JP2004325285A - 外観像展開ミラー装置及び外観像自動検査システム - Google Patents

外観像展開ミラー装置及び外観像自動検査システム Download PDF

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JP2004325285A JP2003121124A JP2003121124A JP2004325285A JP 2004325285 A JP2004325285 A JP 2004325285A JP 2003121124 A JP2003121124 A JP 2003121124A JP 2003121124 A JP2003121124 A JP 2003121124A JP 2004325285 A JP2004325285 A JP 2004325285A
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Haruo Kawamura
治男 川村
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Abstract

【課題】複数のワークを効率良く視察検査することが可能な外観像展開ミラー装置及び外観像自動検査システムを提供する。
【解決手段】本発明の外観像展開ミラー装置50によれば、ワーク90の外面90A、内周面90B及び底面90Cを一方向から一度に視察することができる。また、ワーク90が中心ミラー21及び環形ミラー11から下方に離して保持され、しかも照明用のリングライト56をワーク90より下方に配置したので、ワーク90の側方にワーク取り替え用の作業空間を確保することが可能になる。これにより、ワーク90をスムーズに取り替えることができ、複数のワーク90の視察検査の効率を向上させることが可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークに備えた複数の面を一方向から視察可能とする外観像展開ミラー装置及び外観像自動検査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示した従来の外観像展開ミラー装置9Aは、ワーク1の検査部分を3方向から取り囲むように3つのミラー3を配してなり、これら3つのミラー3を共に上方から見ることで、ワーク1のうち相異なる方向を向いた両側面1A,1Aと、先端面1Bとを一度に視察検査することができる構成になっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、別の従来の外観像展開ミラー装置9Bでは、図9に示すように、ワーク5の外側を覆う環形ミラー6を備えてなり、環形ミラー6に映ったワーク5の外周面5Aを環形ミラー6の上方に設けたカメラ8で捉える構成になっている(例えば、特許文献2参照)。これにより、ワーク5の外周面5Aを一度に一方向から視察検査することができる。また、この外観像展開ミラー装置9Bでは、ワーク5の下方にライト7が設けられる一方、ワーク5の上方に照射ミラー7Mが設けられている。そして、ライト7からの光を斜め下方からワーク5の側面に照射すると共に、照射ミラー7Mでライト7からの光を反射させて斜め上方からワーク5の側面に照射する構成になっている。
【0004】
なお、その他の従来の外観像展開ミラー装置として、特許文献3、4に掲載されたものが知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−48716号公報(段落[0060]、第5図)
【0006】
【特許文献2】
特許2726808号公報(段落[0024]、第5図)
【0007】
【特許文献3】
特開平11−44650号公報(段落[0007]、第1図)
【0008】
【特許文献4】
特許第3153476号公報(請求項1、段落[0017][0043]、第1図、第4図、第18図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の外観像展開ミラー装置9A(9B)では、ワーク1(5)をミラー3(6)で囲む構成になっていたので、次のワークを外観像展開ミラー装置にセットするには、ワーク又はミラーの何れかを往復移動させなければならず、複数のワークを効率良く視察検査することができなかった。
【0010】
