JP2004332370A - 固定構造及びそれを用いた壁体、並びに固定装置 - Google Patents

固定構造及びそれを用いた壁体、並びに固定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】H型鋼等の凹部を利用した固定技術における施工性及び施工後の安全性の向上を図る。
【解決手段】フランジ50aと胴部52とから構成される凹部51内に、板状体40に構成された被固定材の端部側を差し込む。板状体40の裏面40a側を一方のフランジ50aに重ね、表面40b上に固定クサビ10を設ける。固定クサビ10は、胴部52に設けた貫通孔53を通した連結棒30aの両端に取りつけられる。固定クサビ10とフランジ50aとの間に設けた遊間Lに、可動クサビ20を打込み、ボルト固定を採用することなく被固定材の固定が行える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状体等の被固定材をH型鋼等の凹部を利用して固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、防音壁の施工に際しては、H型鋼を所定間隔に支柱として固定し、H型鋼のフランジと胴部とで形成されたその凹部に板状体に形成された防音板等の端部側を支持させて固定する固定方法が採用されている。
【0003】
すなわち、図10に示すように、防音壁の施工範囲に沿って、所定間隔にH型鋼1を支柱として立設する。H型鋼1を立設するに際しては、H型鋼1の両フランジ1aで形成される凹部2が、その開口側が互いに相対するように立設する。
隣接するH型鋼1の相対する凹部2に、板状体3に形成された防音板3a(3)を差し込んで固定することにより、防音壁を施工する。
【0004】
H型鋼1の凹部2に、防音板3aに形成された板状体3を差し込むに際しては、図11に示すように、板状体3の表面とフランジ1aの内面との間に充分に遊びを持たせた状態で、すなわち遊間Lを充分持たせた状態で、上方より下方へ落とし込む。
【0005】
その後、図12に示すように、板状体3表面との間に遊間Lを持たせた側のフランジ1aにバカ穴を設け、ナット4を溶接し、板状体3と接する部分に加圧パット5を介し、ボルト6で締めつけて加圧し、その後ロックナット7で固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者は、H型鋼の凹部を利用した上記防音板等の板状体の固定方法には、次のような問題点があることに気がついた。
【0007】
先ず、固定に際して使用する部品点数が多くコスト高となる。また、支柱として使用するH型鋼の外側に、すなわちフランジ正面側にボルトの頭が出るため、通行中の人にひっかかる所もあり危険である。さらに、外観上も見栄えが良くない。
【0008】
また、ボルト固定を採用しているため、フランジに開けたバカ穴に合わせてナット溶接を行うが、かかる溶接部から錆が発生し易い。防音壁等の施工等に使用されるこのような固定箇所は、殆どの場合、外部で雨ざらしになるため、錆びの発生は将来的にボルト固定の機能を損ない兼ねず極めて危険である。
【0009】
さらに、防音壁等は、例えば、高速道、あるいは鉄道等のように交通騒音を周囲環境に及ぼさないために設ける場合がおおく、多くの場合、防音壁の固定構造側には振動が伝えられる状況にある。このようなケースでは、ロックナットが緩んだ場合には、振動等で益々緩みが助長される方向へ進行し、極めて危険な状態となる。
【0010】
このようにH型鋼の凹部を利用してなされる従来構成の固定方法には、幾つかの問題点があり、かかる点の解決が、施工コストの削減と、施工後の安全性確保のために重要であると本発明者は考えた。
【0011】
本発明の目的は、H型鋼等の凹部を利用した固定方法における施工性及び施工後の安全性の向上を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定構造であって、凹部内では、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられ、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち他方の面には、上方から下方に向けて裾広がりのテーパ面を有し、前記胴部の貫通孔に通され前記胴部に固定された連結部材に取りつけられた固定クサビが、前記テーパ面を、前記相対するフランジの他方のフランジのフランジ内面に向けて設けられ、前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間には、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面を有した可動クサビが、前記可動クサビのテーパ面と、前固定クサビのテーパ面とが接面するように介在させられて、前記被固定材が前記支持材の前記凹部の内側に固定されていることを特徴とする。
