JP2004323045A - 吐出容器 - Google Patents

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JP2004323045A
JP2004323045A JP2003118579A JP2003118579A JP2004323045A JP 2004323045 A JP2004323045 A JP 2004323045A JP 2003118579 A JP2003118579 A JP 2003118579A JP 2003118579 A JP2003118579 A JP 2003118579A JP 2004323045 A JP2004323045 A JP 2004323045A
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valve
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JP2003118579A
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Haruo Tsuchida
治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】容器胴部をスクイズすることによって、内容液を液切れよく吐出することができる操作性の優れた液吐出容器を提供すること。
【解決手段】容器と、吐出栓およびキャップとからなる吐出容器であって、吐出栓が、吐出孔を具えた吐出筒と、弁筒および該弁筒内に弾性体を介して装着された弁体を具備しており、容器のスクイズによって、弁体を作動させ、吐出孔を閉塞するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吐出容器、とくに容器のスクイズにより吐出した内容液の液切れをよくした吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液吐出容器として、容器胴部のスクイズにより内容液を吐出するようにした吐出容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平01−63754号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献1記載の液吐出容器は、弁を用いて貫通孔を開閉するようにしており、胴部のスクイズの圧迫力によって貫通孔が開孔するようにしているが、吐出後に、圧迫力がなくなると、自然に貫通孔が閉塞されるため、流出孔やノズル内に内容液が残ってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、容器胴部をスクイズすることによって、内容液を液切れよく吐出することができる操作性の優れた液吐出容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、吐出容器として、容器と、吐出栓およびキャップとからなる吐出容器であって、吐出栓が、吐出孔を具えた吐出筒と、弁筒および該弁筒内に弾性体を介して装着された弁体を具備しており、容器のスクイズによって、弁体を作動させ、吐出孔を閉塞するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0007】
実施態様として、弁体が、吐出孔を開閉するノズル筒と、液通路を具えた弁板を具備していることを特徴とする構成を採用する。
【0008】
弁体の具体的な実施形態として、弁体が、弁孔を穿孔された弁板を弁筒内に摺動自在に装着しており、弁板と弁筒を垂設した上壁との間に、圧縮ばねが弾装されていることを特徴とする構成を採用する。
【0009】
弁体の具体的な別実施形態として、弁体が、側周壁と、該側周壁と波形の板ばねによって連結されたノズル筒と、ノズル筒に連設された弁板とからなっていることを特徴とする構成を採用し、さらに、弁板と側周壁との間、および弁板と板ばねとの間に弁溝が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明吐出容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器、Bは定量の内容液を吐出する吐出栓、Cはキャップである。
【0011】
図1,3に示すように、容器Aは、口筒部1と肩部2、胴部3と底部4とからなり、可撓性を有する合成樹脂によって成形されており、内容液として粘性液が収納されている。
口筒部1は、係止環5を設けた縮径部6と拡径部とからなり、拡径部には、ねじ7が螺設され、その下方にネックリング8が設けられている。
胴部3の断面形状は、円形状、楕円状または角部を丸めた角形状であり、スクイズ可能となっている。
【0012】
図2,3に示すように、吐出栓Bは、嵌着筒10と上壁11、弁筒12と吐出筒13とを具えており、嵌着筒10は、上壁11の周縁から垂設され、下端には、口筒部1の縮径部6の係止環5に係合する係合環14が設けられている。
