JP2004325569A - レセプタクルおよびそれを用いた光半導体素子実装モジュール - Google Patents

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Akitoshi Shimo
彰利 下
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Tokin Corp
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Abstract

【課題】レセプタクルに挿入したフェルールに外力が加わった際の結合損失の増加および反射減衰量の増加を最小限に抑えたレセプタクル、およびそれを用いた光半導体素子実装モジュールを提供すること。
【解決手段】光半導体素子と空間光を介して結合する光ファイバ15を中心部に固定した内蔵スタブフェルール14と、外部から挿入されて、内蔵スタブフェルール14に当接される挿入フェルール16とをガイドとして保持する精密スリーブ11を備えるレセプタクルであり、精密スリーブ11は側面にスリットを持たない、一様な円筒形状のスリーブである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、光通信システムで使用される、レセプタクルおよびそれを用いた光半導体素子実装モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信システム等の光半導体素子実装モジュールに使用されるレセプタクルにおいて、その構造の一つとして、スタブフェルールを内蔵する形状を特徴とするものがある。このとき、内蔵するスタブフェルールと外部から挿入されるフェルールを結合するためのガイドとして径方向に弾性伸縮しやすい挿入用内孔を有する弾性スリーブ(割スリーブ)が使用される。特許文献1、特許文献2などに開示されているとおりである。
【0003】
図4は、従来型のレセプタクルおよび挿入されるフェルールを示し、図4(a)はレセプタクルを示す部分断面図、図4(b)は挿入フェルールを示す正面図、図4(c)は弾性スリーブを示す斜視図である。図4において、12は第1金属部品、13は第2金属部品、14は内蔵スタブフェルール、15および17は光ファイバ、16は挿入フェルール、21は弾性スリーブ、そして22はスリットである。このような構造で、光ファイバ15と光ファイバ17の結合がなされ、コネクタとして動作していた。
【0004】
【特許文献1】
特許3314667号公報
【特許文献2】
特開平10−332988号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来型のレセプタクルを用いた場合、弾性スリーブをガイドとした内蔵スタブフェルールと、この弾性スリーブ内に挿入されたフェルールとは外力が加わらないときは、精度良く結合されているが、結合軸と垂直の方向にある限界以上の力が加わると、弾性スリーブの特性上、弾性変形が起こり、結合がずれ、結合損失の変動(増加)、端面反射減衰量の変動(増加)が起こることが問題となっている。
【0006】
この状況において、本発明の課題は、挿入されたフェルールに外力が加えられた場合にも、安定した光結合が維持されるレセプタクルおよびそれを用いた光半導体素子実装モジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、従来使用している弾性スリーブに代えて、弾性を付与するためのスリットを持たない形状であり、一様な円筒形状である精密スリーブを使用する。精密スリーブは弾性変形を起こしにくいため、外力が加わった時、弾性スリーブを使用する場合と比べて、より大きい外力に対して結合を保持することができる。
【0008】
すなわち、本発明のレセプタクルは、光半導体素子との間で空間光を介して結合する光ファイバが中心部に固定された内蔵フェルールと、外部から挿入され前記内蔵フェルールに当接される、光ファイバ付きの挿入フェルールとをガイドとして保持するスリーブを備えるレセプタクルであって、前記スリーブは側面にスリットを持たない、一様な円筒形状のスリーブであることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の光半導体素子実装モジュールは、前記レセプタクルと、光半導体素子とを備えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
(実施の形態1)図2は、本発明のレセプタクルと挿入されるフェルールを示し、図2(a)はレセプタクルを示す部分断面図、図2(b)は挿入フェルールを示す正面図、図2(c)は精密スリーブを示す斜視図である。図2において、11は精密スリーブ、12は第1金属部品、13は第2金属部品、14は内蔵スタブフェルール、15および17は光ファイバ、16は挿入フェルールである。
【0012】