【0013】
本発明は、相対するフランジ間を胴部で連結して、前記胴部の両側に凹部が形成されている支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定構造であって、両凹部の各々の凹部内では、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が、前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられ、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち他方の面には、上方から下方に向けて裾広がりのテーパ面を有し、前記胴部の貫通孔に通された連結部材に取りつけられた固定クサビが、前記テーパ面を、前記相対するフランジの他方のフランジのフランジ内面に向けて設けられ、前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間には、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面を有した可動クサビが、前記可動クサビのテーパ面と、前固定クサビのテーパ面とが接面するように介在させられて、前記被固定材が前記支持材の前記凹部の内側に固定されていることを特徴とする。
【0014】
上記いずれかの構成の固定構造において、前記支持材は、H型鋼あるいはI型鋼であることを特徴とする。
【0015】
本発明の固定構造では、上記構成を採用しているので、水平断面が略H形したH型鋼等のフランジと胴部とで形成される凹部に、例えば防音板等の板状体等に形成した被固定材の端部側を差し込んで、差し込まれた被固定材とフランジの内面との遊間を利用して有効に被固定材を固定することができる。
【0016】
本発明では、被固定材の上に、上方が薄く下方が厚く形成されたテーパ面を有する固定クサビを設けた状態で、固定クサビと逆テーパを持つ可動クサビを厚みが薄い方を下向きにして上方向から下方向に向けて、固定クサビとフランジ内面との遊間に挿入し、固定クサビと可動クサビのせり合いで合計厚みを拡大することで、被固定材をフランジ面に押し付けて固定する構造を採用している。
【0017】
かかる構造では、万一、クサビ間に緩みが発生した場合でも、可動クサビの自重で可動クサビが下向きに移動し、固定クサビとの接面の厚みが増大し、その間の緩みを自動的に防止することができる。
【0018】
また、本発明は、相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有するH型鋼等の支持材の前記凹部に防音板等の板状体の端部側が固定されて、複数面の板状体を連接して形成される壁体であって、上記構成の固定構造を採用することに特徴がある。
【0019】
壁体を施工するに際して上記構成の固定構造を採用することにより、従来構成とは異なり、フランジ正面に固定用ボルトの頭が出たり、ボルト固定用のナットの溶接等の手間や溶接部の錆び発生の危惧、錆び発生に基づくボルト緩み等の危険等を回避することができる。すなわち、使用する支柱、防音壁は従来構成と同様のものを用いても、従来とは異なり、効率的、且つ安全な防音壁等の壁体の施工が行えるのである。
【0020】
本発明は、相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定装置であって、前記固定装置は、凹部内で、前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられた前記被固定材の前記端部側の他方の面に、テーパ面が上方から下方に向けて裾広がりとなるように設けられる固定クサビと、前記胴部の貫通孔に通され、端に前記固定クサビを設ける連結部材と、前記被固定材の前記端部側の他方の面に前記テーパ面を他方のフランジのフランジ内面に向けて前記固定クサビが設けられた状態で、前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間に、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面が、前記固定クサビのテーパ面と接面するように設けられる可動クサビとを有することを特徴とする。
【0021】
かかる構成の固定装置において、前記連結部材に前記固定クサビを設けるとは、前記連結部材を連結棒に形成し、前記連結棒の先端側を前記固定クサビの側方に設けた横穴に挿入して設けることを特徴とする。
【0022】
上記いずれかの固定装置においては、前記連結棒の前記横穴への挿入部分には、前記横穴の内面に食い込み可能な凸部が設けられていることを特徴とする。かかる構成を採用することで、可動クサビ挿入力により固定クサビへ連結棒の凸部が食い込んで変形し、固定クサビの横方向抜け出しを有効に防止することができる。凸部の構成としては、簡単には、例えば、連結棒の横穴への挿入部分にネジ山を設ける方法がある。
