JP2004332679A - エンジンの燃圧制御装置 - Google Patents

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JP2004332679A JP2003132825A JP2003132825A JP2004332679A JP 2004332679 A JP2004332679 A JP 2004332679A JP 2003132825 A JP2003132825 A JP 2003132825A JP 2003132825 A JP2003132825 A JP 2003132825A JP 2004332679 A JP2004332679 A JP 2004332679A
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Katsuaki Uchiyama
克昭 内山
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Abstract

【課題】燃料カット許可条件の成立時に直ちに燃料カットを行うと共に、蓄圧室の燃圧をコントロール可能に構成して蓄圧室の燃圧を燃料カットリカバー条件の成立直後の要求燃圧に近づける。
【解決手段】高圧燃料ポンプ(5)と、蓄圧室(12)と、燃料噴射弁(13)と、要求燃圧設定手段(21)と、燃料供給量可変制御手段(21)とを備えるエンジンの制御装置において、燃料カット許可条件が成立したとき燃料噴射弁(13)からの燃料供給を遮断する燃料カットを行い、その後に燃料カットリカバー条件が成立したとき燃料噴射弁(13)からの燃料供給を再開する手段(21)と、燃料カット許可条件成立後、実際に燃料カットがリカバーされるまでの間に蓄圧室(12)の実燃圧を低下させる蓄圧室減圧手段(15、17、18、21)とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンの燃圧制御装置、特に高圧燃料ポンプから吐出した燃料を、蓄圧室を介して、燃焼室に臨んで設けた燃料噴射弁に供給するようにした筒内直接噴射式火花点火エンジンに適用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧燃料ポンプから吐出された燃料を蓄える蓄圧室の要求燃圧を運転条件に応じて設定し、燃圧センサにより検出される蓄圧室の実燃圧がこの要求燃圧と一致するように高圧燃料ポンプの吐出量を可変制御するものがある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−35182号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいても、燃料カット許可条件が成立したとき燃料噴射弁からの燃料供給を遮断する燃料カットが行われ、その後に燃料カットリカバー条件が成立したとき燃料噴射弁からの燃料供給が再開される。
【0005】
この場合に、燃料カット許可条件成立直前の負荷、回転速度と燃料カットリカバー条件成立直後の負荷、回転速度を比較すると、通常、燃料カット許可条件成立直前の負荷、回転速度より燃料カットリカバー条件成立直後の負荷、回転速度のほうがともに小さいのであり、これに合わせて蓄圧室の要求燃圧は燃料カット許可条件成立直前より燃料カットリカバー条件成立直後のほうが小さくなる。例えば、燃料カット許可条件成立直前は高負荷域であったため10MPa程度もあった要求燃圧が、燃料カットリカバー条件成立直後にはほぼ半分の5MPa程度へと減少することがある。
【0006】
しかしながら、高圧燃料ポンプでは、吐出量を可変制御して燃料噴射弁への燃料供給を制御しているため、燃料噴射弁を開いて燃料を消費しない限り一旦昇圧した燃圧を低下させることができない。すなわち、燃料カット中には蓄圧室の実燃圧はそのまま維持されてしまうので、上記の例のように燃料カットリカバー条件成立直後に要求燃圧が5MPaまで低下するのに対して実燃圧が燃料カット許可条件成立直前の値である10MPaのままであると、燃料噴射弁が開かれる時間が同じであっても倍の量の燃料が燃料カットリカバー直後に供給され、目標トルクよりも大きなトルクが発生してトルクショックが生じてしまったり、燃焼状態が悪化する。