特に、従来の外観像展開ミラー装置9B(図9参照)では、ワーク5の全側方を環形ミラー6で囲んだ上に照明用のライト7と照射ミラー7Mとがワーク5を上下から挟んでいるので、ワーク5の取り替え作業が非常に困難になり、複数のワークの視察検査効率が非常に悪かった。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数のワークを効率良く視察検査することが可能な外観像展開ミラー装置及び外観像自動検査システムの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る外観像展開ミラー装置は、上方に向かって先細り状になった錐形部材の外側面を鏡面仕上げしてなる中心ミラーと、中心ミラーの側方を囲む環形部材の内側面を鏡面仕上げしてなる環形ミラーと、中心ミラーから離れた下方位置にワークを保持するワーク保持手段と、ワークより下方に配置されてワークの側面に斜め下方から光を照射する照射手段とを備えてなり、中心ミラーから見た環形ミラーにはワークを斜め全側方から見た外観像が映され、上方から見た中心ミラーには環形ミラーに映った外観像が映されるように構成したところに特徴を有する。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載の外観像展開ミラー装置において、ワークと錐形部材との間又は錐形部材のうちワークとの対向部分には、照射手段から光を受けてワークに向けて反射する照射鏡が備えられたところに特徴を有する。
【0014】
請求項3の発明に係る外観像展開ミラー装置は、下方に向かって先細り状になった錐形部材の外側面を鏡面仕上げしてなる中心ミラーと、中心ミラーの側方を囲む環形部材の内側面を鏡面仕上げしてなる環形ミラーと、中心ミラーから離れた下方位置に筒状のワークを保持するワーク保持手段と、ワークより下方に配置されて上方に光を照射する照射手段とを備えてなり、環形ミラーから見た中心ミラーには筒状のワークの内面全体の外観像が映され、上方から見た環形ミラーには中心ミラーに映った外観像が映されるように構成し、ワークと環形部材との間又は、環形部材のうちワークとの対向部分には、照射手段から光を受けてワークに向けて反射する照射鏡が備えられたところに特徴を有する。
【0015】
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の外観像展開ミラー装置において、照射鏡は、照射手段からの光をワーク側に集光する凹面構造をなしたところに特徴を有する。
【0016】
請求項5の発明は、請求項2乃至4の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、照射鏡は、錐形部材又は環形部材のうちワークとの対向面を鏡面仕上げして構成されたところに特徴を有する。
【0017】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、照射手段は、環状の発光部を備えたリングライトであるところに特徴を有する。
【0018】
請求項7の発明は、請求項2乃至5の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、照射手段は、環状の発光部を備えたリングライトであり、そのリングライトの上面に重ねられて照射鏡に光を集光する照射用レンズを備えたところに特徴を有する。
【0019】
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、錐形部材の軸心部分に、ワークの一部を直接視察するため視察用貫通孔を形成したところに特徴を有する。
【0020】
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、環形ミラーは、中心ミラーの先細り構造に対応した先窄み構造をなしたところに特徴を有する。
【0021】
請求項10の発明に係る外観像展開ミラー装置は、上方に向かうに従って接近した複数の中心ミラーと、中心ミラーを挟んだ両側に配置された複数の外側ミラーと、中心ミラーから離れた下方位置にワークを保持するワーク保持手段と、ワークより下方に配置されてワークの側面に斜め下方から光を照射する照射手段とを備えてなり、中心ミラーから見た外側ミラーには、ワークを斜め側方から見た外観像が映され、上方から見た中心ミラーには、外側ミラーに映った外観像が映されるように構成したところに特徴を有する。
【0022】
請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかに記載の外観像展開ミラー装置において、ワーク保持手段は、板状の透光部材で構成され、照射手段は、板状の透光部材の下方に配置されたところに特徴を有する。
【0023】
請求項12の発明に係る外観像自動検査システムは、請求項1乃至11の何れかに記載の外観像展開ミラー装置と、複数のワークを順次に外観像展開ミラー装置との対向位置に配置するワーク搬送手段と、外観像展開ミラー装置を通して各ワークの外観像を画像データとして取り込むカメラと、画像データに基づいてワークの外観における異常の有無を検出する画像処理装置とを備えたところに特徴を有する。
