JP2004330492A - 無線識別ラベル作成方法、無線識別ラベル作成装置、および無線識別ラベル用カートリッジ、並びに無線識別ラベル - Google Patents

無線識別ラベル作成方法、無線識別ラベル作成装置、および無線識別ラベル用カートリッジ、並びに無線識別ラベル Download PDF

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Abstract

【課題】無線でのデータのやりとりに使用される無線識別ラベルを作成する際に、内部のICチップ等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベルに印刷した画像の状態を良好に保持する。
【解決手段】透明の第1ラベル基材と、無線識別アンテナ導体またはICチップ64の少なくとも一方を含む帯状のテープ16とを接合してなる無線識別ラベル70を作成する際に、ラミネートテープ11と帯状のテープ16とを接合する前に、ICチップ64等を含まないラミネートテープ11に画像形成を行う。また、ラミネートテープ11に画像形成を行う際には、ラミネートテープ11の帯状のテープ16と接合される側の面に画像形成を行う。このようにすると、内部のICチップ64等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベル70に印刷した画像の状態を良好に保持することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線にて情報データを記録し、または読み出しできる無線識別ラベル、その無線識別ラベルを作成する方法、および無線識別ラベル作成装置、並びにその無線識別ラベル作成装置に搭載可能なカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ICチップ等が埋め込まれた無線識別ラベルに格納されたデータを、無線にてやりとりするものの一例として、商品のデータ収集を行うデータ収集システムに、この無線識別ラベルを使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このデータ収集システムで使用される無線識別ラベルは、例えば、電磁誘導方式が適用されており、商品に貼り付けられた無線識別ラベルが磁界の中に入ると、電磁誘導により共振回路に起電力が発生し、その起電力により電波を発信するように構成されている。
【0004】
そして、このシステムでは、受信装置が無線識別ラベルから送信された電波を受信し、受信した電波に基づいて、商品がデータ収集されずに不法に持ち出された旨のアラームを鳴らすことができる。
【0005】
また、無線識別ラベルには、バーコードが印刷されており、商品を合法に持ち出す際には、このバーコードを、スキャナにより読み取り、データの収集を行うと同時に、そのスキャナに組み込まれた送信機から電波を発信し、内部の回路を短絡、或いは開放せしめ、無線識別ラベルに内蔵されたICチップの動作を停止させる。
【0006】
このようにして、商品からデータを収集し、データを収集した商品のみを持ち出すことができるようにしていた。
【0007】
ところで、このようなシステムに使用される無線識別ラベルに対して、画像を形成する際には、ICチップ等を含むラベルを作成した後に、その無線識別ラベルの片面にバーコード等の画像を形成していた。
【0008】
【特許文献1】
特許2843437号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような無線識別ラベルに対して画像形成を行う際に、ICチップ等を含む無線識別ラベルを作成後に画像形成を行うようにすると、ICチップ等の厚みにより生じた画像形成面の凹凸の影響を受け、形成する画像が歪んでしまう虞があった。
【0010】
また、画像形成後に画像形成面に物が触れるとかすれてしまい、画像が不鮮明になる虞があった。
【0011】
更に、サーマル方式等の画像形成面に熱を加えて画像形成を行う方法であると、画像形成の際に無線識別ラベルに加えられる熱により、無線識別ラベル内部に収納された共振回路、或いは、ICチップまたはアンテナ導体との接合部等に損傷を与える虞があった。
【0012】
そこで、このような問題点を鑑み、無線でのデータのやりとりに使用される無線識別ラベルを作成する際に、内部のICチップ等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベルに印刷した画像の状態を良好に保持することを本発明の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために成された、請求項1に記載の発明は、透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部から、前記第1ラベル基材を搬送して、その表面に画像形成をすると共に、無線識別アンテナ導体またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部から、前記第2ラベル基材を搬送して、該第2ラベル基材と、画像形成後の第1ラベル基材とを接合することにより無線識別ラベルを作成する方法であって、前記第1ラベル基材に画像形成を行う際には、前記第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うことを特徴としている。
【0014】