【0023】
上記いずれかの構成の固定装置において、前記固定クサビ、あるいは前記可動クサビのいずれか一方には、前記固定クサビのテーパ面と前記可動クサビのテーパ面との接面位置のずれを防止するガイドが設けられていることを特徴とする。
【0024】
上記いずれかの固定装置において、前記固定クサビのテーパ面、あるいは前記可動クサビのテーパ面のいずれか一方には、前記可動クサビの抜け防止用の逆止突起が設けられていることを特徴とする。
【0025】
かかるガイド、逆止突起を設けることで、固定クサビと可動クサビとの両テーパ面の接面を確実に確保して、万が一にも、両クサビの外れによる固定機能の喪失が発生しないようにしている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1(a)、(b)は本発明で使用する左右の固定クサビをそれぞれ示す斜視図である。図2は、可動クサビの斜視図である。図3は、H型鋼を例に挙げて、本発明の固定構造を上方から見た様子を示す平面図である。
【0028】
本実施の形態では、相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材の凹部に被固定材の端部側を固定する固定構造、およびその固定構造に使用する固定装置、並びにこれにより形成される壁体について説明する。
【0029】
以下の説明では、フランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材として、H型鋼を例に挙げて説明する。しかし、フランジ間を胴部で連結して凹部を形成する支持材としては、かかるH型鋼の使用に限定する必要はなく、例えば、I型鋼、溝鋼等のその他の構成のものであっても、被固定材との間に遊間を持った状態で固定に利用することができる凹部を有する形状の部材であれば適用することができる。
【0030】
因みに、本発明で言う「胴部」は、H型鋼等の型鋼では一般に「腹」あるいは「ウェブ」とも呼ばれている。
【0031】
本発明の固定装置は、固定クサビ10と、可動クサビ20と、連結部材30とから構成されている。
【0032】
固定クサビ10は、図1(a)、(b)に示すように、左用固定クサビ10a(10)と、右用固定クサビ10b(10)とから構成されている。
【0033】
左用固定クサビ10aには、図1(a)に示すように、テーパ面11aと取付面11bが表裏に形成されたテーパ部11が設けられている。テーパ部11には、テーパ面11aに向かって右側面に横方向に横穴12が設けられている。さらに、テーパ面11aの両端側には、側部を立ち上げた状態でガイド13が設けられている。
【0034】
右用固定クサビ10bも、図1(b)に示すように、テーパ面11a、取付面11b、横穴12、ガイド13が、左用固定クサビ10aと同様に構成されている。但し、横穴12の開口方向が左右逆になっており、テーパ面11aに向かって左側面に設けられている。
【0035】
横穴12については、上記構成では、テーパ部11内で先が止められており、貫通孔には形成されていない。横穴12には、連結部材30として形成された連結棒30a(図3参照)が挿入されるが、連結棒30aを先が止まるまで一杯に挿入することで、連結棒30aの端の定位置に固定クサビ10が取りつけられるようになっている。また、横穴12の穴径をわずかに連結棒30aより小径に構成しておけば、連結棒30aを抜けにくくでき好ましい。
【0036】
一方、可動クサビ20は、図2に示すように、テーパ部21から構成され、テーパ部21にはテーパ面21aと背面21bとが表裏に形成されている。可動クサビ20には、左用、右用の区別はない。
【0037】
かかる構成の可動クサビ20は、テーパ面11aを下方向に向けて広がるように設置した固定クサビ10に、すなわち上方から下方に向けて裾広がりにテーパ面11aがなるように設置した固定クサビ10に、テーパ面11a、テーパ面21a同士が接面するように、両ガイト13間に嵌め込んで使用する。
【0038】
尚、上記説明では、固定クサビ10のテーパ面11aにガイド13を設けて、固定クサビ10と可動クサビ20との両テーパ面11a、21aが左右にずれないようにして、両クサビのテーパ面11a、21aが確実に接面するように構成されるが、かかるガイド13は固定クサビ10側に設けることなく可動クサビ20の方に設けるようにしても構わない。あるいは、双方に互いに噛み合うように設けても構わない。
【0039】
上記構成の固定クサビ10、可動クサビ20、あるいはいずれか一方は硬質の弾性体で形成されている。かかる構成を採用すれば、後記するように固定クサビ10と可動クサビ20とを組み合わせて固定機能を発揮するに際して、例えば、可動クサビ20の加圧による弾性変形でガタを防止し、連結棒からの固定クサビ10の抜けを防止する効果をも発揮させることができる。硬質の弾性体としては、例えば、(ゴム硬度60°〜95°JIS(A))のゴムを使用すればよい。