【0024】
請求項13の発明は、請求項12に記載の外観像自動検査システムにおいて、画像処理装置が出力した制御信号に基づいて制御され、異常の有無に応じて、ワークを不良品と正常品とに区分する区分手段を備えたところに特徴を有する。
【0025】
請求項14の発明は、請求項12又は13に記載の外観像自動検査システムにおいて、ワークが外観像展開ミラー装置に対向配置されたか否かを検出するワーク検出手段を設け、ワーク検出手段がワークを検出したときに、ワーク搬送手段が待機状態となりかつそのときカメラが取り込んだ画像データに基づいて画像処理装置がワークの外観における異常の有無を検出するように構成したところに特徴を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態の外観像展開ミラー装置50は、環形部材10の内側に錐形部材20を備えている。環形部材10は、上下に開放口を備えた扁平の円筒状をなし、その外周面は下端部から上端部まで同一外径をなす一方、内周面は下端部から上端部に向かうに従って縮径したテーパ構造になっている。そして、その環形部材10の内周面を鏡面仕上げして本発明に係る環形ミラー11が形成されている。
【0027】
環形部材10の上端開口及び下端開口は、それぞれ固定板51,52によって閉塞されている。具体的には、環形部材10には、その上端面の外縁側を段付き状に突出させた円環突部12が形成されている。そして、一方の固定板51は、環形部材10と同一外径の円板状の透光部材で構成され、その固定板51の外縁部に形成した段差部53に環形部材10の円環突部12を嵌合することで、環形部材10と固定板51とが芯出しされて組み付けられている。そして、環形部材10を貫通した複数の螺子を段差部53の上面に締め付けることで、環形部材10の上面に固定板51が固定されている。
【0028】
他方の固定板52は、環形部材10より大きな板状の透光部材で構成されている。そして、その固定板52の上面に環形部材10が載置され、固定板52に貫通させた螺子を環形部材10の下端面に締め付けることで、環形部材10が固定板52に固定されている。このように、本実施形態では、これら固定板51,52により環形部材10の内側空間が密閉され、環形ミラー11及び後述する中心ミラー21及び照射鏡25の汚れを防ぐことができる。
【0029】
錐形部材20は、図1における上方に向かって先細り状になった円錐台形本体24の上面から、その上面と略同一径の支持軸22を延長した構造になっている。そして、支持軸22の上端部は、固定板51の中心に陥没形成した位置決め孔54に嵌合されており、これにより、固定板51を介在して環形部材10に対して錐形部材20が芯出しされている。
【0030】
錐形部材20の外側面は、鏡面仕上げされて本発明に係る中心ミラー21となっている。そして、中心ミラー21から見た環形ミラー11には、錐形部材20の同軸線上下方に配置したワーク90を斜め全側方から見た外観像が映され、上方から見た中心ミラー21には、環形ミラー11に映されたワーク90の外観像が映されるようになっている。
【0031】
錐形部材20の底面は、中心に向かうに従って上方に窪んだテーパー面となっており、このテーパー面を鏡面仕上げすることで、本発明に係る照射鏡25が形成されている。
【0032】
下側の固定板52の下方には、ワーク載置板55が設けられている。このワーク載置板55は、本発明の「ワーク保持手段」に相当し、板状の透光部材で構成されている。ワーク載置板55の下方には、本発明の「照明手段」としてのリングライト56が設けられている。リングライト56は、錐形部材20より僅かに外径が大きい扁平ドーナッツ状をなしており、錐形部材20の同軸上に配置されている。リングライト56のうちワーク載置板55側の一端面には、複数のLED群が備えられている。また、リングライト56のうちワーク載置板55側の一端面には、集光レンズ57が敷設されており、これにより、リングライト56(詳細には、複数のLED群)からの光が僅かに集光されて、照射鏡25に照射されるようになっている。
【0033】
本実施形態の外観像展開ミラー装置50の構成は以上であり、外観像展開ミラー装置50の上方にはカメラ19が備えられている。そして、中心ミラー21を上方から見た状態が画像データとして取り込まれる。
【0034】
本実施形態の外観像展開ミラー装置50を用いた視察対象となるワーク90は、例えば図2に示すように、下端有底の円筒形をなしている。また、ワーク90の外周面90Aを4等配する位置には、「A」、「B」、「C」、「D」の文字がそれぞれ印字されており、ワーク90の内周面90Bのうち対向する2つの位置には、「V」、「W」の文字がそれぞれ印字されている。
【0035】