つまり、透明の第1ラベル基材と、無線識別アンテナ導体またはICチップの少なくとも一方(以下、ICチップ等という)を含む第2ラベル基材とを接合してから、無線識別ラベルに画像形成を行うのでは、画像形成時に加えられる熱により、無線識別ラベル内部に収納された無線識別アンテナ導体等に損傷を与える虞があると共に、無線識別ラベルの表面に、例えば、ICチップ等の凹凸が現れ、正常な画像形成が行えない虞があるため、本発明(請求項1)のように、第1ラベル基材と第2ラベル基材とを接合する前に、ICチップ等を含まない第1ラベル基材に画像形成するようにしているのである。
【0015】
また、形成した画像の品質を保持するために、第1ラベル基材に画像形成を行う際には、第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うようにしているのである。
【0016】
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の無線識別ラベル作成方法により作成された無線識別ラベルであれば、第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成がなされており、画像形成面が第2ラベル基材により覆われている。
【0017】
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明を実現する無線識別ラベル作成装置であって、透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部と、少なくとも無線識別アンテナ導体またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部と、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を搬送しながら、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を幅方向に整合し接合する接合手段と、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を、前記各保持部から前記接合手段による第1ラベル基材および第2ラベル基材の接合位置まで、異なる経路で搬送するための搬送経路を形成する搬送経路形成手段と、該搬送経路形成手段にて形成される第1ラベル基材の搬送経路上にて、前記第1ラベル基材の片面に画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記画像形成手段は、前記第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うことを特徴としている。
【0018】
つまり、請求項1の記載と同様の理由により、第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合されるまでの搬送経路上にて、第1ラベル基材の片面に画像形成を行う画像形成手段前記第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うようにしているのである。
【0019】
また、接合手段は、例えば、無線識別ラベル全体をプレスする等の手段により、第1ラベル基材および第2ラベル基材を接合させてもよいが、より好ましくは、請求項4に記載のように、接合手段を第1ラベル基材および第2ラベル基材を挟持する一対のローラから構成し、各ローラの回転により、第1ラベル基材および第2ラベル基材を、搬送しつつ接合するようにするとよい。
【0020】
このようにすると、接合手段は一対のローラにより、各ラベル基材の端から順次接合することができるので、接合された無線識別ラベルから空気がそのローラによって排出される。
【0021】
次に、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の無線識別ラベル作成装置において、前記第1保持部と、前記第2保持部と、前記搬送経路形成手段と、前記接合手段を構成する2個のローラのうちの一方と、を当該無線識別ラベル作成装置本体に脱着自在に取り付け可能なカートリッジ内に構成したことを特徴としている。
【0022】
このようにして、無線識別ラベル作成装置の使用者が、各保持部にて保持された各ラベル部材を交換または充填する。
【0023】
更に、請求項3〜請求項5の何れかに記載の無線識別ラベル作成装置において、請求項6に記載のように、前記搬送経路形成手段は、前記第1ラベル基材の搬送径路上の画像形成手段による画像形成位置から、接合手段による両ラベル基材の接合位置に至るまでの区間において、前記第1ラベル基材の画像形成した側の画像形成可能範囲に接触することがないように、空間を形成していることが望ましい。
【0024】
つまり、第1ラベル基材に画像形成を行ってから、この第1ラベル基材を第2ラベル基材に接合するまでの間は、第1ラベル基材の画像形成を行った面が露出しているので、この画像形成を行った範囲に搬送路形成手段を触れさせないようにしているのである。
【0025】
このようにすれば、第1ラベル基材に画像形成してから第2ラベル基材と接合されるまでの間に画像形成した面に何も触れることがない。
【0026】