【0007】
これに対処するため上記従来装置では、燃料カット許可条件の成立時より高圧燃料ポンプから燃料供給を強制的に停止させると共に、燃料カット許可条件の成立時からもしばらくは燃料噴射を継続して、燃料カットリカバー時に期待される要求燃圧まで予め低下させた後に、燃料カットを実行し、これにより燃料カットリカバー時の要求燃圧に近い実燃圧で燃料カットリカバー時の燃料供給を再開させるようにしている。
【0008】
しかながら、こうした従来装置では、燃料カット許可条件の成立時に直ちに燃料供給を遮断できないため、無駄に燃料を噴射することになり、燃費が悪くなる。
【0009】
そこで本発明は、燃料カット許可条件の成立時に直ちに燃料カットを行うと共に、蓄圧室の燃圧をコントロール可能に構成して蓄圧室の燃圧を燃料カットリカバー条件の成立直後の要求燃圧に近づけることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、燃料タンクからの燃料を吐出する高圧燃料ポンプと、この高圧燃料ポンプからの高圧燃料を蓄える蓄圧室と、この蓄圧室に蓄えている高圧燃料を開弁時にエンジンの燃焼室内に直接的に供給する燃料噴射弁とを備え、前記蓄圧室の要求燃圧を運転条件に応じて設定し、この要求燃圧が得られるように前記高圧燃料ポンプから前記蓄圧室への燃料の供給量を可変制御するエンジンの燃圧制御装置において、燃料カット許可条件が成立したとき前記燃料噴射弁からの燃料供給を遮断する燃料カットを行い、その後に燃料カットリカバー条件が成立したとき前記燃料噴射弁からの燃料供給を再開すると共に、前記燃料カット許可条件成立後、実際に燃料カットがリカバーされるまでの間に前記蓄圧室の実燃圧を低下させるように構成した。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、燃料カット許可条件成立後、実際に燃料カットがリカバーされるまでの間に蓄圧室の実燃圧を低下させることを可能にしたので、燃料カットリカバー時に要求燃料量を超える燃料供給が行われることがなく、これにより燃料カットリカバー条件成立直後のトルクショックを防止できるほか、燃料カット許可条件成立直後に直ちに燃料供給を停止することもでき、これにより燃費が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態の燃料供給装置の概略構成図、図2は図1の一部拡大図(ただし左右方向は図1とは逆)で、電子制御スロットル装置、頂面に点火プラグ位置を考慮したキャビティの形成されるピストン、スワールコントロールバルブなどを備える筒内直接噴射式火花点火エンジン(図示しない)に適用されている。また、当該エンジンは図示しない車両に搭載されている。
【0014】
燃料タンク1内の燃料は低圧燃料ポンプ2により低圧燃料供給通路3を介して、高圧燃料ポンプ5に供給される。高圧燃料ポンプ5はカム6(エンジンにより駆動される)により駆動される単筒ポンプであり、供給される低圧燃料をさらに燃圧を高めて高圧燃料供給通路11に吐出する。高圧燃料供給通路11は蓄圧室としての直管状燃料ギャラリー12と連通しており、この燃料ギャラリー12からの高圧燃料が燃料噴射弁13に供給されている。
【0015】
図1において燃料ギャラリー12の右端は、燃料タンク1へのリターン通路4とつながる連絡通路19と連通され、連絡通路19の左端にはメカニカルなリリーフバルブ14が設けられている。このリリーフバルブ14は、燃料ギャラリー12内の燃圧が規定圧以上になると開いて燃料ギャラリー12内の高圧燃料を燃料タンク1へのリターン通路4へと戻すためのものである。
【0016】
また、高圧燃料が保持される燃料ギャラリー12と平行に一定の容積を有する空間としての直管状燃料逃し通路15と、この燃料逃し通路15と連通して燃料逃し通路15内の燃料を燃料タンク1へのリターン通路4へ導くための連絡通路16とが設けられている。すなわち、図1において燃料逃し通路15の左端は燃料ギャラリー12の左端と連通しており、燃料逃し通路15の左端とこの燃料ギャラリー12との連通を常時は遮断する第1電磁弁17を備える。また、燃料逃し通路15の右端は連絡通路16と連通しており、燃料逃し通路15の右端とこの連絡通路16との連通を常時は遮断する第2電磁弁18をも備えている。
【0017】
