JP2004329581A - 伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け - Google Patents

伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け Download PDF

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Abstract

【課題】伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供する。
【解決手段】竿掛け固定金具4,該竿掛け固定金具4に対して回転用軸ピン10で回動可能に取り付けられるアーム支持基体5を備え、該アーム支持基体5に挿着孔16を穿設し、該挿着孔16に竿掛けアーム6の端部を挿入し、該分部で前記竿掛けアーム6を伸着操作する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバルコニー手摺側壁やベランダ壁等に設けられる物干し竿掛けに関するものであり、特に本発明は物干し竿掛けのアーム長さを必要に応じ可変出来る物干し竿掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来のマンション等における物干し竿掛けは、バルコニーやベラン従来、マンション等のバルコニーやベランダに取り付けられる物干し竿掛けのアームはアルミダイキャスト製で一定長さに製作されている。
ダの出幅を考慮して、施工時にそのアーム長さが一定の物干し竿掛けが取り付けられているが、入居者のニーズに必ずしも合っている訳ではなく竿掛けのアーム長さが邪魔扱いされたり、逆に竿掛けのアーム長さの足りなさがが、クレームとして問題視されたりしている。
【0004】
物干し竿掛けの製造メーカーとしては、上記種々ニーズに対応出来るように、例えば、物干し竿掛けのアーム長さを700mm、650mm、550mm、450mmと小刻みに設定して規格品を製作しており、ベランダやバルコニーの出幅に対応して上記物干し掛けアームの長さを選択し対応しているのが、現況である。
【0005】
物干し竿掛けの製造メーカーとしては、上記物干し竿掛けのアーム部分及び、アーム取付金物は、アーム長さのタイプ別により、それぞれ在庫を持つことになる。
【0006】
また、従来の物干し竿掛けの構成部品は、主にアームとアーム取付金物からなり、該アームとアーム取付金物はアルミダイキャストにより製作されていることからアーム長さのタイプ別にアルミダイキャスト用金型を製作して製造しており、コストダウンを図ることが難しかった。
【0007】
本発明は、竿掛けのアーム長さを可変出来る物干し竿掛けを提供することにより、施工者が取り付けた物干し竿掛けの竿掛けアーム長さを入居者が使用状況に応じて長さ調整を行い利用出来るもので、居住者の使用時の於けるニーズを満足させることが出来る物干し竿掛けを提供することを目的としている。
【0008】
また、製造メーカー側にとっては、竿掛けアーム長さのタイプ別によりアルミダイキャスト用金型を製作して規格品を品揃えして在庫を持つのではなく、単一製品にて、居住者のニーズに応える事が可能になり、コストダウンを図れる物干し竿掛けを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はバルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁に直接固定して設けられるか、又は該立ち上がり壁に固定して設けられる支持用支柱を介して設置される竿掛けアーム取付金具を設け、該竿掛けアーム取付金具に対して回転用軸ピンで回動可能に取り付けられるアーム支持基体を備え、該アーム支持基体は前記竿掛けアーム取付具に対して或る設定角度で回動を固定して物干し竿を装架して干し物を干す事や物干し掛けアームを回動により上向き立ち上げたり下向きに下げ降ろすことで収納可能とした。
【0010】
而して、前記アーム支持基体にパイプや棒状形状体等適宜形状から形成される竿受け部を構成する竿掛けアームを挿着可能な挿着孔を設け、該挿着孔に前記竿掛けアームの一端又は両端を挿入して摺動したり固定可能となし、該竿掛けアームの長さを前記アーム支持基体より任意に伸縮操作できるよう構成した伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供した。
【0011】
