JP2004328594A - 移動端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転中の運転者の居眠りを効果的に防止することができる移動端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機1がドライブモードのとき、CPU10は第1計時タイマ20をスタートさせる。第1計時タイマ20が所定時間nを経過すると、CPU10はアラーム25で報知を行う。運転中のユーザが声で応答を行い、マイク16への音声入力値が所定値以上の場合、CPU10は報知を行ってからユーザが応答するまでの時間を取得する。その時間が所定値N以下であれば、CPU10は第1計時タイマ20を再度スタートさせ、N以上であれば、第2計時タイマ21をスタートさせる。音声入力値が所定値以下の場合、CPU10はカウンタ22に1を加算し、カウンタ22が一定数以上であれば、CPU10は無線送受信部11を用いてユーザの家族の携帯端末に通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯電話機1がドライブモードのとき、CPU10は第1計時タイマ20をスタートさせる。第1計時タイマ20が所定時間nを経過すると、CPU10はアラーム25で報知を行う。運転中のユーザが声で応答を行い、マイク16への音声入力値が所定値以上の場合、CPU10は報知を行ってからユーザが応答するまでの時間を取得する。その時間が所定値N以下であれば、CPU10は第1計時タイマ20を再度スタートさせ、N以上であれば、第2計時タイマ21をスタートさせる。音声入力値が所定値以下の場合、CPU10はカウンタ22に1を加算し、カウンタ22が一定数以上であれば、CPU10は無線送受信部11を用いてユーザの家族の携帯端末に通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが運転をする際に設定するドライブモード機能を有する移動端末に関する
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転を長時間行っていると、運転者は運転中に眠気を催すことがある。運転中における運転者の居眠りは重大事故につながるので、居眠りを防止するために様々な対策がなされている。
従来、腕バンドを運転者の手首に巻き、運転者の居眠りをセンサで感知すると、刺激などで運転者に報知するものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−39506号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の腕バンドはセンサが特殊であるため非常に高価である。またセンサを身体に装着するため、運転者は運転する際に違和感をもつ可能性がある。
【0005】
一方、運転者が携帯端末を所持している場合、運転する際にも運転者が自分の携帯端末を車に持ちこむことが多い。その際、運転者はドライブモードを設定することで、携帯端末の機能を運転に支障のないように制限させることができる。しかし、そのドライブモードの設定などに、運転者の居眠りを効果的に防止する機能を含んでいる携帯端末は未だ開発されていない。
この発明はこのような点を鑑みてなされたもので、運転中における運転者の居眠りを、運転者に違和感なく、効果的に防止することができる移動端末を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、警報モードを設定する設定手段と、第1の設定時間を計時する第1の計時手段と、前記第1の設定時間より短い第2の設定時間を計時する第2の計時手段と、報知手段と、前記報知手段による報知中における音声を入力する音声入力手段と、前記報知手段による報知開始から報知時間を計測開始し、前記音声入力手段によって音声の入力を検出すると前記報知手段を停止すると共に、前記報知時間の計測を終了し、前記報知時間が前記所定時間より短い場合には前記第1の計時手段を、前記報知時間が前記所定時間より長い場合には第2の計時手段を起動し、各々設定時間が経過した際に前記報知手段を起動する制御手段とを有することを特徴とする移動端末を提案している。
【0007】
また、前記制御手段は、前記音声入力手段によって入力された音声のレベルを測定し、当該音声のレベルが所定値を下回る場合は、その回数を計数し、当該回数が予め設定した値を超えた場合に、外部へ通知することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1(移動端末)の概略構成を示すブロック図である。10はCPU(設定手段、制御手段)であり、携帯電話機1の各部を制御する。11は無線送受信部であり、外部との無線通信を行う。12は操作キー等の操作部、13は表示部である。14は音声処理部であり、スピーカ15に音声を出力し、マイク16(音声入力手段)から入力された音声を処理する。17はCPU10の動作プログラムを記憶するROM(リードオンリメモリ)、18はデータ一時記憶用のRAM(ランダムアクセスメモリ)、19はメモリである。20は第1計時タイマ(第1の計時手段)、21は第2計時タイマ(第2の計時手段)、22はカウンタ、23は接続部、24は報知タイマ、25はアラーム(報知手段)である。
【0009】