2つの連絡通路16、19はまとめられた後に燃料タンク1へのリターン通路4に合流されている。
【0018】
上記の燃料噴射弁13は気筒毎に図示しないエンジンの燃焼室に臨んで設けられ、エンジンコントローラ21からの信号を受けて所定の時期に開かれ、その開弁時間と燃料噴射弁13に作用する燃料ギャラリー12内の燃圧とに比例した燃料を燃焼室内に直接的に噴射供給する。
【0019】
ここで、燃料ギャラリー12内の要求燃圧は図5に示したように運転条件(負荷と回転速度)に応じて定められ、負荷一定であればエンジン回転速度Neが大きくなるほど高くなり、また回転速度Ne一定であれば負荷が大きくなるほど高くなる値である。要求燃圧の最小値は例えば0.5MPa程度、要求燃圧の最大値は例えば11MPa程度であり、その圧力範囲は広い。要求燃圧を全ての運転条件で一定としたときには、大きく変化する要求燃料量に対応させて燃料噴射弁13の開弁時間を長くしたり短くしたりしなければならず、燃料噴射弁13に対する仕様(ダイナミックレンジの拡大)が厳しくなることも考え得るのであるが、このように、回転速度一定であれば高負荷ほど要求燃圧を高めることで、燃料噴射弁13の開弁時間を長くしなくても要求燃料量を供給できることになり、燃料噴射弁13に対する仕様が厳しくならないようにすることができる。
【0020】
高圧燃料ポンプ5の内部には吐出燃料をリターン通路4へと逃す通路にデューティ制御可能な電磁弁7(制御弁)を備えており、この電磁弁7へのONデューティ値(制御量)を大きくするほどリターン通路4に逃される吐出燃料が多くなる。エンジンコントローラ21では燃圧センサ22により検出される燃料ギャラリー12内の実際の燃圧がそのときの運転条件に応じた要求燃圧と一致するように電磁弁7に与えるONデューティ値をフィードバック制御する。
【0021】
なお、この電磁弁7(制御弁)はリターン通路4へ逃す燃料を調節することによって蓄圧室(12)内の燃圧を制御するように構成されているので、後述するように燃料カットが行われて燃料噴射弁13からの燃料の噴射が禁止されると、蓄圧室の実燃圧が要求燃圧よりも高い場合、実燃圧がさらに上昇することは防止できるものの、実燃圧を要求燃圧にまで下げることはできない。
【0022】
こうした燃料供給装置を備える筒内直接噴射式火花点火エンジンでは、アイドルを含む低回転、低負荷領域などにおいて燃料を圧縮行程の後半に噴射し、これにより圧縮上死点付近において、点火プラグ近傍のキャビティに可燃混合気を形成し、点火プラグによる点火に伴い燃料を成層燃焼させ、全体としては40を超える空燃比による超希薄燃焼を行う。また、エンジンの高負荷域では燃料を吸気行程で噴射し、燃料と空気の混合を早め、燃焼室の全域を均質的な混合気で満たし、理論空燃比付近の混合気による均質燃焼(均質ストイキ燃焼)を行う。さらに、成層燃焼域と均質燃焼域との中間負荷域において、成層燃焼よりも空燃比としては濃いが、理論空燃比よりは薄い希薄燃焼(均質リーン燃焼)を行い、この均質リーン燃焼時には吸気行程で燃料を噴射する。
【0023】
さて、上記の筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいては減速時に所定の燃料カット許可条件を満たしていれば即座に燃料カットが行われる。燃料カットは、エンジンの出力が不要な車両減速時に燃料噴射弁13からの燃料噴射を燃料カットリカバー条件の成立まで禁止することにより燃料消費量の削減を図るものである。燃料カットリカバー条件とは例えばエンジン回転速度や車速が所定値を下回ることであり、この燃料カットリカバー条件が成立する直前まで燃料カットが継続され、この燃料カットリカバー条件が成立した後には燃料供給が再開される。
【0024】
ところで、要求燃圧は燃料カット許可条件成立時から燃料カットリカバー条件成立時へと低下するエンジン回転速度に合わせて低くなる。例えば図5において高負荷状態でのA点で燃料カット許可条件が成立して燃料カットが行われ、燃料カット許可条件の成立直前に要求燃圧が10MPa程度あったとすると、燃料カットリカバー条件の成立するB点では例えば要求燃圧は5MPaと半分程度にまで低下する。
【0025】