【0040】
固定クサビ10と可動クサビ20との接面の勾配は1/10〜3/10の範囲が適当である。勾配が1/10未満では、遊間変動に対する調整代が小さく、3/10を超えると固定クサビと可動クサビとの接面摩擦係数不足による可動クサビの移動が発生し、上記1/10〜3/10の範囲に勾配を設定することが好ましい。
【0041】
このように構成された固定クサビ10、可動クサビ20等を用いて、被固定材としての防音板等のような板状体40を、板状体40を支持する支持材としての支柱にH型鋼50を使用して固定する場合を例に挙げて説明する。
【0042】
複数本のH型鋼50を、その凹部51が互いに相対するように所定間隔で立設しておく。立設間隔は、隣接するH型鋼50の凹部51に、板状体40の両端側を落とし込んで保持することができる程度に設定しておく。かかるH型鋼50の立設状況、板状体40の落とし込み状況は、図10に説明するように従来構成と同様の要領で行えばよい。
【0043】
このようにしてH型鋼50の凹部51に板状体40の両端側を落とし込んだ状況を、図3に示す。板状体40の裏面40aは、H型鋼50の一方のフランジ50aのフランジ内面に接して設けられ、相対する他方のフランジ50aとの間に遊間Lが設けられている。
【0044】
両フランジ50aを連結している胴部52には貫通孔53が設けられ、この貫通孔53には連結棒30aに構成された連結部材30が通されている。H型鋼50の胴部52の貫通孔53は、バカ穴に形成されている。連結棒30aの外径に対し充分ゆとりある穴径に形成されている。例えば、通常は連結棒30aの外径より5mm程度大きくしておけばよい。固定クサビ10の板状体40の平面に対する圧縮力方向に対する変形量にバカ穴のゆとりをもって対応することができる。
【0045】
連結棒30aは、胴部52の左右に同じ程度に出るように通されている。連結棒30aの両先端側は、左用固定クサビ10a(10)、右用固定クサビ10b(10)の横穴12にそれぞれ通されている。
【0046】
連結棒30aが通された左用固定クサビ10a、右用固定クサビ10bは、図4、5に示すように、各々テーパ面11aが下方向に向けて裾広がりとなるような状態で、その取付面11b側が板状体40の表面40bに接面されている。
【0047】
取付面11bが板状体40の表面40bに接面した状態で、図6に示すように、左右の固定クサビ10とフランジ50aとの間に、可動クサビ20がそのテーパ面21aをテーパ面11aに対面させるようにして前記説明の要領で差し込まれている。
【0048】
このように、本発明の固定装置を用いれば、H型鋼50の胴部52に設けた貫通孔53に通した連結棒30aの両端側に設けた固定クサビ10と、固定クサビ10とH型鋼50のフランジ50aとの間に打ち込んだ可動クサビ20とで、板状体40の固定クサビ10の取付面11bと接する表面40bを加圧して、板状体40の裏面40a側をフランジ50aのフランジ内面に押し付けることにより、板状体40の固定が行える。
【0049】
すなわち、可動クサビ20は固定クサビ10の上部より、固定クサビ10とH型鋼50のフランジ50a内面との空間を埋めるように、厚さの薄い方を下向きにして挿入し、固定クサビ10と可動クサビ20のせり合いで厚みが拡大することにより板状体40をH型鋼50の凹部51内に固定することとなる。
【0050】
かかる固定構造は、所定間隔に立設した支柱のH型鋼50でそれぞれ採用され、全体として、板状体40を間にH型鋼50を介して連接した壁体、例えば防音壁等に構成されることとなる。
【0051】
尚、連結棒30a側の横穴12への挿入部側に凸部を設けておけば、上記のように可動クサビ20を打ち込んで固定機能を発揮させた際に、凸部が横穴12内面に食い込んで、連結棒30aの横方向の抜け防止を図ることができる。例えば、連結棒30aの横穴12に挿入される側にネジ切り等をしておけばよい。
【0052】
あるいは、固定クサビ10に設けた横穴12の内面に、連結棒30aの挿入に大きな障害にならない程度に凸部を設けておいて、連結棒30a側を横穴12の内面の凸部で特に強く押圧して抜け防止図ることもできる。
【0053】
かかる固定装置を用いた固定構造では、図5に示すように、H型鋼50のフランジ50aの外側には、図12に示す従来構成とは異なり、固定用のボルト等が突設することはなく、ボルトの頭に引っかかったりする危険がない。また、見た目にも突設部がないため、スッキリとした印象を与える。
【0054】
さらに、従来構成のようにボルト締めつけによる固定構造ではないため、振動等によるボルトの緩み発生の問題も発生しない。
【0055】
