JP2004328776A - インターネットファクシミリ装置およびアドレス入力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 メールアドレスの入力を簡単にかつ確実に行えるインターネットファクシミリ装置およびアドレス入力制御方法を提供すること
【解決手段】 入力データ解析部601は、入力データを解析してその結果を判定部602に送る。判定部602は、入力データ解析部601による解析の結果、入力データにアットマークが含まれていない場合、入力データはユーザ名と判定し、デフォルトドメイン付加部603にユーザ名を送る。デフォルトドメイン付加部603はユーザ名にRAM13に格納したデフォルトドメイン名604を付加してメールアドレスを生成し、電子メール作成部403に送る。電子メール作成部403は、メールアドレス宛ての電子メールを作成する。
【選択図】 図6
【解決手段】 入力データ解析部601は、入力データを解析してその結果を判定部602に送る。判定部602は、入力データ解析部601による解析の結果、入力データにアットマークが含まれていない場合、入力データはユーザ名と判定し、デフォルトドメイン付加部603にユーザ名を送る。デフォルトドメイン付加部603はユーザ名にRAM13に格納したデフォルトドメイン名604を付加してメールアドレスを生成し、電子メール作成部403に送る。電子メール作成部403は、メールアドレス宛ての電子メールを作成する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、インターネットファクシミリ装置およびアドレス入力制御方法に関する。
従来、特開平8ー242326号公報、米国特許5、881、233号に開示されているようなインターネットファクシミリ装置(以下、IFAXという)が提案されている。このようなIFAXでは、送信前にオペレータは宛先のメールアドレスを入力する必要がある。
また、宛先がG3ファクシミリであった場合、送信元のIFAXから、宛先のG3ファクシミリの近くにあるIFAXに中継を依頼することができる。中継用IFAXに送信元のIFAXから中継を依頼する場合、オペレータが、送信元のIFAXに、所定の中継コマンドをIFAXのメールアドレスに組み込んだ中継用アドレスを入力する必要がある。
しかしながら、IFAXは、通常、従来のG3ファクシミリ装置と同様に、アルファベット入力用の専用キーボードは付属していない。例えば、従来のIFAXは、アルファベット入力モードに切り替えてファンクションキーをアルファベットの入力に使用できるようになっている。しかし、ファンクションキーは、比較的小さいため、比較的長いメールアドレスを入力したときに入力ミスが発生しやすく、オペレータの使い勝手が悪い。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、メールアドレスの入力を簡単にかつ確実に行えるインターネットファクシミリ装置およびアドレス入力制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、パネルからユーザ名が入力されたならばユーザ名にデフォルトドメイン名を付与してメールアドレスを得てこのメールアドレスを電子メール送信部に送ることとしたので、オペレータはユーザ名を入力するだけで済む。
また、本発明は、パネルからFAX番号が入力されたならば前記FAX番号に中継機メールアドレスを付与して中継依頼用メールアドレスを得てこの中継依頼用メールアドレスを電子メール送信処理部に送ることとしたので、オペレータは最終宛先のFAX番号を入力するだけで済む。
以上説明したように、本発明によれば、オペレータがユーザ名を入力すれば、このユーザ名にデフォルトドメイン名を付加してメールアドレスを生成するので、メールアドレスを簡単にかつ確実に入力できる。
本発明の第1の態様に係るインターネットファクシミリ装置は、複数のボタンを備えたパネルと、デフォルトドメイン名を格納するメモリと、前記パネルからユーザ名が入力されたならば前記デフォルトドメイン名を前記ユーザ名に付加してメールアドレスを生成するパネル入力制御部と、前記メールアドレスを宛先とする電子メールを送信するメール送信処理部と、を具備する構成を採る。
この構成により、パネルからオペレータがユーザ名を入力すると、パネル入力制御部がユーザ名にデフォルトドメインを付加し、メールアドレスを生成するので、オペレータは、ユーザ名だけを入力すれば足りる。