しかしながら、燃料ギャラリー12内の実燃圧は10MPaを維持したままであり、燃料カット中には低下してゆかない。これは、燃料ギャラリー12内の実燃圧は燃料噴射弁13が開いて燃料ギャラリー12内の燃料が消費されることによってしか低下しないように構成されているからである。すなわち、燃料噴射弁13により燃料噴射が行われて初めて燃料ギャラリー12内の実燃圧が低下するので、燃料カット中には燃料ギャラリー12内の実燃圧を低下させることができないのである。
【0026】
このため、図5においてB点で燃料カットリカバー条件が成立して燃料供給を再開する場合、燃料カット開始直前の燃圧である10MPaが燃料噴射弁13に加わり、この場合にこの燃圧は燃料カットリカバー時の要求燃圧のほぼ2倍もあるため、燃料カットリカバー時の要求燃料量の2倍の燃料量が供給されてしまい、燃料カットリカバー時にトルクショックが生じ兼ねない。
【0027】
こうした燃料カットリカバー時のトルクショックを防止するため点火時期を遅角させることが考えられるが、点火時期を遅角させたのでは燃焼が悪化して排気が悪くなる。そもそも無駄な燃料を噴いているため燃費も悪い。
【0028】
これに対処するため本実施形態では、燃料カット中にも運転条件を検出するセンサにより時々刻々変化する要求燃圧を算出し、燃料ギャラリー12内の実燃圧とこの要求燃圧との差が判定値を超えて大きくなったときには上記新たに設けた燃料逃し通路15、連絡通路16及び常閉の2つの電磁弁17、18を用いて、燃料ギャラリー12内の高圧燃料を逃し、燃料ギャラリー12内燃圧を燃料カットリカバー時の要求燃圧へと減圧する制御を行う。
【0029】
これを図3のモデル図を参照して説明すると、図3はアクセルペダルをある程度踏み込んで車両を定速走行させている状態から減速しようとt1でアクセルペダルから足を離したあとの車速、エンジン回転速度、燃圧の推移と、2つの常閉電磁弁17、18の作動状態とを示している。
【0030】
t1で燃料カット許可条件を満たしていれば即座に燃料カットが行われる(燃料カットフラグ=1)。
【0031】
燃料カットに伴うエンジン回転速度の低下により要求燃圧Pm(図3第4段目の実線参照)が低下してゆくが、燃料カットにより燃料噴射弁13が開かれることはないので、燃料ギャラリー12内の実燃圧Preal(図3第4段目の破線参照)は燃料カット直前の値P0のままである。このため、要求燃圧Pmが燃料カット直前燃圧P0より判定値ΔP1離れたt2のタイミングで第1電磁弁17を全閉状態から全開状態へと切換え、燃料ギャラリー12内の高圧燃料を燃料逃し通路15へと逃す。これにより実燃圧Prealはt2より低下してゆく。この実燃圧Prealの低下により実燃圧Prealと要求燃圧Pmの差が許容値ΔP2未満に収まったt3のタイミングで第1電磁弁17を全開状態より全閉状態へと戻す。
【0032】
t3では燃料逃し通路15に逃された燃料をさらに連絡通路16を介してリータン通路4に戻すため第2電磁弁18を全閉状態より全開状態へと切換え、この全開状態を所定時間ΔT継続し、その後に第2電磁弁18を全閉状態へと戻す。
【0033】
第2電磁弁18を全閉状態に戻したt4直後にはエンジン回転速度の低下が継続中であるのか否かみて、回転速度の低下がなお継続中であれば、t2からt4までの動作を繰り返す。
【0034】
燃料カット中のエンジン回転速度は燃料カットリカバー回転速度Nrcv付近になってくると下げ止まり、やがて燃料カットリカバー条件が成立する。図ではこのタイミングはt8直後としており、t8直後に燃料カットを終了して燃料供給を直ちに再開する(燃料カットフラグ=0)。
【0035】
このとき、図示のように、燃料カットリカバー時つまりt8での実燃圧Prealは燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvに近い値となっており、このため、燃料カットリカバー直後にそのときの運転条件に応じた要求燃料量を大きく超える燃料量が供給されることがないので、トルクショックが生じることもない。
【0036】
エンジンコントローラ21より行われるこの制御、つまり燃料カット許可条件の成立時より燃料カットリカバー条件の成立時までの2つの電磁弁17、18の開閉制御を図4のフローチャートを用いて詳述する。なお、図4は時間的経過を追った操作を示したもので、一定時間毎に実行するものではない。
【0037】