次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。
ワーク載置板55のうち外観像展開ミラー装置50の同軸線上にワーク90を載置する。ここで、下側の固定板52とワーク載置板55との間の空間は、フリースペースになっているので、容易にワーク90をワーク載置板55上に載置することができる。
【0036】
次いで、リングライト56を点灯する。ここで、中心ミラー21を上方から見ると、図3に示すように、ワーク90の外周面90A、内周面90B及び内側の底面90Cを同心円状に並べた像を視察することができる。これを詳説すると、ワーク90を直に斜め上方から見たときには、図2に示すようにワーク90の外周面90Aの一部と、内周面90Bの一部と内側の底面90Cの一部を一度に視察することができる。そして、環形ミラー11には、ワーク90の全周に亘って斜め上方から見た像が映されかつ、この像が中心ミラー21に映される。これにより、カメラ19により中心ミラー21を上方から見たときには、ワーク90の外周面90A、内周面90B及び底面90Cの全体が中心ミラー21に映された状態を視察することができる。即ち、ワーク90を向きを変えることなく、ワーク90の外周面90A、内周面90B及び底面90Cを一度に視察することができる。
【0037】
ここで、本実施形態の外観像展開ミラー装置50では、ワーク載置板55の下方にリングライト56を設けたので、リングライト56から出射された光がワーク90の外周面90Aに斜め下方から光が照射され、その外周面90Aで反射した光が斜め上方の環形ミラー11側に向かう。これにより、ワーク90の外周面90Aの像を環形ミラー11に明るく映し出すことができる。
【0038】
また、リングライト56から出射された光の一部はワーク90の側方を通過して照射鏡25に照射される。そして、照射鏡25のテーパー構造によってワーク90側に集光され、ワーク90の内周面90B及び底面90Cを明るく照明することができる。そして、ワーク90の内周面90B及び底面90Cで乱反射した光が環形ミラー11側に向かい、ワーク90の内周面90B及び底面90Cの像を環形ミラー11に明るく映し出すことができる。
【0039】
上記のようにしてカメラ19に取り込まれた画像は、例えば図示しないコンピュータで画像処理され、ワーク90に印字(「A」〜「D」、「V」、「W」)が正しく印字されているか否か及び傷の有無等がチェックされる。
【0040】
さて、ワーク90を次のワーク90に交換する場合には、下側の固定板52とワーク載置板55との間の空間に側方から、例えば産業用ロボットのアームを挿入してワーク90の交換を行えばよい。ここで、本実施形態では、リングライト56をワーク載置板55の下方に配置したので、リングライト56及びその配線が産業用ロボットに干渉する心配もなく、ワーク90の交換作業を効率よく行うことができる。
【0041】
このように本実施形態の外観像展開ミラー装置50によれば、ワーク90の外面90A、内周面90B及び底面90Cを一方向から一度に視察することができる。また、ワーク90が中心ミラー21及び環形ミラー11から下方に離して保持され、しかも照明用のリングライト56をワーク90より下方(詳細には、ワーク載置板55より下方)に配置したので、ワーク90の側方にワーク取り替え用の作業空間を確保することが可能になる。これにより、ワーク90をスムーズに取り替えることができ、複数のワーク90の視察検査の効率を向上させることが可能になる。さらに、本実施形態では、リングライト56によりワーク90を下方から照射すると共に、リングライト56からの光を照射鏡25で反射してワーク90を上方からも照射するので、ワーク90の内周面90Bも鮮明な像にして視察することができる。
【0042】
ところで、本実施形態の外観像展開ミラー装置50では、環形ミラー11を中心ミラー21に対応したテーパ構造にしたので、環形ミラー11の内側に中心ミラー21を配置することが可能になり、全体をコンパクトな構成にすることができる。詳細には、図4(A)に示すように、環形ミラー11の内径が軸方向で一定な円筒面構成した場合には、ワーク90の外観像は、環形ミラー11を挟んでワーク90と対称反対の位置に向けて映される。これに対し、本実施形態では、図4(B)に示すように、環形ミラー11がテーパ構造になっているので、ワーク90の外観像が環形ミラー11の内側に映される。これにより、環形ミラー11の内側に錐形部材20が配置されて、外観像展開ミラー装置50が軸方向でコンパクトな構成になる。
【0043】
