JP2004329240A - 焼き模様形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被焼き模様形成物に形成される焼き模様を変化させる。
【解決手段】本体1にパンを昇降するパン昇降手段2を設け、本体1内に電熱線からなるヒータ3、4を設け、ヒータ3の近傍のヒータ4側に仕切板5を設け、本体1のヒータ4の近傍のヒータ3側に案内手段6を固定し、案内手段6に案内される焼き模様形成手段7を設け、焼き模様形成手段7のピン支持手段14に移動可能に焼き模様形成ピン10を支持し、焼き模様形成ピン10を両側の径大部11、12と中央部の径小部13とから構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】本体1にパンを昇降するパン昇降手段2を設け、本体1内に電熱線からなるヒータ3、4を設け、ヒータ3の近傍のヒータ4側に仕切板5を設け、本体1のヒータ4の近傍のヒータ3側に案内手段6を固定し、案内手段6に案内される焼き模様形成手段7を設け、焼き模様形成手段7のピン支持手段14に移動可能に焼き模様形成ピン10を支持し、焼き模様形成ピン10を両側の径大部11、12と中央部の径小部13とから構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパンなどに絵、文字などの焼き模様を形成する焼き模様形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の焼き模様形成手段を備えたトースタにおいては、ヒータの電熱線を焼き模様に応じて配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなトースタにおいては、パンに形成される焼き模様を変化させることはできない。
【0004】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、被焼き模様形成物に形成される焼き模様を変化させることができる焼き模様形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、ヒータの近傍にピン支持手段に複数の焼き模様形成ピンを移動可能に支持した焼き模様形成手段を設ける。
【0006】
また、移動体と、上記移動体を移動する駆動手段と、上記移動体に少なくとも1列に並べて設けられかつ発熱する焼き模様形成ピンと、上記駆動装置による移動体の移動および上記焼き模様形成ピンの発熱を制御する制御手段とを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るトースタ(焼き模様形成装置)を示す概略正断面図、図2は図1に示したトースタを示す概略平断面図、図3は図1、図2に示したトースタの焼き模様形成手段の一部を示す正面図、図4は図3に示した焼き模様形成手段の一部を示す側断面図である。図に示すように、本体1にパンを昇降するパン昇降手段2が設けられ、パン昇降手段2は使用者が把手(図示せず)を押し下げると、本体1内に挿入されたパンを下降することができ、また本体1内に設けられた温度検出器(図示せず)により検出された温度が所定値に達したとき、本体1内のパンを上昇させる。また、本体1内に電熱線からなるヒータ3、4が設けられ、ヒータ3の近傍のヒータ4側に仕切板5が設けられ、本体1に案内手段6が固定され、案内手段6はヒータ4の近傍のヒータ3側に位置している。また、案内手段6に案内される焼き模様形成手段7が設けられ、焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内に挿入することができ、また焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内から取り出すことができる。また、焼き模様形成手段7の枠体8に複数の支持体9が固定され、枠体8と支持体9とで平面状のピン支持手段14を構成している。また、ピン支持手段14に移動可能に焼き模様形成ピン10が支持されており、焼き模様形成ピン10の移動方向はピン支持手段14の表面(図4紙面直角方向の面)と直角であり、また焼き模様形成ピン10は両側の径大部11、12と中央部の径小部13とから構成され、径小部13が枠体8と支持体9との間または支持体9と支持体9との間に位置しており、焼き模様形成ピン10にある程度の力を作用させたときに、焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して図4紙面左右方向に移動することができる。そして、縦方向(図1紙面上下方向)の焼き模様形成ピン10の本数をたとえば40本とし、横方向(図2紙面上下方向)の焼き模様形成ピン10の本数をたとえば50本とする。
【0008】
図5は図1〜図4に示したトースタに使用するピン選択移動手段を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図に示すように、本体21に突出部22が設けられており、突出部22は焼き模様に対応した形状たとえば図5では文字「A」の形状であり、また本体21の大きさは焼き模様形成手段7のピン支持手段14の大きさとほぼ等しく、また突出部22の突出量は焼き模様形成ピン10の移動距離すなわち径小部13の長さ(図2紙面左右方向寸法)からピン支持手段14の厚さを減算した長さよりも大きい。
【0009】
この焼き模様形成装置においては、まず本体1内から焼き模様形成手段7を取り出し、焼き模様形成手段7の焼き模様形成ピン10に図1紙面右方の力を作用させることにより、全ての焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して図1紙面右方に移動させたのち、焼き模様形成手段7に図5に示したピン選択移動手段を図1紙面右側に押し当てると、径大部12が突出部22と接触した焼き模様形成ピン10が突出部22に図1紙面左方に押されて、押された焼き模様形成ピン10が図1紙面左方に移動する。この場合、文字「A」状に焼き模様形成ピン10が図1紙面左方に突出する。つぎに、この焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内に挿入する。つぎに、本体1内にパンを挿入し、パン昇降手段2によりパンを下降させると、文字「A」状に突出した焼き模様形成ピン10がパンに接触する。つぎに、ヒータ3、4を作動させると、仕切り板5、焼き模様形成手段7が加熱されて、パンが焼かれ、またパンの表面の文字「A」状に突出した焼き模様形成ピン10が接触した部分に焼き目が形成され、パンの表面に焼き模様が形成される。
