JP2004323160A - 物品の移送方法及び物品移送装置 - Google Patents

物品の移送方法及び物品移送装置 Download PDF

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Junji Otsuka
淳司 大塚
Takuji Hori
卓司 堀
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Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
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Abstract

【課題】ネック把持具を必要とせず、ハンドリング中の物品群の落下を防止した信頼性の高い物品の移送方法、及び物品移送装置を提供する。
【解決手段】物品1を複数の物品群に整列させる整列機構10と、この整列機構によって整列された物品群相互の間に仕切り部材45を介装し、該複数の物品群の外側を囲むように設けられた互いに対向する二組の把持ガイド41〜45の間隔を狭めて周囲から押圧することによりこれら複数の物品群を一括把持するハンド機構40とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばパレタイザなどにおいて整列された軽量容器群などの物品群をパレット上に積み上げる場合などに好ましく用いられる物品の移送方法及び物品移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、物品として例えばPETボトルなどのプラスチック容器を移送する場合を例に説明する。従来のプラスチック容器のパレタイズ設備においては、上流側より連続的に搬送されてくるプラスチック容器(以下、単に「容器」と略す)を、搬送コンベアによって切り出し装置に送り、切り出し装置によって所定数、例えば20本ずつに整列し、1列の容器群を形成する。整列された容器群は、押出しプレートによって整列コンベアへ押出され、整列ストッパによって堰き止めることで例えば18列の1段分に整列された容器群が形成させる。整列された容器群はハンド機構の把持ガイドによって外周4辺に圧力を加えられ、容器と把持ガイドとの摩擦力によって持ち上げられ、パレット上に積みつけられる(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−308429号公報(第3頁、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のパレタイズ設備において、1段分の容器群を一括して整列し、ハンド機構のように外辺から把持ガイドで容器群に圧力をかけ、摩擦力によってハンドリングする場合に、容器群が大きい為、容器の形状や大きさ等によっては容器が下方に滑り、特に中央部では容器が抜け落ち、ひいては1段分全ての容器が落下することがあるといった問題があった。また、落下を防ぐためには例えば特許文献1に示すように容器一本毎に容器のネック部をつかむ把持具を必要とするため、装置が複雑化するという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ネック把持具を必要とせず、ハンドリング中の物品群の落下を防止した信頼性の高い物品の移送方法、及び物品移送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による物品の移送方法は、整列された多数の物品からなる物品群を互いに対向する側方から把持して移送するに際し、上記物品群を複数の群に分割し、分割された物品群相互の間に仕切り部材を介装して把持することを特徴とするものである。
【0007】
また、この発明による物品移送装置は、物品を複数の物品群に整列させる整列機構と、この整列機構によって整列された物品群相互の間に仕切り部材を介装し、該複数の物品群の外側を囲むように設けられた互いに対向する二組の把持ガイドの間隔を狭めることによりこれら複数の物品群を一括把持するハンド機構とを備えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1、図2、及び図3はこの発明の実施の形態1による物品の移送方法及び物品移送装置を説明する図であり、図1は物品移送装置全体の概要構成を模式的に示す斜視図、図2(a)は図1に示す物品移送装置の切り出し機構及び整列機構の要部を概略的に示す平面図、図2(b)はその側面図、図3は図1の移送装置に用いられるハンド機構とこのハンド機構による把持方法を説明する図である。
【0009】