なお、本実施形態のワーク90は、円筒形を為していたが、ワークはどのような形状であってもよい。また、錐形部材20の中心に端面視察用貫通孔を形成し、その端面視察用貫通孔を通してワーク90の底面90Cを直に視察可能な構成にしてもよい。さらに、環形ミラー11又は中心ミラー21の何れかを軸方向に湾曲させた凹面鏡構造にして、ワーク90を軸方向に拡大した像を中心ミラー21に映すようにしてもよい。また、本発明に係る照射手段は、リングライトに限定されるものではなく、例えばワーク載置板55の下面に複数の発光素子を散在させた構成にしてもよい。
【0044】
<第2実施形態>
本実施形態の外観像展開ミラー装置51は、図5に示されている。この外観像展開ミラー装置51は、環形部材15の内側に第1円錐部材40を備え、第1円錐部材40の軸心部に形成された貫通孔41の内側に、第2円錐部材60を設けた構成になっている。
【0045】
環形部材15には、その内面に鏡面仕上げを施して第1環形ミラー16が形成されている。この第1環形ミラー16は、前記第1実施形態の環形ミラー11と実質的に同じ構成を有し、同じ作用・効果を奏する。また、第1円錐部材40には、外側面に鏡面仕上げを施して第1中心ミラー42が形成されている。この第1中心ミラー42は、前記第1実施形態の中心ミラー21と実質的に同じ構成を有し、同じ作用・効果を奏する。
【0046】
第1円錐部材40に形成された貫通孔41は、下方に向かうに従って縮径した形状になっており、その貫通孔41の内側面に鏡面仕上げを施して第2環形ミラー43が形成されている。即ち、第1円錐部材40は本発明の「錐形部材」と「環形部材」の両方に相当し、第1中心ミラー42と第2環形ミラー43とは互いに逆向きの方向に向かって先細り状になっている。さらに、第1円錐部材40の底面は、内側に向かうに従って上方に窪んだテーパー構造をなしており、ここを鏡面仕上げして照射鏡44が形成されている。
【0047】
第2円錐部材60は、先細りの先端側が貫通孔41の小径側に配された円錐構造をなし、第2円錐部材60の外周面を鏡面仕上げして第2中心ミラー61が形成されている。
【0048】
なお、上記構成以外は前記第1実施形態と同様であるので、重複した説明は省略する。
【0049】
次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。
本実施形態の外観像展開ミラー装置51では、第2中心ミラー61の下方にワーク90が載置されると、ワーク90の外周面90Aを斜め上方から見た像が第1環形ミラー16から第1中心ミラー42へと映されて、カメラ19に取り込まれる。また、ワーク90の内周面90B及び底面90Cをワーク90の中心上方から見た像が、第2中心ミラー61から第2環形ミラー43に映されて、カメラ19に取り込まれる。これらにより、ワーク90の外周面90Aと内周面90Bと底面90Cとが一方向から一度に視察することができる。
【0050】
ここで、リングライト56からの光は、ワーク90の外周面90Aに直に照射されると共に、照射鏡44で反射してワーク90内を照射するので、カメラ19にワーク90の鮮明な外観画像を取り込むことができる。
【0051】
<第3実施形態>
本実施形態の外観像展開ミラー装置59は、図6に示されている。この外観像展開ミラー装置59には、相反する方向を向きかつ一端側が末広がり状に離れるように傾斜した1対の中心ミラー70,70と、各中心ミラー70,70に対向配置された1対の外側ミラー71,71とが備えられている。また、中心ミラー70及び外側ミラー71の下方にはワーク載置板55が設けられ、さらに、そのワーク載置板55の下方にはリングライト56が備えられてられている。なお、本実施形態のワーク98は、例えば、溝形構造をなしている。
【0052】
この外観像展開ミラー装置59によれば、中心ミラー70,70を挟んでワーク98と反対側から中心ミラー70,70に臨むと、ワーク98の両側面98Aの外観像が外側ミラー71,71から中心ミラー70,70に映して視察することができる。このとき、リングライト56からの光がワーク98の側面98Aを照射するので、側面98Aの鮮明な画像をカメラ19に取り込むことができる。また、中心ミラー70,70の間から、ワーク98の底面98Bを直に視察することもできる。
【0053】
<第4実施形態>
図7には、本発明の外観像自動検査システム80に係る一実施形態が示されている。本実施形態の外観像自動検査システム80は、前記第1実施形態で説明した外観像展開ミラー装置50及びカメラ19を備える。なお、前記第1実施形態と同一部位には、図7において同一符合を付して重複説明は省略する。
【0054】
図7において符合81は、ベルトコンベアであって、そのベルトコンベア81の終端部の近傍に前記外観像展開ミラー装置50のワーク載置板55が配置されている。そして、本発明の「ワーク搬送手段」及び「区分手段」としてのロボット88が、ベルトコンベア81の終端部に位置したワーク90をワーク載置板55に移動して載置する。また、コンベア駆動回路83とロボットコントローラ89とは、共にメインコントローラ86に接続されている。