次に、請求項7に記載の発明は、ラベル基材の表面に画像形成を行う画像形成手段を有する無線識別ラベル作成装置に脱着自在に取り付け可能な無線識別ラベル用カートリッジであって、透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部と、少なくとも無線識別アンテナ導体、またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部と、前記無線識別ラベル作成装置に設けられた接合機構と協働して、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を幅方向に整合し接合する接合部と、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を、前記接合部まで搬送するための搬送経路を形成する搬送経路形成手段と、を備え、当該無線識別ラベル用カートリッジを前記無線識別ラベル作成装置本体に装着した際に、前記第1ラベル基材の搬送経路近傍には、前記第1ラベル基材の前記第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成可能なように、前記無線識別ラベル作成装置の画像形成手段が配置されることを特徴としている。
【0027】
このようなカートリッジであれば、各ラベル基材の持ち運びを容易に行うことができ、無線識別ラベル作成装置本体に装着して使用すると、第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成可能である。
【0028】
また、請求項7に記載の無線識別ラベル用カートリッジにおいて、請求項8に記載のように、前記搬送経路形成手段は、前記第1ラベル基材の搬送径路上の画像形成手段による画像形成位置から、前記接合部に至るまでの区間において、前記第1ラベル基材の画像形成した側の画像形成可能範囲に接触することがないように、空間を形成していることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
【0030】
図1は、本実施形態の無線識別ラベル作成装置1を示す全体図である。
【0031】
図1において、無線識別ラベル作成装置1の前部にはキーボード3が配設されており、キーボード3の後方における無線識別ラベル作成装置1の内部には、サーマル印字機構PM(本発明でいう、画像形成手段:図2参照)が配設されている。また、キーボード3のすぐ後側には、カートリッジ10(図2参照)を交換するためのカバーケース2が開閉可能に設けられており、このカバーケース2には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ4(LCD4)が配設されている。更に、カバーケース2とキーボード3との間には、カバーケース2を開けるための操作つまみ5が配設されている。
【0032】
キーボード3には、アルフャベット文字、数字、記号を入力するための文字キー、スペースキー、改行キー、カーソルを上下左右方向にそれぞれ移動させるためのカーソル移動キー、作成する頻度が高いラベルを簡単に作成するための定型ラベル作成キー、実行キーや取消しキー等の編集キー、印字を指令する印字キー、電源をON・OFFするための電源キー等が設けられている。
【0033】
次に、カートリッジ10について、図2を用いて説明する。図2は、カートリッジ10の内部、およびカバーケース2を開いた状態におけるサーマル印字機構PM部分の拡大図である。
【0034】
図2に示すように、無線識別ラベル作成装置1には、着脱自在に矩形状のカートリッジ10が装着されており、このカートリッジ10には、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる透明のフィルムであるラミネートテープ11(本発明でいう、第1ラベル基材)が巻回されたテープスプール12(本発明でいう、第1保持部)と、インクリボン13が巻回されたリボンスプール14と、このインクリボン13を巻取るリボン巻取りスプール15と、ラミネートテープ11と略同一幅であって、アンテナ導体、ICチップ、および共振回路等を有する帯状のテープ16(後に詳述。本発明でいう、第2ラベル基材)が巻回された供給スプール17(本発明でいう、第2保持部)と、これらラミネートテープ11と帯状のテープ16とを押圧して接合させるテープ送りローラ18(本発明でいう搬送路形成手段、およびサブローラ21と一対で本発明でいう接合手段)とが、それぞれ回転自在に設けられている。
【0035】
また、カートリッジ10には、ラミネートテープ11のテープスプール12からテープ送りローラ18の位置まで搬送するための搬送路を形成するガイドコロ28Aおよびガイド壁28B、C(本発明でいう、搬送経路形成手段)を備えており、ラミネートテープ11は、ガイドコロ28Aおよびガイド壁28B、Cにより進路を規定されながら、帯状のテープ16と接触することなくテープ送りローラ18の位置まで搬送される。
【0036】
ここで、リボンスプール14とリボン巻取りスプール15とは、ラミネートテープ11の裏面側(つまり、帯状のテープ16と接合される側)に配設されており、無線識別ラベル作成装置1本体に立設されたサーマルヘッド19と、回転可能なプラテン20とにより、ラミネートテープ11とインクリボン13とを重ねて挟持するように構成されている。
【0037】
プラテン20は、後述するサブローラ21と共に、ローラ支持体22に支持されている。
【0038】
サブローラ21は、テープ送りローラ18と共に、カートリッジ10に収納されたラミネートテープ11と帯状のテープ16とを挟持し、回転することによりラミネートテープ11と帯状のテープ16とを接合しながらテープ送りをする。
【0039】
尚、ローラ支持体22に支持されたプラテン20およびサブローラ21は、カートリッジ10の脱着時には、ローラ支持体22が支持軸27を中心に回転することにより、カートリッジ10に対して離間し、カートリッジ10の装着後、無線識別ラベル70(図4(C)参照)の作成時には、カートリッジ10に密着した状態(つまり、図2の状態)になる。
【0040】