かかる固定構造では、固定クサビ10をH型鋼50の胴部52の貫通孔53を通す連結棒30aで上下方向を固定し、可動クサビ20を上より下向きに厚みが拡大する方向に打ち込んでいる。そのため、万が一にも何らかの理由で固定装置に緩みが発生した場合でも、可動クサビ20の自重で緩みに合わせて可動クサビ20が沈み、フランジ50aと固定クサビ10との間を確実に塞いで、固定を強固にする方向に自動的に働くため固定の緩みに対して安全性が高い。
【0056】
上記説明の構成を採用することにより、従来技術の固定方法では、例えば、図12に示すように、8個であった部品数を、図3に示すように5個とすることができた。
【0057】
また、板状体40の固定に際しての固定作業前の加工は、従来技術では、図12に示すように、下穴加工2個、溶接2ヶ所に対し、本発明は図3に示すように、胴部52にバカ穴の貫通孔53を1個開けるだけで済み、溶接部分は無く、前作業の手間が格段に省力化された。
【0058】
そのため、板状体等の被固定材をH型鋼等の凹部を利用して固定する例えば防音壁施工等の壁体の施工が、簡単、強固、且つ安価に行うことができる。
【0059】
また、可動クサビ20の加圧力により、固定クサビ10に差し込まれた連結棒30aが固定クサビ10を介して加圧されるため、固定クサビ10、連結棒30a共に水平方向の抜け出しを制止できる。固定クサビ10と可動クサビ20間に上下方向に案内するガイド13を有するため、可動クサビ20も左右方向に抜け出すことがない。
【0060】
すなわち、本発明により部品点数を8個から5個に削減でき、且つ溶接箇所2箇所を0に、孔加工を2箇所から1箇所に削減して、固定作業前の前加工の手間を掛けないで済ませることができる。因みに、取付作業時間は、従来構成に比較して、30〜40%も短縮することができた。また、溶接箇所を無くすことにより、錆びの発生し易い箇所を少なくし、安全性、確実性の向上を図ることもできる。
【0061】
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、本発明の固定装置を用いて、H型鋼50を支柱として使用することにより複数枚の板状体40を連接する際の両側に板状体40が設けられている場合について説明したが、本実施の形態では、前記実施の形態1の変形例として板状体40の連接構成の端部での固定構造について説明する。
【0062】
板状体40の連接端部では、H型鋼50の両凹部51の一方の側にのみ板状体40が設けられる構成となる。かかる固定構造でも、例えば、図7(a)に示すように、前記実施の形態の固定クサビ10、可動クサビ20、連結棒30aを有する固定装置を用いて板状体40を、前記説明の要領で固定することができる。
【0063】
すなわち、凹部51内に端部が差し込まれた状態の板状体40の表面40bに、胴部52の貫通孔53を通した連結棒30aの先端に設けた右用固定クサビ10b(10)の取付面11b側を接面し、その状態で、右用固定クサビ10bのテーパ面11aと可動クサビ20のテーパ面21aとが対面するように、可動クサビ20を打ち込む。
【0064】
胴部52を通した連結棒30aは、図7(a)に示すように、胴部52の両側からナット54で締めつけて固定すればよい。図7(a)では、複数枚の板状体40を、所定間隔で立設した複数本のH型鋼50を支柱として連接構成した場合の一端部の固定構造を示したが、かかる固定構造は、連接構造の一端部以外でも適用できるものである。
【0065】
例えば、図7(b)に示すように、2本のH型鋼50を支柱として、両H型鋼50間に一枚の板状体40を設ける固定構造にも充分に適用できる。
【0066】
また、かかる固定構造は、固定する板状体40の両端に使用しなければならないものではなく、例えば、図8(a)に示すように、固定する板状体40の一端側を固定せずフリーにしておいても当然に構わない。
【0067】
さらには、連接構成とすることなく、1本のH型鋼50を利用して、図8(b)に示すように、左右に2枚の板状体40を固定する構成としてもよい。
【0068】
また、これまでの説明では、H型鋼50を支柱として板状体40を固定するに際しては、板状体40の裏面40a側をフランジ内面に接面させるフランジ50aは、H型鋼50の2枚あるフランジ50aの一方の側にのみ接面させていたが、場合によっては、図8(c)に示すように、相対するそれぞれのフランジ50aに互いに接面させるように構成しても構わない。
【0069】
(実施の形態3)
前記実施の形態1では、固定クサビ10と可動クサビ20との両テーパ面11a、21aを接面するに際して、両テーパ面11a、21a同士がずれないように、ガイド13を設ける構成を示したが、可動クサビ20が上方に抜けないようにする構成を、かかるテーパ面11a、21aの双方に、あるいはいずれか一方に設けてもよい。
【0070】
例えば、左用固定クサビ10aを例に挙げて説明すれば、図9に示すように、テーパ面11a上に、テーパ面11aに対面するように打ち込まれる可動クサビ20のテーパ面21aとは逆テーパに形成された逆止突起14を設けておけばよい。かかる逆止突起14を設けておけば、かかる逆止突起14が無い場合に比べて、可動突起20の抜け防止効果が高くなる。