また、本発明は、上記竿掛けアームに着脱自在な竿受けピースを複数個装着して竿受け部を形成するとともに、該竿受けピースの個数を選択したり竿受けピース間の間隔を調整し前記竿掛けアームの長さを前記アーム支持基体より任意に伸縮操作できるよう構成したことを特徴とする伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供した。
【0012】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
本発明の実施例1を図1乃至図6に基づき説明する。
図1は本発明の物干し竿掛けを設置した状態を示す部分断面の側面図であり、物干し竿掛けは、同様の物干し竿掛けを或る間隔をおいて設置して、該竿掛け間に物干し竿を装架して使用する。
【0013】
図2は図1の干し物を干している状態から、物干しアームを上向きに立ち上げて収納状態に操作した状態を示す側面図図である。
【0014】
図3は図1及び図2に示した本発明の竿掛け固定具とアーム支持体及び竿掛けアームの関係を説明する要部組立説明図、図4及び図5は竿受けピースの形状例を示す斜視図である。
【0015】
図1乃至図6に於いて、1はバルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁、2は支柱固定金具、3は支柱固定金具2に支承され上下に摺動可能な支柱、4は支柱3の上部に冠着された竿掛け固定金具、5は固定金具4に回動可能に設けられたアーム支持基体、6はアーム支持基体5に挿着され摺動し該アーム支持基体5に対して伸縮可能な竿掛けアーム、7は該竿掛けアーム7に着脱可能に設けられる複数個の竿受けピースである。
【0016】
図1乃至図3に於いて支柱固定具2には支柱3を挟持して上下に摺動させて任意位置にて高さ調整を行える挟持部8と、該上下の高さ調整を固定するための固定レバー9が設けられている。
【0017】
また、前記竿掛け固定金具4はアルミダイキャスト等にて製作され、該竿掛け固定金具4には、アーム支持基体5を回動させるための回転用軸ピン10、及びアーム支持基体5の回動を固定し竿掛けアーム6を干し物乾燥位置に固定するための固定ピン11が植設されている。
【0018】
前記アーム支持基体5も同様にアルミダイキャスト等にて製作され、該アーム支持基体5には摺動溝12が穿設されており、該摺動溝12は前記回転用軸ピン10に軸着されて竿掛け固定具4に連繋している。
【0019】
13はアーム支持基体5の端部に形成された係止部であり、該係止部13は前記竿掛け固定具4に植設された固定ピン11にしっかりと係合しアーム支持基体5の回動を固定するためのものであり、該係止部13が固定ピン11に係合することにより、竿掛けアーム6は図1の如く固定され干し物を乾燥させる状態になる。
【0020】
図2は上記干し物乾燥状態から竿掛けアーム6を上向きに立ち上げて前記竿掛けアーム6に設けた係止ダボ14を竿掛け固定具4上部にも設けた嵌合溝15に嵌着させ、該竿掛けアーム6を上向き状態で固定した収納状態を示している。
【0021】
斯くして、本発明は図3に示す如く、前記アーム支持基体5の他端から内部方向に向かって、パイプや棒状形状体から構成される竿掛けアーム6を挿着可能な挿着孔16を設け、該挿着孔16に前記竿掛けアーム6の両端を挿入して摺動したり可能に構成して、該竿掛けアーム6の長さをアーム支持基体5より任意に可変する伸縮操作ができる。
【0022】
また、摺動可能に装着された竿掛けアーム6は摘子17,18の螺合により挿着孔内で締結されて任意位置で固着することができ、長さを調整した竿掛けアーム6を居住者が簡単に得られる。
【0023】
而して、前記竿掛けアーム6には貫通孔19、20を有した複数個の竿受けピース7が摺動自在に挿嵌されており、該竿受けピース7はそれぞれ竿受け孔21を有した形状で、該竿受けピース7の個数を任意に決めて前記竿掛けアーム6の長さを設定できたり、それぞれの竿受け孔21間ピッチを該竿受けピース7を摺動することで得られる。
【0024】
尚、それぞれの竿受けピース7を例えば図1に示す如く等間隔、或いは適宜な間隔に固定する機構はスプリングを介在させたロックピン等を用いる事により容易に行える。
【0025】
図4及び図5は上述の竿受けピース7の形状例を示すもので、該竿受けピース7は、それぞれ上下に設けた保持用の貫通孔19、20を有しており中心部に竿受け孔21が穿たれている。竿受けピース7はその断面形状がアルミ押出型材にて製作しやすい形状に工夫されており、同一断面形状を持つ長尺物のアルミ押出型材として製作して一定幅に切断し、中央に竿受け孔21を穿つ単純な製作工程にて製造でき製作コストの引き下げに役立った。