従って、カートリッジ10内の要素(ラミネートテープ11、帯状のテープ16、インクリボン13)を使い切ったときや、テープの幅や種類の変更を行いたいときに、本装置(無線識別ラベル作成装置1)の使用者がカートリッジ10の交換をすることで、それらの補充や変更を容易にすることができる。
【0041】
サーマルヘッド19は、例えば、128個の発熱素子(図示省略)を備え、この発熱素子は、上下方向に列設されている。このサーマルヘッド19での画像形成可能範囲は、テープ幅に応じて、例えば、図6に示す2本の二点鎖線で挟んだ間の範囲に貼り合わされるラミネートテープ11の相当部分である。
【0042】
また、本装置(無線識別ラベル作成装置1)を駆動して、無線識別ラベル70を作成する際には、テープ送りモータ36(図3参照)の所定回転方向へ駆動し、このテープ送りモータ36の駆動により、ギヤ機構(図示省略)を介して、テープ送りローラ18とリボン巻取りスプール15とを、所定回転方向にそれぞれ同期して駆動するように構成されている。
【0043】
尚、この際、サーマルヘッド19の複数の発熱素子に通電すると、ラミネートテープ11の裏面側には、複数のドット列により文字や記号(バーコードを含む)が鏡像で印字され、しかもラミネートテープ11の裏面側に帯状のテープ16が接合されてテープ状ラベル23が作成され、テープ送り方向Tに送給されて、図1、図2に示すように、本装置(無線識別ラベル作成装置1)の外部に排出される。尚、サーマル印字機構PMの詳細については、公知技術(例えば、特開平2─106555号公報を参照)であるため、ここでの説明は省略する。
【0044】
ところで、前記カートリッジ10には、テープスプール12に巻回されたラミネートテープ11のテープ幅やスプール幅が異なるもの(例えば6mm、9mm、12mm、18mm、24mmの5種類)が準備されており、このカートリッジ10の底壁部には、3つの検出用穴24〜26が形成され、これらのテープ幅が何れかを検出できるように、これら検出用穴24〜26の幾つかが組合せて塞がれている。そして、このカートリッジ10の下側を支持する無線識別ラベル作成装置1には、これらの塞がれた検出用穴24〜26の組合せから、テープ幅やテープ種類などを検出してテープカセット情報を出力するカセットセンサ30(図3参照)が取付けられている。
【0045】
次に、無線識別ラベル作成装置1の電気的な結合関係について、図3のブロック図を用いて説明する。
【0046】
制御装置6は、CPU40と、このCPU40にデータバスなどのバス45を介して接続された入出力インターフェース44、表示用キャラクタジェネレータROM41(表示用CGROM41)、印字用キャラクタジェネレータROM42(印字用CGROM42)、ROM43およびRAM50とから構成されている。表示用CGROM41には、アルファベット文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、所定文字サイズの表示用ドットパターンデータが格納されている。印字用CGROM42には、アルファベット文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、各書体毎にコードデータに対応させて、複数の印字文字サイズ分格納されている。
【0047】
制御装置6の入出力インターフェース44には、キーボード3と、カセットセンサ30と、LCD4に表示データを出力する為のビデオRAM31(VRAM31)を有するディスプレイコントローラ32(図3参照)と、サーマルヘッド19を駆動する為の駆動回路35と、テープ送りモータ36を駆動する為の駆動回路37とが、それぞれ接続されている。
【0048】
制御装置6のROM43には、キーボード3から入力された文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータに対応させてディスプレイコントローラ32を制御する表示駆動制御プログラム、印字に供する1ドット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド19やテープ送りモータ36に転送して印字する印字駆動制御プログラム、テキスト入力制御、定型ラベル作成制御、ラベル名選択制御、定型ラベルデータ入力制御、テキスト登録制御、バーコード作成制御などの制御プログラムが格納されている。
【0049】
CPU40は、キーボード3からの入力、カセットセンサ30によるカートリッジ10の種類の検知、およびROM43に格納された制御プログラムに基づいて、順次、各種CGROM41、42からデータを読み出しながら、LCD4に画像を表示し、駆動回路35、37を介してテープ送りモータの駆動およびサーマルヘッド19の制御を行う。
【0050】
次に、カートリッジ10に収納された帯状のテープ16について、図4および図5を用いて説明する。図4および図5は、帯状のテープ16の側断面図(帯状のテープ16の長手方向に沿って、帯状のテープ16の幅方向に直交する断面図)である。ただし、図4では、模式的に1枚分の無線識別ラベル70のみを拡大して表示している。
【0051】
図4(A)に示すように、帯状のテープ16は、剥離部材62、第1粘着層60A、不透明の基材61、および第2粘着層60Bの4層が、順に積層されて構成されている。また、第1粘着層60Aと、基材との間には、電磁誘導方式の無線識別ラベルとして機能するためのアンテナ部63およびICチップ64が挟み込まれている。このため、帯状のテープ16は、アンテナ部63およびICチップ64が挟み込まれた分だけ、上下の面にそれぞれ凸部65A、Bを有することになる。
【0052】