本発明の第2の態様に係るインターネットファクシミリ装置は、複数のボタンを備えたパネルと、デフォルトドメイン名を格納するメモリと、前記パネルからの入力データにアットマークが含まれていない場合前記入力データがユーザ名であると判定する判定部と、前記判定部が入力データがユーザ名であると判定した場合前記ユーザ名に付加してメールアドレスを生成するパネル入力制御部と、前記メールアドレスを宛先とする電子メールを送信するメール送信処理部と、を具備する構成を採る。
この構成により、オペレータがパネルからユーザ名を入力すると、ユーザ名にはアドレスとドメイン名との境を示すアットマークは含まれていないので、パネル入力制御部は、この入力データをユーザ名と判定し、このユーザ名にユーザ名にデフォルトドメインを付加し、メールアドレスを生成するので、オペレータは、ユーザ名だけを入力すれば足りる。
本発明の第3の態様に係るインターネットファクシミリ装置は、複数のボタンを備えたパネルと、中継機メールアドレスを格納するメモリと、前記パネルからFAX番号が入力されたならば前記FAX番号に前記中継機メールアドレスを付加して中継依頼用メールアドレスを生成するパネル入力制御部と、前記中継依頼用メールアドレスを宛先とする電子メールを送信するメール送信処理部と、を具備する構成を採る。
この構成により、パネルからオペレータがユーザ名を入力すると、パネル入力制御部が中継機メールアドレスにFAX番号を付加し、中継依頼用メールアドレスを生成するので、オペレータは、FAX番号だけを入力すれば足りる。
本発明の第4の態様に係るインターネットファクシミリ装置は、複数のボタンを備えたパネルと、デフォルトドメイン名を格納するメモリと、前記パネルからの入力データが数字のみである場合前記入力データが中継の最終宛先のFAX番号であると判定する判定部と、前記判定部が入力データが中継の最終宛先のFAX番号であると判定した場合前記FAX番号に前記中継機メールアドレスを付加して中継依頼用メールアドレスを生成するパネル入力制御部と、前記中継依頼用メールアドレスを宛先とする電子メールを送信するメール送信処理部と、を具備する構成を採る。
この構成により、オペレータがパネルからFAX番号を入力すると、FAX番号は通常数字のみからなるので、パネル入力制御部は、この入力データを中継の最終宛先のFAX番号と判定し、このFAX番号を中継機メールアドレスに付加し、中継依頼用メールアドレスを生成するので、オペレータは、ユーザ名だけを入力すれば足りる。
本発明の第5の態様に係るアドレス入力制御方法は、パネルからユーザ名が入力されたならば前記ユーザ名にデフォルトドメイン名を付与してメールアドレスを生成し、このメールアドレスを電子メール送信処理部に送る。
この方法により、パネルからオペレータがユーザ名を入力すると、ユーザ名にデフォルトドメインを付加し、メールアドレスを生成するので、オペレータは、ユーザ名だけを入力すれば足りる。
本発明の第6の態様に係るアドレス入力制御方法は、パネルからの入力データにアットマークを含まれていないならば前記入力データをユーザ名と判定し、前記ユーザ名にデフォルトドメイン名を付与してメールアドレスを生成し、このメールアドレスを電子メール送信処理部に送る。
この方法により、オペレータがパネルからユーザ名を入力すると、ユーザ名にはアドレスとドメイン名との境を示すアットマークは含まれていないので、この入力データをユーザ名と判定し、このユーザ名にユーザ名にデフォルトドメインを付加し、メールアドレスを生成するので、オペレータは、ユーザ名だけを入力すれば足りる。
本発明の第7の態様に係るアドレス入力制御方法は、パネルからFAX番号が入力されたならば前記FAX番号に中継機メールアドレスを付与して中継依頼用メールアドレスを生成し、この中継依頼用メールアドレスを電子メール送信処理部に送る。
この方法により、パネルからオペレータがユーザ名を入力すると、中継機メールアドレスにFAX番号を付加し、中継依頼用メールアドレスを生成するので、オペレータは、FAX番号だけを入力すれば足りる。
本発明の第8の態様に係るアドレス入力制御方法は、パネルからの入力データが数字のみであるならば前記入力データは中継の最終宛先のFAX番号と判定し、前記FAX番号に中継機メールアドレスを付与して中継依頼用メールアドレスを生成し、この中継依頼用メールアドレスを電子メール送信処理部に送る。
この方法により、オペレータがパネルからFAX番号を入力すると、FAX番号は通常数字のみからなるので、この入力データを中継の最終宛先のFAX番号と判定し、このFAX番号を中継機メールアドレスに付加し、中継依頼用メールアドレスを生成するので、オペレータはユーザ名だけを入力すれば足りる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置が動作するネットワークを示す概念図である。