【0026】
図6は上述の竿受けピース7を図1の4枚に比較して3枚に減らし竿受けアーム6を前記アーム支持基体5に穿設された挿着孔16に挿着して押し込み、竿受けアーム6の外部露出部分を少なくすることで、該竿受けアーム6の長さを短くした例を示している。
【0027】
【実施例2】
図7は本発明の実施例2を示す側面図であり、一部要部を断面形状にて示している。図7に於いて前記図1と同一符号は同一構成要素を示しており、図7に示す1はバルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁、2は支柱固定金具、3は支柱固定金具2に支承され上下に摺動可能な支柱、4は支柱3の上部に冠着された竿掛け固定金具、5は固定金具4に回動可能に設けられたアーム支持基体、6はアーム支持基体5に挿着され摺動し該アーム支持基体5に対して伸縮可能な竿掛けアームである。
【0028】
実施例2の竿掛けアーム6は、パイプや棒状形状体を成形して物干し竿の受け部22を複数個形成している点で実施例1と大きく異なるが、竿掛けアーム6の両端をアーム支持基体5に穿設された挿着孔16に挿着し、該部分にて竿掛けアーム6を伸縮させて竿掛けアームの長さを調整可能にしている。
【0029】
而して、実施例2は、実施例1に比較して竿受けピース等の部品を減らすことが可能で、より製作コストの削減が可能となった。
【0030】
【実施例3】
図8は本発明の実施例3を示す斜視説明図である。図8に於いて前記図3と同一符号は同一構成要素を示している。
図8に於いて3は支柱、4は竿掛け固定金具、5はアーム支持基体、6は竿掛けアーム、7は竿受けピース、10は回転用軸ピン、11は固定ピン、12は摺動溝、16は挿着孔をそれぞれ示している。
【0031】
実施例3は前記挿着孔16に挿着される竿掛けアーム6の形状が角棒形状に成っており、該角棒形状の竿掛けアーム6の両端部でアーム支持基体5に穿設された挿着孔16に挿着され摺動する部分にはそれぞれラック23、24が刻設されている。
【0032】
25、26は前記ラック23、24に先端部の爪が噛み合い竿掛けアーム6の調整された長さを固定するためのクリップであり、該クリップ25、26は前記アーム支持基体5に設置されている。
【0033】
而して、実施例3に於いては、クリップ25、26を操作することにより、竿掛けアーム6の長さを可変出来、また調整した長さにて固定することが簡単に行える。
【0034】
【実施例4】
図9及び図10は、本発明の実施例4を示す説明図であり、該説明図はアーム支持基体5と竿掛けアーム6の端部を拡大した図9の斜視説明図と、前記アーム支持基体5と竿掛けアーム6の挿着状態を断面図にて示した図10からなる。
【0035】
図9及び図10において、上述したように5はアーム支持基体、6は竿掛けアームであり、前記アーム支持基体5には回転用軸ピン10(図示せず)に軸着されアーム支持基体5を回動可能に竿掛け固定具4(図示せず)に連繋している摺動溝12と、竿掛けアーム6両端を挿着し摺動可能な挿着孔16が穿設されている。
【0036】
実施例4の他と異なる点は、前記竿掛けアーム6が図9に示す二分割ライン27から二分割出来ることと、該竿掛けアーム6にに穿設された挿着孔16の内径形状が異なり、該挿着孔16に挿着されるH型形状の竿掛けアーム6に合わせて内部側では角棒形状溝28(図10にて示す)を構成し、出口部でストッパー用突部29を形成して、該断面形状が装着されるH型形状の竿掛けアーム6の嵌合形になっている。
【0037】
斯くして、本発明の実施例4は、竿掛けアーム6の断面形状をH型形状にして、該竿掛けアーム6が挿着されるアーム支持基体5に穿設される挿着孔16の形状も前記竿掛けアーム6のH型形状に嵌合して摺動する形状とすることで、竿掛けアーム6のガタツキを極端に減らし円滑な竿掛けアーム6の長さ調整ができるようになった。
【0038】
また、アーム支持基体5を二分割してH形状の竿掛けアーム6を挿着孔16に嵌着し、該挿着孔16の出口部にストッパー用突部29を設けることにより、前記竿掛けアーム6の長さ調整時に該竿掛けアーム6が抜けてアーム支持基体5から離脱することのない伸縮可能なアームを備えた物干し竿掛けが提供できた。
【0039】
【実施例5】
図11は本発明の実施例5を説明する斜視組み立て図であり、図3と同一符号は同一構成要素を示している。