【0010】
このような焼き模様形成装置においては、ピン支持手段14に対して焼き模様形成ピン10を移動することができ、パンの表面の突出した焼き模様形成ピン10が接触した部分に焼き目が形成されるから、パンの表面に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0011】
なお、上述実施の形態においては、ピン選択移動手段を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動したが、使用者が爪楊枝等を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動してもよい。また、上述実施の形態においては、ピン選択移動手段を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動したが、ワイヤドットプリンタのヘッドと同様に構造のピン移動ヘッドを焼き模様形成手段7に対して移動しながら、ピン移動ヘッドのワイヤにより焼き模様形成手段7の焼き模様形成ピン10を選択的に押すことにより、焼き模様形成ピン10の一部を焼き模様に対応して選択的に突出させてもよい。この場合、所定の焼き模様を形成するためにはどの焼き模様形成ピン10を選択的に突出されるのかの模様情報によりピン移動ヘッドを作動させてもよい。この場合、パーソナルコンピュータ、携帯電話から模様情報をピン移動ヘッドに送信してもよい。
【0012】
図6は本発明に係る他の焼き模様形成装置を示す図、図7は図6のA矢視図である。図に示すように、駆動手段31によって昇降される昇降体32が設けられ、駆動手段31は制御手段34により制御される。また、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33が一列に並べて固定され、焼き模様形成ピン33は自ら発熱することができ、焼き模様形成ピン33の発熱は制御手段34により制御される。また、焼き模様形成ピン33の下方部に搬送手段35が設けられ、まんじゅう、おにぎり等の被焼き模様形成物36は搬送手段35により搬送される。そして、搬送手段35は被焼き模様形成物36を焼き模様形成ピン33のピッチと同様の距離すなわちピッチ距離だけ移動したのち停止するという動作を繰り返す。
【0013】
この焼き模様形成装置においては、まず焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、駆動手段31が昇降体32を下降させ、焼き模様形成ピン33の先端部を被焼き模様形成物36に押し付けると、被焼き模様形成物36の選択的に発熱された焼き模様形成ピン33が押し付けられた部分に焼き目が形成される。つぎに、駆動手段31が昇降体32を上昇させ、搬送手段35が被焼き模様形成物36をピッチ距離だけ移動したのち、焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、駆動手段31が昇降体32を下降させると、上述のように被焼き模様形成物36の選択的に発熱された焼き模様形成ピン33が押し付けられた部分に焼き目が形成される。このような動作を繰り返すことにより、焼き模様形成ピン33の表面に焼き模様が形成される。
【0014】
このような焼き模様形成装置においては、焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、被焼き模様形成物36に焼き模様形成ピン33を押し付けるから、被焼き模様形成物36に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0015】
なお、上述実施の形態においては、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33が一列に並べて固定したが、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33を複数列並べて固定してもよい。また、上述実施の形態においては、移動体として昇降体32を用いたが、移動体を水平方向に移動してもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係る焼き模様形成装置においては、ピン支持手段に対して焼き模様形成ピンを移動することができ、パンの表面の突出した焼き模様形成ピンが接触した部分に焼き目が形成されるから、パンの表面に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0017】
また、本発明に係る他の焼き模様形成装置においては、焼き模様形成ピンを選択的に発熱させた状態で、被焼き模様形成物に焼き模様形成ピンを押し付けるから、被焼き模様形成物に形成される焼き模様を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトースタを示す概略正断面図である。
【図2】図1に示したトースタを示す概略平断面図である。
【図3】図1、図2に示したトースタの焼き模様形成手段の一部を示す正面図である。
【図4】図3に示した焼き模様形成手段の一部を示す側断面図である。
【図5】図1〜図4に示したトースタに使用するピン選択移動手段を示す図である。
【図6】本発明に係る他の焼き模様形成装置を示す図である。
【図7】図6のA矢視図である。
【符号の説明】
3…ヒータ
4…ヒータ
7…焼き模様形成手段
10…焼き模様形成ピン
14…ピン支持手段
31…駆動手段
32…昇降体
33…焼き模様形成ピン
34…制御手段
【発明の属する技術分野】
本発明はパンなどに絵、文字などの焼き模様を形成する焼き模様形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の焼き模様形成手段を備えたトースタにおいては、ヒータの電熱線を焼き模様に応じて配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなトースタにおいては、パンに形成される焼き模様を変化させることはできない。
