バーコードに変換しますか?」というメッセージを表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードに変換する旨の指示が入力されると(ステップS24:YES)、次に、CPU100は、各地点に係る情報を1つの2次元バーコードに変換する(ステップS25)。その後、「2次元バーコードに変換しました。印刷しますか?」というメッセージを表示装置105Aに表示させる。そして、2次元バーコードを印刷する旨の指示が入力されると(ステップS26:YES)、CPU100は、この2次元バーコードを表す画像データを印刷インターフェース104を介して印刷装置104Aに供給する(ステップS27)。この結果、印刷装置104Aにおいて、ユーザによって指定された各地点の緯度経度情報と各地点の種別の情報とを表す2次元バーコードが印刷される。
【0022】
その後、ユーザは、上述の第1実施形態と同様にして、この紙に印刷された2次元バーコードを携帯電話機20によってデコードさせ、デコードされたテキストデータをカーナビゲーション装置30へ送信する。カーナビゲーション装置30は、当該テキストデータを受信すると、当該テキストデータによって表される各地点の緯度経度情報と各地点の種別の情報とを識別し、識別した結果に応じて、目的地や経由地の設定を行い、現在位置から経由地を経由して目的地まで辿るルートを設定する。
【0023】
以上のようにして、ある地点の緯度経度情報のみならず該地点の種別の情報もともに2次元バーコードに変換して出力することにより、カーナビゲーション装置30においてユーザが行う様々な設定作業を簡素化することが可能となる。また、複数の地点に係る情報を1つの2次元バーコードで表すようにすることにより、ユーザの設定作業を更に簡素化できる。
【0024】
[変形例]
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0025】
<1>上述の各実施形態において、位置情報として、緯度経度情報を用いたが、住所を表す情報を用いても良い。また2次元バーコードに変換される情報は、位置情報の他、その地点の名称や電話番号等のその地点を特定可能な情報も含むようにしても良い。
また、上述の各実施形態においては、バーコードとして2次元バーコードを使用したが、これに限らず、1次元バーコードやカラーバーコード等の、光学的に読み取り可能な図像で表されるコードを使用しても良い。
また、情報処理装置10は、緯度経度情報や種別の情報を2次元バーコードに変換した後にも、これらの情報を変換前の状態で保持するようにしても良い。
【0026】
<2>上述の第2実施形態において、位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとして、位置情報によって特定される地点を目的地として取り扱うのか又は経由地として取り扱うのかを示す情報、つまり、地点の種別を示す情報を用いた。しかし、例えば、位置情報を目的地として設定するのではなく登録する旨をカーナビゲーション装置30へ指示する情報や、その位置情報によって特定される地点の名称を検索する旨を指示する情報や、地図上で表示されるその地点の表示形態を指示する情報を用いても良い。
また、1つの位置情報に対し複数種類のタグを対応つけるようにしても良い。
【0027】
<3>情報処理装置10が2次元バーコードを用いて緯度経度情報を提供する装置は、カーナビゲーション装置30に限定されず、例えば、歩行者ITS(Intelligent Transport Systems)において歩行者に携行される、測位機能を有する携帯機器であっても良い。
【0028】
<4>地図情報データベース109aは、CD−ROM(Comact Disk ROM)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体に記憶されており、情報処理装置10は、記憶媒体に記憶されたデータを読み出すドライブ装置を備え、当該ドライブ装置を介して記憶媒体に記憶された地図情報データベース109aのデータを読み出す構成であっても良い。
また、地図情報データベース109aは、インターネット等のネットワークに接続されたサーバに記憶されており、情報処理装置10は、ネットワークを介して通信を行う通信制御部を備え、当該通信制御部を介してサーバに記憶された地図情報データベース109aのデータを取得する構成であっても良い。
【0029】
<5>情報処理装置10(コンピュータ)は、記憶部106に記憶されている地図ソフトウェア(プログラム)に従って本発明に係る処理を実行するが、この地図ソフトウェアを情報処理装置10が読み取り可能な記録媒体に記録して提供しても良い。また、地図ソフトウェアをネットワークを介して通信により情報処理装置10に提供しても良い。
【0030】
<6>上述した各実施形態では、図2に示したように、表示装置105A、操作入力装置102A、印刷装置104Aが情報処理装置10に含まれない場合を例示して説明を行ったが、例えば、表示装置と一体となったコンピュータ装置があるように、表示装置105Aが情報処理装置10に含まれていてもよいし、あるいは操作入力装置102Aや印刷装置104Aが情報処理装置10に含まれていてもよい。
また、情報処理装置10は、2次元バーコードの画像データを表示装置105Aに出力しても良い。この場合、携帯電話機20は、表示装置105Aの画面に表示された2次元バーコードを撮像すれば良い。また、情報処理装置10は、2次元バーコードの画像データをネットワークを介した通信により他の装置に出力しても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位置情報をバーコードに簡単かつ正確に変換できる。更に、位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとを共に簡単かつ正確にバーコードに変換できる。したがって、これらの情報をカーナビゲーション装置などの装置に提供すれば、該装置に対してタグに示された取扱い内容に従って位置情報を用いた処理を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を含むシステム全体を説明するための図である。
【図2】同実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図5】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図6】同実施形態に係る画面の表示例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】同実施形態に係るメッセージの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・情報処理装置、102・・・入力インターフェース、104・・・印刷インターフェース、105・・・表示インターフェース、106・・・記憶部、107・・・ROM、108・・・RAM、109・・・HD、109a・・・地図情報データベース、102A・・・操作入力装置、104A・・・印刷装置、105A・・・表示装置、20・・・携帯電話機、30・・・カーナビゲーション装置。
Claims (2)
- 操作信号を入力する入力手段と、
地図データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、
前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、
前記位置特定手段により求められた位置情報をバーコードに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段と
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 操作信号を入力する入力手段と、
地図データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された地図データを表示装置に供給する供給手段と、
前記供給手段により供給された地図データに基づいて前記表示装置に表示された地図上における任意の地点が前記入力手段により入力された操作信号によって指定されると、該地点の位置を示す位置情報を求める位置特定手段と、
前記位置特定手段により求められた位置情報と該位置情報を用いた処理における該位置情報の取扱い内容を示すタグとをバーコードに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたバーコードを出力する出力手段と
を具備することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003131909A JP2004333383A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 情報処理装置 |
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ID=33506967
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005274472A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Equos Research Co Ltd | 案内装置及び携帯端末 |
JP2006226962A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Saxa Inc | 車両の行き先指示システム及びそのセンタ装置 |
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-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003131909A patent/JP2004333383A/ja active Pending
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