図11に於いては、竿掛けアーム6が棒状部30とキャップ31に分割されており、前記竿掛けアーム6をアーム支持基体5の挿着孔16に挿着するときは、単なるパイプ形状物を挿着する作業になるので、組み立てやすい。
【0040】
また図11に示す如く竿受けピース7を二本のパイプ形状物に嵌着させる作業は容易に行えるために、竿受けピース7の数量を増減して、前記竿受けアーム6の長さを設定する事は簡単に行える。
【0041】
而して、実施例5に於いては、前記竿受けピース7の数量を調整した後に、前記キャップ31にて両端部を連繋して塞ぎ、竿掛けアーム6の組立を完了させる。
【0042】
前記組立完了した竿掛けアーム6は、アーム支持基体5の挿着孔16に他端を挿入されており、当然のことながら、アーム支持基体5に対して摺動して伸縮可能であり、該伸縮に依っても竿掛けアーム6の長さ調整はおこなわれ、任意位置で摘子17、18を締結することで、竿掛けアーム6の固定もおこなえる。
【0043】
斯くして、本実施例5は、組立及び竿受けピース7の増減による長さ調整が容易に行える伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供することができた。
【0044】
本発明は他に図12に示す如く、竿掛け固定金具4の形状を変える事によりコンクリート立ち上がり壁1等にも直接取り付ける事が可能である。
【0045】
また、図13及び図14に示す例は前記、図1とは異なる形状の支柱支持上下上げ下げ型の物干し竿掛けにあっても、上下動する支柱3の上端部に本発明の物干し竿掛け4,アーム支持基体5及び竿掛けアーム6を冠着させることで同様の構成を簡単に実施できる。
【0046】
尚、図14は特に上記構成により得られた物干し竿掛けが下向きに下げ降ろされて収納状態に成る場合に、該下げ降ろされた竿掛けアーム6の下端が低く成りすぎ、竿受けピース7に穿たれた竿受け孔21が足掛かりとなって危険な時、本発明に於いては、竿掛けアーム6を収縮させて長さを短くすることで対応できる。
【0047】
而して本発明は、バルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁1に直接固定して設けられるか、又は該立ち上がり壁に固定して設けられる支持用支柱3を介して設置される竿掛け固定金具4を設け、該竿掛け固定金具4に対して回転用軸ピン10で回動可能に取り付けられるアーム支持基体5を備え、該アーム支持基体5は前記竿掛け固定金具4に対して或る設定角度で回動を固定して物干し竿を装架して干し物を干す事や竿掛けアーム6を回動により上向き立ち上げたり下向きに下げ降ろすことで収納可能となし、前記アーム支持基体5にパイプや棒状形状体から形成される竿受け部22を構成する竿掛けアームを挿着可能な挿着孔16を設け、該挿着孔16に前記竿掛けアーム6の一端又は両端を挿入して摺動したり固定可能となし、該竿掛けアーム6の長さを前記アーム支持基体5より任意に伸縮操作できる物干し竿掛けを提供することが出来た。
【0048】
また、本発明は、バルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁1に直接固定して設けられるか、又は該立ち上がり壁に固定して設けられる支持用支柱3を介して設置される竿掛け固定金具4を設け、
該竿掛け固定金具4に対して回転用軸ピン10で回動可能に取り付けられるアーム支持基体5を備え、該アーム支持基体5は前記竿掛け固定金具4に対して或る設定角度で回動を固定して物干し竿を装架して干し物を干す事や竿掛けアーム6を回動により上向き立ち上げたり下向きに下げ降ろすことで収納可能となし、
前記アーム支持基体5にパイプや棒状形状体から形成される竿受けピース7保持体を構成する竿掛けアーム6を挿着可能な挿着孔16を設け、該挿着孔16に前記竿掛けアーム6の一端又は両端を挿入して摺動したり固定可能となし、前記竿掛けアーム6に着脱自在な竿受けピース7を複数個装着して竿受け部22を形成するとともに、該竿受けピース7の個数を選択したり竿受けピース7間の間隔を調整し前記竿掛けアーム6の長さを前記アーム支持基体5より任意に伸縮操作できる物干し竿掛けを提供することが出来た。
【0049】
更に、本発明は、実施例として下記の構成を提供することができた。
即ち、竿掛けアーム6に着脱自在で該竿掛けアーム6に挿着され摺動可能な竿受けピース7をアルミ押出型材にて長尺材として製作し、該長尺材を必要幅に切断し中央に竿受け孔21を穿設して形成した物干し竿掛けに於ける竿受けピースを提供可能とした。
【0050】
前記パイプや棒状体から形成される竿掛けアーム6自体に竿受け部22を形成し伸縮可能な物干し竿掛けを提供した。