次に、上記構成の携帯電話機1の動作について図2を参照して説明する。第1計時タイマ20、第2計時タイマ21、カウンタ23、報知タイマ24はそれぞれリセットされている(ステップS1)。ユーザは自動車を運転する際に、携帯電話機1の接続部23を自動車の車載ハンズフリーキットに接続する。車載ハンズフリーキットの制御部は、自動車からの電源を携帯電話機1に供給し、携帯電話機1をドライブモードに設定する。
【0010】
携帯電話機1がドライブモードに設定されていることをCPU10が検知すると(ステップS3)、CPU10は第1計時タイマ20をスタートさせ、所定時間n(例えば2時間)を計時させる(ステップS5)。
【0011】
第1計時タイマ20の時間が経過すると(ステップS7)、CPU10はアラーム25を鳴動させ報知を行う(ステップS9)。このとき、最大音量で鳴動してもよいし、メモリ19であらかじめ記憶している音声メッセージを鳴動してもよい。
同時に、CPU10は報知タイマ24をスタートさせる。報知タイマ24は、あらかじめ定められた時間pを計時して停止するようになっている。またCPU10は音声処理部14を介して、マイク16をオンにする。
【0012】
運転中のユーザが報知に気づき声で応答を行うと(ステップS10)、CPU10はマイク16への音声入力レベルが所定のレベル以上あるか否か判断する(ステップS11)。所定のレベル以上であれば(ステップS11で「Yes」)、CPU10はユーザが起きていると判断して、報知タイマ24を停止させる(ステップS13)。つまり報知タイマ24は、アラーム25でユーザに報知を行ってからユーザが応答するまでの時間を測定していることになる。
なお、ここで言う所定のレベルとは、ドライブモードの設定前にあらかじめユーザが登録しておいた音量レベルでもよいし、デフォルト値で持つ音量レベルでもよい。これらの値はメモリ19に記憶される。
【0013】
次にCPU10は、報知タイマ24が計時した時間を取得し、その時間があらかじめ設定された所定値N(例えば5秒)以下か否か判断する(ステップS15)。報知タイマ24が例えば5秒以下を計時すれば(ステップS15で「Yes」)、CPU10は第1計時タイマ20を再度スタートさせる(ステップS17)。5秒以上を計時すれば(ステップS15で「No」)、運転中のユーザが眠気を催している状態であると考えられるので、第2計時タイマ21をスタートさせる(ステップS19)。この第2計時タイマ21は、第1計時タイマよりも短い時間(例えば5分)を計時するよう設定されており、ユーザへの報知を頻繁に行って、居眠りをしそうな運転中のユーザを起こすようにしている。
【0014】
ステップS17あるいはステップS19でそれぞれのタイマがスタートしている最中に、ユーザによって携帯電話機1の電源が切断されたり、接続部23が車載ハンズフリーキットとの接続を切断されたりした場合(ステップS31で「Yes」)、CPU10は処理を終了する。そうでない場合は、ステップS7の処理に戻る。
【0015】
ステップS11で音声入力レベルが所定のレベル以上なく、報知タイマ24が時間pを経過して停止した場合(ステップS11で「No」)、CPU10はカウンタ22に1を加算する(ステップS21)。次にCPU10は、カウンタ22が一定数以上(例えば3以上)であるか否かを調べる(ステップS23)。例えばカウンタ22が3以上であれば(ステップS23で「Yes」)、CPU10は無線送受信部11を用いてユーザの家族の携帯端末と通信を行い、ユーザが居眠りをしているおそれのあることを電子メールで通知する(ステップS25)。そしてCPU10は第2計時タイマをスタートさせ(ステップS27)、ステップS7の処理に戻る。
【0016】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0017】
例えば、上記実施形態では図2のステップS5のタイマと、ステップS17のタイマとを同じものとしたが、同じである必要はなく、ステップS19のタイマよりも長時間計時するものであればよい。ただし、ステップS5のタイマとステップS17のタイマとを同じにすれば、処理が簡略されることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、携帯電話機が車載ハンズフリーキットに接続していることでドライブモードが設定されるようにしたが、ユーザがドライブモードボタンを押下することで設定してもよいし、CPUが高速移動を検出することでドライブモードであることを設定、検知してもよい。
【0018】
また、上記実施形態では、アラームを鳴動させて運転中のユーザに報知したが、振動やLCDの点滅で報知してもよいし、カーオーディオのスピーカを用いて報知してもよい。
また、上記実施形態では、報知するまでの時間があらかじめ設定されていたが、ユーザが時間を設定してもよい。
また、上記実施形態では、居眠りのおそれがあることを検知して第3者へ通知したが、その際に制御系に作用してエンジンの回転数を下げる等の処置を行ってもよい。
【0019】
また、上記実施形態における携帯電話機の代わりに、無線通信機能を備えた携帯型パーソナル・コンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistance)に本発明を適用してもよいし、自動車に搭載されたテレマティックス等の通信モジュールでも本発明を適用してもよい。
【0020】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザが運転中であることを検出すると所定時間を計時して、該所定時間が経過するとユーザに報知し応答させるので、運転中のユーザに注意を促すことができる。