【0055】
外観像展開ミラー装置50とワーク載置板55との間の空間の側方には、「ワーク検出手段」としての例えば光電式のセンサー84が設けられている。そして、外観像展開ミラー装置50の下方にワーク90が位置すると、センサー84からワーク検出信号が出力される。
【0056】
カメラ19はワーク90の外観像を画像データ(図3参照)として取り込み、その画像データを画像処理装置85に出力する。画像処理装置85は、メインコントローラ86から画像処理指令を受けたときに画像データを画像処理して、ワーク90に印字が正しく印字されているか否か及び傷の有無等をチェックする。
【0057】
ロボット88の近傍には、良品シュート87と図示しない不良品バケットとが設けられている。そして、ロボット88は、メインコントローラ86からの信号に基づいて、異常が無かったワーク90(正常品)を良品シュート87に搬送する一方、異常があったワーク90を不良品バケットに搬送する。
【0058】
上記した本実施形態の外観像自動検査システム80によれば、外観像展開ミラー装置50を備えたことでワーク90を従来のように取り囲むことがなくなり、複数のワーク90をロボット88にて迅速に交換して異常検査を効率よく行うことができる。
【0059】
なお、本発明は、前記した第1〜第4の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0060】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の外観像展開ミラー装置では、中心ミラーを挟んでワークと反対側から中心ミラーに臨むと、ワークを斜め全側方から見た外観像を環形ミラーから中心ミラーに映して視察することができる。即ち、ワークの全ての側面を一方向から一度に視察することができる。また、ワークが中心ミラー及び環形ミラーから下方に離して保持され、しかも照射手段をワークより下方に配置したので、ワークの側方にワーク取り替え用の作業空間を確保することが可能になる。これにより、ワークをスムーズに取り替えることができ、複数のワークの視察検査の効率を向上させることが可能になる。
【0061】
なお、本発明において「上方」とは、中心ミラーを構成する錐形部材が先細り状になった側をいい、地球の重力の逆方向に限定されるものではない。また、「下方」とは前記「上方」の逆側であって、重力の逆方向に限定されるものではない。
【0062】
<請求項2の発明>
請求項2の外観像展開ミラー装置では、照射手段によりワークを下方から照射すると共に、照射手段からの光を照射鏡で反射してワークを上方からも照射するので、ワークの側面及び内面の像を鮮明にして視察することができる。
【0063】
<請求項3の発明>
請求項3の外観像展開ミラー装置では、環形ミラーを挟んでワークと反対側から環形ミラーに臨むと、ワークの内面全体を中心ミラーから環形ミラーに映して視察することができる。ここで、照射手段からの光を照射鏡で反射してワークを上方から照射するので、ワークの内面の像を鮮明にすることができる。これにより、ワークの内面全体を一方向から一度に視察することができる。また、ワークが中心ミラー及び環形ミラーから下方に離して保持され、しかも照射手段をワークより下方に配置したので、ワークの側方にワーク取り替え用の作業空間を確保することが可能になる。これにより、ワークをスムーズに取り替えることができ、複数のワークの視察検査の効率を向上させることが可能になる。
【0064】
なお、本発明において「下方」とは、中心ミラーを構成する錐形部材が先細り状になった側をいい、地球の重力方向に限定されるものではない。また、「上方」とは前記「下方」の逆側であって重力の逆方向に限定されるものではない。
【0065】
<請求項4の発明>
請求項4の外観像展開ミラー装置では、照射鏡が凹面構造をなして、照射手段からの光をワーク側に集光するので、ワークへの照射強度を高くすることが可能になる。
【0066】
<請求項5の発明>
請求項5の外観像展開ミラー装置では、錐形部材又は環形部材のうちワークとの対向面を鏡面仕上げして照射鏡を構成したので、照射鏡を錐形部材又は環形部材とは別に設けた場合に比べて部品点数の削減が図られる。
【0067】
<請求項6の発明>
請求項6の外観像展開ミラー装置では、照射手段がリングライトであるので、軸状のワークの側面全体を照射することが可能になる。
【0068】
<請求項7の発明>
請求項7の外観像展開ミラー装置では、リングライトの上面に照射用レンズを重ねて照射鏡に光を集光したので、照射鏡への光の強度が高まり、ワークの上方からの照射効率を向上させることが可能になる。
【0069】
<請求項8の発明>