この実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置(以下、IFAXという)1は、LAN2に繋がっている。このLAN2は、インターネット3に繋がっている。このインターネット3に、受信側のIFAX4が繋がっている。また、インターネット3には、中継機としてのIFAX(以下、中継機という)5が繋がっている。この中継機5は、公衆電話回線網(PSTN)6に繋がっている。PSTN6には、G3FAX7が繋がっている。
IFAX1は、LAN2およびインターネット3を介して、IFAX4との間で画情報等を電子メールで送受信する。また、IFAX1は、中継機5に対して、G3FAX7へのデータの中継を依頼する。中継機5は、IFAX5から受信した電子メールデータをファクシミリデータに変換し、このファクシミリデータをG3FAX7に送信する。
以下、この実施の形態に係るIFAX1について詳細に説明する。図2は、この実施の形態に係るIFAXのハードウエアを示すブロック図である。CPU11は、プログラムを実行し、装置全体の制御を行う。ROM12は、CPU11が実行するプログラムを格納する。
RAM13は、プログラムを実行する作業エリアおよび電子メール、画像ファイル等の各種データを一時的に記憶するバッファエリアを有する。
FAX・音声処理部14は、ファクシミリデータおよび音声を変調し、変調データをPSTN6へ出力すると共に、PSTN6から受信した変調データをファクシミリデータおよび音声データに復調する。
スキャナ15は、原稿を読み取りイメージデータを得る。プリンタ16は、受信したイメージデータを含む各種データを印刷する。
LANインターフェース17は、LAN2上でデータを送受信するために必要な手順を実行する。
パネル18は、ダイヤルキーやタッチパネルを備え、宛先の指定、送信開始指示等のオペレータによる操作を受け取る。
ROM12には、プログラムが格納されており、CPU11がそのプログラムを実行する。その結果として実現される機能について以下説明する。図3は、この実施の形態に係るIFAX1の機能を示すブロック図である。
IFAX1は、FAX音声制御部100、スキャナ制御部200およびプリンタ制御部300を備え、FAX音声処理部14、スキャナ15およびプリンタ16の各処理部を制御している。
また、IFAX1は、IFAXとしての機能を実現するIFAX処理部400を備えている。さらに、IFAX1は、パネル18からの入力を制御するパネル制御部500を備えている。
図4は、上記実施の形態に係るIFAXのIFAX処理部400を示す機能ブロック図である。スキャナ制御部200は、スキャナ15で読み込んだ生イメージデータ(例えば、ビットマップデータ)をIFAX処理部400に送る。スキャナ16での原稿の読み込みは原稿1ページ毎に行われ、従って、生イメージデータは原稿1ページ毎に生成される。IFAX処理部400では、生イメージデータを、圧縮・伸長部401で例えばMHのような圧縮形式で圧縮し、圧縮データを得る。これらの圧縮データを、TIFF変換部402で1つのTIFF(Tagged Image File Format)ファイルに変換する。このTIFFファイルを、電子メール作成部403で、例えばMIME(Multipurpose Internet Mail Extension) に従ってマルチパートメールに添付し、I−FAXメールを生成する。
作成されたI−FAXメールを、メール送信部404により、例えばSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って、LANインターフェース17を介して、メールサーバに送信する。
一方、IFAX処理部400では、メール受信部405が、LANインターフェース17を介してI−FAXメールを受信すると、バイナリ変換部406で、I−FAXメールに含まれる添付ファイルを、テキストコードからバイナリデータに変換し、TIFFファイルを得る。得られたTIFFファイルは、TIFF展開部407で展開し、圧縮データを得る。これらの圧縮データを、圧縮伸長部401で伸長し、生イメージデータを得る。この生イメージデータをプリンタ16で印刷する。
図5は、上記実施の形態に係るIFAXのパネル18を示す平面図である。
パネル18は、一番上に例えばLCDからなる表示部501を備えている。この表示部501の下側には、印字濃度、文字サイズ、ハーフトーンおよび済スタンプ等の印字設定を行うための複数の印字設定ボタン502a〜502dが配置された印字設定部502を設けている。