また、報知に対して音声応答したユーザの音声レベルが所定値以下の回数を計数し、該回数が多くなると外部へ通知するので、運転中のユーザの応答がなく、ユーザが居眠りしているおそれがある場合に第3者へ知らせ、居眠り事故を未然に防ぐことができる。
【0021】
また、ユーザの音声レベルが所定値以上で、報知してからユーザが応答するまでの時間が長い場合に、第1の計時手段よりも短い時間を計時するので、運転中のユーザが眠気を催したために応答が遅いと判断し、短い周期でユーザに報知を行って注意を促すことができる。
【0022】
また、ユーザの音声レベルが所定値以上で、報知してからユーザが応答するまでの時間が短い場合は、第1の計時手段を起動するので、ユーザが覚醒しているときに頻繁な報知を行って、ユーザに煩わしく感じさせるのを防ぐことができ、快適な運転をすることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、運転中のユーザに対し移動端末が定期的に報知を行い、ユーザに応答をさせるので、運転中のユーザの居眠りを防止することができる。また、ユーザの応答がない場合は頻繁に報知を行い、応答がない回数が多いと外部へ通知するので、運転中のユーザが居眠りしているおそれのあることを第3者に知らせることができ、事故防止につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話機、10…CPU、11…無線送受信部、12…操作部、13…表示部、14…音声処理部、15…スピーカ、16…マイク、17…ROM、18…RAM、19…メモリ、20…第1計時タイマ、21…第2計時タイマ、22…カウンタ、23…接続部、24…報知タイマ、25…アラーム
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが運転をする際に設定するドライブモード機能を有する移動端末に関する
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転を長時間行っていると、運転者は運転中に眠気を催すことがある。運転中における運転者の居眠りは重大事故につながるので、居眠りを防止するために様々な対策がなされている。
従来、腕バンドを運転者の手首に巻き、運転者の居眠りをセンサで感知すると、刺激などで運転者に報知するものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−39506号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の腕バンドはセンサが特殊であるため非常に高価である。またセンサを身体に装着するため、運転者は運転する際に違和感をもつ可能性がある。
【0005】
一方、運転者が携帯端末を所持している場合、運転する際にも運転者が自分の携帯端末を車に持ちこむことが多い。その際、運転者はドライブモードを設定することで、携帯端末の機能を運転に支障のないように制限させることができる。しかし、そのドライブモードの設定などに、運転者の居眠りを効果的に防止する機能を含んでいる携帯端末は未だ開発されていない。
この発明はこのような点を鑑みてなされたもので、運転中における運転者の居眠りを、運転者に違和感なく、効果的に防止することができる移動端末を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、警報モードを設定する設定手段と、第1の設定時間を計時する第1の計時手段と、前記第1の設定時間より短い第2の設定時間を計時する第2の計時手段と、報知手段と、前記報知手段による報知中における音声を入力する音声入力手段と、前記報知手段による報知開始から報知時間を計測開始し、前記音声入力手段によって音声の入力を検出すると前記報知手段を停止すると共に、前記報知時間の計測を終了し、前記報知時間が前記所定時間より短い場合には前記第1の計時手段を、前記報知時間が前記所定時間より長い場合には第2の計時手段を起動し、各々設定時間が経過した際に前記報知手段を起動する制御手段とを有することを特徴とする移動端末を提案している。
【0007】
また、前記制御手段は、前記音声入力手段によって入力された音声のレベルを測定し、当該音声のレベルが所定値を下回る場合は、その回数を計数し、当該回数が予め設定した値を超えた場合に、外部へ通知することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1(移動端末)の概略構成を示すブロック図である。10はCPU(設定手段、制御手段)であり、携帯電話機1の各部を制御する。11は無線送受信部であり、外部との無線通信を行う。12は操作キー等の操作部、13は表示部である。14は音声処理部であり、スピーカ15に音声を出力し、マイク16(音声入力手段)から入力された音声を処理する。17はCPU10の動作プログラムを記憶するROM(リードオンリメモリ)、18はデータ一時記憶用のRAM(ランダムアクセスメモリ)、19はメモリである。20は第1計時タイマ(第1の計時手段)、21は第2計時タイマ(第2の計時手段)、22はカウンタ、23は接続部、24は報知タイマ、25はアラーム(報知手段)である。
【0009】
次に、上記構成の携帯電話機1の動作について図2を参照して説明する。第1計時タイマ20、第2計時タイマ21、カウンタ23、報知タイマ24はそれぞれリセットされている(ステップS1)。ユーザは自動車を運転する際に、携帯電話機1の接続部23を自動車の車載ハンズフリーキットに接続する。車載ハンズフリーキットの制御部は、自動車からの電源を携帯電話機1に供給し、携帯電話機1をドライブモードに設定する。