請求項8の外観像展開ミラー装置では、錐形部材に形成した視察用貫通孔を通してワークの一部(例えば、ワークの端面やワークに備えた凹部の奥面等)を直接視察することができる。
【0070】
<請求項9の発明>
環形ミラーが先窄み構造をなしていない場合には、環形ミラーの下方から環形ミラーに入って来た光は、環形ミラーの反対側の上方に向けて反射される(例えば、図4(A)参照)。しかしながら、請求項9の外観像展開ミラー装置では、環形ミラーが先窄み構造をなしているので、環形ミラーの下方から環形ミラーに入ってきた光が環形ミラーの内側に向けて反射される(例えば、図4(B)参照)。これにより、環形ミラーの内側に中心ミラーを配置した状態にして、ワークの画像を、環形ミラーと中心ミラーとに反射させて、ワークと反対側に向けて映し出すことができる。
【0071】
<請求項10の発明>
請求項10の外観像展開ミラー装置では、中心ミラーを挟んでワークと反対側から中心ミラーに臨むと、ワークを斜め側方から見た外観像を外側ミラーから中心ミラーに映して視察することができる。即ち、ワークのうち相異なる方向を向いた側面を一方向から一度に視察することができる。また、ワークが中心ミラー及び外側ミラーから下方に離して保持され、しかも照射手段をワークより下方に配置したので、ワークの側方にワーク取り替え用の作業空間を確保することが可能になる。これにより、ワークをスムーズに取り替えることができ、複数のワークの視察検査の効率を向上させることが可能になる。
【0072】
なお、本発明において「上方」とは、複数の中心ミラーが接近した側をいい、地球の重力と逆方向に限定されるものではない。また、「下方」とは前記「上方」の逆側であって重力方向に限定されるものではない。
【0073】
<請求項11の発明>
請求項11の外観像展開ミラー装置では、板状の透光部材を挟んでワークの側方空間と照射手段の配置空間とが区画されるので、照射手段に邪魔されることなくワークの取り替え作業を容易に行うことができる。
【0074】
<請求項12の発明>
請求項12の外観像自動検査システムでは、外観像展開ミラー装置をカメラとワークとの間に配置したので、一方向から一度に各ワークの外観像を画像データとして取り込むことができる。しかも、外観像展開ミラー装置は、ワークを従来のように取り囲まないので、複数のワークをワーク搬送手段にて迅速に移動することが可能になり、ワークの異常検査を効率よく行うことができる。
【0075】
<請求項13の発明>
請求項13の外観像自動検査システムでは、異常の有無に応じて、ワークを不良品と正常品とに区分するので、正常なワークのみを効率良く集めることができる。
【0076】
<請求項14の発明>
請求項14の外観像自動検査システムでは、ワークが外観像展開ミラー装置に対向配置されたときに、ワークが静止状態となってその外観像がカメラに取り込まれるので、移動状態のワークの画像を処理する場合に比べて、画像処理の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る外観像展開ミラー装置の分解側断面図
【図2】ワークの斜視図
【図3】外観像展開ミラー装置を通して視認可能なワークの外観像
【図4】(A)環形ミラーを円筒構造にした場合の側断面図
(B)環形ミラーをテーパ構造にした場合の側断面図
【図5】第2実施形態の外観像展開ミラー装置の側断面図
【図6】第3実施形態の外観像展開ミラー装置の側断面図
【図7】第4実施形態の外観像自動検査システムの全体構成を示した概念図
【図8】従来の外観像展開ミラー装置の斜視図
【図9】従来の外観像展開ミラー装置の側断面図
【符号の説明】
10,15…環形部材
11…環形ミラー
16…第1環形ミラー
19…カメラ
20…錐形部材
21…中心ミラー
25,44…照射鏡
40…第1円錐部材
42…第1中心ミラー
43…第2環形ミラー
50,59…外観像展開ミラー装置
55…ワーク載置板(ワーク保持手段)
56…リングライト(照明手段)
57…集光レンズ(照射用レンズ)
60…第2円錐部材
61…第2中心ミラー
70…中心ミラー
71…外側ミラー
80…外観像自動検査システム
81…ベルトコンベア(ワーク搬送手段)
84…センサー(ワーク検出手段)
88…ロボット(ワーク搬送手段、区分手段)
90,98…ワーク

Claims (14)

  1. 上方に向かって先細り状になった錐形部材の外側面を鏡面仕上げしてなる中心ミラーと、前記中心ミラーの側方を囲む環形部材の内側面を鏡面仕上げしてなる環形ミラーと、前記中心ミラーから離れた下方位置にワークを保持するワーク保持手段と、前記ワークより下方に配置されて前記ワークの側面に斜め下方から光を照射する照射手段とを備えてなり、
