JP2004323596A - 熱可塑性樹脂成形品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】押出機Aから押出成形された押出成形品の表面にコロナ放電処理が施され、該コロナ放電処理された押出成形品の表面の一部又は全面に高耐候性樹脂3が被覆された耐候性の優れた熱可塑性樹脂成形品1である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性樹脂成形品に関し、詳しくは押出成形品の表面に高耐候性を付与する際に押出成形品の変形等を防止でき、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品を製造可能とする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、雨樋等の断面形状の等しい長尺成形品は、通常、押出成形により製造される。その従来例として、ABS樹脂からなる基材の表面にASA樹脂からなる外層材を被覆することで、耐候性を付与した構造体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、従来の構造体にあっては、強度的に弱く、耐熱性に劣るという問題がある。さらに、ABS樹脂を融点に近い温度まで加熱しないと、ABS樹脂とASA樹脂との間で良好な密着が得られない。このためABS樹脂の寸法変化(成形歪み)が大きくなり、結果、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品を形成することが困難であった。
【0004】
そこで、本発明者は本発明に至る過程で、PET樹脂とABS樹脂とをアロイ化したアロイ化樹脂を延伸成形した後に、その表面にアクリル系樹脂等の高耐候性樹脂を熱融着することで、耐候性を付与した熱可塑性樹脂成形品を形成することを考えた。PET樹脂とABS樹脂とをアロイ化することにより、PET樹脂の特性である延伸成形による高強度化と耐熱性とが得られるようになり、またABS樹脂の特徴である耐衝撃性と他の樹脂との優れた密着性とが得られるようになる。しかしながら、アロイ化樹脂を延伸成形した後に、耐候性に優れたアクリル系樹脂を熱融着させる場合において、アロイ化樹脂を融点に近い温度まで加熱しないと、アロイ化樹脂とアクリル系樹脂との間で良好な密着が得られない。このためアロイ化樹脂の寸法変化が大きくなり、結果、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品を形成することが困難であった。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−47985号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、押出成形品の表面に高耐候性樹脂を被覆する際に、押出成形品の寸法安定性や寸法精度が高く、反りや変形がなく、そのうえ、高耐候性樹脂の良好な密着性を得ることができる熱可塑性樹脂成形品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る熱可塑性樹脂成形品は、押出機Aから押出成形された押出成形品の表面にコロナ放電処理が施され、該コロナ放電処理された押出成形品の表面の一部又は全面に高耐候性樹脂3が被覆されて成ることを特徴としており、このように構成することで、高耐候性樹脂3を被覆する前に、押出成形品の表面に予めコロナ放電処理を施すことにより、押出成形品の表面の濡れ性を高めることができ、押出成形品と高耐候性樹脂3とのなじみを向上させることができ、両者の密着性を高めることができる。しかも、高耐候性樹脂3を被覆して耐候性を付与する際に、押出成形品を融点に近い温度まで加熱する必要がないため、押出成形品の寸法変化を小さくできるようになる。結果、押出成形品の寸法変化を防止しながら、両者の良好な密着性を得ることができ、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品1を形成することが可能となる。
【0008】
また上記押出成形品は、PET樹脂とABS樹脂とをアロイ化させたアロイ化樹脂2であるのが好ましく、この場合、押出成形品において、PET樹脂の特性である延伸成形による高強度化と耐熱性とが得られると共に、ABS樹脂の特徴である耐衝撃性と他の樹脂との優れた密着性とが得られるようになる。
【0009】
また上記高耐候性樹脂3は、アクリル系樹脂、ASA樹脂から選ばれると共に、140℃〜250℃の複層化温度で押出成形品表面へ被覆されて成るのが好ましく、この場合、被覆化温度域を高耐候性樹脂が溶融し且つアロイ化樹脂が溶融しない範囲に設定でき、アロイ化樹脂2の寸法変形を防止しながら、高耐候性樹脂3の被覆化が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
本実施形態の熱可塑性樹脂成形品1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂とABS樹脂とをアロイ化したアロイ化樹脂2を押出成形し、アロイ化樹脂2に延伸成形と熱処理とを施すことにより、PET分子を配向、結晶化し、さらにアロイ化樹脂2の表面にコロナ放電処理を施した後に、そのコロナ放電処理面2aに高耐候性樹脂3を被覆化させて構成されている。
【0012】
図2は上記熱可塑性樹脂成形品1の製造工程の一例を示しており、上記アロイ化樹脂2の押出成形を行なう押出機Aと、押出機Aの金型4から押出されるアロイ化樹脂2の延伸成形を行なう上下2つのロール5と、アロイ化樹脂2のPET樹脂部の結晶化を行なう加熱炉6と、アロイ化樹脂2の表面に予めコロナ放電処理を施すためのコロナ放電装置7と、アロイ化樹脂2のコロナ放電処理面2aに押出機Bから押出された高耐候性樹脂3を被覆して複層化するための複層用金型8とを備えている。