【0010】
携帯電話機1がドライブモードに設定されていることをCPU10が検知すると(ステップS3)、CPU10は第1計時タイマ20をスタートさせ、所定時間n(例えば2時間)を計時させる(ステップS5)。
【0011】
第1計時タイマ20の時間が経過すると(ステップS7)、CPU10はアラーム25を鳴動させ報知を行う(ステップS9)。このとき、最大音量で鳴動してもよいし、メモリ19であらかじめ記憶している音声メッセージを鳴動してもよい。
同時に、CPU10は報知タイマ24をスタートさせる。報知タイマ24は、あらかじめ定められた時間pを計時して停止するようになっている。またCPU10は音声処理部14を介して、マイク16をオンにする。
【0012】
運転中のユーザが報知に気づき声で応答を行うと(ステップS10)、CPU10はマイク16への音声入力レベルが所定のレベル以上あるか否か判断する(ステップS11)。所定のレベル以上であれば(ステップS11で「Yes」)、CPU10はユーザが起きていると判断して、報知タイマ24を停止させる(ステップS13)。つまり報知タイマ24は、アラーム25でユーザに報知を行ってからユーザが応答するまでの時間を測定していることになる。
なお、ここで言う所定のレベルとは、ドライブモードの設定前にあらかじめユーザが登録しておいた音量レベルでもよいし、デフォルト値で持つ音量レベルでもよい。これらの値はメモリ19に記憶される。
【0013】
次にCPU10は、報知タイマ24が計時した時間を取得し、その時間があらかじめ設定された所定値N(例えば5秒)以下か否か判断する(ステップS15)。報知タイマ24が例えば5秒以下を計時すれば(ステップS15で「Yes」)、CPU10は第1計時タイマ20を再度スタートさせる(ステップS17)。5秒以上を計時すれば(ステップS15で「No」)、運転中のユーザが眠気を催している状態であると考えられるので、第2計時タイマ21をスタートさせる(ステップS19)。この第2計時タイマ21は、第1計時タイマよりも短い時間(例えば5分)を計時するよう設定されており、ユーザへの報知を頻繁に行って、居眠りをしそうな運転中のユーザを起こすようにしている。
【0014】
ステップS17あるいはステップS19でそれぞれのタイマがスタートしている最中に、ユーザによって携帯電話機1の電源が切断されたり、接続部23が車載ハンズフリーキットとの接続を切断されたりした場合(ステップS31で「Yes」)、CPU10は処理を終了する。そうでない場合は、ステップS7の処理に戻る。
【0015】
ステップS11で音声入力レベルが所定のレベル以上なく、報知タイマ24が時間pを経過して停止した場合(ステップS11で「No」)、CPU10はカウンタ22に1を加算する(ステップS21)。次にCPU10は、カウンタ22が一定数以上(例えば3以上)であるか否かを調べる(ステップS23)。例えばカウンタ22が3以上であれば(ステップS23で「Yes」)、CPU10は無線送受信部11を用いてユーザの家族の携帯端末と通信を行い、ユーザが居眠りをしているおそれのあることを電子メールで通知する(ステップS25)。そしてCPU10は第2計時タイマをスタートさせ(ステップS27)、ステップS7の処理に戻る。
【0016】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0017】
例えば、上記実施形態では図2のステップS5のタイマと、ステップS17のタイマとを同じものとしたが、同じである必要はなく、ステップS19のタイマよりも長時間計時するものであればよい。ただし、ステップS5のタイマとステップS17のタイマとを同じにすれば、処理が簡略されることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、携帯電話機が車載ハンズフリーキットに接続していることでドライブモードが設定されるようにしたが、ユーザがドライブモードボタンを押下することで設定してもよいし、CPUが高速移動を検出することでドライブモードであることを設定、検知してもよい。
【0018】
また、上記実施形態では、アラームを鳴動させて運転中のユーザに報知したが、振動やLCDの点滅で報知してもよいし、カーオーディオのスピーカを用いて報知してもよい。
また、上記実施形態では、報知するまでの時間があらかじめ設定されていたが、ユーザが時間を設定してもよい。
また、上記実施形態では、居眠りのおそれがあることを検知して第3者へ通知したが、その際に制御系に作用してエンジンの回転数を下げる等の処置を行ってもよい。
【0019】
また、上記実施形態における携帯電話機の代わりに、無線通信機能を備えた携帯型パーソナル・コンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistance)に本発明を適用してもよいし、自動車に搭載されたテレマティックス等の通信モジュールでも本発明を適用してもよい。
【0020】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザが運転中であることを検出すると所定時間を計時して、該所定時間が経過するとユーザに報知し応答させるので、運転中のユーザに注意を促すことができる。