【0004】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、被焼き模様形成物に形成される焼き模様を変化させることができる焼き模様形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、ヒータの近傍にピン支持手段に複数の焼き模様形成ピンを移動可能に支持した焼き模様形成手段を設ける。
【0006】
また、移動体と、上記移動体を移動する駆動手段と、上記移動体に少なくとも1列に並べて設けられかつ発熱する焼き模様形成ピンと、上記駆動装置による移動体の移動および上記焼き模様形成ピンの発熱を制御する制御手段とを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るトースタ(焼き模様形成装置)を示す概略正断面図、図2は図1に示したトースタを示す概略平断面図、図3は図1、図2に示したトースタの焼き模様形成手段の一部を示す正面図、図4は図3に示した焼き模様形成手段の一部を示す側断面図である。図に示すように、本体1にパンを昇降するパン昇降手段2が設けられ、パン昇降手段2は使用者が把手(図示せず)を押し下げると、本体1内に挿入されたパンを下降することができ、また本体1内に設けられた温度検出器(図示せず)により検出された温度が所定値に達したとき、本体1内のパンを上昇させる。また、本体1内に電熱線からなるヒータ3、4が設けられ、ヒータ3の近傍のヒータ4側に仕切板5が設けられ、本体1に案内手段6が固定され、案内手段6はヒータ4の近傍のヒータ3側に位置している。また、案内手段6に案内される焼き模様形成手段7が設けられ、焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内に挿入することができ、また焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内から取り出すことができる。また、焼き模様形成手段7の枠体8に複数の支持体9が固定され、枠体8と支持体9とで平面状のピン支持手段14を構成している。また、ピン支持手段14に移動可能に焼き模様形成ピン10が支持されており、焼き模様形成ピン10の移動方向はピン支持手段14の表面(図4紙面直角方向の面)と直角であり、また焼き模様形成ピン10は両側の径大部11、12と中央部の径小部13とから構成され、径小部13が枠体8と支持体9との間または支持体9と支持体9との間に位置しており、焼き模様形成ピン10にある程度の力を作用させたときに、焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して図4紙面左右方向に移動することができる。そして、縦方向(図1紙面上下方向)の焼き模様形成ピン10の本数をたとえば40本とし、横方向(図2紙面上下方向)の焼き模様形成ピン10の本数をたとえば50本とする。
【0008】
図5は図1〜図4に示したトースタに使用するピン選択移動手段を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図に示すように、本体21に突出部22が設けられており、突出部22は焼き模様に対応した形状たとえば図5では文字「A」の形状であり、また本体21の大きさは焼き模様形成手段7のピン支持手段14の大きさとほぼ等しく、また突出部22の突出量は焼き模様形成ピン10の移動距離すなわち径小部13の長さ(図2紙面左右方向寸法)からピン支持手段14の厚さを減算した長さよりも大きい。
【0009】
この焼き模様形成装置においては、まず本体1内から焼き模様形成手段7を取り出し、焼き模様形成手段7の焼き模様形成ピン10に図1紙面右方の力を作用させることにより、全ての焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して図1紙面右方に移動させたのち、焼き模様形成手段7に図5に示したピン選択移動手段を図1紙面右側に押し当てると、径大部12が突出部22と接触した焼き模様形成ピン10が突出部22に図1紙面左方に押されて、押された焼き模様形成ピン10が図1紙面左方に移動する。この場合、文字「A」状に焼き模様形成ピン10が図1紙面左方に突出する。つぎに、この焼き模様形成手段7を案内手段6に沿って本体1内に挿入する。つぎに、本体1内にパンを挿入し、パン昇降手段2によりパンを下降させると、文字「A」状に突出した焼き模様形成ピン10がパンに接触する。つぎに、ヒータ3、4を作動させると、仕切り板5、焼き模様形成手段7が加熱されて、パンが焼かれ、またパンの表面の文字「A」状に突出した焼き模様形成ピン10が接触した部分に焼き目が形成され、パンの表面に焼き模様が形成される。
【0010】
このような焼き模様形成装置においては、ピン支持手段14に対して焼き模様形成ピン10を移動することができ、パンの表面の突出した焼き模様形成ピン10が接触した部分に焼き目が形成されるから、パンの表面に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0011】
なお、上述実施の形態においては、ピン選択移動手段を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動したが、使用者が爪楊枝等を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動してもよい。また、上述実施の形態においては、ピン選択移動手段を使用して焼き模様形成ピン10をピン支持手段14に対して移動したが、ワイヤドットプリンタのヘッドと同様に構造のピン移動ヘッドを焼き模様形成手段7に対して移動しながら、ピン移動ヘッドのワイヤにより焼き模様形成手段7の焼き模様形成ピン10を選択的に押すことにより、焼き模様形成ピン10の一部を焼き模様に対応して選択的に突出させてもよい。この場合、所定の焼き模様を形成するためにはどの焼き模様形成ピン10を選択的に突出されるのかの模様情報によりピン移動ヘッドを作動させてもよい。この場合、パーソナルコンピュータ、携帯電話から模様情報をピン移動ヘッドに送信してもよい。
【0012】
図6は本発明に係る他の焼き模様形成装置を示す図、図7は図6のA矢視図である。図に示すように、駆動手段31によって昇降される昇降体32が設けられ、駆動手段31は制御手段34により制御される。また、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33が一列に並べて固定され、焼き模様形成ピン33は自ら発熱することができ、焼き模様形成ピン33の発熱は制御手段34により制御される。また、焼き模様形成ピン33の下方部に搬送手段35が設けられ、まんじゅう、おにぎり等の被焼き模様形成物36は搬送手段35により搬送される。そして、搬送手段35は被焼き模様形成物36を焼き模様形成ピン33のピッチと同様の距離すなわちピッチ距離だけ移動したのち停止するという動作を繰り返す。