ステップ1で燃料カット許可フラグ(図では「F/Cフラグ」で略記)をみる。この燃料カット許可フラグは図示しない燃料噴射フローにおいて燃料カット許可条件が成立したときに1に設定されるフラグである。つまり、燃料カット許可フラグ=1は燃料カット許可条件が成立し従って燃料カットが行われていることを、また燃料カット許可フラグ=0は燃料カット許可条件が成立していない従って燃料噴射が行われていることを表す。
【0038】
燃料カット許可フラグ=1であればステップ2に進んでそのときの要求燃圧Pmを読み込む。要求燃圧Pmは図示しない制御弁7へのONデューティ値を算出するフローにおいて、一定時間毎に算出されているので、その値を利用すればよい。図5に示したように要求燃圧Pmは負荷一定であればエンジン回転速度が大きくなるほど高くなり、また回転速度一定であれば負荷が大きくなるほど高くなる値である。要求燃圧の最小値は例えば0.5MPa程度、要求燃圧の最大値は例えば11MPa程度である。
【0039】
横軸の回転速度はクランク角センサ23(図1参照)により検出すればよい。縦軸の負荷は負荷代表値ならいずれでもよく、たとえばアクセルセンサ24(図1参照)により検出されるアクセル開度、基本噴射量等を用いることができる。
【0040】
ステップ3では燃料カット直前燃圧P0と燃料カット中に時々刻々に算出している要求燃圧Pmの差をとり、その差と判定値ΔP1とを比較する。ここで、判定値ΔP1は燃料カット中に燃料ギャラリー12内燃圧を減圧させるか否かを判定するためのものである。この判定値ΔP1は実験により最適値を予め定めておく。
【0041】
P0−Pmが判定値ΔP1以下であるときには燃料カット中に燃料ギャラリー12内燃圧を減圧させる必要がないのでステップ14に進み、燃料カット中の回転低下が継続しているか否かをみる。回転低下が継続しているときにはステップ2に戻り、ステップ2、3の操作を繰り返す。
【0042】
燃料カット時間が長くなると、やがてP0−Pmが判定値ΔP1を超えるので、このときには燃料カットリカバー時の要求燃圧からの乖離が大きくなり燃料カットリカバー時に要求燃料量を超える過大な燃料供給が行われてトルクショックが生じる、つまり燃料カット中に燃料ギャラリー12内燃圧を減圧させる必要があると判断し、ステップ4に進んで第1電磁弁17を全閉状態から全開状態へと切換え、燃料ギャラリー12内の高圧燃料を燃料逃し通路15へと逃す。
【0043】
なお、図示しないが燃料カット許可フラグの0から1への切換時に燃圧センサ22により検出される実燃圧Prealを燃料カット直前燃圧P0に移している。
【0044】
ステップ5では燃料カットリカバーフラグ(図では「F/Cリカバーフラグ」で略記)をみる。この燃料カットリカバーフラグは図示しないフローにおいて燃料カットリカバー条件が成立したときに1に設定されるフラグである。つまり、燃料カットリカバーフラグ=1は燃料カットリカバー条件が成立していることを、また燃料カットリカバーフラグ=0は燃料カットリカバー条件が成立していないことを表し、図示しない燃料噴射フローにおいて燃料カットリカバーフラグ=1になると即座に燃料供給が再開される。
【0045】
ステップ5で燃料カットリカバーフラグをみるのは、第1電磁弁17を全開状態として燃料ギャラリー12内の燃圧を下げている途中で燃料カットリカバー時になったか否かをみるためである。燃料カットリカバーフラグ=1、つまり燃料ギャラリー12内の燃圧を下げている途中で燃料カットリカバー時になったときには燃料供給を再開するためステップ6に進んで第1電磁弁17を直ちに全閉状態に戻す。ステップ7、8では第2電磁弁18を全閉状態より全開状態に切換え、所定時間ΔT後に全閉状態に戻す。これによって逃し通路15に逃された燃料が連絡通路16、リターン通路4を介して燃料タンク1へと戻される。
【0046】
ステップ5で燃料カットリカバーフラグ=0であるときには、ステップ9、10に進む。すなわち、ステップ9で要求燃圧Pm、センサ22により検出される実燃圧Prealを読み込み、ステップ10で要求燃圧Pmと実燃圧Prealとの差の絶対値と許容値ΔP2とを比較する。ステップ4で第1電磁弁17を全開状態とすることで実燃圧Prealが低下して要求燃圧Pmへと追従する。第1電磁弁17を開いた当初は実燃圧Prealと要求燃圧Pmの差が許容値ΔP2以上あるので、ステップ4に戻ってステップ4、5、9、10の操作を繰り返す。やがて実燃圧Prealと要求燃圧Pmの差の絶対値が許容値ΔP2未満になると、要求燃圧Pmとの差が小さなものとなった、つまりこれ以上燃料ギャラリー12内の燃料を逃す必要がなくなったと判断し、ステップ11に進んで第1電磁弁17を全開状態より全閉状態へと戻す。これにより燃料ギャラリー12内の燃圧は下げ止まる。
