JP2004328161A - 無線通信システムの通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信装置の利便性を向上させる。
【解決手段】プリンタ装置201が無線ホストコンピュータ202と無線接続を確立し、無線接続中に、予め設定された無線接続の切断を許可する条件である、PDA装置205からの接続要求を検知した場合に、無線ホストコンピュータ202との無線接続を切断し、PDA装置205との無線接続を確立する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置と複数の通信機器の1つとの間でネットワークを構成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信の方法として、2.402+k(k=0,1,2,…,78)GHzの周波数帯の電波を利用して電子機器同士を無線接続できるようにする「Bluetooth」と呼ばれる短距離無線通信技術が規格化されており、主にノート型パソコン(PC)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等のモバイル機器に搭載されている。このBluetoothでは、通信機能を搭載したマスタと呼ばれる機器によってInquiry(問い合わせ)が行われ、周辺の電波が届く範囲に接続可能なスレーブと呼ばれる機器が自分の属性を伝えるために応答する。更に、機器は必要に応じて周辺の機器と接続し、「SDP(Service Discovery Protocol)」と呼ばれるサービス検索プロトコルにより、利用できるサービスの検索を行う。
【0003】
また、上述のBluetoothではサービスが用途毎に分類され、それぞれにおけるプロトコルがプロファイルとして規定されている。その中でも、シリアルポートをエミュレートしたSPP(Serial Port Profile)やプリンタポートの置き換えを規定したHCRP(Hardcopy Cable Replacement Profile)などはこれまでケーブルによって接続されていた機器同士をBluetooth技術により、無線で接続するための方法を規定している。
【0004】
尚、従来の通信ケーブルによって接続されていた周辺装置もこれらのプロファイルを用いることにより無線での通信が可能となっている。
【0005】
従来の通信例を図1に示すシーケンスを用いて詳細に説明する。図1に示す例は、通信機器からプリンタ装置に対してHCRP接続によって印刷データを通信するためのものである。
【0006】
まず、ホストコンピュータなどの通信機器により印刷命令が出されると、プリンタ装置に対して物理的なリンク接続要求(101)を行い、プリンタ装置側がそのリンク接続要求に対して肯定応答(102)を返却すると、リンク接続確立(103)となる。次に、通信機器側から印刷命令以外の制御情報、クレジット管理などを通信するチャネルであるコントロールチャネルの接続要求(104)を行い、プリンタ装置がその要求に対して肯定応答(105)により受け入れると、コントロールチャネル接続確立(106)となる。
【0007】
更に、通信機器側から印刷データ転送用のチャネルに対する接続要求(107)を行い、プリンタ装置がその要求を肯定応答(108)により受け入れると、データ転送用チャネル接続に対する要求が確立(109)され、通信機器側からの印刷データ送信が可能となる。
【0008】
ここで、通信機器からプリンタ装置への印刷データ送信可能容量は、プリンタ装置側からクレジットを与えることによりデータ量が管理されている。そのため、通信機器側からコントロールチャネルを通してプリンタ装置にクレジット要求(110)を行い、プリンタ装置がデータ受信可能容量である初期クレジットを与える(111)。これにより、通信機器側はデータ転送チャネルを通して受け取ったクレジットの容量を越えないデータを送信(112)し、送信したデータ量を受け取ったクレジットから減算し、クレジットを更新して管理する。
【0009】
一方、プリンタ装置側は受信したデータを解析し、印刷処理を行い、リソースが空きデータ受信が可能になったクレジットを通信機器に授与(113)する。そして、通信機器側は与えられたクレジットにより送信することが可能なデータ容量が増加する。以上のように、データ送信とクレジット授与を繰り返すことにより、容量の多い印刷データも全て送信可能な構成となっている。
【0010】