図に示すように、物品移送装置は切り出し機構10と、整列機構20と、ロボット30と、ハンド機構40からなる。切り出し機構10は容器1の搬送コンベア11と、容器1を整列部10A上に所定数毎に切り出すための切出し装置12と、切り出しストッパ13などからなる。
【0010】
また、整列機構20は容器群を順次搬送する整列コンベア21と、整列部10A上に切り出された容器群を整列コンベア21上に移動させる押出プレート22と、整列コンベア21上を移動する容器群を案内保持するサイドガイド23a及び23bと、整列コンベア21の所定部に設けられ所定時に図示を省略している制御装置により矢印C方向に昇・降する昇降ストッパ24と、整列コンベア21の後端部(図の右方)に設けられた整列ストッパ25と、位置決めセンサ26などによって構成されている。
【0011】
また、ロボット30は多次元方向に移動可能とするアーム31を備えている。さらにハンド機構40はこのアーム31の先端部に取り付けられており、分割された複数の容器群の間に挿入させる仕切り部材としての落下防止ガイド45と、複数の容器群をその外周部四方から一括把持するための互いに対向する二組の把持ガイド41〜44と、これら把持ガイド41〜44を把持する容器の方向にそれぞれ進退させる詳細図示を省略している駆動機構となどから構成されている。
【0012】
なお、上記落下防止ガイド45はハンド機構40に固定されており、ここでは把持したときに容器1が直立を保持するのに十分な高さに形成された金属プレートが使われているが、材料は特に金属に限定されるものではなく、例えばハンドリングする対象物の物性等に合わせて硬さ、表面物性などを適宜に選ぶことは好ましい。
【0013】
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。上流から送給される容器1は搬送コンベア11によって整列部10Aに、矢印Aの方向に搬送誘導され、切り出しストッパ13により先頭の容器1が位置決めされ、一列分(例えば20本)揃ったときに切出し装置12によって後続容器と切り分けられ、1列に整列した容器群2が形成される。
【0014】
整列部10A上に1列分に切り出された容器群2は、整列機構20を構成する押出しプレート22により、上記矢印Aに略直交する矢印B方向に押し出され、整列コンベア21上の第1の整列位置21A部へ送られる。整列位置21Aの先端部に設けられた昇降ストッパ24は下降位置にあり、上記動作を順次繰り返すことにより、昇降ストッパ24の前方(図の左方)に、例えば1段が18列で構成される容器群を形成する場合には、この実施の形態1ではそれを等分に2分割した9列からなる容器群2dが形成されるように整列される。
【0015】
上記のようにして第1の整列位置21A部上に20本×9列からなる容器群2dが形成された後、昇降ストッパ24を図示省略している制御装置により上昇させ、整列コンベア21によって第2の整列位置21Bの位置まで搬送され、半段分の第1の容器群2bとして位置決めされ待機される。なお第1の容器群2bは整列コンベア21の両サイドに設けられたサイドガイド23a及び23bによってガイドされ、また、整列コンベア21の後端部に設けられた整列ストッパ25によって第2の整列位置21Bに位置決めされる。
【0016】
次に、昇降ストッパ24を下降させた後、上記の動作を再度繰り返すことで第1の整列位置21Aに次の20本×9列からなる残りの半段分の容器群2dが形成される。形成された容器群2dは昇降ストッパ24を上昇させた後、整列コンベア21によって矢印B方向に搬送され、位置決めセンサ26によって、先行して位置決めされた第1の容器群2bとの間に所定の隙間を空けて、第2の整列位置21Bに隣接する第3の整列位置21Cに第2の容器群2cとして位置決めされ、互いに離間する第1及び第2の容器群2b、2cからなる1段分の容器群2aが形成される。
【0017】
上記のようにして整列機構20上の第2及び第3の整列位置21B、21Cに第1及び第2の容器群2c、2bの位置決め完了後、整列機構20の近傍に配設されたロボット30のアーム31先端部に取り付けられたハンド機構40を、第2及び第3の整列位置21B、21Cの上方部に移動し、仕切り部材としての落下防止ガイド45がこれら第1及び第2の容器群2b、2cの隙間に挿入されるようにハンド機構40を下降させ、次いで外周部の把持ガイド41〜44を図3(b)のように第1及び第2の容器群2b、2cの外側四方から中心部方向に駆動することにより該第1及び第2の容器群2b、2cに圧力が加えられる。
【0018】