印字設定部502の下側には、左側から順番に、メモリーボタン503、ファンクションボタン504、クイックダイヤルボタン505およびインターネットボタン506を配置している。
これらのボタン503〜506の下側には、複数のワンタッチダイヤルボタン507を配列した、ワンタッチダイヤル部508を設けている。さらに、ワンタッチダイヤル部508の下側には、複数のプログラムボタン509を配列した、プログラム通信部510を設けている。
プログラム通信部510の下側には、左側から順番に、再ダイヤル/ポーズボタン511、短縮ボタン512、サブアドレス/フックボタン513、クリア/モニタ音量ボタン514、セットボタン515およびモニタボタン516を配置している。
これらのボタン511〜516の下側であってパネル18の左側には、複数のテンキー517を配列したテンキー部518を設けている。このテンキー部518の左側には、ストップボタン519、コピーボタン520およびスタートボタン521を配置している。
図6は、上記実施の形態に係るIFAX1のパネル制御部500の機能を示すブロック図である。パネル制御部500は、入力データを解析する入力データ解析部601を具備する。入力データ解析部601は、入力データを解析してその結果を判定部602に送る。入力データ解析部601は、入力データがアットマーク”@”を含むか否か、すなわち入力データがユーザ名か否かについて解析する。また、入力データが数字だけか否か、すなわち入力データがFAX番号か否か解析する。
判定部602は、入力データ解析部601による解析の結果と、パネル18のインターネットボタン506が押し下げられたか否かに基いて、この後の処理を決定する。
デフォルトドメイン付加部603は、入力データがユーザ名である場合このユーザ名にRAM13に格納したデフォルトドメイン名604を付加してメールアドレスを得、これを電子メール作成部403に送る。
また、中継機アドレス付加部605は、入力データがFAX番号である場合、RAM13に格納した中継機メールアドレス606をFAX番号に付加して中継用メールアドレスを得、入力したFAX番号の前方に中継を示すコマンド文字(例えば、FAX#)を、中継用のドメイン名を後方に付加し、FAX#FAX番号@ドメイン名という形のメールアドレスを生成し、これを電子メール作成部403に送る。
デフォルトドメイン登録部607は、登録モードにおいて、パネル18から入力したデフォルトドメイン名をRAM13に登録する。同じく、中継機アドレス登録部608は、パネル18から入力した中継機メールアドレスをRAM13に登録する。
また、RAM13には、デフォルトドメインフラグ609を示すアドレスが設けられており、このデフォルトドメインフラグ609がオンであるとき、デフォルトドメイン付加部603が入力データにデフォルトドメインを付加するようになっている。さらに、RAM13には、パスワード610を格納するアドレスが設けられており、中継機に電子メールを送信するときに、電子メール作成部403がこの電子メールのテキスト部にこのパスワードを追加するようになっている。
次に、以上の構成からなるIFAX1における電子メールの送信動作について説明する。図7は、上記実施の形態に係るIFAXにおける電子メール送信の各工程を示すフロー図である。
オペレータは、IFAX1の原稿載置台に原稿を置いた後、パネル18のインターネットボタン506を押し下げる(ST701)。この場合、パネル制御部500は、パネル18の入力モードを、文字列入力モードに切り替える。これにより、オペレータは、パネル18のワンタッチダイヤルボタン507およびプログラムボタン509を用いてアルファベット、記号等の文字列を入力することが可能になる。
次に、オペレータは、パネル18から宛先の入力を行う(ST702)。次いで、スタートボタン521を押し下げ、送信処理の開始を指示する(ST703)。
パネル制御部500の、入力データ解析部601は、入力データを解析する(ST704)。入力データ解析部601は、この解析結果を判定部602に送る。
判定部602は、まず、入力データが数字のみからなるか否か判定する(ST705)。入力データが数字のみでない場合、すなわち入力データがアルファベットおよび/または記号からなる場合、入力データ中にアットマーク”@”が含まれているか否か判定する(ST706)。ここで、アットマークが含まれていない場合、判定部602は、入力データはメールアドレスのユーザ名であると判断する。