尚、通信機器側から全ての印刷データ送信が終了し、プリンタ装置側でも印刷データの解析が終わるとクレジットを授与するため、印刷終了時には通信機器側に対してクレジットが与えられ、データ転送チャネルによりデータ送信が可能な状態となっている。また、通信機器側がクレジットを取得してデータを送信せずに保留状態としている場合でも、データ転送チャネルによるデータ送信は可能な状態となっている。更に、SPPによるCOM接続の場合にも同様なクレジット管理を行っているため、常にCOM接続されたチャネルではデータ送信が可能な状態となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のクレジット管理ベースによるデータ転送方法での印刷終了後や保留されていることによる非通信状態では、プリンタ装置側で、常にデータの受信を待つ必要がある。また、プリンタ装置側では、受信データの欠落は許されないため、常に受信の準備をしている必要がある。
【0012】
また、Bluetooth以外のインターフェース通信手段を備えているプリンタ装置において通信機器側から保留状態にされた場合、印刷のためのリソースを確保しておく必要が発生し、他のインターフェースからの通信ができなくなる、という問題があった。
【0013】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、無線通信装置の利便性を向上させることを目的とする。
【0014】
また、不用意に接続されている状態を自動的に切断可能にすることで消費電力を抑制することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、無線通信装置と複数の通信機器の1つとの間でネットワークを構成する無線通信システムの通信方法であって、複数の通信機器の1つとの間の無線接続を確立する工程と、前記無線接続を確立した通信機器との間で無線接続中に、予め設定された無線接続の切断を許可する条件を検知した場合に、前記無線接続を確立した通信機器との間の無線接続を切断する工程とを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
本実施形態では、無線通信装置として、Bluetooth技術によりモバイル機器と無線通信を行うインターフェースと、有線(USB:Universal Serial Bus)によりホストコンピュータと通信を行うインターフェースとを有するプリンタ装置を例に説明する。尚、本発明はこれだけに限らず、無線通信装置として、例えばスキャナ装置やデジタル複写機などに適用できることは言うまでもない。
【0018】
図2は、本実施形態における無線通信システムの構成を示す図である。図2に示すように、無線ホストコンピュータ202はプリンタ装置201とBluetooth通信のHCRP接続により通信を行えるよう構成されている。また、有線ホストコンピュータ203はプリンタ装置201と通信ケーブル204を介して通信を行えるよう構成されている。そして、PDA(Personal Digital Assistants)装置205は無線通信機能を備え、プリンタ装置201と無線通信を行えるよう構成されている。そして、これらの無線機器がBluetooth技術によりアドホック的なネットワークシステムやインフラストラクチャ型のネットワークシステムを構成するものである。
【0019】
図3は、本実施形態におけるプリンタ装置201の概略構成を示す図である。図3に示すように、プリンタ装置201は、CPU301、無線通信I/F制御部302、ROM303、RAM304、印刷制御部305、ベースバンド部306、RF部307、アンテナ308、USB(Universal Serial Bus)制御部309を備えている。
【0020】
尚、印刷制御部305は、レーザビームやLEDなどを用いた電子写真方式、インクジェット方式、インク溶融型や昇華型の熱転写方式、感熱記録方式などにより画像を記録紙に印刷する印刷装置を含む。また、RF部307は2.4GHz周波数帯域における周波数ポッピング型のスペクトル拡散方式により無線通信を行うものとする。
【0021】
以上の構成において、アンテナ308を通して受信された信号はRF部307により復調処理され、ベースバンド部306に出力される。このベースバンド部306は、復調されたデータの誤り訂正処理を行い、その処理結果に応じて正常に受信されたデータは無線通信I/F制御部302に出力し、誤りが発見されたデータに対しては再送要求を行う。また無線通信I/F制御部302からの送信データは、ベースバンド部306により出力データに誤り訂正符号等が付加され、所定のデータフォーマットに変換されてRF部307に出力される。このRF部307は出力されたデータを変調し、アンテナ308を通して無線ホストコンピュータ202やPDA装置205に送信する。