【0051】
前記アーム支持基体5に設けられる挿着孔16に挿入して摺動したり固定される竿掛けアーム6の形状は角棒形状となし、該竿掛けアーム6の一端又は両端にはラック23、24を刻設し、該ラック23、24部分がアーム支持基体5に設けられたクリップ25、26の爪部の噛み合いにて前記竿掛けアーム6の伸縮を固定する伸縮可能な竿掛けアーム8を備えた物干し竿掛けを提供した。
【0052】
前記アーム支持基体5に設けられる挿着孔16に挿入して摺動する竿掛けアーム6の断面形状はH型形状となし、該H型形状の竿掛けアーム6が挿着されるアーム支持基体5は縦方向に二分割して予め設けられた挿着孔16に嵌合挿入する形にて組立され、該挿着孔16出口部にストッパー用突部29を設けることにより前記挿着した竿掛けアーム6が該長さ調整時にアーム支持基体5より離脱しないようにした伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供した。
【0053】
前記アーム支持基体5に設けられる挿着孔16に挿入して摺動する竿掛けアーム6は二本の棒状体に分割されて前記挿着孔16に挿着され、該二本の分割竿掛けアーム16に複数個の竿受けピース7を端部より嵌着せしめたのち、該二本の分割された竿掛けアーム6の端部をキャップ31にて塞ぎ連繋して伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けを提供した。
【0054】
【発明の効果】
而して本発明は、従来の物干し竿掛けのアームがアルミダイキャスト製で一定長さに製作されていたものを、アームの伸縮による長さ可変可能に構成し、居住者のニーズによって竿掛けアーム長さを居住者が任意に調整出来るようにした。
【0055】
また、従来、物干し竿掛けの製造メーカーは、種々ニーズに対応出来るように、物干し竿掛けのアーム長さを700mm、650mm、550mm、450mmと小刻みに設定して規格品を製作していたが、本発明の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けの具現により、それぞれの寸法の在庫を持つ必要がなくなり大幅なコストダウンが図れた。
【0056】
更に、従来の物干し竿掛けの構成部品は、主にアームとアーム取付金物からなり、該アームとアーム取付金物はアルミダイキャストにより製作されていることからアーム長さのタイプ別にアルミダイキャスト用金型を製作して製造しており、コストダウンを図ることが難しかったが、製造過程に於いても本発明は一機種で現況の製品寸法群をカバーすることが出来、金型代等の節約が大幅にできた。
【0057】
而して、本発明は、竿掛けのアーム長さを可変出来る物干し竿掛けを提供することにより、施工者が取り付けた物干し竿掛けの竿掛けアーム長さを入居者が使用状況に応じて長さ調整を行い利用出来るもので、居住者の使用時の於けるニーズを満足させることが出来る物干し竿掛けを提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明する側面図である。
【図2】本発明を説明する側面図である。
【図3】本発明の要部組立説明図である。
【図4】本発明に使用される竿受けピースの形状例を示す斜視図である。
【図5】本発明に使用される竿受けピースの形状例を示す斜視図である。
【図6】本発明を説明する側面図である。
【図7】本発明の他の実施例を説明する側面図である。
【図8】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す要部拡大斜視図である。
【図10】図9の断面図である。
【図11】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例を説明する側面図である。
【図13】本発明の他の実施例を説明する側面図である。
【図14】本発明の他の実施例を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート立ち上がり壁
2 支柱固定金具
3 支柱
4 竿掛け固定金具
5 アーム支持基体
6 竿掛けアーム
7 竿受けピース
8 挟持部
9 固定レバー
10 回転用軸ピン
11 固定ピン
12 摺動溝
13 係止部
14 係止ダボ
15 嵌合溝
16 挿着孔
17 摘子
18 摘子
19 貫通孔
20 貫通孔
21 竿受け孔
22 物干し竿の受け部
23 ラック
24 ラック
25 クリップ
26 クリップ
27 二分割ライン
28 角棒形状溝