尚、図4(B)以降で説明する帯状のテープ16の断面図において、帯状のテープ16には、上述の凸部65A、Bを有するが、図を簡単にするため、この凸部65A、Bは省略して表示する。この凸部65A、Bがあっても、帯状のテープ16とラミネートテープ11との接合に問題は無い。
【0053】
また、アンテナ部63とICチップ64とは、図示しない連結部によって、所定の無線識別機能を果たすように連結されている。
【0054】
次に、帯状のテープ16にラミネートテープ11を接合する際には、図4(B)に示すように、インクリボン13の一部であるインク66が付着し、このインク66により画像形成されたラミネートテープ11と、第2粘着層60Bとを、幅方向に整合しながら接合させる。
【0055】
このようにしてラミネートテープ11と、第2粘着層60Bとを接合させると図4(C)に示すような状態になる。この状態では、ラミネートテープ11のインク66が付着した面は、ラミネートテープ11によって覆われ、外から直接触れられることがない無線識別ラベル70の内側の層に位置する。
【0056】
また、上述の帯状のテープ16には、図5(A)に示すように、複数の無線識別ラベル70を作成できるように、一定間隔でアンテナ部63およびICチップ64が配置されている。
【0057】
そして、このように構成された帯状のテープ16をカートリッジ10に収納されている際の状態は、図6および前述のようにロール状に巻回されており、この状態を模式的に示すと、図5(B)に示すように、帯状のテープ16が幾重にも積層されている。剥離部材62の両面には、シリコン処理がなされており、積層しても、適切に引き出せるように、帯状のテープ16は構成されている。
【0058】
尚、帯状のテープ16は巻回されてカートリッジ10に収納されているので、図5(B)に示す各層は、本来ならば曲面を有しているのであるが、ここでは、図を簡単にするため直線にて記載している。
【0059】
また、図5(B)に示すように、帯状のテープ16が積層された状態では、帯状のテープ16の第2粘着層60Bが、隣接する帯状のテープ16の剥離部材62に接合するようになっており、順次引き出されながら無線識別ラベル70を形成する。
【0060】
このようにして作成された無線識別ラベル70は、アンテナ部63およびICチップ64が配置された間隔で、本装置(無線識別ラベル作成装置1)に設けられた切断機構(図示省略)により、図6に示す一点鎖線部分で順次分離されて、個々の無線識別ラベル70(図4(C)参照)として使用可能になる。
【0061】
また、この無線識別ラベル70を商品等に貼り付ける際には、剥離部材62を剥し、第1粘着層60Aの粘着力により貼り付けを行う。商品等に貼り付けられた無線識別ラベル70においては、不透明な基材61によって、アンテナ部63やICチップ64が視認できず、インク66による画像が見易い。
【0062】
尚、剥離部材62にはシリコン処理がなされており、第1粘着層60Aと基材61との接着力は、剥離部材62と第1粘着層60Aの粘着力よりも充分強く設定されており、剥離部材62を分離させようとする際に、第1粘着層60Aと基材61とが分離されてしまうことはない。
【0063】
また、剥離部材62と第1粘着層60Aの粘着力は、第2粘着層60Bと剥離部材62との接着力よりも、強く設定されており、巻回された状態の帯状のテープ16を引き出す際に、剥離部材62と第1粘着層60Aとが分離されてしまうことはない。
【0064】
更に、帯状のテープ16を巻回する際には、圧力を加えて隣接する帯状のテープ16と密着させてもよいし、帯状のテープ16の自重により密着させてもよい。
【0065】
以上のように詳述した無線識別ラベル作成装置1であれば、ラミネートテープ11と帯状のテープ16とを接合する前に、ICチップ64等を含まないラミネートテープ11に画像形成するようにし、形成した画像の品質を保持するために、ラミネートテープ11に画像形成を行う際には、ラミネートテープ11の帯状のテープ16と接合される側の面に画像形成を行うようにしているので、内部のICチップ64等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベルに印刷した画像の状態を良好に保持することができる。
【0066】
また、ラミネートテープ11および帯状のテープ16を挟持するテープ送りローラ18およびサブローラ21から成り、該各ローラの回転により、ラミネートテープ11および帯状のテープ16を、搬送しつつ接合するように構成されているので、各ラベル基材の端から順次接合することができ、この際、無線識別ラベル70に空気が封入され、見栄えを損なうことを防止することができる。
【0067】
また、テープ送りローラ18およびサブローラ21にてラミネートテープ11および帯状のテープ16を接合するように構成すると、新たに各ラベル基材を搬送する搬送用ローラ等を設ける必要がなくなるため、構成を簡単にすることができ、製造コストを削減することができる。
【0068】
更に、テープスプール12と、供給スプール17と、ガイドコロ28Aと、カイド壁28B、Cと、接合手段を構成する2個のローラのうちの一方と、を無線識別ラベル作成装置1本体に脱着自在に取り付け可能なカートリッジ内に構成しているので、無線識別ラベル作成装置1の使用者が、各保持部にて保持された各ラベル部材を交換または充填したい場合の作業を簡単にすることができる。
【0069】
また、ラミネートテープ11に画像形成を行ってから、このラミネートテープ11を帯状のテープ16に接合するまでの間は、ラミネートテープ11の画像形成を行った面を露出させているが、この画像形成を行った範囲に搬送用の部材(ガイドコロ28A、カイド壁28B、C等)を触れさせないようにしているので、形成された画像をより良好な状態で保持することができる。