【0047】
ステップ12、13では第2電磁弁18を全閉状態より全開状態へと切換え、所定時間ΔT後に全閉状態に戻す。これによって逃し通路15に逃された燃料が連絡通路16、リターン通路4より燃料タンク1へと戻される。
【0048】
ステップ14、15では燃料カットによる回転速度の低下が続いているか否かをみる。燃料カットリカバー回転速度Nrcv付近になると、エンジン回転速度が下げ止まる。従って燃料カットによる回転速度の低下が続いているときにはまだ燃料カットリカバー条件は成立しないので、ステップ2に戻りステップ2〜5、9〜14の操作を繰り返す。
【0049】
やがて、回転速度の低下が続かなくなると、燃料カットリカバー条件の成立間近であり、このときにはステップ14よりステップ15に進んで燃料カットリカバーフラグをみる。燃料カットリカバーフラグ=0であればステップ2〜5、9〜15の操作を繰り返し、燃料カットリカバーフラグ=1になると本フローを終了する。
【0050】
ここで本実施形態の作用効果を説明する。
【0051】
本実施形態(請求項1に記載の発明)によれば、燃料カット許可条件成立直前よりも低下する燃料カットリカバー条件成立時の要求燃圧に合わせて、燃料ギャラリー12(蓄圧室)内の実燃圧を低下させることが可能となったので、燃料カットリカバー時に要求燃料量を超える燃料供給が行われることがなく、これにより燃料カットリカバー条件成立直後のトルクショックを防止できるほか、燃料カット許可条件成立直後に直ちに燃料供給を停止することができ、これにより燃費が向上する。
【0052】
図6は第2実施形態のモデル図で、第1実施形態の図3に対応する。
【0053】
第1実施形態では、燃料カット中に燃料ギャラリー12内燃圧を減圧したのに対して、第2実施形態は燃料ギャラリー12内燃圧の減圧を燃料カットリカバー直後に瞬時に行うようにしたものである。すなわち、燃料カットリカバー時のt8で燃料カット直前燃圧P0とリカバー時要求燃圧Prcvの差をみて、これが判定値ΔP1を超えていれば燃料ギャラリー12内燃圧の減圧が必要である、つまり実燃圧Prealを燃料カットリカバー時要求燃圧Prcvに近づける必要があると判断し、第1電磁弁17を全閉状態より全開状態に切換える。この第1電磁弁17の全開中に実燃圧Prealとリカバー時要求燃圧Prcvとの差の絶対値が許容値ΔP2未満となったt11で第1電磁弁17を全閉状態へと戻す。
【0054】
t11では燃料逃し通路15に逃された燃料をさらに燃料タンク1に戻すため第2電磁弁18を全閉状態より全開状態へと切換え、この全開状態を所定時間ΔT継続し、その後に第2電磁弁18を全閉状態に戻す。
【0055】
図6にはt8からの実燃圧Preal(第4段目の破線参照)の低下のし方を少し緩やかに描いてあるが、実際には一瞬で低下するのであり、従って燃料カットリカバー条件の成立直後に初めて噴射タイミングがくるまでに、実燃圧Prealを燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvに近づけることは可能である。
【0056】
図7は第2実施形態のフローチャートで、第1実施形態の図4に対応する。第1実施形態と同様の部分もあるがかまわず説明する。
【0057】
ステップ21では燃料カット許可フラグをみる。燃料カット許可フラグ=1であるときにはステップ22に進んで要求燃圧Pmを読み込む。
【0058】
ステップ23では燃料カットリカバーフラグの0より1への切換時であるか否かをみる。切換時でないつまり燃料カット中にはステップ22、23の操作を繰り返す。
【0059】
切換時つまり燃料カットリカバー時になった直後にはステップ23よりステップ24に進んでそのときの要求燃圧Pmを燃料カットリカバー時要求燃圧Prcvに移す。
【0060】
ステップ25では燃料カット開始直前燃圧P0からこの燃料カットリカバー時要求燃圧Prcvを差し引いた値と判定値ΔP1を比較する。