次に、判定部602は、RAM13のデフォルトドメインフラグ609のアドレスにアクセスし、デフォルトドメインフラグ609がオンか否か判定する(ST707)ST707でデフォルトドメインフラグ609がオンである場合、判定部602は、入力データをデフォルトドメイン付加部603に送るように指示する。デフォルトドメイン付加部603は、入力データすなわちユーザ名にデフォルトドメインを付加する(ST708)。デフォルトドメイン付加部603は、生成したメールアドレスを、IFAX制御部400の電子メール作成部403に送る(ST709)。
電子メール作成部403は、このメールアドレスを宛先フィールド[To:]または[Cc:]に指定して、ヘッダを作成する(ST709)。さらに、電子メール作成部403は、ヘッダにテキスト部およびデータ部を追加して、電子メールを作成し、メール送信部404は、この電子メールを送信する(ST710)。
ST707でデフォルトドメインフラグがオフである場合、判定部602は、入力データはメールアドレスのフォーマットに適合しないので、入力エラーと判定し、エラー処理(ST711)を行う。
一方、ST706において、入力データ中にアットマークが含まれている場合、判定部602は、入力データはメールアドレスであると判断し、処理をST706およびST707をスキップしてST708に進め、当該メールアドレス宛ての電子メールを作成し、送信する(ST710)。
ST705において、判定部602が入力データは数字のみであると判断した場合、入力データを中継機アドレス付加部605に送る。中継機アドレス付加部605は、入力データすなわちFAX番号を、中継用メールアドレスのフォームにしたがって中継機アドレスに付加して、中継用メールアドレスを作成する(ST712)。例えば、○○○○という電話番号を入力すると、FAX#○○○○@中継機用ドメイン名という中継用メールアドレスを生成する。
次に、IFAX1のIFAX制御部400の電子メール作成部403において、電子メールのテキスト部の1行目に、RAM13から取り込んだパスワード610を追加する(ST713)。その後、電子メール作成部403は、ヘッダを作成し、電子メールを作成する(ST709)。メール送信部404が作成した電子メールを送信する(ST710)。
図8は、上記実施の形態に係るIFAXにおけるデフォルトドメイン名の登録の各工程を示すフロー図である。
まず、オペレータが特定のボタンを押し下げると、パネル制御部500は登録モードになる(ST801)。次に、オペレータは、パネル18からデフォルトドメイン名を入力すると、パネル制御部500のデフォルトドメイン登録部607は、入力したデフォルトドメイン名をRAM13の所定のアドレスに登録する(ST802)。この後、デフォルトドメイン登録部607は、デフォルトドメインフラグをオンにする(ST803)。そして、パネル制御部500は、登録モードをオフにする(ST804)。中継機アドレス登録部608による中継機アドレスの登録も略同様に行われる。
以上説明したように、上記実施の形態に係るIFAX1によれば、入力データ解析部601が、パネル18からの入力データを解析し、この解析結果に基いて、判定部602が入力データがメールアドレスのユーザ名であると判定した場合、デフォルトドメイン付加部603がRAM13からデフォルトドメイン名を取り込み、このユーザ名に付加する。これにより、オペレーターは、ユーザ名のみを入力すれば足りるので、比較的入力が難しいパネル18から宛先のメールアドレスを簡単にかつ誤りなく入力することができる。
また、判定部602は、ユーザ名でなくメールアドレスであると判断した場合、この例では入力データにアットマークが含まれている場合、電子メール作成部403に入力データを宛先に指定してヘッダを作成するよう指示する。従って、オペレータは、何の意識なしに、メールアドレスを入力すれば足りる。
また、判定部602は、デフォルトドメインフラグ609がオンになっている場合に、デフォルトドメイン付加部603を有効にするので、オペレータのニーズに合わせてデフォルトドメイン名を使用できる。さらに、図8に示すように、デフォルトドメイン登録部607は、デフォルトドメイン名604をRAM13に登録したときに、デフォルトドメインフラグ609をオンにするので、デフォルトドメイン名を登録したときにデフォルトドメイン付加部603を自動的に有効にすることができる。
さらに、上記実施の形態に係るIFAX1によれば、判定部602は、パネル18のインターネットボタン506が押し下げられた後、パネル18から数字のみが入力された場合、中継の最終宛先のFAX番号が入力されたと見做す。この場合、中継用アドレス付加部605は、このFAX番号をRAM13に格納した中継機メールアドレスに付加し、中継用アドレスを生成する。電子メール作成部403は、この中継用アドレスを宛先に指定してヘッダを作成する。従って、オペレータは、インターネットボタン506を押して、FAX番号を入力すれば足りるので、比較的長い中継用アドレスをパネル18から入力する必要がない。この結果、オペレータは、比較的入力が難しいパネル18から中継機への中継依頼を簡単にかつ誤りなく入力することができる。