【0070】
また、このようなカートリッジ10であれば、各ラベル基材の持ち運びを容易に行うことができ、無線識別ラベル作成装置1本体に装着して使用すると、ラミネートテープ11の帯状のテープ16と接合される側の面に画像形成可能なので、内部のICチップ64等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベル70に印刷した画像の状態を良好に保持することができる。特にバーコードがインク66によって形成された場合には、画像がゆがまず、その読取に悪影響を及ぼさない。
【0071】
更に、無線識別ラベル作成装置1を使用すれば、無線識別ラベル70を1枚作成する毎に、その都度その動作を停止させることが容易であるため、1枚ずつ異なる画像を形成した無線識別ラベル70を作成することが容易にできる。
【0072】
また、このように作成された無線識別ラベル70であれば、ラミネートテープ11の帯状のテープ16と接合される側の面に画像形成を行い、直接外部から画像形成面に触れられることがないので、かすれ等から形成された画像を保護することができ、画像を良好な状態で保持することができる。
【0073】
そして、基材61が不透明であるので、アンテナ部63やICチップ64がインク66による画像を認識する上で妨げにならない。特にバーコードにおいては、その読取精度に悪影響を及ぼさない。
【0074】
次に、別形態のラミネートテープ11について、図7を用いて説明する。図7は無線識別ラベル70の側断面図である。
【0075】
図7に示す無線識別ラベル70は、無線識別ラベル70を作成するのに用いられたラミネートテープ11のみが前述(図4および図5参照)の無線識別ラベル70とは異なる。
【0076】
ここで説明するラミネートテープ11は、単なる透明フィルムではなく、帯状のテープ16に接合される側の面に感熱層11Aを有している。
【0077】
このように構成されたラミネートテープ11は、カートリッジ10から引き出され、その搬送経路上にてサーマルヘッド19によりラミネートテープ11の感熱層11Aに熱が加えられると、その熱が加えられた箇所が発色部67となって現れる。そして、この状態で帯状のテープ16と接合される(図7参照)。
【0078】
尚、このように感熱層11Aを有するラミネートテープ11を使用する場合には、カートリッジ10にインクリボン13、およびインクリボン13を巻回するためのリボンスプール14、リボン巻取りスプール15を備えている必要はない。
【0079】
このようなラミネートテープ11を使用しても前述の無線識別ラベル70と同様の無線識別ラベル70を作成することができ、感熱層11Aは無線識別ラベル70の内部に位置しているため、無線識別ラベル70の表面が、意図せずに擦られたとしても、その摩擦熱により感熱層11Aが発色してしまうことを防止することができる。
【0080】
また、この際、使用するカートリッジ10の構造を簡単にすることができる。
【0081】
上述した実施形態では、ラミネートテープ11と帯状のテープ16とを貼り合わせるための粘着層60Bが予め基材61に形成されているが、貼り合わせの直前に粘着材をラミネートテープ11か帯状のテープ16かの少なくとも一方に塗布してもよい。
【0082】
また、インク66による画像、アンテナ部63、ICチップ64を損傷しない限り、粘着層や粘着剤を用いることなく、ラミネートテープ11か帯状のテープ16かの何れか一方を熱や超音波で溶かして、それらを溶着してもよい。
【0083】
更に、ラミネートテープ11や帯状のテープ16以外の部材をそれらの間に入れて、それを溶かして溶着してもよい。
【0084】
尚、請求項3の文中に、「幅方向に整合」とあるのは、第1ラベル基材および第2ラベル基材が、同一幅である場合には幅を揃え、同一幅でない場合には、少なくとも幅の狭いラベル基材が、幅の広いラベル基材からはみ出さないように揃えることを意味する(請求項7での記載についても同様)。
【0085】
また、本実施形態において、ラミネートテープ11および帯状のテープ16は、同一幅のものを使用したが、特に同一幅のものに限らず、異なる幅のものを使用してもよく、ラミネートテープ11および帯状のテープ16の幅が異なる場合には、少なくとも幅の狭いテープが、幅の広いテープからはみ出さないように揃えていればよい。
【0086】
また、画像形成や無線識別ラベル70等の搬送を妨げない限り、幅方向にラミネートテープ11と帯状のテープ16とがずれていてもよい。即ち、ラミネートテープ11と帯状のテープ16とが、所望の貼り合わせのために所望の位置関係にあればよい。
【0087】
尚、請求項6の文中に、「画像形成可能範囲」とあるのは、無線識別ラベル作成装置に搭載した画像形成手段によっては、第1ラベル基材の第2ラベル基材に接合される側の面の全領域に画像形成可能であるとは限らないため、その面の全領域に画像形成可能でない場合には、その面の画像形成可能ではない領域には、搬送路形成手段が触れても差し支えないことを意味する。
【0088】
例えば、本実施形態において、カートリッジ10に設けたガイドコロ28Aと、カイド壁28B、Cとは、画像形成された後のラミネートテープ11の画像形成面には触れないように構成したが、ラミネートテープ11の画像形成面であっても、画像形成しない領域には、搬送用の部材(ガイドコロ28A、カイド壁28B、C等)を接触させて、テープ走行をより安定化させるようにしてもよい。
【0089】