弁筒12は、嵌着筒10の内側で上壁11より垂設され、その上端外周には、口筒部1内周に嵌合される拡径部15が設けられており、下端内周には、弁体16を支持する支持突条17が設けられている。
【0013】
弁体16は、周辺を支持台18とした弁板19と、弁板19の中央に立設されたノズル筒20とからなり、弁板19には、複数の弁孔21が穿孔されている。
支持台18は、弁筒12内周に対して摺動自在に嵌挿され、支持突条17によって定位置に維持されており、弁筒12と弁体16によって弁室22が形成されている。
【0014】
弁板19と上壁11との間には、圧縮ばね23が弾装されており、圧縮ばね23は樹脂製圧縮ばねであって、1または複数の捲線によって形成されている。
ノズル筒20の上端は、円錐台状の栓体24となっている。
【0015】
吐出筒13は、上壁11の内周縁に垂設された連結筒25の下端から内方に向かって突出した連結板26の内周縁に沿って立設されている。
吐出筒13は、頂壁27と円筒部28とからなり、頂壁27には、吐出孔29が穿孔されている。
円筒部28内周は、ノズル筒20外周との間に一定の間隙が設けられ、吐出時に吐出路30が形成されるようになっている。
円筒部28内周の下方部には、複数の連通溝31が刻設されている。
【0016】
キャップCは、頂壁35と側周壁36とからなり、頂壁35には、中央部に吐出筒13を覆う突出部37が設けられている。
突出部37には、キャップCの閉蓋時に、吐出筒13の吐出孔29を閉鎖するようにした栓体38が垂設されている。
側周壁36の内周には、口筒部1のねじ7に螺合するねじ39が螺設されている。
【0017】
次に、本実施形態吐出容器の作用効果について説明する。
液吐出時には、図4に示すように、キャップCを取外し、容器Aを勢いよく倒立させた場合は、ウォーターハンマー作用により弁板19は移動するが、圧縮ばね23により復元する。
また、内容液は、弁孔21を通じて弁室22内に流入する。
その際、吐出路30は狭い間隙であるので、粘性のやや高い内容液であれば吐出孔29からはほとんど吐出しない。
【0018】
次いで、図5に示すように、容器Aの胴部3をスクイズすると、内容液は弁孔21の通過時に抵抗を受け、同時に液圧によって弁板19が圧縮ばね23に抗して押下げられ、弁室22内の内容液が吐出路30を通じて吐出される。
そして、弁板19が、連結板26に接して弁孔21が塞がれ、同時に、ノズル筒20の栓体24が吐出孔29を閉鎖する。
【0019】
つぎに、胴部3のスクイズを解くと、容器A内が負圧になり、圧縮ばね23の復元によって弁板19が上昇し、弁室22内に空気が流入され、弁孔21を通じて容器胴部3内に流入される。
容器Aの負圧が解かれた時には、弁孔21を通じて内容液が弁室22内に入り、空気と入れ替わって弁室22が満たされる。
続けて胴部3をスクイズすると、内容液が吐出される。
容器Aを正立させると、弁室22内の内容液は胴部3内に戻される。
【0020】
また、高い粘性液の場合には、容器Aの倒立時に、内容液は弁孔21から弁室22内に僅かしか流入しない。
そして、スクイズ時には、内容液は弁孔21をほとんど通過しないので、液圧により弁板19が押下げられ、少量の内容液が吐出される。
【0021】
その際、弁孔21を大きくすることによって、弁室22内に入る内容液の量を多くすることができ、吐出する内容液の量を多くすることができる。
したがって、一回のスクイズによる吐出量は、内容液の粘度、それに対応する弁孔21の大きさ、スクイズのスピードによって選定することができる。
【0022】
次に、吐出容器の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、主として、吐出栓の構成を変更したもので、同一の構成について添字aを付けて図示するにとどめ、以下、相違点を中心に説明する。
図6において、Aaは容器、Baは吐出栓、Caはキャップである。
容器Aaは前実施形態の容器と同一であり、説明を省略する。
【0023】
図6,7に示すように、吐出栓Baは、嵌着筒40と上壁41、弁筒42と吐出筒43とを具えており、嵌着筒40は上壁41の周縁から垂設され、下端には容器口筒部1aの縮径部6aの係止環5aに係合する係合環44が設けられている。
【0024】
弁筒42は、その外周は口筒部1a内周に係合しており、内周下端には弁体45を支持するための支持突条46が設けられている。
図7に示すように、弁体45は、側周壁47と、側周壁47と合成樹脂製の板ばね48を介して連設されたノズル筒49と、弁板50とを具えている。
側周壁47は、支持突条46と上壁41との間に挟持されており、板ばね48は、波形に湾曲しており、等角度に間隔をおいて複数個配設されている。
【0025】
弁板50は、隣り合う板ばね48の間に配設され、ノズル筒49の下端から放射状に延び、弁板50とノズル筒49の中間部との間には、リブ51が架設されている。
弁板50と板ばね48との間、弁板50の周縁と側周壁47との間には、弁溝52が形成されており、側周壁47と弁体45によって弁室53(図6参照)が形成されている。
ノズル筒49の上端は、円錐台状の栓体54となっている。
【0026】