    前記中心ミラーから見た前記環形ミラーには前記ワークを斜め全側方から見た外観像が映され、上方から見た前記中心ミラーには前記環形ミラーに映った前記外観像が映されるように構成したことを特徴とする外観像展開ミラー装置。
  2. 前記ワークと前記錐形部材との間又は、前記錐形部材のうち前記ワークとの対向部分には、前記照射手段から光を受けて前記ワークに向けて反射する照射鏡が備えられたことを特徴とする請求項1に記載の外観像展開ミラー装置。
  3. 下方に向かって先細り状になった錐形部材の外側面を鏡面仕上げしてなる中心ミラーと、前記中心ミラーの側方を囲む環形部材の内側面を鏡面仕上げしてなる環形ミラーと、前記中心ミラーから離れた下方位置に筒状のワークを保持するワーク保持手段と、前記ワークより下方に配置されて上方に光を照射する照射手段とを備えてなり、
    前記環形ミラーから見た前記中心ミラーには前記筒状のワークの内面全体の外観像が映され、上方から見た前記環形ミラーには前記中心ミラーに映った前記外観像が映されるように構成し、
    前記ワークと前記環形部材との間又は、前記環形部材のうち前記ワークとの対向部分には、前記照射手段から光を受けて前記ワークに向けて反射する照射鏡が備えられたことを特徴とする外観像展開ミラー装置。
  4. 前記照射鏡は、前記照射手段からの光を前記ワーク側に集光する凹面構造をなしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の外観像展開ミラー装置。
  5. 前記照射鏡は、前記錐形部材又は前記環形部材のうち前記ワークとの対向面を鏡面仕上げして構成されたことを特徴とする請求項2乃至4の何れに記載の外観像展開ミラー装置。
  6. 前記照射手段は、環状の発光部を備えたリングライトであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の外観像展開ミラー装置。
  7. 前記照射手段は、環状の発光部を備えたリングライトであり、そのリングライトの上面に重ねられて前記照射鏡に光を集光する照射用レンズを備えたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の外観像展開ミラー装置。
  8. 前記錐形部材の軸心部分に、前記ワークの一部を直接視察するため視察用貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の外観像展開ミラー装置。
  9. 前記環形ミラーは、前記中心ミラーの先細り構造に対応した先窄み構造をなしたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の外観像展開ミラー装置。
  10. 上方に向かうに従って接近した複数の中心ミラーと、前記中心ミラーを挟んだ両側に配置された複数の外側ミラーと、前記中心ミラーから離れた下方位置にワークを保持するワーク保持手段と、前記ワークより下方に配置されて前記ワークの側面に斜め下方から光を照射する照射手段とを備えてなり、前記中心ミラーから見た前記外側ミラーには、前記ワークを斜め側方から見た外観像が映され、上方から見た前記中心ミラーには、前記外側ミラーに映った前記外観像が映されるように構成したことを特徴とする外観像展開ミラー装置。
  11. 前記ワーク保持手段は、板状の透光部材で構成され、前記照射手段は、前記板状の透光部材の下方に配置されたことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の外観像展開ミラー装置。
  12. 前記請求項1乃至11の何れかに記載の外観像展開ミラー装置と、
    複数のワークを順次に前記外観像展開ミラー装置との対向位置に配置するワーク搬送手段と、
    前記外観像展開ミラー装置を通して前記各ワークの外観像を画像データとして取り込むカメラと、
    前記画像データに基づいて前記ワークの外観における異常の有無を検出する画像処理装置とを備えたことを特徴とする外観像自動検査システム。
  13. 前記画像処理装置が出力した制御信号に基づいて制御され、前記異常の有無に応じて、前記ワークを不良品と正常品とに区分する区分手段を備えたことを特徴とする請求項12に記載の外観像自動検査システム。
  14. 前記ワークが前記外観像展開ミラー装置に対向配置されたか否かを検出するワーク検出手段を設け、前記ワーク検出手段が前記ワークを検出したときに、前記ワーク搬送手段が待機状態となりかつそのとき前記カメラが取り込んだ画像データに基づいて前記画像処理装置が前記ワークの外観における異常の有無を検出するように構成したことを特徴とする請求項12又は13に記載の外観像自動検査システム。
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