JP2004322771A - 車両用障害物警告装置 - Google Patents

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君明 田中
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Abstract

【課題】車外の障害物の有無を運転者に警告することに加え、障害物の方向をも報知することを、運転操作に支障を来すことなく実現可能にする。
【解決手段】車外の障害物の有無を、スピーカ41〜44から発生される音により運転者に警告する車両用障害物警告装置であって、スピーカ41〜44を複数備え、運転者に対して障害物の方から音が聞こえてくるように、複数のスピーカ41〜44を作動させる。これによれば、複数のスピーカ41〜44の作動により、車外の障害物の有無を運転者に警告することに加え、障害物の方向をも報知することができる。しかも、音で障害物の方向を報知するので、運転操作に支障を来すことなく障害物の有無および方向を報知できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車外の障害物の有無を運転者に警告する車両用障害物警告装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の警告装置として、障害物が車両に近づくと警告音を発生させるものや、車両から障害物までの距離を表示するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−322687号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単純に警告音を発生させるだけでは、障害物の有無は運転者に報知できるものの、障害物の方向までは報知することができない。
【0005】
また、表示器で障害物までの距離を表示する特許文献1に記載の警告装置においても、障害物の方向までは報知することができない。しかも、特許文献1のように表示により運転者に報知する警告装置では、運転者は表示を見ながら運転しなければならないため、運転操作に支障を来してしまう。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、車外の障害物の有無を運転者に警告することに加え、障害物の方向をも報知することを、運転操作に支障を来すことなく実現可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車外の障害物の有無を、音発生装置(41〜44)から発生される音により運転者に警告する車両用障害物警告装置であって、音発生装置(41〜44)を複数備え、運転者に対して障害物の方から音が聞こえてくるように、複数の音発生装置(41〜44)を作動させることを特徴とする。
【0008】
これによれば、複数の音発生装置(41〜44)の作動により、車外の障害物の有無を運転者に警告することに加え、障害物の方向をも報知することができる。しかも、音で障害物の方向を報知するので、運転操作に支障を来すことなく障害物の有無および方向を報知できる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、障害物が、車両に対して第1の方向および第2の方向に複数存在する場合に、第1の方向と第2の方向とから交互に音が聞こえてくるように、複数の音発生装置(41〜44)を作動させることを特徴とする。
【0010】
これにより、複数の障害物が異なる方向にそれぞれ存在する場合であっても、複数の障害物の方向を報知することができる。
【0011】
なお、複数の音発生装置(41〜44)の作動による上記報知の補助的手段として、請求項3に記載のように、障害物の車両に対する方向を表示する表示手段(51)を備えるようにしてもよい。
【0012】
請求項4に記載の発明では、少なくとも2つの音発生装置(41〜44)を、運転者の前方かつ左右に1つずつ配置したことを特徴とする。これによれば、周知のステレオダイポール技術を採用して、運転者の前後左右から音が聞こえるような仮想サラウンド音場を作ることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明では、少なくとも4つの音発生装置(41〜44)を、運転者の前方左右に1つずつおよび後方左右に1つずつ配置したことを特徴とする。これによれば、運転者の前後左右に音場を作ることを容易にできる。なお、この場合においても、上述のステレオダイポール技術を採用して好適である。
【0014】
請求項6に記載の発明では、障害物と車両との距離が短いほど、大きな音で運転者に聞こえるようにすることを特徴とするので、障害物と車両との距離をも運転者に報知することができる。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本実施形態の車両用障害物警告装置に係る各種構成部品の、車両搭載位置を示す模式図であり、図1中の前後左右方向を示す矢印は車両の向きを示している。また、図2は、車両用障害物警告装置に係る制御系統を示すブロック図である。
【0018】
車両用障害物警告装置は、クリアランスソナー10、スピーカ制御手段20、スピーカ駆動回路30、および音発生装置としての複数のスピーカ41、42、43、44から構成されている。
【0019】
なお、符号41は運転者の前方かつ右側に配置された右前スピーカ、符号42は運転者の前方かつ左側に配置された左前スピーカ42、符号43は運転者の後方かつ左側に配置された左後スピーカ、符号44は運転者の後方かつ右側に配置されたおよび右後スピーカを示している。すなわち、本実施形態では4チャンネルのサラウンドシステムを採用している。
【0020】
より具体的には、右前スピーカ41は、右前ドアの内壁に設置されている。左前スピーカ42、左後スピーカ43、および、右後スピーカ44は、左前ドアの内壁、左後ドアの内壁、右後ドアの内壁に設置されている。そして、これらのスピーカ41〜44は、車両左右方向のうち車室内側に向けて配置されている。
【0021】
クリアランスソナー10は、車両周囲の障害物の存在を検出するための障害物検出手段として機能するものであり、前右センサ11、前左センサ12、真後センサ12、後左センサ14、後右センサ15、およびソナー制御手段16から構成されている。
【0022】
各センサ11〜15は、ソナー制御手段16によって制御されて、超音波、赤外線、ミリ波等の送信波をそれぞれ送信するとともに、その送信波の障害物(他の車両、ガードレール)による反射波を受信して、その反射波の受信に基づきセンサ出力をそれぞれ出力する。
【0023】
ソナー制御手段16は、センサ出力に応じて、車両周囲の障害物が存在しているか否かをセンサ毎に判定する。具体的には、送信波を送信してから反射波を受信するまでに至る期間(以下、測定期間という)をセンサ毎に求めるとともに、この求められた測定期間が所定時間に比べて短いか否かをセンサ毎に判定する。この結果、測定期間が所定時間に比べて短いとき、障害物が車両に接近している、つまり、車両周囲に障害物が存在していることをセンサ毎に判定する。なお、当該障害物の検出はセンサ毎に行われる。
【0024】
スピーカ制御手段20は、周知のマイクロコンピュータを備えており、運転者が、障害物を検出したセンサの設置位置(以下、検出センサ位置という)から音が聞こえてくることとなるように、スピーカ駆動回路30に作動信号を出力する。スピーカ駆動回路30は、スピーカ制御手段20から出力されたデジタルの作動信号をアナログに変換して増幅し、各スピーカ41〜44に出力する。
【0025】
具体的には、各スピーカ41〜44から発生する音の振幅、周波数、音圧をスピーカ制御手段20により制御して、検出センサ位置から音が聞こえてくるようにする。すなわち、運転者には障害物の方から音が聞こえてくることとなるように複数のスピーカ41〜44の作動が制御される。
【0026】
また、障害物が、車両に対して第1の方向および第2の方向に複数存在する場合には、第1の方向と第2の方向の両方向から交互に音が聞こえてくるように、スピーカ制御手段20によりスピーカ41〜44の作動が制御される。図3は、車両前方右方向と後方左方向との両方向から交互に音が聞こえてくる様子を示す模式図であり、両方向に音源があるように運転者には聞こえる。
【0027】
また、図1の符号50は、車速等を表示する車両用計器(表示手段)を示しており、当該計器50は、障害物の車両に対する方向を表示するようになっている。図4は計器50に設けられた表示部51を示しており、図3に示す音の発生とともに、図4に示すように車両前方右方向と後方左方向との両方向に障害物がある旨を表示している。
【0028】
以上により、本実施形態によれば、複数のスピーカ41〜44の作動により、車外の障害物の有無を運転者に警告することに加え、障害物の方向をも報知することができる。しかも、音で障害物の方向を報知するので、運転操作に支障を来すことなく障害物の有無および方向を報知できる。
【0029】
また、障害物が複数存在する場合に、第1の方向と第2の方向との両方向から交互に音が聞こえてくるようになっているので、複数の障害物が異なる方向にそれぞれ存在する場合であっても、複数の障害物の方向を報知することができる。
【0030】
(他の実施形態)
本発明の実施にあたり、左後スピーカ43および右後スピーカ44を廃止して、右前スピーカ41および左前スピーカ42の2つだけにするとともに、周知のステレオダイポール技術を採用して、運転者の前後左右から音が聞こえるような仮想サラウンド音場を作るようにしてもよい。
【0031】
また、本発明の実施にあたり、障害物と車両との距離が短いほど、大きな音で運転者に聞こえるようにすれば、障害物と車両との距離をも運転者に報知することができ、好適である。
【0032】
また、既存のオーディオ装置に備えられたスピーカを本発明の音発生装置に兼用させて、障害物警告装置専用のスピーカを新規に搭載することを不要にして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用障害物警告装置の、各種構成部品の車両搭載位置を示す模式図である。
【図2】図1の車両用障害物警告装置に係る制御系統を示すブロック図である。
【図3】運転者に対して車両前方右方向と後方左方向との両方向から交互に音が聞こえてくる様子を示す模式図である。
【図4】図1の計器50に設けられた表示部51を示す正面図である。
【符号の説明】
41〜44…スピーカ(音発生装置)。