【0022】
また、無線通信I/F制御部302は、ベースバンド部306から出力されたデータを解析し、リンク接続交渉、サービス検索応答、各プロトコル階層における接続交渉、データ転送、フローコントロールなどに対しての制御を行う。またUSB通信制御部309は図2に示した通信ケーブル204を介して有線ホストコンピュータ203と接続されており、USBのプロトコルに従って印刷データや各種制御データ、印刷状態管理データ等の通信を行うための制御を行う。
【0023】
また、CPU301はROM303に格納されている制御プログラムに従って、転送された印刷データや画像データ等を解析し、制御信号に変換して印刷制御部305に出力して印刷を行う。このROM303には、プリンタ装置201を制御動作させるためのプログラムや各種動作テーブルなどが書きこまれている。また、RAM304は印刷データを一時的に格納しておく受信バッファや、印刷データを一時的に記憶しておくプリントバッファ、各種制御のための各種ワークエリアとして利用される。
【0024】
図4は、本実施形態における無線ホストコンピュータ202の概略構成を示す図である。図4に示すように、無線ホストコンピュータ202は、CPU401、無線通信I/F制御部402、記憶媒体403、RAM404、アンテナ405、ディスプレイ等の表示装置406を備えている。そして、各種印刷データや制御データを無線通信I/F制御部402からアンテナ405を通じてプリンタ装置201と無線通信を行う。また、無線ホストコンピュータ202には、キー入力装置(図示せず)が備わっており、キー入力やマウスからのクリック動作を受け付け可能に構成されている。記憶媒体403はハードディスクなどの媒体であり、各種プログラムを動作させるアプリケーションが記憶され、必要に応じて随時実行される。
【0025】
尚、無線通信I/F制御部402は不図示のベースバンド部とRF部とを含むものとする。また、PDA装置205も無線ホストコンピュータ202と基本的には同様な構成を備えているものとする。
【0026】
また、無線ホストコンピュータ202は、ユーザーインターフェースを用いてプリンタ装置201の動作を各種設定できるよう構成されている。ここで、無線ホストコンピュータ202からプリンタ装置201の動作を設定するためのアプリケーションを起動し、そのアプリケーションによって提供される設定画面からユーザーがHCRP接続の切断条件を設定する処理について説明する。
【0027】
図5は、無線ホストコンピュータのディスプレイに表示される設定ダイアログ画面の例を示す図である。このダイアログでは、HCRP接続に対するプリンタ装置201側の切断条件が設定可能となっている。図5に示す画面で、ユーザーにより「常にHCRP接続を継続する」501のラジオボタンが選択されている場合には、従来例と同様に接続されている通信機器側から切断されるまでの間、接続が継続する構成となる。また「HCRPの切断を許可する」502のラジオボタンが選択されている場合には、以下の3つのチェックボックスが選択可能となる。
【0028】
即ち、「他のBluetooth機器からの接続を許可する」503、「USB印刷時にHCRP接続を切断する」504、「未利用時にはHCRP接続を切断する」505という設定が可能な構成となっている。
【0029】
ここで、ユーザーが図5に示す「他のBluetooth機器からの接続を許可する」503のチェックボックスを選択し、「送信」ボタン507を選択した場合は、この設定内容がプリンタ装置201へ送信され、現在接続されている通信機器との通信が行われていない等の受け入れ条件により他のBluetooth機器からの接続要求に応答し、接続を許可する処理を行う。尚、この受け入れ条件は、プリンタ装置201が現在通信された印刷が終了していないといったプリンタ装置201の状態や、通信が途絶えてからの時間情報、或いはリンク等の接続状況によって判断されても本実施形態は実現可能である。
【0030】
図6は、本実施形態における無線機器間の無線通信例を示すシーケンス図である。図6に示す例は、無線ホストコンピュータ202を示す通信機器とプリンタ装置201がHCRP接続したままデータ通信が保留中にPDA装置205からプリンタ装置201へ接続要求を行った場合の通信を示すシーケンである。尚、このシーケンスは、以下のような状態で開始されるものとする。
【0031】