【0013】
上記アロイ化樹脂2は押出機Aから押出成形され、上下2つのロール5を用いた圧延法により延伸され、加熱炉6によって加熱されることで、PET(ポリエチレンテレフタレート)分子が配向、結晶化される。この結晶化によってPET分子同士の融着を防止でき、複層用金型8への押出し供給が容易となる。
【0014】
上記加熱炉6を通過したアロイ化樹脂2(延伸成形品)の表面には、コロナ放電装置7によりコロナ放電処理が施される。つまり、アロイ化樹脂2の表面に対する高耐候性樹脂3の密着力を高める手段として、高耐候性樹脂3を被覆する前にアロイ化樹脂2の表面の濡れ性を高めて、アロイ化樹脂2と高耐候性樹脂3とのなじみを向上させる方法が挙げられる。本発明では、アロイ化樹脂2の表面の濡れ性を高める方法として、アロイ化樹脂2の表面にコロナ放電処理を施し、その後、アロイ化樹脂2のコロナ放電処理面2aに高耐候性樹脂3を熱融着させるものである。コロナ放電装置7は、絶縁された電極と接地された対電極間にアロイ化樹脂2を通し、電極と対電極間に高周波、高電圧を印加するものである。なお、コロナ放電装置7として、一般に、IGBT(insulated gate bipolan transistor)方式、スパ−クギャップ方式、真空管方式、ソリッドステ−ト方式等があるが、本発明においてはこれらの方式のいずれでもよく、特に限定されるものではない。また、コロナ放電処理は、押出成形品の表面全面に限らず、表面の一部であってもよい。また、コロナ放電以外に、例えばプラズマ放電により押出成形品の表面を耐候性を有する樹脂に対して濡れ性を有する面に改質させる方法でも可能である。
【0015】
上記アロイ化樹脂2のコロナ放電処理面2aには、複層用金型8において押出機Bから押出される高耐候性樹脂3が熱融着される。なお、被覆される高耐候性樹脂3はコロナ放電処理面2aの一部或いは全面のいずれであってもよい。高耐候性樹脂3としては、耐候性に優れたアクリル系樹脂或いはASA樹脂が用いられる。複層用金型8は、図3に示すように、上金型8aと下金型8bとの間にアロイ化樹脂2の主供給ポート9が形成され、この主供給ポート9は先細状の排出ポート11に連通している。さらに上金型8a内及び下金型8b内には押出機Bから押し出されたASA樹脂等の高耐候性樹脂3が供給される副供給ポート10,10がそれぞれ形成され、各副供給ポート10は主供給ポート9と合流している。これにより、高耐候性樹脂3がアロイ化樹脂2のコロナ放電処理面2aにそれぞれ被覆される形で同時押出成形され、排出ポート11から耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品1が排出されるようになっている。またこのとき、複層用金型8において高耐候性樹脂3を溶融させる温度域は、高耐候性樹脂3が溶融し且つアロイ化樹脂2が溶融しない範囲内、例えば140℃〜250℃の範囲内に設定されている。
【0016】
しかして、PET樹脂とABS樹脂とのアロイ化樹脂2を、押出成形、延伸成形、PET樹脂部の結晶化、コロナ放電処理、高耐候性樹脂3の被覆化の工程を順次行なうことにより、熱可塑性樹脂成形品1を作製する際に、アロイ化樹脂2と高耐候性樹脂3との密着力を高めることができる。つまり高耐候性樹脂3を被覆する前にアロイ化樹脂2の表面にコロナ放電処理を施すことにより、アロイ化樹脂2の表面の濡れ性を高めることができ、アロイ化樹脂2と高耐候性樹脂3とのなじみを向上させることができ、両者の密着性を高めることができる。しかも、高耐候性樹脂3を被覆して耐候性を付与する際に、アロイ化樹脂2を融点に近い温度まで加熱する必要がないため、アロイ化樹脂2の寸法安定性や寸法精度が高く、反りや変形のないものとなり、そのうえ、良好な密着性が得られようになり、結果、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品1を形成することが可能となる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって詳述する。
【0018】
(実施例)
PET樹脂(ユニチカ製「NES2070」)70質量部に対して、ABS樹脂(東レ社製「トヨラック600」)30質量部を配合し、さらにPET樹脂とABS樹脂の合計に対して3重量%の相容化剤(エポキシ変性ポリスチレン系樹脂)を配合し、これらを均一に分散した後、二軸押出機によって、溶融、混合し、2mmφの円柱形状に押出成形した。そしてこの押出成形品を冷却した後に、ペレタイザーで長さ2mmに切断することによって、PET樹脂とABS樹脂のアロイ化樹脂ペレットを得た。
【0019】
そして、上記アロイ化樹脂ペレットを図2に示す押出機Aから板状に押出成形し、さらに100℃に温度制御された2本のロール5間での圧延により3倍に延伸し、さらに130℃で5分間加熱することで、PET分子の配向と結晶化を行なった。
【0020】
その後、延伸成形品の表面に、コロナ放電装置(新光電気計装社製「コロナマスターPS−1M」)により、14kVの出力でコロナ放電処理を実施した。このとき、延伸成形品の表面の濡れ性を濡れ性試験(JIS K6768)に沿って測定したところ、濡れ指数が31dyne/cmから73dyne/cmに向上した。
【0021】
その後、ASA樹脂(日立化成社製「バイタックス V6700」)を複層用金型8で200℃の温度で、上記延伸成形品の表面、つまりアロイ化樹脂2のコロナ放電処理面2aに融着させることにより、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品1を得た。