また、報知に対して音声応答したユーザの音声レベルが所定値以下の回数を計数し、該回数が多くなると外部へ通知するので、運転中のユーザの応答がなく、ユーザが居眠りしているおそれがある場合に第3者へ知らせ、居眠り事故を未然に防ぐことができる。
【0021】
また、ユーザの音声レベルが所定値以上で、報知してからユーザが応答するまでの時間が長い場合に、第1の計時手段よりも短い時間を計時するので、運転中のユーザが眠気を催したために応答が遅いと判断し、短い周期でユーザに報知を行って注意を促すことができる。
【0022】
また、ユーザの音声レベルが所定値以上で、報知してからユーザが応答するまでの時間が短い場合は、第1の計時手段を起動するので、ユーザが覚醒しているときに頻繁な報知を行って、ユーザに煩わしく感じさせるのを防ぐことができ、快適な運転をすることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、運転中のユーザに対し移動端末が定期的に報知を行い、ユーザに応答をさせるので、運転中のユーザの居眠りを防止することができる。また、ユーザの応答がない場合は頻繁に報知を行い、応答がない回数が多いと外部へ通知するので、運転中のユーザが居眠りしているおそれのあることを第3者に知らせることができ、事故防止につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話機、10…CPU、11…無線送受信部、12…操作部、13…表示部、14…音声処理部、15…スピーカ、16…マイク、17…ROM、18…RAM、19…メモリ、20…第1計時タイマ、21…第2計時タイマ、22…カウンタ、23…接続部、24…報知タイマ、25…アラーム
Claims (2)
- 警報モードを設定する設定手段と、
第1の設定時間を計時する第1の計時手段と、
前記第1の設定時間より短い第2の設定時間を計時する第2の計時手段と、
報知手段と、
前記報知手段による報知中における音声を入力する音声入力手段と、
前記報知手段による報知開始から報知時間を計測開始し、前記音声入力手段によって音声の入力を検出すると前記報知手段を停止すると共に、前記報知時間の計測を終了し、前記報知時間が前記所定時間より短い場合には前記第1の計時手段を、前記報知時間が前記所定時間より長い場合には第2の計時手段を起動し、各々設定時間が経過した際に前記報知手段を起動する制御手段と
を有することを特徴とする移動端末。 - 前記制御手段は、前記音声入力手段によって入力された音声のレベルを測定し、当該音声のレベルが所定値を下回る場合は、その回数を計数し、
当該回数が予め設定した値を超えた場合に、外部へ通知する
ことを特徴とする請求項1記載の移動端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003123582A JP2004328594A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 移動端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003123582A JP2004328594A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 移動端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004328594A true JP2004328594A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33501429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003123582A Pending JP2004328594A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 移動端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004328594A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091246A1 (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 居眠り防止装置、居眠り防止プログラムおよび記憶媒体 |
JP2009198894A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Toshiba Plant Systems & Services Corp | 指差呼称確認装置 |
-
2003
- 2003-04-28 JP JP2003123582A patent/JP2004328594A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091246A1 (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 居眠り防止装置、居眠り防止プログラムおよび記憶媒体 |
JP2009198894A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Toshiba Plant Systems & Services Corp | 指差呼称確認装置 |
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