無線ホストコンピュータ202を通じてユーザーにより印刷命令が発行されると、最初に無線ホストコンピュータ202からプリンタ装置201に対して従来例で説明した図1に示したシーケンスに従った接続処理が行われる。ここで無線ホストコンピュータ202はマスタとなり、リンク接続、コントロールチャネル接続、データ転送チャネル接続の要求を行い、プリンタ装置201がそれぞれの要求に対して肯定応答を返却することにより接続が確立される。そして、接続が確立されると無線ホストコンピュータ202はデータ転送チャネルを通して印刷データを送信することによりプリンタ装置201によって印刷処理が行われる。その後、無線ホストコンピュータ202により接続が切断されないままとなっている場合は、リンク、コントロールチャネル、データ転送チャネルの接続が確立されたままとなっている。
【0032】
また、同一エリア内に存在するBluetooth機器は、スレーブとしていくつかのピコネットに参加し、スキャターネット(時分割スロット多重でピコネット間が接続されたネットワーク)を構成することが可能であり、スレーブ(プリンタ装置201)がマスタ(無線ホストコンピュータ202)と接続中に、他のマスタ(PDA装置205)から特定のスレーブとピコネット内同期を確立させるための「呼び出し(Page)」に対して応答することが可能となっている。
【0033】
このような状態でPDA装置205からプリンタ装置201へリンク接続要求(601)が送信されると、プリンタ装置201は既にHCRP接続中であるが、一定時間以上保留状態となっている通信機器(つまり、無線ホストコンピュータ202)に対してデータチャネル切断要求(602)を行う。そして、通信機器からデータ転送チャネル切断肯定応答(603)を受信すると、データ転送チャネルを切断する。尚、既に通信機器が無反応である場合も考えられるため、この切断要求(602)に対する肯定応答(603)を受信しなくてもタイムアウト時間を設けて自動的に全てのチャネル、リンクを切断するようにしても良い。
【0034】
次に、プリンタ装置201はコントロールチャネルの切断要求(604)を発行し、通信機器からコントロールチャネル切断肯定応答(605)を受信すると、コントロールチャネルを切断する。そして、物理リンクに対しても同様に切断要求(606)を発行し、肯定応答(607)を受信すると、物理リンクも切断する。そして、プリンタ装置201は通信機器との通信が切断されたのを受けてPDA装置205に対してリンク接続肯定応答(608)を返却し、物理リンクを確立する。その後は、マスター機器であるPDA装置主導によりコントロールチャネルやデータ転送チャネルの接続が確立され、データ通信が可能となる。
【0035】
次に、図5に示す切断設定画面で「USB印刷時にHCRP接続を切断する」504のチェックボックスが選択されている場合の処理について詳細に説明する。具体的には、図1に示すプリンタ装置201と無線ホストコンピュータ202とが無線通信により接続しているが、一定時間以上印刷が行われていないなどの条件によりデータ通信が行われていないとときに、プリンタ装置201に対して有線ホストコンピュータ203がUSB通信ケーブル204を通じて印刷データ送信を要求した場合に、無線ホストコンピュータ202との接続を切断する処理である。
【0036】
まず、プリンタ装置201がUSBを通して有線ホストコンピュータ203からの印刷データ送信要求を受け取ると、最初はデータを受信せずにNAK応答等を返却することにより保留状態としておく。次に、図6に示す602〜607のシーケンスと同様に、無線ホストコンピュータ202に対して切断要求を出し、データ転送チャネル、コントロールチャネル、及び物理リンクに対する切断処理を行う。そして、プリンタ装置201は無線ホストコンピュータ202との切断を確認すると、有線ホストコンピュータ203からのデータをACK応答により受信して印刷データに応じた印刷を行う。
【0037】
次に、図5に示す「未利用時にはHCRP接続を切断する」505のチェックボックスが選択されている場合の処理について図7に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。尚、この「未利用時にはHCRP接続を切断する」505のチェックボックスがチェックされている場合、更に切断までの時間(506)を設定することができる。そして、プリンタ装置201は、その設定された切断までの時間が経過するまで、通信に利用されるか監視し、利用されなければ接続されている無線機器との接続を自動的に切断する。
【0038】
図7は、プリンタ装置201における周期タイマー処理を示すフローチャートである。タイマー割り込みなどで周期タイマー処理が起動されると、ステップS701へ進み、現在印刷制御部305が稼動中であるか否かを判別する。ここで、稼働中でなければステップS702へ進み、無線により接続中であるか否かを判別し、接続中であればステップS703へ進み、無線接続による通信中であるか否かを判別する。その結果、通信中であればステップS705へ非通信時間をカウントしているカウンタを加算し、非稼動時間を計測する。