【0061】
P0−Prcvが判定値ΔP1以下であるときには、燃料ギャラリー内燃圧を減圧させる必要がないので、そのまま処理を終了する。P0−Prcvが判定値ΔP1を超えているときには燃料カットリカバー時の要求燃圧からの乖離が大きくそのまま燃料供給を再開したのでは要求燃料量を大きく超える燃料が供給されてトルクショックが生じる、つまりすぐさま燃料ギャラリー12内燃圧を減圧させる必要があると判断し、ステップ26に進んで第1電磁弁17を全閉状態から全開状態へと切換え、燃料ギャラリー12内の高圧燃料を燃料逃し通路15へと逃す。
【0062】
ステップ28では噴射タイミングであるか否かをみる。燃料カットリカバー条件の成立後に初めての噴射タイミングが訪れれば燃料供給を再開しなければならないので、ステップ28、29を飛ばしてステップ30に進み直ちに第1電磁弁17を全開状態より全閉状態へと戻す。ステップ31、32では第2電磁弁18を全閉状態より全開状態へと切換え、所定時間ΔT後に全閉状態に戻す。これによって燃料逃し通路15に逃された燃料が燃料タンク1へと戻される。
【0063】
一方、燃料カットリカバー条件の成立後初めての噴射タイミングでないときにはステップ27よりステップ28に進んで実燃圧Prealを読み込み、この実燃圧Prealと燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvの差をとり、その差の絶対値と許容値ΔP2とを比較する。ステップ26で第1電磁弁17を開くと実燃圧Prealが低下して燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvへと追従する。第1電磁弁17を開いた当初はPrealとPrcvの差が許容値ΔP2以上あるので、ステップ26に戻ってステップ26、27、28、29の操作を繰り返す。やがて実燃圧Prealと燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvの差の絶対値が所定値ΔP2未満になると、燃料カットリカバー時の要求燃圧Prcvからの差が小さなものとなったと判断し、ステップ29よりステップ30に進んで第1電磁弁17を全開状態から全閉状態へと戻す。
【0064】
ステップ31、32では第2電磁弁18を全閉状態から全開状態へと切換え、所定時間ΔT後に全閉状態に戻す。これによって燃料逃し通路15に逃された燃料が燃料タンク1へと戻される。
【0065】
このように第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が生じる。すなわち、燃料カットリカバー時に要求燃料量を超える燃料供給が行われることがなく、これにより燃料カットリカバー条件成立直後のトルクショックを防止できるほか、燃料カット許可条件成立直後に直ちに燃料供給を停止することができ、これにより燃費が向上する。
【0066】
実施形態では第2電磁弁18を備える場合で説明したが、次の場合にはこの第2電磁弁18を省略してコストを抑制できる。
【0067】
その1:第1電磁弁17の応答性が良好で作動速度が速く、第2電磁弁18がなくても燃料ギャラリー12内燃圧を容易に減圧可能な場合、
その2:燃料カットリカバー時の燃圧がそのときの要求燃圧より低くなっても燃焼が悪化しない、つまりロバスト性の高いエンジンの場合、
請求項1に記載の発明において、要求燃圧設定手段の機能はエンジンコントローラ21により、燃料供給量可変制御手段の機能はエンジンコントローラ21により、燃料カット・供給再開手段の機能はエンジンコントローラ21により、蓄圧室減圧手段の機能は燃料逃し通路15、連絡通路16、電磁弁17、18によりそれぞれ果たされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の燃料供給装置の概略構成図。
【図2】図1の一部拡大図。
【図3】燃料カット中の燃圧ギャラリー内燃圧の減圧方法を説明するための波形図。
【図4】第1実施形態の2つの電磁弁の駆動制御を説明するためのフローチャート。
【図5】要求燃圧の特性図。
【図6】燃料カットリカバー時の燃圧ギャラリー内燃圧の減圧方法を説明するための波形図。