【0071】
かかる逆止突起14は、例えば、硬質ゴム成形で固定クサビ10aのテーパ面11aと一体に構成しておけばよい。
【0072】
上記説明では、逆止突起14を、固定クサビ10側に設けた場合を示したが、可動クサビ20のテーパ面21aに、固定クサビ10のテーパ面11aとは逆テーパになるように設けても構わない。さらには、固定クサビ10、可動クサビ20の双方に設けても構わない。
【0073】
尚、逆止突起14の形状としては、上記説明では、可動クサビ20のテーパ21aと逆テーパ形状に形成したが、可動クサビ20の抜け防止が図れる形状であれば、かかる形状以外でも構わない。
【0074】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で必要に応じて変更してもよい。
【0075】
例えば、上記説明では、両フランジとそれらを連結する胴部で形成される凹部を有する支持材として、H型鋼等を例示したが、I型鋼、あるいは断面コの字型に形成した型鋼でも構わない。さらには、当初から凹部が形成されているものでなくても、被固定材の固定に際して、実質的にフランジに相当する部材と、胴部に相当する部材とを組み合わせて凹部を形成するようにしたものでも一向に構わない。
【0076】
また、凹部を有する支持材としては、強度等の点で確かに鋼等の金属製が好ましいが、必ずしもかかる金属製にこだわる必要はない。固定箇所が、室内等の外気に曝される場所とは異なり穏やかな環境で、且つ被固定材も軽量である場合等には、ブラスチック等の合成樹脂で成形されたものでも一向に構わない。
【0077】
上記説明では、固定クサビに設ける横孔を、左右いずれかの側面から設けて、テーパ部の中で先止まりにした構成し、固定クサビを左用固定クサビ、右用固定クサビに構成する場合を示したが、横穴を貫通孔に形成して、左右両用の固定クサビに構成しても構わない。
【0078】
上記説明では、被固定材として板状体に構成した場合を示したが、かかる被固定材としては板状体に限定する必要はない。H型鋼等の凹部内に、フランジとの間に遊間を発生させるように差し込める端部を有し、且つ、その端部に表裏の関係にある面を有する構成の物であれば、被固定材として本発明の固定対象とすることができる。
【0079】
前記説明では、連結部材として連結棒に構成した場合を例示したが、胴部52の貫通孔53に通し、その両端に固定クサビを取り付けることができる構成であれば、棒状の構成に拘ることなくその他の構成でも構わない。
【0080】
【発明の効果】
本発明により、H型鋼等の凹部を利用した防音壁等の被固定材の固定技術における施工性及び施工後の安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本発明の固定装置を構成する左用固定クサビ、右用固定クサビをそれぞれ示す斜視図である。
【図2】本発明の固定装置を構成する可動クサビを示す斜視図である。
【図3】本発明の固定構造の一例を上方から見た様子を示す平面図である。
【図4】図3に示す固定構造の要部の状況を示す正面図である。
【図5】図3に示す固定構造の要部の状況を側面から見た様子を示す側面図である。
【図6】図5に示す固定クサビと、可動クサビのかみ合い勾配を示す側面図である。
【図7】(a)本発明の固定構造の変形例を上方から見た様子を示す平面図であり、(b)は(a)に示す構造を用いた構成例を上方から見た様子を示す平面図である。
【図8】(a)、(b)、(c)は、それぞれ本発明の固定構造を上方から見た様子を示す平面図である。
【図9】固定クサビのテーパ面に逆止突起を設けた構成を示す斜視図である。
【図10】従来の固定方法を示す説明図である。
【図11】H型鋼の凹部を利用した固定する状況を示す説明図である。
【図12】従来の固定構造を上から見た様子を示す平面図である。
【符号の説明】
1 H型鋼
1a フランジ
2 凹部
3 板状体
3a 防音板
4 ナット
5 加圧パット
6 ボルト
7 ロックナット
10 固定クサビ
10a 左用固定クサビ
10b 右用固定クサビ
11 テーパ部
11a テーパ面
11b 取付面
12 横穴
13 ガイド
20 可動クサビ
21 テーパ部
21a テーパ面
21b 背面
30 連結部材
30a 連結棒
40 板状体
40a 裏面
40b 表面
50 H型鋼
50a フランジ
51 凹部
52 胴部
53 貫通孔
54 ナット
L 遊間

Claims (9)

  1. 相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定構造であって、
    凹部内では、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられ、