Claims (6)

  1. 車外の障害物の有無を、音発生装置(41〜44)から発生される音により運転者に警告する車両用障害物警告装置であって、
    前記音発生装置(41〜44)を複数備え、
    運転者に対して前記障害物の方から音が聞こえてくるように、前記複数の音発生装置(41〜44)を作動させることを特徴とする車両用障害物警告装置。
  2. 前記障害物が、車両に対して第1の方向および第2の方向に複数存在する場合に、
    前記第1の方向と前記第2の方向とから交互に音が聞こえてくるように、前記複数の音発生装置(41〜44)を作動させることを特徴とする請求項1に記載の車両用障害物警告装置。
  3. 前記障害物の車両に対する方向を表示する表示手段(51)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用障害物警告装置。
  4. 少なくとも2つの前記音発生装置(41〜44)を、運転者の前方かつ左右に1つずつ配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用障害物警告装置。
  5. 少なくとも4つの前記音発生装置(41〜44)を、運転者の前方左右に1つずつおよび後方左右に1つずつ配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用障害物警告装置。
  6. 前記障害物と車両との距離が短いほど、大きな音で運転者に聞こえるようにすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用障害物警告装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112477757A (zh) * 2020-11-25 2021-03-12 广州橙行智动汽车科技有限公司 车辆定向预警方法、装置、车辆和存储介质

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