29 ストッパー用突部
30 棒状部
31 キャップ

Claims (7)

  1. バルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁に直接固定して設けられるか、又は該立ち上がり壁に固定して設けられる支持用支柱を介して設置される竿掛けアーム取付金具を設け、
    該竿掛けアーム取付金具に対して回転用軸ピンで回動可能に取り付けられるアーム支持基体を備え、
    該アーム支持基体は前記竿掛けアーム取付具に対して或る設定角度で回動を固定して物干し竿を装架して干し物を干す事や物干し掛けアームを回動により上向き立ち上げたり下向きに下げ降ろすことで収納可能となし、
    前記アーム支持基体に適宜形状にて形成される竿受け部を構成する竿掛けアームを挿着可能な挿着孔を設け、
    該挿着孔に前記竿掛けアームの一端又は両端を挿入して摺動したり固定可能となし、
    該竿掛けアームの長さを前記アーム支持基体より任意に伸縮操作できることを特徴とする伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
  2. バルコニー手摺を構成するコンクリート立ち上がり壁に直接固定して設けられるか、又は該立ち上がり壁に固定して設けられる支持用支柱を介して設置される竿掛けアーム取付金具を設け、
    該竿掛けアーム取付金具に対して回転用軸ピンで回動可能に取り付けられるアーム支持基体を備え、
    該アーム支持基体は前記竿掛けアーム取付具に対して或る設定角度で回動を固定して物干し竿を装架して干し物を干す事や物干し掛けアームを回動により上向き立ち上げたり下向きに下げ降ろすことで収納可能となし、
    前記アーム支持基体に適宜形状にて形成される竿受けピース保持体を構成する竿掛けアームを挿着可能な挿着孔を設け、
    該挿着孔に前記竿掛けアームの一端又は両端を挿入して摺動したり固定可能となし、
    前記竿掛けアームに着脱自在な竿受けピースを複数個装着して竿受け部を形成するとともに、
    該竿受けピースの個数を選択したり竿受けピース間の間隔を調整し前記竿掛けアームの長さを前記アーム支持基体より任意に伸縮操作できることを特徴とする伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
  3. 前記竿掛けアームに着脱自在で該竿掛けアームに挿着され摺動可能な竿受けピースをアルミ押出型材にて長尺材として製作し、該長尺材を必要幅に切断し中央に竿受け孔を穿設してなる請求項1及び請求項2記載の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛けに於ける竿受けピース。
  4. 前記パイプや棒状体から形成される竿掛けアーム自体に竿受け部を形成したことを特徴とする請求項1記載の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
  5. 前記アーム支持基体に設けられる挿着孔に挿入して摺動したり固定される竿掛けアームの形状を角棒形状となし、該竿掛けアームの一端又は両端にはラックを刻設し、該ラック部分がアーム支持基体に設けられたクリップの爪部の噛み合いにて前記竿掛けアームの伸縮を固定することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
  6. 前記アーム支持基体に設けられる挿着孔に挿入して摺動する竿掛けアームの断面形状はH型形状となし、該H型形状の竿掛けアームが挿着されるアーム支持基体は縦方向に二分割して予め設けられた挿着孔に嵌合挿入する形にて組立され、該挿着孔出口部にストッパー用突部を設けることにより前記挿着した竿掛けアームが該長さ調整時にアーム支持基体より離脱しないようにしたことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
  7. 前記アーム支持基体に設けられる挿着孔に挿入して摺動する竿掛けアームは二本の棒状体に分割されて前記挿着孔に挿着され、該二本の分割竿掛けアームに複数個の竿受けピースを端部より嵌着せしめたのち、該二本の分割された竿掛けアームの端部をキャップにて塞ぎ連繋することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の伸縮可能な竿掛けアームを備えた物干し竿掛け。
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