ここで、内蔵スタブフェルール14の左側端面は斜め研磨されて無反射コート膜が施され、残留反射光と信号光との干渉を防止している。また、内蔵スタブフェルール14の右側端面は、挿入フェルール16と当接されて、光ファイバ15と光ファイバ17との結合を行う。
【0013】
(実施の形態2)図3は、本発明の光半導体素子実装モジュールと挿入されるフェルールを示し、図3(a)は光半導体素子実装モジュールを示す部分断面図、図3(b)は挿入フェルールを示す正面図である。
【0014】
レセプタクルおよび挿入フェルールについては、図2と共通であるので、説明を簡略にする。図3に示すように、光ファイバ17を固定した挿入フェルール16は、精密スリーブ11内に挿入され、光ファイバ15を固定した内蔵スタブフェルール14に当接され、光ファイバ15と17の結合がなされる。
【0015】
次に、内蔵スタブフェルール14の中心部に固定された光ファイバ15の左側端面から出射した光はボールレンズ18により集光されフォトダイオード19の受光面に絞りこまれる。このとき、フォトダイオードには光結合用のレンズが一体化されていてもよい。
【0016】
また、フォトダイオード19に代えて、レーザダイオードのような発光素子としての光半導体素子が用いられてもよい。その場合は、光の進行方向が逆転するだけである。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を説明する。
【0018】
本実施例の、精密スリーブを使用したレセプタクルと、従来型の弾性スリーブを使用したレセプタクルをそれぞれ作製した。本実施例の精密スリーブはジルコニアセラミックス製で、外径3.2mm、内径2.499mm、長さ4mmの円筒形状であった。
【0019】
フェルールを挿入した状態で、軸と垂直方向から荷重をかけた状態で、結合損失を測定した。図1に、本実施例のレセプタクルにおける荷重に対する損失変化量を従来型のレセプタクルと比較して示す。図1から分かるように、10Nの荷重では大きな差は見られなかったが、30N、50Nと荷重をかけることで致命的な損失の増加が弾性スリーブにおいて起こるのに対して、本発明の、精密スリーブを使用したレセプタクルにおいては損失変化量が許容範囲内に収まっている結果となった。
【0020】
このように本発明のレセプタクルを用いると、挿入されたフェルールへの横方向からの外力に対して、安定な光結合を確保して、光ファイバで伝送された光信号を劣化させることなく、フォトダイオードに導くことができる。また、レーザダイオードの出力光を安定して、光ファイバへ送り込むことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、レセプタクルへ挿入されたフェルール(コネクタ)に外力がかかったときに、弾性スリーブを用いたレセプタクルに比べて結合のずれを少なくすることができるレセプタクルが得られ、その結果、結合損失、反射減衰量を最小限に押さえたレセプタクルの提供が可能となる。
【0022】
また、本発明によれば、レセプタクルへ挿入したフェルール(コネクタ)に外力がかかったときにも、結合特性が安定した光半導体素子実装モジュールの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレセプタクルにおける荷重に対する損失変化量を従来型のレセプタクルと比較して示す図。
【図2】本発明のレセプタクルと挿入されるフェルールを示し、図2(a)はレセプタクルを示す部分断面図、図2(b)は挿入フェルールを示す正面図、図2(c)は精密スリーブを示す斜視図。
【図3】本発明の光半導体素子実装モジュールと挿入されるフェルールを示し、図3(a)は光半導体素子実装モジュールを示す部分断面図、図3(b)は挿入フェルールを示す正面図。
【図4】従来型のレセプタクルおよび挿入されるフェルールを示す図、図4(a)はレセプタクルを示す部分断面図、図4(b)は挿入フェルールを示す正面図、図4(c)は弾性スリーブを示す斜視図。
【符号の説明】
11 精密スリーブ
12 第1金属部品
13 第2金属部品
14 内蔵スタブフェルール
15,17 光ファイバ
16 挿入フェルール
18 ボールレンズ
19 フォトダイオード
21 弾性スリーブ
22 スリット

Claims (2)

  1. 光半導体素子との間で空間光を介して結合する光ファイバが中心部に固定された内蔵フェルールと、外部から挿入され前記内蔵フェルールに当接される、光ファイバ付きの挿入フェルールとをガイドとして保持するスリーブを備えるレセプタクルであって、前記スリーブは側面にスリットを持たない、一様な円筒形状のスリーブであることを特徴とするレセプタクル。
  2. 請求項1に記載のレセプタクルと、光半導体素子とを備えることを特徴とする光半導体素子実装モジュール。
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