更に、本実施形態において 作成した無線識別ラベル70の帯状のテープ16には、アンテナ部63とICチップ64とを備え、電磁誘導方式の無線識別ラベル70として構成したが、特に、この構成に限らず、例えば、静電結合方式、UHF方式、電磁結合方式の無線識別ラベル70として構成してもよいし、アンテナ部63と反射回路とを備え、マイクロ波方式の無線識別ラベル70として構成していてもよい。また、アンテナ部63は印刷により形成してもよい。更に、アンテナ部63とICチップ64との上下関係は逆であってもよい。
【0090】
また、本実施形態におけるカートリッジ10では、ラミネートテープ11および帯状のテープ16を支持する部材に、巻芯として作用するテープスプール12および供給スプール17により各テープを保持するように構成したが、特にこのような構成でなくても、ラミネートテープ11および帯状のテープ16の外形を規定する壁面等により、各テープを保持するように構成してもよい。
【0091】
更に、ラミネートテープ11および帯状のテープ16は、図6に示すように、巻回した状態でカートリッジ10に収納する必要はなく、例えば、アンテナ部63およびICチップ64を1個ずつ備えた複数の各テープを積層して収納してもよく(図5(B)の実線部分で表現される状態となる。)、図8に示すように1枚ずつ各テープを剥しながら搬送し、無線識別ラベル70を作成するように構成してもよい。
【0092】
このようにしても、無線識別ラベル70内部のICチップ64等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベル70に印刷した画像の状態を良好に保持することができる。
【0093】
尚、非常に薄いアンテナ部63やICチップ64を備える場合には、凸部65A、Bは、ほとんど生じないので、印刷に与える影響は少ないが、サーマルヘッド19による熱や、サーマルヘッド19とプラテンとの挟持による圧力によるアンテナ部63やICチップ64の損傷の虞はあり、この場合においても本願発明を適用すれば、その損傷を防止できる。
【0094】
また、アンテナ部63とICチップ64との両方を備える無線識別ラベル70を作成するが、アンテナ部63かICチップ64かの何れか一方のみを備えたラベルを作成し、その後、他方のものを後付けしてもよい。また、画像形成と同時、または、画像形成と前後して、ICチップ64に読書装置Vによってデータを書き込む、または、予め書き込まれたデータを読み出すように、無線識別ラベル作成装置1を構成してもよい。
【0095】
【発明の効果】
請求項1に記載の無線識別ラベル作成方法によれば、無線識別ラベル内部のICチップ等に損傷を与えないようにすること、若しくは、無線識別ラベルに印刷した画像の状態を良好に保持することの少なくとも一方が実現できる。
【0096】
請求項2に記載の無線識別ラベルによれば、直接外部から画像形成面に触れられることがないので、かすれ等から形成された画像を保護することができ、画像を良好な状態で保持することができる。
【0097】
請求項3に記載の無線識別ラベル作成装置によれば、無線識別ラベルの内部の回路等に損傷を与えないようにしながら、無線識別ラベルに形成した画像の状態を良好にすることができる。
【0098】
請求項4に記載の無線識別ラベル作成装置によれば、無線識別ラベルに空気が封入されてしまい、見栄えを損なうことを防止することができる。
【0099】
請求項5に記載の無線識別ラベルによれば、無線識別ラベル作成装置の使用者が、各保持部にて保持された各ラベル部材を交換または充填したい場合の作業を簡単にすることができる。
【0100】
請求項6に記載の無線識別ラベルによれば、第1ラベル基材に画像形成してから第2ラベル基材と接合されるまでの間に画像形成した面に何も触れることがないので、形成された画像をより良好な状態で保持することができる。
【0101】
請求項7に記載の無線識別ラベル用カートリッジによれば、各ラベル基材の持ち運びを容易に行うことができ、無線識別ラベル作成装置本体に装着して使用すると、第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成可能なので、内部のICチップ等に損傷を与えないようにすること、若しくは、無線識別ラベルに印刷した画像の状態を良好に保持することの少なくとも一方が実現できる。
【0102】
請求項8に記載の無線識別ラベル用カートリッジによれば、請求項6の記載と同様に、第1ラベル基材に画像形成してから第2ラベル基材と接合されるまでの間に画像形成した面に何も触れることがないので、形成された画像をより良好な状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線識別ラベル作成装置を示す全体図である。
【図2】カートリッジの内部およびカバーケースを開いた状態におけるサーマル印字機構PM部分の拡大図である。
【図3】無線識別ラベル作成装置の電気的な結合関係を示すブロック図である。
【図4】帯状のテープを示す側断面図である。
【図5】帯状のテープを示す側断面図である。
【図6】ロール状に巻回された帯状のテープを示す斜視図である。
【図7】変形例の無線識別ラベルを示す側断面図である。
【図8】1枚ずつ各テープを剥がすテープを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…無線識別ラベル作成装置、2…カバーケース、3…キーボード、4…液晶ディスプレイ(LCD)、5…操作つまみ、6…制御装置、10…カートリッジ、11…ラミネートテープ、12…テープスプール、13…インクリボン、14…リボンスプール、15…リボン巻取りスプール、16…帯状のテープ、17…供給スプール、18…テープ送りローラ、19…サーマルヘッド、20…プラテン、21…サブローラ、22…ローラ支持体、23…テープ状ラベル、24…検出用穴、27…支持軸、28A…ガイドコロ、28B…ガイド壁、30…カセットセンサ、31…ビデオRAM(VRAM)、32…ディスプレイ(LCD)コントローラ、35…駆動回路、36…テープ送りモータ、37…駆動回路、40…CPU、41…印字用キャラクタジェネレータ(CG)ROM、42…表示用キャラクタジェネレータ(CG)ROM、43…ROM、44…入出力インターフェース、45…バス、50…RAM、60A…第1粘着層、60B…第2粘着層、61…基材、62…剥離部材、63…アンテナ部、64…ICチップ、65A…凸部、66…インク、70…無線識別ラベル、PM…サーマル印字機構。