【図7】第2実施形態の2つの電磁弁の駆動制御を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
7 高圧燃料ポンプ
12 燃料ギャラリー(蓄圧室)
13 燃料噴射弁
15 燃料逃し通路(空間)
17 第1電磁弁
18 第2電磁弁
21 エンジンコントローラ
22 燃圧センサ(実燃圧検出手段)

Claims (6)

  1. 燃料タンクからの燃料を吐出する高圧燃料ポンプと、
    この高圧燃料ポンプからの高圧燃料を蓄える蓄圧室と、
    この蓄圧室に蓄えている高圧燃料を開弁時にエンジンの燃焼室内に直接的に供給する燃料噴射弁と、
    前記蓄圧室の要求燃圧を運転条件に応じて設定する要求燃圧設定手段と、
    この要求燃圧が得られるように前記高圧燃料ポンプから前記蓄圧室への燃料の供給量を可変制御する燃料供給量可変制御手段と
    を備えるエンジンの燃圧制御装置において、
    燃料カット許可条件が成立したとき前記燃料噴射弁からの燃料供給を遮断する燃料カットを行い、その後に燃料カットリカバー条件が成立したとき前記燃料噴射弁からの燃料供給を再開する燃料カット・供給再開手段と、
    前記燃料カット許可条件成立後、実際に燃料カットがリカバーされるまでの間に前記蓄圧室の実燃圧を低下させる蓄圧室減圧手段と
    を備えることを特徴とするエンジンの燃圧制御装置。
  2. 前記蓄圧室の実燃圧を前記燃料カット中に低下させることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃圧制御装置。
  3. 前記燃料カット中の蓄圧室減圧手段は、
    所定の容積を有する空間と、
    この空間と前記蓄圧室とを常時遮断する第1電磁弁と、
    前記蓄圧室の実燃圧を検出する実燃圧検出手段と、
    この蓄圧室の実燃圧が前記燃料カット中に算出される要求燃圧よりも許容値を超えて大きいときに前記空間と前記蓄圧室とが連通するように前記第1電磁弁を開き、その後に蓄圧室の実燃圧が前記燃料カット中に算出される要求燃圧の許容範囲に入ったときに前記空間と蓄圧室との連通が遮断されるように前記第1電磁弁を閉じる第1電磁弁駆動手段と
    からなることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの燃圧制御装置。
  4. 前記蓄圧室の実燃圧を前記燃料カットリカバー条件の成立直後に低下させることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃圧制御装置。
  5. 前記燃料カットリカバー条件の成立直後の蓄圧室減圧手段は、
    所定の容積を有する空間と、
    この空間と前記蓄圧室との連通を常時遮断する第1電磁弁と、
    前記蓄圧室の実燃圧を検出する実燃圧検出手段と、
    この蓄圧室の実燃圧が前記燃料カットリカバー条件の成立直後に算出される要求燃圧よりも許容値を超えて大きいときに前記空間と前記蓄圧室とが連通するように前記第1電磁弁を開き、その後に蓄圧室の実燃圧が前記燃料カットリカバー条件の成立直後に算出される要求燃圧の許容範囲に入ったときに前記空間と蓄圧室との連通が遮断されるように前記第1電磁弁を閉じる第1電磁弁駆動手段と
    からなることを特徴とする請求項4に記載のエンジンの燃圧制御装置。
  6. 前記所定の空間と燃料タンクへのリターン通路との連通を常時は遮断する第2電磁弁を備え、前記第1電磁弁を閉じた後にこの第2電磁弁を所定時間開くことを特徴とする請求項3または5に記載のエンジンの燃圧制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010024989A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Mitsubishi Motors Corp 車両の燃料供給装置
JP2010071132A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Hitachi Automotive Systems Ltd エンジンの燃料供給装置

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