【0022】
(比較例)
上記実施例のコロナ放電処理を施さない点以外は、実施例と同様にして、PET樹脂とABS樹脂とのアロイ化樹脂ペレットを作製し、このペレットを板状に押出成形し、延伸成形、複層成形を施すことにより、熱可塑性樹脂成形品1を作製した。
【0023】
上記実施例及び比較例で得られた熱可塑性樹脂成形品1において、アロイ化樹脂2とASA樹脂(高耐候性樹脂3)との密着性を碁盤目密着試験(JIS K5400)により評価を行なった。碁盤目密着試験とは、カッターナイフ等の鋭利な刃物で表面を切って、2mm角のマス目100個を付け、この上に粘着テープを貼り付けて引き剥がすことによって行ない、剥離したマス目の数で評価を行なうものである。評価結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
この結果、実施例では碁盤目密着試験で剥離が発生せず、比較例と比較して、ASA樹脂(高耐候性樹脂3)の密着性が飛躍的に改善されることがわかった。
【0026】
本発明に係る耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品1は、雨樋等の断面形状の等しい長尺成形品や、それ以外の各種の水廻り設備用素材等として広く用いることができる。
【0027】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、押出機から押出成形された押出成形品の表面にコロナ放電処理が施され、該コロナ放電処理された押出成形品の表面の一部又は全面に高耐候性樹脂が被覆されて成るので、高耐候性樹脂を被覆する前に、押出成形品の表面に予めコロナ放電処理を施すことにより、押出成形品の表面の濡れ性を高めることができ、押出成形品と高耐候性樹脂とのなじみを向上させることができ、両者の密着性を高めることができる。しかも、高耐候性樹脂を被覆して耐候性を付与する際に、押出成形品を融点に近い温度まで加熱する必要がないため、押出成形品の寸法変化を小さくできるようになる。結果、押出成形品の寸法変化を防止しながら、両者の良好な密着性を得ることができ、耐候性に優れた熱可塑性樹脂成形品を形成することが可能となる。
【0028】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記押出成形品は、PET樹脂とABS樹脂とをアロイ化させたアロイ化樹脂であるので、押出成形品において、PET樹脂の特性である延伸成形による高強度化と耐熱性とが得られると共に、ABS樹脂の特徴である耐衝撃性と他の樹脂との優れた密着性とが得られるようになる。
【0029】
また請求項3記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記高耐候性樹脂は、アクリル系樹脂、ASA樹脂から選ばれると共に、140℃〜250℃の複層化温度で押出成形品表面へ被覆されて成るので、被覆化温度域を高耐候性樹脂が溶融し且つアロイ化樹脂が溶融しない範囲に設定でき、アロイ化樹脂の寸法変形を防止しながら、高耐候性樹脂の被覆化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の熱可塑性樹脂成形品の断面図である。
【図2】同上の熱可塑性樹脂成形品の製造工程の説明図である。
【図3】同上の複層用金型の断面図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性樹脂成形品
2 アロイ化樹脂
3 高耐候性樹脂
7 コロナ放電装置
A,B 押出機
Claims (3)
- 押出機から押出成形された押出成形品の表面にコロナ放電処理が施され、該コロナ放電処理された押出成形品の表面の一部又は全面に高耐候性樹脂が被覆されて成ることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品。
- 上記押出成形品は、PET樹脂とABS樹脂とをアロイ化させたアロイ化樹脂であることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂成形品。
- 上記高耐候性樹脂は、アクリル系樹脂、ASA樹脂から選ばれると共に、140℃〜250℃の複層化温度で押出成形品表面へ被覆されて成ることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂成形品。
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Cited By (5)
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JP2005119081A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
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KR101710538B1 (ko) * | 2015-12-03 | 2017-02-28 | 주식회사 두성코리아 | 압출시트 및 그 제조방법 |
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2003
- 2003-04-22 JP JP2003117492A patent/JP2004323596A/ja active Pending
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