Claims (8)

  1. 透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部から、前記第1ラベル基材を搬送して、その表面に画像形成をすると共に、
    無線識別アンテナ導体またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部から、前記第2ラベル基材を搬送して、該第2ラベル基材と、画像形成後の第1ラベル基材とを接合すること
    により無線識別ラベルを作成する方法であって、
    前記第1ラベル基材に画像形成を行う際には、前記第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うこと
    を特徴とする無線識別ラベル作成方法。
  2. 請求項1に記載の無線識別ラベル作成方法により作成されたことを特徴とする無線識別ラベル。
  3. 透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部と、
    少なくとも無線識別アンテナ導体またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部と、
    前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を搬送しながら、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を幅方向に整合し接合する接合手段と、
    前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を、前記各保持部から前記接合手段による第1ラベル基材および第2ラベル基材の接合位置まで、異なる経路で搬送するための搬送経路を形成する搬送経路形成手段と、
    該搬送経路形成手段にて形成される第1ラベル基材の搬送経路上にて、前記第1ラベル基材の片面に画像形成を行う画像形成手段と、
    を備え、
    前記画像形成手段は、前記第1ラベル基材の第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成を行うこと
    を特徴とする無線識別ラベル作成装置。
  4. 前記接合手段は、
    前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を挟持する一対のローラから成り、
    該各ローラの回転により、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を、搬送しつつ接合すること
    を特徴とする請求項3に記載の無線識別ラベル作成装置。
  5. 前記第1保持部と、前記第2保持部と、前記搬送経路形成手段と、前記接合手段を構成する2個のローラのうちの一方と、を当該無線識別ラベル作成装置本体に脱着自在に取り付け可能なカートリッジ内に構成したこと
    を特徴とする請求項4に記載の無線識別ラベル作成装置。
  6. 前記搬送経路形成手段は、前記第1ラベル基材の搬送径路上の画像形成手段による画像形成位置から、接合手段による両ラベル基材の接合位置に至るまでの区間において、前記第1ラベル基材の画像形成した側の画像形成可能範囲に接触することがないように、空間を形成していること
    を特徴とする請求項3〜請求項5の何れかに記載の無線識別ラベル作成装置。
  7. ラベル基材の表面に画像形成を行う画像形成手段を有する無線識別ラベル作成装置に脱着自在に取り付け可能な無線識別ラベル用カートリッジであって、
    透明の第1ラベル基材を保持する第1保持部と、
    少なくとも無線識別アンテナ導体、またはICチップの少なくとも一方を含む第2ラベル基材を保持する第2保持部と、
    前記無線識別ラベル作成装置に設けられた接合機構と協働して、前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を幅方向に整合し接合する接合部と、
    前記第1ラベル基材および前記第2ラベル基材を、前記接合部まで搬送するための搬送経路を形成する搬送経路形成手段と、
    を備え、
    当該無線識別ラベル用カートリッジを前記無線識別ラベル作成装置本体に装着した際に、前記第1ラベル基材の搬送経路近傍には、前記第1ラベル基材の前記第2ラベル基材と接合される側の面に画像形成可能なように、前記無線識別ラベル作成装置の画像形成手段が配置されること
    を特徴とする無線識別ラベル用カートリッジ。
  8. 前記搬送経路形成手段は、前記第1ラベル基材の搬送径路上の画像形成手段による画像形成位置から、前記接合部に至るまでの区間において、前記第1ラベル基材の画像形成した側の画像形成可能範囲に接触することがないように、空間を形成していること
    を特徴とする請求項7に記載の無線識別ラベル用カートリッジ。
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