また、上述の中継依頼処理は、オペレータがインターネットボタン506を押し下げた後FAX番号を入力したときに行われるので、オペレータがインターネットボタン506を押さずにFAX番号を入力したときには、通常のファクシミリ送信が行われるので、オペレータに余分な操作を強要しないで済む利点がある。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態では、G3/G4FAXおよびIFAXの機能を搭載したインターネットファクシミリ装置を例に挙げて説明したが、本発明は、IFAXの機能だけを搭載したインターネットファクシミリ装置にも適用できる。さらに、本発明は、IFAXの機能を搭載した、コピー機、ネットワークスキャナ、ネットワークプリンタ、画像複合機、携帯情報端末(PDA)等の情報処理端末に適用することができる。
また、本発明は、上記実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置と同様の処理を実行するための、CPUで実行されるプログラムを格納した記憶媒体を包含する。さらに、本発明は、スキャナが接続され、かつ、ネットワーク通信部を備え、前記記憶媒体に格納したプログラムを実行するパーソナルコンピュータにも適用可能である。
また、本発明によれば、オペレータがFAX番号を入力すれば、このFAX番号を中継機メールアドレスに付加し、中継依頼用メールアドレスを生成するので、中継依頼用メールアドレスを簡単にかつ確実に入力できる。
1 インターネットファクシミリ装置(IFAX)
2 LAN
3 インターネット
18 パネル
400 IFAX制御部
500 パネル制御部
601 入力データ解析部
602 判定部
603 デフォルトドメイン付加部
605 中継機アドレス付加部
607 デフォルトドメイン登録部
608 中継機アドレス登録部
2 LAN
3 インターネット
18 パネル
400 IFAX制御部
500 パネル制御部
601 入力データ解析部
602 判定部
603 デフォルトドメイン付加部
605 中継機アドレス付加部
607 デフォルトドメイン登録部
608 中継機アドレス登録部
Claims (2)
- 複数のボタンを備えたパネルと、デフォルトドメイン名を格納するメモリと、前記パネル上のインターネット通信を指示するボタンが押下された後に前記パネルから入力される入力データにアットマークが含まれていない場合前記入力データがユーザ名であると判定する判定部と、前記判定部が入力データがユーザ名であると判定した場合前記ユーザ名に付加してメールアドレスを生成するデフォルトドメイン付加部と、前記メールアドレスを宛先とする電子メールを送信するメール送信部と、を具備することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
- パネル上のインターネット通信を指示するボタンが押下された後にパネルから入力される入力データにアットマークが含まれていないならば前記入力データをユーザ名と判定し、前記ユーザ名にデフォルトドメイン名を付与してメールアドレスを生成し、このメールアドレスを電子メール送信部に送ることを特徴とするアドレス入力制御方法。
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JP2004169136A JP2004328776A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | インターネットファクシミリ装置およびアドレス入力制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012249328A (ja) * | 2012-08-20 | 2012-12-13 | Canon Inc | 画像処理装置およびその制御方法、プログラム |
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JP2012249328A (ja) * | 2012-08-20 | 2012-12-13 | Canon Inc | 画像処理装置およびその制御方法、プログラム |
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