これにより、第1及び第2の容器群2b、2cと把持ガイド41〜45との間にそれぞれ働く摩擦力に加えて、第1及び第2の容器群2b、2cと落下防止ガイド45相互の間に働く摩擦力を発生させることができ、2つの容器群2b、2cの中から一部もしくは全部の容器が落下するのを防止することができる。なお、2つの容器群2b、2cからなる1段分の容器群2aを一括してハンドリングした後は、図示を省略している例えばパレット上に一段分20本×18列の容器群として順次載置されることは従来装置と同様である。
【0019】
上記のように実施の形態1によれば、容器群を複数に分け、仕切り部材としての落下防止ガイド45をこれら分割した容器群の間に介装した状態で外周部四方から把持ガイド41〜44の間隔を狭め周囲から複数の容器群を押圧することにより一括把持するようにしたので、容器群の外周部における容器群2b、2cと把持ガイド41〜44との摩擦力に加えて、容器落下の可能性が高い中央部分にも落下防止ガイド45と容器群2b、2cとの間に摩擦力が得られることにより、容器の落下を防ぎ、信頼性の高い物品の移送方法及び物品移送装置を得ることができる。
【0020】
なお、上記実施の形態の説明では、容器群を2つに分割する場合について説明したが、分割する数は必ずしも2つに限定されるものではなく、3つ以上の群に分けた場合でも同様の効果が期待できる。また、物品群を整列するに際し、上記実施の形態では、所定数の物品(容器)を切り出し、一旦第1の整列位置21Aに整列させた後、第2、第3の整列位置21B、21Cに移動させるようにしたが、整列方法はこれに限定されるものではなく、要するに平面上に複数の物品群を整列させるものであれば、他の方式を用いたものでも差し支えない。さらに、物品としてPETボトルなどのプラスチック容器をハンドリングする場合を例に説明したが、例えば金属や紙の容器など他の材料からなる容器、あるいは容器以外の同様のハンドリングを行う物品でも同様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば物品群を複数の群に分割し、分割された物品群相互の間に仕切り部材を介装して把持することにより、物品群のハンドリング中に一部の物品が落下するのを防止した信頼性の高い物品群の移送方法及び物品移送装置を提供することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1になる物品移送装置全体の概要構成を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示す移送装置の要部を概略的に示す図であり、図2(a)は図1に示す物品移送装置の切り出し機構及び整列機構の要部を概略的に示す平面図、図2(b)はその側面図である。
【図3】図1に示す移送装置に用いられるハンド機構と、このハンド機構による把持方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 物品(プラスチック容器)、 2 容器群、 2a 1段分の容器群、 2b、2c、2d 半段分の容器群、 10 切り出し機構、 10A 整列部、 11 搬送コンベア、 12 切り出し装置、 13 切り出しストッパ、20 整列機構、 21 整列コンベア、 21A 第1の整列位置、 21B 第2の整列位置、 21C 第3の整列位置、 22 押出しプレート、 23a、23b サイドガイド、 24 昇降ストッパ、 25 整列ストッパ、 26 位置決めセンサ、 30 ロボット、 31 アーム、 40 ハンド機構、 41〜44 把持ガイド、 45 仕切り部材(落下防止ガイド)。

Claims (4)

  1. 整列された多数の物品からなる物品群を互いに対向する側方から把持して移送するに際し、上記物品群を複数の群に分割し、分割された物品群相互の間に仕切り部材を介装して把持することを特徴とする物品の移送方法。
  2. 上記物品として、プラスチック容器を用いるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の物品の移送方法。
  3. 物品を複数の物品群に整列させる整列機構と、この整列機構によって整列された物品群相互の間に仕切り部材を介装し、該複数の物品群の外側を囲むように設けられた互いに対向する二組の把持ガイドの間隔を狭めることによりこれら複数の物品群を一括把持するハンド機構とを備えたことを特徴とする物品移送装置。
  4. 上記整列機構は、物品を2つの物品群に整列させることを特徴とする請求項3に記載の物品移送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106185291A (zh) * 2016-08-27 2016-12-07 江苏宏宝锻造股份有限公司 一种可实现物料自动整理收集装置

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