吐出筒43は、頂壁55と円筒部56とからなり、頂壁55には、吐出孔57が穿孔され、円筒部56内周は、ノズル筒49の外周との間で一定の間隙が設けられ、内容液の吐出時に吐出路58(図6参照)が形成されるようになっており、円筒部56の下方部には、複数の連通溝59が設けられている。
【0027】
図6に示すように、キャップCaは、頂壁60と側周壁61とからなり、頂壁60には、その中央部に吐出筒43を覆う突出部62が設けられ、突出部62下面には、吐出孔57を閉鎖する栓体63が垂設されている。
側周壁61には、ねじ64が螺設されている。
【0028】
次に、本実施形態吐出容器の作用効果について説明する。
液吐出時には、図8に示すように、キャップCaを取り外し、容器Aaを倒立させると、内容液は、前実施形態と同様に弁溝52を通じて弁室53内に流入する。
【0029】
次いで、図9に示すように、胴部3aをスクイズすると、内容液の液圧により弁板50が移動し、移動量に応じて弁室53内の内容液が吐出され、ノズル筒49の栓体54が、吐出孔57を閉鎖するまでの間に、内容液が吐出される。
スクイズを解くと、容器Aa内が負圧となり、弁体45が後退して吐出孔57から空気が入り、空気は弁溝52を通じて容器胴部3aに入る。
【0030】
負圧がなくなったときには、板ばね48の復元によって弁室53が形成され、弁溝52を通じて内容液が空気と入れ替わるように弁室53内を満たすことになる。
次いで、胴部3aをスクイズすると、前回と同様に、弁板50が、ノズル筒49が吐出孔57を閉鎖するまで移動し、内容液が吐出される。
【0031】
本実施形態は、弁体45の液通路が、弁板50と板ばね48との間、弁板50の周縁と側周壁47との間に設けられた弁溝52によって形成されており、第1実施形態の弁孔によって形成された液通路よりも大きくなっているので、より高粘度の内容液に適用することが好ましい。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
容器口部に吐出筒と弁体を具えた吐出栓を嵌着するようにし、弁体を容器胴部のスクイズによって移動させる吐出孔を設置するようにしたから、スクイズ毎に、内容液が液切れよく吐出され、吐出操作も容易にできるようになった。
また、吐出孔内にほとんど内容液が残らないので、衛生的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の吐出容器の一部断面正面図である。
【図2】吐出栓の説明図で、(a)は吐出栓本体の一部断面正面図、(b)は弁体の一部断面正面図、(c)は弁体の底面図である。
【図3】吐出栓の取付時の一部断面側面図である。
【図4】容器の倒立時の説明図である。
【図5】容器の液吐出時の説明図である。
【図6】第2実施形態の吐出容器の一部断面正面図である。
【図7】吐出栓の説明図で、(a)は吐出栓本体の一部断面正面図、(b)は弁体の上面図、(c)は弁体の断面正面図である。
【図8】容器の倒立時の説明図である。
【図9】容器の液吐出時の説明図である。
【符号の説明】
A、Aa 容器
B、Ba 中栓
C、Ca キャップ
1、1a 口筒部
2 肩部
3、3a 胴部
4 底部
5、5a 係止環
6、6a 縮径部
7 ねじ
8 ネックリング
10、40 嵌着筒
11、41 上壁
12、42 弁筒
13、43 吐出筒
14、44 係合環
15 拡径部
16、45 弁体
17、46 支持突条
18 支持台
19、50 弁板
20、49 ノズル筒
21 弁孔
22、53 弁室
23 圧縮ばね
24、54 栓体
25 連結筒
26 連結板
27、55 頂壁
28、56 円筒部
29、57 吐出孔
30、58 吐出路
31、59 連通溝
35、60 頂壁
36、61 側周壁
37、62 突出部
38、63 栓体
39、64 ねじ
47 側周壁
48 板ばね
51 リブ
52 弁溝

Claims (5)

  1. 容器と、吐出栓およびキャップとからなる吐出容器であって、
    吐出栓が、吐出孔を具えた吐出筒と、弁筒および該弁筒内に弾性体を介して装着された弁体を具備しており、
    容器のスクイズによって、弁体を作動させ、吐出孔を閉塞するようにしたことを特徴とする吐出容器。
  2. 弁体が、吐出孔を開閉するノズル筒と、液通路を具えた弁板を具備していることを特徴とする請求項1記載の吐出容器。
  3. 弁体が、弁孔を穿孔された弁板を弁筒内に摺動自在に装着しており、弁板と弁筒を垂設した上壁との間に、圧縮ばねが弾装されていることを特徴とする請求項2記載の吐出容器。
  4. 弁体が、側周壁と、該側周壁と波形の板ばねによって連結されたノズル筒と、ノズル筒に連設された弁板とからなっていることを特徴とする請求項2記載の吐出容器。
  5. 弁板と側周壁との間、および弁板と板ばねとの間に弁溝が設けられていることを特徴とする請求項4記載の吐出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107849676A (zh) * 2015-06-30 2018-03-27 东洋钢钣株式会社 层压管及其制造方法

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