    前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち他方の面には、上方から下方に向けて裾広がりのテーパ面を有し、前記胴部の貫通孔に通され前記胴部に固定された連結部材に取りつけられた固定クサビが、前記テーパ面を、前記相対するフランジの他方のフランジのフランジ内面に向けて設けられ、
    前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間には、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面を有した可動クサビが、前記可動クサビのテーパ面と、前固定クサビのテーパ面とが接面するように介在させられて、
    前記被固定材が前記支持材の前記凹部の内側に固定されていることを特徴とする固定構造。
  2. 相対するフランジ間を胴部で連結して、前記胴部の両側に凹部が形成されている支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定構造であって、
    両凹部の各々の凹部内では、前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が、前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられ、
    前記被固定材の前記端部側の表裏の関係にある面のうち他方の面には、上方から下方に向けて裾広がりのテーパ面を有し、前記胴部の貫通孔に通された連結部材に取りつけられた固定クサビが、前記テーパ面を、前記相対するフランジの他方のフランジのフランジ内面に向けて設けられ、
    前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間には、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面を有した可動クサビが、前記可動クサビのテーパ面と、前固定クサビのテーパ面とが接面するように介在させられて、
    前記被固定材が前記支持材の前記凹部の内側に固定されていることを特徴とする固定構造。
  3. 請求項1または2記載の固定構造において、
    前記支持材は、H型鋼あるいはI型鋼であることを特徴とする固定構造。
  4. 相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有するH型鋼等の支持材の前記凹部に防音板等の板状体の端部側が固定されて、複数面の板状体を連接して形成される壁体であって、
    請求項3記載の固定構造が適用されていることを特徴とする壁体。
  5. 相対するフランジ間を胴部で連結して形成される凹部を有する支持材の前記凹部に被固定材の端部側を固定する固定装置であって、
    前記固定装置は、
    凹部内で、前記端部側の表裏の関係にある面のうち一方の面が前記相対するフランジの一方のフランジのフランジ内面に重ねられた前記被固定材の前記端部側の他方の面に、テーパ面が上方から下方に向けて裾広がりとなるように設けられる固定クサビと、
    前記胴部の貫通孔に通され、端に前記固定クサビを設ける連結部材と、
    前記被固定材の前記端部側の他方の面に前記テーパ面を他方のフランジのフランジ内面に向けて前記固定クサビが設けられた状態で、前記固定クサビのテーパ面と、前記他方のフランジのフランジ内面との間に、上方から下方に向けて裾狭まりのテーパ面が、前記固定クサビのテーパ面と接面するように設けられる可動クサビとを有することを特徴とする固定装置。
  6. 請求項5記載の固定装置において、
    前記連結部材に前記固定クサビを設けるとは、
    前記連結部材を連結棒に形成し、前記連結棒の先端側を前記固定クサビの側方に設けた横穴に挿入して設けることを特徴とする固定装置。
  7. 請求項5または6記載の固定装置において、
    前記連結棒の前記横穴への挿入部分には、前記横穴の内面に食い込み可能な凸部が設けられていることを特徴とする固定装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の固定装置において、
    前記固定クサビ、あるいは前記可動クサビのいずれか一方には、前記固定クサビのテーパ面と前記可動クサビのテーパ面との接面位置のずれを防止するガイドが設けられていることを特徴とする固定装置。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の固定装置において、
    前記固定クサビのテーパ面、あるいは前記可動クサビのテーパ面のいずれか一方には、前記可動クサビの抜け防止用の逆止突起が設けられていることを特徴とする固定装置。
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