【0039】
次に、ステップS705において、カウンタと設定されている自動切断時間とを比較し、自動切断時間が経過している場合にはステップS706へ進み、HCRP接続の切断処理を行い、このタイマー処理を終了する。このHCRP接続の切断処理は、前述した図6に示す602〜607の切断処理と同様のシーケンスに従い、通信機器に対して切断要求を発行することにより接続を切断する処理である。尚、無線接続では物理的に接続を継続するために、定期的に電波を発信し合うことにより接続を確認している。
【0040】
このように、利用されていない無線接続を自動的に切断することにより不用意な電力の消費を抑制することが可能となる。
【0041】
また、上述のステップS701で、印刷制御部305が稼動中か、ステップS702で、無線接続がされていないか、或いはステップS703で、無線接続による通信中の何れかの状態である場合にはステップS707へ進み、非通信時間をカウントしているカウンタをクリアし、この周期タイマー処理を終了する。
【0042】
尚、本実施形態では、BluetoothのHCRP接続に対しての切断処理について説明したが、例えばSPP接続や更に上位層のプロトコル、アプリケーション層によってもプロトコルに従い切断処理を行うことにより、同様な効果を得ることは可能である。
【0043】
以上説明したように、本実施形態によれば、無線通信によって接続が行われた状態において、他の無線機器や有線インターフェースからデータを受信することが可能となり、プリンタ装置を利用するユーザーの利便性が向上し、リソースの利用効率を活かしたプリンタ装置の提供が可能となる。また、不用意に接続された無線機器を自動的に切断することにより、省電力化を考慮したプリンタ装置の提供が可能となる。
【0044】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0045】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0046】
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0047】
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0048】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線通信装置の利便性を向上させると共に、不用意に接続されている状態を自動的に切断可能にすることで消費電力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例における無線機器間の無線通信例を示すシーケンス図である。
【図2】本実施形態における無線通信システムの構成を示す図である。
【図3】本実施形態におけるプリンタ装置201の概略構成を示す図である。
【図4】本実施形態における無線ホストコンピュータ202の概略構成を示す図である。
【図5】無線ホストコンピュータのディスプレイに表示される設定ダイアログ画面の例を示す図である。
【図6】本実施形態における無線機器間の無線通信例を示すシーケンス図である。
【図7】プリンタ装置201における周期タイマー処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201 プリンタ装置
202 無線ホストコンピュータ
203 有線ホストコンピュータ
204 通信ケーブル
205 PDA装置
301 CPU
302 無線通信I/F制御部
303 ROM
304 RAM
305 印刷制御部
306 ベースバンド部
307 RF部
308 アンテナ
309 USB制御部
401 CPU
402 無線通信I/F制御部
403 記憶媒体
404 RAM
405 アンテナ
406 表示装置

Claims (1)

  1. 無線通信装置と複数の通信機器の1つとの間でネットワークを構成する無線通信システムの通信方法であって、
    複数の通信機器の1つとの間の無線接続を確立する工程と、
    前記無線接続を確立した通信機器との間で無線接続中に、予め設定された無線接続の切断を許可する条件を検知した場合に、前記無線接続を確立した通信機器との間の無線接続を切断する工程とを有することを特徴とする無線通信システムの通信方法。
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