【0013】
この焼き模様形成装置においては、まず焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、駆動手段31が昇降体32を下降させ、焼き模様形成ピン33の先端部を被焼き模様形成物36に押し付けると、被焼き模様形成物36の選択的に発熱された焼き模様形成ピン33が押し付けられた部分に焼き目が形成される。つぎに、駆動手段31が昇降体32を上昇させ、搬送手段35が被焼き模様形成物36をピッチ距離だけ移動したのち、焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、駆動手段31が昇降体32を下降させると、上述のように被焼き模様形成物36の選択的に発熱された焼き模様形成ピン33が押し付けられた部分に焼き目が形成される。このような動作を繰り返すことにより、焼き模様形成ピン33の表面に焼き模様が形成される。
【0014】
このような焼き模様形成装置においては、焼き模様形成ピン33を選択的に発熱させた状態で、被焼き模様形成物36に焼き模様形成ピン33を押し付けるから、被焼き模様形成物36に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0015】
なお、上述実施の形態においては、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33が一列に並べて固定したが、昇降体32に複数本の焼き模様形成ピン33を複数列並べて固定してもよい。また、上述実施の形態においては、移動体として昇降体32を用いたが、移動体を水平方向に移動してもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係る焼き模様形成装置においては、ピン支持手段に対して焼き模様形成ピンを移動することができ、パンの表面の突出した焼き模様形成ピンが接触した部分に焼き目が形成されるから、パンの表面に形成される焼き模様を変化させることができる。
【0017】
また、本発明に係る他の焼き模様形成装置においては、焼き模様形成ピンを選択的に発熱させた状態で、被焼き模様形成物に焼き模様形成ピンを押し付けるから、被焼き模様形成物に形成される焼き模様を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトースタを示す概略正断面図である。
【図2】図1に示したトースタを示す概略平断面図である。
【図3】図1、図2に示したトースタの焼き模様形成手段の一部を示す正面図である。
【図4】図3に示した焼き模様形成手段の一部を示す側断面図である。
【図5】図1〜図4に示したトースタに使用するピン選択移動手段を示す図である。
【図6】本発明に係る他の焼き模様形成装置を示す図である。
【図7】図6のA矢視図である。
【符号の説明】
3…ヒータ
4…ヒータ
7…焼き模様形成手段
10…焼き模様形成ピン
14…ピン支持手段
31…駆動手段
32…昇降体
33…焼き模様形成ピン
34…制御手段
Claims (2)
- ヒータの近傍にピン支持手段に複数の焼き模様形成ピンを移動可能に支持した焼き模様形成手段を設けたことを特徴とする焼き模様形成装置。
- 移動体と、上記移動体を移動する駆動手段と、上記移動体に少なくとも1列に並べて設けられかつ発熱する焼き模様形成ピンと、上記駆動装置による移動体の移動および上記焼き模様形成ピンの発熱を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする焼き模様形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124745A JP2004329240A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 焼き模様形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124745A JP2004329240A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 焼き模様形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004329240A true JP2004329240A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33502197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003124745A Pending JP2004329240A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 焼き模様形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004329240A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180001242A (ko) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 자이글주식회사 | 가열헤드의 위치 가변이 가능한 적외선 조리기 |
-
2003
- 2003-04-30 JP JP2003124745A patent/JP2004329240A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180001242A (ko) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 자이글주식회사 | 가열헤드의 위치 가변이 가능한 적외선 조리기 |
KR101894774B1 (ko) | 2016-06-27 | 2018-09-04 | 자이글주식회사 | 가열헤드의 위치 가변이 가능한 적외선 조리기 |
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